JPH0225622Y2 - - Google Patents

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JPH0225622Y2
JPH0225622Y2 JP1985085477U JP8547785U JPH0225622Y2 JP H0225622 Y2 JPH0225622 Y2 JP H0225622Y2 JP 1985085477 U JP1985085477 U JP 1985085477U JP 8547785 U JP8547785 U JP 8547785U JP H0225622 Y2 JPH0225622 Y2 JP H0225622Y2
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film
sealer
cutter
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servo motor
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は製袋用のフイルムを移送させながらシ
ール及びカツトを行つて袋体を製造することがで
きる自動製袋装置に関する。
(従来の技術) 従来、この種製袋装置としては、例えば特開昭
57−98345号公報に所載のものが存在する。
この従来のものは、第3図の様にモータ4eに
て駆動されるフイルム移送用の送りローラー1,
1aの前後にシーラー5e及びカツター13eを
配置させたものであるが、該シーラー5e及びカ
ツター13eの駆動は送りローラー1,1aとは
別のモーター10eで行わせたものである。当該
手段では、シール及びフイルムの切断のタイミン
グ設定が送りローラー1,1aの速度に関係なく
行えるから、送りローラーやシーラー等の駆動部
全体を一駆動源方式としたものに比較して製造す
る袋体の寸法設定等が容易となる利点がある。
而して、前記従来の手段は、シーラー5e及び
カツター13eはフイルム送りの停止時に作動さ
せるものであるが、該両者5e,13eは送りロ
ーラー1,1aが停止すると同時にその作動を開
始すべく設定されていたのが実情であつた。
(考案が解決しようとする課題) しかるに、前記従来の如くフイルム送りの停止
と同時にシーラー5e及びカツター13eの動作
を開始させたのでは、フイルム送りが停止された
から前記両者5e,13eがフイルム22への接
近を開始するために、フイルム22のシール・切
断が実際に行われる時期はフイルム送りの停止時
期からかなり遅れた時期となる。
従つて、シーラー5eによつてフイルム22を
実際にシール加熱する時間が短くなつて、フイル
ム厚みが大きい場合にはシール不良を起こす様な
難点を有していた。また、これを解消するにはフ
イルム送りを停止させる時間を長くとればよい
が、そうすると製袋作業の能率が低下するという
問題点 それ故、本考案はフイルム送りの停止時間を長
くすることなくフイルムへのシール加熱時間を充
分に確保できるものとして、シール不良の解消及
び製袋作業の能率向上を図ることを、その目的と
する。
(課題を解決するための手段) 本考案は従来の様にフイルム送りの停止と同時
にシーラー等を作動開始させるのではなく、フイ
ルム停止以前の時期からシーラー等を予備的に作
動開始させることにより上記従来の課題を解決せ
んとするものである。
すなわち、本考案は、製袋用のフイルム22を
間歇移送させるための送りローラー1,1aをサ
ーボモーター4にて構成し、且つ該サーボモータ
ー4とシーラー5及びカツター13の駆動用の他
のモーター10との両モーターには、送りローラ
ー1,1aによるフイルム22の移送が停止され
る前にシーラー5とカツター13との両者がフイ
ルム22への接近動作を開始すべくサーボモータ
ー4の停止時期よりも前に他のモーター10側に
作動開始信号を送信する制御装置24が接続され
てなる、自動製袋装置である。
(作用) 上記構成に於いては、送りローラー1,1aに
よるフイルム22の移送が停止される前にシーラ
ー5及びカツター13の作動を開始させてこれら
をフイルム22に接近させることができるため
に、フイルム22の移送停止と同時に或いは停止
直後にシーラー5及びカツター13をフイルム2
2に当接させて所定のシール作業及びフイルム切
断作業が行えることとなる。従つて、フイルム移
送停止時間を短くしてもシール作業時間を長く取
れ、加熱時間不足に原因するシール不良を解消で
きる。尚、送りローラー1,1aの駆動に用いら
れているサーボモーター4はその制御精度に優れ
て、送りローラー1,1aの回転数や回転速度等
を自在に可変設定できることは勿論であるが、フ
イードバツク機能を備えたサーボモーター4の使
用によれば、サーボモーター4を停止させる前に
他のモーター10用の作動開始信号を出力させる
時期も非常に正確に設定できることとなる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例について説明する。
第1図中、1,1aは上下に並設された一対の
送りローラーで、その各表面はゴムでライニング
され、又一方の送りローラー1はスプリング2に
よつて下方のローラー1a上に弾発付勢されてい
る。4は送りローラー1,1aとタイミングベル
ト3を介して駆動連結されたサーボモーターを示
す。5は送りローラー1,1aの前段側に設けら
れたシーラーで、外周表面がゴム製の受ローラ6
の上方にヒーターを内装したシーラー本体7を昇
降自在に配置したものである。シーラー本体7は
偏心カム9の回転動作によつて昇降するカムフオ
ロア23を具備するロツド8に連結されたもので
ある。
10は前記シーラー5と後述するカツター13
を駆動させるためのクラツチ付ブレーキ付モータ
ーで、偏心カム9に連結されたプーリ18とプー
リー11,11aに巻架されたタイミングベルト
12を介して駆動連結されている。
13は送りローラー1,1aの後段側に設けら
れたカツターで、上下一方のカツター刃14,1
4aを相対向させたものである。カツター13は
一方のカツター刃14の下部に所定形状のカム1
7の回転動作によつて昇降するカムフオロア16
を具備するロツド15を連結したものである。他
方のカツター刃14aは固定である。又、カム1
7はモーター10で駆動回転されるプーリー18
とタイミングベルト19や他のプーリー20を介
して駆動連結されている。
24はサーボモーター4及びモーター10の回
転数、回転速度、及び作動タイミングを制御する
ための制御装置で、サーボモーター4が予め設定
された回転数に達して停止する時期よりも前の所
定の時期にモーター10側に作動開始信号を送信
させるべく構成されている。21は昇降調整自在
な調整ロールである。
本実施例は以上の構成からなり、次にその使用
例について説明する。
先ず、予め重合された製袋用のフイルム22を
第1図の様に通過させた状態に於いて、例えば有
効長が1mの袋体を製造する場合には、調整ロー
ル21の高さ調整によつてシーラー5とカツター
13との両者間のフイルム寸法を1mに設定して
おけばよい。
その後は、サーボモーター4を駆動させてフイ
ルム22を1mずつ間歇移送させ、このフイルム
停止期間中にシール及びフイルム切断を行わせれ
ばよい。
而して、フイルム22が1m未満の例えば95mm
移送された際にはサーボモーター4から制御装置
24にその旨の信号が送信され、更に当該信号は
制御装置24からクラツチブレーキ付モーター1
0に対して作動信号として送信される。よつて、
シーラー5及びカツター13はフイルム22が未
だ停止されていない時期から作動を開始してシー
ラー本体7及びカツター刃14がフイルム22に
接近する。
従つて、フイルム22が1m移送されて停止さ
れた時点で、丁度シーラー5のシーラー本体7が
フイルム22に当接し、フイルム停止と同時にフ
イルム22への加熱シールが開始される。従つ
て、フイルム停止時に於ける加熱シール時間に無
駄がなく、フイルム停止時間が短時間であつても
加熱シール時間を長く取れて、厚みの大きいフイ
ルム22であつても適切なシールが行える。ま
た、同様にカツター13のカツター刃14もフイ
ルム停止と同時にフイルム切断を行う。従つて、
シール作業に対してフイルム切断作業が遅れる様
な不都合はない。
更に、前記シール及び切断作業が終了すると直
ちにサーボモーター4を駆動させて再度フイルム
移送を行わせて、上記一連の作業を繰り返し行え
ばよい。
また、袋体の寸法を変更する場合には、制御装
置24のカウンターによつてサーボモーター4の
回転数(回転角度)を変更するだけでよい。送り
ローラー1,1aとは別個のモーター10で駆動
されているシーラー5及びカツター13の動作速
度はフイルム22の移送速度の増減には関係なく
常時最適な速度で動作させることが可能である。
尚、上記実施例では、シーラー5とカツター1
3とを同一のモーター10で駆動させているが、
本考案はこれに限定されない。シーラー5とカツ
ター13とを別個のモーターで駆動させてもよ
い。要は、送りローラー1,1aがサーボモータ
ー4で駆動され、シーラー5とカツター13とは
当該サーボモーター4とは別のモーター10によ
つて駆動されていればよい。尚、シーラーやカツ
ターの駆動用モーター10はクラツチブレーキ付
モーターに限定されず、その種類は問わない。
また、上記実施例では、各モーター4,10の
駆動伝達にタイミングベルトを用いて騒音の発生
を極力抑制してなるが、本考案に係る各部の駆動
連結構造は決してこれに限定されない。又、シー
ラー5やカツター13の具体的な構成も上記の如
く限定されるものではない。
更に、本考案に係る送りローラー1,1aも上
記実施例の如く限定されない。例えば第2図の様
にローラー1,1aとその前方に設けた従動ロー
ラ25,25aとの両者にスプリング状のベルト
26,26aを巻架させて、両ベルト26,26
a間にフイルム22を挟装させて移送させる様に
してもよい。当該手段ではフイルム22の移送停
止時にスプリング状のベルト26,26aによつ
てフイルム22を前方(矢印イ方向)に付勢させ
て弛みの発生を防止できる利点が得られる。
その他、本考案は各部の具体的な構成は全て本
考案1の意図する範囲内で任意に設計変更自在で
ある。制御装置24の具体的な回路構成は特定さ
れず、又袋体の具体的な寸法長等は一切問わな
い。
(考案の効果) 叙上の様に、本考案は製袋用フイルムの送りを
停止させる以前の時期からシーラー及びカツター
の作動を開始させ得る様に構成したために、フイ
ルムの移送停止と同時に或いは停止直後にシーラ
ー及びカツターをフイルムに当接させて所定のシ
ール作業及びフイルム切断作業が行え、フイルム
送りの停止時間中に占めるシーラーの実稼働時間
を、従来のフイルム送りの停止と同時にシーラー
等の作動開始を行わせていたものに比較してかな
り長く設定できることとなつた。
その結果、本考案によれば、フイルム移送停止
時間を短くしてもシール作業時間を長く取れて加
熱時間不足に原因するシール不良を解消でき、適
切な製袋作業が効率良く行えるという格別な効果
を有するに至つた。
しかも、本考案は送りローラーの駆動をサーボ
モーターにて行わせたために、フイルムの送り寸
法精度やその可変設定の融通性に優れることは勿
論のこと、フイードバツク機能を備えたサーボモ
ーターの使用によれば、サーボモーターを停止さ
せる前に他のモーター用の作動開始信号を出力さ
せる時期も非常に正確に設定できて、シーラー及
びカツターの動作タイミング時期もシール作業及
びフイルム切断作業に最適な状態に正確に設定制
御できるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る製袋装置の一実施例を示
す説明図。第2図は送りローラーの他の実施例を
示す要部概略正面図。第3図は従来例を示す説明
図。 1,1a……送りローラー、4……サーボモー
ター、5……シーラー、10……モーター、13
……カツター、22……フイルム、24……制御
装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 製袋用のフイルム22を間歇移送させるための
    送りローラー1,1aの前後位置に、フイルム2
    2に当接離反して加熱シールを行うシーラー5と
    フイルム切断を行うカツター13とが設けられ、
    且つ該シーラー5とカツター13との両者は、送
    りローラー1,1aの駆動用モーター4とは別の
    モーター10にて駆動されてフイルム送りの停止
    時にシール及び切断作業を行うべく設定されてな
    る自動製袋装置に於いて、前記送りローラー1,
    1aの駆動用モーター4はサーボモータ4にて構
    成され、且つ該サーボモーター4と前記他のモー
    ター10との両者には、送りローラー1,1aに
    よるフイルム22の移送が停止される前にシーラ
    ー5とカツター13との両者がフイルム22への
    接近動作を開始すべくサーボモーター4の停止時
    期よりも前に他のモーター10側に作動開始信号
    を送信する制御装置24が接続されてなることを
    特徴とする自動製袋装置。
JP1985085477U 1985-06-05 1985-06-05 Expired JPH0225622Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985085477U JPH0225622Y2 (ja) 1985-06-05 1985-06-05

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JP1985085477U JPH0225622Y2 (ja) 1985-06-05 1985-06-05

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Publication Number Publication Date
JPS61200227U JPS61200227U (ja) 1986-12-15
JPH0225622Y2 true JPH0225622Y2 (ja) 1990-07-13

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ID=30635910

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Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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