JPH02255759A - 低温衝撃強さを有する良好に流動性の熱可塑性ポリウレタンエラストマー組成物およびその製造法 - Google Patents

低温衝撃強さを有する良好に流動性の熱可塑性ポリウレタンエラストマー組成物およびその製造法

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JPH02255759A
JPH02255759A JP2026243A JP2624390A JPH02255759A JP H02255759 A JPH02255759 A JP H02255759A JP 2026243 A JP2026243 A JP 2026243A JP 2624390 A JP2624390 A JP 2624390A JP H02255759 A JPH02255759 A JP H02255759A
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JP
Japan
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thermoplastic polyurethane
weight
polyurethane elastomer
tpu
diisocyanate
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JP2026243A
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English (en)
Inventor
Dietrich Lausberg
ディートリヒ、ラウスベルク
Rolf Steinberger
ロルフ、シュタインベルガー
Walter Heckmann
ヴァルター,ヘックマン
Harald Schulz
ハーライト、シュルツ
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BASF SE
Original Assignee
BASF SE
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K7/00Use of ingredients characterised by shape
    • C08K7/02Fibres or whiskers
    • C08K7/04Fibres or whiskers inorganic
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L75/00Compositions of polyureas or polyurethanes; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L75/04Polyurethanes

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明の対象は、本質的に異なる硬度の熱可塑性ポリウ
レタンエラストマー(A)および(B)と、場合によっ
ては強化作用を有する充填剤との混合物からなる、低温
衝撃強さを有する良好に流動性の熱可塑性ポリウレタン
エラストマー組成物ならびにその製造法である。
従来の技術 熱可塑性ポリウレタンエラストマー(以下、略記してT
PUと呼称する)は、久しく公知である。このTI’U
の工業的重要性は、高い価値のある機械的性質と、安価
な熱可塑性樹脂加工の利点との組合せに基づく。種々の
化学的構成成分を異なる量比で使用することによって、
加工可能性および機械的性質の点で多種多様に異なる生
成物を得ることができる。TPUに関する概要、性質お
よび使用は、例えばKunstsLorre68(19
78)、第819頁〜第825頁またはDr、 G、0
ertc1発行のKu++5tstorf−ITand
buch。
第7巻、polyurethane、第2版(Cart
−Hanserllerlag、Munchen4ie
nl 983 )に記載されている。
TPUは、連続的または非連続的に種々の方法により得
ることができる。最もよく知られた方法としては、所謂
コンベヤーベルト法および押出法が工業的にも利用され
ている。
英国特許第1057018号明細書の記載によれば、本
質的に線状のポリヒドロキシル化合物および過剰のを機
ジイソシアネートから、プレポリマーが製造され、この
プレポリマーは配量ポンプにより混合ヘッドに供給され
、この混合ヘッド中で低分子量ジオールの一定量と混合
される。得られた反応混合物は、コンベヤーベルト上に
もたらされ、かつ凝固するまで70〜130℃に加熱さ
れた炉に導通される。その後に、この反あ生成物は、微
粉砕され、120℃までの温度で6〜40時間熱処理さ
れ、かつこうして例えば射出成型機を用いて加工し、成
形体に変えることができる。この場合、後熱処理およd
微粉砕は、コンベヤーベルト法で経済的に行なわれる作
業過程である。
もう1つの変法によれば、線状ポリヒドロキシル化合物
、低分子量ジオールおよび有機ジイソシアネートは、別
々の導管で混合ヘッドに供給され、この混合ヘッド中で
混合され、得られた反応混合物は、コンベヤーベルト上
にもたらされる。
押出法の場合には、例えばドイツ連邦共和・国特許出願
公開第2059570号明細書(米国特許第36429
64号明細書)の記載のように、構成成分は、直接に押
出機中に導入され、反応は、押出機中で一定の処理条件
下で実施される。形成されたポリウレタンエラストマー
は、熱可塑性の状態に移行し、ストランドとして押出さ
れ、不活性ガス雰囲気中で凝固するまで冷却され、かつ
微粉砕される。この方法の欠点は、95までのショアー
A硬度を有する得られたTPUがシートまたは微細な異
形成形材および管の製造に不適当であることにある。こ
の種のシートは、後加工が不可能であるような程度に屡
々ブロック化しかつ粘着する。
前記欠点をなくすために、欧州特許出願公開第+ 11
682号明細書(カナダ国特許第1236239号明細
書)には、良好に離型可能でブロック化しないTPUが
記載されており、こ(7)TPUは、本質的に10〜5
0重量%のウレタン基含量および190℃で0.1〜1
00のメルトインデ・ソクスを有するTPU (A)5
0〜99.5重量%と、20〜60重量%のウレタン基
含量および190℃で10〜1000のメルトインデ・
ツクスを有するTPU (B)0゜5〜50重蛍%とか
らなり、この場合TPU (B)のウレタン基含量は、
常にTPU (A)の場合よりも少なくとも10重量%
大きく、かつ溶融温度の場合のTPO(B)のメルトイ
ンデックスは、TPU (A)の場合と等しいかまたは
TPU (A)の場合よりも大きい。
米国特許第3284539号明細書の記載から、安定な
TPtJ成形材料は公知であり、これは、末端ヒドロキ
シル基を有するTPUと、末端インシアネート基を有す
るTPOとを一緒に溶融することによって製造される。
このTPU成形材料および前記のブロック化しないTP
L)、殊に95よりも大きいショアーA硬度を有するも
のの欠点は、不満足な低温衝撃強さおよび劣悪な流動性
にある。
また、米国特許第4129611号明細書に記載の硬質
TPUと軟質TPUとからなるTPU成形材料は、不十
分な低温衝撃強さと結び付いた不満足な凝固挙動を示す
。この米国特許明細書に記載によれば、有機ポリイソシ
アネートおよび高分子量ポリヒドロキシル化合物から得
られたかまたは高分子量ポリヒドロキシル化合物と低分
子量連鎖延長剤とからなる少なくとも200の平均ヒド
ロキシル価を有する混合物から得られた軟’l!1TP
U、ならびに有機ポリイソシアネートおよび反応性水素
原子および100未満の平均ヒドロキシル価を有する化
合物から得られた硬質TPUは、溶融液または特に溶液
ノ形で、例えば溶剤としてのジメチルホルムアミド中で
混合される。
発明が解決しようとする課題 本発明の課題は、前記欠点を有さず、かつ卓越した流動
性をもって極めて低温衝撃強さを有する成形体に射出成
形することができるTPO組成物を開発することであっ
た。
課題を解決するための手段 この課題は、意外なことに、異なる硬度を有するTPU
と、場合によっては強化作用を有する充填剤との混合物
から構成され、この場合このTPUは、 a)有機ジイソシアネート、有利に芳香族ジイソシアネ
ートを、 b)500〜8000の分子量を有するポリヒドロキシ
ル化合物、有利に本質的に線状のポリヒドロキシル化合
物および C)60〜400の分子量を有するジオールと1.0 
: 1.0〜1.2 : 1.0の成分(b)および(
C)のヒドロキシル基の総和に対して有機ジイソシアネ
ート(a)のNGO基の等電比で反応させることによっ
て得られるTPU組成物で解決され、このTPUifl
成物は、本質的に、 A)95以下、特に95〜60のシリア−硬度Aを有す
る少なくとも1つのTPU (A)5〜95重量部、特
に10〜80重量部、B)98以上のショアー硬度、特
に98のショアーA硬度ないし80のショアーA硬度を
有する少な(とも1つのTPU (B) 95〜5重量部、特に90〜20重量部、この場合(A
)と(B)の重量部は、100ff量部になるまで補充
され、 C)TPU (Δ)および(B)の重量に対して、強化
作用を有する充填剤 0〜60重量%、特に2〜50重量% 重量%ハントるか、または双方ともポリエーテルセグメ
ントからなるものとすることを特徴とする。
更に、本発明の対象は、軟質TPO(A)と硬質TPU
 (B)を、140〜250℃の温度で一緒に溶融し、
この溶融液に場合によっては強化作用を有する充填剤を
注入し、その後にこの溶融液を冷却し、固化したTPO
組成物を微粉砕することによる、本発明によるTPOの
製造法、ならびに殊にスキー靴および目動車用の射出成
形部材を製造するためのTPU組成物の使用である。
本発明によるTPU組成物は、90のショアーA硬度な
いし70のショアーD硬度、特に98のショアーA硬度
ないし68のシフアーり硬度を有し、かつ同じ硬度の常
用のTPOと比較して著しく良好な流動性を有し、この
流動性は、殊に射出成形技術による複雑な空間形状を有
する大きい表面積の成形部材の場合に有利に現れる。更
に、成形体の顕著な低温衝撃強さは、注目すべきもので
あり、この成形体は、自動車の外側範囲において使用可
能性を強力に有利なものにする。
本発明により使用可能なTPU(A)および(B)は、 a)有機ジインシアネート、 b)500〜8000の分子量を有するポリヒドロキシ
ル化合物および C)60〜400の分子量を有する連鎖延長剤としての
ジオールを d)触媒および場合によっては e)助剤および/または f)添加剤 の存在下に高められた温度で反応させることによって得
ることができる。
構成成分(a)〜(cl)および場合によっては(e)
および/または<1>に関しては、次のことを詳述する
ことができる: a)有機ジイソシアネート(a)としては、例えば脂肪
族、脂環式および特に芳香族のジイソシアネートがこれ
に該当する。詳細には、例えば次のものが挙げられる:
脂肪族ジイソシアネート、例えばヘキサメチレンージイ
ソシアネー)−1,6,2−メチル−ペンタメチレン 
ジイソシアネー1−−1.5.2−エチル−ブチレン−
ジイソシアネート−1,4または記載した脂肪族ジイソ
シアネートの少なくとも2つからなる混合物、脂環式ジ
イソシアネート、例えばインホロンジイソシアネート、
1.4−シクロヘキサン−ジイソシアネート、■−メチ
ルー2,4−シクロヘキサン−ジイソシアネートおよび
I−メチル−2,6−シクロヘキサン−ジイソシアネー
トならびに相応する異性体混合物、4.4’−ジシクロ
ヘキシルメタン−ジイソシアネート、2.4’−ジシク
ロへ牛シルメタンージインシアネートおよび2.2′ジ
シクロへキシルメタン−ジイソシアネートならびに相応
する異性体混合物および特に芳香族ジイソシアネート、
例えば2.4−1−ルイレンジイソシアネート、2.4
−トルイレン−ジイソシアネートと2.6−トルイレン
−ジイソシアネートとの混合物、4.4’−ジフェニル
メタン−ジイソシアネート、2.4’−ジフェニルメタ
ン−ジイソシアネートおよび2.2′−ジフェニルメタ
ン−ジイソシアネート、2.4’−ジフェニルメタンニ
ジイソシアネートと4,4′−ジフェニルメタン−ジイ
ソシアネートとの混合物、ウレタン変性された液状4.
4′−ジフェニルメタン−ジイソシアネートおよび/ま
たは2,4′−ジフェニルメタン−ジイソシアネート、
4.4’−ジイソシアネート−ジフェニルエタン−1,
2,4,4′−ジイソシアネート−ジフェニルエタン−
1,2と、2゜4′−ジインシアネートージフェニルエ
タン 」、2と、2.2’−ジイソシアネート−ジフェ
ニルエタン−1,2との混合物、好ましくは少なくとも
95重量%の4,4′−ジイソシアネート−ジフェニル
エタン−1,2含量を有するものおよび105−ナフチ
レン−ジイソシアネート。有利には、96重量%を上廻
る4、4′−ジフェニルメタンジイソシアネート含量を
有するジフェニルメタン−ジイソシアネート−異性体混
合物および殊に本質的に純粋な4,4′−ジフェニルメ
タン−ジイソシアネートが使用される。
b)500〜8000の分子量を有する高分子量ポリヒ
ドロキシル化合物(b)としては、特にポリニーチロー
ルおよび殊にポリエステロールが適当である。しかし、
またエーテル基またはエステル基を架橋員として有する
別のヒドロキシル基含有重合体、例えばポリアセタール
、例えばポリオキシメチレンおよび特に水不溶性ホルマ
ール、例えばポリブタンジオールホルマールおよびポリ
へ牛サンジオールホルマール、ならびにポリカーボネー
ト、殊にジフェニルカ−ボネートとヘキサンジオール−
1,6とからエステル交換によって得られたものも当て
はまるポリヒドロキシル化合物は、少なくとも主に線状
の、すなわちインシアネート反応の意味において三官能
的に構成されていなければならない。記載したポリヒド
ロキシル化合物は、単独成分として使用することができ
るかまたは混合物の形で使用することができる。
適当なポリニーチロールは、自体公知の方法により、例
えばアルカリ金属水酸化物、例えば水酸化ナトリウムも
しくは水酸化カリウムまたはアルカリ金属アルコラード
、例えばナトリウムメチラート、ナトリウムエチラート
もしくはカリウムエチラートまたはカリウムイソプロピ
ラードを触媒として用いて2〜3個、特に2個の反応性
水素原子を結合して含有する少なくとも1つの開始剤分
子の添加下に陰イオン重合させるか、或いはルイス酸、
例えばアンチモンペンタクロリド、硼弗化エーテレート
等または漂白土を触媒として用いてアルキレン基中に2
〜4個の炭素原子を有する1つまたはそれ以上の酸化ア
ルキレンから陽イオン重合させることによって得ること
ができる。
適当な酸化アルキレンは、有利に例えばテトラヒドロフ
ラン、1.3−プロピレンオキシド、1.2−ブチレン
オキシドもしくは2,3−ブチレンオキシドおよび殊に
有利に酸化エチレンおよび1,2−プロピレンオキシド
である。酸化アルキレンは、個々にか、それぞれ順次に
か、または混合物として使用することができる。開始剤
分子としては、例えば次のものが当てはまる:水、有機
ジカルボン酸、例えばコハク酸、アジピン酸および/ま
たはグルタル酸、アルカノールアミン、例えばエタノー
ルアミン、N−アル牛ルアルカノールアミン、N−アル
キルジアルカノールアミン、例えばN−メチル−ジェタ
ノールアミンおよびN−エチル−ジェタノールアミンな
らびに特に2価の、場合によってはエーテル橋を結合し
て含有するアルコール、例えばエタンジオール、プロパ
ンジオール−1,2およびプロパンジオール−1,3、
ブタンジオール−!、4ジエチレングリコール、ペンタ
ンジオ−ルー1.5、ヘキサンジオール−1,6、ジプ
ロピレングリコール、2−メチルペンタンジオ−ルー1
.5および2−エチル−ブタンジオール=1,4゜開始
剤分子は、個々に使用することができるか、或いは混合
物として使用することができる。
を利には、OH基の50%よりも多(、特に60〜80
%が第一ヒドロキシル基でありかつ酸化エチレンの少な
くとも一部が末端ブロックとして配置されている、■、
2−プロピレンオキシドと酸化エチレンとからなるポリ
ニーチロールが使用される。この種のポリニーチロール
は、例えば開始剤分子にまず1.2−プロピレンオキシ
ドを重合させ、次にこれに酸化エチレンを重合させるか
、或いはまず全部の1,2−プロピレンオキシドを酸化
エチレンの一部との混合物で共重合させ、次に酸化エチ
レンの残分を重合させるか、或いは段階的にまず酸化エ
チレンの一部を重合させ、次に全部の1,2−プロピレ
ンオキシドを重合させ、さらに酸化エチレンの残分を開
始剤分子に重合させることにより得ることができる。
更に、テトラヒドロフランのヒドロキシル基含有重合生
成物は、殊に好適である。
本質的に線状のポリニーチロールは、500〜8000
、特に600〜6000、殊に800〜3500の分子
量を有する。このポリニーチロールは、単独でも混合物
の形でも互いに使用することができる。
適当なポリエステロールは、例えば2〜12個、特に4
〜6個の炭素原子を有するジカルボン酸および多価アル
コールから得ることができる。ジカルボン酸としては、
例えば次のものが当てはまる:脂肪族ジカルボン酸、例
えばコハク酸、グルタル酸、アジピン酸、コルク酸、ア
ゼライン酸およびセバシン酸ならびに芳香族ジカルボン
酸、例えばフタル酸、インフタル酸およびテレフタル酸
。ジカルボン酸は、個々に使用することができるか、或
いは混合物として、例えばコハク酸、グルタル酸および
アジピン酸混合物の形で使用することができる。ポリエ
ステロールの製造のために、場合によってはジカルボン
酸の代わりに相応するジカルボン酸誘導体、例えばアル
コール基中に1〜4個の炭素原子を有するジカルボン酸
モノエステルまたはジカルボン酸ジエステル、ジカルボ
ン酸無水物またはジカルボン酸クロリドを使用するのが
好ましい。多価アルコールの例は、2〜10個、特に2
〜6個の炭素原子ををするグリコール、例エバエチレン
グリコール、ジエチレングリコール、ブタンジオール−
1,4、ペンタンジオ−ルー1.5、ヘキサンジオール
−1,6、デカンジオール−1,10,2,2−ジメチ
ルプロパンジオール川、3、ブプロパンジオール−1,
3およびジプロピレングリコールである。多価アルコー
ルは、所望の性質に応じて単独でも、場合によっては混
合物でも互いに使用することができる。
更に、炭酸と、記載したジオール、殊に4〜6個の炭素
原子を有するもの、例えばブタンジオール−1,4およ
び/またはヘキサンジオール1.6とのエステル、ω−
ヒドロキシカルボン酸、例えばω−ヒドロキシカプロン
酸の綜合生成物、特にラクトン、例えば場合によっては
置換されたω−カプロラクトンの重合生成物が適当であ
る。
ポリエステロールとしては、エタンジオールポリアジベ
ート、1.4−ブタンジオール−ポリアジベート、エタ
ンジオール−1,4−ブタンジオール−ポリアジベート
、]、]6−ヘキサンシオールーネオベンチルグリコー
ルーポリアジベート16−へ牛サンジオールー1,4−
ブタンジオール−ポリアジベートおよびポリカプロラク
トンが有利に使用される。
ポリエステロールは、500〜6000.特に800〜
3500の分子量を有する。
C)60〜400、特に60〜300の分子量を有する
連鎖延長剤(C)としては、2〜12個の炭素原子、特
に2.4または6個の炭素原子ををする脂肪族ジオール
、例えばエタンジオール、へ牛サンジオール−1,6、
ジエチレングリコール、ジプロピレングリフールおよび
殊にブタンジオール−1,4がこれに該当する。しかし
またテレフタル酸と、2〜4個の炭素原子を有するグリ
コールとのジエステル、例えばテレフタル酸−ビス−エ
チレングリコールまたはテレフタル酸−ブタンジオール
−1,4およびヒドロキノンのヒドロキシアルキレンエ
ーテル、例え!f 1 、4−ジー(β−ヒドロキシエ
チル)−ヒドロキノンも適当である。
硬さおよびメルトインデックスの調節のために、構成成
分は、比較的に広範なモル比で変えることができ、この
場合硬さおよび溶融粘度は、連鎖延長剤(C)の含量が
増大するにつれて上昇し、メルトインデックスは減少す
る。
95以下のシリア−へ硬度を有する軟質TPU(A)の
製造のために、本質的に二官能性のポリヒドロキシル化
合物<b>およびジオール(C)は、有利に1:1〜1
:5、特に1:105〜1 : 4.5のモル比で使用
され、したがつて(b)および(C)から生じる混合物
は、200よりも大きい、殊に230〜450のヒドロ
キシル価を有し、98以上のショアーA硬度を有する硬
質TPUの製造のために、(b):(c)のモル比は、
l : 5.5〜1:15、特にI:6〜1:12の範
囲内にあり、したがって(b)および(C)から得られ
る混合物は、110〜200、特に120〜180のヒ
ドロキシル価を有する。
d)殊にジイソシアネート(a)のNGO基と、構成成
分(b)および(C)のヒドロキシル基との間の反応を
促進する適当な触媒は、公知技術により知られた常用の
第三アミン、例えばトリエチルアミン、ジメチルシクロ
ヘキシルアミン、N−メチルモルホリン、N、N’−ジ
メチル−ピペラジン、ジアザビシクロ−(2,2,2)
−オクタンおよび類縁物ならびに殊に有機金属化合物、
例えばチタン酸エステル、鉄化合物、錫化合物、例えば
錫ジアセテート、錫ジオクトエート、錫ジラウレートま
たは脂肪族カルボン酸の錫ジアルキル塩、例えばジブチ
ル錫ジアセテート、ジブチル錫ジラウレートまたは類縁
物である。触媒は、常法でポリヒドロキシル化合物(b
)とジオール<c>との混合物100重f重量部あたり
0.001〜0.1重量部の量で使用される。
触媒とともに、構成成分には、助剤(e)および/また
は添加剤(f)も属することができる。例えば、滑剤、
抑制剤、加水分解、光、熱もしくは変色に対する安定剤
、難燃剤、青色剤、顔料、無機充填剤および/または有
機充填剤および強化剤が挙げられる。
このため、助剤(e)および/または添加剤(f)は、
既に詳述したように、TPU(A)および/またはTP
U (B)の製造のために構成成分または反応混合物中
に導入することができる。しかし、を利に使用される方
法により、助剤および/または添加剤、殊に強化作用を
有する充填剤は、TPO(A)およびTPU(B)と混
合され、引続き溶融されるかまたは殊にTPU(Δ)お
よびTPO(B)からなる溶融液に直接に注入される。
使用可能な助剤または添加剤について以下詳述しないけ
れども、このことについては、専門の文献、例えばJ、
 Il、 5aundersおよびに、 C,Fr1s
chのlメ攻論文” High Pilymers  
、第XVI巻、ポリウレタン、第1部および第2部(Y
erlag Interscicnca Publis
her 1962もしくは1964 ) 、Kunst
storf−Handbuch、第7巻、ポリウレタン
第1版および第2版(Car! Hanser Ver
lag、1966もしくは1983)またはドイツ連邦
共和国特許出願公開第2901774号明細書から認め
ることができる。
T P Uの製造のために、構成成分(a)  (b)
および(C)は、触媒(d)および場合によっては助剤
(e)および/または添加剤(f)の存在下に、成分(
b)および(C)のヒドロキシル価の総和に対してジイ
ソシアネートのNGO基の当量比が1.00〜1.20
:I、特に1.00〜!、、05:]、殊に1.00〜
1.025:1であるような量で反応される。
95以下のショアーA硬度を有する本発明により使用可
能な軟質TPU (A)は、結合(7たウレタン基を全
体量に対して通常10〜60重量%、特に15〜40重
量%含有しζかっ190℃で0.1〜100、特に1〜
80のメルトインデックスを有する。TPU (A)は
、押出法または特にコンベヤーベルト法により、構成成
分(a)〜(d)ならびに場合によっては(C)および
/または(f)を回分的または連続的に混合し、この反
応混合物を押出機中またはコンベヤーベルト上で60〜
250℃、特に70〜150℃の温度で反応させ、かつ
次に得られたTPU (A)を造粒することによって得
ることができる。場合によっては、得られたTPU (
A)は、本発明によるTPU組成物への後加工の前に8
0〜120℃、特に100〜110℃で1〜24時間に
亘っ゛C熱処理するのが有利である。
98以上のショアーA硬度を有する本発明により使用可
能な硬質TPO(B)は、結合したウレタン基を全体量
に対して通常45〜75重量%、特に50〜75重量%
含有する。T I) U(I3)は、殊にコンベヤーベ
ルト法により製造される。このために、構成成分(a)
〜(d)および場合によっては(e)および/または(
f)は、構成成分(a)〜(c)の融点よりも高い温度
で混合ヘッドを用いて連続的に混合される。この反応混
合物は、運搬装置、特に例えば金属からなるコンベヤー
ベルト−ににもたらされ、かつ1〜20m/分、特に4
〜lom/分の速度で長さ1〜20 m、特に3〜10
rnの熱処理帯域に導通される。熱処理帯域中での反応
温度は、60〜200℃、特に100〜180℃である
。この反応は、反応混合物中のジイソシアネート含量に
依存して冷却または熱によりジイソシアネートのイソシ
アネート基の少なくとも90%、特に98%を変換し、
かつ反応混合物を選択された反応温度で凝固するような
程度に制御される。全市礒に対し°rO,05〜1重量
%、特に0.1〜0,5重量%の範囲内にある凝固した
反応生成物中の遊離インシアネート基のために、著しく
低い溶融粘度もしく高いメルトインデックスを有する硬
質TPOが得られる。
新規のTPO組成物を製造するためには、双方のポリエ
ステル軟質セグメントまたは双方のポリエーテル軟質セ
グメントが結合して含有されているTPU (A)およ
びTPO(B)のみを互いに溶融させることが本発明に
とって本質的なことである。それというのも、この種の
組合せによってのみ均質なTPU組成物が得られるから
である。
本発明にとって本質的な成分子PO(A)およびTPU
 (B)とともに、本発明によるTPU組成物は、強化
作用を有する充填剤を含有することもできる。この成分
(C)の割合は、通常TPU(A、)およびTPLJ 
(B)の全重量に対して0〜60重量%、特に2〜50
重量%、殊に5〜40重量%である。
適当な充填剤としては、例えば次のものがこれに該当す
る:有機充填剤、例えばカーボンブラック、塩素化ポリ
エチレンおよびメラミンならびに無機充填剤、例えば珪
灰石、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、無定形珪酸
、珪酸カルシウム、メタ珪酸カルシウム、石英砂、タル
ク、カオリン、雲母、長石、ガラス玉、窒化珪素または
窒化硼素ならびにこれらの充填剤の混合物。
繊維、例えば炭素繊維または殊にガラス繊維は、特に高
い熱成形安定性が必要とされる場合に強化剤として特に
好適であることが判明し、したがって有利に使用され、
この場合繊維は、付着助剤および/またはサイズ剤を備
えていてもよい。例えばガラス織物、ゲラスマット、グ
ラスフリースおよび/または特にロービングまたは直径
5〜200μm1特に6〜15μmを有するアルカリ貧
有E−フィラメントからなる切断したグラスフィラメン
トの形でも使用される適当なガラス繊維は、TPO組成
物への加工後に一般に0.05〜1mm、特に0.1〜
0゜5mmの平均繊維長を有する。
既に詳述し、たまうに、本発明によるTPO組成物また
はこのために適当なTPO(Δ)および/またはTPU
 (B)には、助剤および/または添加剤を注入するこ
とができる。この種の装入物質を使用する場合には、そ
の割合は、TPIJ(A)および(B)の全重量に対し
て一般に20f11ff1%まで、特に10重量%まで
、殊に0.01〜5重量%である。
詳細には、例えば次のものが挙げられる:難燃剤、例え
ばメラミン、ポリハロゲンジフェニル、ポリハロゲンジ
フェニルエーテル、ポリハロゲンフタル酸およびその誘
導体、ポリハロゲンオリゴカーボネートおよびポリハロ
ゲンポリカーボネート、但し、相応する臭素化合物も特
に有効である。難燃剤としては、燐化合物、例えば元素
状端または有機燐化合物も適当である。更に、難燃剤は
、一般に付加的に相乗剤、例えばアンチモントリオキシ
ドを含有する。
種晶形成剤としては、例えばタルク、弗化カルシウム、
ナトリウムフェニルホスフィネート、酸化アルミニウム
および微粒状ポリテトラフルオルエチレンをTPU (
A)およびTPO(B)の重量に対して5重量%までの
唄で使用することができる。
TPU組成物を添加することができる適当な酸化抑制剤
および熱安定剤は、例えば立体障害フェノール、ヒドロ
キノン、ならびにこれらの群の置換化合物およびこれら
の混合物であり、これらは、特にTPU(A)およびT
PO(13)の重I11に対してJi!′!量%までの
濃度で使用される。
U■安定剤の例は、種々に置換されたレソルシン、サリ
チレート、ベンゾトリアゾールおよびベンゾフェノンな
らびに立体障害アミンであり、これらは、一般に1’P
U(Δ)およびTPO(B)の重量に対して2.0重量
%までの量で使用される。
一般に同様にTPO(A)およびTPU (!3〉の重
量に対して1重量%までのhlで添加される滑剤および
離型剤は、ステアリン酸、ステアリルアルコール、ステ
アリン酸エステルおよびステアリン酸アミドならびにペ
ンタエリトリットの脂肪酸エステルである。
更に、有機着色剤、例えばニグロシン、顔料、例えば二
酸化チタン、硫化カドミウム、カドミウムスルフィドセ
レニド、フタロシアニン、ウルトラマリンブルーまたは
カーボンブラックを添加することができる。
本発明によるTPU組成物は、TPU (A)およびT
PU (B)ならびに場合によっては強化作用を有する
充填剤(C)から本質的に均質の組成物が得られるよう
な任意の公知方法により得ることができる。例えば、成
分子PU(A) 、TPU (B)および充填剤(C)
は、0〜t 50℃、特に15〜30℃の温度で混合さ
れ、引続き溶融されるか、或いは前記成分は、直接に溶
融液中に混合することができる。もう1つの変法によれ
ば、T))U(A)は充填剤(C)と混合され、或いは
TPO()1)は充填剤(C)と混合され、これらの混
合物は、TPU (B )中に混入されるか、或いはT
PO(A)中に混入される。
本発明によるT P U組成物は、140〜250℃、
特に190〜240℃の範囲内の温度および0.5〜1
0分間、特に0.5〜3分間の滞留時間で、例えばTP
O(A)およびTPO(B)の流動性の軟化されたかま
たは有利に溶融された状態で、例えば撹拌、圧延、混練
または特に押出によって、例えば常用の可塑化装置、例
えばブラベンダーミキサーまたはバンバリーミキサ−1
混練機および押出機、特に二軸押出機またはトランスフ
ァー成形機を使用しながら製造される。
最も有利に、したがって特に使用される製造法により、
TPU (A)とTPU (B)は混合され、140〜
250℃の温度で、有利に押出機中で一緒に溶融され、
この溶融液に場合によっては成分(C)が注入され、こ
の混合物はその後に冷却され、得られたTPO組成物は
微粉砕される。
本発明によるTPU組成物は、良好な表面性状を有しか
つ高い剛性の際に、殊に低い温度で改善された衝撃強さ
を有する成形体に容易に加工することができ、この場合
には、溶融液中でも成形体中でもTPU (A)および
TPU (B)の分離は起こらない。
この組成物は、成形体、殊にスキー靴および自動車用の
大面積の射出成形体、特に自動車の外側部材、例えばパ
ンパ フロントスカート(FrontschLIrze
n)、リヤスポイラ−(Heckspoiler)およ
びサイドボーダーリング(3eijensto8kan
ten)の製造に有利に使用される。更に、この組成物
は、例えば自動車の床のコンソールの被覆、肘掛けおよ
びハンドルとしての自動車内部の成形部材に適当である
実施例 軟質TPU(A)の製造 実施例1 約2000の分子量を有するポリ−ブタンジオール−1
,4−アジペート1000g (0,497モル)(0
11価56.1)および ブタンジオール−1,482,:l  (0,913モ
ル)を75℃で混合した。ヒドロキシル価384を有す
る得られた混合物中に強力に撹拌しながら75℃で4.
4′−ジフェニルメタン−ジイソシアネート360g4
1.44モル)を、NCO/ OH当量比1.02:I
に相応して導入した。
この反応混合物を150℃で熱処理する金属容器中に注
入し、この温度で反応を15分間で終結させた。層厚は
0.5crnであった。
この反応生成物を24時間に亘って80°Cで放置し、
その際に、この反応生成物を固化させ、次いで造粒した
得られたTPU (A)は、80のショアーA硬度を有
していた。
実施例2〜6 実施例1の記載と同様にして実施したが、第1表に記載
の出発成分および頃を使用した。
第1表には、次の略記を使用した: B u OHニブタンジオール−1,4,4,4’−M
D I : 4.4’−ジフェニルメタン−ジイソシア
ネート、 OH−八G  :ポリヒドロキシル化合物とブタンジオ
ール−1,4との混合物 のヒドロキシル価、 NGO指数  : NGO基と、OH基の総和との当量
比 硬質TPU(B)の製造 実施例7 約2000の分子量を有するポリープタンジオール−1
,4−アジペー1−1000g (0,497モル)(
08価56.1)および ブタンジオール−1,45289(5,86モル)を7
5℃で混合した。ヒドロキシル価120を何する得られ
た混合物中に強力に撹拌しながら75℃で4.4′−ジ
フェニルメタン−ジイソシアネート160.0g (6
,39モル)を、NCO/ OH当量比1.005:1
に相応して導入した。
この反応混合物を0.5cmの層厚で170℃で熱処理
する金属容器中に注入し、反応を15分間で終結させた
この反応生成物を24時間に亘って80℃で放置し、そ
の際に、この反応生成物を固化させ、次いで造粒した。
得られたTPU (B)は、74のショアーD硬度およ
び金工1tに対して0,23重量%の遊離NGO基の含
量を有していた。
実施例8〜12 実施例7の記載と同様にして実施したが、第2表に記載
の出発物質および量を使用した。
第2表の場合にも、同様に前記の略記を使用した: TPO組成物の製造 実施例13〜23および比較例I〜■ TPU組成物を製造するために、TPU(A)およびT
PU (B)をグラニユールの形で25℃で混合し、こ
の混合物を二軸押出機に供給し、この二軸押出機中で2
30℃で溶融し、かつ均質化した。ガラス繊維を一緒に
使用する場合には、これを切断した繊維またはロービン
グの形で均質化溶融液に供給した。
得られた溶融液を水浴中に押出し、その後に造粒し、か
つ屹燥した。
造粒したTPO組成物から射出成型機を用いて230℃
で試験体を形成し、この試験体についてさらに後処理す
ることなしに機械的性質を測定した。
使用したTPO(A)および(B)の種類および垣なら
びに試験体について測定した機械的性質は、第3表に纒
めである。
り ! N 53453によるノブチ衝撃強さ、DI 
N 53457による弾性率、硬度および荷重21.6
kgの際のメルトインデックス(MFりを測定した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、異なる硬度の熱可塑性ポリウレタンエラストマーと
    、場合によっては強化作用を有する充填剤との混合物か
    ら構成され、この場合この熱可塑性ポリウレタンエラス
    トマーは、a)有機ジイソシアネートを、 b)500〜8000の分子量を有するポリヒドロキシ
    化合物および c)60〜400の分子量を有するジオールと、1.0
    :1.0〜1.2:1.0の成分(b)および(c)の
    ヒドロキシル基の総和に対して有機ジイソシアネート(
    a)のNCO基の等量比で反応させることによって得ら
    れる、低温衝撃強さを有する良好に流動性の熱可塑性ポ
    リウレタンエラストマー組成物において、熱可塑性ポリ
    ウレタンエラストマー組成物が本質的に、 A)95以下のショアー硬度Aを有する少なくとも1つ
    の熱可塑性ポリウレタンエラス トマー(A)5〜95重量部、 B)98以上のショアー硬度を有する少なくとも1つの
    熱可塑性ポリウレタンエラスト マー(B)95〜5重量部、 この場合(A)と(B)の重量部は、10 0重量部になるまで補充され、 C)(A)および(B)の重量に対して、強化作用を有
    する充填剤0〜60重量% からなり、但し、熱可塑性ポリウレタンエラストマー(
    A)および(B)の軟質セグメントは、双方ともポリエ
    ステルセグメントからなるか、または双方ともポリエー
    テルセグメントからなるものとすることを特徴とする、
    低温衝撃強さを有する良好に流動性の熱可塑性ポリウレ
    タンエラストマー組成物。 2、請求項1記載の低温衝撃強さを有する良好に流動性
    の熱可塑性ポリウレタンエラストマー組成物を製造する
    方法において、ポリウレタンエラストマー(A)および
    (B)を140〜250℃の温度で、有利に押出機中で
    一緒に溶融し、溶融液に場合によっては強化作用を有す
    る充填剤を注入し、その後にこの溶融液を冷却し、強化
    させたエラストマー組成物を粉砕することを特徴とする
    、低温衝撃強さを有する良好に流動性の熱可塑性ポリウ
    レタンエラストマー組成物の製造法。
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