JPH02265929A - 複層化されたイオン交換膜 - Google Patents

複層化されたイオン交換膜

Info

Publication number
JPH02265929A
JPH02265929A JP1085739A JP8573989A JPH02265929A JP H02265929 A JPH02265929 A JP H02265929A JP 1085739 A JP1085739 A JP 1085739A JP 8573989 A JP8573989 A JP 8573989A JP H02265929 A JPH02265929 A JP H02265929A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ion exchange
membrane
exchange membrane
formula
polymer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1085739A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0747654B2 (ja
Inventor
Yoshio Sugaya
良雄 菅家
Ichiro Terada
一郎 寺田
Kiyoshige Jitsukata
實方 清成
Hirofumi Horie
堀江 浩文
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP1085739A priority Critical patent/JPH0747654B2/ja
Publication of JPH02265929A publication Critical patent/JPH02265929A/ja
Publication of JPH0747654B2 publication Critical patent/JPH0747654B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、混合液体から特定成分を透過分離する複層化
されたイオン交換膜に関するものである。
更に詳しくは、jta水瀾縮等の電気透析や電池セパレ
ーター等に有用な超低抵抗の7u層化されたイオン交換
膜、あるいはメツキ廃)αや金属精製工業をはじめどし
て、あらゆる産業で排出する酸を含有する溶1αからの
酸回収や酸溶液に含有する有価化a物を分離精製する際
に有用な複層化されたイオン交換膜に関ずろものである
〔従来の技術〕
イオン交換膜を用いて)捏合1r1体からある特定成分
を透過分離するシステムは既に幅広い分野で使用されて
いる。
従来のイオン交換膜として、数多くの文献、特許が報告
されているが、最も実用的で有益なものとして、クロル
メチル化スチレン(またはビニルピリジン)−ジビニル
ベンゼン共重合体の7ミノ化(または4級ピリジュウム
化)陰イオン交換膜、あるいはスチレン−ジビニルベン
ゼン共重合体のスルホン化陽イオン交換膜がある。これ
らは、耐薬品性、耐熱性、イオン交換性に加え、架橋剤
であるジビニルベンゼンの含有量を変えることにより、
イオン交換特性や選択透過性を制御できることから、あ
らゆる用途に対し多様な品種を合成し発展してきた。
しかしながら新しい用途、例えばアルミニ業をはじめと
するりん酸度液からのりん酸回収、チタン工業をはじめ
とする硫V廃液からの硫酸の回収、工業塩並の安価な食
塩を製造する向水訓縮、レドックスフロー電池やメタノ
ール電池用セパレータなど低抵抗で耐久性、耐熱性な有
するイオン交換膜の要求にス=j L/、従来のスチレ
ン−ジビニルベンゼン系では対応できない欠点がある。
即ち抵抗が低く、透過性の高い収を得るためには膜厚を
薄くせしめる必要があるが、スチレンージビニルヘンゼ
ン系樹脂は機械的強度、特に脆さがあるため100μm
以下のイオン交換膜が得られない。
更に、スチレン−ジビニルベンゼン系膜は機械的性質に
加え、加工性が悪く、逆浸透、限外濾過、精密11過、
ガス分離等の他の分離システムで使用されているホロー
ファイバー型の1漠が得られない欠点がある。
一方、限外法過膜や逆浸透膜、ガス分離膜等の分a膜に
おいて、機械的強度、加工性の優れたエンジニアリング
プラスチックが使用されている。特に耐薬品性が優れた
ポリスルホン膜は、膜内にイオン交換基を導入(ハ限外
鑓過や逆浸透での透過性の改良や、イオン選択透過性を
付与し、イオン交1!It!膜への適応が検討されてい
る。
例えは、繰り返し単位が からなるポリスルホンのクロルメチル化/4級アミン化
反応により合成された陰イオン交換樹脂、及びポリスル
ホンのスルホン化反応により合成された陽イオン交換樹
脂がi”olymerlcAmines and Ar
r+monium 5alLa、 Pergamon、
 NewYork、 1980. p、37 、Pol
mer I)repr[nLs、 Am。
Chem、 Soc、、 Div、Polym、 Ch
em、、 20(1)。
835(1979)、及びUSF 3,709,841
に記載され。
これらポリマーの薄膜を得るためにポリマーを溶媒に溶
解し、キャス)[膜後水中で′41集させることにより
非対称構造のイオン交換膜が得られることがtJSP 
3,70’l、841 、USP 3,855,122
、Desallnation、 46.327 (1,
983)、J、 MembraneSci、 、 22
.1 (1985)、、J、 Membrane Sa
t、。
22、325 (1985)、、Desallna日o
n、 ’10.  l91(1988)、等に記載され
ている。しかしながら、これら非対称構造のポリスルボ
ン系イオン交換膜は、i集の際に寸法変化が大きく欠陥
ができやすいこと、イオン交換容量が高くなると水に対
する親和性が増大するため凝集しにくくなり十分な機械
的強度を持った膜が得られない等の欠点がある。
また、非対称構造のポリスルホン多孔膜上にポリスルホ
ン系イオン交換樹脂をコーティングしたイオン交換薄膜
が報告されているが(特開昭81−4505、同61−
4506、同61−146303、同62−79Ei 
11繊維と工業、44,1.P−11(2,988)、
)。
支持膜であるポリスルホン多孔膜は表面多孔度が10〜
30%と低いため抵抗が高くなり、表面多孔度を高くし
ようとすると十分な機械的強度が得られないという欠点
がある。
多孔度の高いポリテトラフルオロエチレンくPTFE)
多孔膜にポリスルホン系イオン交換樹脂を埋め込んだ例
も報告されているが(A、ICHE Symposiu
、m 5arles 248.82.70(1,986
)、 ) 、P T F E多孔膜の表面自由エネルギ
ーが低いため溶iαコーティングや浸漬によって欠陥の
ない膜を得ることが難しく、膜厚が厚くなり、抵抗の低
い膜が得られない欠点がある。更には、イオン交換樹脂
が多孔体膜の入り屈んだ孔の中に埋め込まれるため、抵
抗は更に高くなる欠点がある。
〔発明の解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、上記した従来の技術の欠点を解消しよ
うとするものであり、超低抵抗の新規な複層化されたイ
オン交換膜を提供することを目的とする。
〔問題を解決するための手段〕
本発明の上記目的は孔径が0.01〜571m、多孔度
30〜90%、厚み10〜2004mの内壁が親水性を
有する多孔体膜と、その上にポリスルボン系ポリマーの
スルホン化物あるいは4級アンモニウム塩基導入物から
なるイオン交換性ポリマー薄膜をa層化することにより
達成せしめられる。
本発明で使用される多孔膜としては、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリ−4−メチルペンテン−1等のポリ
炭化水素オレフィン、ポリフッ化ビニリデン、ポリテト
ラフルオロエチレン、ヘキサフルオロプロピレン/テト
ラフルオロエチレン共重合体、フルオロオレフィン系モ
ノマー/オレフィン系モノマー共重合体等のポリフルオ
ロオレフィンを挙げることができる。
多孔性膜の製法としては種々の方法があるが、延伸開孔
法が好ましい方法として用いられる。延伸開孔法は、結
晶性高分子を中空糸またはフィルム状に成型した後、延
伸により結晶ラメラ間を開裂させ、さらに熱処理を行っ
て多孔質lJl造とする方法であり、物理的手段によっ
て多孔質膜が得られ、残留溶媒等の問題がなく、多孔度
が高くかつ機械的強度の大きな膜が得られるので本発明
で使用されるのに好ましい、一方、湿式相転換法は得ら
れる孔(、を逍が非対称構造となり、表面の多孔度が小
さくなるため、イオン交換膜を7!層化した場合抵抗が
高くなり好ましくない。
本発明では孔径0.01〜5μn1、好ましくは0.0
02−2B、多孔度30〜909g、特には40〜70
%、厚み10〜200)口Y)、特には25〜1601
t mの多孔膜が使用される。
孔径が5μrnより大きいと、イオン交換膜を複層化す
る際にイオン交換樹脂が多孔体膜の入りMlんだ孔の内
部にまで侵入し、抵抗が高くなるので好ましくない。多
孔度が30%よりも低いと抵抗が高くなり、90%より
も高いと機械的強度が低下するので好ましくない。厚み
が200μm以上であると多孔体孔内で潤度分極が起こ
り透過性が低くなフて好ましくない。
このような多孔膜上にイオン交換樹11’+iを複層化
する方法としてはポリマーを溶融積層する方法やポリマ
ー?i1)夜コーティング法、モノマーを塗布後重合ま
たはグラフトさせる方法等の方法が考えられるが、ポリ
マー溶)αコーチインク法は緻密な薄膜を容易に得るこ
とができるので本発明に使用するのに好ましい方法であ
る。しかしながら、本発明で使用する多孔体膜は表面自
由エネルギーが低く孔径も小さいため、溶媒蒸発過程で
′?a液がはじかれ、均質な薄膜が得られにくいので、
親水化を行うことが好ましい。
多孔膜の親水化方法としては、多孔膜に親水性を有する
低分子または高分子を吸着させる方法や、低分子物質を
含浸復電子線や紫外線等で反応させる方法、発煙硫酸、
クロルスルボン酸等により多孔膜表面をスルホン化する
方法、クロム酸で酸化処理する方法、プラズマカス、オ
ゾンガス等の励起ガス又は活性ガスを用いて表面処理す
る方法、更にイオン性界面活性剤を含浸した後逆の電荷
を主鎖に有するポリマーで処理する方法等が挙げられる
が、特に、イオン性界面活性剤を含浸した後、逆の電荷
を主鎖に有するポリマーで処理する方法は、多孔膜基相
に損傷を与えずに5μm以下の小さな孔径の多孔膜でも
永続的な親水性が得られるので好ましい。
親水化された多孔体膜上にill化するポリスルホン系
イオン交換樹脂としては、ポリスルボン、ポリエーテル
スルホン、ボリアリールエーテルスルホン、ポリフェニ
ルスルホン、ポリチオエーテルスルホンのホモポリマー
のスルホン化物、及び4級アンモニウム塩基導入物、あ
るいは少なくとも1種類以上の上記繰り返し単位を持つ
共重合体のスルホン化物、及び4級アンモニウム塩基導
入物等が挙げられる。なかでも、特に−軟式(1)で示
される芳香族ポリスルホン系ブロック共重合体が好まし
い。
−1+Q−3O2−Q−0−Ar−0%ぺ))so24
x7−2m(R’)   (R2)     (113
)   (It’)。
a       b            CR1〜
R9は、互いに同一または異なる炭素数1〜8の炭化水
素基* a−dは、0〜4、eは0〜3、figはθ〜
7、h+iはO〜5、R10,R11は水素、炭素数1
〜6の炭1ヒ水素基、Xは−〇−1又は−S−であり、
m/n、=100/1〜!/No、Z=1〜100を示
す。) 上記芳香族ポリスルボン系ブロック共重合体は、スルホ
ン化またはハロメチル化/4級アミノ化によりイオン交
換基を導入する際、イオン交換基容量の制御が容易で、
得られた膜はイオン選択透過性が優れ、機械的強度、成
形加工性に優れているため好ましい。かかる共重合体に
ついては本出願人による特開昭6l−1(38629に
記載されている。
このようなイオン交換樹脂を溶解する溶媒としては、 
N、N、−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルスルホキシド、N−メチルピロリ
ドン、1,1.2−トリクロロエタン、1+1+2+2
−テトラクロロエタン、トリエチルボスフェートの単独
溶媒の他、水/アセトン混合t1M、メタノール/テト
ラヒドロフラン混合液などの混合溶媒が使用される。ポ
リマー溶γα濃度としては1〜20重量%、特には5〜
15%が好ましい、1ll1度が20重量%を越えると
薄膜が得られにくい。
ポリマー溶液コーテイング後、71FJ膜は多孔体膜素
材の結晶融解温度以下の温度で熱風にて乾燥され、かく
して低抵抗の71層化されたイオン交換膜が得られる。
11水化された多孔体膜上に?!層化されたイオン交換
膜の厚みはO,1〜50μm1特には1〜30μmが好
ましい。厚みが50μm以上であると抵坑が高くなり、
また0、1μm以下であると欠陥ができやすいので好ま
しくない。
また、多孔体膜の孔壁が親水化されていない場合には、
この段階にて親水化せしめる。
次に本発明を実施例により説明するが、本発明は、かか
る実施例により限定されるものではない。
〔実施例〕
実施例1 特開昭81−160829に記載された合成法と同様に
して、4.4′−ジフェノールとジへロジフェニルスル
ホンとを反応せしめ、芳香族ポリスルホンのユニットか
らなるm=]oのプリカーサ−を合成し、ついで該プリ
カーサ−とジハロジフェニルスルホン、硫化ナトリウム
とを反応し、次式で示される芳香族ポリスルボン/ポリ
チオエーテルスルホン共重合体Aを得た。
乎ベシSO□ぺΣo−Q−Q−o噴6)SO□台X廿2
m/n=1/1、固有粘度0.65 次に、該共重合体Aを、1 r  1 + 2+ 2+
テトラクロロエタンに溶解した後、クロロメチルメチル
エーテル、無水塩化スズを添加し、110℃で4時間反
応せしめた後、メチルアルコールで沈殿、洗浄し、クロ
ロメチル化共重合体Bを得た。
かくして得られた共重合体BをN、N−ジメチルホルム
アミドに溶解し、10重量%の溶液を得た。ついで該溶
1αに1.2NlリメチルアミンのN、N−ジメチルホ
ルムアミド液を所定量加え、イオン交換容量が2.0m
eq/gなる4級アミノ化ポリマーCの溶液を調製した
一方、孔径0.04μm、多孔度45%、膜厚25μm
のポリプロピレン製多孔膜にエチルアルコールを含浸後
、水に漫潰し、更にイソプロピルナフタレンスルボン酸
ナトリウムの1重量%水溶液に室温で3分間浸漬、60
℃で10分間乾燥してアニオン界面活性剤含浸多孔膜を
調製した。この膜を0.5重量%のポリ(2−ヒドロキ
シ−3−ジメチルアミノプロピルクロライド)水溶液に
室温で1分間浸漬し、60 ’Cで10分間乾燥して親
水化ポリプロピレン多孔膜を得た。
上記した4級アミノ化ポリマーCのN、N。
−ジメチルホルムアミド溶液を親水化ポリプロピレン多
孔膜上にコーティングし、50°Cで2時間乾燥を行フ
て、イオン交換膜層の厚みが10μmの複層化されたイ
オン交換膜を得た。得られたイオン交換膜の0.5N−
NaC1水溶1α、及び0.5M−H2SO,水溶tα
中の実効抵抗の測定結果を表1に示す。実効抵抗の値は
従来のスチレン−ジビニルベンゼン系アニオン交換膜に
比較して十分に低い値であった。
比較例1 クロルメチルスチレン−ジビニルベンゼン及びスチレン
モノマーの組成を変えた3種類のモノマー混合iαに、
5重量%のニトリルゴムを溶解せしめ、更に重合開始剤
として過酸化ベンソイルを溶解せしめ、モノマーシロッ
プiαを調合した。該モノマーシロ・ンブ液をポリ塩化
ビニル製クロスに塗布せしめた後、マイラーフィルム間
にはさみ重合せしめた。かくて得た重合膜をトリメチル
アミンm1re中でアミノ化せしめ、膜厚120μmの
陰イオン交換膜を得た。実施例1と同様に、該イオン交
換膜の0.5N−NaC1水溶液中及び0.5M−H2
So4水m tri中の実効抵抗を測定し、その結果を
表−1にまとめた。
実施例2 実施例1と同様にして得られた複N膜を小型バッチ式酸
拡散透析用セルにはさみ、片側に所表−1 定濃度の硫酸及びZ n S O、L水溶液を、もう−
方にイオン交換水を入れ2時間後のイオン交換水側の硫
酸濃度、及びZロイオンの濃度から硫酸の静的透過速度
及び選択性を評価した。その結果を表−2に示す。透過
速度Uのfaは(iIlt酸濃度の上昇とともに減少す
るが、従来のスチレン−ジビニルベンゼン系イオン交換
膜と比較してその減少率が小さく、特に高温度で従来に
ない高い透過速度が得られた。また、選択性Rs(U 
Zn/ν)+2304)  の値においても十分に低い
値で、高い選択透過性能を有することが判明した比較例
2 比較例1−3で得られたクロルメチルスチレン−ジビニ
ルベンゼン系陰イオン交換膜を使用し、実施例2と同様
にして、Vt酸−硫酸亜鉛溶液の拡散透析性能を求めた
。結果を表−2に示r。
実施例3 実施例1と同様にして得られた複層膜を小型バッチ式故
拡散透析用セルにはさみ、片側に084 Nのりん酸及
び0.075HのAlPO4水溶液を、もう一方にイオ
ン交換水を入れ2時間後のイオン交換水制のりん酸濃度
、及びAlイオンの濃度からりん酸の静的透過速度及び
選択性を評価した。その結果、透過速度Uの1直は4.
2mo l/mL h *ΔC,選択性RS(UAl/
UH3PO4)の値は0.02で、高い透過性能を有す
ることが判明した。
表−2 * Rs: U Zn/ U H2So4比較例3 比較例1−3で得られたクロルメチルスチレン−ジビニ
ルベンゼン系陰イオン交換膜を使用し、実施例3と同様
にして、りん酸−りん酸アルミニウム溶液の拡散透析性
能を求めた。その結果、透過速度Uの値は0.0mo 
l/m−・h・△C1選択性Rs(TJΔl/ U H
3P04)の値は0.02であった。
実施例4 外径250μm、内径20071m、孔径0゜02 μ
m、多孔度45%、厚み251r mのポリプロピレン
製中空糸多孔膜を実施例1と同様にして親水化処理した
。得られた粗水化中空糸多孔膜上に実施例1と同様の方
法で得た4級アミノ化ポリマー溶iαを塗布、乾燥し、
コーティング層の厚みが10μmの複層中空糸膜を得た
この中空糸を長さ60cm、1000本束ね、tlii
=l熱塩化ビニル製の分離器に両端エボキシ樹脂で固定
し、第1図のような酸回収4Ii置を作成した。
かくて得た酸回収装置の中空糸の1人1 (1111(
こ10モル/lの硫酸と0.1モル/1の硫酸亜銘)を
含む酸溶)αを下郎から0.51/口1 i r+ 、
の速度で供給した。一方純水を中空糸のタト狽11(こ
0゜51/min、の速度で上部かIちIJt給したと
ころ、7.6モル/1の硫酸、Q、QO1モル/1の硫
酸亜鉛溶)αが得られた。硫酸のしl1ls!棹−ま8
0%であった。
実施例5 実施例1と同様な方法を用いて芳香り欠)ICOスルホ
ン/ボリチオエーテルスJし、′を入ンJ(重合14:
Aを得た。
次に、トリエチルホスフェート56gを1゜1.2−)
リクロロエタン400 m Iζこン;を合し、更に0
℃で発煙硫MO2gを静かζこ滴千′してスルホン化)
αを調製した。該スノトノ1又ン(ヒ)^と」(f1合
K A C’) 9 Wt %1 +  1 + 2 
 F ’) ’) D rl Iタン制夜i、 o c
; o gとを1.t、2−1−’ツク〔10エタン7
00 m l中に激しく攪11!シなtJ”、1 i!
心下した。i下後室温で97時開攪1’l! t、、、
l!過、洗浄を行って共重合体Aのスルホン化物りを得
た。
かくして得られたスルボン化ポリマーDをN−メチルピ
ロリドンに溶解し、10重遺%の溶液を得た。
一方、実施例1と同様な方法で親水化ポリプロピレン多
孔膜を得た。
上記したスルホン化ポリマーDのN−メチルピロリドン
溶液を親水化ポリプロピレン多孔膜上にコーティングし
、50℃で2時間乾燥を行って、イオン交換膜層の厚み
が10μmの複層化されたイオン交換膜を得た。得られ
たイオン交換膜の0.5N−NaC!水溶液中の実効抵
抗は0.4Ω・m2を示し、従来のスチレン−ジビニル
ベンゼン系カチオン交換膜に比較して十分に低い値であ
った。
代理A 栂村繁部外1名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)孔径が0.01〜5μm、多孔度30〜90%、
    厚み10〜200μmの孔壁が親水性を有するポリ炭化
    水素オレフィンまたはポリフルオロオレフィン多孔体膜
    と、ポリスルホン系ポリマーのスルホン化物あるいは4
    級アンモニウム塩基導入物からなるイオン交換性ポリマ
    ー薄膜が複層化されていることを特徴としたイオン交換
    膜。 (2)ポリスルホン系ポリマーが一般式(1)、▲数式
    、化学式、表等があります▼(1) (但し、式中Arは、▲数式、化学式、表等があります
    ▼、▲数式、化学式、表等があります▼、又は▲数式、
    化学式、表等があります▼、Yは単結合、▲数式、化学
    式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等がありま
    す▼ R^1〜R^9は、互いに同一または異なる炭素数1〜
    8の炭化水素基。a〜dは、0〜4、eは0〜3、f+
    gは0〜7、h+iは0〜5、R^1^0〜R^1^1
    は水素、炭素数1〜6の炭化水素基。Xは−O−、−S
    −であり、m/n=100/1〜1/10、Z=1〜1
    00を示す。) で示される芳香族ポリスルホン系ブロック共重合体構造
    を持つことを特徴とする請求項 (1)の複層化されたイオン交換膜。 (3)イオン交換性を持つ薄膜の厚みが0.1〜50μ
    mであることを特徴とする請求項(1)、(2)の複層
    化されたイオン交換膜。 (4)多孔体膜の親水化方法が、イオン性界面活性剤を
    含浸した後逆の電荷を主鎖に有するポリマーで処理する
    方法であることを特徴とする請求項(1)の複層化され
    たイオン交換膜。 (5)多孔体膜が内径0.1〜1mmの中空糸からなる
    中空糸状イオン交換膜であることを特徴とする請求項(
    1)〜(3)または(4)の複層化されたイオン交換膜
JP1085739A 1989-04-06 1989-04-06 複層化されたイオン交換膜 Expired - Fee Related JPH0747654B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1085739A JPH0747654B2 (ja) 1989-04-06 1989-04-06 複層化されたイオン交換膜

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1085739A JPH0747654B2 (ja) 1989-04-06 1989-04-06 複層化されたイオン交換膜

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02265929A true JPH02265929A (ja) 1990-10-30
JPH0747654B2 JPH0747654B2 (ja) 1995-05-24

Family

ID=13867212

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1085739A Expired - Fee Related JPH0747654B2 (ja) 1989-04-06 1989-04-06 複層化されたイオン交換膜

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0747654B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012023451A1 (ja) 2010-08-19 2012-02-23 株式会社アストム イオン交換膜及びその製造方法
CN113231111A (zh) * 2021-05-18 2021-08-10 河南师范大学 一种侧链磺化聚苯并咪唑复合阳离子交换膜及其制备方法和应用
CN115135611A (zh) * 2020-02-18 2022-09-30 株式会社F.C.C. 离子交换装置
JP2022544965A (ja) * 2019-08-16 2022-10-24 トーレ・アドバンスド・マテリアルズ・コリア・インコーポレーテッド 一価陰イオン選択性イオン交換膜

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5314684A (en) * 1976-07-27 1978-02-09 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd Production of crosslinked ion exchanger
JPS59166541A (ja) * 1983-03-10 1984-09-19 Japan Goatetsukusu Kk 耐薬品性多孔質膜の製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5314684A (en) * 1976-07-27 1978-02-09 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd Production of crosslinked ion exchanger
JPS59166541A (ja) * 1983-03-10 1984-09-19 Japan Goatetsukusu Kk 耐薬品性多孔質膜の製造方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012023451A1 (ja) 2010-08-19 2012-02-23 株式会社アストム イオン交換膜及びその製造方法
JP2022544965A (ja) * 2019-08-16 2022-10-24 トーレ・アドバンスド・マテリアルズ・コリア・インコーポレーテッド 一価陰イオン選択性イオン交換膜
CN115135611A (zh) * 2020-02-18 2022-09-30 株式会社F.C.C. 离子交换装置
CN115135611B (zh) * 2020-02-18 2023-07-14 株式会社F.C.C. 离子交换装置
CN113231111A (zh) * 2021-05-18 2021-08-10 河南师范大学 一种侧链磺化聚苯并咪唑复合阳离子交换膜及其制备方法和应用

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0747654B2 (ja) 1995-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5180750A (en) Anion exchanger
Ge et al. Monovalent cation perm-selective membranes (MCPMs): New developments and perspectives
Zhao et al. Modification of polyethersulfone membranes–A review of methods
Cui et al. Recent progress in fluoropolymers for membranes
US6828386B2 (en) Process for preparing graft copolymers and membranes formed therefrom
Kariduraganavar et al. Ion exchange membranes: preparation, properties, and applications
EP0330187B1 (en) Cation exchanger
JPH0680799A (ja) 耐蝕性陰イオン交換膜
JPH02265929A (ja) 複層化されたイオン交換膜
JPH02269745A (ja) 補強されたイオン交換膜
CN1039738A (zh) 阴离子交换剂
JPH0271829A (ja) 酸の新規な回収方法
JPH02211257A (ja) 陰イオン交換体
JPH01224027A (ja) 水蒸気選択透過性膜
JPH01236919A (ja) 水蒸気選択透過性膜
JPH02294338A (ja) 新規な複層イオン交換膜
JP3165740B2 (ja) 分離膜およびその製造方法
JP2828690B2 (ja) 複層陰イオン交換膜
JPH0753740A (ja) 積層補強膜
KR100447949B1 (ko) Pvc/폴리스티렌 양이온교환막의 제조방법
JP3072850B2 (ja) 陽イオン交換膜
JP2613764B2 (ja) 分離用膜
JPH022863A (ja) アニオン荷電ポリオレフイン樹脂多孔膜の製造方法
JPH02245035A (ja) 陽イオン交換体
JP3491352B2 (ja) 水素イオンの選択的電気透析方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees