JPH0226359A - 間欠回動装置 - Google Patents

間欠回動装置

Info

Publication number
JPH0226359A
JPH0226359A JP17420088A JP17420088A JPH0226359A JP H0226359 A JPH0226359 A JP H0226359A JP 17420088 A JP17420088 A JP 17420088A JP 17420088 A JP17420088 A JP 17420088A JP H0226359 A JPH0226359 A JP H0226359A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output shaft
input shaft
shaft
cam
gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP17420088A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0668314B2 (ja
Inventor
Toshiaki Taguchi
田口 俊昭
Hideo Katori
英男 香取
Teruo Aizaki
相崎 照夫
Tetsuhisa Matsushita
松下 哲久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KIKAI SHINKO KYOKAI
Takahiro Kogyo KK
Original Assignee
KIKAI SHINKO KYOKAI
Takahiro Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KIKAI SHINKO KYOKAI, Takahiro Kogyo KK filed Critical KIKAI SHINKO KYOKAI
Priority to JP17420088A priority Critical patent/JPH0668314B2/ja
Publication of JPH0226359A publication Critical patent/JPH0226359A/ja
Publication of JPH0668314B2 publication Critical patent/JPH0668314B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は出力軸が間欠回転や間欠揺動する、間欠回動
装置の技術分野で利用され、特に非円形歯車を組み込ん
だ遊星歯車装置による間欠回動装置に関するものである
(従来の技術) この明細書において、間欠回動とは、後で詳述するよう
に間欠回転および間欠揺動を意味するものである。
従来、このような間欠回動機構は、半導体、コンデンサ
、抵抗器等の電子部品およびその他の部品を工業的に多
量生産する製造工程等において、しばしば多用されてい
る。
そして、CADやCAMによって創作された非円形歯車
(ピッチ線が円形でない歯車)が組み込まれた遊星歯車
装置による、間欠回動装置としては、例えば、第2回設
計自動化工学講演会講演論文集(昭和59年7月)の3
8〜40頁に開示されている。しかしながらこの間欠回
動装置における、間欠割出精度は、非円形歯車を含む歯
車の精度向上と、相互の噛合のバックラッシュを零に近
ずけることが必要である。しかしこれには加工精度向上
の限界と装置全体の高価という問題が伴う。
そのためにこのような間欠回動装置の入力軸の例えば1
回転をリミットスイッチや近接スイッチ等のセンサーで
検知し、出力軸に設けられた円板に割出数だけの位置決
め用の穴を穿設し、これに油空圧や電気モータ、ソレノ
イドなどによって駆動されて出没する規正ピンを挿入す
ることによって、割出精度を上げることが試みられた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前記のような、センサの出力信号によっ
て規正ビンを出没させて、出力軸側の位置決め用の穴に
挿入させる方式では、センサの他にリレーやシーケンサ
等の制御装置およびこれらを駆動する油圧、空圧、電気
等の駆動源が必要となり、装置が複雑、高価となる。さ
らに間接駆動であるため誤動作を防止するためのインタ
ーロックが必要となり、さらにセンサが検知してから規
正ビンが作動する迄のタイムラグがさけられず、高速作
動には不向きである。
この発明はこのような問題点を解決しようとするもので
ある。
(課題を解決するための手段) この発明において、前記の問題点を解決するなめにとら
れた手段を、第1図を参照しつつ説明する。
この発明の間欠回動装置1を構成する遊星歯車装置2は
、ケーシング3と、このケーシング3に軸支された入力
軸4および出力軸5と、これら入力軸4と出力軸5との
間に介設された非円形歯車6および7とが具備されてな
る。さらに、入力軸4には一体にカムlOが形成され、
ケーシング3には規正ビン11を支持する規正ピン支持
手段12が設けられ、出力軸5には嵌入穴13aが穿設
された割出板が一体に設けられており、前記規正ビン1
1は前記カムlOによって規正ピン支持手段12から出
没し、この規正ビン11の突出時にその先端部11aが
嵌入穴13aに嵌入可能に構成されてなり、出力軸5の
間欠停止時に規正ビン11が嵌入穴13aに嵌入するよ
うにしたことを特徴とするものである。
(作  用) 入力軸4を、原動機によって一定角速度で回転させる。
非円形歯車6および7の周知の作用により出力軸5は間
欠回動する。そしてこの間欠回動の停止時にカムlOは
規正ビン11を突出させる。
この突出した規正ビン11の先端部11aは割出板13
の嵌入穴13aに嵌入する。かくして、割出板13すな
わちこれと一体の出力軸5の回動を正確に拘束する。入
力軸4がさらに回転して、出力軸5が再回動する寸前に
カムlOは規正ビンllの突出を解除する。これに伴い
規正ビン11の先端部11aの嵌入穴13aに対する嵌
入も解除され、出力軸5の回動は許容される。
(実 施 例) 次にこの発明の第1実施例を第1〜4図を参照して詳述
する。
ケーシング3は、中央部のヨーク3aと、出力軸5が貫
通突出している前蓋3bと、入力軸4が貫通している後
蓋3cとよりなる。
後蓋3cには、公知の減速機14が軸受箱15を介して
取り付けられ、この減速機14の出力軸が軸受箱15に
軸受16によって支承されて入力軸4としてヨーク3a
内に突出している。
減速機14の後方(第1図において右方)には、モータ
などの原動機17が接続され、詳細は図示しないが原動
機17の出力軸と減速機14の入力軸とが接続されてい
る。
ヨーク3a内に突出している入力軸4には、キャリヤ1
8が一体に設けられている。そしてキャリヤ18の外周
は軸受21によってケーシング3に支承される。またキ
ャリヤ18には前後方向(第1図において左右方向)に
遊星歯車軸19が軸受20によって支承されており、こ
の遊星歯車軸19の両端すなわちキャリア18の前後部
には、遊星歯車すなわち円形歯車8および非円形歯車6
が遊星歯車軸19に対して回転が拘束されて設けられて
いる。これら両逆星歯車のうち、主動歯車となる後側の
非円形歯車6は、軸受箱15に一体に設けられた固定歯
車としての非円形歯車7と噛合されている。また一方の
従動歯車となる円形歯車8は、出力軸5と一体のかつ出
力歯車となる円形歯車9と噛合されている。キャリヤ1
8の遊星歯車軸19と対称の位置には、マスバランス取
付軸22が取り付けられ、このマスバランス゛取付軸2
2の前後にマスバランス23が固設されている。
出力軸5は、前蓋3bに設けられた軸受24によって、
またキャリア18に設けられた軸受25によってその前
後が軸支されているものである。
カム10は、キャリヤ18の前側面に端面カムとして形
成されている。そしてこの実施例は入力軸4の1回転に
おいて出力軸5が1回間欠して回転するものとし、この
ときの非円形歯車6.7のピッチ線の形状及び入力軸4
の回転角θと出力軸5の回転角Φとの関係曲線、および
カムlOのリフトLと回転角θとの関係曲線は、第3.
4図に示すとおりである。
そしてこの実施例では、カム10はその円周1個所に凸
部を有して、この凸部で規正ビン11を突出させてその
先端部11aが嵌入穴13aに嵌入させるものである。
第4図から当然ながら嵌入穴13aは割出板13の後側
面に円周上等分16個所に穿設されているものである。
規正ビン支持手段12は、ブラケット12a内に規正ピ
ン11が前後方向に摺動可能に格納されている。この規
正ピン11は、前部11bと後部lieとに分割され、
この両者の相互接触面に皿ばねlidが介設されており
、前部11bの前端が先端部11aを形成し、後部11
cの後端がカムIOと接触するものである。先端部11
aはテーパー状とし、嵌入穴13aはその先端部11a
が嵌入する側に皿取りが施されている。皿ばね11dは
、カム10によって規正ピン11が押されたときに、皿
ばねlidを圧縮して、ガタ無く先端部11aが嵌入穴
13aに嵌入するようにするためである。なお圧縮ばね
lieが規正ピン11をカム10に常に押し付けるため
に設けられている。嵌入穴13aは必ずしも貫通するを
要せず、盲穴であってもよい。
以下、さらにこの実施例の作用を詳述する。
すなわち、この実施例の非円形歯車6.7は同一歯数で
あり、そのピッチ線図は前記のように第3図に示すとお
りである。そして入力軸4の等速回転に伴いキャリヤ1
8が回転し、それに伴い遊星歯車としての非円形歯車6
が等速公転する。また非円形歯車6は固定歯車としての
非円形歯車7と噛合している故に、非円形歯車6は非等
速に自転する。さらに伴い円形歯車8も等速公転非等速
自転する。この円形歯車8の公自転によりこれに噛合す
る円形歯車9すなわち出力軸5も非等速回転する。この
入力軸4の回転角θに対する出力軸5の回転角Φは第4
図のとおりとなる。この第4図に示すように、入力軸4
が180度回転する間に出力軸5は22.5度回転して
、さらに入力軸4のさらに180度回転の間、出力軸5
は停止する。すなわち出力軸5は間欠回転するものであ
る。
従ってこの実施例におけるカムlOの展開曲線は、第4
図に示すように、カムlOの周上山の部分は1個所のみ
となっており、入力軸4の1回転中に出力軸5が前記停
止の間にカム10の山の部分によって規正ピンttが押
されて割出板13の周上22.5度ずつに16等分の個
所に穿設された嵌入穴13aに嵌入して割出板13の回
転を拘束するものである。
次に第2実施例を第5図を参照して、第1図との相違を
主として述べる。
この実施例の規正ピン11は入力軸4、出力軸5の軸方
向に対し直角方向に設けられ、従って、カムlOのカム
面も円周内面に形成され、嵌入穴13aも割出板13の
半径方向に穿設されているものである。
さらに他の実施例として、出力軸5を間欠揺動させるた
めには、非円形歯車6.7を周知の手法により設計すれ
ば構成し得るものであり、詳述は略す。
(発明の効果) この発明の間欠回動装置は、前記のとおり出力軸と一体
の割出板の嵌入穴に、入力軸と一体のカムによって出没
する規正ピンが嵌入するようにしたものであるから、出
力軸の回転位置が正確に保持されると共に、特に高速時
の動作確実、装置が小型安価となるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図はこの発明の第1実施例を示し、第1図は全
体縦断側面図、第2図は1部横断正面図、第3図はθ−
Φおよびθ−りを示す特性曲線である。第5図は第2実
施例を示す概略図である。 l・・・間欠回動装置、2・・・遊星歯車装置、3・・
・ケーシング、4・・・入力軸、5・・・出力軸、6.
7・・・非円形歯車、10・・・カム、11・・・規正
ピン、lla・・・先端部、12・・・規正ビン支持手
段、13・・・割出板、13a・・・嵌入穴

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ケーシングに入力軸と出力軸とが軸支され、これ
    ら入力軸と出力軸との間に非円形歯車が介設されて構成
    された、遊星歯車装置による間欠回動装置において、前
    記入力軸と一体に形成されたカムと、前記ケーシングに
    設けられ、前記カムによって規正ピンが出没する規正ピ
    ン支持手段と、前記出力軸と一体の割出板とを具備し、
    この割出板には前記規正ピンの先端部が嵌入可能な嵌入
    穴が穿設されており、前記出力軸の間欠停止時に前記規
    正ピンが嵌入穴に嵌入するようにしたことを特徴とする
    、間欠回動装置。
  2. (2)前記入力軸の回転角速度が一定のとき、前記出力
    軸は間欠回転するべく、前記非円形歯車を形成した、請
    求項1記載の、間欠回動装置。
  3. (3)前記入力軸の回転角速度が一定のとき、前記出力
    軸は間欠揺動するべく、前記非円形歯車を形成した、請
    求項1記載の、間欠回動装置。
  4. (4)前記カムは、前記入力軸と一体のキャリヤに形成
    されている、請求項1ないし3記載の、間欠回動装置。
  5. (5)前記遊星歯車装置は、前記入力軸と出力軸とが、
    前記ケーシングに対して前後に同芯に貫通して軸支され
    ており、かつ前記入力軸と一体に構成されたキャリヤに
    はその前後部に一対の遊星歯車が支承され、これら遊星
    歯車のうち入力軸側の主動歯車は前記ケーシングと一体
    に設けられた固定歯車と噛合し、一方出力軸側の従動歯
    車は前記出力軸と一体に設けられた出力歯車と噛合して
    いる、請求項1ないし4記載の、間欠回動装置。
JP17420088A 1988-07-12 1988-07-12 間欠回動装置 Expired - Lifetime JPH0668314B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17420088A JPH0668314B2 (ja) 1988-07-12 1988-07-12 間欠回動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17420088A JPH0668314B2 (ja) 1988-07-12 1988-07-12 間欠回動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0226359A true JPH0226359A (ja) 1990-01-29
JPH0668314B2 JPH0668314B2 (ja) 1994-08-31

Family

ID=15974474

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17420088A Expired - Lifetime JPH0668314B2 (ja) 1988-07-12 1988-07-12 間欠回動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0668314B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05288599A (ja) * 1992-04-10 1993-11-02 Asmo Co Ltd 機械の作動音検査装置
JP2007244065A (ja) * 2006-03-07 2007-09-20 Nissan Motor Co Ltd 集中巻きモータのステータ構造
CN104565263A (zh) * 2013-10-12 2015-04-29 武汉理工大学 非圆齿轮精密型分割器

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05288599A (ja) * 1992-04-10 1993-11-02 Asmo Co Ltd 機械の作動音検査装置
JP2007244065A (ja) * 2006-03-07 2007-09-20 Nissan Motor Co Ltd 集中巻きモータのステータ構造
CN104565263A (zh) * 2013-10-12 2015-04-29 武汉理工大学 非圆齿轮精密型分割器
CN104565263B (zh) * 2013-10-12 2016-09-21 武汉理工大学 非圆齿轮精密型分割器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0668314B2 (ja) 1994-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5440326B2 (ja) 変速歯車装置およびその製造方法
JP2771418B2 (ja) 内接噛合遊星歯車構造の角度伝達誤差の低減方法及び内接噛合遊星歯車変速機
JP5807355B2 (ja) 減速機、ロボットハンドおよびロボット
JPS63254251A (ja) 遊星歯車増減速機
JPH05248501A (ja) 減速機
JP2016075350A (ja) 減速機及びロボット
JP2000039057A (ja) 減速装置
JP2016211706A (ja) 減速機及びロボット
JP2000193067A (ja) バックラッシフリ―ギア部品
JPH0226359A (ja) 間欠回動装置
US3918313A (en) Drive mechanism
JP4554183B2 (ja) バルブ用アクチュエータ
WO2008001460A1 (fr) Dispositif d'engrenage
JP2016075348A (ja) 減速機及びロボット
JPS6275153A (ja) ハ−モニツクドライブ装置
US3204330A (en) Nonlinear gearing and apparatus utilizing nonlinear gearing for indexing
JP6632430B2 (ja) ロボットの減速伝達装置
JP2015113889A (ja) 歯車装置
JP4648806B2 (ja) 遊星歯車装置
JP2000193136A (ja) 遊動歯車式バルブ駆動装置
JP3343432B2 (ja) 変動速モータ
JPS59140937A (ja) 減速機
JPH0586506B2 (ja)
JP2007285354A (ja) 揺動内接噛合型減速装置
CN217434369U (zh) 机器人的关节结构和机器人