JPH02261252A - ボードコピー装置 - Google Patents

ボードコピー装置

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Publication number
JPH02261252A
JPH02261252A JP1083749A JP8374989A JPH02261252A JP H02261252 A JPH02261252 A JP H02261252A JP 1083749 A JP1083749 A JP 1083749A JP 8374989 A JP8374989 A JP 8374989A JP H02261252 A JPH02261252 A JP H02261252A
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JP
Japan
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signal
image
line
light source
whiteboard
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Application number
JP1083749A
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English (en)
Inventor
Kou Aosaki
耕 青崎
Yasuhiro Nishitani
西谷 泰浩
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP1083749A priority Critical patent/JPH02261252A/ja
Publication of JPH02261252A publication Critical patent/JPH02261252A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、CCDイメージセンサやMO3型イメージセ
ンサ等の固体撮像デバイスを用いて黒板やホワイトボー
ド等の記録面に描かれた画像を撮像し、そのハードコピ
ーを作成するボードコピー装置に関するものである。
〔従来の技術〕
最近、ボータプル型のボードコピー装置が提案されてい
る。この装置は、ホワイトボードや黒板等の記録面の画
像を光学像として固体撮像デバイス上に結像させ、撮像
デバイスから出力される画像信号によりプリンタを作動
させて前記画像のハードコピーを作成するもので、携帯
性の点で従来の据え置き型の電子黒板装置にはない利点
を有している。
このようなボードコピー装置では、固体撮像デバイスと
してCCDイメージセンサやMO3型イメージセンサ等
が利用され、得られた画像信号を2値化回路で2値信号
に変換する。そして、得られた2値信号をラインプリン
タに供給してハードコピーを得る構成となっている。ま
た、固体撮像デバイスの光電変換部にはシリコンフォト
ダイオードが利用され、その分光感度特性は第7図に符
号S1で示した傾向をもっている。
ボードコピー装置は多くの場合室内で使用され、記録面
は蛍光灯や白熱灯等の室内照明用の光源で照明されるの
が通常である。こうした光源で照明された記録面の画像
を上記のような固体↑最像デバイスで撮像すると、得ら
れる画像信号の出力レベルが室内灯の種類によって異な
ることがある。というのは、前述のように固体撮像デバ
イスの光電変換部が第7図に符号S1で示した特性をも
っているのに対し、室内照明用の光源として代表的な蛍
光灯あるいは白熱灯の分光放射エネルギーは、第8図に
それぞれEl、Ezで示したように大きく異なっている
からである。
シリコンフォトダイオードの分光感度特性S1は、図か
ら明らかなように赤外領域にも充分な感度をもっている
ため、赤外領域の光を多く含む白熱灯の照明下で使用さ
れたときの方が、得られる画像信号の出力レベルは大き
くなる。こうした画像信号の全体的な出力レベルの変動
については、AGC(オートゲインコントロール)回路
を併用することによって調節することが可能である。
〔発明が解決しようとする課題] しかしながら、固体撮像デバイスから得られる画像信号
の出力レベルが全体的に上下するだけであれば上記のA
GC回路で充分に対応できるが、例えば記録面がホワイ
トボードである場合、ホワイトボードの地の部分から得
られる画像信号と、ホワイトボードに描かれた文字その
他の線画部分から得られる画像信号との相対出力比が光
源の種類によって異なってくると、全体的なゲイン調節
だけでは充分な対応ができなくなる。すなわち、ホワイ
トボードでは線画部分は一般に黒色等の濃い色で描かれ
るため、白熱灯照明下ではこの線画部分が照明光に含ま
れる赤外領域の光を輻射するため、線画部分の画像信号
の出力レベルが高くなる。これに対し、蛍光灯照明下で
は赤外領域の光がほとんどないことから、前記線画部分
の画像信号の出力レベルは、白熱灯照明下の場合と比較
してかなり低くなる。
このため、例えばAGC回路を利用して光源の種類に応
じたゲイン調節を行い、ホワイトボードの地の部分から
得られた画像信号の出力レベル(白レベル)を一定に保
ったとしても、線画部分から得られた画像信号の出力レ
ベル(黒レベル)を揃えることができなくなる。そして
、照明光源の種類に係わらず画像信号を2値化できるよ
うにするためには、上述した白熱灯照明下での黒レベル
を白レベルから弁別できるように、2値化を行うときの
スレッシュホールドレベルを高く設定する必要がでてく
る。ところが、スレッシュホールドレベルを高く設定し
た場合には、白レベルがノイズ等の影響でスパイク的に
レベル降下したとき、これを黒レベルとして誤検出する
おそれが生じてく る。
〔発明の目的〕
本発明は以上に述べた従来技術の問題点を解決するため
になされたもので、記録面を照明している光源の種類に
係わらず、記録面の地の部分と線画等が描かれた部分と
を確実に弁別して正確な2値信号を得ることができるよ
うにしたボードコピー装置を提供することを目的とする
。。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するために、ボードコピー装置
に記録面を照明している光源の種類を識別する光源識別
手段と、この光源識別手段からの識別信号に対応し、固
体撮像デバイスからの画像信号を2値化する際のスレッ
シュホールドレベルを設定する2値化レベル設定手段と
を内蔵させたものである。
また、特に照明光源として多く使用されている蛍光灯と
白熱灯とを確実に識別するためには、記録面の輝度を、
赤外領域に感度をもつ第1受光素子及びこの第1測光素
子と比較して赤外領域の感度が低い第2受光素子との両
者で測光し、この第1及び第2受光素子の出力比に応じ
て前記スレッシュホールドレベルを設定するのが非常に
有効である。
[作用] 記録面を照明している光源の種類が光源識別手段によっ
て識別される。2値化レベル設定手段は、光源識別手段
からの識別信号に対応し、固体撮像デバイスからの画像
信号を2値化するときのスレッシュホールドレヘルを設
定するから、照明光に適したスレッシュホールドレベル
に基づいて画像信号を的確に2値化することができる。
照明光源として使用頻度が高い蛍光灯と白熱灯とを識別
するには、白熱灯には蛍光灯にはない波長域の光、すな
わち赤外領域の光が多く含まれていることから、赤外領
域にも感度をもつ第1測光素子と、この第1測光素子と
比較して赤外領域の感度が低い第2測光素子とを利用し
、各々の測光出力を対照して光源が蛍光灯であるが白熱
灯であるかが識別される。
以下、図面にしたがって本発明の実施例について説明す
る。
〔実施例〕
本発明を用いたボードコピー装置の外観を示す第1図に
おいて、本体2の前面には光軸3aを水平に設定した撮
影レンズ3と、測距用の投光窓4a及び受光窓4bが設
けられている。投光窓4a。
受光窓4bの奥には、第2図に示したように近赤外光を
投光するLED5.受光位置に対応した光電信号を出力
するポジションセンサ6が設けられ、ポジションセンサ
6からの光電信号は、オートフォーカス回路7によって
ホワイトボード8と本体2との間の距離に対応した測距
信号に変換される。
こうして得られた測距信号に基づいてサブCPU9はフ
ォーカスモータ駆動回路1oを作動させ、撮影レンズ3
はステッピングモータM、の駆動で光軸3a方向に移動
され、自動的にビンHJI節が行われる。なお、このボ
ードコピー装置は、ホワイトボード8から1.5m程度
離した位置で使用するのが標準となっている。
さらに本体2の前面には、受光レンズ12が設けられて
いる。この受光レンズ12の奥には、第2図に符号13
で示したようにCdSが設けられ、測光光軸13aによ
りホワイトボード8上に破線で示した測光エリアQの輝
度を測定する。このCd513は、第7図に符号S2で
示したように、赤外領域では感度が低い分光感度特性を
もっている。そして、このCd513からの光電信号は
、測光回路14.ADコンバータ15を介してメインC
PtJ16に入力される。
ti tレンズ3の結像面3bは、ラインセンサ18に
よって矢印X方向に走査される。ラインセンサ18は、
例えば2048個の受光素子を垂直方向に配列してなり
、矢印X方向に走査される過程でホワイトボード8に記
録された画像をラインごとに読み出す。ラインセンサ1
8の走査は、ステ・ンピングモータM2の駆動によって
行われ、このステッピングモータM2の駆動は、メイン
CPU16によって管制されるセンサモータ駆動回路1
9よって制御される。
本体2の上面には記録面のボードサイズノブ20、フレ
ーミングボタン21.プリントスタートボタン22.シ
フトダイヤル23が設けられている。ボードサイズノブ
20は、ホワイトボード8あるいは黒板の標準的な横サ
イズが90cm、120cm、180cmと3種類ある
ことに対応し、これに合わせて撮像時の横サイズを切り
換えるときに操作される。すなわち、このボードサイズ
ノブ20を操作すると、そのセント位置に対応したボー
ドサイズ信号が操作信号発生回路24からサブCPU9
に入力される。サブCPU9は、このボードサイズ信号
に対応してラインセンサ18を矢印X方向に移動させる
際の移動範囲を決めるとともに、液晶駆動回路26を作
動させてセット位置に対応したカギ型のフレームマーク
25aを液晶表示板25に透過表示させる。
前記液晶表示板25は、撮影レンズ3以降の光路を遮ら
ない位置に配置されている。そして、すブCPU9から
の信号で作動するストロボ回路27によりストロボ28
が間欠発光すると、前記フレームマーク25aは撮影レ
ンズ3の後方に配置されたハーフミラ−(図示省略)を
介し、撮影レンズ3を通してホワイトボード8に間欠し
て投影されるようになる。
フレーミングボタン21は、前述したようにストロボ回
路27を作動させてホワイトボード8にフレームマーク
25aを投影させるときに操作される。また、プリント
スタートボタン22は、フレームマーク25aによって
指定された範囲をプリントするときに操作される。なお
、このプリントスタートボタン22が操作されたときに
は、オートフォーカス回路7が作動して測距が行われた
後、ストロボ回路27の作動が停止してからラインセン
サ18による撮像が開始される。
シフトダイヤル23は、プリント範囲を垂直方向に調節
するときに操作される。シフトダイヤル23を操作する
と、機械的な連動機構を介して液晶表示板25が矢印Y
方向に移動し、ホワイトボード8上でフレームマーク2
5aが上下方向に移動するから、ホワイトボード8上で
プリント範囲の確認を行うことができる。シフトダイヤ
ル23の操作方向及び操作量は、操作信号発生回路24
を介してサブCPU9に入力される。
シフトダイヤル23の操作信号は、サブCPtJ9から
メインCPU16に供給され、ラインセンサ18を駆動
して画像信号を読み出すときに、その垂直方向において
有効化する画像信号のアドレス範囲を決めるときに用い
られる。すなわち、ラインセンサ18の受光素子に対し
下から順にO番地から2047番地のアドレスを付した
とき、いずれの番地を先頭にして1408個分の画像信
号をプリントに用いるかを決定する。このように、撮影
レンズ3の光軸3aを水平にしたままで結像面3bの中
から垂直方向における有効撮像範囲を選択すれば、撮影
レンズ3を上下にシフトさせることなく、キーストン歪
みのない良好な画像を撮像することができるようになる
ラインセンサ18の駆動、すなわち蓄積時間の制御及び
画像信号の転送等はラインセンサ駆動回路32によって
行われる。ラインセンサ18からラインごとに読み出さ
れた画像信号は、2値化回路33.積分回路34.サン
プルホールド回路35に供給される。2値化回路33は
、詳しくは後述するように、アナログ信号として出力さ
れてくる画像信号を所定のスレシシュホールドレベルで
2値化し、黒レベルもしくは白レベルを表す2値信号に
変換する。なお、画像信号の2値化は周知の種々の手法
を用いることができる。
積分回路34は、メインCPU16からのタイミング信
号に応じて、ラインセンサ18からの1ライン分の画像
信号の内、シフトダイヤル230セット位置に応じて決
められる1408個分の画像信号を積分し、ライン平均
輝度を求める。こうして求められたライン平均輝度情報
は、ADコンバータ36によりデジタル変換された後に
メインCPU16に入力され、次のラインの撮像を行う
ときにラインセンサ18の蓄積時間を決めるために用い
られる。また、ラインごとに1最像及びプリントを並行
処理してゆくには、撮像とプリントとの同期を図る必要
があるため、ブリンクの1ライン当りのプリント時間を
考慮してラインセンサ18の最大蓄積時間は制限される
サンプルホールド回路35は、詳しくは後述ずるように
ラインセンサ18を初期位置から撮像準備位装置に移動
させるときに3回駆動されることに対応して作動し、ラ
インセンサ18の所定のアドレス位置からの画像信号の
最大値をサンプルホールドする。こうして得られたサン
プルホールド値は、ADコンバータ36でデジタル化さ
れた後メインCPU16にフィードバックされ、予備測
光値として利用される。なお、この予備測光時の測光範
囲は、第1図に示したように光軸3aの高さ位置から距
離にだけ上方に伸ばした3本の測光ラインL1.L2 
、Lyとなっている。
2(li化回路33からの2値信号は、信号処理回路3
7に供給される。この信号処理回路37は、メインCP
UI 6からの指令信号を受け、ラインセンサ18の受
光素子の個数と同数(2048個)の2値信号の内、シ
フトダイヤル23のセット位置に対応して決められた所
定範囲の1408個のものだけがメモリ制御回路38を
経てメモリ39に格納される。
メモリ制御回路38は、さらにメインCPUl6からの
適宜のタイミング信号を受けてメモリ39に格納された
2値信号をプリンタ制御回路40に転送する。そして、
プリンタ制御回路40は転送されてきた2値信号をプリ
ンタ41に供給する。
プリンタ41はサーマルヘッド42を駆動し、2値信号
に応じて感熱タイプの記録紙43(第1図)に画像をプ
リントする。記録紙43は、プリントモータ駆動回路4
4を介し、ステッピングモータM3により駆動される給
紙機構46によって1ラインずつステンブ送りされる。
なお、プリンタ41の1ライン当りのプリント時間は、
ラインセンサ18の駆動と同期を図り、しかも撮像とプ
リントを効率的に行うために10m5ec、15m5e
c、20m5ecの3種類の中から選択され、いずれの
プリント時間を用いるかは予備測光値に対応して決めら
れる。
メインCPU16に接続されたシーケンス制御用メモリ
47は、第3図にフローチャートで示したように、以上
に説明した処理等を逐次実行させるためのシーケンスプ
ログラムを格納したROM。
さらにはこれらの処理を遂行するときに必要な各種デー
タを一時的に保管するためのRAM等から構成されてい
る。
前記2値化回路33の一例を示す第3図において、ライ
ンセンサ18からの画像信号はコンパレータ50の反転
入力端子に入力される。コンパレータ50の非反転入力
端子にはスレッシュホールドレベルとなる参照電圧V 
IIIEFが与えられる。この参照電圧■1Fの値は、
トランジスタ51の導通、非導通によって2段階に切り
換えられるようになっている。レベル切換え信号がロー
レベルのときには、参照電圧V IIEFO値は抵抗R
+、R2によって決められ、レベル切換え信号がハイレ
ベルになったときには抵抗R,,Rt、R,によって決
められる。
上記構成からなるボードコピー装置の作用について説明
する。
ボードコピー装置の電源スィッチを投入すると、メイン
CPU16からの駆動信号を受けてセンサモータ駆動回
路19が作動し、第4図において任意位置Pnに停止し
ていたラインセンサ18はステッピングモータM2によ
って右方向(第2図では左方向に対応する)に移動され
る。ラインセンサI8が結像面3bから外れた端部基準
位置Pxに達すると、フォトセンサ52がこれを検知し
てメインCPU16に検知信号を出力する。メインCP
U16はこの検知信号を受けると、センサモータ駆動回
路19.ステッピングモータM2を介し、ラインセンサ
18を一旦結像面3bの左右方向の中心に設定した初期
位置P0に移動させた後に停止させる。この初期位置P
0はホワイトボード8の横サイズに係わらず、端部基準
位置P8から一定距離となっており、この状態ではライ
ンセンサ18はホワイトボード8の左右方向における中
心で撮像し得る状態となっている。
ホワイトボード8の横サイズあるいは上下方向の位置に
応じてプリント範囲を決定するために、フレーミングボ
タン21が操作されると、ストロボ回路27の作動によ
りストロボ28が間欠的、例えば1秒間隔で間欠発光す
る。そして、その時点でのボードサイズノブ20.シフ
トダイヤル23のセット位置に対応した個所にフレーム
マーク25aの像が投影される。こうして投影されたフ
レームマーク25aの像と、ホワイトボード8の横サイ
ズあるいは上下の位置関係とを対比観察してフレーミン
グを行うことができる。
例えばホワイトボード8の横サイズが90cmであると
きには、ボードサイズノブ20のセット位置を指標「9
0」の位置に合わせる。この操作信号がサブCPU9に
入力されると、サブCPU9は液晶駆動回路26を介し
て液晶表示板25に最も幅狭に配された90cm用のフ
レームマーク25aを透明にし、その像がホワイトボー
ド8面に投影される。また、ボードサイズノブ20のセ
ット位置に対応したボードサイズ信号はメインCPU1
6にも入力され、ラインセンサ18の走査範囲の決定に
用いられる。
フレーミングマーク25aの像が、ホワイトボード8に
対して上下方向にずれて投影されているときには、シフ
トダイヤル23を操作して液晶表示+Jli25を上下
方向に移動させ、フレーミングマーク25aの像をホワ
イトボード8面の適当な位置に合わせる。この操作量は
操作信号発生回路24、サブCPU9を介してメインC
PUI 6に供給され、ラインセンサI8からの画像信
号のうち、どのアドレス範囲の画像信号をプリントに用
いるかが決定される。
フレーミングが完了した後はプリントスタートボタン2
2を押してプリントを開始させる。この操作によりスト
ロボ回路27の作動が停止し、フレーミングマーク25
aの投影がオフする。その後、サブCPU9からの指令
信号によりオートフォーカス回路7が作動して測距が行
われる。得られた測距データに基づいてフォーカスモー
フ駆動回路10が作動し、ステンビングモータM1の駆
動により撮影レンズ3のピント合わせが行われる。
撮影レンズ3のフォーカシングが完了すると、予備測光
が行われる。この予備測光は、第4図で斜線を施した予
備測光領域D、すなわち初期位置P0に停止していたラ
インセンサ1Bをボードサイズノブ20の設定位置、す
なわちボードサイズ90cmに対応した撮像準備位置P
、に移動させるまでの初期移動過程で行われる。ライン
センサ18は、上記予備測光領域りを移動してゆく過程
で、第1図に破線で示した3本の測光ラインL、L!、
Ll上でホワイトボード8の輝度を測光する。これらの
測光ラインL+ 、Lz 、L3は、その下端が撮影レ
ンズ3の光軸3aの高さ位置とほぼ一致し、上端までの
長さKが一定となっている。このKの値は、天井に取り
付けられた室内灯からの光がホワイトボード8で直接反
射して測光されることがないように、10cm程度に設
定するのが好適である。
測光ラインLl、L2.L:lからの測光データはサン
プルホールド回路35に供給され、そのピ一り値がホー
ルドされる。ホワイトボード8に文字その他の画像が描
かれている場合、画像が描かれた部分の測光データは低
(、地の測光データは高い値となる。したがって、各測
光ラインL1゜L2.L、からの全ての測光データに関
してピーク値ホールドを行うことによって、ホワイトボ
ード8の地の輝度に対応した予備測光値を得ることがで
きる。なお、上記のように3本の測光ラインL、、L、
、L、を設定すれば、画像が描かれた部分だけを測光し
てしまう確率はほとんどなくなる。また、測光ラインL
、、L、、L3の設定位置は、ラインセンサ18の走査
位置データ及び読み出しアドレスデータとして予めシー
ケンス制御用メモリ47に格納されている。
こうしてラインセンサ18によって予備測光が行われる
のと並行し、Cd513は測光エリアQでホワイトボー
ド8の輝度を測光し、測光回路14、ADコンバータ1
5を介してその測光データはメインCPU16に入力さ
れ、前述した予備測光値と比較される。ラインセンサ1
8によって得られた予備測光値は、第7図に符号SIで
示した感度特性のもので測光された値であり、またCd
513を介して得られた測光データは第7図の符号S2
の感度特性のもとで得られた値となっている。
室内灯に白熱灯が用いられ、第8図に符号E2で示した
放射エネルギーをもつ照明光でホワイトボード8が照明
されているときには、赤外領域に感度のないCd513
を介して得られた測光データの値は、赤外領域に感度を
もつラインセンサ18で得られた予備測光値と比較する
と、相対的に小さい値となる。この場合には、メインC
PUl6はホワイトボード8を照明している光源が白熱
灯であると識別し、2値化回路33にローレベルの切換
え信号を出力する。この結果、コンパレータ50の非反
転入力端子に与えられる参照電圧VREFは高い方の値
■□に設定され、第5図に示したように、この値■8が
2値化するときのスレッシュホールドレベルとなる。
ラインセンサ18を介して得られた予備測光値は、撮像
を行う第1ライン位置におけるラインセンサ18の蓄積
時間を決めるために利用される他、ラインセンサ18が
第1ライン位置から撮像終了位置P1°まで走査して撮
像を行う際、各走査位置での蓄積時間の上限を決定する
ために用いられる。
すなわち、予備測光によりホワイトボード8の地の輝度
を検出することによって、ホワイトボード8地の部分と
画像が描かれた部分との濃度差を識別し得る最長の蓄積
時間が決められるようになる。
予備測光値に対応してラインセンサ18の蓄積時間の上
限が決まると、この最長蓄積時間にデータ転送時間を加
えたlライン当りの最長撮像時間が決まる。そして、こ
の最長撮像時間よりも長く、しかも最短のプリント時間
が前述したI Oms ec、15m5ec、20m5
ecの中から選択される。
撮像準備位置P1に移動されたラインセンサ18は、第
4図に斜線を施して示した撮像領域Eでステップ送りさ
れなから撮像を開始する。撮像によって得られた画像信
号は2値化回路33に供給され、スレッシュホールドレ
ベル■□に基づいて2値化される。前述したように、ホ
ワイトボード8が白熱灯で照明されていると、線画等が
描かれた黒色部分からは赤外領域の光が輻射され、ライ
ンセンサ18はこの赤外領域にも感度をもっていること
から、第5図に破線で示したように、ホワイトボード8
の地の部分に対応する白レベル信号と、線画等が描かれ
た黒レベル信号との差は小さくなる。しかし、コンパレ
ータ50の非反転入力端子に与えられている参照電圧V
 REFO値は高い方の■8となっているため、2値化
信号としては適正なものが得られるようになる。
こうして得られた2値信号は信号処理回路37に供給さ
れる。信号処理回路37は、メインCPU16からの制
御信号に基づき、lライン分の2値信号のうちプリント
に有効な範囲のもの、すなわちシフトダイヤル23のセ
ット位置に対応した範囲の1408個の2値信号を抽出
し、これをメモリ制御回路38に転送する。そして、プ
リントに必要な1408個の2値信号の転送が完了した
時点でメインCP[J16からメモリ制御回路38にラ
ッチ信号が出力され、プリントに供される2値信号はメ
モリ39に一旦格納される。
以上の第1ラインでの画像信号の取込みと並行し、積分
回路34はラインセンサ18からの画像信号の内、シフ
トダイヤル23のセット位置に対応した範囲の画像信号
を積分し、第1ラインにおけるライン平均輝度を検出す
る。このライン平均輝度情報はADコンバータ36によ
りデジタル信号としてメインCPU16に入力され、こ
れにより第2ラインにおけるラインセンサ18の蓄積時
間が設定される。
メインCPU16から第2ライン目のスタートパルスが
出力されると、センサモータ駆動回路19からのセンサ
モータ用駆動パルスにより、ステッピングモータM2が
ステップ回転し、ラインセンサ18は第2ラインの撮像
位置に移動される。
また、第2ライン目のスタートパルスによって、プリン
タモータ駆動回路44を介してステッピングモータM3
が2ステップ回転してlライン分の記録紙送りが行われ
る。この記録紙送りとともに、プリンタ41はメモリ3
9に格納されている第1ライン目の2値信号に基づいて
印字作動し、記録紙43には第1ラインの画像が記録さ
れる。
プリンタ41は、予備測光値に応じて例えばIQmse
cO間に第1ラインの画像をプリントするが、これと並
行して第2ラインに移動したラインセンサ18は第2ラ
インでの1最像を行う。この第2ラインの撮像時には、
第1ラインの撮像によって得られたライン平均輝度情報
によって設定された蓄積時間で撮像が行われるが、この
蓄積時間とデータ転送パルスの供給時間との和は、10
m5ecを越えることがなく、したがって第1ラインの
プリントが完了する前に第2ラインの画像信号の取込み
が終了する。こうして取り込まれた第2ラインの画像信
号は、第1ラインの撮像時と同様の処理がなされる。以
後、同様に第2ラインの2値信号によるプリントと第3
ラインでの撮像とが並行して行われ、ラインセンサ12
は最終撮像位置P+″まで移動して1画面分の画像プリ
ントが完了する。
もちろん、ラインセンサ12の走査範囲はボードサイズ
ノブ16のセット位置に対応して切り換えられ、セット
位置がそれぞれ120cm、180cmであるときには
、撮像準備位置はそれぞれ第4図に示したPt、Pz 
となり、最終撮像位置はP 2’ +  P 3゛とな
る。
ホワイトボード8を照明している光源が蛍光灯の場合に
は、第8図に符号E+ で示した分光放射エネルギーを
もった光が照明光となり、その中には赤外領域の光はほ
とんど含まれていない。したがって、白熱灯照明下のと
きよりも線画部分からの輻射エネルギーは小さくなる。
したがって、ラインセンサ18からの画像信号は、第5
図に実線で示したように白レベル信号と黒レベル信号と
の差が大きくなる。一方、予備測光時にCd513を介
して得られた測光データの値は、白熱灯照明下の場合と
比較してラインセンサ18を介して得られた予備測光値
に近い値となる。
この場合にはホワイトボード8を照明している光源の種
類が蛍光灯であると識別され、メインCPU16は2値
化回路33にローレベルの切換え信号を出力する。これ
によりトランジスタ51が導通すると、コンパレータ5
0の非反転入力端子に与えられる参照電圧V IIEF
は低い方の値VLに設定され、この値■、がラインセン
サ18からの画像信号を2値化するときのスレッシュホ
ールドレベルとなる。このように、蛍光灯照明下では低
い方のスレッシュホールドレベル■、で画像信号を2値
化すると、第5図に符号Gで示したように、例え画像信
号がノイズの影響によって多少変動したとしても、これ
が黒レベル信号として誤検出されることがなくなる。
第6図は光源を識別する測光部の他の実施例を示してい
る。この実施例では、受光レンズ12の奥にビームスプ
リンタ53を設け、ハーフミラ−面53aによって分割
されたそれぞれの光軸上にCd513.  シリコンフ
ォトダイオード′55を配置している。これらのシリコ
ンフォトダイオード55、Cd513は、それぞれ第7
図に符号S。
S2で示した分光感度特性をもっている。これによれば
、ラインセンサ18の予備測光とは無関係にホワイトボ
ード8の同一測光エリアからの光をもとにして光源の種
類を識別することができるようになる。また、光源の種
類を識別するための2種類の測光データを得るには、例
えば同じ分光感度特性をもったシリコンフォトダイオ−
トラ−肘用いる場合でも、その一方の前面に赤外カット
フィルタを挿入すればよい。
なお、白黒反転機能の付加により、本発明はホワイトボ
ード8だけでなく黒板やグリーンボードにも適用するこ
とができる。また、特公昭58−13065号公報に記
載されたように、2値化用のスレッシュホールドレベル
を画像信号に追従させながら変化させてゆく追従型2値
化回路に対しても本発明を適用することが可能である。
この場合には、光源の種類に応じてスレッシュホールド
レベルのベース分を変えるようにすればよい。
(発明の効果) 以上に説明したように、本発明のボードコピー装置によ
れば、光源の種類によって、記録面の地の部分から得ら
れた画像信号の出力レベルと、線画等が描かれた画像部
分から得られた画像信号の出力レベルとの間の相対的な
出力比が変動するようなことがあっても、それぞれ光源
の種類に対応したスレッシュホールドレベルに基づいて
画像信号の2値化を行うため、スパイクノイズ等の影響
を受けることなく信頬性の高い2値化処理ができるよう
になる。
また、赤外領域に感度をもつ第1測光素子′と、第1測
光素子と比較して赤外領域の感度が低い第2測光素子と
を用いれば、室内灯として使用頻度の高い蛍光灯と白熱
灯とを簡単な構成で確実に識別することができるように
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を用いたボードコピー装置の外観図であ
る。 第2図は第1図に示したボードコピー装置の回路構成の
概略を示すブロック図である。 第3図は本発明に用いられる2値化回路の−例を示す回
路図である。 第4図はラインセンサの移動過程を表した説明図である
。 第5図は第3図に示した2値化回路の作用説明図である
。 第6図は光源識別用の測光部の他の実施例を示す概略図
である。 第7図はシリコンフォトダイオード及びCdSの相対分
光感度特性を示すグラフである。 第8図は蛍光灯と白熱灯の相対分光放射エネルギー特性
を示すグラフである。 21 ・ 22 ・ 23 ・ 25 ・ 33 ・ 50 ・ 53 ・ 55 ・ ・フレーミングボタン ・プリントスタートボタン ・シフトダイヤル ・液晶表示板 ・2値化回路 ・コンパレータ ・ビームスプリッタ ・シリコンフォトダイオード。 ・撮影レンズ ・ホワイトボード ・サブCPU ・受光レンズ ・CdS ・メインCPU ・ラインセンサ ・ボードサイズノブ 第3図 第5図 第4図 第6図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)黒板等の記録面の画像を固体撮像デバイスで撮像
    し、得られた画像信号を所定のスレッシュホールドレベ
    ルと比較して2値化し、この2値化信号によってプリン
    タを駆動して前記画像のハードコピーを作成するボード
    コピー装置において、前記記録面を照明している光源の
    種類を識別する光源識別手段と、この光源識別手段から
    の識別信号に対応して前記スレッシュホールドレベルを
    を決める2値化レベル設定手段とを備えたことを特徴と
    するボードコピー装置。
  2. (2)黒板等の記録面の画像を固体撮像デバイスで撮像
    し、得られた画像信号を所定のスレッシュホールドレベ
    ルと比較して2値化し、この2値化信号によってプリン
    タを駆動して前記画像のハードコピーを作成するボード
    コピー装置において、前記記録面の輝度を、赤外領域に
    感度をもつ第1受光素子及びこの第1測光素子と比較し
    て赤外領域の感度が低い第2受光素子との両者で測光し
    、この第1及び第2受光素子の出力比に応じて前記スレ
    ッシュホールドレベルを決めるようにしたことを特徴と
    するボードコピー装置。
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