JPH0226056Y2 - - Google Patents

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JPH0226056Y2
JPH0226056Y2 JP12421584U JP12421584U JPH0226056Y2 JP H0226056 Y2 JPH0226056 Y2 JP H0226056Y2 JP 12421584 U JP12421584 U JP 12421584U JP 12421584 U JP12421584 U JP 12421584U JP H0226056 Y2 JPH0226056 Y2 JP H0226056Y2
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reaction
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JP12421584U
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  • Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 イ 技術の利用分野 本考案は、自動分析に適した比色分析装置に関
する。
ロ 従来技術 臨床検査等における生体試料の分析には、一定
量の検体と試薬を反応管に注入し、試薬と目的成
分を特異的に反応させ、反応後の光学特性を反応
管の外側から直接測光する方式や、反応液を試料
吸引ノズルにより一旦、フローセルに移してから
測光する方式等が採用されていた。
しかし、前者の方式では反応管の汚れやこれに
付着する気泡により分析誤差が発生するため、反
応管を頻繁に洗浄する必要があり、また後者の方
式では、反応試料を移送する工程を必要とし分析
作業が複雑化したり、キヤリオーバによる誤差が
発生し易いという問題があり、さらには、これら
いずれの方式においても試料や試薬を多量に必要
とし、ランニングコストが高くなるという問題が
あつた。
ハ 目的 本考案はこのような問題に鑑み、測光時にセル
への試料の移送を必要とすることなく、微小量の
試料により高い精度で分析することができる比色
分析装置を提供することを目的とする。
ニ 考案の構成 すなわち、本考案の特徴とするところは、投光
部と受光部を一体的に対向配置するとともに、光
路間に試料室を設けて試料中に浸漬可能にした点
にある。
ホ 実施例 そこで、以下に本考案の詳細を図示した実施例
に基づいて説明する。
第1図は、本考案の一実施例を示すものであつ
て、図中符号1は、下部中央に凹部を形成してド
ーム状の試料室2を設けた本体で、試料室2を挟
んでほぼ45゜で反射鏡3,4を対向配設し、一端
に発光素子5及び受光素子6を接続した光フアイ
バー等の光導部材7,8の他端をそれぞれの反射
鏡3,4に対向させた状態でこの光導部材7,8
を収容して構成されている。試料室2の上部壁面
2aには、試料の液温を検出する熱伝体やサーミ
スタ等の温度センサ9を配設するとともに、通孔
10により図示されない吸引ポンプに連通する流
体吸引口11を設けて構成されている。12,1
2は、光導部材7,8の外側に設けた通孔13,
13により洗浄液槽や乾燥用空気源に連通する噴
出口である。
この実施例において、反応管Aに一定量の試料
と目的成分に対して反応する試薬を注入し、一定
温度において一定時間が経過するまで放置する
と、目的成分と試薬が反応して色素が発生し、光
学変化を生じる(第3図)。このような予備操
作を終えた段階で、ポンプを作動して流体吸引口
から空気を吸引しながら検出器本体1を反応管A
に挿入すると、反応管A内の反応液は、検出器本
体1によりかさを増した状態で試料室2の負圧を
受けて試料室2に流入する()。この時点で発
光素子5を作動して試料室2に光を照射すると、
この光は、光導部材7を介して反射鏡3に入射
し、光路を水平方向に曲げられて試料室2内の反
応液中を進行する。この進行する過程において、
目的成分の濃度に比例した吸収を受け、他方の反
射鏡4により光路を光導体8側に曲げられて受光
素子6に入射して目的成分の濃度に比例した電気
信号に、また同時に反応液温度が温度センサ9に
より電気信号に変換されて、図示しない表示装置
や記録装置により表示、記録される()。この
ようにして反応管Aの反応液を吸引しながら所定
時間の分析を行なう。分析が終了した時点で、反
応管内に試料が残留している場合には、引続き吸
引ポンプを作動させて反応液を外部に排出する。
反応液の排出が終わつた時点で、噴出口12,1
2を介して洗浄液を注入して反応管A及び、検出
器本体1の試料室2や反射鏡3,4に付着した残
留試料を洗い流し、洗浄液を吸引口11から外部
に排出する。このようにして反応管A、及び検出
器1の洗浄が終了した時点で、噴出口12,12
から37℃の一定温度に加熱した清浄空気や窒素ガ
スを噴出させて反応管Aと検出器本体1を乾燥
し、次の分析に備える。
なお、上述した実施例では、検出器本体の断面
形状を矩形に形成したが、反応管の形状に合わせ
て円形等に形成しても同様の作用を奏する。
〔実施例〕 ピペツタにより血清を5μ、及び試薬分注器
により総コレステロール反応試薬200μを反応
管にそれぞれ分注して混合し、37±0.1℃の温度
で一定時間放置する。これにより血清中のコレス
テロールは、試薬中のコレステロールオキシダー
ゼの作用を受けて過酸化水素を発生し、試薬中の
ペルオキシダーゼの作用と相まつて4−アミノア
ンチピリンとN−N−ジメチルメタアニシジン
(N−N−DMA)と酸化縮合して色素を生成す
る。この時点で検出器本体を反応管1に挿入し、
吸引管11により50μ/secの流速で試料を吸引
しつつ測光を行なつたところ、高い精度により血
清中の総コレステロールを分析することができ
た。
ヘ 効果 以上、説明したように本考案によれば、本体の
下部に凹部を形成してドーム状の試料室を設け、
この試料導入室を挟んで光照射口と受光口を配設
したので、検出器本体を反応管に浸漬するという
簡単な操作により反応管の光学的汚染に拘りなく
高い精度により目的成分を検出することができる
ばかりでなく、本体により反応管内の試料がかさ
上げされて試料室に導入されるため、微小量の試
料をもつて確実に検出することができる。また、
試料室に流体吸入口を設けたので、試料を排出し
つつ分析することができ、試料の排出に要する時
間を短縮できるばかりでなく、試料全体を分析対
象とすることができ、目的成分の偏りによる分析
ミスを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は、それぞれ本考案の一実施例をな
す装置の斜視図、及び断面図、第3図乃至
は、それぞれ同上装置の使用状態を示す説明図で
ある。 1……検出器本体、2……試料室、3,4……
反射鏡、5……発光素子、6……受光素子、7,
8……光導体、11……流体吸引管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下部に凹部を形成して試料室を設けた本体に、
    前記試料室に連通する流体吸引管と、それぞれの
    一端に発光素子、及び受光素子を接続し他端を前
    記試料室に対向配設した光導部材を一体的に設け
    てなる比色分析装置。
JP12421584U 1984-08-13 1984-08-13 比色分析装置 Granted JPS6138551U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12421584U JPS6138551U (ja) 1984-08-13 1984-08-13 比色分析装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12421584U JPS6138551U (ja) 1984-08-13 1984-08-13 比色分析装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6138551U JPS6138551U (ja) 1986-03-11
JPH0226056Y2 true JPH0226056Y2 (ja) 1990-07-17

Family

ID=30682941

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JP12421584U Granted JPS6138551U (ja) 1984-08-13 1984-08-13 比色分析装置

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JPS6138551U (ja) 1986-03-11

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