JPH02263914A - プリプレグシート製造装置 - Google Patents

プリプレグシート製造装置

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JPH02263914A
JPH02263914A JP8473689A JP8473689A JPH02263914A JP H02263914 A JPH02263914 A JP H02263914A JP 8473689 A JP8473689 A JP 8473689A JP 8473689 A JP8473689 A JP 8473689A JP H02263914 A JPH02263914 A JP H02263914A
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JP
Japan
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fibers
fiber
prepreg sheet
preheated
hot
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Pending
Application number
JP8473689A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeto Nakagawa
成人 中川
Yasumasa Ozora
大空 靖昌
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Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Publication date
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Priority to US07/503,625 priority patent/US5101542A/en
Priority to EP90106446A priority patent/EP0393420B1/en
Priority to DE90106446T priority patent/DE69003987T2/de
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  • Manufacture Of Alloys Or Alloy Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は繊維束を開繊整列させ、整列した繊維群にマト
リックス金属粒子を溶射して巻取るプリプレグシート製
造装置に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、強化繊維として、アルミナ繊維、シリカ繊維、シ
リコンカーバイト繊維、ポロン繊維、窒化珪素繊維、炭
素繊維などを用い、マトリックス金属としてアルミニウ
ム、マグネシウム、チタン。
銅などを用いた繊維強化金属が開発されており、例えば
各種の機械部品や構造材など多くの産業分野に利用され
ている。
この種の繊維強化金属の製造装置として例えば特公昭6
2−27142号公報に開示されている装置は次のよう
に構成されている。すなわち、装置の入口には、前記各
種長繊維の繊維束が巻かれたドラムが回転自在に軸支さ
れており、このドラムの後方には、原動側から回転駆動
されドラムからの繊維束を添接させて送り出す上下一対
の開繊ドラムが周面を互いに対接させて配設されている
開繊ドラムの繊維束進入側側方には、繊維束に横向き流
を吹き付けて捌くことにより展開させて開繊ドラムへ進
入させる開繊装置が設けられており、また、開繊ドラム
の後方には、開繊された開繊ドラム上の繊維に前記各種
のマトリック材料をプラズマ溶射するプラズマ溶射装置
が配設されている。
さらにプラズマ溶射装置の後方には、巻取りドラムが配
設されている。
このように構成されていることにより、ドラムから巻戻
された繊維束は、開繊装置から噴出される横向き流状の
圧縮空気によって開繊され、開繊ドラムの幅方向に拡が
って添接しながら送り出される。拡がって開繊ドラムに
添接しながら搬送される繊維群には、マトリック材料が
微粒子状で連続して溶射されるので、このマトリック材
料は開繊された繊維の間へ入り込んで堆積され、表面が
スポンジ状でドラム面側が蜜なプリプレグシートが形成
される。このプリプレグシートは巻取りドラムに巻取ら
れる。また積層状のプリプレグシートを製造する場合に
は、上記開繊、溶射装置が上下に複数組設けられて各ラ
インで製造されたプリプレグシートが積層され、加熱装
置で軟化されたのち加圧装置で加圧成形されることによ
り、積層状のプリプレグシートとなって巻取りドラムに
巻取られる。
〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながらこのような従来の装置においては、開繊さ
れた繊維束には冷間において溶射が行われてプリプレグ
シートが形成されそのま一巻取られるので、繊維束中へ
の溶射粒子のまわり込みや、繊維と溶射粒子との密着が
悪く、また、プリプレグシートの表面が平滑に仕上がら
ないという問題があった。
(Lm題を解決するための手段] このような課題を解決するために本発明では、繊維束の
開繊装置と巻取り装置との間に、開繊済繊維の予熱装置
と、予熱済繊維へのマトリックス金属溶射装置と、溶射
法miの熱間圧延装置とを設けた。
〔作 用〕
開繊された繊維群は予熱装置で予熱されたのちこれにマ
トリックス金属粒子が溶射されるので、この溶射粒子は
繊維の間へよくまわり込んで繊維と溶射粒子とがよ(密
着したプリプレグシートが形成される。このプリプレグ
シートは熱間圧延製装置で加熱されながら圧延されるの
で、表面が平滑になり内部が緻密になる。
〔実施例〕
図は本発明に係るプリプレグシート製造装置の実施例を
示す概略斜視図である。図において、プリプレグシート
製造装置lの入口側には、複数個のボビン2が支持され
ており、各ボビン2には、例えば炭化珪素繊維や窒化珪
素繊維、窒化硼素繊維、チラノ繊維(本出願人の登録商
標、ポリメタロカルボシランを焼成して得られる5i−
TiまたはZr−C−系の無機繊′m)を、繊維の種類
や繊維太さによって異なるが、例えば10μm径の繊維
を200本以上集めて束にした繊維束3が前工程で巻取
られている。各繊維束3は、後述する巻取りドラム25
の巻取りにより一定速度でボビン2か、ら引き出されて
おり、これらの繊維束3は、格子状スクリーン4を経て
脱サイジング用の電気炉5に並列状態で導かれている。
電気炉5の後方には、繊維束3を案内する複数個のガイ
ドローラ6とアルミニウムペースト等が蓄えられた槽7
などからなる前処理装置8が配設されており、さらに前
処理装置8の後方には、熱風発生機と乾燥炉等からなる
乾燥機9が配設されている。全体を符号10で示すもの
は乾燥機9の後方に設けられた開繊装置であって、各繊
維束3を千鳥状に添接させて開繊する複数個の開繊ころ
11と、開繊された各繊維群3Aを添接させて並列させ
る複数列の並列ころ12と、各繊維群3Aを添接させて
案内するガイドローラ13と、左右の円板とその同一円
周上位置を連結する複数個の連結部材とからなり繊維群
3A″を連結部材に順次添接させながら回転して整列さ
せる整列ローラ14と、各繊維群3Aを添接させて整列
させる固定ローラ15とを備えている。
このような開繊装置10の後方には、全体を符号16で
示す溶射装置が上下の圧接ローラ17を介して配設され
ており、この溶射装置10は、圧接ローラエフから送り
込まれる繊維93Aを添接させるカバーとその内部のヒ
ータとからなり繊維群3Aを予熱する予熱装置18と、
その上方にあって予熱された繊維束3Aにマトリックス
金属粒子19をプラズマ溶射する溶射ガン20と、予熱
後溶射された繊維群3Aを変向させるガイドローラ21
と、変向された繊維群3Aを添接させるカバーとその内
部のヒータとからなり繊維群3Aを加熱する加熱装置2
2と、加熱されながら走行する繊維#3Aをカバーに圧
接する圧延ローラ23とで構成されている。さらに、溶
射装置16の下流側には、繊維群3Aへの金属粒子の溶
射によって形成されたプリプレグシート24を巻取るド
ラム25が設けられている。
以上のように構成されたプリプレグシート製造装置の動
作を説明する。各ボビン2から繊維束3を巻戻して巻取
りドラム25に導き、これに巻始め端を固定したのち、
巻取りドラム25を、繊維束3の走行速度が巻始めから
巻終りまで同速度となるように回転駆動する。駆動によ
りポビン2から巻戻されて走行する繊維束3は、格子状
スクリーン4を経て電気炉5へ導かれ、前工程のサイジ
ング加工により繊維束3に付着された収束剤が除去され
たのち前処理装置8に導かれる。前処理装置8のps7
内にはアルミニウムペーストやセラミックス粉末、短繊
維等の介在物と、天然パラフィンやワックス等の滑剤が
?A濁された処理液が収容されており、これが繊維束3
に付着されることにより、繊維の均一分散性や開繊性を
良好にされるとともに、製造工程中における繊維の損傷
、劣化が無くなる。このように前処理された繊維束3は
、乾燥機9に導かれ、乾燥機9では、熱風発生機からの
熱風で繊維束3への付着物が乾燥される。こうして処理
された繊維束3は、開繊装置1oによりローラ幅方向に
拡がるように開繊されたのち、並列して整列され、圧接
ローラ17を経て溶射装置16へ導かれる。溶射装置1
6において、予熱装置18のカバーに添接して走行する
繊維群3Aは、カバー内部のヒータで予熱され、これに
溶射ガン20によりマトリックス金属粒子19がプラズ
マ溶射されるので、このマトリックス金属粒子19は開
繊された繊維の間へ入り込んで堆積され、プリプレグシ
ート24となる。そしてこのプリプレグシート24は加
熱装置22のカバーに添接して走行し、カバー内部のヒ
ータで加熱しながら圧延ローラ23でカバーに圧接され
て圧延されるので、プリプレグシート24の表面が平滑
化し内部が緻密化される。そしてこのプリプレグシート
24は巻取り装置のドラム25に巻取られる。
〔発明の効果〕
以上の説明により明らかなように本発明によればプリプ
レグシート製造装置において、繊維束の開繊装置と巻取
り装置との間に、開繊済繊維の予v5装置と、予熱済繊
維へのマトリックス金属溶射装置と、溶射済繊維の熱間
圧延装置とを設けたことにより、開繊後の繊維群は予熱
装置で予熱されたのちこれにマトリックス金属粒子が溶
射されるので、繊維群中への溶射粒子のまわり込みが良
好になり、繊維と溶射粒子とがよく密着して、製品の品
質が向上する。また、このプリプレグシートは、溶射後
に熱間圧延されるので、表面が平滑になり、マトリック
スや内部が緻密になり、マトリックスと繊維との接着力
が向上して品質がさらに向上する。
【図面の簡単な説明】
図は本発明に係るプリプレグシート製造装置の実施例を
示す概略斜視図である。 l・・・・プリプレグシート製造装置、3・・3A・・
・・繊維群、lO・・・・ 16・・・・溶射装置、18・・・・ 19・・・・マトリックス金属粒子、 ・溶射ガン、22・・・・加熱装置、 ・圧延ローラ、24・・・・ブリプレ 25・・・・巻取りドラム。 ・・繊維束、 開繊装置、 予熱装置、 20・・・ 23・・・ グシート、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 繊維束の開繊装置と巻取り装置との間に、開繊済繊維の
    予熱装置と、予熱済繊維へのマトリックス金属溶射装置
    と、溶射済繊維の熱間圧延装置とを設けたことを特徴と
    するプリプレグシート製造装置。
JP8473689A 1989-04-05 1989-04-05 プリプレグシート製造装置 Pending JPH02263914A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8473689A JPH02263914A (ja) 1989-04-05 1989-04-05 プリプレグシート製造装置
US07/503,625 US5101542A (en) 1989-04-05 1990-04-03 Fiber separator for producing fiber reinforced metallic or resin body
EP90106446A EP0393420B1 (en) 1989-04-05 1990-04-04 Fiber separator for producing fiber reinforced metallic or resin body
DE90106446T DE69003987T2 (de) 1989-04-05 1990-04-04 Fasertrenner für die Herstellung von faserverstärkten Körpern aus Kunstharz oder Metall.

Applications Claiming Priority (1)

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JP8473689A JPH02263914A (ja) 1989-04-05 1989-04-05 プリプレグシート製造装置

Publications (1)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019015015A (ja) * 2017-07-06 2019-01-31 カール マイアー テヒニッシェ テクスティリエン ゲー・エム・ベー・ハーKARL MAYER Technische Textilien GmbH 繊維束を延展する装置および方法

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