JPH02264749A - (+)1―〔(3,4,5―トリメトキシ)―ベンジルオキシメチル〕―1―フェニル―N,N―ジメチル―n―プロピルアミン - Google Patents

(+)1―〔(3,4,5―トリメトキシ)―ベンジルオキシメチル〕―1―フェニル―N,N―ジメチル―n―プロピルアミン

Info

Publication number
JPH02264749A
JPH02264749A JP1167168A JP16716889A JPH02264749A JP H02264749 A JPH02264749 A JP H02264749A JP 1167168 A JP1167168 A JP 1167168A JP 16716889 A JP16716889 A JP 16716889A JP H02264749 A JPH02264749 A JP H02264749A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
propylamine
dimethyl
phenyl
benzyloxymethyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1167168A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2525244B2 (ja
Inventor
Gilbert G Aubard
ギルバール グスタブ オバール
Alain P Calvet
アラン ピエール カルベ
Agnes Grouhel
アグネス グローヘル
Henry Jacobelli
ヘンリ ジャコベリ
Jean-Louis Junien
ジャン‐ルイ ジュニアン
Xavier Bernard Louis Pascaud
グザビエ ベルナール ルイ パスコウ
Francois J Roman
フランソワ ジョゼフ ロマン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Jouveinal SA
Original Assignee
Jouveinal SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Jouveinal SA filed Critical Jouveinal SA
Publication of JPH02264749A publication Critical patent/JPH02264749A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2525244B2 publication Critical patent/JP2525244B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C217/00Compounds containing amino and etherified hydroxy groups bound to the same carbon skeleton
    • C07C217/02Compounds containing amino and etherified hydroxy groups bound to the same carbon skeleton having etherified hydroxy groups and amino groups bound to acyclic carbon atoms of the same carbon skeleton
    • C07C217/48Compounds containing amino and etherified hydroxy groups bound to the same carbon skeleton having etherified hydroxy groups and amino groups bound to acyclic carbon atoms of the same carbon skeleton the carbon skeleton being unsaturated and containing rings
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P1/00Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分管) 本発明は、(ト)i−(c a 、 4 、5−)リメ
トキシ)−ベンジルオキシメチル〕−1−フェニル−N
、N−ジメチル−n−プロピルアミンとその契遣方法、
およびその治療上の用途に関する。
本発明の対象は、経口投与で胃からの排出を増強させる
一方、抗けいれん性でもありそのために胃腸管のさまざ
まな障害に効果を持つ薬物である。
(従来の技術・発明が解決しようとする課題)胃からの
排出が種々の化合物によって光通されまたは促進される
ことが公知である。したがりて、1964年以降鎮吐薬
および消化機能改変薬として示唆されてきたメトクロプ
ラミドは、この性質を有している0しかし、神経弛綬薬
群忙族するこの産物は、 ディクショナレ・ビダル(D
ictionnaireVidal ) ’ 1988
年版、1320ページに引用の禁忌・使゛用上の注意・
薬物相互作用および望ましくない効果によって示唆され
るように、慎重に使用することが必要である。
したがって、中枢作用相乗作用の可能性ととも忙活性阻
害が報告されている抗フリン作動性誘導体・抗パーキン
ソン化合物および神経弛緩薬と併用し本薬を使用する際
に指示されている制限のために、特に本薬の処方が限定
されている。
M、グエ(Gue) ラ(ガストロエンテロロジカル/
!J/ロジー・エンド・バイオ” シ(Ga@tro−
enterol、 Cl1n、 and Biol、 
) * 1988 t 12 * 2 )は最近、これ
まで鎮痛性が公知である二つの化合物が経口投与でイヌ
の胃排出を増強させることを示唆した。この著者らは、
これらの産物すなわちチア/I/アトム(Tiflua
dom )とU −50,488がカッパ(火)型阿片
受容体に特異的親和性を有し、おそら(胃粘膜に位置す
るこれらの受容体上で局所的に作用し排出先進を持たら
すという事実によって、この現象を説明している。
しかし、これらの化合物は経口投与すると、主に阿片剤
型の全身性鎮痛作用を有することが公知である(ファー
マプロジェクン(Pharmaprojects )−
V & D 出版@、−1988年5月オヨび8月)。
この作用はモルフインのように依存性となることはない
が、耐性現象が生じ、所望の効果を得るために本産物を
増量して投与する必要があることが報告されている。
これまで、これらの化合物は薬理試薬としてのみ使用さ
れてきており、薬物という形態でヒトの治療に用いられ
たことは公知となりていない。
(課題を解決するための手段) 本発明は、その対象として、抗けいれん作用および胃排
出光通作用の両件用ICよって胃腸管に作用する薬物を
有しているが、しかし、これらの作用は中枢作用および
依存性または耽溺現象を全く有していない。
本薬は活性成分としてエーテルアミノオキシド=(ト)
]−((3,4,5−)リメトキシ)−ベンジルオキシ
メチル〕−1−フェニル−N、N−ジメチル−n−プロ
ピルアミン(下記式)の右旋性鏡像体およびその薬剤学
的に許容できる酸添加塩を含有することを特徴とする。
本発明は継続研究によりて思いがけなく実現されたもの
であって、その本質的特徴を下記に記載する。
米国特許第4.301,163号で出願者は局所麻酔・
鎮痙および鎮痛特性を有するアミノエーテル類の保饅を
請求した。
本特許の実施例2でぼ及した化合物についてこの最後の
特性をさらに詳細に明らかとするために、このツ七ミ体
産物の光学分解を実施し、本発明の産物である右旋性鏡
像体と左旋性鏡像体令とを分離して産生じた。
阿片受容体結合アフイニティ(親和性)の1イヱビトロ
(in vltro ) ’研究は潜在的に鎮痛作用の
ある化合物を研究する手段であるとunされてhる(薬
物研究における阿片受容体結合(0pjat@r@ce
ptor blndlng 1n Drug R45e
arch )、エリツクJ、サイモン(Beゑc J、
 8nmon ) ’薬物研究における受容体結合(R
aceptor binding In DrugRa
search ) ’ 183−202ページ。a−パ
ート人。
オプライエンーデッカー(Robert A、 O’B
r1en −Dekker ) @W−1986年)。
米国特許で好適とされたものと同tilIK光学活性化
合物類、U 50.488という名称の産物および参考
産物としてのモルフインが、F。ロマン(Roman 
)う、ジャーナル・オプ・ファーマシ−・エンド・フ7
− Y :r Iffジー(J、 Pharm、 Ph
armacol、 ) 1987s39、p、 404
−407に記載の方法に従ってこの試験で用いられた。
本研究の最後におい【、上述の米国特許の好適化合物が
特にミニ−(/J)受容体に親和性を示し化合物U50
.488が報告忙あるよう尤カッパ受容体に特異的に結
合するのと対照的に1本発明の産物がミ=−、デルタお
よびカッパ受容体に対し受容体結合親和性を示すという
事実によりて、本発明の産物が他化合物と区別されるこ
とが見い出された。
これらの結果は、これらの産物の鎮痛作用可能性を示唆
する(立体異性体の(、RCハンドブック(CRCHa
ndbook of Stereoisomers )
 、+ド2ツクズ・イン・サイコファーマコロジ−(D
rugs in Psy−chopharmaeoio
gy )、CRC出版■−1984p、402)。
し7たがってこれらは、本作用測定に適切と考えられる
1インビボ(tn vivo )試験に用いられた。
驚(べきことに、本発明の化合物はこの試験で実質的に
全(鎮痛作用がなく、それと対照的に他の産物はそれ自
身活性であることが示されている。
本産物K[連し1インビトロ′で見い出された特性の1
インビボ′における発現なNべる最終的試みがM、グエ
(Gu6 )らによって実施された試験を用いてこれま
で行われてきた(参考文献は既に引用済)。
試験すると、本発明の産物は明らかにイヌにおいて固体
の冑からの排出を促進する活性を示す。
その上、観察された効果は、阿片拮抗剤として認欽され
ている化合物類によって■害される。
したがって、阿片受容体ミ瓢−、デルタおよびカッパに
1インビトロ′親和性を示す本発明の化合物は雄もが予
測するよ51C”d>■“で中相性鎮痛作用を有してお
らず、しかし、胃粘膜の阿片受容体上で局所活性を可し
イヌにおいて固体の排出を光通させることは予測外であ
りかつ特異的なことである。
さらに、本産物が抗けいれん活性をも有していることは
同様に注目すべきことである。
本産物は水溶液中1.70 X 10−5モル濃度でラ
ット十二指腸に惹起された塩化バリウムによるけいれん
強度を50%阻害する。 インビトロ′で実施される本
試験で、モルフインは本発明の産物の5倍を超える濃度
で不活性である。
固体の胃排出光通および腸けいれんの消失によって示さ
れた本産物の二重の効果は、種々の段階での胃腸管にお
ける作用の程度を考慮して特に重要である。
多くの胃腸??′障害が充分に治療可能である。他の例
の中でも特1c 、長期にわたる舶痛薬または神経弛緩
票のような薬物治療によって生じた胃腸管障害について
例示する。
つまり、本発明の産物は、胃からの排出を遅延させかつ
腸筋肉のけいれんを誘発することが公知のモルフイン型
舘痛性化合物で治療された患者において、胃腸管活動を
正常化するのに適している(フッドv :y (Qoo
dman )およびギルマン(Qilman)の1治療
の薬理学的基準(The Pharmaeologic
alBasfs of Therapeutics )
  −6版、1980−503〜504ページ)。
上記に述べられた本発明の基礎となる試験と結果を下記
でさらに詳細に記載する。
本発明の産物、さらに詳細には好ましいとされた…1−
(” (3、4、5−)ジメトキシ)−ベンジルtキシ
メチル〕−1−フェニル−N −N = ジメチル−n
−プロピルアミンD−(ハ)−酒石酸に特有の性質を決
めることができた比較試験は、米国特許第4,301.
163号のラセミ体化合物1゛なわち本特許で好ましい
化合物であると記載されかつ証明された実施例1,3.
12および13のそれぞれの産物である〔÷/−)1−
((3,4−ジメトキシ)ベンジルオキシメチル〕−ニ
ーフェニル−N 、 N−−ジメチル−n−プロピルア
ミン、(+/−)1−ベンジルオキシメチル−1−フェ
ニル−N、N−ジメチル−〇−プロピルアiン、(+、
/−)1−(3,4,5−トリメトキシ)−べ/ジルオ
キシメチル:1−i−フェニル−N−メチル−・n−プ
ロピルアミンおよび(+/−)1−(p −クロロベン
ジルオキシメチル)−1−(p−メ)キシフェニル)−
N、N−ジメチル−n−エチルアミンで実施された。
さらに、比較産物として同様に用いられたものとして、 一本発明の化合物の左旋性鏡像体、すなわちHl−((
3,4,5−)リメトキシ)−ベンジルオキシメチル〕
−1−フェニル−N、N−ジメチル−n−プロピルアミ
ン、この層迄については、本明細書中の実施例中の実験
部に記載されている、−(+/−)−2−ジメチルアミ
ノ−2−7エニルーn −7’ fル3,4.5−1リ
メトキシベンゾアートであるトリメブチン(DCI)は
、フランス国特許第2,369Mの対象であり、本発明
の産物に対応するラセミ化合物と同様の化学構造を有す
る、 一胃排出において活性であるとして上記で記載されU 
50.488とコード化された化合物、すなわち、トラ
ンス−3,4−ジクロロ−N−メチル−N−(2−(1
−ピロリジニル)−シクロヘキシル〕−7エニルアセト
アミドで、中枢性鎮痛作用と抗けいれん作用があるとし
て認められている(ファーマグロジェクツ(Pharm
aprojects )−1988年8月発行)。
最後になるが、これらの試験ではモルフインを鎮痛作用
の参考物質として用いた。
したがりて、鏡像体の活性をラセミ化合物の活性と比較
した。しかし、実際の試験では関連受容体が立体特異的
であり、′立体異性体のCRCハンドブック(CRCH
andbook of Stereoisomers)
’ドナルドF、スミス(Donald F、 Smft
h ) 淘著、1984.401から440ベ一ジ1阿
片作動剤および拮抗剤:立体異性体の薬理作用および神
経化学的効果1に記載の如く、これら(受容体)は唯一
の鏡像体に感受性であるだけで他者は不活性であること
が公知である。実施した試験においてこの事実を考慮し
て比較する場合、ラセミ化合物のゆえに試験結果の数値
を2倍し、一定の値の結果に対しては、その効果の原因
となっているラセミ産物の投与量を2で割った後で、本
発明の化合物の結果とそれを比較する。
既に述べたように、本産物の阿片受容体ミニ−、デルタ
およびカッパに対する結合アフィニティをF、ロマン(
Roman )らが記載の方法(上記で引用)に従りて
測定した。
結果を以下の表IJC示し、調べている受容体に対する
特異的放射性リガンドの結合を50%狙害することので
きる溶解産物の濃度をナノモルで表わすIC5)で結果
を表した。
表1ニ ー木山特許第4,301,16汚 の実施例1   1110 の実施例3 の実施例12 −    #      7F      /Fの実此
例13 −トリメブチン      146    1750 
    1460U、50.483      102
8    14610       6G−モルフイン
     7   152    127これらの結果
を考慮しかつ表1では行ねnていない上記で提案された
補正なラセミ化合物に対して行った時でも、本発明の右
旋性鏡像体がモルフインとともに調べている3受容体に
対し無視できない程度のアフィニティを示す唯一の化合
物であることは明らかである。
一方、ミ乳−受容体にのみ注目すると、トリメブチンと
同様米国特許の実施例3,12および13の化合物は、
より活性が高いとはいえないまでもちょうど同じ位であ
る。同じことが、カッパ受容体のみを考慮した時の化合
物U、 50.488 Kも紙当する。
阿片受容体に対する化合物の7フイニテイ(インビトロ
)はしはしは@痛薬理作用を意味するので(立体異性体
のC几Cハンドブック−上記で引用)、全身における鎮
痛活性を証明するのに適切な1インビボ′試験に、前記
産物を用いた。
コスタ−(Koster ) R,の方法(フエデロー
シ曹ン・オブ・ゾロシーディングズ(F1a、 Pro
c、 )1959.18、p、 412 )由来の方法
に従ってマウスで行った本試験は、酢酸溶液の腹腔的投
与によって4発された疼痛の出現に及ぼす動物に経口投
与した産物類の影響を研究することから成る。
この目的のため、1群10匹の動物九対し試験前20時
間の間飲食物を全(投与しない。しかし、それら(動物
)に対し体重1001当たり溶液2−の割合で水溶液と
して研究対象産物を投与し、10分後37℃に維持した
0、5%(v/v )酢酸溶液0.25fitを腹腔的
投与する。投与3分後にdJ物が示したam痙傘の回数
を10分間計測する。対照群動物が示した平均痙中回数
の半分以下の痙輩回数である時、動物の痛みが低下した
と見なされる。
本試験において、産物は50■/kjLの用量で投与さ
れ、参考に用いられ10 rv/ktの割合で経口投与
されたモルフインは78%のill効果を示した。
表2は本研究の結果を示したものである。これらは他の
hべた化合qy/J忙比し極くわずかの鎮痛効果しか示
さない本発明産物の特徴を明らかとしかつ確認1“るも
のである。これらの知見は、もし提案した補正をこれら
のラセミ化合物に対し適用するならはなおさら一層顕著
となる。この場合、本発明の右旋性鏡像体(1’7.6
0%)は、トリメブチン(24,3X 2−48.6%
)の実質的に3分の1の鎮痛作用を有し、米国特許実施
例12の化合物(44,OX 2−88.0%)の5分
の1の鎮痛作用である。
表2 : (勺 P < 0.05 (”) P < o、oi (0”) i:’ <0.ooi 胃粘膜のオビアート受容体上における本発明の産物の局
所活性に関する研究は、へ1.クエ(Gum )らによ
って記載の方法(既述)に従った方法によって行りた。
著者らは、イヌに経口投与後のミニ−型およびカクバ型
阿片化合物の作用を研究する。少ない投与差を用いると
、ミニ−作動11す化合物の効果を発現しないが、一方
、カッパ作動剤型の化合物([J。
50.488のような)はイヌにおいて食餌中の固体の
胃排出を促進する。ところでこの作用は、阿片拮抗化合
物ナロキンンおよびM R2266によって、阻害され
、これらは、ミューおよびカッパ受容体の双方に対して
拮抗的であることが公知である( D。
レメル(Romer )ら、ライフサイエンシイズ、3
1、p、 1217−1220.1982 )。
この研究で著者らは、トリフルアトムおよびU。
50.488のようなカッパ作動剤型の阿片化合物は経
口投与されるとその局所作用によって胃からの排出を改
変するという主張を前面に押し出している。
こうした作用を本発明の産物で示す試みとして、本産物
の左旋性鏡佇体および胃胆管機能の調整作用が公知であ
るトリメブチンと比較し、本試験でこれが用いられた。
本試験の原理は、40Ofの固体中21,7%の乾燥物
質(タンパク質7.7%、脂質4.5%、炭水化物6.
9%、無P4物廖2.6%から成る)および放射性標識
シアノツバラミン含有ヒツジ肝201で構成される食餌
摂取1時間後に動物の胃内容物を測定することである。
食餌は約5分間内に動物によって摂取される。1時間後
、実験前に幽門部に約10儂程入れた小チューブによっ
て胃内容物を採取する。
採取試料を秤量1−ホモジナイズする。その放射能を測
定し、パーセントで表した胃排出量を式に従って8出す
る。
式中、cpm 1.は、混合した放射性標識肝1g当た
りの放射能を示し、 PIは、食餌に添加した放射性標識肝の重量であり、 cpmZは1時間後に採取した試料1y−当たりの放射
能であり Pは1時間後に採取したこの試料の重量である。
実際には各試験をイヌ3匹で行い、各試験は、上述の食
餌摂取20分後に動物体重1 kg−当たり0.25耐
用量の試験産物含有カプセルまたは動物において排出の
対照現象を測定するのに役立つプ2シーボカプセルを動
物忙投与することから成る。このイヌ3匹は各処置を2
回にわたり順不同で受ける。
最終的に、最終試験においてイヌ3匹は体重1 k)当
たり0. I Tn9の割合でM R,2266または
ナロキンンの静注投与を受ける。食餌は、試験産物含有
カプセル投与20分後に与えられ摂取される。固相の排
出値を既述のように測定し、マン(Mann )&ウィ
ットニ4 (Whitney )の検定(U検定)を用
いて比較する。p (0,05かまたはp −o、os
である時、対照値と比較して差が有意である。
試験産物の効果は、下記関係に従って算出されたパーセ
ントの変動によって客観的に示される。
本研究で得られた結果を表3に示した。
表3ニ ー同物質十ナロキンン    + 55−同物質+MR
2266+14% −(ハ)鏡像体        +26%* 用量5 
m97klで投与したトリメブチンを例外とし、産物を
上記のプロトコールに基づき0.25ダ/kpの割合で
投与した。
本発明の産物の作用は否定しがたいものである。
その作用は投与1時間後にイヌにおける画体の胃排出を
2倍とし、一方で左旋性鏡像体の作用は4分の1である
。さらに1観察された作用は、特にミュー受容体に拮抗
性のナロキンンおよびカッパ受容体に拮抗性のM几22
66によりて同時に阻害され、このことから、胃粘膜の
局所阿片受容体さらに詳細にはミューおよびカッパ受容
体上における作動剤型の一般活性にこの排出効果を帰す
ることができる。
本発明産物の抗けいれん活性については、そのD(−3
−酒石酸塩の形態において、ラット腸管の必須部位であ
る十二指腸を用い1インビトロ′で研究した。
この研究は、この組織断片忙おいてけいれん誘発剤(本
研究では塩化バリウムとした)で収縮を訴発し、次に、
誘発された収縮強度を50%狙害可能な産物の溶液濃度
(IC5o)を算出することから成る。
本研究の結果を表4に−示す。
表4= モルフインは本試験で不活性であるが、本発明の産物は
、鎮痙作用の参考化合物と見なされるパバベリンをわず
かに上回る活性を示す。
最後になるが、本発明の産物の急性毒性試験は、特にそ
の左旋性鏡像体に関して同様に重要である。
この毒性を雄マウスで経口により調べた。試験物質を動
物体重100 P当たり水溶液2−の割合で投与した。
投与後3時間にわたり動物を観察後、次に14日間毎日
観察し、屠殺後剖検な実施する。
LD、 (50%の動物を死亡させる致死量)は、リー
ド(Reed ) J、 L、およびミエンク(Mue
nch)Hl(アメリカン・ジャーナル・オブ・ハイジ
ーン(Am、 J、 Hyg、 1939.27、I)
、 493 )の方法に従って算出した。得られた結果
を下記の表5に示した。この結果から、本発明の産物は
、この試験において、左旋性鏡像体の約半分の毒性であ
ることが示された。
表5: (ト)鏡像体          407−(へ)鏡像
体         255上述の試験が本発明の産物
の重要性を示唆することは疑いな(、一方で胃粘膜上の
阿片受容体において作動削型の局所作用を有し、また一
方では特に腸レベルで抗けいれん活性を有することから
成る特性は、胃食道逆流・潰瘍・消化不良・胃炎・機能
性給湯疾患および胆のうジスキネジーなどの胃運動が関
与している消化器疾患の治療に二重の有用性があること
を証明する。
本発明の薬剤の活性成分として、(ト)−1((3゜4
.5−)リメトキシ)−ベンジルオキシメチル〕−1−
・フェニル−N、N−ジメチル−n−プロピルアミンで
ある遊離アミンまたは薬剤学的に容認できる有機酸また
は鉱酸の酸添加塩を用いることができる。そのようなも
のとして、酢酸・クエン酸・グルコン酸・マレイン酸と
同様、塩酸・臭化水素酸・リン酸・硫酸が用いられる。
有機霞に関する限り、D−H酒石酸が本発明化合物の好
適な添加塩を付与する。その理由は、エタノール中での
結晶化によるその稍羨が簡便かつ効串的であり、また一
方で水溶性であるため吸湿性となることな(水性剤形の
調製に適していることである。それは、製幸工業におけ
る架剤としての用途に必要な物理化学的安定性を有して
いる。
本発明のもうひとつの面は、右旋性アミノエーテルオキ
シドおよびそのD−(ハ)酒石酸塩を調111する工程
であり、これらは下記によって得ることができる。
□米国特許第4,301,163号に記載された工程と
類似の好適な工程で日本国特許公開第16416/19
80(1980年5月1日付)K記載された方法でE4
製さね、た(ト)−2−ジメチルアミノ−2−フェニル
−n−ブタノールを構造式 の3,4,5−)リメトキシベンジルハロゲン化物と反
応させることから成る工程 (式中、Xは塩素、A軍警たはヨウ素の7%ログン原子
である)。
これは、さらに詳細に述べると、まず最初に1ナトリウ
ム・カリウムまたはそれらの水軍化物またはアミド類の
ようなアルカリ金属との反応によって右旋性アミノアル
コールの金属アルコ2−トを調製することを意味する。
この反応は、一般に、ベンゼン・トルエン・キシレンの
ようすffWt[F媒中かまたは、ジエチルエーテル、
ジオキサン、デI−ラヒドロフランのようなエーテル性
溶媒中、寸たはジメチルスルホキシド、ジメチルホルム
アミド、アセトニトリル、ジメチルアセドア2ド、ヘキ
サメチルホスホロトリアミドのよ5な溶媒中で行われる
。塩化(Sa目fication )反応は、アルコー
ル1モル当たり金属試薬0.7乃至1.5モルを用いて
行われ、好ましくは前記試薬の0.9乃至1.2モルで
ある。塩化温度は0乃至140℃で、さらに特定すると
20乃至110℃である。
アミンアルコールの金属塩は30分乃至6時間の反応時
間後に形成され、次にこれをO乃至1,40℃の間の温
度で、好ましくは70乃至110℃の間の温度3で3.
4.5−トリメトキシベンジルハロゲン化物で濃縮する
。濃縮を1乃至24時間、好ましくは2乃至6時間継続
し、反応終了を薄層クロマトグラフィでチエツクする。
形成された生成物の分離は、例示した実施例に記載した
従来法で実施する。
得られた右旋性アミンエーテルオキシドは上述の適切な
酸で塩とすることができる。好まし2い方法としては、
塩化する生成物1モル当たり0,75乃至1.25モル
の割合で1)−(ハ)酒石酸を用いてこの操作を行うこ
とができる。本反応は、低分子量のケトン類またはアル
コール類のような溶媒中で実施されろ。エタノールが好
ましく、異性体1亀遺部5乃至7容量およびD−(ハ)
酒石[0,95乃至1.05モルが通常添加される。本
反応は20乃至80℃の温度で15分乃至5時間行われ
、さらlc%定すると、35乃至50℃の間の温度で3
0分乃至1時間行われる。この塩の結晶化は、20℃で
、48時間後に完了し、その後、本発明の右旋性異性体
のD−(ハ)酒石酸塩が治療用途忙充分な純粋な状態と
してろ過によりて得ることができる。しかし、もし必要
ならば、本産物をエタノール中における再結晶によりて
、すなわち、米国特許筒4,301,163号の実施例
2中で調製されたアミノエーテルオキシドラセミ体の分
解により【精製することができる。
従来法によりて、この分解は光学活性酸で塩化後にジア
ステレオマ異性体を分離するととKよって行われる。こ
の工程は一般に行われている。試薬およびその使用に関
する%に包括的な編集は1化学物質の光学分解法(0p
tical Re5olution Pro−cedu
res for Chemical compound
s )  %巻1:アミン類および関連化合物(Am1
nes and relatedcompounds 
) oボーA/ 二s、−マン(Paul Newma
n )−1978に見い出すことができる。
さらに詳細な用語で述べると、本工程は、沸点が80℃
以下またはその付近にあるケトンまたはアルコールの溶
媒中に溶解した対応するプロピルアミンラセミ体を(ト
)右旋性有機酸を用いて塩化し不溶性の(ト)−酸/(
へ)−プロピルアミン塩を生成すること、(ト)酸およ
びn−プロピルアミンの(ト)鏡像金属またはアルカリ
土類または水酸化アンモニウム溶液を添加することによ
ってこの溶液のpHを10付近または10を超えるまで
アルカリ化すること、遊離した右旋性n−プロピルアミ
ンを有機溶媒で抽出すること、次いで、所望の(ト)−
n−プロピルアミンを得るために抽出有機溶媒を留去す
ることから成る。
この分解法を実施するに際しては、酒石酸鏡像体顛が好
ましい。これらを用いる際には、L−(ト)−酒石酸と
ともに第−相にジアステレオ異性体が形成され、この酸
と左旋性鏡像体の間に形成されたジアステレオ異性体は
結晶性であり、これをろ過によって除去後、ろ液を処理
しその壇を遊離とした後に本発明の目的であるn−プロ
ピルアミンの右旋性異性体を分離する。そして最終的に
、D−H−酒石酸で添加塩が調製され、この塩を・最後
に上述の如く精製できる。
ラセミ化合物1モルの分解を進めるためkは、L−(ト
)−酒石酸0.6乃至1.5モルを用いて、低分子量で
かつ沸点が80℃付近かまたはそれ以下のアルコールま
たはケトンであるのが好適な溶媒中でこのアミンを塩化
する。この溶媒は好ましくは無水であるべきである。無
水アルコールは、処置する化合物の1重量部当たり3〜
30容量部の割合で最も頻繁に用いられる。
塩化は、得られた溶液を溶媒還流下で5分から1時間溶
液を加熱し、次に冷却してL−(ト)−酒石酸からジア
ステレオ異性体を形成させかつ本発明化合物の左旋性鏡
像体を結晶化させることによって塩化が行われる。
副産物であるこの塩は、ろ過によって除去する。
このろ液を、本発明の右旋性鏡像体を得るために適切な
方法で処理する。この目・的のために、溶媒を蒸留によ
って除去し、pHを10付近かそれ以上とするために充
分用のアルカリ溶液中にこの残液を取る。本発明の産物
を、エーテルまたはメチレンクロリドのような適切な溶
媒中に抽出する。
この抽出溶媒を留去後、本発明の右旋性鏡像体を上述の
如く、特に好適であるD−(ハ)−酒石酸との添加塩を
形成させて精製し、さらにこの塩を結晶化させ精製する
これらの工程については、得られた本発明の産物につい
てその工程および特徴を記した実施例によって、実験部
において例示されているが、それらは限定的なものでは
ない。
本発明の産物およびその塩の有用性は、種々の消化管運
動障害の治療で示唆されてきた。治療すべき本疾患の性
質および重篤度に応じて、−日泊療投与1は、本産物を
5乃至1000〜、好ましくは25乃至soo rR9
含有すべきであり、それは1回または、数回に分けて服
用できる。
本産物は、服用・スプレー用・注射用に適当な錠剤・カ
プセル剤・坐剤・溶液またはr#37111g、のよ5
な従来の剤形で提供される。
ガレヌス剤形すなわちいわゆる1乾涌′剤形のためには
、活性成分量は最各1製品itの5乃至80%とするこ
とができ、賦形剤総量は前記重量の95乃至20%の割
合とすることができる。いわ1φる1水性“剤形(懸濁
液および溶液)では、活性成分は組成物重量の0.1乃
至20%とすることができ、水および種々の添加物は最
終製品総重量の99.9乃至80%となる。
0.5%(w/v)注射剤の1iliffおよび1単位
当たり本発明化合物の(へ)−酒石愼塩100p9用量
のコーティング錠剤の調製を例示のために記した。
(実施例) 処方 本注射  0.5% w/v) 注射剤1ooi調製のための化合物ニ ー  fJr3−1−C(3、4、s−) リ)t ト
aシ)ベンジルオキシメチル〕−1−フェニA/−N、
N−ジメチル−n−プロピルアミンのH−酒石酸塩0.
500 y− □ 注射用塩化ナトリウム    0.8501i’注
射剤用蒸留水  適量  100.OdR製: 本化合物を、この製剤のために処方された蒸留水量の約
95%に約20℃の温度で撹拌しながら溶解した。得ら
れた溶液を孔径22ミクロンの膜でろ過し、次いで、同
様化ろ過した蒸留水でろ液の容量を正確に調整する。こ
の注射剤を1アンプル当たり5−の割合で充てん後アン
プルを密封し121 Cで30分間滅菌する。
1単位当たりの処方 m−(ト)−1−C(3、4、5−)リメトキシ)ベン
ジルオキシメチル〕−1−・フェニル−N、N−ジメチ
ル−n−プロピルアミンの(へ)−酒石酸塩100.0
ダ ー リン酸二カルシウム     30.0ダーーー 
ラクトース        132.0■−一トウモロ
コシデングン    80.0〜−一 力/+/ボキシ
メチルセルロース 10.0TPfI−ポリビニルピロ
リドン25  16.0叩−ミクロクリスタリンセルロ
ース  20.01v・−一 ステアリン酸マグネシウ
ム  4.0■−タルク            8.
0ダーーー ヒドロキシメチルセルロース  4.49
− 二酸化チタン        1.1ダ総蓋 40
5.54 調製: 下記をミキサー型ニーダ−に入れる。
−活性成分         1750 P−リン酸二
カルシウム     525F−一 ラクトース   
      2320 y−m−トウモロコシデンプン
   1400 ?−カルボキンメチル・セルロース 
l75y−湿潤させるために、ポリビニルピロリドン2
51.059−の精製水770耐溶液を得られた混合物
に添加する。この混合物を2Bメツシー付きの装置で顆
粒化し、この粒状物質を50℃のオーブンで乾燥後、そ
れらをl rJメッシコ、を通過させることによって一
定の粒とする。
ミクロクリスタリンセルロース346y−、ステアリン
酸マグネシウム691およびタルク139 Pを、ミキ
サーに入れた上記顆粒63655’lC添加する。
混合後、1個当たり401.5■となるまで本産物を圧
縮し、得られた錠剤を順次二酸化チタンの水性懸濁液お
よびヒトaキシゾロビルメチルセルロースを用いて40
℃の遠心機でコーティングした。
最終的に、1個当たり平均重量406.7■で各錠剤が
本発明産物の(へ)−酒石酸塩1.OO’%’を含有す
る最終コーティング錠剤を得る。
実験部 調製工程 本実施例1(好ましい) ジメチル−n−プロピル ミン 湿分防止しチッ素雰囲気下の反応装置に無水ジオキサン
5Qyd、次に水素化ナトリウム6.209−の80重
量(w / w )%パラフィン(0,207モル)懸
濁液を入れる。
撹拌しながら50℃を超えないようKして、(ト)−2
−ジメチルアミノ−2−フェニル−ブタノール40 P
 (0,207モル)(〔α〕D−+7.901 C−
1sエタノール)を入れる。この懸濁液をさらに45分
間40℃で撹拌し、次に20℃近くの温度に冷却する。
2時間以内にかつ50℃を超えないようKして、3.4
.5−トリメトキシベンジルクロリド44.95’ (
0,207モル)の無水ジオキサン5−溶液を入れる。
反応媒質を70−75℃に加熱しこの温度に5時間維持
する。冷却後、この混合物を一晩放置し温度を20℃以
下に保ちながら次に水200117をゆっくりと添加す
る。硫酸でpH1まで酸性としトルエン60−で抽出す
る。
トルエン相を単離し除去する。酸相を濃縮水酸化ナトリ
ウム溶液でアルカリ性と、シ、次に塩化メチレン150
−で2回抽出する。
有機相を合わせて水で洗浄後、Na2804で乾燥する
。この溶媒を蒸留する。得られた産物は、淡黄色で粘性
油状の形態である。
重量770.30 !%  収率:91%I HN M
 RCDCl5(60BJHz 1T M S誘導)−
化学シフト(ppm ) : 0.70 (三重項、3
 H) 、1.95(四重項、2 H) ; 2.32
 (−重項、61()、3.90(−重項、11 H)
、4.55 (−重項、2 H) ; 6.65(−重
項、2H)7.35(拡張(broad )、5H)〔
α)D −+16.5” (C−6、エタノール)b)
D−H−酒石酸による塩化 上記の如く調製した右旋性鏡像体3.50 ? (9,
38mmol )、D−Q−酒石酸1.375’ (9
,13mmol )および無水エタノール211rLt
を反応装置に入れる。
撹拌しながらこの混合物を50℃に加熱し30分間この
温度に維持する。この溶液を約10℃まで16時間内で
ゆっくり冷却する。この結晶をろ過し、一定重量となる
まで50℃で±2バキエオ(in vacuo : g
臣下)で乾燥する。
重i : 4.06 P   収率m−85%mI)−
147℃ 〔α〕七−+14.5@(C−5、HCJN
)本産物試料を沸とう中のエタノール中で再結晶する(
1重量部当たり5容量)。得られた結晶は、処置の産物
と同等の融点および旋光度を有してい結論すると、上記
の融点および旋光度の値は精製産物の%徴であると見な
される。
湿気を防止した反応装置に、無水エタノール2工0−1
(+/ −)−1−〔(3,4,5−トリメトキシ)ベ
ンジルオキシメチル〕−1−フェニル−N、N−ジメチ
ル−n −フロビルアミン30P (80,3mmol
 )を入れる。次に、L−(ト)−酒石r!R9,6P
 (64,2mmol )を添加し、吹に撹拌しながら
この混合物を還流下で加熱し、15分間これを続ける。
得られた溶液を撹拌しながらゆっくりと20℃まで冷却
後、−晩装置する。
溶解しなかりた部分をろ過し取り出す。それは、本質的
に本発明の産物の左旋性鏡像体のL−(ト)−酒石酸塩
を含有し、比較のための試料を得るために、一定の旋光
度[α]p −−14,5°(C−5、HCIN)K到
達するまで産物1重量部当たり5容量の無水エタノール
中で再結晶することによって精製する。
本発明の産物を含有する一次結晶のアルコールろ液をイ
ンバキュオで蒸発させ、残渣を水16〇−に溶かす。
この溶液を濃縮水酸化ナトリウム溶液でpH10までア
ルカリ性とした後、塩化メチレン120−で2回抽出す
る。有機相を合わせて水で洗浄後、Na2804で乾燥
する。蒸留によりて塩化メチレンを留去後、淡黄色、油
状の右旋性異性体を豊富に含む残渣が得られる。
重量: 16.50 P   重量収率:55%〔α)
−+14.7”(C−6、エタノール)−光学純度−8
9% b)D−H−酒石酸による塩化 前記の産物12.6 P (33,7mmol )およ
びD−E−3−酒石rR5,05P (33,7mmo
l )の無水x p / −#11〇−溶液を用いて、
実施例1のb)に記載の方法を行う。結晶化した産物を
ろ過し乾燥する。
重量:13.8P  重量収率ニア8%mp = 14
3 145℃ 〔α)、、+t3.s” (C−5、H
CI N ) 、光学純度−95% 本産物を還流下にエタノール65−中で再結晶する。撹
拌しながらゆっくりと20℃まで冷却後、結晶をろ過し
、一定重量となるまで4yバキエ」で乾燥する。
重量:IZ4P  重量収率:90% mp = 147℃ (a) ” −+13.8°(C
−5、HC7N)産物試料をアルカリ性媒体中で処理し
、塩化メチレンで抽出する。蒸発後に得られた淡黄色、
油状残渣はエタノール中6%(W/V)濃度で〔α〕D
が+16.6°の旋光度を示す。計算すると、この数値
が本発明の目的である右旋性異性体の光学純度に特徴的
であることがわかる。
代理人 三 宅 正 夫 他1名

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記構造式の(+)−1−〔(3,4,5−トリ
    メトキシ)−ベンジルオキシメチル〕−1−フェニル−
    N,N−ジメチル−n−プロピルアミン▲数式、化学式
    、表等があります▼ およびその薬剤学的に許容できる酸添加塩。
  2. (2)(+)−1−〔(3,4,5−トリメトキシ)−
    ベンジルオキシメチル〕−1−フェニル−N,N−ジメ
    チル−n−プロピルアミンD−(−)−酒石酸塩。
  3. (3)下記構造式の(+)−1−〔(3,4,5−トリ
    メトキシ)−ベンジルオキシメチル〕−1−フェニル−
    N,N−ジメチル−n−プロピルアミン▲数式、化学式
    、表等があります▼ およびその薬剤学的に許容できる酸添加塩、および治療
    上許容できる担体から成ることを特徴とする胃腸病薬剤
  4. (4)前記塩が前記の(+)−1−〔(3,4,5−ト
    リメトキシ)−ベンジルオキシメチル〕−1−フェニル
    −N,N−ジメチル−n−プロピルアミン(D)−(−
    )−酒石酸塩である請求項(3)に記載の薬剤。
JP1167168A 1989-02-20 1989-06-30 (+)1―〔(3,4,5―トリメトキシ)―ベンジルオキシメチル〕―1―フェニル―N,N―ジメチル―n―プロピルアミン Expired - Fee Related JP2525244B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8902177 1989-02-20
FR8902177A FR2643369B1 (fr) 1989-02-20 1989-02-20 La (+) 1-((3,4,5-trimethoxy) benzyloxymethyl)-1-phenyl-n,n-dimethyl-n-propylamine, son procede de preparation et son application en therapeutique

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02264749A true JPH02264749A (ja) 1990-10-29
JP2525244B2 JP2525244B2 (ja) 1996-08-14

Family

ID=9378940

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1167168A Expired - Fee Related JP2525244B2 (ja) 1989-02-20 1989-06-30 (+)1―〔(3,4,5―トリメトキシ)―ベンジルオキシメチル〕―1―フェニル―N,N―ジメチル―n―プロピルアミン

Country Status (18)

Country Link
EP (1) EP0384088B1 (ja)
JP (1) JP2525244B2 (ja)
KR (1) KR0146340B1 (ja)
AT (1) ATE87609T1 (ja)
AU (1) AU614851B2 (ja)
CA (1) CA1331994C (ja)
DE (1) DE68905799T2 (ja)
DK (1) DK170972B1 (ja)
ES (1) ES2054050T3 (ja)
FI (1) FI94860C (ja)
FR (1) FR2643369B1 (ja)
HK (1) HK73496A (ja)
IE (1) IE62817B1 (ja)
IS (1) IS3478A7 (ja)
NO (1) NO172339C (ja)
NZ (1) NZ229558A (ja)
PT (1) PT90927B (ja)
ZA (1) ZA894580B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996006068A1 (fr) * 1994-08-22 1996-02-29 Yoshitomi Pharmaceutical Industries, Ltd. Compose benzenique et son utilisation medicale

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5389686A (en) * 1989-02-20 1995-02-14 Jouveinal Sa Analgesic properties of fedotozine
EP1110549A1 (en) * 1999-12-23 2001-06-27 Warner-Lambert Company Use of trimebutine for treating pain

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2460919A1 (fr) * 1979-07-11 1981-01-30 Prod Synthese Ste Indle Amino-ethers oxydes, leur procede de preparation et leur application en therapeutique

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996006068A1 (fr) * 1994-08-22 1996-02-29 Yoshitomi Pharmaceutical Industries, Ltd. Compose benzenique et son utilisation medicale

Also Published As

Publication number Publication date
EP0384088A1 (fr) 1990-08-29
NO892410D0 (no) 1989-06-12
CA1331994C (en) 1994-09-13
JP2525244B2 (ja) 1996-08-14
FI94860B (fi) 1995-07-31
NO172339C (no) 1993-07-07
IE891907L (en) 1990-08-20
DK298889D0 (da) 1989-06-16
PT90927B (pt) 1995-05-04
IS3478A7 (is) 1990-06-18
IE62817B1 (en) 1995-03-08
FI892911A (fi) 1990-08-21
FR2643369A1 (fr) 1990-08-24
FI94860C (fi) 1995-11-10
ZA894580B (en) 1991-02-27
EP0384088B1 (fr) 1993-03-31
NO172339B (no) 1993-03-29
KR900012884A (ko) 1990-09-03
AU614851B2 (en) 1991-09-12
ES2054050T3 (es) 1994-08-01
DK170972B1 (da) 1996-04-09
KR0146340B1 (ko) 1998-08-17
HK73496A (en) 1996-05-03
ATE87609T1 (de) 1993-04-15
DE68905799T2 (de) 1993-10-14
DE68905799D1 (de) 1993-05-06
NO892410L (no) 1990-08-21
NZ229558A (en) 1991-01-29
AU3664189A (en) 1990-08-30
PT90927A (pt) 1990-08-31
DK298889A (da) 1990-08-21
FR2643369B1 (fr) 1991-07-05
FI892911A0 (fi) 1989-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5245080A (en) (+)-1-[(3,4,5-trimethoxy)-benzyloxymethyl]-1-phenyl-N,N-dimethyl-N-propylamine, process for preparing it and its therapeutical use
TW386081B (en) Opioid compounds
AU2014239995B2 (en) Salt of omecamtiv mecarbil and process for preparing salt
US5554633A (en) Substituted amines as tachykinin receptor antagonists
JPS61233654A (ja) N‐(2アミノ脂環式族)‐アリールアシルアミド及びその製法
JPS6049192B2 (ja) 新規置換ベンズアミド、その製造方法及びこれを有効成分とする向精神薬
JPS5920275A (ja) ピペラジン誘導体、その製造法並びにこれらを含有する薬剤処方物
KR20010042739A (ko) 티에닐아졸일알콕시에탄아민, 이의 제조방법 및 이의 용도
PT87308B (pt) Processo para a preparacao de n-(piridinil)-1h-indol-1-aminas e de composicoes farmaceuticas que os contem
JP2656594B2 (ja) ジアミン化合物、その製法及び該化合物を含有する高血圧症及び炎症を治療するための医薬
JPH0429671B2 (ja)
JPS59141558A (ja) 2−イミノ−ピロリジン類,その製造法および治療用組成物
KR900005133B1 (ko) 아릴옥시-n-(아미노알킬)-1-피롤리딘 및 피페리딘 카복스아미드 및 카보티오아미드의 제조방법, 및 이를 함유하는 약제조성물
JPH02264749A (ja) (+)1―〔(3,4,5―トリメトキシ)―ベンジルオキシメチル〕―1―フェニル―N,N―ジメチル―n―プロピルアミン
JP5486008B2 (ja) 1‐ブチル‐2‐ヒドロキシアラルキルピペラジン誘導体およびその抗鬱剤としての使用
JPH05320103A (ja) プロパンアミンおよびその治療用とくに止瀉用医薬組成物
US5266599A (en) Use of (+)-1-[(3,4,5-trimethoxy)-benzyloxymethyl]-1-phenyl-N,N-dimethyl-n-propylamine to increase gastric discharge in a subject
TWI267510B (en) Pharmaceutical salts of reboxetine
WO2009073138A2 (en) Treatment of metabolic syndrome with novel amides
JPS59139361A (ja) オクタトリエン誘導体
JP3786983B2 (ja) ピロリジノン誘導体
AU2001292236B2 (en) 5-phenylbenzylamine compounds, process for their production and intermediates for their synthesis
DE2311067C2 (de) Diphenylmethoxyäthylamine, Verfahren zu deren Herstellung und Verwendung von Diphenylmethoxyäthylaminen bei der Bekämpfung der Parkinson-Krankheit
US3777027A (en) Anorectic compositions comprising n-pyridylalkyl-beta-alkoxy-beta-trifluoro-methylphenalkylamines
US3903165A (en) Ethynylaryl amines and processes for their preparation

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees