JPH02258585A - ウェットティッシュ包装体、その製造方法および製造装置 - Google Patents

ウェットティッシュ包装体、その製造方法および製造装置

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JPH02258585A
JPH02258585A JP25730189A JP25730189A JPH02258585A JP H02258585 A JPH02258585 A JP H02258585A JP 25730189 A JP25730189 A JP 25730189A JP 25730189 A JP25730189 A JP 25730189A JP H02258585 A JPH02258585 A JP H02258585A
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tissue paper
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wet tissue
rope
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は液体を含浸させた湿潤状態のティッシュペーパ
ー(以下ウェットティッシュと称す)を容器に収納した
ウェットティッシュ包装体、その製造方法および製造装
置に関するものである。
〔従来の技術〕
最近では、化粧落しや、皮膚の汚れを拭き取ったり、台
所の汚れ(例えば、レンジまわりのtりれ、冷蔵庫の汚
れ)を拭き取ったりするのに、繊維素材(例えば不織布
、織布、ガーゼ等)に化粧水や、アルコール、保湿剤、
界面活性剤等を含む清浄液または洗浄液等を含浸したさ
せたウェットティッシュが広く使用されている。
従来のウェットティッシュ包装体として、繰返し開放・
密封可能な筒状の容器にロール状に巻かれたウェットテ
ィッシュを収納し、これを筒状容器の上部からポツプア
ップ式に引出して使用するものがある(例えば、実公昭
48−33587号公報)。
このロール状のウェットティッシュは長尺の薄帯状のウ
ェットティッシュをその幅のまま巻いたものである。薄
帯状のウェットティッシュには、ティッシュの両側端間
を延在するミシン目が多数、等間隔に設けられており、
使用時にティッシュの端をまっすぐ上に弓1張り出すと
、このミシン目が容器の蓋部材の中央に設けた小穴を通
る際にそこで千切れて、1枚1枚のティッシュとなる。
また、前記筒状のウェットティッシュ容器とは別に、携
帯用のウェットティッシュ包装体が従来知られている(
例えば、実公昭59−2696号公報)。この携帯用の
ウェットティッシュ包装体は、通常10枚程度のウェブ
i・ティッシュを収納した扁平な袋体(封入袋)であり
、取出し口およびこの取出し口を覆う開閉蓋を備えてい
る。例えば、開閉蓋を片面に感圧接着剤を塗布したシー
ト片として、このシート片を袋体本体に形成された取出
し口を覆うように貼着したものがある。あるいは、袋体
本体の一部にU字状またはコ字状の切れ目を設けて、こ
の切れ目に囲まれた部分を開閉蓋とし、この開閉蓋より
も大きなシート小片に感圧接着剤を塗布し且つ取出し口
となる開口を設け、このシート小片を袋体内部から前記
切れ目の箇所に貼着したものもある。
このタイプのウェットティッシュ包装体は、1枚ずつに
分れたウェットティッシュが袋体の大きさに合せて縦方
向および横方向に1枚ずつ小さく折畳まれて収納されて
おり、1枚取り出した後、開閉蓋を閉め、また次に使用
するときに開閉蓋を開けて上の1枚を取出すものである
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のポツプアップ式の収納容器はウェットティッシュ
をそのロールの軸方向に引出すため、ウェットティッシ
ュ・ロールを立てた状態で収納しなければならず、当然
に収納容器の高さはロールの幅よりも高くなる。また、
ウェットティッシュの収納量を増加しようとする場合は
、容器の径を大きくすることができるだけである。
このように、従来のポツプアップ式ウェットティッシュ
包装体においては、収納容器の大きさはウェットティッ
シュの幅により制約され、すなわち・ウエットテイツシ
゛ユの幅よりも容器の高さを低くすることができないし
、またウェットティッシュの幅よりも容器の高さを高く
しても、収納量を増やすことができない。逆に言えば、
容器の大きさにより、収納されるウェットティッシュの
大きさが制約される。
また、従来のポツプアップ式ウェットティッシュ包装体
においては、ロール状に巻かれたウェットティッシュは
、最後の方になると数巻分が互いに密着したままとなっ
て一遍に引張り上げられてくるため、小穴のところをう
まく通らず切れてしまうという欠点がある。
一方、前述め携帯用のウェットティッシュ封入袋は柔軟
なシート材から構成され、加工方法も容易で、生産効率
がよいので、ポツプアップ式ウェットティッシュ包装体
に使用する成形容器に比較して安価に生産することがで
きる。しかしながら、このタイプのウェットティッシュ
包装体は、1枚ずつに分れたウェットティッシュが袋体
の大きさに合せて縦方向および横方向に1枚ずつ小さく
折畳まれ、積重ねられて収納されている。このように収
納するため、大きなウェットティッシュを小さな封入袋
に収納するためには縦方向と横方向に多数回折畳まなけ
ればならないが、複雑過ぎると機械化出来なかったりし
て、生産性が悪くなる。
従って、封入袋の大きさにより収納されるウェットティ
ッシュの大きさも制約される。
また、従来の携帯用のウェットティッシュ包装体におい
ては、−格上のウェットティッシュを取出す際に、−格
上のウェットティッシュたけてなく直ぐ下のウェットテ
ィッシュまでも一緒に猟み上げて取出してしまうことが
よくあり、問題であった。
更に、ウェットティッシュは濡れた状態で縦方向および
横方向に小さく折畳まれているため、ウェットティッシ
ュを封入袋から取出した後、使用する前にウェットティ
ッシュを縦横方向に広げなければならない。しかし、ウ
ェットティッシュが畳まれて面接触している部分は濡れ
て互いにくっついているために広げ難く、手間が掛かる
本発明はこのような従来の問題を解決することを目的と
し、容器の大きさとウェットティッシュの大きさが互い
に制限を及ぼさないようにすることを課題とする。すな
わち、筒状の容器であっても袋状の容器であっても、任
意の大きさの容器に任意の大きさのウェットティッシュ
を収納できるようなウェットティッシュ包装体及びその
製造方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば上記目的を達成するために、液体を含浸
したティッシュペーパーと該ティッシュペーパーを収納
した容器からなる包装体において、前記湿潤状態のティ
ッシュペーパーがロープ状またはテープ状となって容器
内に収納されていることを特徴としている。
また、その製造方法においては、長尺の薄帯状のティッ
シュペーパーを幅方向に絞ってロープ状とした後に、又
は多数の短尺のティッシュペーパーを、隣接するティッ
シュペーパーの一部か互いに重なり合うように置いて薄
帯状とし、これを幅方向に絞ってロープ状とした後に、
容器に収納し、前記ティッシュペーパーを容器に収納す
る前又は収納した後に湿潤させることを特徴としている
或は、長尺の薄帯状のティッシュペーパーを長手方向に
折ってテープ状とした後に、又は多数の短尺のティッシ
ュペーパーを、隣接するティッシュペーパーの一部が互
いに重なり合うように置いて薄帯状とし、これを長手方
向に折ってテープ状とした後に、容器に収納し、前記テ
ィッシュペーパーを容器に収納する前又は収納した後に
湿潤させることを特徴としている。
また、その製造装置においては、ティッシュペーパーを
連続的に供給する手段と、該ティッシュペーパーをその
幅方向に収束してロープ状またはテープ状にする手段と
、前記収束されたティッシュペーパーを長いロープ状ま
たはテープ状のまま堆積または巻取る手段、およびティ
ッシュペーパーを湿潤させる手段からなることを特徴と
している。
〔作 用〕
本発明によれば、湿潤状態にすべきティッシュペーパー
を幅方向に絞ってロープ状としてから、または長手方向
に折り畳んでテープ状としてから、容器内に収納してい
るので、容器の大きさによってウェットティッシュの大
きさが制限されず、また、ウェットティッシュの大きさ
も容器の大きさに制限を与えない。
従って、筒状の容器であっても袋状の容器であっても、
任意の大きさの容器に任意の大きさのウェットティッシ
ュを収納したウェットティッシュ包装体とすることがで
きる。
また、ウェットティッシュを幅方向に絞ってロープ状と
しているので、従来のロール状に巻かれたウェットティ
ッシュと異なって、最後の方になってもウェットティッ
シュ同士が密着した状態とならず、最後まで上手に引出
すことができる。
また、ウェットティッシュを長手方向に折ってテープ状
としている場合も、従来のロール状に巻かれたウェット
ティッシュと異なって、最後まで上手に引出すことがで
きる。
更に、ウェットティッシュを幅方向に絞ってロブ状とし
ているか、または長手方向に折り畳んでテープ状として
いるので、従来の携帯用のウェットティッシュ包装体に
おける折畳んだウェットティッシュと異なって、簡単に
1枚ずつ取出すことができる。しかも、本発明のウェッ
トティッシュは、濡れた状態で縦方向および横方向に小
さく折畳まれているのではなく、幅方向に絞ったロープ
状または長手方向にのみ折ったテープ状となっているの
で、簡単にウェットティッシュを広げることができる。
〔実施例〕
以下図面に示した実施例に基いて本発明の詳細な説明す
る。
第1図は本発明の包装体の一実施例を示す一部破断斜視
図である。
第1図に示した本発明の第1実施例のウェットティッシ
ュ包装体にξいては、液体を゛含浸させた湿潤状態のウ
ェットティッシュ3は従来から知られている筒状の容器
1に収納されている。
容器1は筒状の容器本体10と、この容器本体に被せら
れる蓋部材11とからなり、一般にこれらは合成樹脂を
ブロー成形や真空成形して製造される。蓋部材]]には
、ウェットティッシュ3を引出すための取出し口12が
あり、更にこの取出し口12を繰返し開放密閉するため
の開閉蓋14か設けられている。
本発明によれば、ウェットティッシュ3は従来のものと
異なって、幅方向に絞られたロープ状または長平方向に
折られたテープ状となって容器1内に収納されている。
ウェットティッンユ3となるティッシュペーパーの素材
としては、例えば、不織布、紙、ガーゼ等の繊維素材や
シート状の発泡体等を用いればよい。また、前記ティッ
シュペーパーに含浸させる液体(含浸液)としては、例
えば、化粧水や乳液等の化粧品;消毒液や治療剤等の薬
剤;アルコール、保湿剤、界面活性剤等を含む皮膚を拭
うための清浄液;またはアルコール、油分、保湿剤、界
面活性剤等を含む台所用洗浄液等である。
本発明のロープ状またはテープ状のウェットティッシュ
3は、第3図に示すように、短尺の1枚1枚の紙32に
切離ずことができるように所定間隔で切離し用ミシン目
31が設けられた長尺の薄帯状ティッシュペーパー30
を用い、これをロブ状またはテープ状としたものでもよ
い。
或は、ロープ状またはテープ状のウェットティッシュ3
は、多数枚の短尺のティッシュペーパー3を、隣接する
ティッシュペーパー同士の端部が互いに重なり合うよう
に配列して、これを長いロープ状またはテープ状とした
ものでもよい。この場合、使用時にはティッシュペーパ
ーが湿潤していること及びティッシュペーパーがロープ
状またはテープ状になっていることにより、隣接するテ
ィッシュペーパーの端部を単に重ね合せただけでも、使
用時に連続的に引出すことができる。
ロープ状の場合は第4図に示すように、ティッシュペー
パー33の端部を折曲げて、折曲げ部分33aが互いに
引掛かり合った状態で重ね合せてもよい。
第2図は本発明のウェットティッシュ包装体の製造方法
の一実施例を示す工程図であり、前半は平面図、後半は
側面図としている。
まず、ウェットティッシュ用原反ロール40から連続し
た薄帯状のティッシュペーパー30をづ出す。次に、ミ
シン目形成装置41により所定間隔でティッシュペーパ
ー30にミシン目状の切離し用切込み31を設ける。な
お、ミシン目状切込み3]を原反ロール40から引出し
たティンシュペーパー30に形成する代りに、原反とし
てティッシュペーパーを巻取る前に予めティッシュペー
パー30にミシン目を設けてから、原反ロール40とし
て巻取るようにしてもよい。
次に、原反側の径が大きく且つ反対側の径が小さく狭め
られたラッパ状の管42の内部にティッシュペーパー3
0を通して、ティッシュペーパー30を絞り込み、ティ
ッシュペーパー30をロブ状とする(第2図において、
以上の工程は平面図で示されている)。この場合、ラッ
パ管42の前または後、またはラッパ管42の内部にお
いて、蒸気、水、含浸液等の適宜の水分を散布してティ
ッシュペーパー30を加湿することが好ましい(第2図
においては加湿器を42aで示した)。
加湿すると、ティッシュペーパー30は絞り込ミ易く、
また絞り込んでロープ状とした状態がそのまま維持され
易い。
なお、ティッシュペーパー30をロープ状にするロープ
形成手段としては、ラッパ管42に限定されず、ティッ
シュペーパー30を幅方向に絞り込めるものであればど
のような形態のものでもよい。例えば、単にリング状の
ものでもよい。
そして、前述のようにしてロープ状としたティッシュペ
ーパー30を適宜の手段で任意の形状で堆積する。例え
ば、第5図(a)に示したようなコイル状に堆積する。
このように堆積するには、綿糸紡績におけるコイラーモ
ーションによるスライバのケンス内への堆積方法と同様
に行えばよい。
すなわち、第2図(以下の工程は側面図で示されている
)及び第5図(b)に示すように、チュブ状ガイド43
の回転中心Oがテーブル44の回転中心Pから偏心して
いるように配置し、チュブ状ガイド43を回転させなが
らその先端43aからロープ状ティッシュペーパー30
を案内し、回転しているテーブル44上に落下堆積させ
る。
このようにすると、ガイ143の回転中心Oはターンテ
ーブル44の回転中心Pを中心として円を描くと同時に
、ガイド43の先端43aはガイド43の回転中心Oを
中心として円を描き、その結果、第5図(a)に示すよ
うに渦巻き状に堆積できる。
別の堆積の方法として、ガイド43を左右に振りながら
ティッシュペーパー30を落下させ、同時にテーブル4
4を前後に往復動させると、直方体形状にティッシュペ
ーパー30を堆積することができる。
更に別の堆積の方法として、ガイド43を回転させなが
らその回転半径を増減したり、或はガイド43の先端位
置を左右に少しずつ移動させながら同時にテーブル44
を回転させたりすることにより、円筒形にティッシュペ
ーパー3oを堆積させることができる。
前記ティッシュペーパー30を所定長または所定量堆積
させたら、カッター45でティッシュペーパー30を切
断する。そして、堆積したティッシュペーパー3oを押
出し手段46によりテーブル44からコンベア47上に
移す。その後、このティッシュペーパー3oを容器1の
本体1oに収納する。容器1に収納する前または収納し
た後に、含浸液をティッシュペーパー3oに施しテ湿潤
すせてウェットティッシュ3とする。(第2図において
は、ティッシュペーパー3oを容器1に収納後、湿潤装
置48から含浸液を供給している。)そして、容器1の
本体10に蓋11を被せて、包装する。
なお、ロープ形成手段42の箇所またはその前後におい
てティッシュペーパー3oに含浸液を付与し且つそれで
充分湿潤されている場合には、最終段階において含浸液
をティッシュペーパー3゜に付与しなくてもよい。
また、前述した実施例では、ティッシュペーパー30を
テーブル44上に堆積したが、堆積する代りに、ロープ
状ティッシュペーパー3oを一旦巻き芯上に巻取り、そ
の後に巻き芯を抜き取って、芯無しの円筒形状としても
よい。
第6図は本発明のウェットティッシュ包装体の製造方法
の別の実施例を示す工程図(側面図)である。
この実施例は、前述した実施例と異なって、すなわち、
長尺のティッシュペーパーを用いる代りに、短尺の1枚
1枚に切離されているティッンユペーパー33を用い、
これをロープ状とする。
まず、所望の大きさに裁断されているティッシュペーパ
ー33をティッシュペーパー供給装置50から送出しロ
ーラ50a等の適宜な手段により1枚ずつ送出す。送出
されたティッシュペーパー33を、送りローラ51によ
り、ティッシュペーパー30を幅方向に絞り込むロープ
形成手段42に送り込む。この場合、ロープ形成手段4
2に次々に送り込まれるティッシュペーパー33の両端
がそれぞれ隣接するティッシュペーパー33の端部と互
いに重なり合った状態となるように、ティッシュペーパ
ー供給装置50の送出し速度及び送りローラ51の送り
速度を適当に調節する。
また、ロープ形成手段42から引取られるロープの速度
もティッシュペーパー33の端部の重なり合いを保つよ
うに適当に調節する。
このようにして隣接するティッシュペーパー33の端部
が互いに重なり合った薄帯状態で、ティッシュペーパー
33はロープ形成手段42に送り込まれ、そこで薄帯状
の幅方向に絞り込まれてロープ状となる。この場合、前
述した方法と同様にロープ形成手段42の前または後、
またはロープ形成手段42の内部において、蒸気、水、
含浸液等の適宜の水分を散布してティッシュペーパー3
0を加湿することが好ましい(第6図では、ロープ形成
手段42の内部において加湿器42aにより加湿してい
る)。特に、ロープ形成手段42の手前で加湿すること
が好ましい。
多数枚の短尺のティッシュペーパー33をロブ状とした
後は、前述した方法と同様にしてテーブル44上に堆積
する。そして、所定長または所定量堆積させたら、カッ
ター45でロープ状ティッシュペーパー33を切断して
、堆積したティッシュペーパー33を押出し手段46に
よりテーブル44からコンベア47上に移す。
次に、堆積されたティッシュペーパー33をプレス装置
52により周囲から押圧して、所望の形状、例えば直方
体、に整える。形を整えた前記ロープ状ティッシュペー
パー33を容器1に収納する。そして、前述した方法と
同様に、容器1に収納する前または収納した後に、湿潤
装置48から含浸液をティッシュペーパー33に施して
湿潤させてウェットティッシュ3とする。そして、容器
1に蓋を被せて、包装する。
第7図は本発明のウェットティッシュ包装体の製造方法
のさらに別の実施例を示す工程図(平面図)である。第
8図は折畳み手段の一実施例であり、第7図の■−■線
に沿った断面図である。
まず、ウェットティッシュ用原反ロール4oから連続し
た薄帯状のティッシュペーパー3oを引出す。次に、ミ
シン目形成装置41により所定間隔でティッシュペーパ
ー30にミシン目状の切離し用切込み31を設ける。
なお、ミシン目形成装置41を折畳み手段6゜の前に設
置する代わりに、折畳み手段60の後に設けて、折畳ん
だティッシュペーパー30i、::切離し用切込み31
を設けてもよい。また、ミシン目状切込み31を原反ロ
ール4oがら引出したティッシュペーパー30に形成す
る代りに、原反としてティッシュペーパーを巻取る前に
予めティッシュペーパー30にミシン目を設けてから、
原反ロール40として巻取るようにしてもよい。
次に、ティッシュペーパー30は送り出しローラ55に
よって折畳み手段60に送られ、折畳み手段60により
細幅のテープ状に折畳まれる。
この実施例においては、折畳み手段6oは第8図に示す
ように、ティッシュペーパー3oを挟んで上下に配置さ
れた複数枚の折畳み板61がらなる。複数枚の折畳み板
61は第7図に示すように、平面的に見て原反側では互
いの間隔が開けられており、反対側では互いの間隔が狭
められて配置される。そして、上下の折畳み板61の噛
合わせの程度が原反側から反対側に向かって徐々に深く
なるようにするのが好ましい。
このように、折畳み板61の間を通る際にティッシュペ
ーパー30は長手方向に折畳まれて(すなわち、長い薄
帯状のティッシュペーパー30の長さ方向に沿って折畳
まれ)、元の幅りよりも細幅」のテープ状となる。テー
プの幅lは元の幅りの半分以下、好ましくは1/3以下
とする。第8図に示した実施例においては、ティッシュ
ペーパー30は元の幅りの1/6の幅のテープ状に折畳
まれる。折畳まれたテープの幅は、特に限定されないが
、0.5〜8cn程度が適当である。
次に、折畳まれたティッシュペーパー30を一対のプレ
スローラ56の間を通してしつかり折目を付ける。この
場合、プレスローラ56の前または後において、加湿器
42gにより蒸気、水、含浸液等の適宜の水分を散布し
てティッシュペーパー30を加湿することが好ましい。
加湿すると、ティッシュペーパー30の折目が維持され
、テープ状とした状態がそのまま維持され易い。
なお、ティッシュペーパー30をテープ状にする折畳み
手段60としては、第8図に示した実施例に限定されず
、ティッシュペーパー30長手方向に折畳めるものであ
ればどのような形態のものでもよい。
次に、テープ状のティッシュペーパー30を一旦巻き芯
57の上に巻取り、所定長または所定量巻取ったら、カ
ッター45でティッシュペーパー30を切断する。その
後に巻き芯57を抜き取って、芯無しの円筒形状とする
なお、ティッシュペーパー30を巻取る場合、テープ状
ティッシュペーパー30を巻き芯57の長さ方向に綾振
りしながら巻取ってもよいし、或は綾振りを行わないで
巻取ってもよい。また、テープ状のまま巻取ってもよい
し、或は−旦適宜形状のガイド(例えばリング状ガイド
)を通して絞ってロープ状としてから巻取ってもよい。
芯無しの円筒形状としたティッシュペーパー30をコン
ベア47上で運ばれてくる容器1の本体10に収納する
。容器1に収納する前または収納した後に、含浸液をテ
ィッシュペーパー30に施して湿潤させてウェットティ
ッシュ3とする。
そして、容器1の本体10に蓋(第7図には図示せず)
を被せて、包装する。
なお、折畳み手lR60の前後において湿潤装置48に
よりデイツシュペーパー30に含浸液を付与し且つそれ
で充分湿潤されている場合には、最終段階において含浸
液をティッシュペーパー30に付与しなくてもよい。
第9図は本発明のウェットティッシュ包装体の製造方法
の別の実施例を示す工程図(平面図)である。
この実施例は、第6図に示した実施例と同様に短尺の1
枚1枚に切離されているティッシュペーパーを用いてい
るが、第6図の方法と異なってティッシュペーパーをテ
ープ状とする。
まず、所望の大きさに裁断されているティッシュペーパ
ー33をティッシュペーパー供給装置(全体を符号50
で示した)から送出しローラ50a等の適宜な手段によ
り1枚ずつ送出す。送出されたティッシュペーパー33
を、長手方向に折畳む折畳み手段60に送り込む。
この実施例における折畳み手段60は、第9図に示すよ
うに、複数組の折畳みローラ対62.63.64からな
る。
各折畳みローラ対は、第10図(a)〜(c)に示すよ
うに、複数個の円盤65を一本の回転軸66に取り付け
て、ティッシュペーパー33を挟んで上下に配置された
一対の折畳みローラ62a、62b、63.63b、6
4a、64bからなる。
折畳みローラ対における円盤65の間隔は、第9図およ
び第10図に示すように、ティッシュペーパー33の供
給側に近い折畳みローラ対62では円盤64の互いの間
隔が開けられており、ティッシュペーパーの供給側から
離れるに従って折畳みローラ対63.64における円盤
65の互いの間隔が狭められて配置されている。
また、折畳みローラ対62における上下の円盤65の噛
合せの深さは、第10図(a)に示すように、中央では
深く、両側では浅くなっている。
折畳みローラ対63における上下の円盤65の噛合せの
深さは、第10図(b)に示すように、中央部では深く
、両側端では浅い。折畳みローラ対64における上下の
円盤65の噛合せの深さは、第10図(C)に示すよう
に、全てが深く噛合されている。
このように、折畳みローラ対62.63.64における
円盤65の間隔および噛合いの深さを変えると、ティッ
シュペーパー33に折目33bを上手に付けることがで
きる。
また、各折畳みローラ対62.63.64はティッシュ
ペーパー33の送り機能も供えている。
この場合、折畳み手段60に次々に送り込まれるティッ
シュペーパー33の両端がそれぞれ隣接するティッシュ
ペーパー33の端部と互いに重なり合った状態となるよ
うに、ティッシュペーパー供給装置50の送出し速度及
び各折畳みローラ対62.63.64の送り速度を適当
に調節する。
また、折畳み手段60から送り出されたティッンユベー
バー33は一対のプレスローラ56により引取られ、し
っかり折目を付けられる。このプレスローラ56のテー
プ引取り速度もティッシュペーパー33の端部の重なり
合いを保つように適当に1週節する。
このようにして隣接するティッシュペーパー3の端部が
互いに重なり合った薄帯状態で、ティッシュペーパー3
3は折畳み手段60に送り込まれ、そこで薄帯状の長手
方向に折畳まれてテープ状となる。この場合、前述した
方法と同様に折畳み手段60の前または後、または折畳
み手段60の箇所において、加湿器42aにより蒸気、
水、含浸液等の適宜の水分を散布してティッンユペーパ
ー33を加湿することが好ましい。
多数枚の短尺のティッシュペーパー33をテープ状とし
た後は、支点67aのまわりに左右に首振り運動するガ
イド67を通して、容器1内に堆積させる。或は、第2
図または第6図に示した実施例について説明した方法と
同様にしてテーブル44上に堆積してもよい。そして、
所定長または所定量堆積させたら、カッター(図示せず
)でテープ状ティッシュペーパー33を切断する。容器
1に収納する前または収納した後に、湿潤装置48によ
り含浸液をティッシュペーパー33に施して湿潤させて
ウェットティッシュ3とする。そして、容器1に蓋を被
せて、包装する。
第11図は本発明の包装体の別の実施例を示す一部破断
斜視図である。
この実施例においては、ロープ状またはテープ状のウェ
ットティッシュ3は直方体の形状に整形され、四角い容
器1に収納されている。
この容器1は、底が開いた直方体形状の本体10と、本
体の底を密閉する底部材15とから構成される。容器本
体10の天井部のほぼ中央には凹部16が設けられ、こ
の凹部16の底面17にはロープ状またはテープ状のウ
ェットティッシュ3を引出すための取出し口12がある
。また、本体10の天井部には凹部16を繰返し開封・
密1、I可能な開閉蓋14か設けられている。
容器本体]0は、合成樹脂をブロー成形や直空成形して
、四部を一体的に形成して製造すればよい。この場合、
容器の厚みを比較的薄くすることが好ましく、もし、全
体的に厚みがある場合は凹部16の底面17たけても薄
くするとよい。
開閉蓋14は繰返し開封・密封できればとのようなもの
でもよい。また、開閉蓋14の一端を適宜の方法(例え
ば接着剤、ヒートシール等)で本体10に固着すること
が好ましい。
第11図に示した開閉蓋14は、液密性シートを用いて
、その片面に感圧接着剤14aを塗布したものであり、
製造上簡便である。感圧接着剤1、4 aは開閉蓋14
の全面に塗布してもよいが、使用時に引出されたウェッ
トティッシュ3が感圧接着剤14aに付着しないように
するために、感圧接着剤14aを開閉蓋14の周縁部に
のみ塗布したり、或は第11図に示すように、感圧接着
剤1、4 aを開閉蓋14に全面的に塗布すると共に、
四部16に対応する箇所にシート片14bを貼り付けた
りすることが好ましい。
前述のような構造の容器本体10に、ロープ状またはテ
ープ状のウェットティッシュ3を底から内部に入れて収
納した後に、底部材15を取付ける。底部材15は容器
本体10を密封できれば、その(イ質、構造は特に限定
されない。例えば、底部相15としてi(K密性のシー
トを用い、接骨剤やヒートシールにより容器本体10の
底面に固着する。
このように底部材15を固着した場合は、第1図に示し
た実施例のように蓋部4411を開けてウェットティッ
シュ3を取出すことができないので、凹部16の底面1
7に設けられる取出し1コ12は、指先か入り且つ引出
されたロープ状またはテープ状のウェットティッシュ3
を把持てきるような形状とする。例えば、第11図に示
すように、取出し口12を小孔]、 2 aと小孔12
aから延びる数本のスリット12bとから構成する。
最初の使用時に取出し口12に指先を挿入すると、スリ
ット1.2 bがあるために底面17が撓んで押し広げ
られ、容器内部に収納されたウェットティッシュ3を摘
み出すことかでき、そして摘み出されたウェットティッ
シュ3は小孔12aの箇所で次のウェットティッシュ3
と切離されるか(長尺のウェットティッシュの場合)、
または分離される(短尺のウェブ]・ティッシュの場合
)。
このようにウェットティッシュ3を引出す際に、同時に
次回使用分のウェットティッシュ3の一部か一緒に引出
され、その部分が取I41シロ12から僅かに引出され
た状態て小孔1.2 aて把持される。
引出されて小孔]、 2 a i;I V4持されたウ
ェットティッシュ3の部分は四部16内に収容できるの
で、開閉ff114を容器]の天井部に貼着すると、容
器1は再び密ト(状態となる。
第12図は本発明の包装体の他の実施例を示す斜視図で
ある。
この実施例における包装体は柔軟なシートから形成され
たビロータイプの封入袋(すなわち容器)1と、この封
入袋1の中に収納された、封入袋1よりもやや硬い+4
14からなるトレイ部材2と、ロープ状またはテープ状
のウェットティッシュ3〔第12図では雨音とも点線で
示している〕とからなる。
1・1人袋1はロープ状またはテープ状のウェットティ
ッシュ3を取出すための取出し口12およびこの取出し
口12を覆う開閉蓋14を備えており、従来公知の携帯
用ウェットティッシュ月人袋と同様の構造のものを用い
ることかできる。
袋体本体10を構成する柔軟なシートとしては、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド、
ポリ塩化ビニル等の合成樹脂シートの111材かまたは
複合材、あるいは、これら合成樹脂シートとアルミフォ
イル、紙等とを張合わせた;焦合シートを用いればよい
なお、袋体本体]0を構成するシートは収納するロープ
状またはテープ状のティッシュ3に含浸させた液体に応
じて気密性や液密性のものを使用すればよい。例えば、
揮散性の強い香料等が含浸液に含まれる場合は、液密性
だけでなく気密性をも有するシートを用いるのか好まし
い。
第12図に示した実施例では、封入袋1の開閉蓋14は
袋体本体10とは別体のシート片である。
開閉蓋14の材質は袋体本体10と同様の液密性シート
を用いる。この実栴例では袋体本体10のシートおよび
開閉蓋14のシートは共に液密性シートである。
開閉蓋14は、その片面(袋体本体10に接する側の而
)に、摘み部1.4 cを残して、ポリエステル系、ア
クリル系、ゴム系なとの感圧接着剤14bが塗布されて
おり、袋体本体10に形成された取出し口12または取
出し口12を形成するための切離し用切込みを覆って、
繰返し開閉可能に袋体本体10に貼着される。開閉蓋1
4の摘み部14cと反t=j側の端部14dは、ヒート
シールまたは接着剤等により袋体本体10に固着するか
、開閉蓋14の両側辺からスリットを入れてスリットか
ら先の部分が剥離しないようにすることが好ましい。
袋体本体10に設けられる取出し口12は濱円形、円形
、長方形、菱形等適宜の形状とする。また、取出し口1
2を切離し用切込みにより形成する場合、切離し用切込
みは、例えば袋体本体10の平面においてミシン目状で
ある切込みや袋体本体10を構成するシート材を厚み方
向に切断した断面においてシート材の外側面から内側面
の近傍に向けて断面V字状である切込みとし、この切込
みが袋体本体10の平面において楕円形などの閉ループ
やU字形のような開ループを描いて袋体本体]0に形成
されている。
そして、ウェットティッシュ3を使用するために開閉M
14を最初に開封する際に閉ループまたは開ループに囲
まれた部分14eが袋体本体10から切離されて開閉蓋
14に貼着したままとなり、切離された跡が取出し口1
2となる。
第12図に示すように、トレイ部材2は封入袋1の内部
に収納され、封入袋1の頂面(取出し口12や開閉蓋1
4を設けた側の面、すなわち、底面と反対側の面)とロ
ープ状またはテープ状のウェットティッシュ3との間に
位置している。
トレイ部材2は平坦な又はほぼ平坦な頂面部21とこの
頂面部21のほぼ中央に設けられた四部22とを有して
いる。好ましくは、頂面部21の外周に側壁23を設け
る。凹部22の底面24にはロープ状またはテープ状の
ウェットティッシュ3を引出すための取出し口25があ
る。トレイ部材2における取出し口25は、第11図に
示した実施例における四部16の取出し口12と同様に
、指先が入り且つ引出されたロープ状またはテープ状の
ウェットティッシュ3を保持できるような任意の形状で
ある。
第12図に示した包装体においては、最初の使用時に開
閉蓋14を開けると、取出し口12の直下にトレイ部材
12の凹#22があり、トレイ部材2の取出し口25か
ら指先を封入袋1内に挿入して、内部に収納されたウェ
ットティッシュ3を摘み出す。第11図の実施例に関し
て説明したのと同様に、次回使用する分のロープ状また
はテープ状のウェットティッシュ3の端部が使用分のウ
ェットティッシュ3と共に引出され、この端部が取出し
口25で把持される。そして、再び開閉蓋14を封入袋
1に貼着すると、封入袋1か密封状態となる。
第12図に示した実施例では、容器1が柔軟なシート材
料から作られた封入袋1であるので、容器1が変形可能
であり、内部に収納されたウェブ]・ティッシュ3の量
が使用につれて減った場合は、封入袋1は平らになるこ
とができる。従って、もし次回分のロープ状またはテー
プ状のウェットティッシュ3が上手にトレイ部材2の取
出し口25から引出せなかった場合にも、ウェットティ
ッシュ3の残量に関係なく、常に簡単にウェットティッ
シュ3を取出し口25から摘み出すことができる。
なお、前述した実施例では封入袋1はビロータイプであ
ると説明したが、柔軟なシート材料から作られる封入袋
はビロータイプに限られることなく、三方シールタイプ
やチューブの両端をシールしたもの等としてもよい。こ
れらの場合、第12図の実施例と同様に感圧接着剤を塗
布したシート状開閉蓋を設けたり、ウェットティッシュ
3を把持てきる取出し口を有するトレイ部材を封入袋内
部に入れたりすることが好ましい。例えば、柔軟な液密
性のシートからなるチューブの一端をシールして袋状と
し、円筒状に堆積させたウェットティッシュを袋の中に
入れ、その上にトレイ部材を載せ(或はトレイ部材を入
れてからウェットティッシュを収納し)、袋の開口して
いる端部をシールして、本発明の包装体とすることがで
きる。この場合も、チューブの一方の端部(]・レイ部
材が位置する側)付近に取出し口および開閉蓋を予めウ
ェットティッシュを収納する以前に設けておくとよい。
第13図は本発明の包装体の更に別の実施例を示す斜視
図である。
この実施例において、容器1は本体10と蓋部材11と
からなり、本体10にロープ状またはテープ状のウェッ
トティッシュ3の取出し口12および開閉蓋14が設け
られている。また、壁等に掛けられるように取付は穴1
9aを設けた取付け部1.9が本体1oに設けられてい
る。蓋部材11が取外し可能であり、蓋部材を開ければ
容器内部に収納されたウェットティッシュ3に常に自由
に接近できるので、容器本体1oは変形可能でなくても
よく、深さが深くてもよい。
本発明の包装体は前述の実施例に限定されるものではな
く、特に容器1は液密性で、密封可能であれば、どのよ
うな(R造、形状、材質であってもよい。
(発明の効果〕 本発明によれば、湿潤状態のティッンユペ〜バをロープ
状またはテープ状としてから容器内に収納しているので
、容器の大きさによりウェットティッシュの大きさが制
限されることなく、また、ウェットティッシュの大きさ
により容器の大きさが制限されることもない。更に、収
納するウェットティッシュの分量もウェットティッシュ
の大きさにより制限されることなく、容器の大きさを変
えることにより自由に調節できる。
従って、任意の形状、構造、寸法の容器に、任意の大き
さのウェットティッシュを所望の分量収納したウェット
ティッシュ包装体とすることができる。
また、本発明によれば、ウェットティッシュをロープ状
またはテープ状としているので、使用時に容器からウェ
ットティッシュを余分に摘み出すことなく、簡単に1枚
1枚取出すことができ、しかも、最後まで容器から上手
に引出すことができる。従って、ウェットティッシュを
無駄にすることがない。
特に、ウェットティッシュをロープ状とした場合は、取
出したウェットティッシュを容易に広げることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の包装体の一実施例を示す一部破断斜視
図、第2図は本発明のウェットティッシュ包装体の製造
方法の一実施例を示す工程図であり、一部は平面図、一
部は側面図となっている。 第3図は本発明に用いる長尺の薄帯状ティッシュペーパ
ーを示す平面図、第4図は本発明に用いる短尺のティッ
シュペーパーの重ね合わせ状態を示す斜視図、第5図(
a)はロープ状ウェットティッシュの堆積の軌跡の一実
施例を示す平面図、5図(b)は第5図(a)の軌跡を
描くためのチュブ状ガイドとテーブルの配置および運動
を表す説明する平面図、第6図は本発明のウェットティ
ッシュ包装体の製造方法の別の実施例を示す側面図、第
7図は本発明のウェットティッシュ包装体の製造方法の
更に別の実施例を示す平面図、第8図は第7図の■−■
線に沿った断面図、第9図は本発明のウェットティッシ
ュ包装体の製造方法の別の実施例を示す平面図、第10
図(a)、(b)および(C)は各折畳みローラ対を示
し、それぞれ第9図のXaSXb、Xc矢視親図第11
図は本発明の包装体の別の実施例を示す一部破断斜視図
、第12図は本発明の包装体の他の実施例を示す斜視図
、第13図は本発明の包装体の更に別の実施例を示す斜
視図である。 1・・・容器、      2・・・l・レイ部材、3
・・・ウェットティッシュ、 10・・・容器本体(袋体本体)、 ]1・・・蓋部材、     12・・・取出し口、1
4・・・開閉蓋、     15・・・底部材、16・
・・凹部、     17・・・底面、21・・・トレ
イ部材の項面部、 22・・・トレイ部材の四部、 25・・・トレイ部材の取出し口、 30・・・長尺のティッシュペーパ ー1・・・ミシン目、 33・・・短尺のデイツシュペーパー 33b・・・短尺のティッシュペーパーノ折目、40・
・・原反ロール、  41・・ミシン目形成装置、42
・・・ロープ形成手段、42a・・・加湿器、43・・
・チューブ状ガイド、 44・・・テーブル、    45・・・カッター46
・・・押出し手段、  47・・・コンベア、48・・
・湿潤装置、 50・・・ティッシュペーパー供給装置、51・・・送
りローラ、   52・・・整形手段、56・・・プレ
スローラ、 57・・・巻き芯、60・・・折畳み手段
、 62. 63. 64 ・ ・・・折畳み板、 折畳みローラ対 ・・円盤。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、液体を含浸したティッシュペーパーと該ティッシュ
    ペーパーを収納した容器からなる包装体において、前記
    湿潤状態のティッシュペーパーがロープ状またはテープ
    状となって容器内に収納されていることを特徴とするウ
    ェットティッシュ包装体。 2、ロープ状またはテープ状のティッシュペーパーが連
    続した薄帯状物であり、所定間隔で切離し用ミシン目が
    設けられていることを特徴とする請求項1記載のウェッ
    トティッシュ包装体。 3、ロープ状またはテープ状のティッシュペーパーが多
    数枚の短尺のティッシュペーパーからなり、該短尺のテ
    ィッシュペーパーは隣接するティッシュペーパーと互い
    に一部が重なり合った状態で長いロープ状またはテープ
    状となっていることを特徴とする請求項1記載のウェッ
    トティッシュ包装体。 4、前記容器が筒体である請求項1〜3のいずれか1項
    に記載のウェットティッシュ包装体。 5、前記容器が柔軟な液密性のシートからなる封入袋で
    ある請求項1〜3のいずれか1項に記載のウェットティ
    ッシュ包装体。 6、前記容器が箱体である請求項1〜3のいずれか1項
    に記載のウェットティッシュ包装体。 7、長尺の薄帯状のティッシュペーパーを幅方向に絞っ
    てロープ状とした後、容器に収納し、前記ティッシュペ
    ーパーを容器に収納する前又は収納した後に湿潤させる
    ことを特徴とするウェットティッシュ包装体の製造方法
    。 8、多数の短尺のティッシュペーパーを、隣接するティ
    ッシュペーパーの一部が互いに重なり合うように置いて
    薄帯状とし、これを幅方向に絞ってロープ状とした後、
    容器に収納し、前記ティッシュペーパーを容器に収納す
    る前又は収納した後に湿潤させることを特徴とするウェ
    ットティッシュ包装体の製造方法。 9、長尺の薄帯状のティッシュペーパーを長手方向に折
    ってテープ状とした後、容器に収納し、前記ティッシュ
    ペーパーを容器に収納する前又は収納した後に湿潤させ
    ることを特徴とするウェットティッシュ包装体の製造方
    法。 10、多数の短尺のティッシュペーパーを、隣接するテ
    ィッシュペーパーの一部が互いに重なり合うように置い
    て薄帯状とし、これを長手方向に折ってテープ状とした
    後、容器に収納し、前記ティッシュペーパーを容器に収
    納する前又は収納した後に湿潤させることを特徴とする
    ウェットティッシュ包装体の製造方法。 11、ティッシュペーパーを連続的に供給する手段と、
    該ティッシュペーパーをその幅方向に収束してロープ状
    またはテープ状にする手段と、前記収束されたティッシ
    ュペーパーを長いロープ状またはテープ状のまま堆積ま
    たは巻取る手段、およびティッシュペーパーを湿潤させ
    る手段からなることを特徴とするウェットティッシュ包
    装体の製造装置。
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