JPH0225812Y2 - - Google Patents

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JPH0225812Y2
JPH0225812Y2 JP1986193575U JP19357586U JPH0225812Y2 JP H0225812 Y2 JPH0225812 Y2 JP H0225812Y2 JP 1986193575 U JP1986193575 U JP 1986193575U JP 19357586 U JP19357586 U JP 19357586U JP H0225812 Y2 JPH0225812 Y2 JP H0225812Y2
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bobbin
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slightly
wall thickness
press
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06BTREATING TEXTILE MATERIALS USING LIQUIDS, GASES OR VAPOURS
    • D06B23/00Component parts, details, or accessories of apparatus or machines, specially adapted for the treating of textile materials, not restricted to a particular kind of apparatus, provided for in groups D06B1/00 - D06B21/00
    • D06B23/04Carriers or supports for textile materials to be treated
    • D06B23/042Perforated supports

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は主として合成繊維糸の染色、熱処理等
に使用するためのボビンに係り、詳しくはブロー
成形によつて成形され、圧縮時における糸噛み込
みによる糸むら発生を阻止した糸処理用プレスボ
ビンに関するものである。
(従来の技術) 合成繊維糸の染色等に際し軸線方向に圧縮可能
なボビンを用いることは広く知られており、実公
昭55−54692号公報、実公昭56−55172号公報など
を始めとして数多くのプレスボビンが提案されて
いる。
ところで、従来、前記の如きプレスボビンは通
常、射出成形によつて作られており、ボビンの筒
壁は自由に変更可能であり、圧縮を可能ならしめ
るため前記公報で開示された如く軸線方向に収縮
能の異なる部分を配するか、軸線方向の枠を波状
あるいはコ字状屈曲形状にするなど種々の形状に
合わせた金型が使用されて来た。
しかし、射出成形はそのための金型の製作が複
雑であり、ことにボビン外周の筒壁を形成するリ
ング状枠や縦枠を種々変更し、その都度、製作す
ることは経済的に極めて不利である。
そこで、射出成形に代わる手段としてブロー成
形によりボビン筒壁を成形することが検討されて
来た。
第6図は最も代表的に考えられるブロー成形に
よるプレスボビンの例であり、押出機によつて成
形されたパリソンを所要形状の金型ではさんでパ
リソン内へ空気を送りふくらませることによつて
金型内に密着させボビン筒壁1を軸線方向に凹凸
を有するように成形し、外方へ凸出した部分2に
液流通孔3を穿設して構成されているが、このよ
うなプレスボビンは、圧縮時、液流通孔を有する
部分が屈曲し液流通孔が閉鎖されて均一な液流通
が難しく、染むらの原因となる。
一方、プレスボビンを用い糸処理するときの大
きな問題は圧縮に際し、屈曲部が内方へ出てその
ために糸層内面の糸がプレスされたボビンに噛み
込んで染むらを生ずることである。
従来の射出成形によりプレスボビンは肉厚を自
由に変更できる関係で屈曲に適切なような肉厚が
選定され製作されて来たが、その殆どは屈曲部が
内方へ出るものであり、糸層内面の糸の噛み込み
を防止するには適当ではなかつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は上述の如き実状に立脚し、これに対処
してブロー成形によるプレスボビンの成形を図
り、その形状に着目して液流通の均一化を確保
し、併せて糸層内面の糸のボビンへの噛み込みを
防止することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 即ち、上記目的を達成する本考案の特徴とする
ところは、先ず第1に本考案ボビンを合成樹脂の
ブロー成形によつて成形することである。
従つて、合成樹脂筒体よりなるボビンの筒壁は
ボビン軸線方向において周方向にわたる肉厚の稍
小なる帯域と肉厚の稍大なる帯域を交互に多数有
するよう形成されていると共に、ボビン軸線方向
に沿う断面において前記肉厚の小なる帯域を凸部
分とする多数の凹凸が形成されている。
そして、上記周方向にわたる肉厚の稍大なる帯
域には多数の液流通孔が周方向にわたつて適宜間
隔で設けられており、更にボビンを軸線方向に加
圧するとき、該ボビンは肉厚の稍小なる帯域がU
状屈曲形状で外方へ突出しボビンを軸線方向に圧
縮し得る構成となつている。
なお、上記構成において肉厚の稍小なる帯域の
外方への突出をより促すため肉厚の稍大なる帯域
に軸線方向に延びるリブを形成するなど、補強部
を設けることが効果的である。
(作用) 上記の如き構成からなる本考案ボビンによれば
糸処理に際しその外面に糸を巻き圧縮するとき第
1図ハに2点鎖線で示すように肉厚の小なる凸部
がU字状に折り畳まれてその部分が外方に突出
し、糸層内面を突出部で支持して糸を噛み込ませ
ることなくボビン軸線方向に収縮させ巻き取つた
糸の張力を吸収緩和する。
そして、外方へ突出した凸部の間に液流通孔が
位置し、ボビン内部を上昇又は下降して来る処理
液を回流通孔を通じて流通させ、糸層に均一良好
な処理を付与する。
(実施例) 以下、更に添付図面を参照し、本考案の実施例
を説明する。
第1図イ,ロは本考案ボビンの1例であり、図
においてAはボビン全体を示し、1はボビン本体
を形成する筒体の筒壁である。筒壁1はその軸線
方向に沿い凹部4と凸部2が交互に形成されてお
り、図において凹部4に液流通孔3が周方向に適
宜間隔をもつて設けられている。
ここで、筒壁1は合成樹脂のブロー成形によつ
て成形され、前記凹部4と凸部2は周方向にわた
る環状帯域となり、凸出した環状帯域の凸部2は
凹部4帯域に比し、肉厚が稍小となつている。例
えば凹部4の帯域の平担部分が0.6mmの肉厚であ
れば凸部2の帯域は約0.4mm位である。そして凸
部2は軸線方向への加圧に際し、曲がりを望む部
分aにはアールを付け、曲がつて欲しくない部分
bは平担にし、必要に応じて補強リブ5などの補
強部を設けている。
図においては、この補強リブは軸線方向に4個
所が示される状態であるが、別段、その個所は4
個所に限ることなく適宜、設ければよく、又特に
設けることも必須ではない。
かくして、叙上の如き構成のボビンに軸線方向
の圧縮を加えるときは、ハ図に示すように肉厚の
稍小なる凸部2が外方に突出し、曲がりを望まな
い凹部4は僅かに弯曲する程度でボビンは軸線方
向に圧縮され、液流通は何ら妨げられることなく
糸張力を緩和して液処理が実施される。
なお、圧縮の際の変形は液流通孔の孔の大き
さ、数によつても調節可能である。
又、ボビンの上端1aと下端1bを夫々互いに
嵌合可能な構造としておけば上下に連続して装着
使用するのに好適である。
第2図乃至第5図は本考案プレスボビンの他の
変形実施例であり、何れもブロー成形によつて成
形され、第2図に最も簡単な構造でブロー成形に
よる筒壁1の比較的肉厚の稍大なる凹部帯域に液
流通孔3を周方向に分配して所要数、設けること
によつて構成されている。
この場合は同じくハ図に示す如く凸部2が外方
に突出してボビンが収縮される。
第3図は内外面を略面一な仮想円筒面となるよ
うなしたもので、液流通孔3が設けられた帯域は
屈曲を望まない部分として補強リブ5による補強
構造が施されている。
このものも、ブロー成形により成形され、液流
通孔3の存在しない周方向にわたる帯域は液流通
孔3のある帯域に比し稍肉厚は薄くなつており、
軸線方向へ加圧するときはハ図の如く同部分が外
方へ突出した状態を呈する。
又、第4図は前記第2図と第3図に夫々図示し
た周方向にわたる環状帯域の凸部2と液流通孔3
を有する凹部4の帯域における補強リブ5による
補強構造の両者併用であり、加圧時、曲がつて欲
しい部分を曲がり易くし、一方、曲がつて欲しく
ない部分を曲がらないように補強した場合であ
る。
更に第5図は上記第4図の構成において補強構
造に改良を加えたもので、軸線方向の互いに隣接
した両凸部2間にわたりV状に屈曲した補強リブ
5′を液流通孔3の間において設けている。
この場合も亦、凸部2の外方への突出は容易と
なり、前記夫々の場合と同様、ボビン外面に巻か
れた糸層の内面糸の噛み込みを防止することがで
きる。
以上は本考案プレスボビンに関する種々の実施
態様であるが、勿論、本考案はこれらに限られる
ものではなく、上記の目的を逸脱しない限り種々
の変形が可能である。
そして、何れのものにおいてもブロー成形によ
つて成形されることは云うまでもない。
かくして、本考案プレスボビンは従来のプレス
ボビンと同様に使用し、より一層の均一処理と糸
の噛み込み防止を達成することができる。
(考案の効果) 本考案は以上のように合成樹脂のブロー成形に
よつて成形された筒体よりなる合成樹脂製のプレ
スボビンであり、軸線方向に沿つて周方向にわた
る肉厚の稍小なる環状帯域と肉厚の稍大なる環状
帯域を交互に形成すると共に、その肉厚の稍小な
る帯域を凸状にして軸線方向にわたる断面で凹凸
を形成せしめ、その凹部帯域に液流通孔を設け、
かつ、軸線方向に加圧したとき肉厚の稍小なる凸
部帯域を外方へ突出せしめ得る如く構成したもの
であるから、糸処理に際し、ボビンを軸線方向に
加圧したときには、肉厚の稍小なる凸部帯域によ
つて外方へ突出が容易であり、従つて、加圧によ
る圧縮に際してもボビン外周に糸層の内面糸を噛
み込むおそれはなく、プレスボビンの大きな問題
である糸の噛み込みを防ぎ、これによつて生起さ
れる染むら等を防止することができると共に、圧
縮時、凹部帯域に液流通孔が位置することから、
液の流通は妨げられることなく均一な流通が可能
で均一処理を達成する上に極めて顕著な効果を有
する。
又、本考案は前述の如くブロー成形により成形
されるので、射出成形における如き複雑な金型の
必要はなく、成形が簡単で製作コストを著しく低
廉ならしめる経済的効用を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図イ,ロ,ハは本考案プレスボビンの1例
を示す図で、イは一部を断面で示す正面図、ロは
底面図、ハは圧縮時の状態を示す説明図である。
第2図,第3図,第4図及び第5図は夫々、本考
案プレスボビンの他の実施例を示す図で、何れも
イは一部断面正面図、ロは半部底面図、ハは圧縮
状態説明図である。第6図は参考例を示す図で、
イは一部断面正面図、ロはX−X矢視方向半部断
面図である。 A……ボビン、1……ボビン筒壁、2……凸部
(肉厚の稍小なる帯域)、3……液流通孔、4……
凹部(肉厚の稍大なる帯域)、5……補強リブ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 合成樹脂筒体よりなるボビン本体の該筒壁に
    多数の液流通孔を設けた合成樹脂製ボビンであ
    つて、該ボビンの前記筒壁は合成樹脂のブロー
    成形によつて成形され、ボビン軸線方向におい
    て周方向にわたる肉厚の稍小なる帯域と、肉厚
    の稍大なる帯域を交互に多数有すると共に、ボ
    ビン軸線方向に沿う断面において前記肉厚の稍
    小なる帯域を凸部とする凹凸が形成されてな
    り、かつ周方向にわたる前記肉厚の稍大なる帯
    域には前記多数の液流通孔が設けられていて軸
    線方向にボビンを加圧するとき、肉厚の稍小な
    る帯域がU状屈曲をなして外方に突出し、ボビ
    ンを軸線方向に圧縮可能であることを特徴とす
    る糸処理用プレスボビン。 2 ボビンの周方向にわたる肉厚の稍大なる帯域
    にボビンの圧縮を阻止する補強部が軸線方向に
    沿つて複数列設けられている実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の糸処理用プレスボビン。
JP1986193575U 1986-12-15 1986-12-15 Expired JPH0225812Y2 (ja)

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AU72793/87A AU575748B2 (en) 1986-12-15 1987-05-13 Compressible bobbin
US07/050,797 US4720057A (en) 1986-12-15 1987-05-15 Press bobbin for yarn treatment
CA000537487A CA1298576C (en) 1986-12-15 1987-05-20 Press bobbin for yarn treatment
EP87305434A EP0271971B1 (en) 1986-12-15 1987-06-18 Press bobbin for yarn treatment
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