JPH0225765A - ギャップレス・アレスタの異常検知法 - Google Patents

ギャップレス・アレスタの異常検知法

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JPH0225765A
JPH0225765A JP17678188A JP17678188A JPH0225765A JP H0225765 A JPH0225765 A JP H0225765A JP 17678188 A JP17678188 A JP 17678188A JP 17678188 A JP17678188 A JP 17678188A JP H0225765 A JPH0225765 A JP H0225765A
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JP
Japan
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deterioration
gapless arrester
gapless
arrester
abnormality
Prior art date
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JP17678188A
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Mitsugi Manabe
真鍋 貢
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Hitachi Cable Ltd
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Hitachi Cable Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、電カケープルの防食層の保護に使用される
ギャップレス・アレスタの異常検知法に関するものであ
る。
[従来の技術] 地中に埋設される電カケープルには特に絶縁強度が要求
されている。その理由は地中では充分な空間が得られな
いことにある。そこで、地中に埋設される電カケープル
の多くには外面を合成樹脂により被覆し、内部に高圧の
絶縁ガスあるいは絶縁油を充填した金属外被内に絶縁導
体を挿入する構造が採用されている。
このような構造の電カケープルにおいて、腐食または電
食等によりその金属外被に破損が生じると、内部の高圧
の絶縁ガスあるいは絶縁油が漏出し絶縁強度が低下し、
不測の事故に繋がることになる。このため金属外被の外
面には合成樹脂が被覆され防食能が高められている。
しかし、一般に電カケープルの接続部あるいは終端部で
は、金属外被に流れる電流による回路損を低減させるた
め、その金属外被と金属外被あるいは金属外被と終端箱
外箱とは絶縁筒により電気的に絶縁されて係合されてい
る。
ところが、上記のように各金属外被を絶縁し電気的に浮
動状憩にすると、金属外被の端部が思わぬ高電位となっ
たりサージが侵入し周辺の設備に影響するばかりか、各
金属外被を絶縁する防食層を破壊することがあるため、
サージを吸収する防食層保護装置(以下、ギャップレス
・アレスタと称する)が金属外被端部に設置されている
第3図を参照して、ギャップレス・アレスタの使用例を
より具体的に説明する。第3図(a)は電カケープルの
終端処理の様子を現している。符号2は電カケープルで
あり、図面には防食されるべき金属外被のみが示されて
いる(以下、2をケーブル防食層と称する)。なお、図
面に現れない導体部は終端箱4を経て他の電気設備に接
続されている。
終端箱4の外箱が接地されているなめ、ケーブルの金属
外被と終端箱外箱とは金属外被間絶縁筒3により絶縁さ
れている。しかし、ケーブル防食層2に繰り返しあるい
は高エネルギーのサージが襲来すると、この金属外被間
絶縁筒3の絶縁が破壊されたり、ケーブル防食層2その
ものも防食能が低下するので、金属外被間絶縁筒3およ
びケーブル防食層2の保護のためにギャップレス・アレ
スタ1が使用されている。このギャップレス・アレスタ
1は後記するが常時は高抵抗であり、サージに対しては
低抵抗となる特性を備えるものである。
また、第3図(b)は電カケープル間の接続処理の様子
を現している。電カケープル間の接続は専用の絶縁接続
箱5によって行われ、各ケーブルの金属外被は絶縁接続
箱5の絶縁筒6により絶縁されている。さらに絶縁筒6
およびケーブル防食層2の保護のためケーブルの金属外
被はギャップレス・アレスタ1により接地されている。
上記のように使用されるギャップレス・アレスタ1は第
4図に図示する構造を備えるものである。同図において
、7は高圧側端子、8は高圧側電極板、9は酸化亜鉛素
子、10は接地側電極板、11はスプリング、12は下
部金具、13は放圧孔、14は放圧板、15は磁器外箱
である。
酸化亜鉛素子9は常時は高抵抗であり、サージに対して
は低抵抗となる特性を有するが、サージが繰り返される
ことによりあるいは高エネルギーのサージにより劣化し
あるいは破壊され高圧のガスを放出する。この高圧のガ
スにより磁器碍子により形成される外箱15が破裂飛散
しないように、下部金具12に放圧孔13が設けられ、
内部保護のために放圧板14により塞がれている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、ギャップレス・アレスタ1の劣化あるいは破
壊は、前記したようにケーブル防食層2の劣化、したが
って重大な事故に直結するものであるが、ギャップレス
・アレスタの構造上その劣化あるいは破壊を外観より確
認することはできず、充分な保守管理が行えないという
問題がある。すなわち、従来のギャップレス・アレスタ
の保守管理には当該線路を停止し、ギャップレス・アレ
スタ1を取り外し、絶縁抵抗または動作開始電圧を測定
し、異常の有無を判断するという煩雑な手続きが必要で
ある。さらには、キャップレス・アレスタ1の取り付は
端子にも防食処理が行われており、復旧に際し再度防食
処理を行わねばならない点も障害となっている。
この発明は、このような点に鑑みなされたもので、線路
停止を行うことなく、またギャップレス・アレスタを線
路より取り外すことなく、その異常検知を行う法を提供
することにあり、さらには遠隔集中管理が可能な異常検
知法を提供することにある。
[課題を解決するための手段および作用]この発明は、
ギャップレス・アレスタの放圧孔にスリット入りの薄い
プラスチック板に金属箔を貼り付けてなる劣化検知手段
3設け、ギャップレス・アレスタの劣化若しくは破壊に
より生ずる高圧ガスにより前記劣化検知手段の金属箔を
切断し、もって電気信号としてギャップレス・アレスタ
の劣化あるいは破壊を検知することにより、ギャップレ
ス・アレスタを遠隔集中保守管理可能にするものである
。また、ギャップレス・アレスタの劣化若しくは破壊に
より生ずる光、温度を赤外線センサにより検知すること
により、ギャップレス・アレスタを遠隔集中保守管理可
能にするものでもある。
[実施例コ 第1図および第2図を参照してこの発明の詳細な説明す
る。第1図はこの発明を実施したギャップレス・アレス
タの部分図であり、第2図(a)はギャップレス・アレ
スタに付加される劣化検知手段の一例の横面図であり、
第2図(b)はその正面図である。
初めに劣化検知手段18について説明する。第2図にお
いて、プラスチック板19の中央部にはスリット21が
設けられ、アルミ箔等の金属箔20が前記スリット21
を塞ぐように形成されている。なお、プラスチック板1
9が酸化亜鉛素子9の蒸発による放出ガス圧により破壊
される強度に設計されている場合には、スリット21は
特に必要でなく、金属箔20を印刷配線手段により形成
することが可能となる。また、プラスチック板19は第
4区の放圧板14の転用も可能である。
そして、金属箔20の両端からは金属箔20の切断を検
知する信号ケーブル22が引き出されている。
このような構造の劣化検知手段18をギャップレス・ア
レスタ1に取り付けるため、ギャップレス・アレスタ1
の下部構造は僅かに変更されている。
第1図にしたがいその取り付けの一例を説明する。同国
において、符号13は下部金具12に穿設された放圧孔
であり、前記した第4図の放圧孔13に対応するもので
ある。その下部には劣化検知手段18の取り付けのため
の絶縁板16が設けられている。劣化検知手段18は螺
合その他適宜の手段により前記絶縁板16に取り付けら
れ、信号ケーブル22の引き出し部を押さえ板18が覆
っている。
以上の構造を有するギャップレス・アレスタは、その酸
化亜鉛素子9が劣化あるいは破壊されると、温度上昇に
より生ずるガスが放出孔13より吹き出し、このガス圧
により劣化検知手段18のプラスチック板19を押し広
げ、破壊することによりプラスチック板19に貼り付け
た金属箔20を切断するものであり、もって電気的にギ
ャップレス・アレスタ1の劣化を検知できるものである
以上、放出ガス圧による金属箔切断を原理とする劣化検
知手段を例に説明したが、劣化検知手段はこの他、例え
ばギャップレス・アレスタ1の酸化亜鉛素子9が劣化あ
るいは破壊されるときに発生する熱および光を赤外線と
して検知することによっても実現可能である。
[発明の効果] この発明は、線路停止を行うことなく、またギャップレ
ス・アレスタを線路より取り外すことなく容易にその異
常検知を行うことができると共に、電気的に異常検知を
行うことができるため遠隔集中管理に好適である。
【図面の簡単な説明】
示す略図、第4図は従来のギャップレス・アレスタの内
部構造図である。 1・・・・ギャップレス・アレスタ 1つ・・・プラスチック板 20・・・アルミ箔 21・・・スリット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ギャップレス・アレスタの劣化若しくは破壊によ
    る物理変化に基づき劣化検知手段を作動させ、ギャップ
    レス・アレスタの劣化を電気信号として得ることを特徴
    とするギャップレス・アレスタの異常検知法。
  2. (2)前記劣化検知手段がスリット入りの薄いプラスチ
    ック板に金属箔を貼り付けてなるセンサであることを特
    徴とする請求項1記載のギャップレス・アレスタの異常
    検知法。
  3. (3)前記劣化検知手段が赤外線センサであることを特
    徴とする請求項1記載のギャップレス・アレスタの異常
    検知法。
JP63176781A 1988-07-15 1988-07-15 ギャップレス・アレスタの異常検知法 Expired - Lifetime JPH0636003B2 (ja)

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JP63176781A JPH0636003B2 (ja) 1988-07-15 1988-07-15 ギャップレス・アレスタの異常検知法

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Publication Number Publication Date
JPH0225765A true JPH0225765A (ja) 1990-01-29
JPH0636003B2 JPH0636003B2 (ja) 1994-05-11

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ID=16019729

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003017429A3 (de) * 2001-08-14 2003-07-17 Bsh Bosch Siemens Hausgeraete Anordnung und verfahren zur automatischen überprüfung wenigstens einer zur elektrischen kontaktierung dienenden steckverbindung

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56131471U (ja) * 1980-03-07 1981-10-06

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