JPH0226347A - 4速度比自動変速機 - Google Patents

4速度比自動変速機

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Publication number
JPH0226347A
JPH0226347A JP1125486A JP12548689A JPH0226347A JP H0226347 A JPH0226347 A JP H0226347A JP 1125486 A JP1125486 A JP 1125486A JP 12548689 A JP12548689 A JP 12548689A JP H0226347 A JPH0226347 A JP H0226347A
Authority
JP
Japan
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gear
clutch
valve
gear set
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1125486A
Other languages
English (en)
Inventor
Walter E Daggett
ウオルター エドウィン ダゲット
Stanley J Zaracki
スタンリィ ジェイ.ザラッキ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ford Motor Co
Original Assignee
Ford Motor Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Ford Motor Co filed Critical Ford Motor Co
Publication of JPH0226347A publication Critical patent/JPH0226347A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H3/00Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
    • F16H3/44Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion using gears having orbital motion
    • F16H3/62Gearings having three or more central gears
    • F16H3/66Gearings having three or more central gears composed of a number of gear trains without drive passing from one train to another
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H2200/00Transmissions for multiple ratios
    • F16H2200/003Transmissions for multiple ratios characterised by the number of forward speeds
    • F16H2200/0043Transmissions for multiple ratios characterised by the number of forward speeds the gear ratios comprising four forward speeds

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Structure Of Transmissions (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、一般に米国特許3393585.36134
84.3706240.3714836、および米国出
願24500 (1987年3月11日出願) 米国出
願927624 (1984年11月6日出TIA)に
開示された型式の自動変速機(以下、トランスミッショ
ンと称す)に関する。
(発明の背景) 本発明のトランスミッションは、4個の前進速度比と1
個の後進速度比とを持つ。第3速度比は直接ドライブ比
であり、第4速度比はオーバドライブ比である。第4速
度比は、第1遊星歯車装置の太陽歯車を停止し、第1歯
車装置の出力により、第2歯車装置を第2歯車装置の回
転部材を結合して一体に回るようにして駆動することに
より得られる。3個の低い前進速度は、第1オーバラン
ニング・クラッチが、トルクを増大させたり速度を落と
したりすることなく、第1歯車組の回転部材を駆動的に
連結するので、自動的なシフトによって得られる。第2
、第3歯車組は協同して、後の歯車組の部材を連結した
り停止したりするクラッチやブレーキを選択作動させる
ことにより、トルクを増大させる。
自動シフトにより作られる最低速度比においては、第2
オーバランニング・クラッチが第3歯車組のキャリアの
回転を止めている。第3オーバランニング・クラッチは
第2、第3の歯車組の太陽歯車とブレーキとを駆動的に
連結し、これら太陽歯車の回転を止め、自動モードの第
2速度比を与える。
エンジン・ブレーキ効果は、第1、第2、第3速度比が
手動で選択されたとき、惰走(以F、コーストと称す)
クラッチを係合させることで得られる。しかし、第2速
度比手動モードでは、バンド・ブレーキが第2オーバラ
ンニング・クラッチと中間ブレーキとの効果を代替する
ため使用される。後者は、駆動力がエンジンから車輪に
伝わるとぎには作動するが、車輪からエンジンに伝わる
ときには作動しない。かくて、バンド・ブレーキはトル
クが小さいとき、すなわち、コースト運転のときだけ必
要であるから小音量でよく、駆動運転の場合の大きいト
ルクは中間ブレーキと第3オーバランニング・クラッチ
が担うのである。
手111J弁は、調整されたライン圧力を交代的に前進
ドライブ通路と後進ドライブ通路に連結する。
シフト弁は、これらの通路を交代的に、ソレノイド弁の
′状態に応じて、ゴースト・クラッチ弁の入り口に連結
する。ゴースト・クラッチ・シフト弁の制御口は、歯車
比が手動で選択されるときは手動弁により、またはソレ
ノイドを操作してのオン−オフの圧力源により加圧され
る。制御圧力に従って、ゴースト・クラッチ・シフト弁
は、その入り口をゴースト・クラッチに連結されたライ
ンに連結するか、または、シフト弁のドレイン通路に開
放する。
(実施例) 歯車、クラッチ、ブレーキ 先ず第1図を参照し、エンジン・クランクシャフト10
の一端が、トランスミッションを介して馬力出力テイル
軸12に駆動的に連結され、出力軸は差動歯車、駆動軸
、車軸を介して駆動車輪に連結されている。主トランス
ミッション・ハウジング14は単純な遊星歯車装置16
.18.20を取り囲んでいる。トランスミッション・
ハウジング22は左方周辺で内燃機関のシリンダ・ブロ
ックに、また右方周辺で出力軸12を取囲むテイル軸延
長ハウジング24の左端にボルトで固定されている。テ
イル軸延長ハウジング24が出力軸12を取り囲み、そ
の左端においてハウジング14の右端にボルトで固定さ
れている。
トランスミッション・ハウジング22は、ブレード付イ
ンペラ28、ブレードタービン30、ブレードステータ
32を有する流力トルクコンバータ26を取り囲んでい
る。インペラ、タービン、ステータは、共通のトロコイ
ド回路の中に、流体を通すように配置されている。イン
ペラは、クランクシャフト1oの端部にボルト締めされ
た駆動板34に駆動可能に連結されている。タービン3
0は、タービン軸38にスプラインされたタービン・ハ
ブ36を有している。インペラ28は、]コンバータハ
ウジング22を閉じる内壁42に回転可能に支持された
インペラ・ハブ40に連結されている。ポンプ・ハウジ
ング44はハウジング14にボルト締めされ、定容間ポ
ンプ46の歯車要素を囲み、該ポンプは第5a図−第5
e図を参照して説明する制御弁装置の圧力源となってい
る。
ステータ・スリーブ軸48が、ポンプ・ハウジング44
から延び、外レースがステータ32を支持している一方
クラッチ52の内レースを支持している。
トルクコンバータ・ロッククラッチ54が、56におい
てタービン・ハブ36にスプラインされ、半径方向外端
部に摩擦面58を有し、該摩擦面はインペラ・ハウジン
グに溶接されたトルク・コンバータカバー61と駆動的
に係合する。トルクコンバータ・ケーシング内の圧力流
体がmm面58をハウジングに対して押し付けると、ロ
ッククラッチ54が閉じ、ロックし、係合して、インペ
ラとタービンとを機械的に連結する。圧力流体がコンバ
ータカバー61と摩擦面58との間の通路62を通り、
これら面を離すように供給されると、トルクコンバータ
が開き、ロックを解除され、インペラとタービンとを流
体駆動的に連結する。
タービン軸38は、太陽歯車62、キャリア60に回転
可能に支持された一組の遊星歯車64、およびリング歯
車66を有する第1遊星歯車組16のキャリア6oに、
58においてスプラインされている。太陽歯車62は、
コーストクラッヂ72とオーバライドブレーキ74とに
共通な部材70に駆動的に連結されている。リング歯車
66は、中間軸76に連結されたドラム部68に駆動的
に固定されている。
オーバライドブレーキ74は、ハウジング14に固定さ
れた一組のクラッチ盤と、ハウジング22に固定された
荷重ブロック78と、クラッチ材70の外面に駆動的に
連結されハウジングに固定された盤の間に置かれた一組
のクラッチ盤と、クラッチ盤組立に対して流力的に移動
するクラッチピストン80と、ピストン80を収めるシ
リンダ82と、および流体圧力がシリンダ82から取り
除かれたとき、ピストン80を非作動位置へ戻すベルビ
ルばね84とを有している。
ゴースト・クラッチ72は、クラッチ部材の内面に駆動
的に連結された一組のクラッチ・ディスクと、シリンダ
88に連結された荷重ブロックと、リング歯ll66に
駆動的に固定された第2の一組のクラッチ・ディスクと
、コースト・ディスクを係合させるために流力的に作動
されるピストン86と、ピストンを収めるシリンダ88
と、流力圧力がシリンダ88から取り除かれたとき、ピ
ストン86を非作動位置へ戻すベルビルばね9oとを有
している。
第1一方クラッチ92は、外レースをリング歯車66に
連結され、内レースをシリンダ88と太陽歯車62とに
連結され、また内外レースの間に、一方的運動を伝える
ための駆動部材を有している。
第2の一方りラツヂ94は、中間ブレーキ96と直接ク
ラッチ98との間にある。一方りラツヂ94は、中間ブ
レーキ96のための一組のブレーキ盤を乗せた外レース
と、ドラム100に駆動的に固定された内レースと、内
外レースの間に、一方的運動を伝えるための駆動部材を
有している。
中間ブレーキ96は、ハウジング14に固定された第2
の一組のブレーキ盤と、ハウジングに固定された荷重ブ
ロックと、ブレーキ盤の組みを荷重ブロックに対して駆
動的に押し付けるために流力的に作動されるピストン1
01と、ピストンを収めるシリンダ83と、ベルビルば
ね90とを有している。
ドラム100は、トランスミッション・ケーシングに対
して、流力中間サーボにより作動される中間ブレーキ・
バンドの作用により停止、保持される。直接クラッチ9
8は、ドラム100とクラッチ材104とを駆動的に連
結する。直接クラッチは、ドラム100の内面にスプラ
インされた第1の一組のクラッチ盤と、クラッチ材10
4に連結され、第1クラツチ盤の次々の部材の間に置か
れた第2の一組のクラッチ盤とを有している。ピストン
106は、シリンダ内を動き、クラッチ盤の組みを、ド
ラム100の内面に支持された荷重ブロックに押し付け
、駆動的に連結する。ピストン106は、ドラム100
により形成されたシリンダ内を動き、圧縮コイルばね1
08の作用で離脱位置へ戻る。
前進クラッチ110は、クラッチ材104と、第2遊星
歯車組18のリング歯11112とを駆動的に連結する
。この歯車組は、太陽歯車114と、太陽歯車114お
よびリング歯車112と常に噛み合っていて、テイル軸
12にスプライン結合されたキャリア118に回転可能
に支持された遊星歯車ピニオン116とを有している。
前進クラッチ110は、クラッチ材104の内面に駆動
的に連結された第1の一組のクラッチ盤と、第1の組み
の間に隨かれ、リング歯車112の外面に結合された第
2の一組のクラッチ盤とを有する。ピストン122は、
クラッチ材104により形成されるシリンダ内を動き、
クラッチ盤を駆動的に連結する。ベルビルばね124が
、流力圧力がクラッチ・シリンダから取り除かれたとき
、ピストン122を非作動位置へ戻す。
第3遊星歯車組20は、太陽歯車114と一体に作られ
た太陽歯1126と、テイル軸12にスプライン連結さ
れたリング歯車128と、低速・後進ブレーキ136の
第1の一組のブレーキ盤に駆動的に連結されたキャリア
134に回転可能に支持された一組の遊星ピニオン13
6とを有している。ブレーキ136の第2の組みのブレ
ーキ盤は、トランスミッション・ケーシング14に固定
されている。第2組みの各盤は、ブレーキ136の第1
組みの盤の間に置かれている。シリンダ140が加圧さ
れると、ブレーキ・ピストン138が第1第2のブレー
キ盤に向かって動き、戻しばね142の力に抗して、こ
れらブレーキ盤を駆動的に結合させる。戻しばねは、シ
リンダ140の圧力が抜番プたときピストン138をブ
レーキ解除位置へと動かす。荷重ブロック144はトラ
ンスミッション・ケーシングに固定され、ブレーキ盤に
加わったピストン138の力に反作用する。
第3の一方クラッチ146は、キャリア134にビン止
めされた外レースと、トランスミッション・ケーシング
14にボルト締めされた内レース150と、内外レース
の間の環状領域に置かれ、キャリア134とケーシング
との間を一方的に駆動連結させる駆動部材とを有してい
る。
トランスミッションは、4個の前進歯車比と1個の後進
歯車比とを与える。3個の低い歯車比は、自動的に、ま
たは運転者が歯車選択レバーを手動で操作することによ
り得られる。第3歯車比は、エンジンのクランク軸をテ
イル軸に直接連結し、第4mm比はオーバドライブ比で
ある。運転者により歯車が選択されると、3個の低い前
進歯車比と後進駆動とは、ゴースト・クラッチ72を係
合させ、それにより、エンジン・ブレーキ効果がトラン
スミッションを通しティル軸へ伝達される。
第3図は、各歯車とトランスミッション領域とに対して
、クラッチ、ブレーキの係合、非係合状態、また一方ク
ラッチの駆動、オーバドライブ状態を示している。
歯車選択レバーは、PRNDLスイッチを有し、該スイ
ッチはPRNDLの各位置を表示する大きさを持つ電圧
であると都合がよい電気信号を発生する。歯車選択器と
選択器により制御される手動弁とは、左端から右端に向
かい、次のようなアルファベット文字と数字との位置の
間を動<:p−駐車、R−後進、N−中立、OD−オー
バドライブ、2−手動第2速、1−手動第1速。歯車選
択器がドライブ位置にあり、オーバドライブ取消ボタン
が押されると、ドライブ領域と呼ばれる機械的に選択さ
れた状態になり、トランスミッションでは3個の低い歯
車比だけが生じる。ボタンを解除しオーバドライブ位置
にすると、オーバドライブ領域と呼ばれる状態になり、
4個の前進歯車比が得られる。歯車選択器が手動1また
は2の位置に動かされると、トランスミッションはそれ
ぞれ第1、第2歯車比を生じるだけである。
ゴースト・クラッチ72は、歯車選択器が「ドライブ」
にあるとき、第3速においてエンジン・ブレーキをかけ
る。さもなくば、車がコーストしているとき、トランス
ミッションは第3速において慣性回転するだろう。オー
バドライブ領域が選択されると、ゴースト・クラッチ7
2が流力的に解除され、オーバドライブ・ブレーキ74
の作用により第4速においてエンジン・ブレーキを生じ
る。手!I12、手動1が選択されると、ゴースト・ク
ラッチが流力的に負荷され、一方、ドライブが選択され
ると、ゴースト・クラッチは、プログラムによりソレノ
イド操作されるゴースト・クラッチ弁の作用により負荷
される。第4速から第3または第2速へ手動で切り換え
る場合には、少しの時間遅れが設けてあり、ゴースト・
クラッチが係合する前にオーバドライブ・クラッチ74
が完全に解除されるようになっている。
手動2,1の領域で、中間バンド102が駆動軸から余
分なエネルギーを吸収しないように、進行タイマの経過
によってゴースト・クラッチの係合が結論される迄、バ
ンド102の適用を遅らせる。
各歯車比と領域におけるトルクの流れを第2a−211
図を参照して次に説明する。
第1歯車 −オーバドライブと°ライブ自動モードにお
ける低速前進加速は、前進クラッチ110を作動させて
行う。そのさい、トルクはタービン軸38から第1歯車
組16のキャリア60へと伝わる。一方クラッチ92が
リング歯車66と太陽歯車62とを駆動的に連結し、歯
車組16が一体となって回転し、中間軸76を駆動する
。トルクは中間軸76からリング歯車112へ、係合し
た前進クラッチ110を介して伝えられ、キャリア11
8と出力軸12へ駆動トルクを加える。太陽歯車114
.126に加わる反作用トルクは逆方向である。このこ
とはリング歯車128に前進駆動トルクを与え、キャリ
ア134が反力部材として働くから、トルクは軸12へ
と伝えられる。キャリア134は、この瞬間オーバラン
ニング・ブレーキ146によって、回転を止められてい
る。
コースト運転、すなわちトルクが軸12から軸38に向
かって流れるときには、ブレーキ146がオーバランし
、トルクはトルク・コンバータへは伝わらない。
1     または 運転者は、歯車選択レバーを1位置に動かすことにより
、手動で低速運転を選択する。この領域において、前進
クラッチ1101後進低速ブレーキ136およびゴース
ト・クラッチ72が係合しており、コンバータ・ロック
クラッチ54は常に非係合である。クラッチ72はリン
グ歯車66と太陽歯1162とを連結し、従って歯車1
6が一体となって回転し、軸76を駆動する。軸76は
、リング歯車112とキャリア118とを駆動するクラ
ッチ110を駆動する。リング歯車112は、クラッチ
110と歯車組18.20を介して、キャリア118と
軸12とを駆動する。ブレーキ136は、キャリア13
4、歯車組20、太陽歯車114の回転を止める反力を
用意する。
]−スト運転においては、トルクは軸12から軸76へ
と流れる。エンジン・ブレーキ効果を得るため、エンジ
ン軸1oと軸76とがゴースト・クラッチ72とトルク
・コンバータ26とを用いて駆動的に連結されている。
クラッチ72は第5a図−第5e図に示す液体回路によ
って作動される。
第2歯車 −オーバ°ライ   び゛ 滅 第2速加速は、自動的に、摩擦部材の第1歯車状態を維
持し、中間ブレーキ96を係合させることで達成される
。このことは、オーバランニング・クラッチ94がブレ
ーキ96を駆動的にドラム100に結合するから太陽歯
車114.126の回転を止めるのである。エンジンか
らリング歯車112への馬力の流れは、第1速オーバド
ライブおよびドライブ領域の場合と同じである。遊星ピ
ニオン116はリング歯車112により駆動され、キャ
リア118と共に太陽歯車114の回りを回転する。リ
ング歯車112は馬力入力要素として作用し続け、キャ
リア118は出力軸12を駆動し続ける。オーバランニ
ング・ブレーキ146は、歯車組18によって全てのト
ルク増加が図られるように自由に回転する。歯車組20
は非作動になる。
コーストの間、軸12がキャリア118とピニオン11
6とを、保持されている太陽歯車114の回りに駆動す
る。OWC92は]−スト方向に自由に回転し、トルク
の通路はそこで終結する。
第2歯車比手動または2領域 手動選択の第2速では、次のような摩擦部材が係合する
:ゴースト・クラッチ72、中間ブレーキ96、前進ク
ラッチ110および中間バンド1o2、ドライブ運転の
ときは、クラッチ72がリング歯車66と太陽歯車62
とを連結し、従って、歯車組16が一体になって回転し
、軸76を駆動する。リング歯車112はクラッチ11
0を介して、キャリア118と軸12とを駆動する。オ
ーバランニング・クラッチ94は太陽歯車114゜12
6を、太陽歯車114を保持する中間ブレーキ96に駆
動的に連結する。従って、ピニオン116はリング歯1
1112によって駆動され、キャリア118と共に太陽
歯車114の回りを回転する。ブレーキ96は、以下説
明するように、バンド102が作動される前に係合され
るので、エンジンのトルクは全てが単にバンド102に
よって担われるのではなく、ブレーキ96にも蓄えられ
る。
コースト運転においては、クラッチ94がオーバランし
、軸12がキャリア118とピニオン116とを、バン
ド102に保持された太陽歯車114の回りに駆動する
。リング歯車112は前進クラッチ110を介して軸7
6とリング歯車66とを駆動する。ゴースト・クラッチ
72がリング歯車66と太l歯中62とを連結している
から、歯車@16は一体になって回転する。従って、ピ
ニオン64とキャリア60とが軸38を駆動し、軸38
はコンバータ26またはコンバータ・クラッチ54によ
ってエンジン軸10に連結されている。
第3r!A市 −オーバライブ オーバドライブ領域の加速中には、第3歯車比は前進ク
ラッチ110と中間ブレーキ96とを係合させたまま雑
持し、また直接クラッチ98を係合させることにより得
られる。エンジンが軸12を駆動すると、オーバランニ
ング・ブレーキ146とオーバランニング・クラッチ9
4が空転し、一方クラッチ92が駆動される。軸76と
入力軸38とは、同速度で回転する。一方クラッチ92
はリング歯車66と太陽歯車62とを駆動的に連結し、
従ってタービン軸38が第1歯車組16によって中間軸
76に駆動的に連結される。直接クラッチ98と前進ク
ラッチ110とがリング歯車112、太陽歯車114.
126および中間軸76を駆動的に連結し、これらは一
体になって回転する。′M星ピニオン組116、キャリ
ア118および軸12は、リング歯車112と太陽歯車
114とが連結されているから、タービン軸の速度で駆
動される。オーバランニング・ブレーキ146が自由回
転している。車がコーストすると、OWC92が自由回
転し、従って、リング歯車66と太陽歯車62とが結合
を解かれ、エンジン・ブレーキが働かなくなる。
第3歯車比手動またはドライブ領域 歯車選択器において、トランスミッションをドライブ領
域に置き、オーバドライブ取消スイッチが閉じられると
、摩擦部材は、ゴースト・クラッチ72が係合する点を
除き、オーバドライブ領域において第3歯車を生じさせ
るときのように作動する。トランスミツ・ジョンは第3
歯車オーバドライブにおけるように入力軸38と出力軸
12とを直接連結するが、ただ、クラッチ72はリング
歯ll66をOWC92に連結する代わりに、太陽歯車
62を連結する。
車がコーストすると、クラッチ72は係合したままであ
り、歯車組16が軸76と38とを連結し、トルク・コ
ンバータが軸38をエンジン軸10に連結する。
第4   オーバライブ 第4歯車比は、前進クラッチ110、直接クラッチ98
および中間ブレーキ96を係合したままに維持し、オー
バドライブ・ブレーキ74を係合させることにより達成
される。歯車組16の太陽歯車62はブレーキ74によ
り回転を停められ、一方クラッチ92はオーバドライブ
・ブレーキの係合により自由に回転する。このとき、リ
ング歯車66と中間軸76とは、タービン軸38やキャ
リア60よりも低い速度で駆動される。歯車組18.2
0は第3歯車比の自動モードにおけると同じ状態である
。従って、出力軸12の速度は中間軸76の速度と同じ
である。
コースト運転においては、オーバドライブ・ブレーキ7
4は係合を続け、出力軸12からエンジン軸10へ至る
トルク通路は歯車組16とトルク・コンバータとにより
完成されるので、エンジン・ブレーキは作動する。
喪l皇ユ1 後進は、中間ブレーキ96、前進クラッチ11o1オー
バドライブ・ブレーキ74を解除し、低速後進ブレーキ
136、直接クラッチ98、ゴースト・クラッチ72を
作動させることにより達成される。摩擦部材をこのよう
な状態にすると、−方クラッチ94は自由回転し、一方
クラッチ92は作動せず、一方ブレーキ146も作動し
ない。
ゴースト・クラッチ72は第1歯車組16の太陽歯車6
2とリング歯車66とを連結し、タービン・トルクが軸
38から直接太陽歯車114,126へ伝達される。キ
ャリア134が反力点として働き、リング歯車128と
出力軸112とが後進方向に駆動される。トランスミッ
ションでは、ドライブ領域においては、3個の低速歯車
比の門で、オーバドライブ領域においては、4個の全て
の歯車比の闇で、上シフト、下シフトが行われる。エン
ジン・ブレーキは、各領域、すなわち1.2、ドライブ
およびオーバドライブにおける最高歯車比において生じ
る。第4表は、各領域名歯車比におけるゴースト・クラ
ッチの状態、およびエンジン・ブレーキの利用可能性を
示している。
、爽1旦1 第5a図から第5e図は、第1図、第2図の速度変更歯
車箱の油圧クラッチ、ブレーキを作動させたり、解除し
たりする油圧制御弁装置を示す。
種々の通路は、運転者の手動で6位置、P、RlN、O
D、2.1の間を動く手動弁160によって選択された
位置と、制御アルゴリズムのマイクロ計算機により決め
られたソレノイド弁の状態とに従って加圧される。弁装
置のための流体は、トランスミッションのサンプからフ
ィルタを通して、またはポンプの入り口に連結された戻
り管から、油圧ポンプ部を用いて供給される。ポンプは
定容量型であり、その速度に比例した流量を生じさせる
之ゴじζ1lじ」! ライン圧力の大きさは、第5a図に示した主調整弁16
2により制御される。水弁は、TV圧力弁166からの
ライン164内の制御圧力に反応して作動する。弁16
6は通路168.170を介して、主調整弁162によ
り作られるライン圧力に連結されている。変力ツレノイ
ド172は、計算器制御の電圧をソレノイドのコイルに
流すことにより、TV正圧力調整する。弁166により
作られた0、 35に9/3 〜5.95に9/cta
2の大きさの油圧が、ライン講整弁162の端部に加え
られる。ライン圧力において、多量の流体が必要なとき
は、スプール172が、−組のコイルばね174に抗し
て働<TV正圧力よって下方に動き、ポンプの吸い込み
側へ通じる戻りラインをmじ、トルク・コンバータ充填
ライン176を開じる。かくて、ポンプの全流隋が通路
170に供給される。
ライン170内の圧力の大きさは、ばね力に抗してスプ
ール172の下端に働く圧力と、スプールに下方に働<
TV正圧力の差により決まる。ライン圧力がTV正圧力
り高いときは、スプール172が上方に動き、ポンプの
吸い込み側へのフィードバック・ラインを開く。しかし
、これが起こる前に、コンバータ調整弁178に至るラ
イン176が開いている。かくて、ライン圧力は、ばね
力と、通路170におけるライン圧力に対するTV正圧
力を平衡させることで調整される。
手動弁160が1とRの位置に動かされると、ライン圧
力が通路180.182を通り、主調整弁の差圧面に作
用する。差圧面に作用する圧力はスプール172を下方
に押し、ライン圧力が、後進と1領域のとき、歯車選択
器と手動弁の他のいかなる設定におけるよりも、高くな
るようにされtいる。この領域においてライン圧力が高
いことは、エンジン・トルクがほぼ最大状態において、
第1歯車比、後進のために係合するクラッチ、ブレーキ
のトルク客員を増加させる。
ソレノイド弁 通路170はライン圧力をソレノイド講整弁184に運
び、弁184は調整された圧力を作り、通路186を通
り、第1、第2ソレノイド・シフト弁188,190、
コンバータ・クラッチ・ソレノイド弁192、およびゴ
ースト・クラッチ・ソレノイド弁194へ供給する。調
整弁184は、スプールに作用するばね力を、スプール
に加わるライン圧力の差分に対して平衡させることによ
り、ライン186の圧力をほぼ50psiに保つ。
弁188,190,192.194は、オン・オフ弁で
あり、ライン186と出力ライン196゜198.20
0.202のそれぞれとを交互に連結したり、分離した
りする。これら弁を操作するソレノイドは、計算機によ
り制御され、計算機は記憶されたアルゴリズムに従って
ソレノイドをオン・オフする。例えば、弁188のソレ
ノイドがオフになると、ライン196が低圧のサンプに
連結されて開放される。同様に、弁190,192゜1
94は、ソレノイドの状態に応じて、ライン186をラ
イン198,200.202に連結させるか、または、
これらのライン圧力を開放する。
コンバータ・クラッチ ]ンバータ◆クラッチ54は、ライン204を加圧し、
ライン206を開放することにより、ロック・トルク・
コンバータ26に係合される。ライン206が加圧され
、ライン204が開放されると、コンバータ・クラッチ
が係合を解き、トルク・コンバータが開く。コンバータ
・クラッチ制御弁208は、ライン200のコンバータ
・クラッチ圧力がスプール210に与える力により、弁
体内を上方に動く。弁208は、螺旋ばねと、ライン1
80を通りスプール210の上端に働く1R圧力とによ
り、下方に押される。弁208はまた、調整されたコン
バータ・供給圧力を、コンバータ調整弁178から供給
される。弁178はライン176のコンバータ充填圧力
を調整し、調整されたコンバータ供給圧力をライン21
2を通して供給する。コンバータ・クラッチ・ソレノイ
ド弁192が付勢されると、ライン200が加圧され、
スプール210がばねと1−R圧力に抗して上方に動き
、ライン212と204とを連結する。こうなると、ラ
イン206が弁208によって開放口214に連結され
、コンバータ・クラッチ54が係合される。
ソレノイド弁192が解除されると、ライン2oOが開
放され、スプール210が下方に動き、ライン206を
開放口214に連結し、ライン212と206との間の
連結を解除する。このことは、ライン204を弁208
と流体クーラを通りトランスミッションのサンプに排出
する。この動作が、クラッチ54を介してのインペラ2
8とタービン30との機械的連結を解除し、トルク・コ
ンバータを開放する。1−R圧力は、弁162に関して
述べるようなTV正圧力ライン圧力を増加させる他に、
歯車選択器を1またはR位置にシフトしたとき、多分弁
192のソレノイドの故障や、短絡をどの電気的故障の
ために、ソレノイド弁が開き続ける場合にトルク・コン
バータを解放する役をする。1−R圧力は、歯車選択器
がRおよび1位置にあるとき、トルク・コンバータが解
除されることを保証し、コンバータのトルク増大作用が
利用されて出力軸12のトルクを最大にする。
コンバータ調整弁178はトルク・コンバータ供給圧力
を約7.7NIF/z2に制限する。
ライン変調弁220は、通路168.222を通して調
整ライン圧力に、また通路164,224を通してTV
正圧力連結されている。
圧肱凰l亙ユA1 歯車選択器上で00取消ボタンが押されるかどうかにか
かわらず、手動弁160が第5d図に示されたOD位置
にシフトされると何時でも、通路168にライン圧力が
弁160を通して通路226に連結される。前進クラッ
チ110は、手動弁が前進ドライブ位置にあれば、通路
226、オリフィス342、通路242を通って、継続
して調整ライン圧力に連結されている。前進クラッチさ
えこのように係合されれば、第1歯車比は自動シフトに
なる。
OD領域第1歯車比の場合、第1ソレノイドシフト弁1
88は、5OL1圧力を通路196を通して1−2シフ
ト弁228へ、通路244を通して2−3シフト弁23
2へ加える。しかし、第2ソレノイドシフト弁190は
閉じている。従って、シフト弁228,232は5OL
1圧力により、右方−杯に動かされ、ライン圧力通路2
27.230をそれぞれmじる。かくて、前進クラッチ
だけが加圧され、第1歯車比運転が行われる。
第2歯車比への上シフトは、第1ソレノイド・シフト弁
188を開いたまま、第2ソレノイド・シフト弁190
を開けると起こる。弁190は、5QL2圧力を通路1
98を通って3−4シフト弁236の端部と手動調時弁
308とに加える。
通路198は5QL2圧力をシャトル弁246に向ける
。もしL/Rクラッチ圧力通路370が加圧されないと
、遷移弁250が5OL2圧力を1−2シフト弁228
のばね端部に向ける。1−2シフト弁は5OL2圧力に
より左方に動き、通路227と通路254の結合を開き
、ライン圧力を中間ブレーキ貯蔵器・256へ運ぶ。
ライン 調器および貯蔵器 ライン変調弁220と貯蔵器256とは、協同して流体
を中間ブレーキ96に供給し、第2歯車比を係合させる
。ライン変調弁220はTWLM圧力を中間ブレーキ貯
ia器256、オーバドライブ・クラッチ貯蔵器260
、直接クラッチ貯蔵器262に供給する。図示の各貯蔵
器はプランジャ位置が上シフト前であり、弁220から
の流体で満たされている。
貯蔵器256のすぐ上に置かれた弁258は、ばね力を
中間ブレーキ圧力に対して平衡させており、上方に動き
、通路254,262を連結する。
貯蔵器256の上端部はオリフィス264を通り満たさ
れる。オリフィスは、一定の圧力降下と、貯蔵器シリン
ダ上端部への流量とをもたらし、オリフィスを通る1f
fiに見合った速度でプランジャを、貯蔵器内のばね力
とプランジャ下方のTVLM圧力に抗して下方に動かす
。かくて、弁258が初めて聞いたとき、通路260内
の圧力が直線的に迅速に上昇する。次いで、ブレーキ9
6内の圧力が時と共に、オリフィスを通る流量と貯蔵器
内のばねのばね定数とにより決まる低い速度で上昇する
。また、ブレーキ96内の圧力は、以下述べるように、
経過時間の各単位毎に、TV正圧力共に変化する大きさ
を持つ。
弁220の出力は、TVLM圧力であり、各貯l鼎のプ
ランジャの下方に供給される。ライン変調弁220の孔
の上部に置かれた弁266は、ばね268が一杯に圧縮
されるときスプール270と266とが接触しないよう
に、比較的高いぼね剛性を持つ独立ばね268の力に対
して、TVLM圧力を平衡させることにより調整する。
VFS弁166から通路164.224を通って運ばれ
たTV正圧力ほぼ0 、42 K9/ as2以下のと
きは、スプール2フ0が弁の下方の外ばねにより支持さ
れ、ばね268はスプール266に接触しない。TV正
圧力この領域においては、フィードバックTVLM圧力
がスプール266を下方に下げ、通路222と272を
閉じるので、通路272は口269を通って開放される
。TV正圧力0.42に9/cm2以上に上がると、弁
270は、外ばねの力に抗して座を離れる。ばね268
は、弁266が上方に動くに従い調整を開始し、TVL
MJIJ]を、0.42に9/as2以上[TV正圧力
2単位増加毎に1単位づつ上昇さUる。かくて、ライン
圧力は、計算機の制御に従い、VFS弁166により作
られるTV正圧力大きさに応じて変調される。
従って、貯蔵器256,260.262の圧力は、通路
254,278.280から加圧されたとき、急速に上
昇したのち、時間と共に直線的に増加する。TVLM圧
力は0 、42 K9/ tya2以上ではTV正圧力
共に直線的に変化するから、貯蔵器の圧力は、直線増加
を始めた後ある時期に、TV正圧力高いときはより高く
、TV正圧力低いときはより低くなる。
上シフトの場合、貯蔵器プランジャの下部に作用する流
体が、弁266の頂部の圧力を生ぜしめ、ばね268の
力に抗してライン272と変調弁220との闇を開かせ
る。この失われた流体は通路222を通って貯蔵器に戻
され、貯蔵器は再充填される。例えば2−1シフトにお
けるように、中間ブレーキが解除されると、貯蔵器の作
動は上シフトの場合の逆になる。2−1下シフトは、シ
フト弁において、5OL1圧力を存在させ、5OL2圧
力を存在させないことにより、ライン254を1−2シ
フト弁228を通り384において開放したときに得ら
れる。貯蔵器266のプランジャの上部空間からオリフ
ィス275を通っての流体と、貯蔵器ばねのばね定数と
がプランジャの上昇速度と、貯蔵器のプランジャ下方部
がライン22とライン変調弁220からの流体で充填さ
れる速度とを制御する。貯蔵器が再充填されると、貯蔵
器上部の流体は、一方チェック弁274、通路262.
254、チエツク弁277を通り、12シフト弁228
を経て開放される。同様に、中間ブレーキ96は、通路
254,260、シフト弁228を経て開放される。
中間ブレーキ96は、自動運転の場合の第3歯車比、第
4歯車比においては、1−2シフト弁228が第1歯車
比の場合を除き、ソレノイド弁188.190の全ての
組み合わせに対し、通路227と254とを連結してい
るから、係合したままである。
オーバドライブ・クラッチ貯蔵器260は、貯蔵器25
6が働いている間は働いており、3−4上シフト、4−
3下シフトの場合、通路276を通り、オーバドライブ
・クラッチ74を加圧し、開放する。これら上下シフト
は、以下に述べるように、3−4シフト弁236を介し
、通路278を選択的に加圧、開放することにより始め
られる。
第2歯車比から第3歯車比への自動上シフトは、第4表
に従い、第1ソレノイド・シフト弁188を励磁しない
ことにより閉鎖し、第2ソレノイド弁190を開放して
おくときに起こる。ライン圧力は、手動弁160により
、通路226.230を通り、2−3シフト弁232へ
送られ続ける。
5OL1圧力が存在しないから、弁232は、第5e図
の位置に動く。かくてライン圧力が通路280に至り、
通路280を通って、直接クラッチ貯蔵器262の端部
にある制御弁282が加圧される。その際、直接クラッ
チ98は短時間の間に急速に加圧され、クラッチの種々
の摩擦面の間の間隙が閉じられる。次いで、クラッチ9
8が、貯蔵器262の場合と同様に、TVLMの大きさ
と、オリフィス284を通る流量と、貯蔵器262のば
ね定数とに制御されて、クラッチが完全に係合するまで
直線的に加圧される。クラッチ98は、第2歯車比、第
3歯車比においては、5OL1圧力が存在しないから、
係合したままであり、従って、2−3シフト弁232は
、ライン圧力と貯蔵器弁゛282どの間の連結を開放し
たままである。
自動3−2シフトは、ソレノイド弁188と190とが
共にオンにされたときに起こる。
5OL1圧力が2−3シフト弁を右方に動かし、直接ク
ラッチ98を、通路286.280、弁282、オリフ
ィス283、シフト弁236、通路292を経てサンプ
へと手動弁160により排油する。この直接クラッチか
らナンブに至る経路は、弁236に5OLI圧力が存在
すると否とにかかわらず、3−4シフト弁236を通っ
て開き続けている。
第3歯車比から第4歯車比への自動上シフトは、ソレノ
イド弁188と190とが共に閉じられたとき起こり、
そのときオーバドライブ・ブレーキ74は係合している
。こうなると、3−4シフト弁236はばねにより、第
5dに示した位置に動き、手動弁からのライン圧力はシ
フト弁を通る通路234を経て通路278に向けられる
。オーバドライブ貯蔵器260の端部にある制御弁28
6は、ばねの力により下方に動き、ブレーキ74はブレ
ーキ係合初期に、通路276を通って迅速に加圧され、
ブレーキ各部の間隙が閉じられる。次いで、プレーギア
4内の圧力が、貯蔵器256の場合と同様に、TVLM
圧力、オリフィス288を通る流量、貯蔵器のばね定数
などに応じて時間と共に直線的に上昇する。
第4歯車比から第3歯車比への自動下シフトは、5QL
2圧力をシフト弁236に加えたときに起こる。この操
作が、弁を右方に動かし、通路278、弁286、通路
276、ブレーキ74を通り、シフト弁236のベント
ロに至る連結を開かせる。
後進歯車比 手動弁160がR位置に動かされると、通路168のラ
イン圧力が、バイパス294.295を通って、通路1
80.292へ向けられ、通路226はライン圧力源に
対して閉じられる。かくて、前進クラッチ110が解除
される。ソレノイド弁188が開放され、SRV通路1
86を5OL1通路196に連結し、ソレノイド・シフ
ト弁190は閉じている。5OL1圧力は、通路244
を通り、2−3シフト弁232の端部と、1−2シフト
弁228の5OL10に加わっている。
通路180は、手動弁がR位置、1位置に移動されたと
きに、ライン圧力に連結される。1−R圧力は、コンバ
ータ・クラッチ制御弁20Bのスプール210を下方に
押し下げ、調整されたコンバータ圧力を弁208、通路
206を通って伝え、コンバータ・クラッチ54を開か
せる。この作動は、3.5Kg/cjI2以下の5OL
3圧力が維持され、歯車選択器または手動弁が1または
R位置にあるとき、スプール210を下方に押し、トル
ク・コンバータを開かせるための充分な圧力があること
を保証する。通路182は、歯車選択器が1とRの位置
にあるとき、ライン圧力を弁208から主調整弁162
へと運ぶ。これは、スプール172を押し下げ、コンバ
ータ調整弁178への流れとポンプ入り口への戻りとを
mじ、ポンプの全出力を通路170に向かわせる。この
ようにして、トルク・コンバータは、1、R位置が選択
されたとき開かれ、これら高トルク状態において、トル
ク・コンバータのトルク増大能力が利用出来ることにな
る。
通路300と一方弁299.301はまた、弁301に
5OL4圧力が存在しない場合には、1−R圧力をコン
バータ・クラッチ・シフト弁302へも向ける。チエツ
ク弁299と通路304とは、1−R圧力を手動弁から
手動調時弁306に運ぶ。
5QL2圧力は存在しないから、3−4シフト弁236
は第5d図に示す位置にある。従って、手動弁がR位置
に動かされると、シフト弁236が通路292のライン
圧力を、通路290,310.318へ連結する。弁3
12はR圧力をオリフィス314を通り、低速/後進受
講弁316へ伝え、該変調弁において、ばねに抗して弁
に働く圧力が、通路318のR圧力を低速/後進ブレー
キ通路320へ開かせる。低速/後進ブレーキ136は
、後進のとき係合する最初の摩擦部材である。
3−4シフト弁236は、また、通路318のR圧力を
、通路322を通りゴースト・クラッチ・シフト弁30
2に連結する。弁302への制御圧力は、通路300か
ら、チエツク弁301を通り通路324に向けられる。
弁302は、1−R制御圧力によって、ばねに抗して左
方に動き、通路322から通路326へ、さらに方向弁
328と通路330を通って、ゴースト・クラッチ72
へと至る連結を完成する。ゴースト・クラッチ72は後
進時に係合される第2の摩擦部材である。
1亀之ユ土亘11 手動弁が1.2、R位置にあるときには、1−2シフト
弁228が通路310と332とをチエツク弁370を
通して連結する。手動IIWl¥弁306は、ピストン
360を有し、該ピストンはソレノイド調整弁184か
ら一定圧力をもって送られるSRV圧力によって、保持
板362に対し押されて接触している。第2ピストン3
30がばね力により、同様に保持板362に押し付けら
れている。第1、第2入り口通路360.362が1−
1”(/VAN2圧力を通路304から調時弁306に
供給する。通路362に置かれたオリフィス364が、
該通路と弁306を通る流量を一時制御する。次いで、
弁が開くと、通路360のより高い圧力が出口通路36
6に向けられる。運転時には、第1ピストン360はS
RV圧力により、板362と接触している。第2ピスト
ン330は、スプール330をも方に保持しようとする
通路366.368内のフィードバック差圧に抗して、
ばねにより板に押し付けられる。これは、通路360を
閏じ、オリフィス364と通路366とを通り、フィー
ドバック通路368に至る流れを許している。通路33
2の圧力が通路310の圧力より高いときは、ボール弁
370が通路332を閉じている。従って、後進の場合
と同様、5QL2圧力が存在しなければ、R圧力がスプ
ール330に右方に押し、連結を開くから、通路332
のR圧力は、弁306により、直ちに遅れなく通路33
4に向けられる。
保持板の両側に隣接する空間は、フィードバック通路3
68を通り加圧される。端部に働く差圧により、ピスト
ン360は直らにピストン360が左端の弁座に達する
まで、SRV圧力に抗して一時板から離れる。この位置
で、フィードバック通路368は、弁306を通り通路
334に、また通路360は、通路366.368を通
り同じく通路334に開く。従って、手動調時弁の作動
は、ピストン360が室の右端から左端まで動く時開と
、スプール330が板362から、弁306が開くまで
右方に動く時間を加えた時間だけ、2−3シフト弁23
2における遅延1−R/MAN2圧力の発生を遅らせる
弁306は、手動弁160を1.2またはR位置に動か
したときは何時でも、手動弁からの圧力が2−3シフト
弁に生じる際の遅延を保証する。
このことは、第3または第4歯車比から第2歯車比に下
シフトされる際に、1.2秒の短い遅延があることであ
る。例えば、運転者が、高速において、2位置へ手動シ
フトし、4−2下シフトを行うと、第2歯車比への下シ
フトが完成する前に、手1illT!4時弁がVAN2
圧力を第3tf!1車比において要求する時間の間、ト
ランスミッションは留まっている。第3歯車比ドライブ
領域では、ゴースト・クラッチ係合がエンジン・ブレー
キ効果をもたらし、一方、第2歯車比手動運転において
は、中間バンド102とサーボ96とがエンジン・ブレ
ーキ効果をもたらす。バンドとサーボのトルク容ωは、
ゴースト・クラッチのトルク容量により非常に低い。高
速における急な4−2下シフトを避けることにより、バ
ンド102にかかるトルク荷重が軽減できる。同様に、
高速における第1歯車比への下シフトは遅延され、突然
の下シフトを避けている。
しかし、調時弁306の端部゛におけるSOし2圧力は
U延を増加させ、5QL2圧力に比較した1−R/VA
N211力の大きさ、弁30Bのばねの力、5QL2圧
力の発生に依存して、弁306のからの出力圧力が大幅
に遅延することを防いでいる。
手動調時弁306の時間が切れると、通路332の圧力
が、遅延1−R圧力として、通路334゜336へ、2
−3シフト弁232の口へと向けられる。また、R圧力
が2−3シフト弁232において通路290の端末に存
在する。通路334に圧力が存在するため、シフト弁2
32のスプールに差圧が形成され、スプールの端部にお
ける5OL1圧力の効果と共に、スプールをばねに抗し
て右方に押し、通路290を通路280に連結する。直
接クラッチ貯蔵器262の端部にある制御井282は、
通路280とチエツク弁338を通して加圧される。か
くて、中間ブレーキの実行は、貯蔵器262の作用によ
り時間と共に直線的に立ち上がるように制御され、同時
に、低速後進ブレーキ136およびゴースト・クラッチ
72の係合に関し遅延される。直接クラッチが完全に係
合されると、後進ドライブが完成する。
11交二又ユ1 手動弁160からのR圧力は、通路292.3101を
とおり、前進クラッチ弁240の後進口に向けられる。
また、TV正圧力通路340を通り、可変カッレノイド
弁166から弁240へ向けられる。トランスミッショ
ン流体が冷えていたり、アクセルペダルが相当踏み込ま
れたときのように、TV正圧力高いときには、弁240
が通路310と344を連結する。この作動が、貯蔵器
262からの流量に対し、弁240を通る流量を加える
手動弁がODまたは0位置にあり、スロットル圧力が高
いときは、弁240はばねに抗して左方に動き、手動弁
がOD位置にあるときライン圧力にある通路238と、
前進クラッチに通じる通路242とを連結する。この作
動は、前進ドライブの自動運転の間、通路226とオリ
フィス342から供給される流量に、弁240を通る流
量を加える。従って、大気温度が低く、流体の粘度が比
較的高いときには、TV正圧力、前進、後進を行うため
、それぞれ前進クラッチ、直接クラッチへの流量を増加
させる。
111±北ま1 手動弁160を1位置に動かし、第1歯車比を作ると、
トランスミッションは前進クラッチ110、低速後進ブ
レーキ136、ゴースト・クラッチ72を係合させ、第
1ソレノイド・シフト弁188を開き、第2ソレノイド
・シフト弁190を閉じることにより第1歯車比で運転
される。この位置で、手動弁は、バイパス294,29
5を通して通路168と180とを連結するが、通路2
92.226.318は、ライン圧力通路168から遮
断されている。後進ドライブの際説明したように、コン
バータ・クラッチ制御弁208、主調整弁162、コン
バータ調整弁178の作動を介して、コンバータ・ロッ
ク・クラッチ54が解除され、トルク・コンバータは開
く。
手動調時弁306の時間が切れると、通路336が遅延
1−R圧力を2−3シフト弁232の2個の口に連結さ
せ、弁232が弁の左方に存在する5OL1圧力により
、右方に動く。この作動が、通路336,350を1−
2シフト弁228の口に連結し、通路334を閑じる。
通路196の5OL1圧力は、シフト弁228を右方に
動かし、通路350と352とを連結する。通路352
のR/手動1圧力を供給されている低速後進変調弁31
6は、ばねによって左方に動かされ、通路352と32
0とを連結し、低速後進ブレーキ136が係合される。
手動弁160が1位置にあると、通路168のライン圧
力が通路226.オリフィス342、通路242を通り
前進クラッチ110に達する。
ゴースト・クラッチは、ライン圧力を通路180、チエ
ツク弁299,301、通路324を通ってゴースト・
クラッチ弁302に導く手動弁160により付勢される
手動弁160により通路226.230を通して向けら
れたライン圧力が2−3シフト弁232の口に存在する
。5OL1圧力と遅延1−R圧力との存在がシフト弁2
32を右方に動かし、開放通路356を閉じ、通路23
0と358とを連結する。通路358の圧力による3−
4シフト弁236のスプールに作用する差圧が、通路2
34とゴースト・クラッチ通路322との間の連結を開
く。ゴースト・クラッチシフト弁302は、右端の1−
R圧力により左方に動き、通路322と326とを、チ
エツク弁327,328と通路330を通して、ゴース
ト・クラッチ72に連結する。
通路334を通り2−3シフト弁232に伝えられた遅
延1−R圧力はまた、弁232、通路350.1−2シ
フト弁228および通路352を通り、低速後進変a’
3316へ伝えられる。低速後進ブレーキ136は、上
述したように、弁316から加圧される。
l監生北王1 第2歯車比への手動シフトは、歯車選択手動弁160を
2位置へ動かし、ソレノイド弁188と190とを共に
オンにしたとき起こる。この位置では、手動弁が通路1
68の圧力を通路226゜372に連結させ、通路18
0,292.318をライン圧力から隔離する。前進ク
ラッチ110は、4つの各前進歯車比の場合と同じく、
手動弁により通路226,242、オリフィス342を
通って加圧される。
3−4シフト弁236の端部の5OL2圧力の存在は、
弁を右方に動かし、通路226を通しライン圧力を受番
プる通路234を通路322に連結する。通路322は
、シフト弁236からのライン圧力をゴースト・クラッ
チ弁302へと伝える。
手動弁160は、VAN2圧力を、通路372、方向弁
299、通路300、方向弁301、通路324を通り
、ゴースト・クラッチ弁の制御端へ伝える。弁302の
制御圧力の存在は、通路322.326を連結し、ゴー
スト・クラッチ圧力をオリフィス374、方向弁328
、通路330を通り、ゴースト・クラッチ72に伝える
ゴースト・クラッチ・ソレノイド弁194がオンにされ
ると、SRV圧力が弁194を通り、通路202に伝え
られ、方向弁301が加圧され、通路300を閉じ、通
路324を通ってゴースト・クラッチ弁302の制御口
を加圧する。従って、この作動が、手動弁の状態如何に
かかわらず、通路322と326とを連結させることに
より、ゴースト・クラッチを係合させる。
VAN2圧力は、手動弁160から通路322、方向弁
299、通路304を通り、手動調時弁306に連なる
通路360.362に達する。弁の遅延時間が過ぎると
、MΔN21力は、弁と通路334.336を通って2
−3シフト弁232に達する。VAN2圧力は、シフト
弁に差圧を生じさせ、通路230を3−4シフト弁23
6において閉じる通路358に開き、MAN2圧力を通
路350を通り1−2シフト弁228に伝えている。
1−2手動遷移弁250は、通路370と制御口に低速
後進圧力が存在しないから、ばねにより上方に押され、
VAN2圧力を通路252に向ける。
MAN2圧力は、シフト弁228において、ばねの力に
加わり、5OLI圧力に抗してシフト弁228を左方に
動かし、通路350,252の間を閉じ、通路350,
380の間を開く。VAN2圧力は、オリフィス382
,383を通り、中間サーボ96へ向けられる。オリフ
ィス382,383は、サーボ97より少し前に中間ブ
レーキ96が係合され、バンド102を作動し、ドラム
1oOの回転を止めるように、サーボ97の係合を遅ら
せる。1−2シフト弁をこの位置におけば、通路226
.227とシフト弁228におけるライン圧力が、通路
254を通り、中間クラッチ貯蔵器256の端部のIt
IIJ御弁へ連結され、貯蔵器により通路260と中間
ブレーキ96とが前述したような態様で加圧される。ブ
レーキ96が実行されるまでサーボ97とバンド102
の実行が遅延されることは、エンジントルクがバンド1
02により担われることがないことを保証する。第2歯
車比から第1歯車比への手動下シフトは、MAN2圧力
が1−2シフト弁の制m端から除かれた後で起こる。こ
のことは、シフト弁2.28を右方に動かし、通路35
0と中間サーボ96に至る通路380との連結を閉じ、
通路350と、低速後進変調弁316を通り低速後進ブ
レーキ136に至る通路352とを連結させ、通路22
6と254とを分離し、通路254を開放口384に連
結する。かくて、中間ブレーキ96は開放され、貯蔵器
制御弁258を通り排出される。貯蔵器256のプラン
ジャ上部の流体は、ボール・チエツク弁277を通り、
通路254ベント384へと流れる。
111」す【1皇 手動弁がOD位置に動かされ、ドライブボタンが押され
ると、トランスミッションは、先に自動運転に関する説
明で述べたように、最初の3歯車比の間で自動シフトを
行う。しかし、この場合は、オーバドライブ運転とは違
い、第3歯車比はゴースト・クラッチが係合しているた
めエンジン・ブレーキ効果を有している。中間ブレーキ
96、直接クラッチ98、前進クラッチ110は、オー
バドライブ運転に関連して述べたように作動される。
第3歯車比にするためには、第2ソレノイド・シフト弁
190をオンにし、第1ソレノイド・シフト弁188を
オフにする。3−4シフト弁236は、5QL2圧力に
より右方に動かされ、通路234と、通路322内のゴ
ースト・クラッチ圧力とを連結させる。
ゴースト・クラッチ・シフト およびルノイ凡弁 第3歯車比運転が指令され、手動弁をオーバドライブ位
置に置き、ドライブ領域ボタンを押すと、ゴースト・ク
ラッチ・ソレノイド弁194がオンになり、5OL4圧
力を通W1202を通って伝える。チエツク弁301が
、ゴースト・クラッチ・シフト弁302制御口を加圧し
ている。これは゛、シフト弁302を左方に動かし、通
路322のゴースト・クラッチ圧力を、ゴースト・クラ
ッチ72を係合させる通路326に連結し、その際、ト
ランスミッションはエンジン・ブレーキを有する第3歯
車比の状態になる。
手動第3歯車比から第4歯車比に上シフトするためには
、ゴースト・クラッチ72を解除し、オーバドライブ・
クラッチ74を係合させる。ゴースト・クラッチを解除
するには、5QL2圧力が除去されたときに、3−4シ
フト弁236が左方に動き、通路234のライン圧力と
通路322との連結を閉じ、通路234と278とを連
結させる。オーバドライブ・ブレーキ74は、貯jiI
i器260の作動により係合される。かくて、ゴースト
・クラッチ・シフト弁302は、5OL4圧力がゴース
ト・クラッチ通路326のill 111口に存在して
いても、ゴースト・クラッチに圧力を供給づ゛ることは
ない。第3歯車比手動から第4歯車比に上シフトするに
は、5QL4圧力が除去され、弁390が通路322を
閉じ、ゴースト・クラッチ22をベントロ390に連結
する。
以上本発明の好適な実施例を説明したが、本発明の範囲
は特許請求の範囲による。
【図面の簡単な説明】
第1a図および第1b図は、トルク・コンバータ、クラ
ッチ、ブレーキ、歯車組を組立状態で示した本発明のト
ランスミッションの縦断面図であり、 第2a図から第2h図は種々の速度をつくる部材を濃い
線で示した多速度トランスミッションの説明図であり、 第3図は、トランスミッションの各速度、各走行領域に
おけるクラッチ、ブレーキの係合、否係合、およびオー
バランニング・クラッチ類のドライブ、オーバランニン
グ状態を示す表であり、第4図は、トランスミッション
の各速度、領域における、ソレノイド・シフト弁、コン
バータ・クラッチ、ゴースト・クラッチの状態を示す表
であり、 第5a図から第5e図は、第1図のトランスミッション
のクラッチ、ブレーキ類を係合させたり、解除させる油
圧部m装置を示し、油圧部品を結ぶ線に付した文字は、
各速度、領域における流体圧力を示している。 図において、26・・・トルク・コンバータ、72・・
・コースト・ブレーキ、 74・・・オーバドライブ・ブレーキ、96・・・中間
ブレーキ、160・・・手動弁、228・・・1−2シ
フト弁、 232・・・2−3シフト弁、 236・・・3−4シフト弁である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)多速度比動力伝達装置にして、 同心に配列された入力軸と、出力軸と、入力軸と出力軸
    との間に置かれた中間軸と、 それぞれにリング歯車、太陽歯車、キャリア、および該
    キャリアに取り付けられて前記太陽歯車およびリング歯
    車と係合する遊星ピニオンを有する第1、第2および第
    3遊星歯車組にして、これら歯車組が同軸に並べられ、
    第1歯車組の出力部材が直接中間軸に連結され、第2お
    よび第3の歯車組の太陽歯車が互いに連結され、第2歯
    車組のキャリアと第3歯車組のリング歯車とが出力軸に
    連結されている遊星歯車組と、 第1歯車組の反力部材の回転を止めて保持し又は、解除
    するオーバドライブ・ブレーキ装置と、第1歯車組の太
    陽歯車とリング歯車とを駆動的に結合し又は、解除する
    ゴースト・クラッチ装置と、 中間軸と第2および第3歯車組の太陽歯車とを駆動的に
    結合し又は、解除する直接クラッチ装置と、 第2、および第3歯車組の太陽歯車の回転を止めて保持
    するバンド・ブレーキ装置と、 各前進速度比の運転の間、中間軸を第2歯車組のリング
    歯車に駆動的に連結し又は、解除する前進クラッチ装置
    と、 第3歯車組のキャリアの回転を選択的に止めて保持する
    低速後進ブレーキ装置と、 中間ブレーキ装置に連結された部材の回転を止めて保持
    する中間ブレーキ装置と、 第1歯車組の太陽歯車とリング歯車とを一方向にだけ駆
    動的に連結する第1オーバランニング・クラッチと、 第3歯車組のキャリアの回転を一方向にだけ止める第2
    オーバランニング・クラッチと、中間ブレーキ装置に連
    結され、第2歯車組の太陽歯車と中間ブレーキ装置とを
    一方向にだけ駆動的に連結する第3オーバランニング・
    クラッチとを有することを特徴とする多速度比動力伝達
    装置。
  2. (2)多速度比動力伝達装置にして、 同心に配列された入力軸と、出力軸と、入力軸と出力軸
    との間に置かれた中間軸と、 それぞれにリング歯車、太陽歯車、キャリア、および該
    キャリアに取り付けられて前記太陽歯車およびリング歯
    車と係合する遊星ピニオンを有する第1、第2、および
    第3遊星歯車組にして、これら歯車組が同軸に並べられ
    、第1歯車組の出力部材が直接中間軸に連結され、第2
    および第3の歯車組の太陽歯車が互いに連結され、第2
    歯車組のキャリアと第3歯車組のリング歯車とが出力軸
    に連結されている遊星歯車組と、 第1歯車組の反力部材の回転を止めて保持し又は、解除
    するオーバドライブ・ブレーキ装置と、第1歯車組の太
    陽歯車とリング歯車とを駆動的に結合し又は、解除する
    ゴースト・クラッチ装置と、 中間軸と第2および第3歯車組の太陽歯車とを駆動的に
    結合し又は、解除する直接クラッチ装置と、 第2および第3歯車組の太陽歯車の回転を止めて保持す
    るバンド・ブレーキ装置と、 各前進速度比の運転の間、中間軸を第2歯車組のリング
    歯車に駆動的に連結し又は、解除する前進クラッチ装置
    と、 第3歯車組のキャリアの回転を選択的に止めて保持する
    低速後進ブレーキ装置と、 中間ブレーキ装置に連結された部材の回転を止めて保持
    する中間ブレーキ装置と、 第1歯車組の太陽歯車とリング歯車とを一方向にだけ駆
    動的に連結する第1オーバランニング・クラッチと、 第3歯車組のキャリアの回転を一方向にだけ止める第2
    オーバランニング・クラッチと、および中間ブレーキ装
    置に連結され、第2歯車組の太陽歯車と中間・ブレーキ
    装置とを一方向にだけ駆動的に連結する第3オーバラン
    ニング・クラッチとを有し、 前記第1オーバランニング・クラッチとゴースト・クラ
    ッチ装置とが、第1歯車組とオーバドライブ・ブレーキ
    装置との間に、並行駆動関係に配列されており、また 前記ゴースト・クラッチ装置が第1歯車組の太陽歯車と
    リング歯車とを連結していることを特徴とする多速度比
    動力伝達装置。
  3. (3)多速度比動力伝達装置にして、 同心に配列された入力軸と、出力軸と、入力軸と出力軸
    との間に置かれた中間軸と、 それぞれにリング歯車、太陽歯車、キャリア、および該
    キャリアに取り付けられて前記太陽歯車、およびリング
    歯車と係合する遊星ピニオンを有する第1、第2、およ
    び第3遊星歯車組にして、これら歯車組が同軸に並べら
    れ、第1歯車組の出力部材が直接中間軸に連結され、第
    2および第3の歯車組の太陽歯車が互いに連結され、第
    2歯車組のキャリアと第3歯車組のリング歯車とが出力
    軸に連結されている遊星歯車組と、 第1歯車組の反力部材の回転を止めて保持し又は、解除
    するオーバドライブ・ブレーキ装置と、第1歯車組の太
    陽歯車とリング歯車とを駆動的に結合し又は、解除する
    ゴースト・クラッチ装置と、 中間軸と第2および第3歯車組の太陽歯車とを駆動的に
    結合し又は、解除する直接クラッチ装置と、 第2および第3歯車組の太陽歯車の回転を止めて保持す
    るバンド・ブレーキ装置と、 各前進速度比の運転の間、中間軸を第2歯車組のリング
    歯車に駆動的に連結し又は、解除する前進クラッチ装置
    と、 第3歯車組のキャリアの回転を選択的に止めて保持する
    低速後進ブレーキ装置と、 中間ブレーキ装置に連結された部材の回転を止めて保持
    する中間ブレーキ装置と、 第1歯車組の太陽歯車とリング歯車とを一方向にだけ駆
    動的に連結する第1オーバランニング・クラッチと、 第3歯車組のキャリアの回転を一方向にだけ止める第2
    オーバランニング・クラッチと、中間ブレーキ装置に連
    結され、第2歯車組の太陽歯車と中間ブレーキ装置とを
    一方向にだけ駆動的に連結する第3オーバランニング・
    クラッチと、前記入力軸をパワー源に流力的に連結する
    トルク・コンバータ装置と、 パワー源と入力軸とを機械的に連結するコンバータ・ク
    ラッチ装置とを有し、 前記第1オーバランニング・クラッチとゴースト・クラ
    ッチ装置とが第1歯車組とオーバドライブ・ブレーキ装
    置との間において、並行な駆動関係に配列されており、
    また、 前記ゴースト・クラッチ装置が第1歯車組の太陽歯車と
    リング歯車とを連結していることを特徴とする多速度比
    動力伝達装置。
JP1125486A 1988-06-23 1989-05-18 4速度比自動変速機 Pending JPH0226347A (ja)

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US07/210,536 US4884471A (en) 1988-06-23 1988-06-23 Four speed ratio automatic power transmission
US210536 1988-06-23

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