JPH0225730B2 - - Google Patents

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JPH0225730B2
JPH0225730B2 JP59102276A JP10227684A JPH0225730B2 JP H0225730 B2 JPH0225730 B2 JP H0225730B2 JP 59102276 A JP59102276 A JP 59102276A JP 10227684 A JP10227684 A JP 10227684A JP H0225730 B2 JPH0225730 B2 JP H0225730B2
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JP
Japan
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circular saw
rotation
blade
grinder
sliding
Prior art date
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JP59102276A
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JPS60249524A (ja
Inventor
Kyohiko Sasanuma
Hiroyuki Saeki
Masayoshi Saeki
Itsuji Hiramatsu
Isamu Ono
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ESU KEE NOKI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
ESU KEE NOKI SEISAKUSHO KK
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Publication date
Application filed by ESU KEE NOKI SEISAKUSHO KK filed Critical ESU KEE NOKI SEISAKUSHO KK
Priority to JP10227684A priority Critical patent/JPS60249524A/ja
Publication of JPS60249524A publication Critical patent/JPS60249524A/ja
Publication of JPH0225730B2 publication Critical patent/JPH0225730B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D63/00Dressing the tools of sawing machines or sawing devices for use in cutting any kind of material, e.g. in the manufacture of sawing tools
    • B23D63/003Saw clamping devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D63/00Dressing the tools of sawing machines or sawing devices for use in cutting any kind of material, e.g. in the manufacture of sawing tools
    • B23D63/08Sharpening the cutting edges of saw teeth
    • B23D63/12Sharpening the cutting edges of saw teeth by grinding
    • B23D63/14Sharpening circular saw blades

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Safety Devices And Accessories For Harvesting Machines (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、如何なる刃数の丸鋸であつても、使
用により摩耗し切れ味が不良となつた刃を簡単に
切れ味良好な刃に修正研磨せしめると共に、丸鋸
の外形もバランスの取れた形状に修正研磨するこ
とができる丸鋸修正研磨機に関する。
[従来の技術] 従来、第6図に示された如く、外周端部cが鋭
角状となつた複数の刃bを等間隔をおき周設した
丸鋸aを回転軸dに装着して、丸鋸aの高速回転
作用で、立植した牧草や茎稈或はその他の農作物
を能率よく切断する農作業は一般に行われて周知
であり、しかも上記の農作業を行つた際には、丸
鋸aの刃bは被切断物、土塊或は石等との衝接作
用で短時間内に刃6の外周端部cが丸く摩耗さ
れ、切れ味が著しく低下するものである。
そこで、上記のように丸鋸aの刃bが摩耗さ
れ、切れ味が低下した際には、刃bの外周端部c
を原形と同様な鋭角状となるように修正研磨しな
いと再度の使用ができない。
従つて、上述のように丸鋸aの刃bが丸く摩耗
されたら、市販されている第7図示の如き修正定
規e(実用新案登録第34576号)を用いて、摩耗さ
れた丸鋸aの表面上に刃b′の外周端部c′が鋭角状
となり、かつ刃の長さが所定寸法の丸鋸a′の図形
をケガキ針fで新たに作図し(第6図鎖線参照)、
次いで該丸鋸aをグラインダに当てがいながら作
図通りに修正研磨し、再生した丸鋸a′を得ること
で再度の使用を図つていたものである。
[発明が解決しようとする課題] 従つて、従前の丸鋸修正研磨作業を行うために
は、摩耗した丸鋸表面上に修正定規を用いて新た
に正確な丸鋸図形を作図する面倒な作図作業と、
摩耗した丸鋸の外周を作図通りに修正研磨する手
作業を経ないと修正研磨した丸鋸を得ることがで
きないため、その作業能率が著しく低下され、修
正研磨に相当の時間を要するは勿論のこと、作図
作業の必要性から相当の熟練を要し、素人では
仲々作図をすることができない許りか、作図され
た丸鋸図形は手作業で作図するので、摩耗丸鋸に
対し、必要以上に小さくなり、その結果、丸鋸の
損純度を高める。
その上、外周研磨作業も、その総てが作業者の
手作業により行われるので、丸鋸の外形を正確な
形状に仕上げ研磨することができず、丸鋸全体が
アンバランス状態となり、農作業時に丸鋸がガタ
付いて異常騒音を発生し、安定した切断作業を効
率的に達成させることができない外、刃付研磨作
業時に刃全体をグラインダで一度に研磨するた
め、刃部が摩擦熱で変質し、切れ味が著しく不良
となる等の問題点があつた。
そこで本発明は、従前におけるが如き作図作業
および手作業による外周研磨作業を一切廃し、丸
鋸を定置されたグラインダに対し前後方向に移動
調節させることができ、かつ操作ハンドルの1回
の前後往復回動操作で偏心回動させながら丸鋸の
刃が1駒あて順次一方に向け送り爪で送り回転さ
れるようにセツトして、丸鋸の前後移動作用で丸
鋸の刃の修正研磨作業が、また、操作ハンドルの
前後往復回動作用で丸鋸の外周をバランスの取れ
た正常な形状に修正研磨することが容易にできる
は勿論のこと、丸鋸の刃数に応じて丸鋸回動体に
装着した操作ハンドルの回動角度を広狭に調節せ
しめて、如何なる刃数の丸鋸であつても切れ味良
好な刃に修正研磨せしめると同時に、丸鋸の外形
もバランスの取れた形状に修正研磨することがで
きる丸鋸修正研磨機を得ることを目的としてい
る。
[課題を解決するための手段] 従つて、本発明の技術的課題は、使用により刃
が摩耗された丸鋸をその刃数が如何なる丸鋸であ
つても、操作が簡単で、かつ効率的に、しかも外
形全体をバランスの良い状態のもとに切れ味が最
良の丸鋸に再生させることにある。
この技術的課題を解決するため、特にその構成
を、取付台上にグラインダと、該グラインダに対
し摺動長さを調節できる摺動調節装置を備えた摺
動台とを配設し、上記摺動台には、周縁に同数の
係止部と刃を夫々設けた回動案内盤と丸鋸とを装
着した取付軸を遊架せしめた丸鋸回動体を、前記
取付軸と偏心位置に設けた支持軸を介し軸架した
ものにおいて、前記摺動台の一側には丸鋸の刃数
に応じて丸鋸回動体に装着した操作ハンドルの回
動角度を広狭に調節できる前部ストツパー装置お
よび後部ストツパー装置を配設し、前記丸鋸回動
体に装着した張出杆に枢着した送り爪の端部を回
動案内盤の周縁に複数設けた係止部の一つに係止
せしめると共に前記摺動台に設けた屈曲杆には丸
鋸回動体の復元回動始動時に係止部との間に所定
の遊び間隔が設けられ、丸鋸回動体の復元回動終
了時に係止部との係合で回動案内盤を係止したま
ま支持軸を軸としてグラインダと刃外周端部とが
一致する位置に偏心回転させるストツパーを枢着
せしめたことを特徴とする丸鋸修正研磨機とした
ものである。
[作用] 上記技術的手段は次のように作用する(第1図
ないし第5図参照)。すなわち、牧草や茎稈或は
その他の農作物の切断農作業により、刃18の外
周端部18′が丸く摩耗され、切れ味が著しく低
下された丸鋸13を修正研磨し、再度の使用を図
りたい時には、丸鋸回動体8の支持軸7と偏心位
置に遊架された取付軸10に、丸鋸13の刃数と
同数の係止部17を等間隔をおき周設した回動案
内盤12を直結し、次いで該取付軸10に丸鋸1
3の刃18と係止部17とが一致するように位置
決め指針41で一致させ、さらに取付台1上に設
置された傾斜状のグラインダ3の先端側が丸鋸1
3の刃18の外周端部18′と摺接するように摺
動台6を摺動調節して丸鋸13を装着する。
以上のようにして、取付軸10に回動案内盤1
2および丸鋸13が所定位置に装着されたら、操
作ハンドル25を前部ストツパー装置26位置よ
り後部ストツパー装置27位置まで、手前側に向
け往動させれば、丸鋸回動体8は支持軸7を軸と
して、時計方向に同角度だけ回動されると同時に
支持軸7と偏心位置に遊架された取付軸10に一
体に装着された回動案内盤12も、最初から係止
部17へ係合状態のもとに係合された送り爪20
の送り回動作用で時計方向に同角度だけ回動さ
れ、丸鋸13を次の刃18がグラインダ3の位置
となるように1駒だけ支持軸7を軸として偏心回
転される。従つて、上記のように操作ハンドル2
5を手前側に回動させる操作で、丸鋸13の外周
は定置されたグラインダ3と摺接され、支持軸7
を中心とした半径の円弧面に正確かつ迅速に研磨
される。
以上のようにして、丸鋸13の外周研磨作業が
終了した時点にあつては、グラインダ3は、丁度
丸鋸13の刃18の基端側に位置されているの
で、今度は取付台1上に設置されていた摺動台6
を摺動調節装置35の調節作動で刃18の所定長
さだけグラインダ3に対し前後往復動されるよう
前後移動させると共に、往動時における操作ハン
ドル25の後部ストツプ位置を操作ハンドル25
が僅かに時計方向に回動されるよう後部ストツパ
ー装置27を調整せしめる。さすれば、前記摺動
台6の前後往復移動作用と丸鋸13の時計方向へ
の僅かな回動作用により外周端部18′が丸くな
つた刃18は外周端部18′が鋭角状となるよう
にグラインダ3で再生研磨される。
なお、刃18の再生研磨が終了したら、摺動台
6を元の状態位置に戻すと同時に後部のストツプ
位置も元の位置に戻しておく。
以上のようにして、一個の刃18の再生研磨作
業が終了したら、今度は操作ハンドル25を前部
ストツパー装置26位置まで反時計方向に向け復
動させる。ところが、前記操作ハンドル25の復
動方向への回動始動に際しては、回動案内盤12
は係止部17とストツパー23との間に或る長さ
の遊びlが予め設けられているので、前記遊び間
隔lの範囲までは支持軸7を軸として操作ハンド
ル25の復元回動方向と同一の反時計方向に偏心
状を呈しながら復元回動されるが、一旦上記遊び
間隔lの範囲を過ぎると係止部17にストツパー
23が係止され、回動案内盤12が反時計方向へ
回動されるのを強制的に阻止するので、回動案内
盤12および丸鋸13は共に操作ハンドル25に
よる復元回動終了時まで、操作ハンドル25の復
元回動方向と反対方向に向け取付軸10を軸とし
て僅かに回動されながら、支持軸7を軸として順
次偏心回動され、丸鋸13の刃外周部18′がグ
ラインダ3の設定位置に合致するように自動的に
偏心移動され、刃先がグラインダ3と摺接するこ
となく、次の外周研磨作業に移行できる状態に位
置せしめる。なお、上記操作ハンドル25の復元
回動操作時にあつては、送り爪20は回動案内盤
12の外周縁を滑つて復元終了時に次の係止部1
7へ係合されるように作動される。
従つて、操作ハンドル25を手前側に回動させ
る操作と、摺動台6をグラインダ3に対し前後移
動させる操作と、操作ハンドル25を後方に向け
復元回動させる操作を順次行うことで、丸鋸13
の1個の刃18の再生研磨と刃18と刃18との
間の外周研磨が簡単かつ正確に行うことができる
ので、前記操作を反復して行えば総ての刃18の
研磨と外周研磨とを順次達成せしめて、所期の再
生した丸鋸13を迅速に得ることができる。な
お、丸鋸13の刃数が例えば8枚の時には操作ハ
ンドル25の回動角度は45゜に、また6枚の時に
は60゜に、さらに4枚の時には90゜となるので、丸
鋸13の刃数に応じて、前部ストツパー装置26
を取付孔28に交換装着して、常に操作ハンドル
25の回動角度を丸鋸13の刃数と一致するよう
に調整して、前述と同一の操作を反復すれば、如
何なる刃数の丸鋸13であつても簡単かつ正確に
再生することができる。そして、上記のように刃
数が異なる場合には回動案内盤12は、係止部1
7の数が丸鋸13の刃数と一致したものと交換し
て取付軸10へ装着せしめることが必要である。
[実施例] 本発明を添付図面に示された好適な一実施例に
ついて説明する。
図面において、1は、適当な場所に設置するこ
とができる取付台であつて、該取付台1上の一側
には取付金具4を介して、全体が水平面に対し或
る傾斜角度を維持した状態のもとに高速回転され
るグラインダ3を備えた研磨機2が設置されてお
り、該取付台1の反対側には、左右2本の案内レ
ール5,5がグラインダ3方向に向けて装着され
ている。そして、上記2本の案内レール5,5間
には方形状の摺動台6が嵌装されており、しかも
前記摺動台6のグラインダ3に対し案内レール
5,5に沿つて前後方向に摺動できるように構成
されている。前記摺動台6の一側位置には不回動
状態の支持軸7が上向きに立設され、これが支持
軸7には内部を空洞とした筐状の丸鋸回動体8を
軸受9を介し軸架せしめて、丸鋸回動体8が支持
軸7を軸として自由に左右方向に回動できるよう
にしてある。丸鋸回動体8の上壁側には前記支持
軸7と偏心位置に軸受11,11を介して自由に
回動できるよう遊架された取付軸10が上向きに
立設されている。
この取付軸10には、円形の回動案内盤12と
再生研磨しようとする丸鋸13とが間隔盤14お
よび挟着盤15,15を介して嵌入され、取付軸
10の先端側に螺入された緊定部材16の緊定作
動で取付軸10に一体に装着されている。そし
て、上記回動案内盤12の周縁には丸鋸13の刃
数と同数の係止部17が等間隔のもとに設けられ
ており、前記回動案内盤12と丸鋸13とを取付
軸10に装着せしめる際には、係止部17と刃1
8とが取付軸10の中心を通る放射線上に位置す
るよう一致させると同時に、丸鋸13の刃18の
外周端部18′にグラインダ3が位置するように
設定する。また、丸鋸回動体8の上壁側一側に
は、張出杆19の基端側を装着せしめると共に、
張出杆19の先端側には送り爪20の略中央部を
枢着し、該送り爪20の端部と張出杆19の先端
部とに亘り弾機21を張設して、弾機21の付勢
弾力で送り爪20の先端側を回動案内盤12の周
縁に複数設けた係止部17の一つに係止せしめ
る。前記摺動台6の適所には先端側に水平部を設
けた屈曲杆22を上向きに起立装着せしめて、該
屈曲杆22の水平部に、ストツパー23の略中央
部を枢着せしめると共に該ストツパー23の端部
と屈曲杆22の先端側とに亘り弾機24を張設し
て、弾機24の付勢弾力により、ストツパー23
の先端側を回動案内盤12の周縁に圧接せしめ
る。
前記回動案内盤12の係止部17と送り爪20
およびストツパー23との相対位置関係は、一方
の係止部17に送り爪20が弾機21の付勢弾力
で強制的に係合された状態において、ストツパー
23は他の係止部17と係合されず、ストツパー
23と他の係止部17との間に或る長さの遊び間
隔lが設けられるように設定してある。
25は、丸鋸回動体8の一側に装着した操作ハ
ンドルであつて、該操作ハンドル25を手前側方
向に或る角度(例えば、丸鋸13の端数が8個の
時には45゜、刃数が4個の時は90゜)回動させるこ
とで、丸鋸回動体8を支持軸7を軸として時計方
向に同角度だけ回動させると同時に、係止部17
に予め係合された送り爪20の回動による送り作
動で、回動案内盤12を取付軸10を軸として同
一角度だけ時計方向に回転させながら回動案内盤
12および丸鋸13全体を支持軸7を軸として時
計方向に偏心回動せしめる。従つて、上述の操作
ハンドル25の手前側方向への回動操作で、丸鋸
13は刃18の外周端部18′より次の刃18ま
で1駒送り回動されると同時に、摺接するグライ
ンダ3により刃18の外周端部18′と次の刃1
8との間の外周面が支持軸7を中心とした半径の
円弧に研磨される。
また、手前側に向け或る角度回動せしめた操作
ハンドル25を後方へ向け復帰するように回動さ
せた時には、丸鋸回動体8は支持軸7を軸として
反時計方向に回動されると共に、回動案内盤12
は或る長さの遊び間隔lの範囲までは支持軸7を
軸として操作ハンドル25の復元回動方向と同一
の反時計方向に偏心状に復元回動されるが、一旦
遊び間隔lの範囲を過ぎると係止部17にストツ
パー23が弾機24の付勢弾力で係止され、回動
案内盤12が反時計方向へ回動されるのを強制的
に阻止されるため、回動案内盤12および丸鋸1
3は共に操作ハンドル25による復元回動終了時
まで操作ハンドル25の復動回動方向と反対方向
に向け取付軸10を軸として僅かに回動されなが
ら、支持軸7を軸として順次偏心回動され、丸鋸
13の刃18の外周端部18′がグラインダ3の
設定位置に合致するよう自動的に偏心移動される
作用を営むものである。
従つて、前記操作ハンドル25の設置側に位置
した摺動台6の前後位置には、丸鋸3の刃数が異
なるものであつても、操作ハンドル25の1回の
前後往復回動操作で丸鋸13を、刃18と次位の
刃18との間の角度だけ1駒あて正確に時計方向
へ回転させるための回動範囲を規制する一対の前
部ストツパー装置26および後部ストツパー装置
27が設けられている。そして、前部ストツパー
装置26は、第5図に示されたように、摺動台6
の表面に操作ハンドル25の回動角度が丸鋸13
の刃数に合致する回動角度(例えば、8枚刃の時
は45゜、6枚刃の時は60゜、4枚刃の時は90゜)とな
る位置に多数穿孔された取付孔28……の何れか
一つに交換装着された起立杆29の上部に螺杆3
0を貫入螺入せしめると共に、螺杆30に螺合さ
れたナツト31で螺杆30の突出長さを自由に調
整せしめた構成からなり、また、後部ストツパー
装置27は、摺動台6に基端側を装着した張出杆
32に螺杆33を貫通状に螺入して、張出杆32
と螺杆33の先端側に装着した係止部材との間に
弾機34を巻装介在せしめた構成となつている。
従つて、前部ストツパー装置26を丸鋸13の
刃数に適合した位置の取付孔28へ交換装着すれ
ば、操作ハンドル25の前後往復回動操作で如何
なる刃数の丸鋸13といえども、1駒あて正確に
回転させることができる。
グラインダ3と対向するように左右の案内レー
ル5,5間に嵌装された摺動台6の後部側には、
該摺動台6をグラインダ3に対し所要寸法長さだ
け自由に前後方向に摺動調整させるための摺動調
節装置35が設けられている。この摺動調節装置
35は、摺動台6後方位置の取付台1上に立設さ
れた支持台36と、前記支持台36に穿設した孔
37を貫通して、基端側を摺動台6の後部側に固
着し、自由端側にハンドル38を設けた螺杆39
と、支持台36の前後位置の螺杆39に螺合した
前後一対のナツト40,40とにより構成され
て、前記ナツト40,40間の間隔長さの調節に
より摺動台6の前後調整寸法を自由に選定するも
のである。なお、上記における調整寸法は、通常
丸鋸13の刃18の長さ寸法に一致させるよう規
制せしめればよい。
41は、回動案内盤12の係止部17と丸鋸1
3の刃18を一致させた状態のもとに取付軸10
へ一体に装着させるための位置決め指針であつ
て、その基端側は摺動台6に装着され、自由端側
は折曲されて、丸鋸13の外側まで延出されてい
る。
[発明の効果] 要するに本発明は、前記のような技術的手段を
有するので、操作ハンドル25の手前側方向への
回動操作で丸鋸回動体8の支持軸7と偏心位置に
遊架された取付軸10に装着した回動案内盤12
および丸鋸13を定位置のグラインダ3に対し、
係止部17の一つに係止された送り爪20の送り
作動で1刃あて正確に操作ハンドル25の回動方
向へ回転させて丸鋸13の外周を研磨して外形の
バランスを保持させることができる許りか、丸鋸
回動体8を軸架した摺動台6をグラインダ3に対
し前後移動せしめる操作で外周端部18′が丸く
なつた刃18をグラインダ3の研磨作用で速やか
に鋭角を呈する切れ味良好な再生刃に仕上げるこ
とができるは勿論のこと、グラインダ3による研
磨が外周端側より内側に向け徐々に行われること
で、刃18が研磨熱で変質され不良刃となるのを
未然に防止できると共に、操作ハンドル25の復
元回動時にあつては、操作ハンドル25と同方向
に偏心回転されようとする回動案内盤12を係止
部17との間に所定の遊び間隔lをおいて配設し
たストツパー23で係止し、その回動を停止させ
た状態のまま、復元回動終了時まで支持軸7を軸
として偏心回転させたから、操作ハンドル25の
復元終了時にあつては常に丸鋸13の刃18の外
周端部18′がグラインダ3位置と一致するよう
に偏心移動して、再生刃がグラインダ3と接触し
て刃先が研磨されるのを防止し、直ちに次位の外
周研磨作業へ移行することができ、その結果、丸
鋸の再生研磨作業をより正確、かつ能率的に行う
ことができる外、操作ハンドル25の回動角度は
前部ストツパー装置26の装着位置を交換する簡
単な操作で、刃数に適合した回動角度を容易に得
ることができるので、刃数の異なる多種類の丸鋸
13といえども一機の丸鋸修正研磨機により簡単
に再生研磨させることができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る丸鋸修正研磨機に係るもの
であつて、第1図は側面図、第2図は平面図、第
3図は要部の縦断拡大正面図、第4図は一部を切
欠した摺動調節装置の拡大側断面図、第5図は作
動説明図であり、第6図および第7図は従来公知
の丸鋸修正方法を示すものであつて、第6図は丸
鋸の表面に修正定規を用いて新たな修正丸鋸を作
図した状態を示す平面図、第7図は修正定規の正
面図である。 1…取付台、3…グラインダ、6…摺動台、7
…支持軸、8…丸鋸回動体、10…取付軸、12
…回動案内盤、13…丸鋸、17…係止部、18
…刃、18′…刃の外周端部、19…張出杆、2
0…送り爪、22…屈曲杆、23…ストツパー、
25…操作ハンドル、26…前部ストツパー装
置、27…後部ストツパー装置、l…遊び間隔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 取付台上にグラインダと、該グラインダに対
    し摺動長さを調節できる摺動調節装置を備えた摺
    動台とを配設し、上記摺動台には、周縁に同数の
    係止部と刃を夫々設けた回動案内盤と丸鋸とを装
    着した取付軸を遊架せしめた丸鋸回動体を、前記
    取付軸と偏心位置に設けた支持軸を介し軸架した
    ものにおいて、前記摺動台の一側には丸鋸の刃数
    に応じて丸鋸回動体に装着した操作ハンドルの回
    動角度を広狭に調節できる前部ストツパー装置お
    よび後部ストツパー装置を配設し、前記丸鋸回動
    体に装着した張出杆に枢着した送り爪の端部を回
    動案内盤の周縁に複数設けた係止部の一つに係止
    せしめると共に前記摺動台に設けた屈曲杆には丸
    鋸回動体の復元回動始動時に係止部との間に所定
    の遊び間隔が設けられ、丸鋸回動体の復元回動終
    了時に係止部との係合で回動案内盤を係止したま
    ま支持軸を軸としてグラインダと刃外周端部とが
    一致する位置に偏心回転させるストツパーを枢着
    せしめたことを特徴とする丸鋸修正研磨機。
JP10227684A 1984-05-21 1984-05-21 丸鋸修正研磨機 Granted JPS60249524A (ja)

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