JPH02262419A - 自動車用冷暖房装置 - Google Patents

自動車用冷暖房装置

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JPH02262419A
JPH02262419A JP1098409A JP9840989A JPH02262419A JP H02262419 A JPH02262419 A JP H02262419A JP 1098409 A JP1098409 A JP 1098409A JP 9840989 A JP9840989 A JP 9840989A JP H02262419 A JPH02262419 A JP H02262419A
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潤一郎 原
Hideo Takahashi
高橋 日出雄
Yuji Ishihara
裕二 石原
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複数の冷暖房機器を車載電源の電力で作動ず
る自動小用冷暖房装置に関する。
従来の技術 この種の自動車用冷暖房装置としては、特開昭5 8 
−、、、、 1 1 6 2 1 6号公報や特開昭5
8−194612号公報に開示されたものが提案されて
いる。
すなわち、前者にあってはンートの温度を検出し、極め
て低温の場合にはシートに配設された暖房機器の設定温
度を高い温度に設定し、安定状態になれば暖房機器の設
定温度を本来の設定温度まで低下させることで、乗員の
快適性を向上させるものである。また、後者にあっては
エンジンの冷却水温が低く、空調装置による暖房が困難
な場合において、外気温が低い場合には乗員の着座位置
に応じて、シートの暖房機器を作動させ、これにより即
効的な暖房を行うものである。
発明が解決しようとする課題 乗員がどの座席に着座しているかという着座条件や暖房
機器の温度条件により、複数の暖房機器を選択的に作動
すると、着座条件や温度条件によっては、全ての暖房機
器が同時に作動し、消費電力量の総和が車載電源の許容
電力量を越えてしまうことがあり、複数の暖房機器を適
正に稼働することが困難となる。
ここでは暖房機器を例として述べたが、これが電力作動
する冷房機器であっても同様な問題を生しる。
課題を解決するための手段 車載電源の電力により、加熱作動と冷却作動の少なくと
も一方を実行する複数の冷暖房機器が設けられた自動車
用冷暖房装置において、前記冷暖房機器の使用優先順位
を予め設定し、この設定された使用優先順位から加算し
た消費電力量の総和が前記車載電源の許容電力m内で許
容電力量に最も近い値となる組み合わせを演算し、この
演算結果にもとづいて複数の冷暖房機器を選択的に作動
させる制御装置を設けである。
作用 設定された複数の冷暖房機器の使用優先順位から電力消
費量の総和を演算し、この消費電力量の総和か車載電源
の許容電力量内で許容電力量に最も近い値となる冷暖房
機器の組み合わせを求め、この組み合わせとなる冷暖房
機器に電力を供給して駆動する。
実施例(第1〜4図および表1参照) この第1実施例では、複数の冷暖房機器Bを暖房ステア
リングl、暖房シート2.暖房ひざかけ3、暖房ドア4
.暖房カーペット5.暖房パネル6、暖房インストルメ
ントパネル7、暖房天井8゜冷房シート9等で構成しで
ある。これら各冷暖房機器1〜9は制御装置IOを介し
て車載電源11に接続されている。
暖房ステアリングlは乗員が手で握るステアリングホイ
ールに配置されている。
暖房シート2は前席と後席との座席に着座した乗員の大
腿部を暖めるようにシートクツションに分割配置されて
いる。
暖房ひざかけ3は後席に着座した乗員がひざに掛けるよ
うに後席上に分割して置かれている。
暖房ドア4は車外側からの冷たい放射熱が車室内に入る
込むのを防止するように車幅方向側部の前席と後席との
座席左右に対応してドアを含む車体サイドに分割配置さ
れている。
暖房カーペット5は乗員の足元を暖めるようにフロント
フロア左右とりャフロア左右とに分割配置されている。
暖房パネル6は前席乗員のひざまわりを暖めるようにイ
ンストルメントパネル下部左右に分割配置されている。
暖房インストルメントパネル7は車外側からの冷たい放
射熱が車室内に入る込むのを防止するようにインストル
メントパネル上部の左右に分割配置されている。
暖房天井8は車外側からの冷たい放射熱が車室内に入る
込むのを防止するように車体ルーフの萌後左右に分割配
置されている。
冷房シート9は乗員の大腿部の汗ばみを防止するように
前席左右のシートクシジン下部に分割配置されている。
ここで上記分割されている各冷暖房機器2〜9において
は、第3図に示すように、前席布(運転席)に対応する
ものには、例えば暖房シート2−1のように、冷暖房機
器を表す算用数字の後にハイフンを付けた算用数字「1
」を添えである。前席左に対応するものには、例えば暖
房シート2−2のように、冷暖房機器を表す算用数字の
後にハイフンを付けた算用数字「2」を添えである。後
席右に対応するものには、例えば暖房シート23のよう
に、冷暖房機器を表す算用数字の後にハイフンを付けた
算用数字[3−1を添えである。後席左に対応するもの
には、例えば暖房シート24のように、冷暖房機器を表
す算用数字の後にハイフンを付けた算用数字L゛41を
添えである。
制御装置10はマイクロコンビコータに構成され、使用
優先順位12がシステノ、ベースとしてマイクロコンピ
ュータのメモリに記憶されることにより多め設定されて
おり、メインスイッチ16のオン操作により、設定され
た使用優先順位12に温度センサ1.7.、  I 7
. 、、・・・・・・、17oで検出した各冷暖房機器
1〜9毎の温度T1. Tt−+。
T 、 (以ド単に各冷暖房機器毎の検出温度′r、。
T、−+、  ・・・・・、 ’r nと呼称する)が
設定温度T□。
’rN2−I+・・・・・・、 T s nに到達して
いるか否かの温度情報、前席右側(運転席側)のシート
スイッチ181、 ii;i席左側のシートスイッチI
82.後席右側のシートスイッヂI81.後席左側のシ
ートスイッチ18.で乗員が座席のどこへ着座したかを
検出した乗員着座位置情報等を加味し、マイクロコンピ
ュータの面述とは別のシステムベースとして予め設定し
たプログラムにより、使用しようとする各冷暖房機器1
〜9の消費電力量の総和A。
が!1i載電源1■の許容電力量内で最も近い値となる
組み合わせを演算し、この演算結果にもとづいて各冷暖
房機器1〜9を選択的に車載電源11の電力で作動させ
る。
車載電源I+は図外のエンジン回転により図外の発電機
が発電した電気を充電するバーJテリに構成されている
以上の第■実施例の作用を第4図に示すフローヂャート
を参照しながら詳述する。
先ずステツプ101は準備作業である。具体的にはマイ
クロコンピュータのメモリにシステムベースとして下記
表1に示すような使用優先順位12が記憶される。この
使用優先順位12は■1−各冷暖房機器1〜9と部品番
号との対応づけ」、■[8部品番号と消費電力量との対
応づけ1、■1−乗員着座位置と部品番号との対応づけ
−jがなされている。
ここで■1−各冷暖房機器1〜9と部品番号との対応づ
け]にJjいては、暖房ステアリングlは部品I、暖房
ノート2−1は部品2−1.暖房シート2−2は部品2
 2.暖房ひざかけ3−3は部品3−3.暖房ひざかけ
3−4は部品3−4.暖房ドア4−1は部品4−1とい
うように、各冷暖房機器1〜9に付した符号を部品に付
ずことにより、各冷暖房機器I〜9と部品1〜9との対
応づij)をしであるものとする。またマイクロコンビ
コータに設定した各部品1〜9の使用優先順位12は例
えば部品1を第1位、部品2−1を第2位、部品2−=
2を第3位、部品2−3を第4位というように、乗員が
乗車したときに小室内のどの部分が暖かければ、心地よ
いと感じるかを経験則から決定しである。
■[各部品番号ど消費電力量との対応づけ」では、部品
1、部品2〜11部品2−2.・・・・・・の消費電力
−U11を記憶しである。ここで以下の説明においζ、
電力ではなく、電流で表現しているのけ通常、乗用車で
はバッテリ11が12Vの電圧を持っており、電力を表
現する場合、12Vの電圧に電流を乗じた値が電力にな
るから、わかり易くするために電流で表現しである。例
えば、暖房ステアリングIの消費電流量A1が8Aであ
れば、部品I=−8、暖房シート2−1の消費電流量A
 p lが5Aであれば部品2−1=5のように記憶し
である。
■[乗員着座と部品番号との対応づけ1では、乗員が着
座した位置に応じて作動させるべき各部品1〜9を決定
しである。例えば、シートスイッチ+8.、+8..1
g、、18.からの乗員着座位置情報により、運転席に
乗員が着座した場合には、運転席まわりの部品1(暖房
ステアリング)。
部品2−1(暖房シート)9部品4−1(暖房ドア)1
部品5 I(暖房カーペット)1部品6−I(暖房パネ
ル)1部品7−1(暖房インストルメントパネル)1部
品8−=1(暖房天井)が選択される。
表1(部品1〜9の使用優先順位12)対応づけ」とは
省略しである。
次のステップ102では、自動車用冷暖房装置を作動さ
せるためのメインスイッチ16がオン。
オフ、オートのいずれかに設定されているかを判別する
。メインスイッチ16がオンであればステップ104に
進む。またメインスイッチ16がオートに設定されてい
ればステップ103に進み、図示を省略した車室内に調
和風を給送する空気調和装置の作動モードを判別し、作
動モードがベンチレータモードVENT、若しくはパイ
レベルモードB/Lであった場合には、以降のステップ
に進むことなくステップ102に戻り、ヒートモードH
EA Tであった場合のみステップ104に進む。
ステップ104では、使用優先順位12をマイクロコン
ピュータのシステムベースからマイクロコンピュータの
一時記憶用のサブメモリに読み込む。
ステップ105ではバッテリIIの端子電圧が低圧側か
ら11.8V 以上に上昇した場合をオンと定義し、高
圧側から11.6V 以下に降下した場合をオフと定義
して、バッテリ11のオン−オフを判別する。バッテリ
11がオンであるときのみ次のステップ106に進む。
ステップ+06では、部品1〜9で使用可能なバッテリ
1jの許容電流量A。(許容電力催)を読み込む。この
許容電流mAoはバブテリ11の最大許容電流ff1A
いX(定格電流量)から空気調和装置やランプやエンジ
ン等により現在使用されている消費電流量A、  を減
算した値である(ACl−AMAX  A−)。例えば
バブテリ11で空気調和装置のプロアファンが駆動され
ていると仮定すると、先ず■でバッテリIIの最大許容
電流ffi A MAXを算出し、次に■でプロアファ
ンに印加されているプロアファン消費電流量A FAI
I (A−)を算出し、■でバッテリ1. lの許容電
流’li AoをAo ” AM^x  AFAN として演算し、この許容電流ff1Aaをマイクロコン
ピュータのサブメモリにg己憶する。
ステップ107では、シートスイッチ181B、、+8
..18.の検出状態から乗員着座位置情報を読み込む
。つまり、乗員が着座してオンしているシートスイッチ
18..18..183゜+8.それぞれを−11乗員
が不在(着座していない)でオフしているシートスイッ
チ18I。
18、、 18’、、  I 8.それぞれを=0とし
て、マイクロコンピュータのサブメモリに記憶する。
ステップ108では各冷暖房機器1〜9の温度情報を読
み込む。つまり、各検出温度T 3. T t−1゜・
・・・・・、T1が設定温度T 111+ T11!−
1+・・・・・・、T□に到達しているそれぞれを−l
、到達していないそれぞれを=0として、マイクロコン
ピュータのサブメモリに記憶する。
ステップ109では、ステップ107で読み込んだシー
トスイッチ18..18..183.+8゜それぞれの
オン−オフ、つまり乗員着座位置情報「1」または「0
」にもとづいて、使用優先順位12の修正を行う。例え
ば運転席と後席右とに乗員が着座しており、シートスイ
ッチ18..183゜がオン、シートスイッチ18..
18.がオフしておれば、表1に示した元の使用優先順
位12から、表1の備考I欄に“×”印を付した部品2
−2部品2−4・・・・・を除くとともに、表1の備考
1欄に“O”印を付した部品2−31部品3−3・・・
・・・を繰り上げることにより、表1に示した元の使用
優先順位!2を修正する(修正後の使用優先順位■2は
備考!欄に“0”印を付したものだけの順位が繰り上か
−)たちのとなる)。
ステップ1.1. Oでは、ステップ108で読み込ん
だ温度情報にもとづい゛C1使用優先順位12の修1’
Eを行う。例えば部品1.4−1..4−2の検出温度
’F1.’r4−+、ゴ、 が設定温度゛r□T m4
−+、 T 114−2 ニ到達しており、部品I、4
1、.4−2の温度情報が[−〇]となっていれば、ス
テップ1.09での修正後の使用優先順位12から、表
1の備考2様に“ד印を付した部品1゜4−1を除く
とともに、表1の備考2欄に“0”印を付した部品2−
、、、、、、3 、3−3・・・・・・を繰りLげるこ
とにより、使用優先順12を再び修正する(この再修正
後の使用優先順位12は備考2欄に“○”印を4=t 
したちのだけの順位が繰り上がったものとなろ)a ステップ1.1.1では、ステップ+IOで用修II:
された使用優先順位12の−1−から、使用決定された
各部品1〜9の消費電流IA、〜A1.の総和A9を算
出し、この総和A、4がスナップ106で求めたパブテ
リIIの許容電流量A。内で最も近い値となる組み合わ
せを演算する。
例えば表1の備考2欄にもとづいて詳述すると、再修正
された使用優先順位12の第1位へ・第フイ◇の各部品
2−3.3−3.4−3.5−1.53.6−1.6−
3の消費電流:’l A z−v、 A :13HΔ4
−3+ A5□、Δ5−3 + A ll−1+ 八〇
、を′マイクロコンビコータのCP Uの働きでサブメ
モリから順次読み出(7て加算すると古らに、J−の加
算し、ノー総和へつが許容電流ff、fl A o内で
あるか否かを?JI別し7て、各部品■〜9の使用/不
使用を決定する。、1専体的には、 ■、第1位の部品2−3ど第2位の部品j]−3との消
費電流RA !−3+ A :l−3とを加算干る7、
A 、−z + A 5−s==A!、1−1・・・ 
 ■この■式の総和A、−5が許容電流量A。内である
か否かを判別j〜、■式の総和A x −+が許容電流
、’1t A、 o内である場合には演算を進行し、■
式の総和AM−1が許容電流量A。を越えた場合には演
算を中止するとともに第1位の部品2−3のみの使用を
決定する。
■、上記■の総和A M −1が許容電流量A。内で演
算を進行するには、■式の総和A H、−Hに第3位の
部品4−3の消費電流量へ4−3を加算する。
A s −+ + A 4−3 =、A、4.・・・・
・・・■この■式の総和へ〇−、が許容電流量Δ。内で
あるか否かを判別し、■式の総和A M −2が許容電
流量A。内である場合には演算を進行し、■式の総和A
、 M −xか許容電流量A。を越えた場合には演算を
中止するとともに第1位と第2位との部品23゜3−3
のみの使用を決定する。
■、」−記■の総和A、 x −2が許容電流量A。内
で演算を進行するには、■式の総和A、−7に第4位の
部品5−1の消費電流−らtAs−iを加算する。
A)1−t+ A s−+= A x−、j・・・・・
・・・・■この■式の総和A、4.が許容電流量Δ。内
であるか否かを判別し、■式の総和A9−3が許容電流
量l〜。内である場合には演算を進行j72、■式の総
和A、−3が許容電流’A A oを越えた場合にはれ
11γを中11−するとともに第1位〜第3位の部品2
−3゜3−3.4−3のみの使用を決定−4る。
■、1−記■の総和Aイ、が許容電流r′11Δ。内で
演算を進行するには、■式の総和AM−1に第5位の部
品5−3の消費電流!ItA 5−3’を加算する。。
A 1l−3+ A、 5−3−”’−Δ、4−4・・
 ・・■この■式の総和へ〇−2が許容電流jjl /
’i O内であるか否かを判別し、■式の総和AM−4
が許容電流;tt A O内である場合には演算を進行
し、■式の総和AM−4が許容電流量A。を越えた場合
には演算を中止するとともに第1位〜第4位の部品2−
33−3.13.5−1のみの使用を決定する。
■、−に記■の総和A !4−4が許容電流’ik A
 o内で演算を進行するには、■式の総和A、−4に第
6位の部品6−1の消費電流量A。−1を加算する。
A 、4− a −+ A 、□−A95・・・・・■
この■式の総和A s −sが許容電流ff1A。内で
あるか否かを判別し、■式の総和A3−6が許容電流m
A。内である場合には演算を進行し、■式の総和A M
 −5が許容電流ff1Aoを越えた場合には演算を中
止するとともに第1位〜第5位の部品2−3゜3−3.
4−3.5−1.5−3のみの使用を決定する。
■、上記■の総和AM−5が許容電力量内〇内で演算を
進行するには、■式の総和AH−sに第7位の部品6−
3の消費電流量Al1−3を加算する。
A ll −6−1−A e −3= A M−8・・
・・・・・・■この0式の総和Al4−5が許容電流f
f1Ao内であるか否かを判別し、0式の総和へ□〇が
許容電流量A。内である場合には第1位〜第7位の部品
23.3−3.4−3.5−1.5−3.6−16−3
全部の使用を決定し、0式の総和A M −I+が許容
電流ff1A、を越えた場合には第1位〜第6位の部品
2−3.13.4−3.5−1..5−36−1のみの
使用を決定する。
ステップ+12では座席均等処理を行う。例えば、ステ
ップII+での演算から、運転席側の暖房カーペット5
−1が選択されたのにも拘わらず、後席右側の暖房カー
ペット5−3が選択されなかった場合であって、運転席
と後席布との両方に乗員が着座している場合には、運転
席の乗員のみが暖房カーペット5−1による加熱感を得
ることができ不公平となる。
そこで、座席均等処理により、このように各座席に対応
する同じ部品の一方のみが、ステップ111で選択され
た場合であって、各座席の双方に乗員が着座している場
合には、各座席に対応した同じ両方の部品を、バッテリ
I】の許容電流量Ao内に納まるように時間分割して交
互にオン/オフさせ、これによって各乗員が均等に加熱
感を得られるようにする。
ステップ113では、制御装置lOがステップ101−
112の処理で選択された部品1〜9に対応する各冷暖
房機器I〜9にバッテリ11から電流(電力)を供給し
、乗員の着座している部分の各冷暖房機器1〜9を選択
的に作動する。
第2実施例(第5.6図および表1参照)この第2実施
例では、各部品1〜9の使用優先順位I2に加え各部品
1〜9の加熱冷却度13がシステムベースとして制御装
置IOを構成するマイクロコンピュータのメモリに記憶
されることにより予め設定されており、メインスイッチ
I6のオン操作により、設定された使用優先順位12と
加熱冷却度13とに、温度センサ17..17□1゜・
・・・、I77で検出した各冷暖房機器1〜9毎の検出
温度T、、T、、、・・・・・・、Tアなる温度情報。
シートスイッヂ+8. 18..18..18.で乗員
が座席のどこへ着座したかを検出した乗員着座位置情報
等を加味し、マイクロコンピュータの前述とは別のシス
テムベースとして予め設定したプログラムにより、使用
しようとする各冷暖房機器1〜9の消費電力量の総和A
にが車載電源11の許容電力量内で最も近い値となる組
み合わせを演算し、この演算結果にもとづいて各冷暖房
機器1〜9を選択的に車載電源IIの電力で作動させる
点に特徴がある。
具体的には、使用優先順位12は第1実施例に示した表
1と同様である。
各部品1〜9の加熱冷却度13は第6図のステップ20
8に示すように設定温度と消費電流量との関係を規定し
た知識である。
この第2実施例の作用を、第6図のフローチャ・−トに
もとづいて説明する。
具体的には、ステップ201では使用優先順位I2と加
熱冷却度13(例えば強、中1弱のように3段階に設定
しである)とを制御装置に予め設定し、ステップ204
では使用優先順位12と加熱冷却度13とをマイクロコ
ンピュータのサブメモリに記憶し、ステップ208では
温度センサ17+、17*、+7s・・・・・・17.
が検出した部品1〜9の現在の検出温度T2.T!、T
3・・・・・・Tnを読み込み、この検出温度T1. 
Tt、 T3・・・・・・T、をもとに加熱冷却度なる
知識13から各部品1〜9の消費電流量A+、Affi
−+、・・・・・・、Aoを求め、この求めた消費電流
ff1A、、A、、、・・・・・・、A1をマイクロコ
ンピュータのサブメモリに記憶する。一方、ステップ2
02 203.205,206,207.209.21
1,212,213は第1実施例における第4図のステ
ップ102.103,105.106,107,109
.IIN、+12゜)13と同じである。
したがってこの第2実施例によれば、各部品1〜9を基
準に使用優先順位を決めるのである。一つまり加熱冷却
度13により、ステップ208で求めた消費電流量Δ1
゜A * −+ +・・・・・・、Ar、を、ステップ
213でバブテリ1. Iから各部品1〜9に対応する
各冷暖房機器1〜9に供給し、各冷暖房機器l〜9をバ
ッテリ11の許容電流量A。内できめ細かに駆動制御し
て、乗員の快適性を向Y−できる。
第3実施例(第7図および表21表3参照)この第3実
施例では下記表2に示すように、使用優先順位12Aを
設定し、各冷暖房機器1〜9のうちの少なくとも1つ以
上において、例えば[−低い設定温度までオンしている
状態;状態1と呼称する一層と1高い設定温度までオン
している状態:状fJ!32と呼称する」というように
、その消費電流量を多段階に切り替える点に特徴がある
表2(部品1〜9の使用優先順位12A)但しA!t 
1 + > A□* 、+ A 3 t + 、” A
□、、A4゜。
〈A□。、またT□1.〉T□□、T*+++>T:+
+t。
T a (l I > T 4 f t +と仮定しで
ある。また部品2〜4においては説明を簡単にするため
に、ハイフン以ドに添えた算用数字を省略し、である。
表3 この第3実施例の作用を、第7図のフローヂャートにも
とづいて説明する。
具体的には、ステップ301では使用優先順位+2Aを
制御装置に予め設定し、ステップ308では温度センサ
17..17..173・・・・・I7,1が検出し、
た部品1〜9の現在の検出温度T 1. T t。
T 3・・・・・T、1を温度情報としてマイクロコン
ビコータのザブメモリに記憶する。一方、ステップ30
2.303,304,305.306,307309.
311,312,313は第1実施例における1¥4図
のステップ!02.103,104゜105.106,
107.109.III、112.113と同じである
したがってこの第3実施例によれば、消費電流A、 +
 、 A 、(+ + +  ・・・A、r++J+を
基型に使用優先順位を決めるのである。つまり、検出温
度′I゛1、T。
・Tnに応じる消費電流量A、、A、、・・・ 、An
は、例えば部品2において表3に示すように検出温度1
゛、が低い設定温度T8□□から高い設定温度T m 
2+ + yの間にある場合には、部品2の消費電流量
A、は、A、−Δt t 1,4− A、 p。、であ
る。この各部品1〜9の消費電流量A1、A、・・・ 
Anを、ステップ213でバッテリ11から各部品l〜
・9に対応する各冷暖房機器1〜9に供給(7、各冷暖
房機器l〜9をバッテリIIの許容電流量A。内でより
きめ細かに駆動制御して、乗員の快適性を一層向−1−
できる。
なJ3本発明は1)rf記実施例に限定されるものでは
なく、図示は省略するが、例えば丁ζ記(イ)〜・(ニ
)に示す構造あるいは制御機能を付加して、乗員の快適
性を一層向上させることもできる。
(イ)冷暖房機器Aとしζ、冷却作動のみを行う機器、
あるいは加熱作動と冷却作動との双方を行・う機器に構
成する。
(ロ)室温と設定温度との温度差から車室内の熱負荷状
態を検出し、これに応じて制御途中で使用優先順位12
を変更する。
(ハ)アナログ的な制御が可能な冷暖房機器を用いるこ
ともできる。すなわち、各冷暖房機器の検出温度と設定
温度との温度差により、使用優先順位12を自動的に修
正しながら許容電流ff1A。
内で、各冷暖房機器を選択的に作動する。この制御は、
非常に複雑になるので、温度差によって、「よい」、「
ややよい」、「ややわるい」、「わるい」のような快適
感に対する概略的な評価値を与えておいて、この評価値
により使用優先順位12を修正する方式をとる。この方
式であれば、非常に複雑な使用優先順位12を予め設定
しなくても、充分実用的な制御則を得ることが可能とな
る。
(ニ)予め設定した使用優先順位12に、乗員の満足度
あるいは不満足度を入力するようにして、この満足/不
満足度に応じて使用優先順位12を修正する。これは、
所謂「学習制御」であり、この制御を使えば、個人差に
よって最適な制御が困難な、体感上の温度であっても、
個人差を十分に反映した制御にすることが可能となる。
例えば、暖房ひざかけ3に手元スイッチを設け、暖房ひ
ざかけ3が制御装置!0でオフしているときに、乗員に
よって手元スイッチがオン操作されたならば、暖房ひざ
かけ3の設定温度を従前よりも低く修正する。これによ
り、暖房ひざかけ3がオンとなる頻度による個人差に応
じた温度制御が可能となる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、使用優先順位から加算し
た消費電力量の総和が車載電源の許容電力量内で許容電
力量に最も近い値となるように制御することができるの
で、車載電源の許容電力値が冷暖房機器以外の部品の電
力作動で変動していても、その時々の車載電源の許容電
力量の範囲内で、複数の冷暖房機器を選択的にかつ適正
に作動させることができ、もって複数の冷暖房機器の冷
暖房能力を最大限に有効に活用し、乗員の快適感を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す概略構成図、第2図
は同第1実施例の冷暖房機器の配置例を示す側面図、第
3図は同第1実施例の冷暖房機器の配置例を示す平面図
、第4図は同第1実施例のフローチャート、第5図は本
発明の第2実施例を示す概略構成図、第6図は同第2実
施例のフローチャート、第7図は本発明の第3実施例を
示すフローチャートである。 B・・・冷暖房機器、IO・・・制御装置、II・・・
車載電源、12.12A・・使用優先順位、13・・・
加熱冷却度。 第2図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 車載電源の電力により、加熱作動と冷却作動の
    少なくとも一方を実行する複数の冷暖房機器が設けられ
    た自動車用冷暖房装置において、前記冷暖房機器の使用
    優先順位を予め設定し、この設定された使用優先順位か
    ら加算した消費電力量の総和が前記車載電源の許容電力
    量内で許容電力量に最も近い値となる組み合わせを演算
    し、この演算結果にもとづいて複数の冷暖房機器を選択
    的に作動させる制御装置を設けたことを特徴とする自動
    車用冷暖房装置。
  2. (2) 前記制御装置は、予め設定した使用優先順位を
    前記複数の冷暖房機器の設定温度と消費電力量との関係
    を規定する加熱冷却度で修正し、この修正された使用優
    先順位から加算した消費電力量の総和が前記車載電源の
    許容電力量内で最も近い値となる組み合わせを演算し、
    この演算結果にもとづいて複数の冷暖房機器を選択的に
    作動させることを特徴とする前記請求項(1)記載の自
    動車用冷暖房装置。
  3. (3) 前記制御装置は、予め設定した使用優先順位を
    各冷暖房機器の温度情報と乗員着座情報とに応じて修正
    し、この修正された使用優先順位から加算した消費電力
    量の総和が前記車載電源の許容電力量内で最も近い値と
    なる組み合わせを演算し、この演算結果にもとづいて複
    数の冷暖房機器を選択的に作動させることを特徴とする
    前記請求項(1)記載の自動車用冷暖房装置。
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