JPH0226511A - 腰掛用座布団 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、座布団本体の中心部に特殊な割溝を設けたこ
とによって、股間部に圧迫感のない快適な坐り心地を得
ることができる腰掛用座布団に関するものである。

（ロ）従来技術及びその問題点 従来から、腰掛用座布団は専ら保温並びに安定した坐り
心地を得るための数多くの座布団が開発されている。

しかしながら、従来のいずれの腰掛用座布団も、連続し
た平坦な座面を有しているため、椅子、若しくは腰掛け
に敷設して使用した際に、股間部に膨出した座面が臀部
並びに上肢部の体圧によって緊張し、第３図の示す如く
股間部を圧迫して、不快感を誘うばかりでなく、長時間
腰掛は状態を持続することが苦痛になるという欠点を有
していた。

（ハ）本発明が解決しようとする問題点本発明が解決し
ようとする問題点、即ち本発明の目的は、従来の欠点を
解消するものであって、腰掛は状態において股間部の圧
迫感を除去した腰掛は用座布団を提供するものである。

（ニ）問題点を解決するための手段 本発明は、前記（ハ）の如き目的を達成するために次の
如き構造を有するものである。即ち、本発明は、弾力性
を有する腰掛材用座布団本体の中心部に、座面の中央か
ら放射状に延びる複数の割溝を設けたことを特徴とする
ものである。

ここで、前記腰掛は用座布団本体の形態としては、座面
の形状が略正方形状のもの、略六角形状のもの、略円形
状のもの等のいづれでもあっても、その座面の中心部に
中央から放射状に延びる溝幅１０〜５ｍｍ程度の複数の
割溝を設けたものであれば、差し支えない、また、腰掛
は用座布団本体の素材としては、腰掛けた時に体圧によ
って過度に扁平化することのない比較的硬質の弾力性を
有した発泡スチロール板状体、ポリウレタン板状海綿体
等のいずれであっても良い。

（ホ）本発明の作用 本発明の腰掛用座布団は、上述した構成を有しているの
で、第２図に示す如（、椅子、若しくは腰掛けに敷設し
て使用した際に、体圧の負荷により座面中心部の割溝が
開いて股間部に位置する座面部分に緊張が生起されるこ
とがなく、したがって股間部を圧迫することはない。

しかも、割溝は座面の中心部のみに設けられているので
、座布団の形崩れを生ずるおそれもない。

（へ）実施例 第１〜３図は、本発明の腰掛は用座布団であって、第１
図は略正方形の座面を有する場合の外観を示した斜視図
であり、第２図はその使用態様を後方からみた断面図で
ある。

まず、第１図に示す如き本実施例の座布団は、ポリエス
テル繊維からなる厚さ５０請剛の弾力性を有する板状海
綿体を座面が略正方形となるように裁断して座布団本体
ｌを形成すると共に、該座布団本体１の中心部に放射状
の溝幅５１１１１の複数の貫通割溝２を設けたものであ
る。

かくして得られた本実施例の座布団は、第２図に示す如
く、事務用椅子、若しくは腰掛けに敷設して使用した際
に体圧の負荷によって座面中央の割溝２が開き、股間部
に位置する座面部分に緊張が生起されないので、股間部
を圧迫するおそれがなくなる。

（ト）本発明の効果 本発明は、上述した構成及び作用を有しているので、次
の如き効果を奏する。

■椅子、若しくは腰掛けに敷設して使用した際に、体圧
の負荷によって割溝が開くから、股間部の座面部分が空
間を形成して緊張することなく、股間部を圧迫しないの
で、不快感を覚えず、長時間の腰掛は姿勢を持続しても
苦痛を感じない。

■椅子、若しくは腰掛は等に敷設して使用し、体圧を負
荷しても割溝が中央部にのみ設けられているので、座布
団の形状が崩れることな（、安定した腰掛は姿勢を持続
できるものであり、座布団の保形性を損なうことはない
。

０体圧が負荷されないときは、割溝が開かず、したがっ
て、外観上は第３図に示すような従来の座布団と異なら
ないので、円座（ドーナツ形状の座布団）のような差別
感を有せず気軽に使用できる。

【図面の簡単な説明】

図面は、本発明の腰掛は用座布団に関するものであって
、第１図は略正方形の座面を有する座布団の外観を示し
た斜視図であり、第２図はその使用態様を後方からみた
断面図であって、第３図は従来の座布団を使用した場合
の後方からみた断面図である。 第１図 第２図 第３［ １・・・座布団 ２・・・放射状の割溝

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 弾力性を有する座布団本体の中心部に、座面の中央から
   放射状に延びる複数の割溝を設けたことを特徴とする座
   布団。