JPH02266006A - プレキャストコンクリート版の連結構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はプレ式ヤス１〜コンクリート版を使用した道路
舗装や空港や工場敷地等の床盤横築において、並べて敷
設したプレキャストコンクリ−１−版相互間を連結する
ための連結構造に関する。

（従来の技術） 従来、道路舗装や、地面上のコンクリ−１〜床盤の横築
にプレ上ヤス１〜コンクリート版（以下９０版と記す）
が使用されている。この９０版による舗装は、工場にて
あらかじめ製造された９０版を施工現場に敷設するもの
であるため、工期が短く、空港のように使用不能時間を
極力短くする必要がある場合に有利であり、また補修に
際しても一枚の９０版を単位として部分的に取換えが可
能なため、短時間で新規構築時に近い状態に復元できる
という利点がある。

このような９０版による舗装に際し、並べて敷設したＰ
Ｃ版相互間を連結する必要があり、このため従来は、第
４図に示すように一方の２０版１ａの端面に棒ｇｉ２を
突設しておき、これを他方の２０版１ｂの端部の切欠部
分に埋め込むようにしたものや、第５図に示ずように一
方のＩ〕Ｃ版１ａの端面に棒鋼収容穴３をありるととも
に、これに連通ずる棒鋼挿入穴４を他方のｌ）　Ｃ版ｌ
ｂの端面にあけておき、棒鋼収容穴３内に収容した棒鋼
２を操作用穴５を使用して押し出して、その先端を棒鋼
挿入穴４内に押し込み、両穴４，５内にクラウド６を注
入して一体化させるもの、更には第６図に示すように両
ＰＣ版１ａ、ｌｂの両側にまたからせ、両端を両ＰＣ版
表面に開口さぜな弧状の棒鋼挿入穴７，７をあげておき
敷設後、両穴７７にまたがらせて弧状の棒鋼２を挿入し
、クララ１〜６を注入して一体化させるもの等がある。

（発明か解決しようとする課題） 上述の如き従来のＰＣ版連結桶造ては、両ＰＣ版を連結
するための鋼材が全てクラウドにより２０版と一体化さ
れているため、クララｌ−が必要な強度に達するまでに
時間がかかる。また、補修のための２０版の取換えには
、この棒鋼を切断する必要がある。しかし、連結のため
の鋼材は、通常高強度のものを多数使用するものである
ため、その切断作業に長時間を要することとなり、作業
能率が悪いという問題があった。

本発明はこのような従来の問題にかんがみ、Ｆ）０版相
互の連結が短時間で強固になし得らｔｒ−１しかも、２
０版の取り換えに際しては連結鋼材を切断することなく
、短時間て簡単に行い得る２０版の連結構造の提供を目
的としたちのである。

（課題を解決するための手段） 上述の如き従来の問題を解決し、所期の目的を達成する
ための本発明の２０版の連結構造の特徴は敷設用基盤上
に互いに隣り合わせに並べて敷設される２０版の互いに
接合される一方側の接合端面に連結鋼材収容穴をＩ’！
ｔｔｉえ、該連結鋼材収容穴に長手方向にのみ出没移動
自在に連結鋼材が収容され、かつ、前記２０版の互いに
接合される他方側の接合端面に、前記連結鋼材収容穴の
開口部と連通ずる開口部を有するとともに、上方がＰＣ
版上面に開設自在な閉鎖された鋼材連結作業穴を有し、
該鋼材連結作業穴の内にて、前記連結鋼材の先端を２０
版に取り外し自在にねじ止めさゼることにある。

（作用） この連結構造による２０版の連結の際は、一方の２０版
の連結鋼材収容穴内に連結鋼材を収容しておき、他方の
２０版を並べて設置した後、連結鋼材を引き出し、両Ｐ
Ｃ版にまたからぜな状態で、その先端を他方の２０版に
ねじ止めし、鋼材連結作業穴の」二面を閉鎖する。また
、いずれかのＰ　Ｃ版を取り換える際には、鋼材連結作
業穴を開き、連結鋼材をねし止めしているねじを取り外
し、連結鋼材を連結鋼材収容穴内に押しもどした状態で
取り換えようとする２０版を持ち−Ｌげることもてきる
。

（実施例） 次に本発明の実施例を第１図〜第３図について説明する
。

図において１０ａ、、］、Ｏｂは並へて設置され、互い
に連結される２０版である。その一方のＰＣ版］、、　
Ｏａには、その端面に開口させた連結鋼材収容穴１１が
形成されている。この連結＠材収容穴１］は断面か逆Ｔ
型に形成され、その内部にこれと同じ断面形状をした連
結鋼材１２が出入自在に収容され、その先端が、他方の
ＰＣ版］、　Ｏｂ側に突出されている。なお、連結鋼材
収容穴１１は連結鋼材１２の全部が収容てきる長さに形
成されている。

他方の９０版１０ｂには、前述した連結鋼材収容穴１１
に対向する位置に鋼材連結作業穴１４が設けられている
にの連結作業穴１４、は９０版１０ｂの端面位置に埋設
した金属製の函体１５をもって構成されている。この函
体１５は、２０版１０ａの端面側に連結鋼材収容穴１１
に連通する鋼材挿入窓１６か開口され、上方が９０版１
０ｂの表面に開設され、その上方開放部か蓋材１７によ
り開設可能に閉鎖されている。また函体１５の底板１５
ａにはボルト挿入孔１５ｂが開口され、これに連通ずる
ナラ１−１９か裏面に固着されている。この函体１５内
に、その鋼材挿入窓１６より前述した連結鋼材１２の先
端が挿入され、この鋼材１２に貫通開口させなポルｌ−
穴を通してポルｌ〜１８がナツト１９に螺合されること
により、連結鋼材１２の先端を２０版１０ｂに固定して
いる。

なお、図において２０はポル１〜用の座板であり、２１
は注入パッドである。この注入パッド２１は第２図、第
３図に示すように膨縮自在な袋状をなし、縁部に注入口
２２か設けられるとともに、表裏に貫通させてホルト挿
通穴２３が設けられいる。

そして、縮めた状態で連結鋼材１２下に敷設し、内部に
レジンを注入して膨張させることにより連結鋼材１２と
函体１５の底板１５ａとの間隙を埋めている。このよう
に構成される連結構造による２０版１０ａ、１０ｂの連
結に際しては、連結鋼材１２を一方のドＣ版１０ａの連
結鋼材収容穴１１内に全部を挿入した状態て収容してお
き、両ＰＣ版１０ａ、１０ｂを互いに並べて所定高さに
設置した後、連結作業穴１４の蓋材１７を取り外して函
体１５内に連結鋼材１２の先端を引き出してポルＩ・１
８により固定し、蓋材１７を嵌め込んで」一方開放部を
閉鎖する。

また、いずれかのＰＣ版１．０　ａ又は１０ｂのみの取
り換え時には蓋材］７を取ってポル１−１８を外し、連
結鋼材１７の全体を連結鋼材収容１１内に押し込む。こ
れによっていずれか一方の２０版を残したままで他方を
除去できる。

（発明の効果） 上述したように本発明の２０版の連結構造は、一方の２
０版の端面に連結鋼材を出入自在に収容しておき、他方
の２０版には、その連結鋼材が挿入され、上方が開放可
能な連結作業穴を設け、その連結作業穴内にて連結鋼材
の先端を２０版にねじ止めしたことにより、２０版の補
修等のための取り換えに際し、連結鋼材を切断すること
なく、両ＰＣ版を分離することがてき、作業か容易とな
り、しかも残されることとなる連結鋼材もしくは鋼材連
結作業穴はそのまま再度使用できるなめ、経済的である
とともに取り換えられた２０版の連結作業に新たな穴あ
けが不要となって作業性の良いものである。更に、従来
のように鋼材を埋設して２０版と一体化させるためのク
ラウドを使用しないため、その硬化に要す時間を考慮す
る必要かなくなり、連結が短時間で完了することとなっ
なものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の連結部分の一部を示す平面図
、第２図は同縦断面図、第３図は第２図中の■−■線断
面図、第４図〜第６図はそれぞれ別々の従来例の断面図
である。 １０　ａ、　１０　ｂ・−・−２０版、１１・・・・・
・連結鋼材収容穴、１２・・・・・・連結鋼材、１４・
・・・・・連結作業穴、１５・・・・・・函体、１６・
・・・・・鋼材挿入窓、１７・・・・・・蓋材、１８・
・・・・・ボルト、１つ・・・・・・ナツト、２０・・
・・・・座板、２］・・・・・・注入パ・ンド、２２・
・・・・・注入口、２３・・・・・・ポル）・挿通穴。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 敷設用基盤上に互いに隣り合わせに並べて敷設されるプ
   レキャストコンクリート版の互いに接合される一方側の
   接合端面に連結鋼材収容穴を備え、該連結鋼材収容穴に
   長手方向にのみ出没移動自在に連結鋼材が収容され、か
   つ、前記プレキャストコンクリート版の互いに接合され
   る他方側の接合端面に、前記連結鋼材収容穴の開口部と
   連通する開口部を有するとともに、上方がプレキャスト
   コンクリート版上面に開設自在な閉鎖された鋼材連結作
   業穴を有し、該鋼材連結作業穴の内にて、前記連結鋼材
   の先端をプレキャストコンクリート版に取り外し自在に
   ねじ止めさせてなるプレキャストコンクリート版の連結
   構造。