JPH02260136A - 光学ヘッド - Google Patents
光学ヘッドInfo
- Publication number
- JPH02260136A JPH02260136A JP7843289A JP7843289A JPH02260136A JP H02260136 A JPH02260136 A JP H02260136A JP 7843289 A JP7843289 A JP 7843289A JP 7843289 A JP7843289 A JP 7843289A JP H02260136 A JPH02260136 A JP H02260136A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical disk
- magnetic circuit
- coil
- rotating body
- coils
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 title claims abstract description 80
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims abstract description 13
- 230000003993 interaction Effects 0.000 claims description 6
- 230000004907 flux Effects 0.000 abstract description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は光デイスク装置に用いられる光学ヘッドに係り
、特に高速アクセスに適したロークリ型光学ヘッドに関
する。
、特に高速アクセスに適したロークリ型光学ヘッドに関
する。
(従来の技術)
光ディスク(光磁気ディスクも含む)に光ビームを照射
して情報の記録・再生を行なう光デイスク装置において
は、記録・再生のために光学ヘッドが用いられる。
して情報の記録・再生を行なう光デイスク装置において
は、記録・再生のために光学ヘッドが用いられる。
この光学ヘッドは基本的に、半導体レーザ等の光源から
の光ビームを光デイスク面に集束・照射するための対物
レンズと、対物レンズを光ディスクの面に垂直方向に移
動させるフォーカシングコイル及び光ディスクの半径方
向に移動させるトラックアクセスコイルと、これらのフ
ォーカシングコイル及びトラックアクセスコイルと相互
作用する磁気回路によって構成される。
の光ビームを光デイスク面に集束・照射するための対物
レンズと、対物レンズを光ディスクの面に垂直方向に移
動させるフォーカシングコイル及び光ディスクの半径方
向に移動させるトラックアクセスコイルと、これらのフ
ォーカシングコイル及びトラックアクセスコイルと相互
作用する磁気回路によって構成される。
このような光学ヘッドにおいては、トラックアクセスの
高速化及び光デイスク装置の小型化のために、可動部が
小型・軽量であることが要求される。この要求に対して
、可動部の等価質量を小さくできるロータリ型光学ヘッ
ドが実用化されている。これは対物レンズのレンズホル
ダを回動体に取付け、回動動作によってトラックアクセ
ス動作、すなわち光ビームを光ディスクの半径方向に移
動させる動作を行なう方式である。また、フォーカシン
グは従来のりニアモータ方式の光学ヘッドと同様に、レ
ンズホルダを光ディスクの面に垂直方向に移動させるこ
とによって行なわれる。
高速化及び光デイスク装置の小型化のために、可動部が
小型・軽量であることが要求される。この要求に対して
、可動部の等価質量を小さくできるロータリ型光学ヘッ
ドが実用化されている。これは対物レンズのレンズホル
ダを回動体に取付け、回動動作によってトラックアクセ
ス動作、すなわち光ビームを光ディスクの半径方向に移
動させる動作を行なう方式である。また、フォーカシン
グは従来のりニアモータ方式の光学ヘッドと同様に、レ
ンズホルダを光ディスクの面に垂直方向に移動させるこ
とによって行なわれる。
従来のロータリー型光学ヘッドでは、フォーカシングコ
イルはレンズホルダに取付けられ、フォーカシングコイ
ルと相互作用する磁気回路は回動体に取付けられている
。また、トラックアクセスコイルは回動体に取付けられ
、トラックアクセスコイルと相互作用する磁気回路は回
動体の回転軸を挟んで対向した固定位置に設けられてい
る。
イルはレンズホルダに取付けられ、フォーカシングコイ
ルと相互作用する磁気回路は回動体に取付けられている
。また、トラックアクセスコイルは回動体に取付けられ
、トラックアクセスコイルと相互作用する磁気回路は回
動体の回転軸を挟んで対向した固定位置に設けられてい
る。
このような従来の構成では、可動部である回動体にも重
量の比較的大きい磁気回路が搭載されているため、可動
部の重量低減に限界かある。このため、磁気ディスク装
置と同等の高速アクセス動作を実現するには至っていな
いのが実情である。
量の比較的大きい磁気回路が搭載されているため、可動
部の重量低減に限界かある。このため、磁気ディスク装
置と同等の高速アクセス動作を実現するには至っていな
いのが実情である。
(発明が解決しようとする課題)
上述したように、従来のロータリ型光学ヘッドでは、可
動部にフォーカシングコイルのための磁気回路か搭載さ
れているため、可動部の重量低減に限界があり、高速ア
クセスの実現が難しいという問題があった。
動部にフォーカシングコイルのための磁気回路か搭載さ
れているため、可動部の重量低減に限界があり、高速ア
クセスの実現が難しいという問題があった。
本発明は、可動部の重量をより低減させて高速アクセス
を容易にした光学ヘッドを提供することを目的とする。
を容易にした光学ヘッドを提供することを目的とする。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明の光学ヘッドは、回動体の外側に対向して円弧状
のギャップを有する第1及び第2の磁気回路を配置し、
回動体の回転軸から離間した位置に、対物レンズを光デ
ィスクに対向させて保持するレンズホルダを支持せしめ
、このレンズホルダの対物レンズと反対側の面に、第1
の磁気回路との相互作用によりレンズホルダを光ディス
クと垂直方向に移動させる第1のコイルを取付け、さら
に回動体の回転軸を挟んで対向する位置に、第1及び第
2の磁気回路との相互作用により回動体を回動させる第
2及び第3のコイルを取付けたことを特徴とする。第]
のコイルは一部が第1の磁気回路のギャップに挿入され
、第2のコイルは第1の磁気回路のギャップの第1のコ
イルの内側に一部が挿入され、第3のコイルは第2の磁
気回路のギャップに一部が挿入される。
のギャップを有する第1及び第2の磁気回路を配置し、
回動体の回転軸から離間した位置に、対物レンズを光デ
ィスクに対向させて保持するレンズホルダを支持せしめ
、このレンズホルダの対物レンズと反対側の面に、第1
の磁気回路との相互作用によりレンズホルダを光ディス
クと垂直方向に移動させる第1のコイルを取付け、さら
に回動体の回転軸を挟んで対向する位置に、第1及び第
2の磁気回路との相互作用により回動体を回動させる第
2及び第3のコイルを取付けたことを特徴とする。第]
のコイルは一部が第1の磁気回路のギャップに挿入され
、第2のコイルは第1の磁気回路のギャップの第1のコ
イルの内側に一部が挿入され、第3のコイルは第2の磁
気回路のギャップに一部が挿入される。
(作 用)
この光学ヘッドでは、フォーカシングコイルである第1
のコイルと相互作用する磁気回路として、トラックアク
セスコイルである第2及び第3のコイルと相互作用する
一対の磁気回路の一方(第1の磁気回路)を共用してい
る。従って、回動体にフォーカシングコイルのための磁
気回路を搭載する必要がなく、回動体の軽量化が図られ
る。
のコイルと相互作用する磁気回路として、トラックアク
セスコイルである第2及び第3のコイルと相互作用する
一対の磁気回路の一方(第1の磁気回路)を共用してい
る。従って、回動体にフォーカシングコイルのための磁
気回路を搭載する必要がなく、回動体の軽量化が図られ
る。
(実施例)
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る光学ヘッドの斜視図、
第2図は断面図である。図において、回動体1は軸受2
a、2bによって光ディスク20(光磁気ディスクも含
む)に対して垂直に支持された回転軸3を中心として回
動可能に設けられている。この回動体lの外側に位置し
て、光デイスり20と平行な同一平面内に第1及び第2
の磁気回路4,5が配置されている。
第2図は断面図である。図において、回動体1は軸受2
a、2bによって光ディスク20(光磁気ディスクも含
む)に対して垂直に支持された回転軸3を中心として回
動可能に設けられている。この回動体lの外側に位置し
て、光デイスり20と平行な同一平面内に第1及び第2
の磁気回路4,5が配置されている。
第1の磁気回路4は中空の円弧状マグネット6と、その
外側に設けられた円弧状ヨーク7により構成され、第2
の磁気回路5も同様に円弧状マグネット8と、その外側
に設けられた円弧状ヨーク9により構成されている。ヨ
ーク7は円弧状をなす対向ヨーク部7a、7bと、対向
ヨーク部7a7b間を連絡するサイドヨーク部7c、7
dからなり、マグネット6は外側の対向ヨーク部7aの
内側面に接している。同様にヨーク9は円弧状をなす対
向ヨーク部9a、9bと、対向ヨーク部9a 9b間
を連絡するサイドヨーク部9c、9dからなり、マグネ
ット8は外側の対向ヨーク部9aの内側面に接している
。この場合、マグネット6.8と内側の対向ヨーク部7
b、9bとの間にそれぞれ円弧状のギャップ1’0.1
1が形成される。
外側に設けられた円弧状ヨーク7により構成され、第2
の磁気回路5も同様に円弧状マグネット8と、その外側
に設けられた円弧状ヨーク9により構成されている。ヨ
ーク7は円弧状をなす対向ヨーク部7a、7bと、対向
ヨーク部7a7b間を連絡するサイドヨーク部7c、7
dからなり、マグネット6は外側の対向ヨーク部7aの
内側面に接している。同様にヨーク9は円弧状をなす対
向ヨーク部9a、9bと、対向ヨーク部9a 9b間
を連絡するサイドヨーク部9c、9dからなり、マグネ
ット8は外側の対向ヨーク部9aの内側面に接している
。この場合、マグネット6.8と内側の対向ヨーク部7
b、9bとの間にそれぞれ円弧状のギャップ1’0.1
1が形成される。
ここで、マグネット6.8とヨーク7.9とは、光ディ
スク20と平行な同一平面内に設けられていることによ
り、磁束は第1図に破線で示すように光ディスク1と平
行の方向に形成されるため、ディスク20側に磁束が漏
れ出ることはない。
スク20と平行な同一平面内に設けられていることによ
り、磁束は第1図に破線で示すように光ディスク1と平
行の方向に形成されるため、ディスク20側に磁束が漏
れ出ることはない。
般に、光磁気ディスク装置においては、ディスクの光学
ヘッドと反対側にバイアス磁界発生装置が配置されるが
、本実施例の構成によれば磁気回路4.5からの磁束が
光ディスク20の反対側に漏れ出ることがないので、漏
れ磁束の影響でバイアス磁界を弱めたり乱したりするこ
とがない。
ヘッドと反対側にバイアス磁界発生装置が配置されるが
、本実施例の構成によれば磁気回路4.5からの磁束が
光ディスク20の反対側に漏れ出ることがないので、漏
れ磁束の影響でバイアス磁界を弱めたり乱したりするこ
とがない。
回動体1の磁気回路4側の端部には、一対の板バネ12
a、12bを介してレンズホルダ13が支持され、この
レンズホルダ13の光ディスク20に対向した面に対物
レンズ14が保持されている。
a、12bを介してレンズホルダ13が支持され、この
レンズホルダ13の光ディスク20に対向した面に対物
レンズ14が保持されている。
レンズホルダ13の光ディスク20と反対側の面には、
フォーカシングコイル(第1のコイル)15が接着剤に
より取付けられている。このフォーカシングコイル15
は光ディスク20と平行な導体部分と垂直な導体部分を
有し、その一部が磁気回路4のギャップ10内に挿入さ
れている。
フォーカシングコイル(第1のコイル)15が接着剤に
より取付けられている。このフォーカシングコイル15
は光ディスク20と平行な導体部分と垂直な導体部分を
有し、その一部が磁気回路4のギャップ10内に挿入さ
れている。
一方、回動体1の底部には磁気回路4.5のギャップ1
0.11を通る矩形状の一対のボビン16.17が固定
されており、これらのボビン16゜17にトラックアク
セスコイル(第2及び第3のコイル)18.19が巻装
されている。トラックアクセスコイル18.19は光デ
ィスク20と平行な導体部分と垂直な導体部分を有し、
垂直な導体部分の一部が磁気回路4,5のギャップ10
゜11内に挿入されている。但し、トラックアクセスコ
イル18(第2のコイル)の光ディスク20と垂直な導
体部分の一部は、ギャップ10内のフォーカシングコイ
ル15の内側に挿入されている。
0.11を通る矩形状の一対のボビン16.17が固定
されており、これらのボビン16゜17にトラックアク
セスコイル(第2及び第3のコイル)18.19が巻装
されている。トラックアクセスコイル18.19は光デ
ィスク20と平行な導体部分と垂直な導体部分を有し、
垂直な導体部分の一部が磁気回路4,5のギャップ10
゜11内に挿入されている。但し、トラックアクセスコ
イル18(第2のコイル)の光ディスク20と垂直な導
体部分の一部は、ギャップ10内のフォーカシングコイ
ル15の内側に挿入されている。
フォーカシングコイル15の光ディスク20と平行な導
体部分は、円弧状のギャップ10とほぼ同一曲率の円弧
状となっている。また、トラックアクセスコイル18.
19の光ディスク20と垂直な導体部分は、ギャップ1
0.11とほぼ同一曲率の円弧状となっている。これら
によりギャップ10,11を最小限に狭くでき、ギャッ
プ10゜11内の導体部分に発生する電磁力を増大させ
ることができる。
体部分は、円弧状のギャップ10とほぼ同一曲率の円弧
状となっている。また、トラックアクセスコイル18.
19の光ディスク20と垂直な導体部分は、ギャップ1
0.11とほぼ同一曲率の円弧状となっている。これら
によりギャップ10,11を最小限に狭くでき、ギャッ
プ10゜11内の導体部分に発生する電磁力を増大させ
ることができる。
また、回動体1のレンズホルダ13を支持している側と
反対側、すなわち磁気回路5側の端部には、カウンタウ
ェイト21が取付けられている。
反対側、すなわち磁気回路5側の端部には、カウンタウ
ェイト21が取付けられている。
このカウンタウェイト21は回動体1の重心を回転軸3
上に位置させるためのものである。
上に位置させるためのものである。
次に、この実施例の光学ヘッドの動作を説明する。
光デイスク20上に情報を記録する場合は、光学ヘッド
の外部において図示しないレーザ光源から出射され情報
信号によって変調された光ビームが、プリズム等を用い
て構成された図示しない固定光学系により光学ヘッドに
案内され、回動体1の内側を通って対物レンズ14に入
射し、光デイスク20上に集束・照射される。記録され
た情報を再生する場合は、光ディスク20からの反射光
が記録時と逆に光路をたとって図示しない光検出器に導
かれ、再生信号が得られる。
の外部において図示しないレーザ光源から出射され情報
信号によって変調された光ビームが、プリズム等を用い
て構成された図示しない固定光学系により光学ヘッドに
案内され、回動体1の内側を通って対物レンズ14に入
射し、光デイスク20上に集束・照射される。記録され
た情報を再生する場合は、光ディスク20からの反射光
が記録時と逆に光路をたとって図示しない光検出器に導
かれ、再生信号が得られる。
このような記録・再生の過程において、対物レンズ14
の焦点位置を光ディスク20の記録面に一致させるため
に、図示しないフォーカシングサーボ回路から焦点誤差
に応じた電流をフォーカシングコイル15に流す。この
場合、フォーカシングコイル15の光ディスク20と平
行な導体部分に磁気回路4のギャップ10を通る磁束(
破線矢印で示す)が鎖交することにより生じる電磁力に
よって、レンズホルダ13は光ディスク20に対して垂
直な方向に移動する。これによりフォーカシング、すな
わち対物レンズ14の焦点位置を光ディスクの記録面に
一致させる制御が行なわれる。
の焦点位置を光ディスク20の記録面に一致させるため
に、図示しないフォーカシングサーボ回路から焦点誤差
に応じた電流をフォーカシングコイル15に流す。この
場合、フォーカシングコイル15の光ディスク20と平
行な導体部分に磁気回路4のギャップ10を通る磁束(
破線矢印で示す)が鎖交することにより生じる電磁力に
よって、レンズホルダ13は光ディスク20に対して垂
直な方向に移動する。これによりフォーカシング、すな
わち対物レンズ14の焦点位置を光ディスクの記録面に
一致させる制御が行なわれる。
一方、光ビームを光デイスク20上の所望のトラックに
案内する、いわゆるトラックアクセス動作を行なう場合
には、図示しない駆動回路からトラックアクセスコイル
18.19に目標のトラック位置に応じた所定の電流を
流す。この場合、コイル18.19の光ディスク20に
垂直な導体部分に磁気回路4,5のギャップ10.11
を通る磁束(破線矢印で示す)が鎖交することにより生
じる電磁力によって、回動体1は回転軸3を中心として
回動し、光ディスク20の半径方向に円弧を描いて移動
する。従って、対物レンズ14を介して光デイスク20
上に照射される光ビームは、光デイスク20上のトラッ
クを横切りながらに移動して、所望のトラックに到達す
る。
案内する、いわゆるトラックアクセス動作を行なう場合
には、図示しない駆動回路からトラックアクセスコイル
18.19に目標のトラック位置に応じた所定の電流を
流す。この場合、コイル18.19の光ディスク20に
垂直な導体部分に磁気回路4,5のギャップ10.11
を通る磁束(破線矢印で示す)が鎖交することにより生
じる電磁力によって、回動体1は回転軸3を中心として
回動し、光ディスク20の半径方向に円弧を描いて移動
する。従って、対物レンズ14を介して光デイスク20
上に照射される光ビームは、光デイスク20上のトラッ
クを横切りながらに移動して、所望のトラックに到達す
る。
ここで、この光学ヘッドではフォーカシングコイル15
と相互作用する磁気回路として、トラックアクセスコイ
ル18.19と相互作用する固定部に設けられた第1及
び第2の磁気回路4,5の一方(磁気回路4)を共用し
ているため、可動部である回転体1及びこれに支持され
た部品の総重量が減少し、慣性モーメントが小さくなる
。これによりトラックアクセスの高速化を実現すること
ができる。
と相互作用する磁気回路として、トラックアクセスコイ
ル18.19と相互作用する固定部に設けられた第1及
び第2の磁気回路4,5の一方(磁気回路4)を共用し
ているため、可動部である回転体1及びこれに支持され
た部品の総重量が減少し、慣性モーメントが小さくなる
。これによりトラックアクセスの高速化を実現すること
ができる。
また、光デイスク装置ではフォーカシングと同様に、光
デイスク20上の約1.6μm間隔のトラックに光ビー
ムを追従させるためのトラッキング制御も必要であるが
、上述のように可動部の慣性モーメントが低減されると
1、トラックアクセスコイル18.19のみによるトラ
ッキング制御も可能となる。すなわち、トラックアクセ
スコイル18.19にトラッキング誤差に応じた電流を
流すことによって、トラッキング制御を行なうこともで
きる。
デイスク20上の約1.6μm間隔のトラックに光ビー
ムを追従させるためのトラッキング制御も必要であるが
、上述のように可動部の慣性モーメントが低減されると
1、トラックアクセスコイル18.19のみによるトラ
ッキング制御も可能となる。すなわち、トラックアクセ
スコイル18.19にトラッキング誤差に応じた電流を
流すことによって、トラッキング制御を行なうこともで
きる。
更に、トラックアクセスコイル18.19によって発生
する電磁力の大きさ及び方向を同じにすることにより、
回動体1に加わるラジアル方向の合力はほぼ零となり、
回動体1は曲げ変形を起こしにくくなる。換言すれば回
動体1自体の剛性が増大し、その二次共振周波数が高く
なる。これは最も簡単には磁気回路4,5及びトラック
アクセスコイル18.19を同一構成にし、且つコイル
18.19に流す電流の大きさ及び向きを等しくするこ
とにより実現できる。
する電磁力の大きさ及び方向を同じにすることにより、
回動体1に加わるラジアル方向の合力はほぼ零となり、
回動体1は曲げ変形を起こしにくくなる。換言すれば回
動体1自体の剛性が増大し、その二次共振周波数が高く
なる。これは最も簡単には磁気回路4,5及びトラック
アクセスコイル18.19を同一構成にし、且つコイル
18.19に流す電流の大きさ及び向きを等しくするこ
とにより実現できる。
第3図は本発明の他の実施例に係る光学ヘッドの断面図
であり、レンズホルダ13を支持する一対の板バネ12
a、12bをトラックアクセスコイル18を上下から挟
んで設けた点が先の実施例と異なる。
であり、レンズホルダ13を支持する一対の板バネ12
a、12bをトラックアクセスコイル18を上下から挟
んで設けた点が先の実施例と異なる。
また、この実施例ではフォーカシングコイル15の駆動
に共用されない第2の磁気回路5におけるギャップ11
を、フォーカシングコイル15の駆動に共用される第1
の磁気回路4におけるギャップ10より狭くした上で、
磁気回路5によって駆動される方のトラックアクセスコ
イル19の巻数を、磁気回路4によって駆動される方の
トラックアクセスコイル18の巻数より少なくすること
によって、両トラックアクセスコイル1819により発
生する電磁力の大きさを等しくしている。このようにす
ると、ギャップ11を狭くした分だけ光学ヘッド全体の
寸法を小さくすることができる。
に共用されない第2の磁気回路5におけるギャップ11
を、フォーカシングコイル15の駆動に共用される第1
の磁気回路4におけるギャップ10より狭くした上で、
磁気回路5によって駆動される方のトラックアクセスコ
イル19の巻数を、磁気回路4によって駆動される方の
トラックアクセスコイル18の巻数より少なくすること
によって、両トラックアクセスコイル1819により発
生する電磁力の大きさを等しくしている。このようにす
ると、ギャップ11を狭くした分だけ光学ヘッド全体の
寸法を小さくすることができる。
[発明の効果]
本発明によれば、ロータリ型の光学ヘッドにおいて可動
部の重量を低減させて慣性モーメントを小さくすること
ができるので、従来に比してトラックアクセスの高速化
を達成することかできる。
部の重量を低減させて慣性モーメントを小さくすること
ができるので、従来に比してトラックアクセスの高速化
を達成することかできる。
第1図は本発明の一実施例に係る光学ヘッドの斜視図、
第2図は第1図の要部の断面図、第3図は本発明の他の
実施例に係る光学ヘッドの斜視図である。 1・・・回動体、3・・・回転軸、4,5・・・第1及
び第2の磁気回路、6.8・・・マグネット、7.9・
・・ヨーク、10.11=−・ギャップ、12a、12
b−・・板バネ、13・・・レンズホルダ、14・・・
対物レンズ、15・・・フォーカシングコイル(第1の
コイル)、18.19・・・トラックアクセスコイル(
第2及び第3のコイル)、20・・・光ディスク、2N
・・・カウンタウェイト。
第2図は第1図の要部の断面図、第3図は本発明の他の
実施例に係る光学ヘッドの斜視図である。 1・・・回動体、3・・・回転軸、4,5・・・第1及
び第2の磁気回路、6.8・・・マグネット、7.9・
・・ヨーク、10.11=−・ギャップ、12a、12
b−・・板バネ、13・・・レンズホルダ、14・・・
対物レンズ、15・・・フォーカシングコイル(第1の
コイル)、18.19・・・トラックアクセスコイル(
第2及び第3のコイル)、20・・・光ディスク、2N
・・・カウンタウェイト。
Claims (3)
- (1)回転軸に取付けられた回動体と、 前記回動体の外側に対向して配置された円弧状ギャップ
をそれぞれ有する第1及び第2の磁気回路と、 前記回動体の前記回転軸から離間した位置に支持された
レンズホルダと、 前記レンズホルダに保持され、光ディスクに対向する対
物レンズと、 前記第1の磁気回路のギャップに一部が挿入されるよう
に前記レンズホルダの前記対物レンズと反対側の面に取
付けられ、第1の磁気回路との相互作用により前記レン
ズホルダを前記光ディスクと垂直方向に移動させる第1
のコイルと、 前記第1の磁気回路のギャップの前記第1のコイルの内
側と、前記第2の磁気回路のギャップにそれぞれの一部
が挿入されるように前記回動体の前記回転軸を挟んで対
向する位置にそれぞれ取付けられ、第1及び第2の磁気
回路との相互作用により前記回動体を回動させる第2及
び第3のコイルとを備えたことを特徴とする光学ヘッド
。 - (2)前記第1のコイルの前記光ディスクに平行な導体
部分及び前記第2及び第3のコイルの前記光ディスクに
垂直な導体部分が前記円弧状ギャップとほぼ同一曲率の
円弧状であることを特徴とする請求項1記載の光学ヘッ
ド。 - (3)前記一対の磁気回路はマグネット及びヨークから
なり、これらのマグネット及びヨークは前記光ディスク
に平行な同一平面上に設けられていることを特徴とする
請求項1記載の光学ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7843289A JPH02260136A (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 光学ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7843289A JPH02260136A (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 光学ヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02260136A true JPH02260136A (ja) | 1990-10-22 |
Family
ID=13661879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7843289A Pending JPH02260136A (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 光学ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02260136A (ja) |
-
1989
- 1989-03-31 JP JP7843289A patent/JPH02260136A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6232530B2 (ja) | ||
JPH02260136A (ja) | 光学ヘッド | |
JPH04103036A (ja) | 情報処理装置 | |
JP2749614B2 (ja) | 対物レンズ駆動装置 | |
JPS61123030A (ja) | 対物レンズ支持装置 | |
JPH0416861B2 (ja) | ||
JPS6120659Y2 (ja) | ||
JP2937262B2 (ja) | 光学系駆動装置 | |
JP2776672B2 (ja) | 分離型光学的情報記録再生装置 | |
JPS6319946Y2 (ja) | ||
JP3318061B2 (ja) | 光ディスク装置 | |
JP2997089B2 (ja) | 光ピックアップ装置 | |
JP2828288B2 (ja) | 光学系駆動装置 | |
JPS6214331A (ja) | 光学ヘツド | |
JPS621130A (ja) | 光学式記録および/または再生装置 | |
JPH04313825A (ja) | 光ディスク装置 | |
JPH03185632A (ja) | 光学ヘッドの駆動装置 | |
JPH10208264A (ja) | 光ピックアップ装置 | |
JPH11185266A (ja) | 2軸アクチュエータ、光学ピックアップ及び光ディスク装置 | |
JPH04176024A (ja) | 光ディスク装置 | |
JPH02110834A (ja) | 光ディスク用アクチュエータ | |
JPS61107540A (ja) | 光学系の支持装置 | |
JPH07235071A (ja) | 光学ヘッド装置 | |
JPH02301025A (ja) | 光学式ピックアップ装置 | |
JPH0362330A (ja) | フォーカス及びトラッキングサーボアクチュエータ |