JPH0225682A

JPH0225682A - 遠赤外線放射低温乾燥機

Info

Publication number: JPH0225682A
Application number: JP63174273A
Authority: JP
Inventors: Yasuro Kuratomi; 倉富　康郎
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1988-07-13
Filing date: 1988-07-13
Publication date: 1990-01-29

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、低温により、被照射物を乾燥・脱臭・殺菌等
を可能にした遠赤外線放射低温乾燥機に係り、ポーリン
グ、アスレチック等各種室内遊技場、運動場において、
顧客に貸し出されるシューズ、衣類等の悪臭を乾燥脱臭
、その池、防菌・殺菌・防黴・防腐・肪酸作用等が付与
され、更には。

乾燥造花、乾燥魚類等の製成をも可能にした遠赤外線放
射低温乾燥機に間するものである。

従来、室内遊技場、運動場等においては、種々の貸し出
し物品が揃えられているが特に、シューズ類、衣類等の
貸し出しが多い、これ等の物品は、不特定多数の顧客に
貸し出され１人それぞれの体臭或いは、細菌類が付着し
たまま返却される。

変型なるにつれ、悪臭発生物が累積し、異様な放臭とな
る。新たに貸し出しがなされる場合、一応は、脱臭スプ
レーにより悪臭が防止されるものの完全なる脱臭を行な
う事は困難である。

依って、場内整Ｆ！場の環境ご著しく損ない、再貸し出
し時に放置する、含臭、使用時に再発生する悪臭等によ
り顧客に嫌悪感を与えるものである。

且つ、このような状態で貸し出さノする物品は誠に不衛
生的である事は云うまでしないことである、これ等の悪
臭発生原因は、物品の不完全な乾燥による場合が多い。

本発明においては、これ等の１慝奥、ａｉｉ類を除去す
べく遠赤外線照射により、被照射物品の水臭成分、油臭
成分等を分解気化状態にし、遠赤外線特有の活性作用が
利用され１．悪臭や細菌類の除去を行なうと共に、防菌
・殺菌・防腐・肪酸作用等の有用性を可能にした遠赤外
線放射低温乾燥機を提ｆ共せんとするものて゛ある。

この間窟点は、Ｎ体を有する収納庫、該収納庫の内側面
に遠赤外線放射層が形成されてなり、前記収納庫の一関
に一つ又は、複数個の遠赤外線放射電気発熱体と前記収
納庫に送風する電気送風機？設置し、他側に熱風排気口
がロロされ、前記遠赤外線放射層並びに、遠赤外線放射
電気発熱体から高率なる遠赤外線が放射され２前記収納
庫に収容された被照射物を低温にて乾燥・脱臭・殺菌等
が行なわれろようにした事を特徴とする遠赤外線放射層
を易屹燥機分提供することによりＦＭ題点が解決され得
るものである。

籾で、赤外線光熱の中でも特に長波長域に属する遠赤外
線光熱は、水分子を活性化すると共に動植物類の生木の
細胞組織内に深遠し易く、水分子・蛋白質等を活性化し
、動植物類の育生・成長・生存）に多大なる有用性を発
揮するものである事が確認された。

水分子に対し、適宜に遠赤外線を照射した後、諸試薬に
よる活性Ｉｋ水の７に質検査の結果は、塩素項の短時間
消滅、在害有１ｔ！ｌ物の醸成阻止、アンモニア須の消
滅、バクテリアＴの微生物発生の阻ｄ−等の効用を有す
ることがｆｊｌ明した。１つ、水や飲料水・食品類には
、好味性が、酒類・漬物類には、熟成味が付与される事
も解明された、然かも、遠赤外線の適宜な照射により、被照射物には、
防菌・殺傷・防黴・防腐・肪酸作用等の有効性が存在す
る事も確認された。

前記遠赤外線を放射する遠赤外線放射物質は、多数に存
在する。

こｆ′Ｌ″４の放ｉＪｔ′ｊＳ質は、約２０万種類に及
ぶものと推測されているが特に、放射効率に優れている
遠赤外線放射体は、セラミ・ツク系材、金属酸化物系材
、カーボン系材、大谷石・麦飯石等の自然石系材孝が存
在する。また、これ等の複合体からなるものの外１人工
的に創出された遠赤外線放射物質が選択利用されるもの
である。これ等の遠赤外線放射物質は、自然界において
、自体から遠赤外線が放射されているが、太陽光、曖気
或いは、適宜な加熱手段により、遠赤外線放射物質に熱
吸収され且つ、熱線反射により、より効率的に遠赤外線
が増幅放射されるものである。然して、長波長域に属す
る遠赤外線照射は、動ｆｉＩ物に対する好影響をもなら
すものである。この光熱は、水に対する複相性、二Ａ和
性を有する事から、一部未確認事由にもよるものである
が被照射物を活性化する持在性がある。

通常、太陽光または、暖気等により遠赤外線放射物質よ
り放射される遠赤外線の波長は、その盪。

その放射面積、光熱の強弱等により放射波長が異なるも
のであるが５おおむね・４〜９ミクロン程度である。ま
た、適宜な与熱手段によるものにあっては人体、動植物
に適する遠赤外線の波長は・４〜１４ミクロン程度であ
るがこれ以上の長波長域に属する遠赤外線を放射せしめ
る事も可能である。

従って、本発明においては、前記遠赤外線放射物質から
放射効率の良好なるものが選択され、それにて遠赤外線
放射層を形成し、太陽光・暖気・送風熱等により遠赤外
線を増幅放射せしめ、前記した遠赤外線照射効用が利用
された遠赤外線放射低温乾燥機を提供せんとするもので
ある。

構成の部次に１本発明になる実施例分図面に従って説明する。

第１［２Ｉの部分破砕正面図においてｌは蓋体２を有す
る肢照射物を収容する収納庫、該収納庫ｌの内（１ｍ壁
面に遠赤外線放射層３が形成され、下部基台４に赤外線
放熱電球５念配装し、上部に電気送風機６が設置さ証る
。７は脱臭フィルターで、該フィルター７を介し、熱風
とＶ＆呉が通過し、熱風排気口８より清掃熱気が放気さ
れるようになされている。９は赤外線放熱電球５と電気
送風機６に通電する接続コードを示す。

前記赤外線放熱ｔｔ５は、第２図に示すように更に、球
体面に遠赤外線放射層３°が形成されたものが使用され
てもよい。この赤外線放熱電球５は、収納庫１の容積に
応じ１個又は、複数個が配置される。実施例においては
＋　１ｏｏｖ用１５０Ｗの赤外線放熱電球を３個設置す
る。球壁温度は約１２０°ＣＰｉ度である。電気送風機
６は、２０ｗの電動機が使用される。

脱臭フィルター７は、一般的脱臭剤を使用し、気ｆヒさ
れた残存Ｂｔ奥、塵芥等を集塵脱臭するような素材が用
いられる。収納庫１内に発生するこもり温度を排除する
ため、熱風排気口８より熱風を適度に排出し、収納庫１
内が所定温度（８０〜９０℃）をＨ持する様に適宜に排
気口が開口されている。

前記赤外線数ｐ！！、＄ＩＲ５に替え、第２図に示す電
気ヒーター管１０を配列設置してらよい、この電気ヒー
ター管ｌＯは、ヒーター１１、ヒーター管１２、碍子１
３からなり、１本の消費電力は１５０ｗとする。更に、
前記ヒーター管１０の壁面に遠赤外線放射層３°°が形
成されたものが使用されてもよい。

前記遠赤外線放射層は、収納庫１の内側面に塗着状、フ
ィルム状、添着状、添設状等の種々な手段によって形成
される。

なお、収納庫１が熱線透過性材例えば、木材系材１合成
樹脂系材等で成形された場合は、庫内側面に遠赤外線放
射層を形成してもよいが、遠赤外線照射が庫内にのみ集
中照射さるべく、熱線透過難性材例えば、ステンレス・
アルミニューム・スズ等からなる薄板を用いて熱線不透
過層を形成し、該層内側面に遠赤外線放射層が形成され
る。又は、収納庫１全体が熱線透過難性材例えば、ステ
ンレス・アルミニューム・スズ等で成形される。

本発明になる実施例は、上記の如く構成されたものであ
る。

効果の部以上の構成になる本発明の実施例に於ける作用効果に就
き説明する。

従来、この種の加熱乾燥機項は、熱風による対流加熱方
式が広く採用されて来た。対流加熱では、肢加熱物の表
面加熱で内部への熱の移動は、対流熱の伝導熱によるの
で、熱伝達が遅く、深達性が少ないので加熱物への熱深
達が充分に行なわれない。遠赤外線放射によれば、放射
熱が直進し、均等なる熱の浸透・深達性を有する事から
乾燥・脱臭の促進が行なわれると共に遠赤外線特有の有
用性が付与されるものである。

本発明になる実施例の作用効果につき記述すれば、先づ
、電源接続コード９により電源に接続する。収納庫ｌの
柵に被照＠物品が収容されて閉蓋される。赤外線放熱を
球５から放熱される光熱は。

収納庫１内に熱気となって充満するが、電気送＠機６に
より熱風排気口８より適度に熱風が排出され、庫内温度
は約８０℃に保持される。この暖気が遠赤外線放射層に
熱吸収され、直ちに熱エネルギーに変換し、遠赤外線光
熱の放射開始と同時に庫内の′ｔＬ照射物を力■熱し、
頭書したように遠赤外線特有の熱深達性と均等加熱とそ
の他の有効作用により、肢照射物の早期乾燥、脱臭が行
なわれると共に、肢照射物には、防菌・殺菌・防黴・防
腐・肪酸作用等の有用性が付与されるものである。

排気口８からは、初期の微臭、塵芥等が脱臭フィルター
７に吸収され、清浄な熱風が適度に放出され、収納庫１
内は、所定の温度に保持され、収納庫１の外側に遠赤外
線が放射されることなく、庫内に集中放射されるもので
あるから、−層の遠赤外線放射効率の効用と計る事が出
来るものである。

なお、本発明になる実施例は、主として、生活用品の乾
燥・脱臭等を目的とするものであるから熱風の温度は、
８０°Ｃ萌後が適当である。８０’ＣＩＶｉＹｔ＆の熱
風加熱により遠赤外線放射層から４〜２０ミクロン程度
の長波長域に属する遠赤外線が放射されている。

以上に記述したように本発明になる遠赤外線低温乾燥機
によれば、第１には５．＠奥を発生するシューて・人頭
等の乾燥・脱臭、第２には、魚類等の均等乾燥と共に長
期保存性・好味性の付与２第３には、色素・嚢緑素等を
損なわず植物類の完全乾燥、その池生活用品の早期乾燥
が行なわれる。

然して、これ等の物品に対し、防菌・殺菌・防腐・防黴
・肪酸等の遠赤外線特有の有用性がｆ寸与されるもので
ある。

ＩＩＩ＋質本来の特有な臭気は、短時間には脱臭困難な
るもけ着物の腐敗臭・酸化臭等は容易に脱臭する事が出
来る。特に、水分子の多い動植物からの臭気は、比較的
短時間に脱臭される。

本発明になる遠赤外線放射低温乾燥機は、以上に記述し
たように卓抜なる作用効果を有するものであるから、一
般家庭用・産業用等広汎に亘る用途と有するらのである
。

【図面の簡単な説明】

第１図は５本発明になる実施例の部分破砕図、第２図は
、要部をなす遠赤外線放射電球の正面図、第３図は、遠
赤外線放射電気ヒーター管の部分破砕正面図を示したも
のである。 ■・・収納庫　　　　　　９・・電源接続コード２・・
蓋体　　　　　　１０・・電気ヒーター管３・・遠赤外
線放射層４・・基台５・・赤外線放熱電球６・・電気送風機７・・脱臭フィルター８・・熱風排気口

Claims

【特許請求の範囲】１　蓋体を有する密閉可能な収納庫、該収納庫の内側壁
に遠赤外線放射層が形成されてなり、前記収納庫の一側
に遠赤外線放射電気発熱体と前記収納庫内に送風する電
気送風機を設置し、他側に熱風排気口が開口され、前記
遠赤外線放射層並びに遠赤外線放射電気発熱体から高率
なる遠赤外線が放射され、前記収納庫に収容された被照
射物を低温乾燥脱臭殺菌等を行なうようにした事を特徴
とする遠赤外線放射低温乾燥機。２　収納庫が熱線不透過性材からなる事を特徴とする特
許請求の範囲第１項記載の遠赤外線放射低温乾燥機。３　収納庫に熱線不透過層が形成されてなる事を特徴と
する特許請求の範囲第１項記載の遠赤外線放射低温乾燥
機。４　電気発熱体が赤外線電球からなる事を特徴とする特
許請求の範囲の範囲第１項記載の遠赤外線放射低温乾燥
機。５　電気発熱体が遠赤外線放射層を形成してなる電気ヒ
ーター管からなる事を特徴とする特許請求の範囲第１項
記載の遠赤外線放射低温乾燥機。