JPH02258877A - スプレーウレタンエラストマーの製造方法 - Google Patents

スプレーウレタンエラストマーの製造方法

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JPH02258877A
JPH02258877A JP1331146A JP33114689A JPH02258877A JP H02258877 A JPH02258877 A JP H02258877A JP 1331146 A JP1331146 A JP 1331146A JP 33114689 A JP33114689 A JP 33114689A JP H02258877 A JPH02258877 A JP H02258877A
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elastomer according
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Kazuo Taniguchi
和生 谷口
Kazuhiro Imaoka
和弘 今岡
Tetsuyoshi Ogura
小倉 哲義
Hirohide Sakaguchi
博英 坂口
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はスプレーウレタンエラストマーの製造方法に関
する。更に詳しくは、特定配合によって得たプレポリマ
ー成分とレンジ成分の二成分型高圧スプレーマシンによ
る無溶剤型スプレーウレタンエラストマーの製造方法に
関する。
〔従来の技術〕
スプレーウレタンエラストマーの製造方法に、溶剤希釈
法(du Pont社:Adiprene Bulle
tion)がある。これは末端イソシアナト基を有する
プレポリマーとジフェニルメタンジアミン等の高活性芳
香族アミン系硬化剤をそれぞれ別個に溶剤に溶解し、通
常の二液型吹付機(圧力約70Kg、f/ cffl)
で塗装する方法、上記の如きプレポリマーと、3.3′
−ジクロロ−4,4−ジアミノジフェニルメタン(MO
CA)等の低活性芳香族アミン系硬化剤を溶剤に希釈混
合した後、可使時間内に高圧−波型吹付機で吹付ける方
法(三井東圧化学株式会社:特開昭49−17430)
、高沸点溶剤を使用し、この溶剤を塗装物に残存させた
ままにする方法である。又、部分プレポリマーを高分子
量ポリオール及び低分子量ポリオールの混合物と反応さ
せる方法(三井東圧化学株式会社:特開昭60−134
077 、同:特開昭6O−147329)等がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上に述べた溶剤使用方法は、溶剤による環境公害の問題
があり、厚塗りの場合は、強制加熱硬化を要するので熱
エネルギーの損失の問題があり、又、塗装物から溶剤を
揮発させる必要があるため、−度に厚く吹付けると被覆
物より多量の気泡が発生する。又、気泡の発生を防止す
るため高沸点の溶剤を使用し、溶剤を被覆物中に残留さ
せる方法では長期間にわたる製品の使用中に溶剤が移行
、蒸発、雨水中への溶出等により失われるため、被覆が
劣化し、亀裂、収縮等を起こす。又、少量づつ繰返し塗
装する方法では塗装に長時を要する欠点がある。
又、例えば、カルボジイミド変性をした液状ジフェニル
メタンジイソシアナート(以下、ジフェニルメタンジイ
ソシアナートを単にMDIとかく)又はMDIの部分プ
レポリマーを、高分子量ポリオール及び低分子量ポリオ
ールの混合物と反応させて被覆物を作る方法では低分子
量ポリオールが吸湿し易く、ヒト白キシル基と水分との
競争反応となり発泡し易く、被覆物表面にピンホール、
クレータ−等を生成すると共に、被覆物の比重が低下し
、強度も低下してしまう。
何れも空気中の水分による発泡やポリオール成分の吸湿
等による水分のための発泡が完全に押さえられないため
に、塗装物の密度低下、従って物性低下、表面性の低下
等の欠点がある。
ウレタンエラストラマーの製造を行うには、従来からの
注型、ミラブル及び熱可塑等の方法がとられている。し
かし形状が複雑な表面に耐摩耗性等の特性を持たせるた
めにライニングする場合は適応が非常に困難であった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは適切な触媒の選択により、水分の影響を受
けない溶剤を使用せず、厚塗り可能な、スプレーウレタ
ンエラストマーの製造方法について鋭意検討の結果、本
発明に到達した。
本発明のスプレーによる成形方法によれば、今まで不可
能とされていた成形、施工が可能である。
本発明の方法によれば、初期の硬化速度が速く立ち面へ
の対応が可能であり、又初期に発生するジ工り一化(チ
ーズ状となる)の防止によりクラックの発生が完全に抑
えられ又、物性の点でも満足のいく成形物を得る事が出
来る。
すなわち、優れた物性、特に耐摩耗性の高いエラストマ
ーを与えるポリテトラメチレンエーテルグリコール系の
ポリエーテル、高活性の芳香族ポリアミン及びビスマス
触媒の組合せによる特異的に優れた原料システムを見出
した。
本発明のシステムは、反応速度が非常に速いため通常の
攪拌装置は使用することか出来ず、専用のスプレーマシ
ンが必要となる。このマシンは2液型高圧タイプで液圧
をそれぞれ約100kg/cnfに昇圧した後、衝突混
合ガンで混合後直ちにスプレーを行うことが必須要件で
上記システムをこのマシン装置で成形することにより本
発明を可能にした。
すなわち、本発明は次の湧りである。
(1)  (a)有機ポリイソシアナートと分子量40
0〜2、000のポリテトラメチレンエーテルグリコー
ルをNCO/OH(モル比)5〜40の割合で反応させ
た部分プレポリマー成分と、下記fb)、(c)及び(
d)を混合してなるレンジ成分、 fb1分子量400〜2.000のポリテトラメチレン
エーテルグリコール、 (c)鎖伸長剤として、芳香核に電子吸引性基を含まな
い活性芳香族ポリアミン及び (d)触媒として、有機ビスマス化合物を有効成分とす
る混合物、 を二成分型高圧スプレーマシンを用いて直接基材に吹き
つけることよりなる無溶剤型スプレーウレタンエラスト
マーの製造方法。
本発明によれば、原液を二成分型高圧スプレーマシンに
より吹付けるだけで被覆が完成され、原液は吹付は後、
1秒ないしIO数秒で硬化し厚塗りをしても気泡を生じ
ない。従って、短時間の中に塗り重ねが可能となり所要
の厚さの被覆を短時間で完成することができる。
又、気泡を発生しないため、対象物表面の凹凸模様等の
複雑な形状を簡単な作業で精度よく被覆物の表面に再現
することが可能になる。
本発明に用いる有機ポリイソシアナートは例えば、2,
4−トリレンジイソシアナート (以下、トリレンジイ
ソシアナートをTDI とか< ) 、2.6−TDI
 。
及びその混合物、2.4−MDI、 4.4’−MDr
、及びその混合物、キシリレンジイソシアナート(XD
I)、ジシクロヘキシルメタンジイソシアナートの2.
4’ −体及び/又は4.4′一体(水素化MDI)、
イソホロンジイソシアナート(IPDI)、ヘキサメチ
レンジイソシアナート(HDI)、水素化キシリレンジ
イソシアナート(HXDI)、粗製TDI、ポリメチレ
ンポリフェニルポリイソシアナート(粗製MD(、ポリ
メリックMDI)、及びこれらのイソシアナート類のイ
ソシアヌレート化変性品、カルボジイミド化変性品、ビ
ユレット化変性品、ウレトンイミン変性体等である。
これら有機ポリイソシアナートのうちMDI 、粗製M
ITI及びその変性品が特に好ましい。
本発明で使用する分子量400〜2.000のポリテト
ラメチレンエーテルグリコール(以下、単にPTMEG
とかく)はテトラヒドロフランの開環重合によって得ら
れるジオールであり、その−最大は下記の通りである。
H(OCHw’CH*CHtCHz)、 OHそして、
有機ポリイソシアナートと前記ポリテトラメチレンエー
テルジオールとをNGOloH(モル比)が5〜40の
割合で混合し、約80°Cで約3時間反応せしめて分子
末端にNGO基を有する部分ポリマーとする。
本発明に鎖伸長剤として使用する芳香核に電子吸引性基
を含有しない活性芳香族ポリアミンは例えば4.4−ジ
アミノジフェニル、4,4−ジアミノジフェニルエーテ
ル、2.3−13,4−12,4−及び2,6−ジアミ
ツトルエンの単体又は各種重量比の混合物、2.4−及
び/又は4,4−ジアミノジフェニルメタン、3.3′
−ジエチル−4,4°−ジアミノジフェニルメタン、1
.3−及び1,4−フェニレンジアミン、ナフチレン−
1゜5−ジアミン、アニリン−ホルムアルデヒド縮合に
よって得られるタイプのポリメチレンポリフェニルポリ
アミンの液状重合体、l、3−ジメチル−2,4−ジア
ミノベンゼン、1.3−ジエチル−2,4−ジアミノベ
ンゼン、1.3−ジメチル−2,6−ジアミノベンゼン
、1.4−ジエチル−2,5−ジアミノベンゼン、1−
メチル−3,5−ジエチル−2,4−ジアミノベンゼン
(a)、l−メチル−3,5−ジエチルへ2,6−ジア
ミノベンゼン(b)、(a)、(b) (7)混合物(
以下Dll:TDAとか<)、1.4−ジイソプロピル
−2,5−ジアミノベンゼン、1.4−ジブチル−2,
5−ジアミノベンゼン、2.4−ジアミノメシチレン、
1.3.5−トリエチル−2,4−ジアミノベンゼン、
1、3.5− )ジエチル−2,6−ジアミツベンゼン
、1,3゜5−トリイソプロピル−2,4−ジアミノベ
ンゼン、及びこれに類するもの:2.3−ジメチルー1
.4〜ジアミノナフタレン、2,6−シメチルー1.5
−ジアミノナフタレン、2.6−ジイツブロビルー1,
5−ジアミノナフタレン、2.6−シプチルー1,5−
ジアミノナフタレン、及びこれに類するもの:3,3°
、5,5−テトラメチルベンチジン、3.3°、5,5
−テトライソプロピルベンチジン、及びこれに類するも
の:3,3′、5.5−テトラメチル−4,4−ジアミ
ノジフェニルメタン、3.3’、 5.5−テトラエチ
ル−4,4−ジアミノジフェニルメタン、3.3’、 
5.5−テトライソプロピル−4゜4′−ジアミノジフ
ェニルメタン、3.3’、 5.5−テトラブチル−4
,4−ジアミノジフェニルメタン、3゜5゛−ジエチル
−3゛−メチル−2′、4−ジアミノジフェニルメタン
、3.5−ジイソプロピル−3−メチル−2°、4−ジ
アミノジフェニルメタン、3.3′−ジエチル−2,2
゛−ジアミノジフェニルメタン、3.3−ジエチル−4
゜4−ジアミノジフェニルメタン及びこれに類するもの
=3.3°、5,5−テトラメチル−4,4゛−ジアミ
ノジフェニルエーテル、3,3 、5.5−テトライソ
プロピル−4,4−ジアミノジフェニルエーテルなどで
ある。これらの芳香族ポリアミンは単独又は2種以上混
合して使用し、その使用量はレンジ成分のポリオール1
00重量部(本発明で部は重量部を表す)に対し30〜
160部が適当である。
本発明で使用する触媒は有機ビスマス化合物を有効成分
とする混合物で有機カルボン酸とビスマス塩とを反応せ
しめて作られる。特にトリネオデカン酸ヒス7 ス(c
OSAN CF(EMrCAL #f  商標C03C
AT#83)が好ましい。
この化合物の構造式は下式の如きもので、純度57%で
ある。
高いNC0%で、NGOloH(、モル比)の高い部分
プレポリマーは活性が高いので、水との反応性が高く、
発泡し易いが、上の触媒の使用によりイソシアナト基と
OH基との反応が促進さる一方、水分(レジン中及び空
気中)との反応は制御されるため早期に鎖伸長し初期の
チーズ状態は現れず、ゴム弾性が発現する。この結果、
得られるエラストマーは高密度品となる。又、上記触媒
は温度を上げても分解触媒とはならないため耐熱性が良
好である。
触媒の使用量はレジン成分の0.2〜2.0重量%であ
る。
本発明で使用する二成分型高圧衝突混合型スプレーマシ
ンは部分ブレポ、リマー成分とレジン成分とが吹出ノズ
ル部で高圧で衝突し、十分に両成分が混合し、且つ施工
面に突進被覆する型式であって、例えば、グラスクラフ
ト社のリム(RIM)シリーズ、MODEL T−3、
ガスマー社のMODEL−II等が好ましい。これらの
高圧二液型吹付装置は60〜150kg/aiの吹出圧
で施工面に吹付けるため、原液混合物は微粒子となり平
滑な施工面を得ることかでき、しかも1回の吹付けでも
相当の厚塗りが可能である。
本発明で部分プレポリマーの製造時の反応に当たって反
応性の調製目的等のために、必要により混用する低分子
量のグリコールとはジプロピレングリコール、トリプロ
ピレングリコール、テトラプロピレングリコール、ジエ
チレングリコール、1.3−及び2.3−ブタンジオー
ル、ネオペンチルグリコール等である。
これらの低分子量グリコールは1種又は2種以上混合す
る。又、これらグリコールの使用量はポリテトラメチレ
ンエーテルグリコールの1〜20重量%であり、PTM
EGとの混合物と有機ポリイソシアナートとのNGOl
oH(モル比)が5〜40の範囲である。
部分プレポリマーは例えばRubber Age No
v、 pp46〜47 (1973)に示された公知の
方法によって合成される。
レジン成分において、混合する他の可塑剤、難燃剤は次
のようなものである。
可塑剤としては、例えば、フタル酸ジオクチル(DOP
) 、フタル酸ジブチル(DBP)、アジピン酸ジオク
チル(DOA)、リン酸トリクレジル(TCP)、塩素
化パラフィン等である。その使用量はレジン成分の2〜
20重量%、好ましくは5〜10重量%である。
難燃剤は、例えばトリス−β−クロロプロピルホスフェ
ート (ファイロールPCF、アクゾ・ジャパンif)
、)リス−ジクロロプロピルホスフェ−ト(cRP、大
へ化学社製)、トリス−クロロエチルホスフェート(c
LP、大へ化学社製)、等のリン酸エステル類、ジブロ
ムネオペンチルグリコール、トリブロムネオペンチルア
ルコール等のブロム化合物等である。
その使用量はレジン成分の2〜30重M96、好ましく
は5〜15重量96である。
本発明においては、この他に安定剤、又、必要により有
機又は無機の各種の着色剤や充填剤を加える。
安定剤は例えば、商品名イルガノックス1010及び1
076 (チバガイギー社製)、ヨシソックスBl(T
、BB及びGSY−930(吉富製薬社製)等の位置障
害形フェノール類:チヌビンP 、 327及び328
(チバガイギー社製)等のベンゾトリアゾール類:トミ
ソーブ800(吉富製薬社製)等のベンゾフェノン類;
サノールLS−770及び744、チヌビン144(チ
バガイギー社製)等の位置障害形アミン類である。
その使用量はレジン成分の0.3〜2重量%である。
充填剤は例えば、ガラス繊維、カーボンブラック、炭酸
カルシウム、タルク、カオリン、ゼオライト、硅そう土
、パーライト、バーミキュライト、二酸化チタン等であ
る。
その使用量はレジン成分の5〜10重量%である。
本発明を実施する場合には、部分プレポリマーはそのま
ま、又は必要により成分の流量体積比を調節するため適
当量の可塑剤を混合し、A成分とし、ポリオール、鎖伸
長剤、触媒、着色剤等を混合しB成分とする。A、B両
成分のNGOloH(、モル比)を0.9〜1.3とな
るように所定の流量比で二成分型高圧スプレーマシンよ
り噴出させ施工面へ吹付ける。尚、スプレー条件は両成
分の粘度が200cps以下になる温度まて昇温(通常
50〜60°C)し、両成分の圧力差は通常14kg/
cm”とする。その際充填剤としてガラス繊維を使用す
る場合にはガラス長繊維をガンのヘッドの位置で一定の
長さに切断しながら空気で吹付け、空中を飛ぶ間にA、
B両成分と混合させる。成形品へ付着したA、 B両成
分の混合物は1秒ないしIO数秒間で硬化する。
必要に応じこの操作を数回繰返し所定の厚さの被覆物と
する。
本発明によるスプレーウレタンエラストマーは、バイブ
、タンクその他鉄製構造物のライニングもしくは、保護
コーティング、コンクリート等の防水性能を必要とする
屋根・外壁の防水材、硬質ポリウレタンフォーム、ポリ
スチレンフオーム、ボード等の断熱材の厚塗り保護コー
ティング、シームレス床材及び金属又は樹脂で作製した
モールドを使用するオーブンモールド成形等に用いられ
る。
本発明によれば原液を二成分型高圧スプレーマシンによ
り吹付けるだけで被覆が完成され、原液は吹付は後、1
秒ないし10数秒で硬化し厚塗りをしても気泡を生じな
い。従って、短時間の中に塗り重ねが可能となり所要の
厚さの被覆を短時間で完成することができる。
又、気泡を発生しないため、対象物表面の凹凸模様等の
複雑な形状を簡単な作業で精度よく被覆物の表面に再現
することが可能になる。
実施例 以下に、実施例及び比較例を挙げて、本発明を具体的に
説明する。
本実施例及び比較例における配合はgとする。
(A)部分プレポリマー成分(イソシアナート成分) 純MDI(三井東圧化学社製、MDI−PH) 、![
状MDI(三井東圧化学社製、MDI−LK) 、表−
1の実施例2、比較例2の処方では、MDI(混合品)
を更に加えて、これらの混合物にPTMEG 、 PP
G又はポリエステルポリオールを加え、窒素気流下、8
0℃で3時間反応させ、更に難燃剤等の助剤を加えて部
分プレポリマー成分(イソシアナート成分)とした。
(B)レジン成分 PTMEG(前出)、DPG又はポリエステルポリオー
ル、DETDA(前出)、又は1.4−ブタンジオール
、C05CAT#83(前出)、トーナー、安定剤等を
各々表−1の処方に従って均一に混合しレジン成分とし
た。
実施例1〜3 処方は表−1に示した通りであった。
部分プレポリマー成分(A液)とレンジ成分(B液)の
両者を容積比=1/1〜1/2で下記マシンを使用し吹
付けを行った。二成分型高圧スプレーマシンへの送液は
グラフのサプライポンプ(エアー駆動2:1、タイプ2
08−177)を空気圧5kg/ cdで行った。
該スプレーマシンはグラス−クラフト社[Mシリーズを
静止時圧力約140kg/ al、スプレー時105〜
119kg/cdで使用した。液の温度調節は本体の熱
交換器をA液50°C,B液60°Cに設定し、ホース
ヒーターの電流は4Aとした。スプレーガンはプロブラ
ーガンにフラットチャンバー(Nαl)+チップ(04
3−25)を取付けて使用した。モールドは厚さl+n
mのポリプロピレン板を使用し、3〜5回吹付は約2−
厚のシートを得た。(スプレー条件:温度及び相対湿度
は表−1に示した通りであった。)得られたシートは2
3℃の恒温室で7日間養成後、JISK−6301に準
処し、物性測定を行った。
得られたシートの物性は表−2に記した通りで試験結果
は表−3の通りであった。
比較例1〜6 表−■の処方によるA液とB液を実施例1〜3と同じ二
成分型高圧スプレーマシンを用い、それぞれ同じ条件で
吹付けを行って得られたシートの物性は表−2に記した
通りであった。又、比較例2でで得られたシートの耐熱
性試験結果は表−1〜表−3の通りであった。
〔発明の効果〕
表−1〜表−3にみる通り、シート物性は本発明のC0
3CAT#83触媒を使用したちはDBTDL触媒使用
のものに比してモジュラス、引張り強さ、伸び及び引裂
き強さ共に優れている。
又、耐熱性は上記物性すべてにおいてC05CAT#8
3触媒使用のシートがDBTDL触媒使用のものに比し
て優れていた。
又、ビスマス触媒の系であっても、鎖伸長剤として低分
子グリコールを使用したものは反応速度が遅(、本発明
のスプレーによる成形には適さず、更に硬化時にチーズ
状を呈し、クラック等の発生原因となる状態であった。
手続補正書(自発) 平成2年3月27日 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 1、事件の表示 平成元年特許願第331146号 Z 発明の名称 スプレーウレタンエラストマーの製造方法3、 補正を
する者 事件との関係  特許出願人 住 所 東京都千代田区霞が関三丁目2番5号名 称 
(312)三井東圧化学株式会社代表者 沢 村 治 
夫 4、代理人 〒107  Tn 583−0306住 
所 東京都港区赤坂−丁目8番!号6、補正の対象 明細書の特許請求の範囲の欄及び発明の詳細な説明の欄

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)有機ポリイソシアナートと分子量400〜
    2,000のポリテトラメチレンエーテルグリコールを
    NCO/OH(モル比)5〜40の割合で反応させた部
    分プレポリマー成分と、下記(b)、(c)及び(d)
    を混合してなるレンジ成分、 (b)分子量400〜2,000のポリテトラメチレン
    エーテルグリコール、 (c)鎖伸長剤として、芳香核に電子吸引性基を含まな
    い活性芳香族ポリアミン及び (d)触媒として、有機ビスマス化合物を有効成分とす
    る混合物、 を二成分型高圧スプレーマシンを用いて直接基材に吹付
    けることよりなる無溶剤型スプレーウレタンエラストマ
    ーの製造方法。
  2. (2)有機ポリイソシアナートがジフェニルメタンジイ
    ソシアナートの精製品、粗製品又はその変性品である請
    求項1記載のスプレーウレタンエラストマーの製造方法
  3. (3)鎖伸長剤が炭素数5個以下の1個以上のアルキル
    基の置換により障害された芳香族ポリアミンである請求
    項1記載のスプレーウレタンエラストマーの製造方法。
  4. (4)二成分型高圧スプレーマシンが衝突混合型である
    請求項1記載のスプレーウレタンエラストマーの製造方
    法。
  5. (5)有機ビスマス化合物がトリネオデカン酸ビスマス
    である請求項1記載のスプレーウレタンエラストマーの
    製造方法。
  6. (6)部分プレポリマー製造時の反応に当たって、低分
    子量グリコールを混合する請求項1記載のスプレーウレ
    タンエラストマーの製造方法。
  7. (7)レンジ成分に、可塑剤を混合する請求項1記載の
    スプレーウレタンエラストマーの製造方法。
  8. (8)レンジ成分に難燃剤を混合する請求項1記載のス
    プレーウレタンエラストマーの製造方法。
  9. (9)充填剤を使用する請求項1記載のスプレーウレタ
    ンエラストマーの製造方法。
JP1331146A 1988-12-28 1989-12-22 スプレーウレタンエラストマーの製造方法 Pending JPH02258877A (ja)

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