JPH0226012Y2 - - Google Patents

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JPH0226012Y2
JPH0226012Y2 JP1981111525U JP11152581U JPH0226012Y2 JP H0226012 Y2 JPH0226012 Y2 JP H0226012Y2 JP 1981111525 U JP1981111525 U JP 1981111525U JP 11152581 U JP11152581 U JP 11152581U JP H0226012 Y2 JPH0226012 Y2 JP H0226012Y2
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pulse
circuit
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rate multiplier
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JP1981111525U
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Optical Transform (AREA)
  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
  • Manipulation Of Pulses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は回転体の外周に等配されている歯部の
通過検出を基準として、より高分解能の角度パル
スを発生する角度パルス発生回路に関するもので
ある。
各種装置に於いては、回転体の回転に対応した
高分解能の角度パルスが必要になる場合がしばし
ば生ずる。例えば電子制御化されたエンジン制御
回路に於いては、クランク軸の回転角に対応して
点火時期およびドエル角等の制御を行つている。
この場合、従来のエンジン制御回路に於いては、
外周に例えば2゜ピツチの歯部を有する歯車状のク
ランクアングルロータをエンジンのクランク軸に
装着し、このクランクアングルロータの外周に近
接して配置された磁気または光学式によるクラン
クアングルセンサを用いて歯部の通過を検出する
ことによりクランク軸の回転に対応したクランク
アングルパルスを取り出している。
そして、このようにして取り出されたクランク
アングルパルスはエンジン制御回路に供給され、
クランク軸の基準位置を示す基準位置パルスの発
生時を基準として順次カウントすることによりド
エル角および点火時期の設定が行なわれている。
従つて、高精度のエンジン制御を行なうには、
高分解能を有するクランクアングルパルスが必要
になるが、上述した角度パルスの発生に於いて
は、歯部に対して1:1のクランクアングルパル
スを発生するものであるために、クランクアング
ルパルスの分解能を高めるには歯部の歯数を多く
しなければならない。
しかしながら、ロータの外周に設けられている
歯部の歯数を増加させることはその加工が極めて
困難となるために高価なものとなつてしまうとと
もに、歯数の増加も加工及び精度上に於いて限界
があり、必要とする高分解能を有する角度パルス
を得ることが出来なかつた。
従つて、本考案による目的は、歯数の少ないロ
ータを用いて高分解能を有する角度パルスが容易
に得られる角度パルス発生回路を提供することで
ある。
このような目的を達成するために本考案は、被
測定回転体の単位角回転毎に発生される基準パル
スを入力とし、この基準パルスの各周期間に於け
るクロツクパルスをカウントし、このカウント値
に対応してクロツクパルスを分周するレートマル
チプライヤの分周比を変えることにより、このマ
ルチプライヤの出力を高分解能を有する角度パル
スとして出力するものである。
以下、図面に示す実施例を用いて本考案による
角度パルス発生回路を詳細に説明する。
第1図は本考案による角度パルス発生回路の一
実施例を示す回路図であつて、特にエンジンに設
けられているクランク軸の回転に対応した角度パ
ルスを発生する場合について説明する。同図に於
いては1はエンジンのクランク軸2に装着された
クランクアングルロータであつて、その外周には
12個の歯3を有する歯部4が設けられている。5
はクランクアングルロータ1の外周に近接して設
けられた磁気方式によるクランクアングルセンサ
であつて、歯3が通過する毎にパルス信号が発生
される。6はクランクアングルセンサ5の出力を
入力としてクランク軸2の単位角回転(この場合
には歯3が12個設けられているために単位角は
360゜/12=30゜)毎に発生される基準パルスとし
てのクランクアングルパルスKPを送出するパル
ス検出回路、7は内蔵された図示しない水晶振動
子によつて安定した高周波のクロツクパルスCP
を発生するクロツクパルス発生回路、8はパルス
検出回路6から出力されるクランクアングルパル
スKPとクロツクパルスCDを入力とし、クランク
アンプパルスKPの周期の逆数を演算して出力す
る演算回路であつて、クロツクパルスCPを分周
するMビツトの第1レートマルチプレイヤー9
と、第1レートマルチプライヤー9の出力を分周
すうMビツトの第2レートマルチプライヤー10
と、クランクアングルパルスKPによつてフルス
ケールにセツトされ、第1レートマルチプライヤ
ー9の出力によつて順次ダウンカウントされてそ
の出力を第1、第2レートマルチプライヤー9,
10の分周比設定用の信号Nとして供給するMビ
ツトのダウンカウンタ11とによつて構成されて
いる。12は入力信号の立上り時と立下り時で出
力の反転する閾値の異るヒステリシス特性を有す
る2個のインバータによつて構成された遅延回路
すなわちシユミツトトリガ回路であつて、2つの
インバータの立上り時と立下り時での閾値の差に
よりそれぞれの出力の反転する時間差分だけクラ
ンクアングルパルスKPを遅延してダウンカウン
タ11へ出力する。13はクランクアングルパル
スKPが供給される毎にダウンカウンタ11の出
力をラツチするラツチ回路、14はクロツクパル
スCPを1/αに分周する分周回路、15は分周
回路14の出力をラツチ回路13の出力に対応し
て分周する第3レートマルチプライヤであつて、
その出力が角度パルスとして出力される。
このように構成された角度パルス発生回路に於
いて、まずMビツト構成による第1〜第3レート
マルチプライヤ9,10,15の入出力特性は、 fo出力=N/2Mfc入力 −(1) となつており、Nは0〜2M−1まで任意に設定さ
れるように構成されている。従つて、クロツクパ
ルス発生回路7の出力端に第1、第2レートマル
チプライヤ9,10をを継続接続すると、クロツ
クパルスCPの周波数fcに対する第2レートマル
チプライヤの出力周波数fo′は、 fo′=(N/2M2fc −(1′) となる。ここで、第2レートマルチプライヤ10
の出力をダウンカウンタ11の入力とし、その出
力を第1、第2レートマルチプライヤ9,10に
分周比設定用の信号Nとして供給する。この状態
に於いて、クランクアングルロータ1の回転に伴
なつて歯3がクランクアングルセンサー5の前面
を通過することによりパルス検出回路6から第2
図aに示すクランクアングルパルスKPが発生さ
れる。クランクアングルパルスKPが発生される
と、Mビツトのダウンカウンタ11がフルスケー
ルにセツトされ、第2レートマルチプライヤ10
から出力が供給される毎に減算されてその出力N
は2Mから順次減少する。従つて、このダウンカウ
ンタ11の出力Nは、 N=(2M−1)−∫t p(N/2M2fcdt −(2) そして、時間の変化分Δtに対するNの変化分
ΔNは、 ΔN=N(t+Δt)−N(t)=(N/2M2fcΔt−
(3) となる。これを微分すると、 −1/N2dN=fc/(2M2dt −(4) となり、これを積分すると、 1/N=fc/(2M2t+c −(5) となる。そして、ダウンカウンタ11はt=oの
時点に於いて2M−1にセツトされるために、N=
2M−1となり、上記(5)式によりCは C=1/2M−1となる。従つて前述の(5)式よりN は、 N=1/t+(2M2/2M−1・1/fc・(2M2/fc
−(6) となり、Nはt+(2M2/2M−1・1/fcに反比例し
たもの となる。ここで、 T=t+(2M2/2M−1・1/fc −(7) とおくと、(6)式より N=1/T・(2M2/fc −(8) となる。
一方、クロツクパルス発生回路7から出力され
る第2図bに示すクロツクパルスCPは、その周
波数fcが分周回路14に於いて分周されてfc/αと なる。この分周回路14の出力が第3レートマル
チプライヤ15に供給されると、第3レートマル
チプライヤ15はダウンカウンタ11の出力Nを
分周比率としているために、分周回路の分周出力
fc/αは第3レートマルチプライヤ15によつて分 周比率Nで分周され、第3レートマルチプライヤ
15の出力周波数fは前述の(1)式より f=N/2M・fc/α −(9) となる。ここで、クランクアングルパルスKPの
各周期間Tに於ける第3レートマルチプライヤ1
5の出力パルス数nは、n=f・Tとなる。従つ
て前述の(8)、(9)式より、 n=N/2M・fc/α・T =T/2M・fc/α・1/T・(2M2/fc=2M/α
−(10) となる。
このように、クランクアングルパルスKPがど
のように変化したとしても、第3レートマルチプ
ライヤ15からは第2図cに示すように常に一定
のパルス数n=2M/αが出力されることになる。従 つて、このように構成された回路に於いては、歯
数を少なくしてクランクアングルパルスKPの周
期を長くしても、クランクアングルパルスKPの
1周期遅れでクランク軸の回転角を歯数より高分
解能を有して表わすことが出来、また角度パルス
としての第3レートマルチプライヤ15からの出
力パルスはクランク軸2の回転速度がいかに変化
しても常に同一数となる。
ただし、前述の(6)式からも明らかなように、ダ
ウンカウンタ11からの出力Nをラツチ回路13
がラツチする以前に、次に来たクランクアングル
パルスKPによつてダウンカウンタ11がフルス
ケールにセツトされないようにダウンカウンタ1
1へのフルスケールのセツトは、ラツチ回路13
にクランクアングルパルスKPを入力するタイミ
ングに対して、1/2M−1・1/fcだけ遅らせて行なう 必要がある。
以上説明したように、本考案による角度パルス
発生回路は、被測定回転体の単位角度回転毎に発
生される基準パルスを入力とし、この基準パルス
の各周期間に於けるクロツクパルス数を計数し、
この計数値に対応してクロツクパルスを分周する
レートマルチプライヤの分周比を変えるように構
成したものであるために、単位角度の大きな基準
パルスを用いて極めて高い分解能を有する角度パ
ルスの発生が容易に行なえる。また、このような
回路を用いた場合には、基準パルスを得るための
ロータの歯数を従来に比較して大幅に少なくして
も、前述の(10)式からわかるようにクロツクパルス
fcの周波数を高めるか又は、分周回路14の分周
比率αを小さくすることによつて、基準パルスの
1周期、すなわち、基準パルス発生用のロータの
歯から歯までの間において、基準パルスの周波数
に応じた一定の数の角度パルスを発生することが
できる。これによつて、ロータの歯数を増加した
ことと同じくより多くの角度パルスを検出できる
ので、角度パルスの分解能を高めることが出来、
これに伴なつて歯部を有する基準パルス発生用の
ロータの製造が容易になる等の種々優れた効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による角度パルス発生回路の一
実施例を示す回路図、第2図a〜cは第1図に示
す回路の各部波形図である。 1……クランクアングルロータ、2……クラン
ク軸、3……歯、4……歯部、5……クランクア
ングルセンサ、6……パルス検出回路、7……ク
ロツクパルス発生回路、8……演算回路、9,1
0,15……第1〜第3レートマルチプライヤ、
11……ダウンカウンタ、12……遅延回路、1
3……ラツチ回路、14……分周回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定の周波数のクロツクパルスを出力するクロ
    ツクパルス発生回路と、被測定回転体の単位角度
    回転毎に基準パルスを出力するパルス検出回路
    と、前記基準パルスにより入力をラツチするラツ
    チ回路と、直列接続された第1レートマルチプラ
    イヤと第2レートマルチプライヤと前記基準パル
    スと前記第2レートマルチプライヤの出力を入力
    し、カウント値を前記第1レートマルチプライヤ
    と前記第2レートマルチプライヤと前記ラツチ回
    路に出力するダウンカウンタとを有する演算回路
    と、前記クロツクパルスを入力し一定の分周値で
    分周して出力する分周回路と、前記ラツチ回路の
    出力と前記分周回路の出力とを入力し角度パルス
    を出力する第3レートマルチプライヤとを具備
    し、前記演算回路は前記基準パルスにより前記ダ
    ウンカウンタがフルスケールにセツトされると、
    このセツト値を前記第2のレートマルチプライヤ
    の出力でダウンカウントすることにより前記基準
    パルスの各周期Tの逆数に対応した出力を前記ラ
    ツチ回路に出力し、前記第3のレートマルチプラ
    イヤは前記ラツチ回路の出力で制御される分周値
    で前記分周回路の出力を分周し出力することで、
    前記第3のレートマルチプライヤは前記基準パル
    スの各周期期間に出力されるパルスの数が前記ク
    ロツクパルスの周波数によつて決まる一定の値で
    あり、かつ周波数が前記基準パルスの周期Tの逆
    数に対応した周波数である前記角度パルスを発生
    する構成としたことを特徴とする角度パルス発生
    回路。
JP11152581U 1981-07-29 1981-07-29 角度パルス発生回路 Granted JPS5817512U (ja)

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JP11152581U JPS5817512U (ja) 1981-07-29 1981-07-29 角度パルス発生回路

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JP11152581U JPS5817512U (ja) 1981-07-29 1981-07-29 角度パルス発生回路

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JPS5817512U JPS5817512U (ja) 1983-02-03
JPH0226012Y2 true JPH0226012Y2 (ja) 1990-07-17

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59191389U (ja) * 1983-06-07 1984-12-19 呼続金属株式会社 ポスト

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5272555A (en) * 1975-12-15 1977-06-17 Toyo Electric Mfg Co Ltd Frequencyytoodigital converter
JPS52142557A (en) * 1976-05-22 1977-11-28 Ono Sokki Seisakusho Kk High speed frequencyyvoltage converter

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JPS5817512U (ja) 1983-02-03

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