JPH02264200A - 送風装置 - Google Patents

送風装置

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JPH02264200A
JPH02264200A JP8353189A JP8353189A JPH02264200A JP H02264200 A JPH02264200 A JP H02264200A JP 8353189 A JP8353189 A JP 8353189A JP 8353189 A JP8353189 A JP 8353189A JP H02264200 A JPH02264200 A JP H02264200A
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JP
Japan
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fan
air
static pressure
axial fan
blade
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Pending
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JP8353189A
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English (en)
Inventor
Masao Isshiki
正男 一色
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH02264200A publication Critical patent/JPH02264200A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、たとえば空気調和機に備えられ。
特に複数の軸流ファンを多段にして備えた送風装置に関
する。
(従来の技術) たとえば空気調和機の室外側ユニットには。
圧縮機や室外側熱交換器とともに送風機が配設される。
通常、上記送風機は、駆動モータの回転軸に軸流ファン
を嵌着固定してなるものであり、冷凍サイクル運転にと
もなって軸流ファンを回転駆動し、上記室外側熱交換器
に外気を流入して、これを冷却するようになっている。
(発明が解決しようとする課題) このような送風機では、軸流ファンの羽根径を大きくし
ても静圧を高くすることができず、したがって大風量を
得られないという不具合がある。
すなわち、第8図に、大型のブレード(翼)F。
を備えた軸流ファンについて説明すると9図において上
下方向に沿う軸A−Bを軸流ファンの回転軸とし、かつ
上記ブレードFoはこの回転軸A−Bと直交する方向2
図においてたとえば左方向に回転するものとする。この
とき上記ブレードFOの両側面に沿って空気の流れが生
じるが、その風は特に背面側の所定点P。でブレードF
oから離間する。上記点Poはいわゆる剥離点であり、
風は図中−点鎖線矢印に示すようにブレードFOから順
次離間する方向に導かれる。図において、矢印uoをこ
のブレードF。の回転方向および周速としたとき 矢印
Voは風が実際に吹出される方向およびブレードF。に
対する相対速度を示す。
このとき相対速度■oは1回転軸A−Bに対して角度θ
0を存する。そしてまた、これら周速LIQと相対速度
Voとから平行四辺形ベクトルとして現わされる矢印W
oは、ブレー+: F Oの吹出側における風の絶対速
度である。この吹出絶対速度WOは、同転軸A−Bに対
して角度β0を存する。
同図で明らかなように、ベクトル線図の起点Oとブレー
ドF。の図において下端部である理想とする吹出点O6
との相互間隔が極めて大となるとともに理想とする吹出
方向である回転軸方向A−Bに対して相対速度Voのな
す角度θ0が大である。
このことから、単にブレードFoを大型にしただけでは
、高静圧で大風量の風が得られないことが証明される。
また、このような大型ブレードを有する軸流ファンの風
量と静圧との相対関係は、第9図の8曲線に示すような
変化となる。この軸流ファンの特性として、所定風量に
おいてブレードからの気流の剥離現象が顕著となり、−
旦静圧が低下する。
この状態を越えると、剥離現象に渦流が生じ、この渦に
よる気流の戻りのために静圧が上昇する。
さらに風量が増大した時点で摩擦が生じて損失となり2
静圧が低下する。なお2通常負荷曲線は。
上記軸流ファンをたとえば空気調和機に用いた場合に、
極く正常な負荷状態での必要な風量に対する静圧の変化
である。大負荷曲線は、たとえば熱交換器に霜が付着し
、かつこれが厚くなって送風を妨げている状態における
必要な風量に対する静圧の変化である。従来の8曲線と
通常負荷曲線および大負荷曲線との交点をみると1通常
負荷状態での交点Q+における静圧より、大負荷状態で
の交点Q2における静圧の方が低くなる。すなわち、よ
り高い静圧が必要な状態であるにも拘らず、その1」的
を満足しない特性となっている。
本発明は上記事情に着目してなされたものであり、その
目的とするところは、多段ファンにすることにより、そ
の条件に応じた最適な高静圧で大風量の風を得られるよ
うにした送風装置を提供しようとするものである。
〔発明の構成〕
(課題を解決する手段) ずなわぢ本発明は、複数の軸流ファンを複数の駆動モー
タの回転軸に嵌着固定して多段ファンとなし、かつ互い
に全ての駆動モータを同軸上に配置してなり、上記各軸
流ファンのブレードは。
前段側軸流ファンのブレードから吹出される風の吹出絶
対速度方向と、後段側軸流ファンのブレビが吸込む風の
吸込絶対速度方向とが同一となるように設定したことを
特徴とする送風装置である。
(作用) このようにして構成することにより、後段側軸流ファン
における吹出相対速度方向がファンの回転軸方向に近似
し、よって送風に無駄がなくなるとともに圧力が上昇し
、高静圧で大風量の風を得られる。
(実施例) 以下2本発明の一実施例を図面にもとづいて説明する。
第1図および第2図に示すように、送風装置は構成され
る。すなわち2図中1aは第1の軸流ファンであり、こ
れは第1の駆動モータ1bの回転軸に嵌着固定される。
この状態で上記第1の駆動モーターbは第1の支持具]
Cに取付支持される。図中28は第2の軸流ファンであ
り。
これは第2の駆動モータ2bの回転軸に嵌着固定される
。この状態で上記第2の駆動モータ2bは第2の支持具
2cに取付支持される。上記第1゜第2の支持具1c、
2cは、それぞれ駆動モータlb、2bを同軸上に揃え
るよう支持するとともに、各軸流ファンla、2aが互
いに近接するよう配置する。そして、各軸流ファンla
、2aを第2図のみに示すケーシング3で囲繞して送風
装置か構成される。なお、第1.第2の軸流ファンla
、2aのブレードF1・・・、F2・・・は互いに同一
弦長であるが、後述するようにその向きおよびねじり角
度か設定される。しかも、第1.第2の駆動モータlb
、2bはそれぞれの軸流ファン]、a、2aを互いに反
対方向に回転駆動するよう制御される。
このようにして構成される送風装置を、たとえば第3図
に示すように、空気調和機の室外ユニットに配設する。
すなわち、ユニット本体4内は仕切板5で2分され、そ
の一方の室には、平面略し字状に形成される室外側熱交
換器6が配置されるとともに上記送風装置Sが配置され
る。他方の室には、圧縮機7および制御装置8が配置さ
れてなる。
しかして、冷凍サイクル運転をなすとともに送風装置S
を作動する。第1の駆動モータ1bは第1の軸流ファン
1aをたとえば反時計回り方向に回転駆動し、第2の駆
動モータ2bは第2の軸流ファン2aを時計回り方向に
回転駆動する。したがって、第1の軸流ファン1aが吹
出す風(外気)を第2の軸流ファン2aが直ちに吸込み
、そして吹出す。外気はユニット本体4内に吸込まれ。
室外側熱交換器6に流入して熱交換をなし、再びユニッ
ト本体4外部に吹出される。第1.第2の軸流ファンl
a、2aともブレードF、、F2の弦長が比較的短いに
も拘らず、第2の軸流ファン2aから吹出される風は、
後述する理由により高静圧であり、かつ大風量が得られ
る。
その理由を、第4図にもとづいて説明する。前段側ファ
ンである第1の軸流ファン1aのブレードF1と、後段
側ファンである第2の軸流ファン2aのブレードF2と
は、互いにその弦長が略同一であるが、向きおよびねじ
り角度か異なる。上記前段側ファンのブレードF1がた
とえば図中右方向に周速u1で回転するとき、相対速度
v1は回転軸方向A−Bに対して角度θ1を存する。こ
れら周速u1と相対速度V1との関係から、吹出側の絶
対速度w1が求められる。このときの吹出絶対速度w1
の回転軸方向A−Bに対する方向角度はβ1で現わされ
る。また、このブレードF1は従来のものよりも弦長さ
が短いので、風の剥離点P1位置が異なるとともに、ベ
クトル線図の起点0と、ブレードF1の図において下端
部である理想とする吹出点O3との相互間隔11は、従
来のちのよりも短くなる。そしてこのブレードF1の吹
出絶対速度W、方向に近接して、上記後段側ファンのブ
レードF2が位置する。このブレードF2のねしり角度
を前段側ファンのブレードF1の吹出絶対速度w1方向
と略一致させる。さらに述べれば、後段側ファンのブレ
ードF2の吸込側絶対速度の方向角度β2を上記吹田側
絶対速度w1の方向角度β1に略一致させる。また、こ
のブレードF2の風の剥離点P2位置がさらに異なると
ともに、ベクトル線図の起点Oと、ブレードF2の図に
おいて下端部である理想とする吹出点02との相互間隔
12は、前段側ファンのブレドF1よりもさらに短くな
る。ブレードF2の周速u2の方向はプレートF1と逆
であり、吹出側における相対速度V2が得られるととも
に平行四辺形ベクトルから吹出絶対速度w2が得られる
特に、相対速度V2の回転軸方向A−Bに対する角度θ
2が、吸込側絶対速度の方向角度β2より小さくなり、
その結果、後段側ファンである第2の軸流ファン2aか
ら吹出される外気は、この回転軸方向A−Bにより近接
し、静圧が高くなって大風量の風が得られることとなる
第9図に示す風量と静圧の相対特性について。
本発明における送風装置は図中A曲線に示す変化になる
。このA曲線と1通常負荷曲線と大負荷曲線との交点Q
3.Q4をみると1通常負荷状態よりも大負荷状態が高
い静圧となる。すなわち1本発明の送風装置によれば、
必要な場合に高い静圧の風が得られることとなる。
なお、複数の軸流ファンを同軸上に並べて互いに逆方向
に回転させる手段として、たとえば遊星歯車などを組合
わせた逆転歯車機構を各軸流ファン相互間に設けること
により可能であり、この場合、単独の駆動モータですむ
。しかしながら、上記逆転歯車機構は大きなスペースを
必要とするとともに部品点数が多くなり、かつ組立が複
雑で作業性が悪く、信頼性が低いものである。これに対
して本発明のごとく、各軸流ファンを専用の駆動モータ
に連結して逆方向に回転駆動する構成であれば スペー
スをとらず1組立ても簡単で信頼性が高い。
なお上記実施例においては、送風装置を空気調和機の室
外ユニットに配置したが、これに限定されるものではな
く、以下に述べるような空気調和機に用いてもよい。す
なわち、第5図(A)は天井埋込み形の空気調和機を設
置した天井10に設けられる吸込口11と吹出口]2を
示す。同図(B)に、空気調和機本体13とはダクト]
−4゜14を介して上記吸込口11と吹出口12を連通
し、同図(C)に空気調和機本体15に上記吸込口11
を直接連結し、吹出口12はダクト16を介して連通ず
るタイプの天井埋込み形空気調和機を示す。いずれにし
ても、空気調和機本体13゜15内には先に説明した通
りの送風装置が収容される。第6図(A)、(B)は、
下がり天井埋込み形の空気調和機と、その吸込口]1お
よび吹出口12を示し、空気調和機本体17に対して吸
込口11は直接、かつ吹出口12はダクト18を介して
、互いに直交する方向に連通ずる。また、第7図(A)
、(B)は天袋収納形の空気調和機と。
その吸込口]1および吹田口12を示す。空気調和機本
体19から突設される吸込口体20.20は天袋21内
に開口し、吹出口体22.22は上記吹出口12に設け
られるダクト23に接続される。いずれの空気調和機本
体17.19も、」1記実施例と同様の送風装置を収容
することは、勿論である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、軸流ファンのブレ
ードの弦長が短く、シたがって小型のファンでありなが
ら、高静圧で大風量を得られ、たとえば空気調和機に用
いた場合には冷凍能力の大幅向上化を図れるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示し。 第1図は送風装置の分解した斜視図、第2図はその縦断
面図、第3図は本送風装置を配置した空気調和機の概略
〜ト面図、第4図は送風特性を説明する図、第5図ない
し第7図は本発明の他の実施例を示し、第5図(A)は
天井埋込み形空気調和機の吸込吹出構造の斜視図、同図
(B)はその空気調和機の概略構成図、同図(C)はさ
らに異なる空気調和機の概略構成図、第6図(A)は下
り天井埋込み形空気調和機の吸込吹出構造の斜視図。 同図(B)はその空気調和機の概略構成図、第7図(A
)は天袋収容形空気調和機の吸込吹出構造の斜視図、同
図(B)はその空気調和機の概略構成図、第8図は本発
明の従来例を示す軸流ファンの送風特性を説明する図、
第9図は本発明送風装置と従来送風機の静圧−送風特性
を示す図である。 1a・・・第1の軸流ファン、2a・・・第2の軸流フ
ァン、lb・・・第1の駆動モータ、2b・・・第2の
駆動モータ、F】・・・(前段側ファンの)ブレード。 F2・・・(後段側ファンの)ブレード。 出願人代理人  弁理士 鈴江武彦

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数の軸流ファンと、これら軸流ファンをそれぞれの回
    転軸に嵌着固定して多段ファンとなし、かつ互いに同軸
    上に配置される複数の駆動モータとからなり、上記各軸
    流ファンのブレードは、前段側軸流ファンのブレードか
    ら吹出される風の吹出絶対速度方向と、後段側軸流ファ
    ンのブレードが吸込む風の吸込絶対速度方向とが略同一
    となるように設定したことを特徴とする送風装置。
JP8353189A 1989-03-31 1989-03-31 送風装置 Pending JPH02264200A (ja)

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JP8353189A JPH02264200A (ja) 1989-03-31 1989-03-31 送風装置

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ID=13805077

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JP8353189A Pending JPH02264200A (ja) 1989-03-31 1989-03-31 送風装置

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004286032A (ja) * 2003-03-21 2004-10-14 Minebea Co Ltd 反転インペラを有する軸流ファン用のインペラブレード
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