JPH02266206A - 反射式検査装置 - Google Patents

反射式検査装置

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JPH02266206A
JPH02266206A JP8780889A JP8780889A JPH02266206A JP H02266206 A JPH02266206 A JP H02266206A JP 8780889 A JP8780889 A JP 8780889A JP 8780889 A JP8780889 A JP 8780889A JP H02266206 A JPH02266206 A JP H02266206A
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JP
Japan
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light
inspected
circumferential side
displacement sensor
circumferential
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JP8780889A
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English (en)
Inventor
Ichimasa Karashima
辛島 市誠
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Aichi Steel Corp
Original Assignee
Aichi Steel Corp
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Publication date
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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、周方向に連続する弧状の周側面をもつ被検査
物を位置決めして、その周側面の寸法精度、表面状況等
を非接触方式の光反射式変位センサで検査する検査装置
に関する。
この検査装置は、例えば、ヨーク等の鍛造品に形成され
ている周側面の寸法精度、表面状況等を検査する際に利
用することができる。
[従来の技術] 従来より、周方向に連続するとともに断面で内周側に向
かうにつれて下降傾斜する弧状の周側面をもつ製品が提
供されているが、このような製品の弧状の周側面の寸法
精度、表面状況等を検査することは、容易ではなかった
例えば、近年、自動車部品の分野では、第6図〜第8図
に示すように樹脂製の球体の球状面1゜Oに摺接する周
側面200をもつヨーク201が提供されている。この
ヨーク201の周側面200は第6図に示すように周方
向に連続して弧状をなしていると共に、断面では第8図
に示すように内周200a側に向かうにつれて下降傾斜
している。そしてこのヨーク201の使用時には、ヨー
ク201の端面201aに機械加工で形成された螺孔2
02にシャフト203のおねじ部が螺合され、ヨーク2
01にシャフト203が取着される。
ところでこのヨーク201では、使用の際に、周側面2
00と球状面100とが摺接する関係上、周側面200
の厳格な寸法精度が要求されている。
そのため第8図に示すように、周側面200の中心C1
から所定の径D1で仮想線Sを描き、仮想線Sと周側面
200との交点P3と交点P4との間の肉厚が所定の肉
厚寸法t1であることが要請されており、また、交点P
3と周側面200の中心C1とを結んだ線L1と、交点
P4と中心C1とを結んだ線L2との拡開角度θが所定
の角度であることが要請されている。このようなヨーク
201の周側面200は、周方向に連続するとともにそ
の断面で内周200a側に向かうにつれて下降傾斜して
いるので、その周側面200の寸法精度を検査すること
は、従来のダイヤルゲージ、ノギス等の測定機器では容
易でない。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は上記した実情に鑑みなされたものであり、その
目的は、周方向に連続するとともに断面で内周側に向か
うにつれて下降傾斜する弧状の周側面であっても、該周
側面の寸法精度、表面状況等を容易に検査し得る反射式
検査装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] ところで、周方向に連続するとともに断面で内周側に向
かうにつれて下降傾斜する弧状の周側面に光反射式変位
センサのレーザビーム等を照射し、その反射したレーザ
ビーム等を受光して検査する場合においては、送光部で
照射され周側面で反射したレーザービームが受光部に良
好に受光されない問題が生じた。弧状の周側面は2次元
的な平坦面ではなく、所定の曲率をもつからである。か
かる問題について、本発明者は、鋭意研究を重ねた結果
、本発明者は、光反射式変位センサの送光部および受光
部を、光反射式変位センサの相対移動方向と交差する方
向に並設して配置し、かかる配置でレーザビーム等の検
査光を周側面に照射すれば、送光部で照射し周側面で反
射したレーザビーム等の検査光を受光部で良好に受光し
得ることを見出し、これに基づき本発明を完成させたも
のである。
すなわち、本発明の検査装置は、周方向に連続するとと
もに断面で内周側に向かうにつれて下降傾斜する弧状の
周側面をもつ被検査物の周側面を検査する装置であり、 被検査物を保持して被検査物の位置決めを行う位置決め
台と、 位置決め台で位置決めされた被検査物の周側面に検査光
を照射する送光部と、周側面で反射した検査光を受ける
受光部とをもち、周側面の表面の変位を測定する光反射
式変位センサと、光反射式変位センサを位置決め台に対
して相対移動させて周側面を横断させる駆動部とで構成
され、 光反射式変位センサの送光部および受光部は、光反射式
変位センサの相対移動方向と交差する方向に並設して配
置されていることを特徴とするものである。
本発明の検査装置で検査される被検査物としては、周方
向に連続するとともに断面で内周側に向かうにつれて下
降傾斜する弧状の周側面をもつものであり、例えば、鍛
造品、鋳造品、プレス加工品、溶接品、樹脂成形品、セ
ラミックス成形品等のいずれでもよい。
位置決め台は被検査物を保持して位置決めするものであ
る。位置決め台には、検査窓と球状抑圧面とを形成する
ことができる。検査窓は、被検査物の周側面の検査すべ
き部分に開口しており、例えばスリット状とすることが
できる。球状押圧面は、球体や半球体で形成しても、球
体や半球体の一部で形成してもよい。球状押圧面は、被
検査物の周側面に当接可能である。球状押圧面を被検査
物の周側面に当接するにあたっては、例えば、位置決め
台をエアシリンダ装置、油圧シリンダ装置等に接続し、
エアシリンダ装置、油圧シリンダ装置の作動で球状押圧
面を被検査物の周側面に当接する手段を採用できる。
光反射式変位センサは、被検査物の周側面の検査すべき
部分に検査光を照射して、周側面の照射位置の変位を測
定するセンサである。光反射式変位センサは、周側面に
検査光を照射する送光部と、反射した検査光を受ける受
光部とで構成されている。検査光としてはレーザビーム
を用いることができる。従って、送光部は、例えば、レ
ーザビームを照射する半導体レーザ等のレーザ発聾器と
、送光レンズ系とから形成できる。受光部は、受光レン
ズ系と位置検出素子とから形成できる。位置検出素子と
しては、PSD (Pos + t + onSens
itive  Detector)またはCCDなどの
レーザ受光素子を採用できる。PSDは、受光面をもつ
光スポツト位置検出用半導体であり、受光面に光スポッ
トをうけると両端の電極から光スポットまでの距離に逆
比例した電流を出力するものである。PSDでは、被検
査物の照射位置が変位していると、PSDで受ける光ス
ポットがPSD上で移動するので、PSDの出力電流値
から三角測量法により、被検査物の周側面の変位置を測
定することができる。
本発明の検査装置では、光反射式変位センサおよび位置
決め台の少なくとも一方を移動させ、光反射式変位セン
サと位置決め台とを相対移動させるだめの駆動部が設け
られている。この場合、駆動部の駆動により、光反射式
変位センサの検査光を被検査物の周側面で横断させるこ
とができる。
駆動部としては例えばステッピングモータ装置、シリン
ダ装置を採用できる。
さて本発明の検査装置では、光反射式変位センサの送光
部および受光部は、光反射式変位センサの相対移動方向
と交差する方向で配置されている。
本発明の検査装置では、光反射式変位センサの出力信号
に応じて被検査物の周側面の検査すべき部分の良否を判
定する制御部を設けることが望ましい。
[作用] 本発明の検査装置の作用についてその使用方法と共に説
明する。まず、位置決め台により被検査物を位置決めし
て保持する。位置決めした後、光反射式変位センサから
検査光を被検査物の周側面に向けて照射する。すると、
検査光は被検査物の周側面の検査すべき部分で反射され
る。反射した検査光は受光部に受けられる。検査する際
、駆動部により光反射式変位センサが位置決め台に相対
移動し、検査光が被検査物の周側面を横断する。
これにより被検査物の周側面の照射位置の変位が測定さ
れる。
本発明の検査装置では、光反射式変位センサの送光部お
よび受光部は、光反射式変位センサの相対移動方向と交
差する方向で並設して配置されている。そのため、送光
部で照射されかつ周側面で反射された検査光を受光部で
良好に受けとることができる。
[実施例] 本発明の検査装置の一実施例について図面を参照して説
明する。
(実施例の構成) まず説明の便宜上、被検査物5について説明する。この
被検査物5は前記したヨークと同じで必り、その周側面
6.7は、周方向に弧状に連続していると共に、第1図
のごとく内周6a、7a側が下降傾斜しているものであ
る。
さて本実施例の検査装置について説明する。この検査装
置では、第1図に示すように、位置決め台1は、囲路の
エアシリンダ装置で作動されるものであり、上下1組で
構成されており、基部2と、基部2に配設された金属製
の押圧部3とで形成されている。第2図は上側の位置決
め台1の平面図を示すものである。第2図に示すように
、位置決め台1には、直線スリット状にのびる検査窓4
か形成されている。上側の位置決め台1の検査窓4は、
被検査物5の上側の周側面6の検査すべき部分に開口す
るものである。下側の位置決め台1の検査窓4は、被検
査物5の下側の周側面7の検査すべき部分に開口するも
のである。検査窓4の幅は2〜5mmであり、検査窓4
の長さは60〜70mmである。
さらに各押圧部3には球状押圧面8が形成されている。
球状押圧面8は、球体を形成する外面の一部で形成され
ている面でおる。本実施例では球状押圧面8の半径は5
2.28mmに設定されている。各球状押圧面8は、被
検査物5の周側面6及び7に当接可能でおる。ここで、
2個の球状抑圧面8は、第1図から明かなように、面対
称とされている。尚本実施例では、被検査物5の周側面
6及び7は第1図から明らかなように、中心を通る面を
介して面対称とされている。
第1図に示すように上側の位置決め台1の上方には上案
内レール部9が付設されている。上案内レール部9には
上ヘツド10が上案内レール部9にそって移動可能に設
けられている。上ヘツド10には光反射式変位センサ1
1が設けられている。
光反射式変位センサ11は、送光部11aと受光部11
bとで構成されている。送光部11aは、レーザビーム
を照射するレーザ発振器と送光レンズ系とから形成され
ている。レーザ発振器は半導体レーザ光(波長790n
m>を発掘する発振器である。受光部11bは、囲路の
受光レンズ系と位置検出素子としてのPSDとから形成
されている。
また、下側の位置決め台1の下方には下案内レール部1
2が付設されている。下案内レール部12には下ヘツド
13が下案内レール部12にそって移動可能に設けられ
ている。下ヘツド13には光反射式変位センサ14が設
けられている。
光反射式変位センサ11と同様に、光反射式変位センサ
14は、送光部14aと受光部14bとで構成されてい
る。送光部14aは、半導体レーザ光を発撮するレーザ
発振器と囲路の送光レンズ系とから形−成されており、
受光部14bは、受光レンズ系と位置検出素子としての
PSDとから形成されている。
受光部11b、14bのPSDの受光面では、周側面6
.7の変位に応じて、PSDの受光面で受けるレーザビ
ームスポットの位置が移動する。
そのため、受光部11bのPSDから出力される電流値
から三角測量法により、被検査物5の上側の周側面6の
照射位置の変位を精度よく測定することができる。同様
に、受光部14bのPSDから出力される電流値から三
角測量法により、被検査物5の下側の周側面7の照射位
置の変位を精度よく測定することができる。尚、光反射
式変位センサ11.14は、基準距離が40mm、測定
範囲が±3mmのものである。
本実施例では、上ヘツド10を上案内レール部9にそっ
て間欠的に移動させる駆動部としての駆動モータ16が
設けられている。更に、下ヘツド13を下案内レール部
12にそって間欠的に移動させる駆動部としての駆動モ
ータ17が設けられている。駆動モータ16.17は、
本実施例では具体的にはステップモータを用いている。
上ヘツド10、下ヘツド13の走行速度は本実施例では
100〜200m/SeCである。
本実施例の検査装置では、光反射式変位センサ11.1
4の受光部11b、14bのPSDの出力信号に応じて
被検査物5の上側の周側面6および下側の周側面7の検
査すべき部分の良否を判定する制御部18が設けられて
いる。第1図に示すように制御部18は、光反射式変位
センサ11.14の受光部11b、14bのPSDから
の出力信号が信号線15を介して入力されこれを増幅す
るセンスアンプ19と、センスアンプ19の出力信号を
A/D変換するA/Dコンバータ20と、制御回路部2
1と、メモリ22とを備えている。
制御回路部21はインターフェースを内蔵するマイクロ
コンピュータで形成されている。PSDは環境温度の変
動により出力値が影響をうけるので、制御回路部21は
温度補償機能をもつ。制御回路部21は信号線23を介
して駆動モータ16.17にそれぞれ接続されている。
又、制御回路部21はCRTデイスプレィ24に接続さ
れている。
さて、本実施例の検査装置では、第2図に示すように光
反射式変位センサ11の送光部1’laおよび受光部1
1bは、光反射式変位センサ11の移動方向である矢印
X方向と交差する方向であるY方向で並設して配置され
ている。同様に、光射式変位センサ14の送光部14a
および受光部14bは、光反射式変位センサ14の移動
方向である矢印X方向と交差する方向である矢印Y方向
で並設して配置されている。
(実施例の作用) 次に、本実施例の検査装置の使用方法についてその作用
と共に説明する。先ず、2個1組の位置決め台1間に被
検査物5をセットした状態で、囲路のエアシリンダ装置
を駆動して位置決め台1を作動し、上側の位置決め台1
の球状押圧面8で被検査物5の上側の周側面6を押圧し
、同様に、囲路のエアシリンダ装置を駆動して下側の位
置決め台1を作動し、下側の位置決め台1の球状押圧面
8で被検査物5の下側の周側面7を押圧する。押圧は緩
かに行なう。この結果、被検査物5は正しく位置決めさ
れ、ずれ動かぬように挟持される。
このように位置決めされた状態では、第2図に示すよう
に、上側の位置決め台1の検査窓4は、被検査物5の上
側の周側面6の検査すべき部分に対向している。同様に
、下側の位置決め台1の検査窓4も、被検査物5の下側
の周側面7の検査すべき部分に対向している。
上記したように位置決めした後、光反射式変位センサ1
1.14を矢印X方向へ所定量移動させ、停止させた俊
、停止した光反射式変位センサ11.4から検査光とし
てのレーザビーム(波長780μm)を照射する。照射
の際に光反射式変位センサ11.14を停止させるのは
、計測誤差を少なくするためである。上記のように照射
すると、光反射式変位センサ11の送光部11aのレー
ザ発振器から照射されたレーザビームは、上側の位置決
め台1の検査窓4を通過し、被検査物5の上側の周側面
6の検査すべき部分に照射される。なお、レーザービー
ムのスポット径は周側面6.7の面粗さの影響を少なく
するための0.5μmである。
そして、第3図に示すように、所定の入射角αで照射さ
れたレーザビームは、上側の周側面6の検査すべき部分
で反射角βで反射して上側の位置決め台1の検査窓4を
通過し、光反射式変位センサ11の受光部11bのPS
Dに受けられる。尚、入射角α、反射角βは微小角度で
ある。
同様に、光反射式変位センサ14の送光部14aのレー
ザ発振器から照射されたレーザビームは、下側の位置決
め台1の検査窓4を通過し、被検査物5の下側の周側面
7の検査すべき部分に照射される。そして、照射された
レーザビームは、下側の周側面7の検査すべき部分で反
射して下側の位置決め台1の検査窓4を通過し、光反射
式変位センサ14の受光部14bのPSDに受けられる
本実施例では、光反射式変位センサ11.14の送光部
11a、14a、受光部11b、14bは、光反射式変
位センサ11.14の移動方向であるX方向と直交する
方向である矢印Y方向に並設して配置されているので、
周側面6.7が周方向に連続すると共に内周6a、7a
側が下降傾斜している場合であっても、周側面6.7の
照射位置で反射したレーザビームは受光部11b、14
bに良好に受光される。
本実施例では駆動モータ16の駆動で上ヘツド10が上
案内レール部9にそって矢印X方向へ移動するので、光
反射式変位センサ11の送光部11aのレーザ発振器か
らのレーザビームは、被検査物5の上側の周速面6をス
キャンして横断する。
同様に駆動モータ17の駆動で下ヘツド13が下案内レ
ール部12にそって矢印X方向へ移動するので°、光反
射式変位センサ14の送光部14aのレーザ発振器から
のレーザビームは、被検査物5の下側の周側面7をスキ
ャンして横断する。
ところで、受光部11b、14bのPSDからの出力信
号は、信号線15を介してセンスアンプ19に入力され
、A/Dコンバータ20を介して制御回路部21に入力
される。すると、制御回路部21は、各PSDからの出
力信号に応じて演算し、CRTデイスプレィ24に画像
を形成すると共に、被検査物5が良品であることを示す
rOKJ信号、被検査物5が不良品であることを示す「
NG」信号を出力する。
次に、制御回路部21を構成しているCPUが行う動作
を第9図のフローチャートを参照して説明する。即ち、
図示しない起動スイッチが投入されると、ルーチンが開
始され、ステップ5100に進む。ステップ5100で
は、レジスタ、メモリ等を初期状態に設定する。ステッ
プ3102では、カウント数を「1」インクリメントす
る。ステップ5104では、駆動モータ16.17を所
定時間駆動する。この結果、上ヘツド10が上案内レー
ル部9にそって所定量(例えば0.2mm)前進し、下
ヘツド13が下案内レール部12にそって所定量(例え
ば0.2mm>前進する。ステップ8106では、光反
射式変位センサ11.14の送光部11a、14aのレ
ーザ発振器からレーザビームを照射する。ステップ51
08では、光反射式変位センサ11.14の受光部11
b、14bの各PSDの出力信号に応じたデータをメモ
リ22にストアする。ステップ8108では、カウント
数が所定回数か否か判定し、所定回数でなければステッ
プ5102にリターンし、所定回数であればステップ5
112で駆動モータ16.17を停止する。ステップ5
114では、データ処理サブルーチンを実行する。
即ち、データ処理サブルーチンでは、光反射式変位セン
サ11で測定された被検査物5の上側の周側面6に関す
るX座標の値、X座標の値、及び、被検査物5の下側の
周側面7に関するX座標の値、X座標の値から次の(1
)から(7)の処理を行なう。
(1)第4図に示すように、周側面6についてのyl、
周側面7についてのy2、他方の周側面6についてのy
3、他方の周側面7についてのy4の直線式を求める。
この場合、y1=a1+b1X1、y2=a2+b2X
2、y3=a3+b3X3、y4=a4+b4X4の各
式の項にX座標のデータをXL X2、X3、X4に代
入すると共に、X座標のデータをyl、y2、y3、y
4に代入し、これによりal、a2、a3、a4の値、
bl、b2、b3、b4の値を求める。尚X座標の値は
駆動モータ16.17の入力パルスで知られ、X座標の
値はPSDの出力値より知られる。
(2)bl、b2、b3、b4から、第4図の直線式y
1の傾斜角度θ1、直線式y2の傾斜角度θ2、直線式
y3の傾斜角度θ3、直線式y4の傾斜角度θ4を求め
る。
(3)(θ1+02)から周側面6及び周側面7の角度
θr1を算出し、(θ3+04)から周側面6及び周側
面7の角度θr2を求める。
(4〉直線式y1と直線式y2との交点U1を求めると
共に、直線式y3と直線式y4との交点U2を求める。
(5)交点U1と交点U2とから被検査物5の周側面6
.7の中心C3求める。
(6)中心C3からr=’19mm(7)円周ト直線y
1、y2、y3、y4との交点P1、P2、P3、P4
を求める。
(7〉交点P1のX座標と交点P2のX座標との和を肉
厚寸法tr1とし、交点P3のX座標と交点P4のX座
標との和を肉厚寸法tr2とする。
(8)そして、前記したように求められた肉厚のデータ
tr1と、予め記憶されていた所定の基準データtc1
とを比較し、その差の絶対値1tri−tcllを求め
る。同様に、求められた肉厚のデータtr2と、予め記
憶されていた所定の基準データtC2とを比較し、その
差の絶対値1tr2−tc2+を求める。
また、角度の測定データθr1と予め記゛臘されていた
所定の基準データθC1とを比較し、その差の絶対値1
θr1−OCllを求める。同様に、測定データθr2
と予め記憶されていた所定の基準データθC2とを比較
し、その差の絶対値10r2−θc21を求める。
そして、ステップ5116で、1tr1−tcllの値
、1tr2−tc21の値、1θr1−θc11の1直
、1θr2−θc21の1直が、それぞれ基準値の範囲
内にあるか否かを判定し、基準値の範囲内にあれば、ス
テップ8118に進み、CRTデイスプレィ24にrO
KJの信号を出力し、そのルーチンを終了する。
一方、ステップ8116で判定した結果、1trl−t
cilの値、1tr2−tc2+の値、θr1−θc1
tの値、1θr2−θC21の値のいずれかが、基準値
の範囲外にあれば、ステップS120に進み、CRTデ
イスプレィ24にrNGJの信号を出力し、そのルーチ
ンを終了する。
(実施例の効果) 上記したように本実施例では、位置決め台1で被検査物
5の周側面6.7を保持し、光反射式変位センサ11.
14からのレーザビーム照射によりその被検査物5の周
側面6.7の寸法精度、表面状況等を迅速に判定するこ
とができる。
特に本実施例では、光反射式変位センサ11の送光部1
1aおよび受光部11bは、光反射式変位センサ11の
移動方向である矢印X方向と交差する方向であるY方向
で並設して配置されており、同様に、光射式変位センサ
14の送光部14aおよび受光部14bは、光反射式変
位センサ14の移動方向でおる矢印X方向と交差する方
向である矢印Y方向で並設して配置されている。そのた
め、被検査物50周側面6および周側面7が周方向に連
続すると共に断面で内周6a、7a側が下降傾斜してい
る場合でおっても、照射位置で反射したレーザビームを
受光部11b、14bの各PSDで良好に受は止めるこ
とができる。
(他の実施例) また、位置決め台1を被検査物5の周側面6、周側面7
の周方向に回転できる回転手段を設けることもできる。
このようにすれば、上方の位置決め台1の球状押圧面8
を上昇させて位置決め台1による被検査物5の挟持を解
除し、下方の位置決め台1の球状押圧面8に被検査物5
を載置した状態とし、その状態で下方の位置決め台1を
周方向へ回転させれば、下方の位置決め台1に載置され
ている被検査物5の方向転換を行うことができ、そして
方向転換後、再び、上方の位置決め台1を降下させ、上
方の位置決め台]と下方の位置決め台1とで被検査物5
を挟持する。その状態で光反射式変位センサ11を移動
させれば、方向転換した被検査物5の周側面6.7を測
定できる。この場合には、被検査物5を方向転換させた
後においても、レーザビームを周側面6.7に照射でき
るように、別の検査窓を設ける。
なお、場合によっては、位置決め台1を非回転方式とし
、その代りに、光反射式変位センサ11.14を被検査
物5の周方向6へ回転できるようにしてもよいものでお
る。
(適用例〉 第5図は本実施例の検査装置の適用例を示す。
この適用例では、冷間鍛造プレス装置30で成形された
被検査物5を搬入搬出用ロボット31で冷間鍛造プレス
装置30から本実施例の検査装置の位置決め台1に移し
変える。移し変えた後に、2f17!11絹の位置決め
台1で被検査物5を挟持して位置決めする。そして、被
検査物5の寸法精度の測定が終了したら、被検査物5を
ロボット32でパレット33へ移し、ベルトコンベヤ等
で次工程へ搬送する。
[発明の効果] 以上説明したように本発明の検査装置によれば、位置決
め台で被検査物の周方向に伸びる周側面を保持し、その
被検査物の周側面に光反射式変位センサが検査光を照射
するので、その被検査物の周側面の寸法精度、表面状況
等を迅速に測定することができる。
また、本発明の検査装置によれば、光反射式変位センサ
の送光部および受光部は、光反射式変位センサの移動方
向と交差する方向で並設して配置されており、そのため
、被検査物の周側面が周方向に連続すると共に断面で内
周側が下降傾斜している場合であっても、照射位置で反
射した検査光を受光部で良好に受は止めることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の検査装置の模式図、第2図は被検査
物を保持した位置決め台の平面図であり、第3図は被検
査物の周側面にレーザビームを照射している状態を模式
的に示す斜視図、第4図はCRTデイスプレィに表示し
た画像の模式図、第5図は適用例を示す模式図、第6図
は被検査物の平面図、第7図は被検査物に軸を取付けた
状態の平面図、第8図は被検査物の使用状態の要部の断
面図である。第9図は制御回路部を構成しているCPU
のフロチャートである。 図中、1は位置決め台、4は検査窓、5は被検査物、6
および7は周側面、8は球状押圧面、11.14は光反
射式変位センサ、11a、14aは送光部、11b、1
4bは受光部、16.17は駆動モータ(駆動部)をそ
れぞれ示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)周方向に連続するとともに断面で内周側に向かう
    につれて下降傾斜する少なくとも弧状の周側面をもつ被
    検査物の前記周側面を検査する装置であり、 前記被検査物を保持して前記被検査物の位置決めを行う
    位置決め台と、 前記位置決め台で位置決めされた前記被検査物の前記周
    側面に検査光を照射する送光部と、前記周側面で反射し
    た前記検査光を受ける受光部とをもち、前記周側面の表
    面の変位を測定する光反射式変位センサと、 前記光反射式変位センサを前記位置決め台に対して相対
    移動させて前記検査光を前記周側面で横断させる駆動部
    とで構成され、 前記光反射式変位センサの前記送光部および前記受光部
    は、前記光反射式変位センサの相対移動方向と交差する
    方向に並設して配置されていることを特徴とする反射式
    検査装置。
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