JPH02261482A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH02261482A
JPH02261482A JP8125289A JP8125289A JPH02261482A JP H02261482 A JPH02261482 A JP H02261482A JP 8125289 A JP8125289 A JP 8125289A JP 8125289 A JP8125289 A JP 8125289A JP H02261482 A JPH02261482 A JP H02261482A
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Kichihei Niiyama
新山 吉平
Koji Ito
伊東 広司
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、遊技中に特別の条件が成立することによっ
て遊技球が入賞し易い特別遊技状態に変換する変動入賞
装置を備えたパチンコ遊技機に関する。
[従来の技術] 第2種タイプのパチンコ遊技機にあっては、始動入賞口
に遊技球が入賞すると、遊技盤中央に配設された変動入
賞装置が作動し、そのとき、その変動入賞装置の特別入
賞口に遊技球が入賞すると。
特別遊技(変動入賞、装置が遊技球を入賞させ易い状態
に変換する遊技)が発生するようになっていて、その特
別遊技のサイクルが、その各サイクル中に変動入賞装置
の特別入賞口中に遊技球が入賞することを継続条件とし
て、最高所定サイクル(例えば、8サイクル)まで継続
するようになっている。
従来、この種のパチンコ遊技機にあっては、特別遊技中
、特別入賞口に遊技球が入賞しなければ。
その特別遊技のサイクルの更新がなされずに多数の賞球
獲得のチャンスを得られないばかりか、変動入賞装置等
の他の入賞口に入賞しても単なる入賞球として扱われる
だけで遊技者に何ら特別の利益を与えることはなかった
[発明が解決しようとする課題] そのため、特別遊技時にあっては遊技者の関心の焦点は
変動入賞装置の特別入賞口に入賞するか否かだけで、単
調となり、長い間親しまれてきた結果、徐々に飽きられ
つつあり、新しい傾向の遊技機の出現が要望され、その
要望に応えるべきパチンコ遊技機を提供すべき課題が残
されていた。
この発明は、上記a題を達成するためになされたもので
、特別遊技の各サイクル中に付加遊技の権利を発生させ
る付加ゲームを特別遊技のサイクルの進行時に行なわせ
、特別遊技の利益の他に付加利益のチャンスを遊技者に
与えられるようにして、従来に無く変化に富んだ遊技態
様を発生させることのできる遊技機を提供することを目
的とする。
[課題を達成するための手段] この発明に係るパチンコ遊技機は、上記課題を達成させ
るため、遊技中に特別の条件が成立することによって遊
技球が内部に入賞し易い特別遊技状態に変換する変動入
賞装置と、該変動入賞装置が前記特別遊技状態に変換し
ているときに特定の条件が成立するごとに特別ゲームを
行なう特別ゲーム手段と、該特別ゲーム手段による特別
ゲームの特定の結果に基づいて前記特別遊技と別個に遊
技者に有利となる特別付加遊技を実行する特別付加遊技
手段とを備えた構成とした。
[作用] 特別遊技時には、変動入賞装置による通常の特別遊技が
行なわれる他、特定条件の成立ごとに特別ゲーム手段に
よる特別ゲームが行なわれ、その特別ゲームが特定の結
果となったときに、特別遊技の利益の他に、特別付加遊
技手段により特別付加遊技が行なわれることとなって、
特別遊技時における遊技内容が今までになく変化に富ん
だものとなる。
[実施例] 第1図は、この発明が適用されたパチンコ遊技機100
の前面の構成例を示すもので、遊技盤1の前面には、下
部の操作ダイヤル101により駆動される打球発射装置
(図に現われていない)によって発射された遊技球を遊
技盤1の上方部まで案内するガイドレール3が配設され
ている。このガイドレール3と遊技盤1前面のガラス盤
105(第5図)とによって囲まれる空間に遊技領域2
が設けられている。
この遊技領域2の中央には、多くの賞球獲得のチャンス
を与える役物としての変動入賞装置?!10が設置され
ている。この変動入賞装置1oの上端には大入賞口と呼
ばれる一般入賞口11が設けられ、変動入賞装置10の
左右位置には一般入賞口12.12が設けられている。
変動入賞装置10の直下には2回開き用始動入賞口4が
設けられ、その左右位置には1回開き用始動入賞口5.
5が設けられている。
変動入賞装置10の周りの適宜位置には風車と呼ばれる
打球方向変換部材6が設置され、遊技領域2の下方側左
右位置にはチューリップ式の一般入賞装置8がv1置さ
れている。また、遊技領域2の適宜位置にはそれぞれ障
害釘9が植設されている。
そして、前記変動入賞装置10はその前面側中央部が開
口した入賞空間21となっており、その上部は前記入賞
空間21中に打球を流入させる流入空間22となってい
る。その流入空間22の左右には打球流入口22a、2
2aが設けられているとともに、これら打球流入口22
a、22aを開閉する可動部材23.23が回動可能に
設置されている。
これら可動部材23.23は、前記特定入賞口4または
5に遊技球が入賞した時に、第2図に鎖線で示す閉塞状
態から実線で示す開状態(逆「ハ」の字状層)まで、2
回(例えば、0.8秒間×2回)又は1@(例えば、0
.452秒間×1回)開く、つまり、打球流入口22a
、22a中に遊技球を受は入れない通常遊技状態から遊
技球を受は入れ易い予備遊技状態に2回又は1回変換す
る。
また、前記入賞空間21中の底部の中央には外周縁に沿
って特別入賞部と複数の一般入賞部を備えた回転入賞処
理部材15が回転自在に設置され、その周りには、前記
打球流入口22a、22aを介して入賞空間21中に流
下してきた遊技球を前記回転入賞処理部材15の周りに
沿って遊技者に視認し得る状態で入賞空間21中の手前
側正面位置まで転動させて回転入賞部材15の一般入賞
部または特別入賞部に導き入れる球可視流路171が設
けられている。また、変動入賞装置10の流入空間22
中の奥部には7セグメント型の可変表示装置![13が
設置され、下部中央にはマトリックス状に9個並んで「
1」から「9」までの各数字が表示された9個の単位表
示部(イ〜す)からなるパネルゲーム表示部397が設
けられている。
これら可変表示装置13とパネルゲーム(特別ゲーム)
表示部397と後述するパネルゲーム(特別ゲーム)装
置14とによって特別ゲーム手段が構成されている。ま
た、可変表示装置13の左右には継続回数表示ランプ3
13が複数(この実施例では、8個)設置され、変動入
賞装置10の全面中段の中央寄り左右位置には入賞個数
表示ランプ393が複数(この実施例では、10個)設
置されている。
また、遊技盤1の遊技領域2内の左右位置には、特別付
加遊技時に赤色と緑色とに交互に点滅して特別付加遊技
状態を知らせるサイドランプ130゜130が設置され
、中央の最下位置にはアウト孔19が設けられている。
遊技盤1の上部には、上記各入賞部4,5,8゜11.
12等に遊技球が入賞して賞−球排出が行われるときに
一時的に点灯されるセーフランプ122やパチンコ遊技
機裏側の貯留タンク(後述)中に貯留されている予備球
としての賞品球が不足したときに点灯する球不足表示ラ
ンプ123が設置されている。そして1球不足表示ラン
プ123の中央には発生して保留状態となっている特別
付加遊技の数を表示する特別付加遊技回数表示器127
が設置されている。
上記構成の遊技盤1を保持するパチンコ遊技機100の
保持枠113の上部には、打球発射装置(図に現われて
いない)の操作ダイヤル101を操作したときに点灯さ
れるパイロットランプ125および遊技客により不正が
なされたり、特別遊技が発生したときなどに点灯される
装飾表示ランプ兼エラー表示ランプとしての表示器12
6が設けられている。
また、パチンコ遊技機100の前面側に取り付けられた
開閉パネル114には、打球発射装置(図示省略)に供
給される遊技球を貯留する供給皿115が取り付けられ
、その下方には供給皿115から溢れた賞品球を貯留す
るための受皿116が設けられている。
また、開閉パネル114の左側下部には発生して保留さ
れている特別付加遊技の権利に基づく特別付加遊技を遊
技者の意思によって適時実行させるための操作ボタン1
28が設置されている。
そして、前記2回開き用始動入賞口4および1回開き用
始動入賞口5,5の各流路にはその中に流入した遊技球
を検出する始動入賞検出器4a(SWA)、5 a  
(SWa、5Wc)が設置されている。また、前記特別
入賞部の流路にはその中に流入した遊技球を検出する特
別入賞検出器18(S W o )が設置されている。
また、前記流入空間22から入賞空間21中に至る流路
にはその流路を流下する遊技球を検出する流入個数検出
器16(SWE)が設置されている8さらに、操作ボタ
ン128には操作ボタンスイッチ(SWF)が設置され
ている。
上記のように概略構成されたパチンコ遊技機はそれに設
置されたマイクロコンピュータ等の制御装置600(後
述)によって概ね次のように制御される。
図外の電源スイツチ操作によりパチンコ遊技機に電気が
供給された初期状態においては、変動入賞装置10の左
右の可動部材23.23は、第1図に示すように、打球
流入口22a、22aを閉じた状態にあって、変動入賞
装置10の入賞空間21中に遊技球を受は入れない通常
遊技状態を維持しており、入賞空間21中の回転入賞処
理部材15は所定方向(この実施例では上方から見上し
て時計方向)に一定速度で回転している。また、可変表
示装置13は常時数字表示が変化している状態にあり、
パネルゲーム装置14の単位表示部イ〜りは全て消灯し
た状態にある。
そして、ダイヤル101の操作により図示省略の打球発
射装置が作動されて、遊技領域2内に遊技球が発射され
、その遊技球が始動入賞口4又は5中に入賞すると、そ
れが始動入賞口4又は5中に設置された始動入賞検出器
4a(SW^)又は5a (SWe、5Wc)に検出さ
れる。その検出信号に基づいて、変動入賞装置10の左
右の可動部材23.23が2回又は1回回動(開閉)さ
れて流入空間22中に遊技球が流入し易い予備遊技状態
に変換される。
この予備遊技時に、遊技球が流入空間22を介して入賞
空間21中に流入してくると、その遊技球は球可視流路
171上を転動して入賞空間21中の手前側正面位置に
至って回転入賞部材15の一般入賞部または特別入賞部
中に流入する。
結果的に特別入賞部に流入できなかった場合には、可動
部材23.23が第1図に示すように。
再び打球流入口22a、22aを閉じた状態に戻って、
流入空間22中に遊技球を受は入れない通常遊技状態を
維持する。
予備遊技中には、入賞空間21中に遊技球が流入する際
に流入検出器16(SWE)に検出されても可変表示装
[13は作動しない。
始動入賞口4,5に遊技球が入賞する度に上記動作が繰
り返され、偶発的に特別入賞部中に流入すると、それが
特別入賞部の流路に設置された特別入賞検出器18(S
Wo)に検出されて、その検出に基づいて大当りと呼ば
れる特別遊技態様が発生する。
ここに、特別遊技態様とは1通常の遊技時に比べ、遊技
者に多くの賞球獲得のチャンスを与える遊技態様で2例
えば、可動部材23.23の所定回数(例えば、18回
)の開閉動作を1サイクル(ただし、その所定回数の開
閉動作の終了前に打球流入口22a、22a中に1例え
ば、10個の遊技球が入賞して流入個数検出器16(S
WE)Kより10カウントされたときには、その時点ま
でを1サイクルとしてもよい)とし、各サイクル中に特
別入賞部中に遊技球が入賞して特別入賞検出器18(S
Wo)に検出されることを継続条件として、所定サイク
ル(例えば、最高8サイクル)までその動作が行なわれ
るとするものである。
この特別遊技の各サイクル中に流入空間21a中に流入
する遊技球は流入検出器(S W E )に検出されて
いて、その検出ごとに、その検出信号に基づいて、可変
表示装置13の表示の変化が所定時間ずつ停止される可
変表示ゲームが行なわれる。
そして、その各可変表示ゲームの結果として出た停止表
示としての数字と同じ数字が表示されたパネルゲーム部
397の単位表示部(イ〜す)が点灯(既に点灯してい
る場合はそのままの状態に維持)されて特別付加ゲーム
の権利を発生させるための特別ゲームとしてのパネル表
示ゲームが行なわれる。
この特別ゲームとしてのパネル表示ゲームは特別遊技の
各サイクルの開始時から終了時に至るまでを1ゲームと
して各サイクルごとに1回(1ゲーム)ずつ行なおれる
。そして、その特別遊技の各サイクルの終了時までに行
なわれた各パネルゲームの結果、パネルゲーム部397
の点灯した単位表示部(イ〜す)が縦、横、又は斜めに
3つ揃うなど、特定の表示態様となったときに遊技者の
利益となる特別付加遊技の権利が発生される。この実施
例の場合、その特別遊技中における特別ゲームの結果と
して生じた特定の表示態様の数に応じて、特別付加遊技
の権利に基づいて行なわれる特別付加遊技の回数が定ま
るようになっている。
そして、°その発生した特別付加遊技の権利の総数が特
別付加遊技回数表示器127に表示されるようになって
いる。
ここに、特別付加遊技の権利に基づいて行なわれる特別
付加遊技とは、特別遊技に加えて特別遊技よりは少なく
遊技球を入賞させ易い状態に変動入賞袋R10(又は別
個に設けた特別付加ゲームりを変換させることによって
遊技者により多くの賞球獲得のチャンスを与える遊技で
、この実施例では特別遊技が行なわれていない通常遊技
中に遊技者°が操作ボタン128を押すことによって実
行されるようになっている。そして、その実行させる特
別付加遊技の内容としては、この実施例の場合、変動入
賞袋[10の可動部材23.23の所定時間(例えば、
6秒間)の開放を1遊技とし。
その特別付加遊技が発生された回数分だけ遊技者が操作
ボタン128を押すごとに行なわれる。
この特別遊技中の継続回数は継続回数表示ランプ313
の点灯個数となって、入賞空間21中への流入個数は入
賞個数表示ランプ393の点灯個数となってそれぞれ表
示される。
第2図には遊技盤1に設置された変動入賞装置10、始
動入賞口4,5,5、一般入賞口8,12、打球方向変
換部材6および障害釘9等の配置例を示す。
可動部材23.23は2点鎖線で示す閉じた状態から実
線で示す逆「ハ」の字状に開いた状態に変化し得る。
各入賞部11,12,8,4.5への打球の入賞確率や
可動部材23.23が開いたときの打球流入口22a、
22aへの打球の流入確率は障害釘9や打球方向変換部
材6の調整等によって変化される。
第3図には変動入賞袋w10を斜め前から見た全体斜視
図を、第4図にはその分解斜視図を、第5図にはその縦
断側面図を示す。
それらの図に基づいて説明すると、変動入賞袋[110
は、その外形の主要部を構成する基枠210と、該基枠
210内の底部に設置された入賞処理ユニット320と
、前記基枠210の後部に取り付けられた作動源ユニッ
ト250と、該作動源取付ユニット250の作動源取付
は部材330の背面に取り付けられた中継基板280と
を備えている。
前記基枠210は、変動入賞装置10の外形の主要部を
形作るもので、取付は板211と、該取付は板211の
後部に取り付けられた後枠220と、前記取付は板21
1の前部に取り付けられた前側包囲枠380(第3図)
とを備えている。
前記取付は板211は変動入賞袋[10を遊技盤1に設
置するためのもので、遊技盤1に設けられた取付は用開
口部1a(第5図)の前面側に密着状態に取り付けられ
ている。そのように取り付けられた状態で、変動入賞装
置10はその前側部分が遊技領域2内に突出し、後側部
分が遊技盤1の盤面の裏側に突出した状態となっている
この取付は板211の上部側には前記流入空間22に通
ずる小開口部214(第3図)が設けられ、取付は板2
11の下部側には前記入賞空間21と通ずる大開口部2
15(第3図)が設けられている。
また、取付は板211の上端部には大入賞口としての一
般入賞口11が設けられ、その後側には一般入賞口11
に流入した遊技球を後方に導く案内樋11aが設けられ
ている。
取付は板211の上部前面側には鎧部212が手前方向
に突出して設けられ、該鎧部212の上部は前記一般入
賞口11中に遊技球を導く入賞案内部212aとなって
いる。そして、鎧部212の前面には装飾板213が取
り付けられている。
前記案内樋11aの下側で前記取付は板211の裏側に
は、中央部に開口窓217aを有し、その左右両側にラ
ンプ挿入孔217bを有する表示ユニット取付は枠21
7が設けられている。この取付は枠217の左右両側で
前記小開口部214中には半透光性の表示枠341が取
り付けられ。
後部には表示ユニット310が取付けられている。
前記表示枠341は前記取付は枠217の左右の開口部
を覆って前記流入空間22の側壁部を構成する側板部3
41aと取付は板211の上側小路口部214中に位置
する前板部341bとを備え、その前板部341bには
円弧状に移動軸挿入孔214a (第3図)が設けられ
ている。
一方、前記表示ユニット310は前記取付は枠217に
取り付けられる取付は基板311を有し。
該取付は基板311の前面中央には、7セグメント型可
変表示装置13が取り付けられ、その前面の左右位置に
は継続回数表示ランプ313が4個ずつと大当りランプ
312が2個ずつ取り付けられている。この表示ユニッ
ト310が前記取付は枠217に取り付けられた状態に
おいて、その可変表示装置13が取付は枠217の開口
窓217a中に、また、継続回数表示ランプ313がラ
ンプ孔217bに、さらに、その大当りランプ312が
前記表示枠341の左右の側板部341aの外側にそれ
ぞれ位置している。そして、可変表示装置13の表示お
よび継続回数表示ランプ313が遊技者にとって視認し
易い流入空間22中の開口窓217aおよびランプ孔2
17bを介して遊技者に見えるようになり、大当りラン
プ312の光が透光性の表示枠341の前板部341b
を通して遊技者に見えるようになっている。
また、前記取付は板211の前面側には前記流入空間2
2と入賞空間21の前側開口部を画成する前側包囲枠3
80が設けられている。
この前側包囲枠380は前記表示枠341の前板部34
1aの前面に重ね合わされる透明な窓板部381,38
1と前記取付は板211の下側大開口部215を包囲す
る包囲部382と大開口部215の左右の開口端部を覆
う透明患部383゜383とを備え、前記包囲部382
の上板部の上面が遊技球を前記流入空間22中に導く案
内流路384となっている。また、前記包囲部382の
上部前端部には、入賞空間21中の奥側上部に設置され
た入賞個数表示ランプ393を第1図および第2図のよ
うに透視させる装飾板345が取り付けられている。こ
の装飾板390の上端部中央には飛出し防止片391が
設けられ、可動部材23.23が開いたときに入賞球案
内流路384上へ飛び込んだ遊技球の勢いがその飛出し
防止片391によって流入空間22の奥方向への移動力
に変換されるようになっていて、−見込賞球案内流路3
84上に至った遊技球の飛出しが防止されている。また
、包囲部382の下部前端部の中央には透光性のパネル
ゲーム部397が設けられている。そして、そのパネル
ゲーム部397がマトリクス状に9区画され、その各区
画部「1」〜「9」の数字がプリント表示されて前記単
位表示部イ〜りが構成されている。そして、前記パネル
ゲーム(特別ゲーム)表示部397の裏側に位置する前
記包囲部382内の取付は板211の前面部にパネルゲ
ーム(特別ゲーム)装置14が取付けられている。この
パネルゲーム装置114は縦横に3列ずつ合計9個の表
示ランプ14a (LED  A〜I)(第4図)を備
え、これら表示ランプ14aが前記パネルゲーム部34
7の単位表示部イ〜りの裏側にそれぞれ配置されている
また、前記取付は板211の上部前面側の左右位置には
前記鎧部212と包囲部382との間に前記流入空間2
2中への打球流入口22a、22aが設けられている。
これら打球流入口22a。
22aの下端部には軸受部が形成され、これら軸受部に
前記打球流入口22a、22aを開閉する可動部材23
.23が回動可能に設置されている。
これら可動部材23.23は前記打球流入口22a、2
2aの下端部の軸受部221,221中に回動自在に挿
通される回動軸231,231と、該回動軸231,2
31の先端に固定された可動片232,232と、該可
動片232,232の裏側に突設された移動軸233,
233とから構成されている。そして、前記回動軸23
1,231が前記打球流入口22a、22aの下端部の
軸受部221,221中に挿通されるとともに移動軸2
33,233が前記円弧状の移動軸挿通孔214a、2
14a (第3図)中に挿通され、もって可動部材23
,23が回動軸231,231を軸芯として移動軸挿通
孔214a、214aに案内されながら回動するように
なっている。
前記後枠220は前部および下部が開口した包囲枠形に
作られ、その内部空間の上部には前記流入空間22が設
けられ、下部には前記入賞空間21が設けられている。
そして、流入空間22の下部には前記前側包囲枠380
の案内流路384と連続する状態に流入案内板223(
第5図)が設けられている。この流入案内板223は奥
側が低くなるように緩傾斜し、該流入案内板223によ
って前記流入空間22と入賞空間21とが上下に仕切ら
れている。また、これら流入空間22と入賞空間21と
はそれらの奥部に設けられた流下案内路224によって
相互に連通し、流入空間22中に流入した遊技球がその
奥部の流下案内路224を介して入賞空間21の奥部に
流下し得るようになっている。
前記流下案内路224には取付は部材161を介して流
入個数検出器16(SWE)が設置されていて、該検出
器16(SWE)によって、流下案内路224を流下す
る遊技球が検出されるようになっている。そして、前記
取付は部材161の前面側上部には、整流片161aが
前向きに突設されていて、該整流片161aにより、流
入空間22中から流下案内路224の流入検出器16中
に至る遊技球を検出し易くするように1個ずつ整流させ
て流下させるようになっている。
後枠220の外側上段部の左右両側部には前記可動部材
23.23の回動軸231,231を挿通させる軸受部
221,221が筒状に設けられ、中段部および下段部
の左右両側部には前記作動源ユニット250の前記作動
源取付部材330を取り付けるための取付は支柱222
が設けられている。
前記入賞処理ユニット320は前記後枠220の入賞空
間21の下端の開口部に取り付けられている。
この入賞処理ユニット320は後枠220の入賞空間2
1の下端開口部に該開口部を閉塞する状態に取り付けら
れる半透光性の線処理部材17と該線処理部材17に回
転自在に取り付けられる回転入賞処理部材15と該回転
入賞処理部材15の回転軸151に取付けられる動力伝
達ギヤ159とから構成されている。
前記線処理部材17は円盤形をし、その上部中央に凹状
の回転入賞処理部材収容部172が設けられている。こ
の収容部172内には、前記回転入賞処理部材15の外
周寄り底面部分が摺接する一般入賞球保持面172aが
帯同状に設けられ、その中央部にはさらに一段低くなっ
た状態で有底の特別入賞球流入空間172bが設けられ
ている。
この特別入賞球流入空間172bの底部中央には軸受部
173が設けられている。また、この特別入賞球流入空
間172bの前壁部に特別入賞球流出口177が設けら
れ、該流出口177にそこから流出する特別入賞球を検
出する特別入賞検出器18 (SWo)(第5図)が設
置されている。また、前記−絞入賞球保持面172a上
の、上方から見上して正面から反時計方向に所定角度ず
れた位置に、−旦一般入賞球保持面172a上に保持し
た一般入賞球を流出させる一般入賞線流出ロ178が設
けられている。
また、線処理部材17の上部には1回転入賞処理部材収
容部172の外周にって、前方側が低くなるように緩傾
斜した球可視流路171が設けられている。この球可視
流路171の奥側上面部には前記流下案内路224の直
下に位置し、該流下案内路224を介して入賞空間21
中に流下した遊技球を球可視流路171上の左右に振り
分ける振分は突起174が山形に設けられている。
線処理部材17の先端上部には1球可視流路171上を
前方に転動してきた遊技球を回転入賞処理部材15の方
向へ流入させる線流入路175が設けられている0球処
理部材17の下部側外周側部には回転入賞部材収容部1
72を照明する照明ランプ176が複数取り付けられて
いる。
前記回転入賞処理部材15は円盤形をし、その外周縁に
は前記線処理部材17の線流入路175から流入してく
る球をそのまま特別入賞球流入空間172b中に流入さ
せる礼状の特別入賞部151が1個と前記−絞入賞球保
持面172a上に一般入賞球を一旦保持した後に一般入
賞線流出ロ178のところまで導いてその流出口178
から流出させる切欠き状の一般入賞部152が複数個等
角度間隔に設けられている。
この回転入賞処理部材15の下部中央には回転軸151
が一体に取り付けられ、該回転軸151が前記回転入賞
部材収容部172内の軸受部173中に回転自在に挿通
されている。そして、その回転軸151はその軸受部1
73を貫通して振分は部材17の下方に突出し、その突
出した下端部に、回転入賞処理部材15に回転力を伝達
する前記回転力伝達歯車159が固定されている。
前記後枠22“0の後端部にはその後方に突出した前記
取付は支柱222を介して作動源ユニット250が取り
付けられている。
この作動源ユニット250は、取付は支柱222の後端
部に取り付けられる作動源取付は部材330と、該取付
は部材330の前部に取り付けられた作動ユニット37
0と、取付は部材330の前側下部に取り付けられたモ
ータユニット350とから構成されている。
前記取付は部材330は金属板を加工して作られており
、後枠220の取付は支柱222に取り付けられる本体
部331の左右には作動ユニット370を取付けるため
のソレノイド取付は片332.332が前方に折り曲げ
られた状態で設けられ、下端部にはモータユニット35
0を取り付けるためのモータ取付は片333が前方に折
り曲げられた状態で設けられている。また、本体部33
1の上部中央にはリード線取出口334が設けられてい
る。
前記作動ユニット370は前記取付は部材330の左右
の取付は片332,332にそれぞれ取付けられるソレ
ノイド371,371.とこれらソレノイド371,3
71の作動ロッド372,372に取り付けられた作動
部材373とから構成され1作動部材373の上部左右
位置には横長の軸孔373a、373aが形成されてい
る。
これら軸孔373a、373a中に、前記後枠220の
軸受部221,221中から後方に突出した可動部材2
3,23の回動軸231,231の後端に取り付けられ
たクランク部材234,234のクランクピン235,
235が挿通されていて、ソレノイド371,371に
よって可動部材23.23が回動されるようになってい
る。すなわち、ソレノイド371,371の消磁時には
作動ロッド372,372が延びて可動部材23゜23
が第2図に鎖線で示すように垂直上向きとなって閉じた
状態となり、ソレノイド371,371の励磁時には作
動ロッド372,372が縮んで可動部材23.23が
第2図に実線で示すように逆「ハ」の字状となって開い
た状態となる。
一方、前記モータユニット350は作動源取り付は部材
330のモータ取付は片333に取付けられるモータ3
51と該モータ351の駆動軸に取付けられた駆動歯車
352とから構成されている。そして、その駆動歯車3
52が前記入賞処理ユニット320の回転力伝達歯車1
59と噛合してモータ351から前記回転入賞処理部材
15に回転力が付与されるようになっている。
この場合に、変動入賞袋w10の構成部品の製作寸法の
誤差や組立誤差などにより、第5図に示すように、駆動
歯車352と回転力伝達歯車159の噛合い位置がずれ
て旨く噛み合わない場合が生じてもこの実施例では取付
は部材330が金属製で塑性変形が可能となっているの
で、モータ取付は片333を変形させるなどしてそれら
相互の噛合いを良好な状態に修正させることが可能であ
る。
作動源ユニット250の後部に取り付けられる前記中継
基板280は変動入賞装置10の制御系統の配線を中継
して図外の制御装置と電気的接続させるもので、前記作
動源ユニット250の作動源取り付は部材330°の後
部に取り付けられる中継基板本体281の後部に多数の
コネクタ282が設けられた構成となっている。
そして、これらコネクタ282に変動入賞装置10の可
変表示袋w13.大当りランプ312゜継続回数表示ラ
ンプ313、流入個数検出器16(SWE)、照明ラン
プ176、ソレノイド371.371.モータ351お
よびパネルゲーム族[14などからの電気系統の配線用
コネクタ810が接続されている。そして、さらに、中
継基盤280からの制御用リード線820の接続用コネ
クタ830が図外の制御装置に接続されている。
第6図には変動入賞装置10の流入空間22および入賞
空間21中の内部構造図を破断斜視図にて示す。
同図において、可動部材23.23が開いたときに流入
空間22中に遊技球Bが流入すると、その遊技津Bは案
内流路384および流入案内板223上を経て流入空間
22中の奥部に至る。そして、その遊技球Bは整流片1
61aによって1個ずつ整流されて流下案内路224中
を流下しその流下の過程で流入検出器16(SWE)に
検出されながら振分は突起174上に落下する。その落
下した遊技球Bがその振分は突起174によって左右い
ずれかの方向へ振分けられて左右いずれかの球可視流路
171に至る。
そして、その左又は右の球可視流路171上に至った遊
技球Bはその球可視流路171上を転動しながら前方へ
流下して鎖線で示すように正面の原流入路175上に至
り、さらに1回転している回転入賞処理部材15方向に
転動しながら移動する。
その遊技球Bが回転している回転入賞処理部材15の一
般入賞部152と出合ってその中に流入したときには、
その遊技球Bはそのままその一般入賞部152中に保持
されたままで回転入賞処理部材15の回転に伴って一般
入賞球保持面172a上に沿って移動する。
一方、原流入路175上を回転入賞処理部材15方向へ
移動した遊技球Bが回転入賞処理部材15の特別入賞部
151と出合ってその中に流入したときには、その遊技
球Bはそのまま線処理部材17内部の特別入賞球流入空
間172b中に流入し、該流入空間172b中を経て特
別入賞球流出口177から流出する。その流出の際、そ
の遊技球Bはその流出口177に設置された特別入賞検
出器18 (SWo)(第5図)によって検出される。
その検出に基づいて特別遊技が発生したり。
その特別遊技のサイクルが更新されたりする。
同図に示すように、−設入賞球流出口178は原流入路
175の設けられた正面位置から回転入賞処理部材15
の回転方向(この実施例では上方から見下して時計方向
)に所定角度(例えば、約270°)隔てた位置に設け
られている。
従って、一般入賞部152中に流入した入賞球は、回転
入賞処理部材15が上方から見下して時計方向に回転し
てその一般入賞部152が一般入賞線流出ロ178と出
合うまでの期間中、一般入賞部152中に保持されてい
る。そして、その−般入賞部152が一般入賞線流出ロ
178と出合ったときにその一般入賞部152中に保持
されていた入賞球がその流出口178を介して流出され
る。
第7図には遊技盤1の裏面図を示す。
遊技盤1の裏面側は集合樋71によって覆われている。
集合樋71は入賞球を遊技盤1の裏面に沿って流下させ
て集めるもので、遊技盤1の裏面と少なくとも球1個分
の間隔を有し、左右両端には側壁が、また、下部には、
−側から他側に向かって緩やかに傾斜した流下樋71a
が設けられている。
流下樋71aの終端に入賞球処理袋W(図示省略)が揺
動可能に設置されている。この入賞処理装置は、流下樋
71aを流下してきた入賞球を1個ずつ分離して図示省
略の賞球排出装置により入賞ごとに賞球排出処理を行わ
せる。
同図中、IA〜IMで示す部分は遊技盤1を貫通するよ
うに形成された貫通孔である。これらのうち、中央に設
けられた貫通孔IAは変動入賞装置!10を取り付ける
ために設けられた貫通孔である。また貫通孔IB、IC
は1回開き用始動入賞口5,5を1貫通孔IDは2回開
き用始動入賞口4を取り付けるために設けられた貫通孔
である。
また1貫通孔IE、IFは一般入賞口12.12を、貫
通孔IG、IHはチューリップと呼ばれる開閉式の一般
入賞装置8,8をそれぞれ設置するために設けられた貫
通孔である。また1貫通孔IMはアウト孔19を構成す
る球出口である。
また、遊技盤1の裏面には天入賞口と呼ばれる一般入賞
口11から貫通孔IAの中央上端部を経て遊技盤1に裏
側へ流出した入賞球を集合樋71の側方へ誘導する入賞
球誘導樋141a、該誘導樋141aによって案内され
る入賞球および一般入賞口12から貫通孔IFの裏側に
至った入賞球を流下樋71a上へ誘導する入賞球誘導樋
141b、141c、141d、変動入賞装置10の入
賞空間21中の一般入賞部152および特別入賞部15
1から貫通孔IAの裏側に至った入賞球を流下樋71a
上へ案内する入賞誘導樋850および一般入賞口12か
ら貫通孔IEの裏側に至った入賞球を流下樋71a上へ
案内する入賞球誘導樋141e、141fがそれぞれ設
けられている。
上記入賞球誘導樋141a〜141fおよび入賞球誘導
枠850の誘導樋851.852によ2て流下417 
l a上へ誘導された入賞球、始動入賞口4.5.5.
およびチューリップ式の一般入賞装置8,8から貫通孔
IB、IC110,およびIO,lHを介して直接流下
樋71a上へ誘導された入賞球はその流下樋71a上を
流下し、上記入賞球処理装置(図示省略)まで誘導され
る。
また1貫通孔IDには2回開き用始動入賞口4の始動入
賞検出器4a(SWA)が1貫通孔IC2IBには1回
開き用始動入賞口5.5の始動入賞検出器5a (SW
a)、5a (SWc)が1貫通孔IAの中央には変動
入賞装[110の流入検出器16(SWE)が9貫通孔
IAの下部中央には変動入賞装置10の特別入賞検出器
(SWD)がそれぞれ配置されている。
第8図には、上記のように構成されたパチンコ遊技機に
設置された役物制御装置の制御ブロック図の一例を示す
同図において、符号800を付して示すものは役物制御
装置を構成する制御チップマイクロコンピュータ (C
PU)である。
このマイクロコンピュータ800にはアドレスバスやデ
ータバスに沿って読出し専用メモリたるROM (固定
データ記憶手段)801.読出しと書込みが可能なメモ
リたるRAM (変動データ記憶手段)802.バッフ
ァゲート803.出力ボート804.サウンドジェネレ
ータ805等が設置されている。
前記ROM801は制御データ記憶領域および表示記号
記憶領域を有し、該ROM801には表示記号データ、
表示記号の可変表示データ、変動入賞装置10の可動部
材23.23の開閉制御。
通常遊技時や特別遊技時における装飾用ランプ(図示省
略)の点滅制御、権利発生表示ランプ312の点滅制御
、サイドランプ130の点滅制御等の固定データが記憶
されている。前記RAM802は始動入賞口4,5.5
中に設置された始動入賞検出器4a (SWA)、5a
 (SWe) 、5a(SWc)からの検出信号をカウ
ントして一時的に記憶したり、特別(継続)入賞検出器
18(S W o )や流入検出器16(SWE)から
の検出信号を一時的に記憶したりする記憶部などを備え
ている。
その他、マイクロコンピュータ800は通常遊技の制御
処理を行う通常遊技状態制御手段、予備遊技の制御を行
なう予備遊技状態制御手段、その予備遊技時に特別遊技
の権利を発生させる条件が成立したか否かを判定する特
別遊技発生判定手段。
特別遊技の制御を行なう特別遊技状態制御手段。
特別遊技状態が消滅したか否かを判定する特別遊技消滅
判定手段、特別遊技の各サイクル時に特別ゲームの制御
を行なう特別ゲーム制御手段および変動入賞装置10の
特別付加遊技の制御を行なう特別付加遊技制御手段等を
備えている。
また、マイクロコンピュータ800には電源回路808
と基準時間を作り出す分周回路809が接続されている
そして、前記バッファゲート803には、ローパスフィ
ルタ806を介して、始動入賞検出[4a  (SWA
)、5a  (SWe) 、5a (SWc)、特別(
継続)入賞検出[18(SWo) 、流入検出器16(
SWE)およびストップスイッタチSWFが接続され、
それらの検出信号がローパスフィルタ806およびバッ
ファゲート803を介してマイクロコンピュータ800
に入力されるようになっている。
また、前記出力ポート804には、ドライバ807を介
してパネルゲーム(特別ゲーム)装置14、可変表示装
[113、入賞個数表示ランプ393、継続回数表示ラ
ンプ313.装飾用ランプ(図示省略)、権利発生表示
ランプ312、サイドランプ130.特別付加遊技回数
表示器127および変動入賞装置10の可動部材23.
23を作動させるソレノイド371,371等が接続さ
れ、二゛れらがマイクロコンピュータ800から各種制
御指令を受けて、通常遊技の表示、予備遊技の力作、特
別遊技の動作、特別遊技の表示、特別ゲーム、特別付加
遊技の動作、特別付加遊技の表示および特別付加遊技の
回数表示等を行なうようになっている。
また、前記サウンドジェネレータ805にはアンプ81
0を介してスピーカ811が取り付けられ、マイクロコ
ンピュータからの指令で適宜電子音を発するようになっ
ている。
第9図には、上記のように構成されたパチンコ遊技機に
よって行なわれるパチンコ遊技機の制御の概要ブロック
図を用いて示す。
通常遊技中、始動入賞口4,5.5に遊技球が入賞した
ときには、予備遊技状態制御手段501によって、変動
入賞装置10の可動部材23,23が1回または2回開
かれる予備遊技が行なわれる。
そして、この予備遊技中(有効時間も含む)に変動入賞
装置10の特別入賞部151に遊技球が入賞して特別遊
技の発生条件が満たされたか否かが特別遊技発生判定手
段502によって判定される。
その結果、特別遊技の発生条件が満たされなかったと判
定されたときには再び通常遊技状態制御手段505によ
って通常遊技処理に戻される。−方、特別遊技の発生条
件が満たされたと判定されたときには特別遊技状態制御
手段503により特別遊技状態が作り出される。
この特別遊技中、変動入賞装置10の内部に遊技球が流
入すると、その流入ごとにその流入球が流入検出器1G
(SWE)により検出されて可変表示停止手段507に
より可変表示装置13の可変表示が一時的に停止され、
その停止表示と対応するパネルゲーム(特別ゲーム)表
示部397の単位表示部(イ〜す)が点灯されるパネル
表示ゲーム(特別ゲーム)が行なわれる。
そして、そのパネルゲームのゲーム状態が条件成立判定
手段508により特別ゲームの権利を発生させる特定の
態様となったか否かが判定され、その特定の態様が成立
するごとにその成立回数がカウントされて記憶された状
態となる。
また、特別遊技の各サイクル中はサイクル更新判定手段
504により、特別遊技の継続条件(サイクル更新条件
)が成立したか否かが判定されていて、成立したと判定
されると、その時点で、パネルゲーム表示部397の点
灯している単位表示部(イ〜す)が全て消灯されるリセ
ットが行なわれてそのサイクル中における特別ゲームが
終了される。
また、特別遊技の更新条件(継続条件)が満たされない
か、又は最高継続回数に達して特別遊技の権利が消滅し
たか否かが特別遊技消滅判定手段506によって判定さ
れていて、特別遊技の権利が消滅したと判定されたとき
には、その時点で。
パネルゲーム表示部397の点灯している単位表示部(
イ〜す)が全てリセットされて特別ゲームが終了される
と同時に1通常遊技状態制御手段5o5による通常遊技
に戻される。
その特別遊技中に特別ゲームによって特別付加遊技の権
利が発生していれば、特別遊技が終了して通常遊技が行
なわれているときに、遊技者が操作ボタン128を押せ
ば何時でも特別付加遊技状態制御手段509によってそ
の特別付加遊技の権利に基づく特別付加遊技がその発生
した回数発行なわれる。
第10図(A)、(B)には上記制御チップマイクロコ
ンピュータ800によって行なわれる通常遊技状態から
特別遊技の権利が発生するに至る遊技処理手順の一例を
示す。
先ず、パチンコ遊技機に電源が投入されると、各種装飾
表示ランプを通常遊技の表示状態に、可変表示装置13
やパネルゲーム(特別ゲーム)装置14の表示を初期状
態に、可動部材作動タイマI、■、有効時間タイマ、可
変表示タイマ、ウェイトタイマ、特別遊技タイマ、継続
回数カウンタ、特別付加遊技カウンタ等をリセットする
などの初期設定を行なってからルーチンR4に移行する
ルーチンR4においては1回開き用始動入賞口5に遊技
球が入賞して始動入賞検出器5a(SW日またはS W
 c )がオンとなったか否かを判定し、オンとならな
かったと判定したときにはルーチンR12に移行し、オ
ンとなったと判定したときにはルーチンR6に移行する
その結果、ルーチンR6に移行したときには、該ルーチ
ンR6において可動部材作動タイマIまたは■が作動中
(予備遊技中)であるか否かを判定し1作動中(予備遊
技中)でないと判定したときにはルーチンR8,RIO
で可動部材作動タイマIのスタート、可動部材23.2
3の1回開閉動作(予備遊技動作)を開始させてからル
ーチンR14に移行し、作動中(予備遊技中)であると
判定したときにはルーチンR12に移行する。
ルーチンR12においては可動部材作動タイマ■が作動
中であるか否かを判定し1作動中でないと判定したとき
にはルーチンR16に移行し1作動中であると判定した
ときにはルーチンR14に移行する。
ルーチンR14においては、その予備遊技中に特別入賞
口151中に遊技球が入賞して特別入賞検出器18(S
Wo)がオンとなったか否かを判定する。その結果、オ
ンとならなかったと判定したときにはルーチンR16に
移行する。一方、オンとなったと判定したときには、ル
ーチンR60゜R62で、可動部材作動タイマIのリセ
ットおよび可動部材23,23の定位II(閉じる位置
)への復帰を行なってから、ルーチンR70に移行して
特別遊技処理を行なう。そして、その後、ルーチンR4
に戻る。
ルーチンR16においては可動部材作動タイマIが終了
した(予備遊技が終了した)か否かを判定し、終了して
いないと判定したときにはルーチンR22に移行し、終
了したと判定したときにはルーチンR1g、R20で可
動部材作動タイマIのリセットおよび有効時間タイマの
スタートの各処理を行なってからルーチンR22に移行
する。
ルーチンR22においては有効時間タイマが作動中であ
るか否かを判定し、作動中でないと判定したときにはル
ーチンR26に移行し1作動中であると判定したときに
はルーチンR24に移行する。
その結果、ルーチンR24に移行したときには、該ルー
チンR24において特別入賞口151に遊技球が入賞し
て特別入賞検出器18A(SWt))がオンとなったか
否かを判定し、オンとならなかったと判定したときには
ルーチンR26に移行し。
オンとなったと判定したときにはルーチンR64で有効
時間タイマをリセットしてからルーチンR70に移行し
て特別遊技処理を行なった後にルーチンR4に戻る。
ルーチンR26においては有効時間タイマが終了したか
否かを判定し、終了していないと判定したときにはその
ままルーチンR30に移行し、終了したと判定したとき
にはルーチンR28で有効時間タイマをリセットしてか
らルーチンR30に移行する。
ルーチンR30においては2回開き用始動入賞口4に遊
技球が入賞して始動入賞検出器4a(SW^)がオンと
なったか否かを判定し、オンとならなかったと判定した
ときにはルーチンR38に移行し、オンとなったと判定
したときにはルーチンR32に移行する。
その結果、ルーチンR32に移行したときには、該ルー
チンR32において可動部材タイマ■または■が作動中
(予備遊技中)であるか否かを判定し1作動中(予備遊
技中)でないと判定したときにはルーチンR34,R3
6で可動部材作動タイマ■をスタート、可動部材23.
23の2回開閉動作(予備遊技動作)を開始させてから
ルーチンR40に移行し、作動中(予備遊技中)である
と判定したときにはルーチンR38に移行する。
ルーチンR38においては可動部材作動タイマ■が作動
中であるか否かを判定し1作動中でないと判定したとき
にはルーチンR42に移行し1作動中であると判定した
ときにはルーチンR40に移行する。
ルーチンR40においてはその予備遊技中に特別入賞口
151中に遊技球が入賞して特別入賞検出器18(SW
o)がオンとなったか否かを判定する。その結果、オン
とならなかったと判定したときにはルーチンR42に移
行する。一方、オンとなったと判定したときには、ルー
チンR66゜R68で可動部材作動タイマ■のリセット
および可動部材23.23の定位置(閉じる位置)への
復帰を行なってから、ルーチンR70に移行して特別遊
技処理を行なう、そして、その後、ルーチンR4に戻る
ルーチンR42においては可動部材作動タイマ■が終了
した(予備遊技が終了した)か否かを判定し、終了して
いないと判定したときにはそのまま第10図(B)のル
ーチンR48に移行し、終了したと判定したときにはル
ーチンR44,R46で可動部材作動タイマ■のリセッ
トおよび有効時間タイマのスタートの各処理を行なって
から第10図(B)のルーチンR48に移行する。
このようにして、第10図(B)のルーチンR48に移
行したときには、該ルーチンR48においてストップス
イッチ(SWF)がオンとなったか否かを判定し、オン
とならなかったと判定したときにはそのまま第10図(
A)のルーチンR4に戻り、オンとなったと判定したと
きにはルーチンR50に移行する。
ルーチンR50においては特別付加遊技カウンタが「0
」より大となっているか否かを判定し。
rOJより大となっていないと判定したときにはそのま
ま第10図(A)のルーチンR4に戻り、rOJより大
となっていると判定したときにはルーチンR52に移行
する。
ルーチンR52においては可動部材作動タイマIまたは
■が作動中となっているか否かを判定し。
作動中となっていると判定したときにはそのまま第10
図(A)のルーチンR4に戻り、作動中となっていない
と判定したときにはルーチンR54に移行する。
ルーチンR54においては有効時間タイマが作動中とな
っているか否かを判定し、作動中となっていると判定し
たときにはそのまま第10図(A)のルーチンR4に戻
り1作動中となっていないと判定したときにはルーチン
R56に移行する。
ルーチンR56においては特別遊技の動作中であるか否
かを判定し、動作中であると判定したときにはそのまま
第10図(A)のルーチンR4に戻り、動作中でないと
判定したときにはルーチンR58で特別付加遊技を行な
ってから第10図(A)のルーチンR4に戻る。
第11図には上記マイクロコンピュータ800によって
行なわれる特別遊技処理(大当り処理)の制御手順の一
例を示す。
特別遊技処理が開始されると、先ず、ルーチンR100
においてスピーカ811からの効果音Aの発生を開始さ
せ1次のルーチンR102で、権利発生表示ランプ31
2を点滅させたり装飾表示ランプを特別遊技の表示に変
換させるなどの特別遊技表示を開始させてから、ルーチ
ンR104に移行する。
ルーチンR104においてはウェイトタイマが作動中で
あるか否かを判定し1作動中でないと判定したときには
ルーチンR106に移行し1作動中であると判定したと
きにはそのままルーチンR110に移行する。ただし、
−巡目は、ウェイトタイマは作動していないので、必ず
、ルーチンR106に移行する。
ルーチンR106においては特別遊技タイマが作動中で
あるか否かを判定し1作動中でないと判定したときには
ルーチンR108でウェイトタイマをスタートさせてか
らルーチンR110に移行し1作動中であると判定した
ときにはルーチンR116に移行して変動入賞装置10
の可動部材23.23を作動状態(開閉動作状態)にし
たままでルーチンR118に移行する。ただし、−巡目
は特別遊技タイマは作動していないので、必ずルーチン
R108を経てルーチンR110に移行する。
ルーチンR110においてはウェイトタイマが終了した
か否かを判定し、終了していないと判定したときにはル
ーチンR104に戻り、終了したと判定したときにはル
ーチンR112〜R116でウェイトタイマのリセット
、特別遊技タイマのスタート、変動入賞装置!10の可
動部材23,23の作動(開閉)の開始の各処理を行な
ってからルーチンR118に移行する。
ルーチンR118においては変動入賞装置10の入賞空
間21中への遊技球の流入によって流入検出器16(S
WF)がオンとなったか否かを判定し、オンとならなか
ったと判定したときにはルーチンR134に移行し、オ
ンとなったと判定したときにはルーチンR120〜R1
26で可変表示装置13の可変表示の停止、その停止結
果として指定されたパネルゲーム装置14の対応する表
示ランプ(LEDA−Iのうちの対応するもの)の点灯
、入賞個数カウンタの「1」カウントアツプ、入賞個数
表示ランプ393の1つを追加点灯させることによる入
賞個数表示更新を行なってからルーチンR128に移行
する。
ルーチンR128においてはパネルゲーム装置14によ
るパネルゲームにより特別付加遊技の権利を発生させる
特定表示態様(点灯状態の表示ランプ14a (LED
A〜工)が縦、横または斜めに3個揃う表示態様)が成
立したか否かを判定し。
成立していないと判定したときにはそのままルーチンR
148に移行し、成立したと判定したときには特別付加
遊技カウンタに得点(特定表示が1つ揃うごとに1得点
となる)をカウントさせ次のルーチンR132でその特
別付加遊技カウンタのカウント値を特別付加遊技回数表
示器127に表示させてからルーチンR148に移行す
る。
他方、上記ルーチンR118で流入検出器16(SWE
)がオンとならなかったと判定されてルーチンR134
に移行したときには、該ルーチンR134において特別
入賞検出器18(SV/n)がオンとなったか否かを判
定し、オンとならなかったと判定したときにはルーチン
R148に移行し、オンとなったと判定したときにはル
ーチンR136に移行する。
その結果、ルーチンR136に移行したときには、該ル
ーチンR136において継続回数カウンタが「7」以上
になったか否かを判定する。そして、その結果、「7J
以上になっていないと判定したときには、ルーチンR1
38〜R146で継続回数カウンタの「1」カウントア
ツプ、継続回数表示ランプ313の追加点灯による継続
回数表示更新、特別遊技タイマのリセット、可動部材2
3.23の閉状態への復帰、パネルゲーム装置14の表
示ランプ14a (LEDA〜工)の消灯による特別ゲ
ーム表示のリセット等の各処理を行なってからルーチン
R104に戻る。一方、「7」以上となったと判定した
ときにはルーチンR148に移行する。
上記ルーチンを経てルーチンR148に移行したときに
は、該ルーチンR148において入賞個数カウンタが「
10」に達したか否かを判定し。
「10」に達していないと判定したとにきはルーチンR
148に移行して特別遊技タイマが終了したか否かを判
定する。そして、それらの判定の結果、入賞個数カウン
タが「10」に達しないでかつ特別遊技タイマが終了し
ていないと判定したときにはルーチンR116に戻り、
入賞個数カウンタが「10」に達するかまたは特別遊技
タイマが終了したと判定した時点でルーチンR150に
移行する。
そシテ、ルーチ:/R15O−R162で、Xピー力8
11からの効果音Aおよび特別遊技表示のオフ、入賞個
数カウンタ、継続回数カウンタおよび特別遊技タイマの
リセット、可動部材23,23の閉状態への復帰、パネ
ルゲーム装置14の表示ランプ14a (LEDA〜■
)の消灯による特別ゲーム表示のリセット等の各処理を
行なってから第10図(A)のルーチンR4に戻る。
第12図には上記マイクロコンピュータ800によって
行なわれる特別付加遊技処理の制御手順を示す。
特別付加遊技処理が開始されると、先ず、ルーチンR3
00〜R308で、スピーカ811からの効果音Bの発
生の開始、サイドランプ130゜130中の、赤色のラ
ンプと緑色のランプを交互に点滅させる特別付加遊技状
態表示の開始、特別付加遊技タイマ(6秒タイマ)のス
タート、可動部材23.23の開状態への変換、特別付
加遊技カウンタのrlJカウントダウン等の処理を行な
う6そして、その後、ルーチンR310に移行し、該ル
ーチンR310で特別付加遊技タイマが終了するのを待
ってからルーチンR312に移行し、さらに、ルーチン
R312〜R318で、スピーカ811からの効果音B
のオフ、特別付加遊技状態のオフ、特別付加遊技タイマ
のリセット、可動部材23.23の閉状態への復帰等の
処理を行なってから第10図(A)のルーチンR4に戻
る。
第13図には特別遊技時における可動部材23゜23お
よび回転入賞処理部材15等の動作および特別ゲームの
タイミングチャートを示し、第14図には説明図として
パネルゲーム表示部397を示す。
第10図(A)、(B)を用いて説明した予備遊技時ま
たはその有効時間内に特別入賞部151に遊技球が入賞
し、それが特別入賞検出器18(SWo)に検出されて
特別遊技が発生すると、その特別入賞検出器18(SW
o)による検出信号の立上りのときから所定の準備期間
(例えば。
3秒)が経過した後に、ソレノイド371,371が作
動されて可動部材23.23が所定時間周期(例えば、
1.6秒周期)で所定時間(例えば、0.8秒)ずつ開
閉する動作を開始する。この開閉動作は最高例えば18
回まで継続される。ただし、その間に流入空間22中に
遊技球が流入して流入個数検出器16(SWE)により
所定個数(例えば、10個)検出されると、その時点で
ソレノイド341,341が停止(消磁)されて可動部
材23.23が閉じた状態に戻される。この特別遊技の
サイクル中においても回転入賞部材15は通常遊技時と
同じ速度で回転している(タイミングチャート省略)。
特別遊技の各サイクル中において、特別入賞部151へ
の流入(入賞)を継続条件として有効に扱う有効時間は
、各サイクルの最初に可動部材23.23が開かれた時
点から開始されて、18回の開閉の終了後に所定時間(
例えば、1.996秒)が経過するまでの時間とされる
その有効時間内に、再度、特別入賞部151中に遊技球
が入賞したときには、その時点でそのサイクルが終了し
て、特別遊技の新たなサイクルが開始されることになる
このように各サイクルの有効時間内に特別入賞部151
中に遊技球が入賞することを継続条件として、例えば、
8サイクルまで特別遊技のサイクルが行なわれる。
最終サイクル時における特別入賞部151への入賞は継
続条件としての入賞球として扱われず。
−絞入賞球として扱われる。
上記特別遊技の各サイクル中においては次のような付加
ゲームが行なわれる。
即ち、特別遊技の各サイクル中に、変動入賞装置10の
入賞空間21中に遊技球が流入する際には、その流入域
が流入検出器16(SWE)に検出され、その検出ごと
に、可変表示装置13の表示の変化が所定時間ずつ停止
されてその停止数字と同じ数字の表示されたパネルゲー
ム表示部397の単位表示部(イ〜す)が第13図に示
すように点灯されて特別ゲーム(パネルゲーム)が行な
われる。
そして、そのパネル表示ゲーム(特別ゲーム)の進行中
、パネルゲーム表示部397の点灯した単位表示部(イ
〜す)が縦、横または斜めに3個揃う表示態様が発生す
るごとにその発生した数だけ特別付加遊技カウンタがカ
ウントアツプされて特別付加遊技回数表示器127にそ
のカウント数が表示される。
各特別遊技の各サイクル中における特別ゲームは各サイ
クルの開始時から開始されてその各サイクル時における
特別入賞検出器16(SWE)による10個の検出時ま
たは有効時間の終了時までとされ、その10個の検出又
は有効時間の終了があった時点でそのパネルゲーム表示
部397の表示はリセットされる。
このように、特別ゲームは特別遊技の各サイクルごとに
行なわれ、特別遊技が終了されるまでの特別ゲームの結
果として発生した付加遊技の権利の回数の総計が特別付
加遊技カウンタにカウントされていてそのカウント数が
特別付加ゲーム表示部397に表示される。
このようにして発生した特別付加遊技の権利に基づく特
別付加遊技を開始させる操作ボタン128の操作は特別
遊技中は無効とされる。
この実施例に係るパチンコ遊技機によれば、始動入賞口
4,5.5中への入賞に基づいて予備遊技状態に変換し
その予備遊技状態への変換時(有効時間も含める)に内
部の特別入賞部151に遊技球が入賞することによって
遊技球が内部に入賞し易い特別遊技状態に変換する変動
入賞装置10と、該変動入賞装置が前記特別遊技状態に
変換しているときにその変換した状態の変動入賞装置1
0の内部への遊技球の流入に基づいて可変表示ゲームを
行なう可変表示手段と、複数の単位表示部(イ〜す)が
設けられ前記可変表示ゲームの結果ごとの停止表示によ
る指定に基づいて前記単位表示部のいずれかが指定され
ない他の単位表示部(イ〜す)と区別し得る状態に点灯
され、その点灯された単位表示部(イ〜す)の表示態様
によって前記特別遊技と別個に遊技者の権利を発生させ
る特別ゲーム手段とを備えた構成としたので、特別遊技
時には変動入賞装置10による通常の特別遊技が行なわ
れる他、変動入賞装置10の内部への遊技球の流入に基
づいて可変表示装置13による可変表示ゲームが行なわ
れ、そのゲーム結果としての停止表示によって指定され
た特別ゲーム手段の単位表示部(イ〜す)が他の指定さ
れない単位表示部と区別し得るように点灯された状態と
なりその特別ゲーム手段による表示ゲームが特定の態様
となったときに特別遊技による利益の他に特別付加遊技
の利益が遊技者に与えられることとなって、特別遊技時
における遊技が今までにない変化に富んだものとなる。
なお、上記実施例の説明では特別付加ゲーム手段による
特別付加ゲームを、特別遊技状態における変動入賞装置
10の内部に流入する全ての入賞球に対して行なわせる
ようにしたが、特別遊技時に変動入賞装置10の内部に
流入した入賞球のうち、一般入賞部に流入した遊技球(
ハズレ球)によってのみ特別ゲームを行なわせたり、或
いは特別遊技発生中における始動入賞口4,6.5への
入賞球に対して行なわせるなど、どのような条件の下に
特別ゲームを行なわせるようにしてもよい。
また、可変表示装置13は上記のものに限定せず回転ド
ラム式のものにしてもよい。また、変動入賞装[10の
可動部材23.23回動式のものに限定せず、スライド
方式、開閉扉方式、リンク式などどのような形式にして
もよい、始動入賞検出手段は始動入賞口4,5.5と一
体的でも入賞流路に設けたものでもよい。
また、上記実施例の説明では特別ゲームの例として特別
遊技時における流入検出器16(SWE)からの検出信
号などにより可変表示装置13に可変表示ゲームを行な
わせその可変表示ゲーム手段に特別ゲrムを行なわせる
ようにしたが、それに限定されるものではなく、特別遊
技時における流入検出器16(SWE)からの検出信号
などに基づいて、回転中のルーレットを停止させその停
止状態が特定の態様になったか否かのゲーム、或いは複
数ガ可変表示器に可変表示ゲームを行なわせてそのゲー
ム結果としての停止表示がぞろ目になるか否かのゲーム
など、どのような特別ゲーム内容にしてもよい。
また、上記説明では特別付加遊技を実行する特別付加遊
技手段として変動入賞装置110を共用させたが、変動
入賞装置10と別個に設けてもよい。
また、変動入賞装置10は始動入賞口4,5゜5への入
賞に基づいて遊技球を受は入れ易い(入賞させ易い)予
備遊技状態に変換し、その予備遊技状態時にその内部の
特別入賞部への入賞によってさらに内部に遊技球を受は
入れ易い特別遊技状態に変換し、その特別遊技時にさら
にその特別入賞部に遊技球が入賞することを継続条件(
更新条件)としてその特別遊技のサイクルが更新され得
る入賞装置であれば如何なる形式のものであってもよい
、また、その変動入賞装置は通常遊技中においてはその
内部に全く遊技球を受は入れないものでも受は入れ可能
なものであってもよい。
[発明の効果コ この発明に係るパチンコ遊技機は、上記のように、遊技
中に特別の条件が成立することによって遊技球が内部に
入賞し易い特別遊技状態に変換する変動入賞装置と、該
変動入賞装置が前記特別遊技状態に変換しているときに
特定の条件が成立するごとに特別ゲームを行なう特別ゲ
ーム手段と、該特別ゲーム手段による特別ゲームの特定
の結果に基づいて前記特別遊技と別個に遊技者に有利と
なる特別付加遊技を実行する特別付加遊技手段とを備え
た構成としたので、特別遊技時には、変動入賞装置10
による通常の特別遊技が行なわれる他、特定条件の成立
ごとに特別ゲーム手段による特別ゲームが行なわれ、そ
の特別ゲームが特定の結果となったときに、特別遊技に
よる利益の他に。
特別付加遊技手段により特別付加遊技が行なわれること
となって、特別遊技時における遊技が今までになく変化
に富んだものとなる。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の実施例を示すもので、そのうち、第1図
はパチンコ遊技機の正面図、 第2図は遊技盤の部分正面図。 第3図は変動入賞装置の全体斜視図、 第4図は変動入賞装置の分解斜視図。 第5図は遊技盤に!lj匿した変動入賞装置の縦断側面
図。 第6図は変動入賞装置の入賞空間内部を示す破断斜視図
。 第7図は遊技盤の裏面図。 第8図は役物制御装置の制御ブロック図。 第9図はパチンコ遊技機の制御の概要ブロック。 第10図(A)、(B)は制御チップマイクロコンピュ
ータによって行なわれる通常遊技状態から特別遊技の権
利が発生するに至る遊技処理手順を示すフローチャート
、 第11図は制御チップマイクロコンピュータによって行
なわれる特別遊技処理(大当り処理)の制御手順を示す
フローチャート、 第12図は制御チップマイクロコンピュータによって行
なわれる特別付加遊技処理の制御手順を示すフローチャ
ート、 第13図は特別遊技時における可動部材および回転入賞
処理部材等の動作および特別ゲームの作動タイミングを
示すタイミングチャート、第14図はパネルゲーム表示
部の説明図である。 10・・・・変動入賞袋W1(特別付加遊技手段)、1
3・・・・可変表示装置(特別ゲーム手段)、14・・
・・パネル表示ゲーム装置(特別ゲーム手段)100・
・・・パチンコ遊技機、397・・・・バネ第 図 第 図 1M 1G 第10図 CB) 第12図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 遊技中に特別の条件が成立することによつて遊技球が内
    部に入賞し易い特別遊技状態に変換する変動入賞装置と
    、該変動入賞装置が前記特別遊技状態に変換していると
    きに特定の条件が成立するごとに特別ゲームを行なう特
    別ゲーム手段と、該特別ゲーム手段による特別ゲームの
    特定の結果に基づいて前記特別遊技と別個に遊技者に有
    利となる特別付加遊技を実行する特別付加遊技手段とを
    備えたパチンコ遊技機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002153599A (ja) * 2000-11-17 2002-05-28 Samii Kk 弾球遊技機
JP2002153637A (ja) * 2000-11-17 2002-05-28 Samii Kk 弾球遊技機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002153599A (ja) * 2000-11-17 2002-05-28 Samii Kk 弾球遊技機
JP2002153637A (ja) * 2000-11-17 2002-05-28 Samii Kk 弾球遊技機
JP4688120B2 (ja) * 2000-11-17 2011-05-25 サミー株式会社 弾球遊技機

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