JPH02265868A - ワインディング監視装置 - Google Patents

ワインディング監視装置

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JPH02265868A
JPH02265868A JP1221157A JP22115789A JPH02265868A JP H02265868 A JPH02265868 A JP H02265868A JP 1221157 A JP1221157 A JP 1221157A JP 22115789 A JP22115789 A JP 22115789A JP H02265868 A JPH02265868 A JP H02265868A
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cake
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alarm
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奥平 昌行
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、例えばガラスストランドなどの糸を複数本揃
えて巻装り、ロービングなどの製品を製造する際に、残
糸状態などを監視するワインディング監視装置およびワ
インディング監視方法に関する。
「従来の技術」 従来から、ガラスを溶融紡糸したJJ!維を集束してス
トランドを作り、このストランドを所定の番手になるよ
うに均一に引き揃えて束にしたロービングが製造されて
いる。ロービングはFRP用基材やロービングクロスの
材料として広く利用されている。
ところで、一般に上記ロービングは、ガラスを溶融紡糸
した繊維を集束してストランドとし、このストランドを
巻装ったケーキを用いて製造されている。すなわち、多
数個のケーキをクリール台に並べて、それぞれのケーキ
からストランドを引き出し、このストランドを引き揃え
ながらワインダにて巻き取ることにより製造している。
このように複数のケーキから糸を引き出して巻装る場合
、各ケーキに巻装されている糸の全長はばらつきがあり
、交換のタイミングはケーキ毎に相違する。
従来、上記ケーキの交換タイミング、あるいは糸切れの
確認は目視により行われていた。そのため1作業者は常
に糸の引き揃え状態を監視Qていなければならず煩雑な
作業が要求される。
これに対処するため、ケーキの交換タイミングを、ケー
キ重量をば°ね秤りなどの秤量器を用いて計測し、設定
重量以下の場合に交換することが考えられるが、ケーキ
から糸が引き出される際のテンションのばらつきで大き
な重量誤差が発生しやすく、計測精度に問題がある。
また、糸切れ検出手段としては、■ドロップワイヤ方式
、■振動検出方式、■光学的検出方式などが従来から知
られている。これらについて説明すれば次の通りである
■ドロップワイヤ方式 例えば、米国特許第3361375号に開示されている
ように、糸をドロップワイヤで持ち上げてテンションを
かけた状態で引き出し、糸切れ時にワ°イヤが落ちる状
態を光学的(非接触式)、又は、機械的(接触式)に検
出する方式であるが、糸にテンションがかかるためダメ
ージを与え、かつ、ケバをたたせる問題がある。
■振動検出方式 例えば、米国特許第3966132号に開示されている
ように、糸が引き出される際に生じる弦振動を接触式で
検出するもので、接触時に糸にダメージを与えやすい問
題があるばかりでなく、弦振動を電気的に変換する部分
(マイクロスイッチ、ピックアップ部など)が故障しや
すく、耐用年数に問題がある。
■光字的検出方式 例えば、米国特許筒4010908号、同423352
0号に開示されているように、糸に光を投射し、その反
射光、あるいは、透過光を感知することにより、糸切れ
を非接触式で検出するもので、非接触式であるため糸に
ダメージを与えることはないが、発光素子、受光素子の
発光面、受光面に付着するケバなどの汚れを除去したり
寿命に伴う交換のメンテナンスに多大な費用を要する難
点がある。
「発明が解決しようとする課題」 本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、ケーキに巻装された糸にダメージ
を与えることなく、かつ、故障が少な(、装置のメンテ
ナンスフリー化が実現できしかも、構造が簡単で装置全
体の小型化を図ることのできるワインディング監視装置
およびワインディング監視方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段および作用]本発明の第一
のワインディング監視装置は、ケーキ重量を検出する重
量センサと、この重量センサの出力信号に基づいて残糸
重量および糸切れ状態を検出するケーキ状態監視処理手
段と、このケーキ状態監視処理手段で検出した残糸重量
および糸切れ状態に応じた残糸警報および糸切れ7報を
出力するケーキ状態警報処理手段とを有することを特徴
とする。
また、この第一のワインディング監視装置の好ましい態
様としては、前記ケーキ状態監視処理手段が、ケーキの
重量を重量センサの出力信号の所定時間の移動平均値か
ら算出する移動平均処理手段と、この移動平均処理手段
で算出したケーキ重量から前回のケーキ重量と今回のケ
ーキ重量とを比較し、その比較値が設定値以下の場合、
糸切れ警報信号を出力する糸切れ判別処理手段と、上記
移動平均処理手段で算出したケーキ重量から残糸状態を
判別し、設定値以下の場合、残糸警報信号を出力する残
糸警報処理手段とで構成されるようにする。
本発明の第一のワインディング監視方法は、ケーキ重量
を検出する重量センサの出力信号に基づいて残糸重量お
よび糸切れ状態を検出し、次いで、この残糸重量および
糸切れ状態に応じて残糸7報および糸切れ警報を出力す
ることを特徴とする。
また、この第一のワインディング監視方法の好ましい態
様としては、ケーキ重量を重量センサの出力信号から所
定時間の移動平均値を求めて算出し、次いで前回のケー
キ重量と今回のケーキ重量とを比較し、その比較値が設
定値以下の場合、糸切れ警報信号を出力するとともに、
上記ケーキ重量から残糸状態を判別し、設定値以下の場
合、残糸警報を出力するようにする。
本発明の第二のワインディング監視装置は。
ケーキ重量を検出する重量センサと、この重量センサの
出力信号に基づいて残糸重量を検出するケーキ状態監視
処理手段と、このケーキ状態監視処理手段で検出した残
糸重量に応じて残糸警報を出力するケーキ状態警報処理
手段とを有するものにおいて、前記ケーキ状態監視処理
手段が、ケーキの重量を重量センサの出力信号の所定時
間の移動平均値から算出する移動平均処理手段と、この
移動平均処理手段で算出したケーキ重量から残糸状態を
判別し、設定値以下の場合、残糸7報信号を出力する残
糸警報処理手段とで構成されているものである。
本発明の第二のワインディング監視方法は、ケーキ重量
を検出する重量センサの出力信号に基づいて残糸重量を
検出し、次いで、この残糸重量に応じて残糸警報を出力
するものにおいて、ケーキ重量を重量センサの出力信号
から所定時間の移動平均値を求めて算出し、次いで、こ
のケーキ重量から残糸状態を判別し、設定値以下の場合
、残糸警報を出力するものである。
「実施例」 [第一実施例] 第4図に本発明を実施したワインディング監視装置の全
体概略図が示されている。クリール台lには、予めスト
ランド(以下、糸と呼ぶ)を綾状に巻装したケーキ2が
複数配置されており、各ケーキ2はそれぞれ重量センサ
3上に載置されてる。
上記重量センサ3としては1例えばロードセルが用いら
れ、ブリッジ抵抗の変化によって生じる電位差からケー
キ重量を電気的に検出する。
また、上記各ケーキ2に巻装された糸が内面側から引き
出され、ガイド部材4を介して引き揃えられ1巻装機5
に設けられたテンション6で収束されてロービング7と
なり、上記巻装機5に装着されたスピンドル8に綾状に
巻装される。このスピンドル8はモータ駆動部9により
回動/停止が制御される。
(ケーキ重量処理手段の回路構成) 一方、符合10はケーキ重量処理手段(重量センサ・コ
ントローラ)で、上記重量センサ3に接続する増幅器1
1とこの増幅器11に接続するA/D変換器12が、独
立なモジュールとして上記ケーキ2に対応した数だけ配
設されている。上記ケーキ2の数はロービング7の種類
(束ねる糸の数)により増減するため、これに対応すべ
く上記増幅器11とA/D変換器12を独立なモジュー
ルとした。
また、上記ケーキ重量処理手段(重量センサ・コントロ
ーラ)10のCPU (中央演算処理装置)13.上記
A/D変換器12、I10インタフェイス14.ROM
15、および、RAM16がパスライン17を介して接
続されている。さらに、上記I10インタフェイス14
の入力側に操作部18のリセットスイッチ19が接続さ
れている。また、上記I10インタフェイス14の出力
側に、上記巻装機5のモータ駆動部9.警報表示部20
の糸切れランプ20a、残糸警報ランプ20b、ブザー
20c、および、上記操作部18に設けられた糸切れ表
示灯21がそれぞれ接続されている。
なお、上記糸切れ表示灯21は、その点灯箇所によりど
のケーキの糸切れかを表示するものである。
さらに、上記ケーキ重量処理手段(重量センサ・コント
ローラ)10に重量センサコントローラ用設定器22が
接続されている。この重量センサコントローラ用設定器
22はキースイッチ22aと表示器22bとを有し、第
1残糸警報。
第2残糸警報の設定値WL、WLL(第3図参照)。
糸切れを判別する単位時間あたりの残糸重量の変動値に
0、および、前記重量センサ3の出力信号の積分時間を
上記キースイッチ22aの入力にて任意に設定すること
ができる。また、この重量センサコントローラ用設定器
22により上記重量センサ3の出力値の較正なども行え
、かつ、上記表示器22bには各チャンネルの重量値を
表示することが可能である。
上記ケーキ重量処理手段(重量センサ・コントローラ)
10のROM15には演算プログラム、および、各種固
定データが記憶されている。
RAM16には、データ処理された後のケーキ重量など
が所定のアドレスに一時格納される。さらに、CPtJ
 13では上記ROM15に記憶されている演算プログ
ラムに従い、上記RAM16に格納されているデータに
基づいて各種処理データを演算する。
(ケーキ重量処理手段の機能構成) 第1図に示すように、ケーキ重量処理手段(重量センサ
・コントローラ)10は、ケーキ状態監視処理手段23
とケーキ状態警報処理手段24とで構成されている。
上記ケーキ状態監視手段23は重量センサ3に対応して
設けられており、移動平均処理手段25、糸切れ判別処
理手段26.残糸警報処理手段27で構成されている。
移動平均処理手段25では、重量センサ3の出力信号の
単位時間あたりの移動平均値(積分値)を算出し、この
移動平均値からケーキ重量W、を割り出す。
すなわち、ケーキ2の外側には乾燥工程においてバイン
ダのマイグレーションによる着色部分ができる。ケーキ
2から糸が引き出されてケーキ重量が所定値(例えば、
100〜200g)以下になると上記マイグレーション
部分に近くなり、ケーキ2からの糸離れが悪くなる。そ
の結果、バックテンションが大きくなり、上記重量セン
サ3の出力信号は第2図(a)に示すように重量減少に
伴い振動が大きくなる。
このケーキ2の振動は糸離れの位置によりパックテンシ
ョンの方向が変化するために生じる6例えば、第2図(
b)に示すように、ケーキ2の上側Aの糸が引き出され
ると、図の下方に力が働き、上記重量センサ3にかかる
見掛けの重量が第2図(a)のAに示すように重くなり
、一方、ケーキ2の下側Bの糸が引き出されると、図の
上方に力が働き、上記重量センサ3にかかる見掛けの重
量が第2図(a)のBに示すように軽くなる。その結果
、糸の引き出される速度に従って数Hz(例えば、5〜
8 Hz)で振幅0〜50g程度の振動となる。
この振幅の瞬間値は上下とも同じものと考えられるため
数秒間の移動平均(積分値)を算出すれば、外乱を除去
した真のケーキ重量を求めることができる。具体的には
1重量センサ3の出力信号を演算周期である175〜1
750secごとに取り入れ、その20−100個分の
移動平均を順次割り出す。
糸切れ判別処理手段26では、上記移動平均処理手段2
5で算出したケーキ重量Wえを所定時間(例えば、3秒
)ごとに読み込み、今回のケーキ重量W1と前回のケー
キ重量W t−2とを比較し、その減少量が設定値に、
(例えば、1〜5g/ 3sec1以下の場合、糸切れ
と判別し、糸切れ警報信号を出力する。
残糸警報処理手段27では、上記移動平均処理手段25
で算出したケーキ重量Wtを読み込み、このケーキ重量
Wtと予め設定された第一残糸限度重量WL(例えば、
200〜250g) 、あるいは、第二残糸限度重量W
LL(例えば、100〜tsog)とを比較し、ケーキ
重量Wtが第一残糸限度重量wL。
あるいは、第二残糸限度重量W L t、以下の場合、
残糸限度と判断して残糸警報■、あるいは、残糸警報■
を出力する。
上記第一残糸限度重量WLは、ケーキ2のマイグレーシ
ョン部分に近づいた状態を示し、また、第二残糸限度重
量W LLは、ケーキ2のマイグレーション部分に達し
た状態を示す。
すなわち、ケーキ2のマイグレーション部分はケーキ外
側に形成され、その層はほぼ一定している。このマイク
レージョン部分の重量を予め実験などから求めることに
より、ケーキ交換時期(第一残糸限度重量WL)、およ
び、ワインダ停止時期(第二残糸限度重量W L L 
)を特定する。
なお、この両残糸限度重IIWL、WLLは、重量セン
サコントローラ用設定器22のキースイッチ22aを操
作して任意に設定することができる。
ケーキ状態警報処理手段24では、上記糸切れ判別処理
手段26.残糸警報処理手段27の出力信号に基づき糸
切れランプ20a、あるいは、残糸警報ランプ20bを
点灯させるとともにブザー20cを動作させ、または、
巻装機5を停止させる(詳細は後述する)。
(ワインディング監視処理手順) 次に、ワインディング監視処理手順を第5図、第6図の
フローチャートに従って説明する。
+11ケ一キ状態監視処理手順 このプログラムは各ケーキ状態監視処理手段23におい
てケーキごとに実行される。
第5図に示すように、まず、ステップ5101で重量セ
ンサ3の出力信号からケーキ2の重Mwtを読込む0次
いで、ステップ5102で、前回(t−31のルーチン
において読込んだケーキ重itw、、と上記ステップ5
101で読込んだケーキ重量wtとの差(W、−□−W
t)を設定値に0と比較する。また、ステップ5103
で、上記ステップ5101で読込んだケーキ重量Wtと
第−残糸限度型NwLとを比較する。
上記ステップ5102でWt−s  Wt<K。と判定
された場合、設定時間におけるケーキ重量の減少量が設
定値(例えば、1〜5g73sec )以下であるため
糸切れと判断してステップ5104へ進み糸切れ信号を
出力する。また、上記ステップ5102でW、、−Wt
≧に、と判定されてステップ5105へ進むと糸切れ信
号が出力されているかどうかを判断し、糸切れ信号が出
力されている場合、ステップ5106へ進み糸切れ信号
の出力を0FFL、、また、糸切れ信号がOFFの場合
、上記ステップ5101へ戻る。
一方、上記ステップ5f03でW t<WLと判定され
た場合、ケーキ重量W、が第一残糸限度重量WL  (
例えば、200〜250g)以下であるため、残糸がマ
イグレーション部分に近づいていると判断し、ステップ
5107で第一残糸警報信号を出力する0次いで、ステ
ップ5llOで上記ステップsl旧で読込んだケーキ重
量Wtと第二残糸限度重量WLL(例えば、100〜1
50g)とを比較し、W t < W L Lの場合、
ケーキ2の残糸がマイグレーション部分にかかっている
と判断しステップ5l12へ進み、第二残糸警報信号を
出力する。また、上記ステップ5110でWt≧WLL
と判定された場合、ステップ5illへ進む、一方、上
記ステップ5103でWt≧Wt、と判断してステップ
5108へ進むと第一残糸警報信号が出力されているか
どうかが判定され、第一残糸警報信号が出力されている
場合、ステップ5109へ進み、第一残糸警報信号の出
力をOFFし、ステップ5illへ進む、また、上記ス
テップ5108で第一残糸警報信号が出力されていない
と判定された場合、上記ステップ5101へ戻る。
そして、上記ステップ5illへ進むと、第二残糸警報
信号が出力されているかどうかが判定され、第二残糸警
報信号が出力されている場合、ステップ5l13へ進み
第二残糸警報信号を0FFL、上記ステップsl旧へ戻
る。また、第二残糸警報信号が出力されていない場合、
そのままステップ5101へ戻る。
(2)ケーキ状態警報処理手順 第6図に示すように、まず、ステップ82吋で巻装機5
が運転中かどうかが判定され、運転中の場合ステップ5
202へ進み、また、停止中の場合、このステップ52
01を繰り返す。
ステップ5202へ進むとタイマが作動し、15秒後、
すなわち、このタイマがタイムアツプしたらステップ5
203.5204へ進む。
ステップ5203では、第一残糸警報信号が出力されて
いるかどうかが判定され、第一残糸警報信号が出力され
ていない場合ステップ5201へ進み、また、第一残糸
警報信号が出力されている場合、ステップ5206で残
糸警報ランプ20bを点灯させるとともに、ステップ5
207でブザー20cをONさせ作業者にケーキ2の交
換時期を知らせてステップ5205へ進む。
ステップ5205では、第二残糸警報信号が出力されて
いるかどうかが判断され、第二残糸警報信号が出力され
ていない場合ステップ5201へ戻り、また、第二残糸
警報信号が出力されている場合、ステップ5208へ進
み、タイマを動作させ15秒後、すなわち、タイムアツ
プした後、巻装機5を停止させマイグレーション部分の
混入を防止するとともにブザー20cをONさせ作業者
に巻装W15の停止原因を知らせる(ステップ5209
.5210) 。
作業者が第一残糸警報(残糸警報ランプON、ブザーO
N)が発せられた後、ケーキ2を交換するときにケーキ
重量がW、=0となり、第二残糸警報信号が出力されて
しまうため、上記ステップ8208でタイマを作動させ
巻装機5の停止を遅らせ連続運転を確保している。 ま
た、上記ステップ5202から上記ステップ5204へ
進むと糸切れ信号が出力されているかどうかが判断され
、糸切れ信号が出力されていない場合、ステップ82旧
へ戻り。
糸切れ信号が出力されている場合、各ケーキ状態監視処
理手段23からの糸切れ信号から糸切れ本数をカウント
し、糸切れランプ20aを点灯させ、かつ、ブザー20
cをONさせて作業者に糸切れを知らせる(ステップ5
211.5212.52131 。
そして、ステップ5214で、上記ステップ5211で
カウントした糸切れ本数と限度値Klロービングの種類
により異なる)とを比較し、糸切れ本数が限度値に、以
下の場合、ステップ5201へ戻り。
また、糸切れ本数が限度値に、を越えた場合、巻装機5
を停止するとともにブザー20cをONさせて作業者に
巻装機5の停止原因を作業者に知らせる(ステップ52
15.521B ) 。
このように、ケーキ2の重量を計測し残糸量、糸切れを
非接触式に検出するので糸にダメージを与えることがな
い、また、ケーキ重量を移動平均値から算出するので残
糸量を適正かつ正確に管理することができる。
さらに、上記糸切れ判別、残糸重量判別を用いて、自動
糸結び、ケーキの自動交換など監視作業の無人化を実現
することができる。
〔第二実施例] 第7図以下は本発明の第二実施例を示すもので2前述し
た第一実施例ではケーキ2の残糸状態、および、糸切れ
状態を検出したが、この第二実施例ではケーキ2の残糸
状態のみを検出する。
したがって、基本的構成は前述した第一実施例とほぼ同
じである。
第8図に示すように、ケーキ重量処理手段(重量センサ
・コントローラ)10のI10インクフェイス14の入
力側に接続する操作部18には、リセットスイッチ19
のみが設けられ、また、上記I10インクフェイス14
の出力側に接続する警報表示部20には、残糸警報ラン
プ20b、ブザー20cのみが設けられている。
また、第7図に示すように、ケーキ重量処理手段(重量
センサ・コントローラ)10をなすケーキ状態監視処理
手段23が、移動平均処理手段25、残糸警報処理手段
27のみで構成されている。
また、上記ケーキ重量処理手段(重量センサ・コントロ
ーラ)10を構成するケーキ状態警報処理手段24では
、残糸警報処理手段27の出力信号に基づき残糸警報ラ
ンプ20bを点灯させるとともにブザー20cを動作さ
せ、あるいは巻装機5を停止させる(詳細は後述する)
(ワインディング監視処理手順) 次に、ワインディング監視処理手順を第9図。
第1O図のフローチャートに従って説明する。
111ケ一キ状態監視処理手順 第9図に示すように、まず、ステップa101で重量セ
ンサ3の出力信号からケーキ2の重量W、を読込む1次
いで、ステップ8103で、上記ステップsl旧で読込
んだケーキ重量W、と第一残糸限度重量WLとを比較す
る。
そして、上記ステップ5103でW −< W Lと判
定された場合、ケーキ重量Wtが第一残糸限度重量W、
1例えば、200〜zsog)以下であるため、残糸が
マイグレーション部分に近づいていると判断し、ステッ
プ5107で第一残糸警報信号を出力する1次いで、ス
テップ5iloで上記ステップ5101で読込んだケー
キ重量Wtと第二残糸限度重量W L L(例えば、1
00〜lsog)とを比較し、W t<WLLの場合、
ケーキ2の残糸がマイクレージョン部分にかかっている
と判断しステップ5l12へ進み、第二残糸警報信号を
出力する。また、上記ステップ5110でW1≧W L
Lと判定された場合、ステップ5illへ進む。
一方、上記ステップ5103でW、≧W、と判断してス
テップ510gへ進むと第一残糸警報信号が出力されて
いるかどうかが判定され、第一残糸警報信号が出力され
ている場合、ステップ5109へ進み、第一残糸警報信
号の出力な0FFL、ステップ5illへ進む、また、
上記ステップ5108で第一残糸警報信号が出力されて
いないと判定された場合。
上記ステップ5101へ戻る。
そして、上記ステップ5lllへ進むと、第二残糸警報
信号が出力されているかどうかが判定され。
第二残糸警報信号が出力されている場合、ステップ5l
13へ進み第二残糸警報信号を0FFL、、上記ステッ
プ5101へ戻る。また、第二残糸警報信号が出力され
ていない場合、そのままステップ5101へ戻る。
(2)ケーキ状態警報処理手順 第10図に示すように、まず、ステップ5201で巻装
機5が運転中かどうかが判定され、運転中の場合ステッ
プ5202へ進み、また、停止中の場合、このステップ
5201を繰り返す。
ステップ5202へ進むとタイマが作動し、15秒後、
すなわち、このタイマがタイムアツプしたらステップ5
203へ進む。
ステップ5203では、第一残糸警報信号が出力されて
いるかどうかが判定され、第一残糸警報信号が出力され
ていない場合ステップ5201へ進み、また、第一残糸
警報信号が出力されている場合、ステップ5206で残
糸警報ランプ20bを点灯させるとともに、ステップ5
207でブザー20cをONさせ作業者にケーキ2の交
換時期を知らせてステッブ5205へ進む。
ステップ5205では、第二残糸警報信号が出力されて
いるかどうかが判断され、第二残糸警報信号が出力され
ていない場合ステップ5201へ戻り、また、第二残糸
警報信号が出力されている場合、ステップ8208へ進
み、タイマを動作させ15秒後、すなわち、タイムアツ
プした後、巻装機5を停止させマイグレーション部分の
混入を防止するとともにブザー20cをONさせ作業者
に巻装機5の停止原因を知らせる(ステップ5209.
5210)。
作業者が第一残糸警報(残糸警報ランプON。
ブザーON)が発せられた後、ケーキ2を交換するとき
にケーキ重量がW、=Oとなり、第二残糸警報信号が出
力されてしまうため、上記ステップ8208でタイマを
作動させ巻装機5の停止を遅らせ連続運転を確保してい
る。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明によれば、残糸量、あるい
は、糸切れ監視をケーキ重量により非接触式で行うので
ケーキに巻装された糸にダメージを与えることなくケバ
立ちなどが未然に防止でき高品質のロービングが得られ
るばかりでなく、請求項1〜4記載の発明によれば残糸
量および糸切れ監視を一つのシステムで同時に行うこと
ができるので、構造が簡素化でき装置全体の小型化が実
現できる。
さらに、ケーキ重量を計測しているだけであるため従来
の如き発光装置を用いることなく環境に対する配慮が不
要となり故障が少なくメンテナンスフリーで長寿命化が
図れる。
また、移動平均値からケーキ重量を算出しているのでケ
ーキから糸を引き出す際に発生する外乱の影響を受ける
ことなくケーキの重量変化を正確に算出することができ
、糸切れ状態、あるいは。
ケーキ交換時期を正確に判断することができ、高品質の
ロービングを歩留りよく製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本発明の第一実施例を示し、第1図は
ケーキ重量処理手段の機能ブロック図、第2図(a、)
はケーキ重量の変動量を示す特性図、第2図(b)は糸
の引き出し状態を示す概略図、第3図は移動平均処理後
のケーキの重量変動を示す線区、第4図はワインディン
グ監視装置の全体概略図、第5図はケーキ状態監視処理
手順を示すフローチャート、第6図はケーキ状態警報処
理手順を示すフローチャート、第7図以下は本発明の第
二実施例を示し、第7図はケーキ重量処理手段の機能ブ
ロック図、第8図はワインディング監視装置の全体概略
図、第9図はケーキ状態監視処理手順を示すフローチャ
ート、第10図はケーキ状態警報処理手順を示すフロー
チャートである。 図中、3は重量センサ、23はケーキ状態監視処理装置
、24はケーキ状態警報処理装置、25は移動平均処理
手段、26は糸切れ判別処理手段、27は残糸警報処理
手段、Ko、WL、W、、Lは設定値、Wtは(今回の
)ケーキ重量、W、−1は(前回の)ケーキ重量である
。 第3図 待蘭 第 (b) 時間 第 図 第 図 S2ゴO

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ケーキ重量を検出する重量センサと、この重量セ
    ンサの出力信号に基づいて残糸重量および糸切れ状態を
    検出するケーキ状態監視処理手段と、 このケーキ状態監視処理手段で検出した残糸重量および
    糸切れ状態に応じて残糸警報および糸切れ警報を出力す
    るケーキ状態警報処理手段とを有するワインディング監
    視装置。
  2. (2)前記ケーキ状態監視処理手段が、 ケーキの重量を重量センサの出力信号の所定時間の移動
    平均値から算出する移動平均処理手段と、 この移動平均処理手段で算出したケーキ重量から前回の
    ケーキ重量と今回のケーキ重量とを比較し、その比較値
    が設定値以下の場合、糸切れ警報信号を出力する糸切れ
    判別処理手段と、 上記移動平均処理手段で算出したケーキ重量から残糸状
    態を判別し、設定値以下の場合、残糸警報信号を出力す
    る残糸警報処理手段とで構成されている請求項1記載の
    ワインディング監視装置。
  3. (3)ケーキ重量を検出する重量センサの出力信号に基
    づいて残糸重量および糸切れ状態を検出し、 次いで、この残糸重量および糸切れ状態に応じて残糸警
    報および糸切れ警報を出力するワインディング監視方法
  4. (4)ケーキ重量を重量センサの出力信号から所定時間
    の移動平均値を求めて算出し、 次いで前回のケーキ重量と今回のケーキ重量とを比較し
    、その比較値が設定値以下の場合、糸切れ警報信号を出
    力するとともに、 上記ケーキ重量から残糸状態を判別し、設定値以下の場
    合、残糸警報を出力する請求項3記載のワインディング
    監視方法。
  5. (5)ケーキ重量を検出する重量センサと、この重量セ
    ンサの出力信号に基づいて残糸重量を検出するケーキ状
    態監視処理手段と、 このケーキ状態監視処理手段で検出した残糸重量に応じ
    て残糸警報を出力するケーキ状態警報処理手段とを有す
    るワインディング監視装置において、 前記ケーキ状態監視処理手段が、 ケーキの重量を重量センサの出力信号の所定時間の移動
    平均値から算出する移動平均処理手段と、 この移動平均処理手段で算出したケーキ重量から残糸状
    態を判別し、設定値以下の場合、残糸警報信号を出力す
    る残糸警報処理手段とで構成されていることを特徴とす
    るワインディング監視装置。
  6. (6)ケーキ重量を検出する重量センサの出力信号に基
    づいて残糸重量を検出し、次いで、この残糸重量に応じ
    て残糸警報を出力するワインディング監視方法において
    、 ケーキ重量を重量センサの出力信号から所定時間の移動
    平均値を求めて算出し、次いで、このケーキ重量から残
    糸状態を判別し、設定値以下の場合、残糸警報を出力す
    ることを特徴とするワインディング監視方法。
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