JPH0226598Y2 - - Google Patents

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JPH0226598Y2
JPH0226598Y2 JP1226287U JP1226287U JPH0226598Y2 JP H0226598 Y2 JPH0226598 Y2 JP H0226598Y2 JP 1226287 U JP1226287 U JP 1226287U JP 1226287 U JP1226287 U JP 1226287U JP H0226598 Y2 JPH0226598 Y2 JP H0226598Y2
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JP
Japan
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main shaft
spindle
locking arm
locking
cutting tool
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JP1226287U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動的に、多種の加工を施すこと
ができると共に作業位置に割出しされる主軸の刃
具姿勢を常に一定にすることができる主軸ロツク
機構付主軸割出し形自動工作機械に関する。
(従来の技術) 従来より、予め刃具を装着された複数の回転形
主軸の中から特定の主軸を自動的に作業位置に割
り出してワークを順次加工していく主軸割出し形
自動工作機械は周知である。
(考案が解決しようとする問題点) 上記の主軸割出し形自動工作機械においては、
ワークに施すべき加工の種類によつて、多種の加
工を自動的に施し得る機能を具備すると同時に、
作業位置に割出しされる主軸の刃具姿勢を自動的
に常に一定にする機能を具備することを要求され
る場合がある。
本考案はかかる要求を簡易な構造で実現させ得
る主軸ロツク機構付主軸割出し形自動工作機械を
提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案に係る主軸ロツク機構付主軸割出し形自
動工作機械は上記目的を達成するために、第1図
及び第2図に示すように、主軸10と刃具13の
相対位置を嵌合構造により一定に成し、また作業
位置Bに割出しされて回転している主軸10を一
定角度位置で停止させる主軸位置決め機構と、作
業位置B以外の一定位置に割出しされた主軸10
の刃具13を交換する刃具交換機構12とを設け
てあり、且つ、各主軸10…を包囲するケース1
9の外面には各主軸10に対向する係止アーム3
2を枢着して該係止アーム32の嵌合部32aを
適宜な付勢手段34により主軸10側へ付勢させ
る一方、主軸10の一定位置には前記係止アーム
32の嵌合部32aが嵌脱する嵌合部10aを形
成してあり、また、作業位置Bに割出しされた主
軸10に嵌合している係止アーム32を自在に非
嵌合状態にさせる係止解除装置18を設けしめて
成ることを特徴とする。
(作用) 作業位置Bに割出しされて係止解除装置18に
より係止アーム32との嵌合を解除された状態下
で回転している主軸10は必要に応じて自動的に
停止させられるが、この際、主軸10は主軸位置
決め機構により必ず一定角度位置で停止させられ
る。これに続いて、係止解除装置18が作動させ
られて、係止アーム32の嵌合部32aは付勢手
段34に基づく付勢力により主軸10の嵌合部1
0aに嵌合させられ、主軸10はその回転をロツ
クされた状態になる。この後、必要に応じて別の
主軸10が作業位置Bに割出しされると、係止解
除装置18が再び係止アーム32と主軸10の嵌
合を解除させるべく作動し、係止アーム32をそ
の反付勢側へ変位させることから、係止アーム3
2の嵌合部32aは主軸10の嵌合部10aから
脱出させられ、それまで回転をロツクされて一定
角度位置を維持していた主軸10は回転可能状態
となる。
一方、係止アーム32により回転をロツクされ
たまま、刃具交換位置Tに割出しされた主軸10
の刃具13は、必要に応じて刃具交換機構12に
より別の刃具13と、刃具13姿勢を一定に保持
された状態下で交換される。かくして交換された
別の刃具13は主軸10との相対姿勢を、以後、
嵌合構造により常に一定に保持させらることにな
る。
しかして、多種の加工を可能にすべく主軸10
の刃具13を他の刃具13と交換することができ
る上に、作業位置Bに割出しされた主軸10の刃
具13姿勢を常に一定に保持することが可能にな
るのである。
(実施例) 以下、本考案の具体例を例示図に基づいて説明
する。
第1図及び第2図は本考案に係る主軸ロツク機
構付主軸割出し形自動工作機械の範疇に入るタレ
ツト式マシンニング・センターを示す。図中、1
は基台2に対し前後方向に変位自在と成された下
部摺動台で、上方にはこの下部摺動台1に対し左
右方向に変位自在となされた上部摺動台3が設け
られている。この上部摺動台3からは主軸台4を
摺動面5に沿つて上下摺動自在に支持するコラム
6が立設され、これの頂部に横設されたビーム7
の一端側には制御盤8が吊設される一方、他端側
には制御装置9が配設されている。前記主軸台4
には複数の主軸10…を放射状に配されたタレツ
トヘツド11が回転固定自在に装着されていて、
作業位置Bである最下位置に割出しされた主軸1
0のみが回転駆動される構成である。12は刃具
交換位置Tである最上位置に割出しされた主軸1
0に装着されている刃具13を必要に応じて自動
的に交換する刃具交換機構であり、本例では出願
人が先の出願において既に提案を済ませた装置、
すなわち多くの刃具13を貯蔵すると共に刃具1
3を貯蔵すべき空所を設けられて成るツールホル
ダー円板14を適宜に上下・前後・回転変位させ
ることにより、これに設けた図示しないツール把
持手段により主軸10の刃具13をツールホルダ
ー15と共に抜き取り、別の刃具13をツールホ
ルダー15と共に装着するようにして成る装置を
設けてあるが、これに限らず他の公知の刃具交換
装置を設けても何等差し支えない。また、作業位
置に在る主軸10を回転駆動するための図示しな
い駆動機構がコラム6や主軸台4の内部等に配設
されるのであるが、この駆動機構には従来より公
知の主軸位置決め機構が組み込まれており、この
主軸位置決め機構によつて主軸10の回転が一定
位置に停止させられることにあるのである。な
お、17及び18は詳細を後述する主軸ロツク機
構、及びこの主軸ロツク機構17を解除させる係
止解除装置である。
前記各主軸10はタレツトヘツド11と一体構
成の第2図に示すようなケース19によりベアリ
ング20…を介して回転のみ自在に支持されてお
り、その端部には刃具13の固定されたツールホ
ルダー15のテーパ部15aを嵌入するためのテ
ーパ穴21が設けられると共に、その端面には嵌
合構造としての、前記ツールホルダー15の切欠
15b…(第3図参照)に嵌入するキー22…が
固設されており、且つ、中心部には前記テーパ穴
21に連通する中心穴23が設けられていてこれ
の内部にツールホルダー15の膨大部15cを握
持解放する係止手段24が設けられている。この
係止手段24は出願人が先の出願で既に提案を済
ませたものであるが、略述すれば、ツールホルダ
ー15の膨大部15cに係脱するボール25…
と、このボール25…を主軸10の半径方向に案
内する案内筒26と、この案内筒26に先端部が
外嵌させられていて中心穴23に沿つて移動させ
られることによりボール25…を斜面部27aで
半径方向に押圧することとなる摺動筒27と、ツ
ールホルダー15の膨大部15cを背後から押圧
するプツシユロツド28、及びバネ29等とから
成つていて、前記した刃具交換機構12が刃具1
3の固定されたツールホルダー15を主軸10か
ら抜き取る時点であつて把持手段がツールホルダ
ー15をつかんだ直後に、膨大部15cの係止を
解除すべく作動し、また刃具交換機構12が別の
刃具13の固定されたツールホルダー15を主軸
10のテーパ穴21に挿し入れた直後に膨大部1
5cを係止するように作動する。なお、30は前
記ケース19の一部を成すカバーであり、主軸1
0の軸方向変位を阻止するためのものである。
前記各主軸10…を囲包し支持する前記各ケー
ス19の外面後部には切り込み部分31を形成し
てあつて、この切り込み部分31の内方に側面視
鉤状の係止アーム32が主軸10の軸方向に沿つ
て配置されると共に軸33を介して枢着されてい
る。そして、この係止アーム32の嵌合部32a
である先端部は、適宜な付勢手段34により主軸
10側へ付勢される一方、主軸10の一定位置は
前記係止アーム32の嵌合部32aが嵌脱する嵌
合部10aとしての穴が形成されている。したが
つて、係止アーム32の自由状態では係止アーム
32は付勢手段34によりその嵌合部32aを主
軸10の嵌合部10aに嵌合させられ、主軸10
の回転をロツクする状態となる。なお、本例にあ
つては前記付勢手段34は、係止アーム32の反
先端側と主軸10との間に介装されたバネにより
構成されている。
一方、作業位置Bに割出しされた主軸10から
背後方向に若干離れた位置には、その主軸10に
嵌合している係止アーム32を非嵌合状態にする
係止解除装置18が設けられている。本実施例に
おけるこの係止解除装置18に係止アーム32の
反先端側を必要に応じて押圧変位させるピストン
ロツド35とこれを囲包するシリンダー36とか
ら成つており、油圧によりピストンロツド35が
変位させられる構成である。なお、37はピスト
ンロツド35の先端に形成された押圧子位置調整
機構である。また、38は係止アーム32の嵌合
部32aが主軸10の嵌合部10aから脱出した
ことを検出する検出装置で、これが検知作動させ
られることにより主軸10が回転可能状態となる
のである。
以上の構成からなる実施例装置の作動の一例を
説明する。
基台2上にワークを固定して、操作盤8により
起動操作すると、必要な主軸10が係止アーム3
2により一定角度位置にロツクされた状態で作業
位置Bに割出しされる。次に、それまで主軸10
をロツクしていた係止アーム32の反先端側が、
係止解除装置18を構成するピストンロツド35
が伸長作動することにより押圧変位させられて、
係止アーム32の嵌合部32aが主軸10の嵌合
部10aから脱出させられ、主軸10はそのロツ
ク状態を解除される。これを検出装置38が検知
することにより、主軸10が回転を開始させられ
て、主軸10との相対姿勢を一定に保持せられた
刃具13がワークに所要の加工を施すことになる
のであり、その刃具13による加工が終了した
後、主軸位置決め機構の作動により、主軸10は
一定角度で停止させられる。この後、係止解除装
置18のピストンロツド35が変位させられてそ
の先端がケース19から若干離れた位置に後退さ
せられることから、係止アーム32が自由状態と
なつて、付勢手段34であるバネによりその嵌合
部32aを主軸10の嵌合部10aに嵌合させら
れ、主軸10を一定姿勢状態で再度ロツクするこ
とになる。
そして、必要に応じてタレツトヘツド11が回
転駆動させられて別の主軸10が作業位置Bに割
出しされるのである。この別の主軸10は上述同
様にロツク状態の解除、回転開始、ワークの加
工、回転停止そしてロツク作動という順で制御さ
れることになる。
なお、主軸10の作動の一方では、必要に応じ
て、ワークの姿勢を自動的に変更させるようにす
る。
さらに、ワークの加工の種類が主軸10の数よ
りも多い場合には、作業位置B以外に在る主軸1
0が刃具交換位置T、すなわち本例では最上位置
に達したときに、刃具交換機構12が発する刃具
交換指令に基づいてこの主軸10の刃具13を別
のものと交換するのである。この場合、抜き取ら
れるべき刃具13の固定されたツールホルダー1
5はキー22…を介することにより主軸10に対
して一定姿勢となつており、且つ主軸10は係止
アーム32により一定角度位置にロツクされてい
ることから、抜き取られるべき刃具13の固定さ
れたツールホルダー15は刃具交換位置Tにおい
て刃具交換機構12に対し常に一定姿勢となる。
したがつて刃具交換装置12が、次に装着すべき
刃具13の固定されたツールホルダー15を主軸
10に対し一定姿勢でそのテーパ穴21に運び挿
入する構成でありさえすれば、次に装着すべき刃
具13の固定されたツールホルダー15はキー2
2…に好適に嵌合した一定姿勢状態で主軸10に
装着される。なお、刃具13の交換時には係止手
段24が適宜に作動させられてツールホルダー1
5の膨大部15cを適宜に固定解放する。こうし
て装着された別の刃具13は、これの装着された
主軸10が作業位置Bに割出しされることによつ
て適宜、加工に供される。
しかして、ワークの各面に各種の加工が自動的
に施されることになるのであり、全ての加工が終
了したときに、作業位置Bにある主軸10は主軸
位置決め機構により一定角度位置に停止させられ
る。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、各主軸10を包
囲するケース19の外面に主軸10に対向する係
止アーム32を枢着して該係止アーム32の嵌合
部32aを適宜な付勢手段34により主軸10側
へ付勢させる一方、主軸10の一定位置には前記
係止アーム32の嵌合部32aが嵌脱する嵌合部
10aを形成するように成し、且つ作業位置Bに
割出しされた主軸10に嵌合している係止アーム
32を自在に非嵌合状態にさせる係止解除装置1
8を設けたことから、簡易な構成でもつて主軸1
0の回転を一定角度位置にロツクし又はロツク解
除することが可能となり、また、嵌合構造により
主軸10と刃具13の相対姿勢を一定にしたこ
と、並びに主軸位置決め機構及び刃具交換機構1
2を設けたことから、主軸割出し形自動工作機械
でありながら、簡易な構成でもつて、多種類の加
工を可能にすると同時に、作業位置Bに割出しさ
れる主軸10の刃具13姿勢を常に一定にして一
層広範な態様の加工を可能にすることができたの
である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係る主軸ロツク機構付主軸割出し
形自動工作機械の一例であるタレツト式マシンニ
ング・センターを示し、第1図は全体正面図、第
2図は作業位置に割出しされた主軸を支持するケ
ース先部の断面図、第3図は主軸の端面を表す図
である。 符号、10……主軸、10a……嵌合部、12
……刃具交換機構、13……刃具、16……主軸
位置決め機構、18……係止アーム、19……ケ
ース、32……係止アーム、32a……嵌合部、
34……付勢手段、B……作業位置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主軸10と刃具13の相対位置を嵌合構造によ
    り一定に成し、また作業位置Bに割出しされて回
    転している主軸10を一定角度位置で停止させる
    主軸位置決め機構と、作業位置B以外の一定位置
    に割出しされた主軸10の刃具13を交換する刃
    具交換機構12とを設けてあり、且つ、各主軸1
    0を包囲するケース19の外面には各主軸10に
    対向する係止アーム32を枢着して該係止アーム
    32の嵌合部32aを適宜な付勢手段34により
    主軸10側へ付勢させる一方、主軸10の一定位
    置には前記係止アーム32の嵌合部32aが嵌脱
    する嵌合部10aを形成してあり、また、作業位
    置Bに割出しされた主軸10に嵌合している係止
    アーム32を自在に非嵌合状態にさせる係止解除
    装置18を設けしめて成ることを特徴とする主軸
    ロツク機構付主軸割出し形自動工作機械。
JP1226287U 1987-01-29 1987-01-29 Expired JPH0226598Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1226287U JPH0226598Y2 (ja) 1987-01-29 1987-01-29

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1226287U JPH0226598Y2 (ja) 1987-01-29 1987-01-29

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Publication Number Publication Date
JPS63120746U JPS63120746U (ja) 1988-08-04
JPH0226598Y2 true JPH0226598Y2 (ja) 1990-07-19

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JPS63120746U (ja) 1988-08-04

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