JPH0225549A - 鋳塊連続加熱炉 - Google Patents

鋳塊連続加熱炉

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Publication number
JPH0225549A
JPH0225549A JP17655888A JP17655888A JPH0225549A JP H0225549 A JPH0225549 A JP H0225549A JP 17655888 A JP17655888 A JP 17655888A JP 17655888 A JP17655888 A JP 17655888A JP H0225549 A JPH0225549 A JP H0225549A
Authority
JP
Japan
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zone
ingot
port
exhaust
heating
Prior art date
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Pending
Application number
JP17655888A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Sasaki
明 佐々木
Kazumi Kato
加藤 和海
Hidekazu Sugimoto
英一 杉本
Noritomi Terada
寺田 徳富
Mitsuhisa Sugimoto
光央 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MA Aluminum Corp
Original Assignee
Mitsubishi Aluminum Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Aluminum Co Ltd filed Critical Mitsubishi Aluminum Co Ltd
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Publication of JPH0225549A publication Critical patent/JPH0225549A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、純アルミニウム、アルミニウム合金などの鋳
塊を無闇圧延前に所定の圧延温度に加熱する鋳塊加熱炉
に係り、特に、炉本体の一端に形成した装入口から鋳塊
を順次炉本体内に装入し、炉本体内を間歇搬送しつつ加
熱し、炉本体の他端に形成した油出口から順次抽出する
ようにした鋳塊連続加熱炉に関する。
(従来の技術) 眞述した鋳塊連続加熱炉には、従来から燃焼ガスにより
vl塊の加熱を行なう直接加熱方式のものと、間接焚き
バーナや電熱式加熱といった間接加熱方式のものとがあ
る。
このうちぬ接加熱方式の鋳塊連続加熱炉は、灯油などの
燃料を燃焼させ、その燃焼ガスにより直接鋳塊を加熱す
るため、省エネに寄与することはできるが、燃料の燃焼
の際に生成される水が水蒸気として燃焼ガスに含まれる
ことになる。この結果、炉本体内雰囲気中の水蒸気含有
lが増大し、飽和水蒸気jとなる温度を表わす露点温度
が約40〜60℃と^くなり、炉本体内に技大したばか
りの低温の鋳塊の表面に露点温度の高い雰囲気ガスが接
触することにより鋳塊の表面に結露を発生するおそれが
あった。そして、鋳塊の表面に結露を発生すると、この
結露は鋳塊表1]に異常な酸化膜を形成するし、また、
この結露には炉本体内の塵埃が吸着されるので、鋳塊の
表面が汚れ、圧延製品に表面欠陥を生じるばかりでなく
、圧延ロールの表面に傷がつくおそれがあった。
−7)%間接加熱方式の鋳塊連続加熱炉は、加熱により
炉本体内雰囲気の水蒸気含有恐が増大することがないの
で露点温度は低いままであり、鋳塊の表面に結露を発生
するおそれはないが、加熱効率が直接加熱方式と比較し
て悪いため燃料の消費mが多いし、他方、設備コストも
轟くなり、したがって、経済性が悪いという問題点があ
った。
このような直接加熱方式および間接加熱方式における問
題点を克服するものとして、炉本体内の鋳塊をすべて抽
出した後に直接加熱方式のバーナを消火し、炉本体内の
ガスを燃焼ガスと比較して露点温度の低い空気と置換し
、その後、炉本体内に鋳塊を装入し、炉壁からの放熱に
より鋳塊を加熱し、#IJ塊がバーナ点火した際の露点
温度より高く加熱された侵にバーJを点火するようにし
た新直接加熱方式が従来から採用されていた。
〔発明が解決しようとする3題〕 しかしながら、前述した直接および間接加熱方式におけ
る問題点を克服するrfr直接加熱方式は、鋳塊の装入
と油出を同時に行なえないために連続炉としての利点が
損なわれるという問題点があった。
このような従来のものにおける問題点を克服するものと
して特開昭63−65060@公報に記載のものが知ら
れており、この公報のものは、炉本体の装入口側端部に
中間扉を介して予熱室を形成し、この予熱室内に搬送し
た鋳塊を燃焼ガスと熱交換した^温空気により露点温度
以上に加熱したうえで加熱ゾーンに搬送し、直火焚式バ
ーナにより加熱するようにしていた。
しかしながら、この公報のものは、中間扉を介して予熱
室を形成しているため、構造が*tiになり、設備コス
トが高くなるという問題点があった。
本発明は、前述した従来のものにおける問題点を克服し
、鋳塊を効率よくしかも結露を生じさせることなく加熱
することができ、しかも設備コストが低く、また省エネ
に寄与し得る鋳塊31i!続加熱炉を提供することを目
的とする。
(課題を解決するための手段) 前述した目的を達成するため請求項第1 Tnの鋳塊連
続加熱炉は、炉本体の一端に聞m ’uJ能な鋳塊の装
入口を形成するとともに、炉本体の他端に開I7可能な
鋳塊の抽出口を形成し、炉本体内を複数のゾーンに区画
し、各ゾーンに循環ファンを配設するとともに、少なく
ともひとつのゾーンに、装入口から装入され抽出口方向
に間歇搬送される鋳塊を燃焼ガスにより加熱する直接加
熱装置を配設してなる鋳塊連続加熱炉において、装入初
期ゾーンに間接加熱vL置を配設するとともに、炉本体
からの活気を行なう排気口を装入初期ゾーンから抽出口
側の加熱ゾーン方向への燃焼ガスの流れが生じ得るよう
に形成し、前記排気口に連通するように配設された排気
管に排気口にお()る排気量を調節し得る排気用バルブ
を配設したことをff微としている。
また、請求項第2項の鋳塊連続加熱炉は、炉本体の一端
に開m可能な鋳塊の装入口を形成するとともに、炉本体
の他端にrM閑可能な鋳塊の抽出口を形成し、炉本体内
を複数のゾーンに区画し、各ゾーンに%lii:@ファ
ンを配設するとともに、少なくともひとつのゾーンに、
装入口から装入され抽出口方向に間@搬送される鋳塊を
燃焼ガスにより加熱する直接加熱装置を配設してなる鋳
塊連続加熱炉において、装入初期ゾーン外周に蓄熱量の
大きな材料を配設するとともに、炉本体からの排気を行
なう排気口を装入初期ゾーンから抽出口鋼の加熱ゾーン
方向への燃焼ガスの流れが生じ得るように形成し、前記
排気口に連通するように配設された排気管に排気口にお
ける排気量を調節し111るM気用バルブを配設したこ
とを特徴としている。
さらに、請求項第3項の鋳塊連続加熱炉は、炉本体の一
端にl11!m可能な鋳塊の装入口を形成するとともに
、炉本体の他端にn閏可能な鋳塊の抽出口を形成し、炉
本体内を複数のゾーンに区画し、各ゾーンにvi環ファ
ンを配設するとともに、少なくともひとつのゾーンに、
装入口から装入され抽出口方向に間歇搬送される鋳塊を
燃焼ガスにより加熱する直接加熱装置を配設してなる鋳
塊連続加熱炉において、装入初期ゾーンに高温の空気を
供給するために燃焼ガスと熱交換する熱交!lk器を装
入初期ゾーンと連通ずるように配設するとともに、炉本
体からの排気を行なう排気口を装入初期ゾーンから抽出
口側の加熱ゾーン方向への燃焼ガスの流れが生じ得るよ
うに形成し、前記排気口に連通ずるように配設された排
気管に排気口における排気量を講即し得る排気用バルブ
を配設したことを特徴としている。
さらにまた、請求項第4項の鋳塊連続加熱炉は、炉本体
の一端に開rf1号能な鋳塊の装入口を形成するととも
に、炉本体の他端に11閏可能な鋳塊の抽出口を形成し
、炉本体内を複数のゾーンに区画し、各ゾーンに循環フ
ァンを配設するとともに、少なくと5ひとつのゾーンに
、装入口から装入され抽出口方向に間歇搬送される鋳塊
を燃焼ガスにより加熱する直接加熱装Mを配設してなる
鋳塊連続加熱炉において、装入初期ゾーンに間接加熱装
置を配設するとともに、装入初期ゾーン外周に蓄熱量の
大きな材料を配設し、かつ、炉本体からの排気を11な
う排気口を装入初IIゾーンから抽出口側の加熱ゾーン
方向への燃焼ガスの流れが生じ1!7るように形成し、
前記排気口に連通ケるように配設された排気管に排気口
における排気量を調部し行る排気用バルブを配設したこ
とを特徴とし−(いる。
さらに、請求項第5項の鋳塊連続加熱炉は、炉本体の一
端にn問可能な鋳塊の装入口を形成するとともに、炉本
体の他端に開閉可能な鋳塊の抽出口を形成し、炉本体内
を複数のゾーンに区画し、各ゾーンにfi環ファンを配
設するとともに、少なくともひとつのゾーンに、装入口
から装入され抽出口方向に間歇搬送される鋳塊を燃焼ガ
スにより加熱する直接加熱装置を配設してなる鋳塊連続
加熱炉において、装入初期ゾーン外周に蓄熱量の大きな
材料を配設するとともに、装入初期ゾーンに高温の空気
を供給するために燃焼ガスと熱交換する熱交換器を装入
初期ゾーンと連通するJ:うに配設し、かつ、炉本体か
らの排気を行なう11゛気口を装入初IIゾーンから抽
出口側の加熱ゾーン方向への燃焼ガスの流れが生じ得る
ように形成し、胃記排気口に連通ずるように配設された
排気管に排気口における排気量を調節し得る排気用バル
ブを配設したことを特徴としている。
また、請求項第6項の鋳塊連続加P!!!炉は、炉本体
の一端に開閉可能な鋳塊の装入1]を形成するとともに
、炉本体の他端に170ffl可能な鋳塊の抽出口を形
成し、炉本体内を複数のゾーンに区画し、各ゾーンに循
環ファンを配設するとともに、少なくともひとつのゾー
ンに、装入口から装入され抽出口方向に間歇搬送される
鋳塊を燃焼ガスにより加熱する直接加熱装置を配設して
なる鋳塊連続加熱炉において、装入初期ゾーンに間接加
熱¥i<置を配設するとともに、装入初期ゾーンに高温
の空気を供給するために燃焼ガスと熱交換する熱交換器
を装入初期ゾーンと連通ずるように配設し、かつ、炉本
体からの排気を行なう排気口を装入初期ゾーンから抽出
口側の加熱ゾーン方向への燃焼ガスの流れが生じ得るよ
うに形成し、前記排気口に連通するように配設された排
気管に排気口における排気間を調節し得る排気用バルブ
を配設したことを特徴としている。
さらに、請求項第7項の鋳塊連続加熱炉は、炉本体の一
端に開閉可能な鋳塊の装入口を形成するとともに、炉本
体の他端に開開可能な鋳塊の抽出口を形成し、炉本体内
を複数のゾーンに区画し、各ゾーンに循環ファンを配設
するとともに、少なくともひとつのゾーンに、装入口か
ら装入され抽出口方向に間歇搬送される鋳塊を燃焼ガス
により加熱する直接加熱装置を配設してなる鋳塊連続加
熱炉において、装入初期ゾーンに固接加熱装置を配設し
、装入初期ゾーン外周に蓄熱量の大きな材料を配設する
とともに、装入初期ゾーンに高温の空気を供給するため
に燃焼ガスと熱交換する熱交換器を装入初期ゾーンと連
通ずるように配設し、かつ、炉本体からの排気を行なう
排気口を装入初期ゾーンから抽出口側の加熱ゾーン方向
への燃焼ガスの流れが生じ得るように形成し、前記排気
口に連通するように配設された排気管に排気口における
排気ffi!講節し得る排気用バルブを配設したことを
特徴としている。
さらにまた、請求項第8項の鋳塊連続加熱炉は、2求項
第1項ないし第7項のいずれか1項に記載のものにおい
て、前記装入初期ゾーンに配設した循環ファンに、この
fi環フ?ンの回転数をvI御する回転数υ制御装置を
配設したことを特徴としている。
〔作 用〕
前述した構成の請求項第1項の鋳塊連続加熱炉によれば
、鋳塊の装入時には、炉本体内のガスの流れを、排気用
バルブの制御により装入切用ゾーンから他の加熱ゾーン
方向にυ制御することにより、加熱ゾーン内の露点温度
の高い燃焼ガスの装入初期ゾーンへの流入を防止したう
えで、装入初期ゾーンに装入された鋳塊を、固接加熱装
置により露点温度を高めることなく露点温度以上に加熱
することができるので、最初に装入した鋳塊から最後に
炉本体内に装入した鋳塊まで効率よく露点−度以上にま
で加熱することができる。そして、最後に装入した鋳塊
が露点温度以上にまで加熱されたら、間接加熱!A胃の
駆動を停止したうえで装入初期ゾーン内を直接加熱装置
により加熱すればよい。
また、請求項第2項の鋳塊連続加熱炉によれば、前述し
た請求項第1項のものにおけ奇間接加熱装置に代えて装
入初期ゾーン外周の炉本体を蓄熱mの大きな材料により
形成したので、前回の直接加熱装置の燃焼の結実装入初
期ゾーンの外周の炉本体に蓄積された熱mにより装入さ
れた鋳塊を露点mr!X以上にまで加熱することができ
るので、請求項第1項のものと同様に装入したすべての
鋳塊を効率よく露点温度以上にまで加熱することができ
る。
さらに、請求項第3項の鋳塊連続加熱炉によれば、請求
項第1項のものにおける固接加熱装置および請求項第2
項のものにおける蓄熱量の大きな材料により形成された
装入初期ゾーンの外周の炉本体に代えて装入初期ゾーン
に^潟の空気を供給するために燃焼ガスと熱交換する熱
交換おを装入初期ゾーンと連通ずるように配設したので
、請求項第1項および2求項第2項のものと同様に装入
したすべての鋳塊を効率よく露点潟痘以」二にまで加熱
することができる。
さらにまた、請求項第4項の鋳塊連続加熱炉によれば、
請求項第1項のらのにおける開度加熱装置と請求項第2
項における蓄熱mの大きな材料により形成された装入初
期ゾーン外周の炉本体とを併設したので、周接加熱装置
と炉本体に蓄積されている大きな熱mとにより装入した
り一ベての鋳塊をさらに効率よ(露点温度Jス上にまで
加熱することができる。
さらに、請求項第5項の鋳塊連続加熱炉によれば、請求
項第2項における岳熱aの大きな材料により形成された
装入初期ゾーン外周の炉本体と請求項第3項のものにお
ける熱交換器とを併設したので、炉本体に蓄積されてい
る大きな熱mと熱交換器とにより装入したすべての鋳塊
をさらに効率J:り露点温度以上にまで加熱することが
できる。
また、請求項第6項の鋳塊連続加熱炉によれば、請求項
第1項のものにおける間接加熱装置と請求項第3項にお
ける熱交換器とを併設したので、間接加熱装置と熱交換
器とにより装入したすべての鋳塊をさらに効率よく露点
温度以上にまで加熱することができる。
さらに、請求項第711の鋳塊連続加熱炉によれば、請
求項第1項のものにおける間接加M¥I装置と請求項第
2項にお【)る蓄熱量の大きな材料により形成された装
入初期ゾーン外周の炉本体と請求項第3項における熱交
換器とを併設したので、間接加熱装置と炉本体にM積さ
れている大きな熱量と熱交換器とにより装入したすべで
の鋳塊をさらに効率よく露点温度以上にまで加熱するこ
とができる。
さらにまた、請求項第8項の鋳塊連続加熱炉によれば、
前記各請求項において装入初期ゾーンに配設した循環フ
ァンに回転数制御装置を設け、熱効率をさらに良好にI
I Ill したうえで装入したすべての鋳塊をさらに
効率よく露点温度以上にまで1メ1熱することができる
〔実施例〕
以下、本発明を図面に示す実施例により説明する。
第1図および第2図は本発明に係る鋳塊連続加熱炉の第
1実m例を示すものであり、鋳塊連続加熱炉1の水平方
向に長く形成された炉本体2は、外側の鋼板と内側のス
テンレスとの間に断熱材料を介装して構成されている。
第1図において炉本体2の左端壁3には、装入扉4によ
り同m可能な装入口5が形成されており、また炉本体2
の右端壁6には、抽出扉7により同m可能な抽出口8が
形成されている。前記装入口5の外側には、横に寝かし
て搬送されてきた純アルミニウム、アルミニウム合金な
どのvt塊Sを起立さヒた状態で炉本体2内を搬送する
ために起立せしめる起立装置9が配設されており、この
起立装置9の隣接位置には、鋳塊Sを炉本体2内におい
て搬送する際に鋳塊Sを載置ケる1対のシュー10.1
0を循環使用するために押上げるシリンダ装:ff1l
が配設されている。一方、前記抽出口8の外側には、炉
本体2内を起立して搬送されてきた鋳塊Sを次工程にお
いて圧延などするために転閏さUる転倒装置!t12が
配設されている。さらに、1y1記炉本体2内の下部に
は、IyJ記シュー10゜10を案内写る1対のガイド
レール13.13が敷設されている。
1)b2炉本体2内は、鋳塊Sの搬送範囲である下部を
除いて張設されている5枚の隔’114.14・・・に
より炉本体2の長手方向において6個の加熱ゾーン15
A、158.15G、150.15E。
15F(以下、符号15により総称する)に区画されて
いる。各加熱ゾーン15内には、第2図に詳示するよう
に;前記炉本体2の頂壁16、底壁17および両側壁1
8.18とそれぞれ間隔を隔てて四角筒状の内周壁19
が配設されてJ5す、この内周壁19の底壁20には、
多数の通気孔21゜21・・・が形成されている。
なお、前記ガイドレール13の上部は内周壁19内に臨
んでおり、鋳塊Sは内周壁19内を凄送されるようにな
っている。
前記炉本体2の両側壁18.18J3よび内周壁19の
両側壁22.22間となる前記各加熱ゾーン15内には
、左右において各1対の直接加熱装置のひとつの例とし
ての直火式バーナ23.23が配設されている。また、
前記炉本体2の頂壁16および内周’119の頂壁24
間となる前記各加熱ゾーン15内には、第2図に矢印で
示すように、内周壁19内の空気を吸引して内周壁19
の頂壁24から各側壁22の外側に沿って流動さ「るた
めの循環ファン25が配設されており、各循環ファン2
5は、それぞれの循環ファン25と対応するように炉本
体2の頂壁16上に設置されているモータ26により回
転駆動されるようになっている。ところで、少なくとも
炉本体2の装入口5に近い両加熱ゾーン15A、15B
内の各循環ファン25を回転!!!、動する各モータ2
6には、回転数制御I装固のひとつの例としてのインバ
ータが接続されており、このインバータによりモータ回
転数を制御され得るようになっている。
前記炉本体2の装入口5に近い両加熱ゾーン15A、1
5[3内には、前記直火式バーナ23に加え、これらの
加熱ゾーン15A、15B内を固接的に加熱するラジア
ントチューブのような間接式バーナ27.27がそれぞ
れ配設されて、いる。
これらの加熱ゾーン15A、15Bは装入初期ゾーンと
して鋳塊の予備加熱もなし得るようになっている。また
、ひとつ置きの加熱ゾーン15B。
15D、15Fの頂1に!16には、各頂壁16に形成
された図示しない排気口と連通する排気管28B、28
D、28F (以下、符号28により総称する〉が接続
されており、これらの排気管28B。
28D、28Fは合流したうえで熱交換!29と接続さ
れ、加熱ゾーン158.15D、15F内のR温の燃焼
ガスをこの熱交換器29を介して排気するようになって
いる。さらに、この熱交換器29には1s瀾空気供給費
30が隣接配置され、熱交換器29内のa1%編ガスの
熱エネルギを高温空気供給管30内の空気に伝達し得る
ようになってJ3す、この高温空気供給管30の下流端
は前記炉本体2の装入口5に隣接する加熱ゾーン15A
の頂壁16に接続され、熱交!I!器2器内9内mガス
どの熱交換により加熱された高温空気を加熱ゾーン15
A内に供給し得るようになっている。なお、前記熱交換
器29および′R瀾空気供給管30は、前記間接式バー
ナ27の代りに設けるようにしてもよい。さらにまた、
前記排気管28内には、排気管28からの排気伍をfi
llsするちょう形弁31が配設されており、各ちょう
形弁31のほぼ円板状の弁体32は個別に回動&IIm
され得るようになっている。
つぎに、前述した構成からなる本実施例の作用について
説明する。
第3図A−Eは、第1図と同じ内きから鋳塊連続加熱炉
1を示した概略図であり、各鋳塊Sに付されている数字
は炉本体2内への鋳塊Sの装入順を示している。
第3図Aはずべての加熱ゾーン15の直火式バーナ23
が燃焼(ON)して各鋳塊Sを加熱している状f13に
おいて燃焼開始から所定時間が経過して、最初に炉本体
2内に装入された鋳塊S1が所定温度に加熱されたため
、炉本体2の左端の装入口(図示せず)側からプツシt
y(図示Uず)により鋳塊S30を押動するようにして
図示を省略した抽出口から鋳塊S1を抽出した抽出開始
状態を示すものである。なお、この状態においては、そ
れぞれ排気管28内に配設されているらよう形弁31の
弁体32は同位置を取っており、各排気管28を介して
各直火式バーナ2,3の燃焼ガスの排気が行なわれてい
る。
前述した最初に炉本体2内に装入された鋳塊S1の抽出
侵、所定M閤経過すると鋳塊S2が所定温度以上にまで
加熱されるので、炉本体2の装入口側からブツシャによ
り鋳塊830をflllilJするようにして抽出口か
ら鋳塊S2を抽出する。このようにして、所定時間ごと
に順次鋳塊Sを抽出して行き、鋳塊S5を抽出すると、
この鋳塊s5の抽出動作前に一番装入口側の加熱ゾーン
15A内に位置していたReの鋳塊830が鋳塊s5の
抽出動作により加熱ゾーン15Bに移動して加熱ゾーン
15△内に鋳塊Sが存在しなくなるので、加熱ゾーン1
5A内の直火式バーナ23を消火(OFF>1”る。そ
して、各排気管28内に配設されているちょう形弁31
のう#3排気管28Bおよび排気管28D内の各らよう
形弁31を開位置として排気管28F内のちょう形弁3
1のみを開位置に保持しておく。すると、各加熱ゾーン
15内の燃焼ガスが加熱ゾーン15F方向にR1)tす
ることになり、直火式バーナ23が消火され負圧となっ
ている加熱ゾーン15Aには、露点温度の低い外気が侵
入することになり、露点温度の高い燃焼ガスの加熱ゾー
ン15A内におiする温度が低下して加熱ゾーン15A
内の露点温度は低下する。
また、前記加熱ゾーン15内の直火式バー′j23を消
火するとともに、加熱ゾーン15A内の固接式バーナ2
7による加熱を開始゛りる。すると、加熱ゾーン15A
内は水蒸気通が増大することなく温度1邦されるので、
露点温度の上昇は回避される。さらに、at熱ゾーン1
5Aの各壁内には燃焼ガスの残留熱己が残されているの
で、インバータによりモータ26をtillすることに
より加熱ゾーン15A内の%′isファン25の回転数
を少なくして省エネに寄与することができる。
このように加熱ゾーン15A内の状態をv制御しCおき
、鋳塊S5の抽出後回定時間が経過したら鋳塊S6の抽
出を行ない、この鋳塊S6の抽出と同時に加熱ゾーン1
5A内へまだ加熱されていない別の鋳塊S1を装入する
。すると、加熱ゾーン15F内からのみ排気管28Fを
介して排気される燃焼ガスの流れにより、加熱ゾーン1
5A内から露点温度の八い燃焼ガスが吸引され露点温度
の低い外気が加熱ゾーン15A内に流入して加熱ゾーン
15A内の露点湿度が低下するとともに、間接式バーナ
27により加熱ゾーン15A内の水蒸気邑を増加するこ
となく鋳塊S1の加熱が行なわれるので、加熱ゾーン1
5A内に装入された低温の鋳塊S1は、結露を生じるこ
となく燃焼ガスの露点温度以上に加熱される。
つぎに、鋳塊S6の抽出後回定時間が経過したら鋳塊S
7の抽出を行ない、この鋳塊S7の抽出と同時に加熱ゾ
ーン15A内へまだ加熱されていない別の鋳塊S2を装
入し、この鋳tjl!82の加熱を開始する。このよう
にして、鋳塊Sの抽出および装入を繰返して、第2の加
熱ゾーン15B内から直火式バーナ23により加熱中の
鋳塊830が加熱ゾーン15C内に搬送され加熱ゾーン
15B内に直火式バーナ23により加熱される鋳塊Sが
全くなくなったら、前述した加熱ゾーン15A内の直火
式バーナ23と同様、加熱ゾーン158内の直火式バー
ナ23も消火し、この加熱ゾーン15B内に露点温度の
低い加熱ゾーン15A内のt%温空気を導入して加熱ゾ
ーン15B内の露点温度を低下させつつ、加熱ゾーン1
5B内を固接式バーf 27により加熱する。
一方、加熱ゾーン15C内に直火式バーナ23により加
熱される鋳塊Sがなくなっても、加熱ゾーン15C内の
直火式バーナ23は消火せずに燃焼状態を維持する。こ
れは、その後、比較的早い時Inにこの加熱ゾーン15
C内に搬送される鋳塊S1はすでに加熱ゾーン15A、
15B内を搬送される間に露点4度以上に加熱されてい
るt、:め、露点温度の低い直火式バー123により加
熱してb鋳塊S1の表面に結露は生じないので、直接加
熱装置たる直下式バーナ23により加熱した方が91J
率的だからである。
同様に、加熱ゾーン15D〜15Fも、加熱されている
鋳塊Sが全てなくbつでも直火式バーブ23を消火する
ことなく、第3図Cの状態を軒で第3図りに示す状態と
する。なお、加熱ゾーン15A、15B内の熱風を循環
する循環ファン25を回転駆動する各モータ26は途中
で前述したインバータのvI@により回転数を増すよう
に制御して、各間接式バーナ27の熱邑を効率よく鋳塊
Sに伝達するようにする。そして、第3図Eに示すよう
に、所定時間ごとに加熱ゾーン15A内に加熱されてい
ない鋳塊Sを装入して、4べての加熱ゾーン15内に完
全に鋳塊Sが装入された状態において最後に装入された
鋳塊830が固接式バーナ27などにより露点温度以上
に加熱されるまでの時間が経過したら、各排気管28内
のらよう形弁31の弁体32をすべてb1位置に位置決
めしたうえで再加熱ゾーン15A、15B内の直火式バ
ーナ23に点火するとともに、各直火式バーナ23を消
火したときに駆動を停止した加熱ゾーン15△、15B
内の各循環ファン25を回転駆動する。この結果、再加
熱ゾーン15A、15B内に収納されている各鋳塊SG
ま、効率よく加熱され急激に温度上昇される。そして、
最初に装入した鋳塊S1が所定温度に加熱されるまでの
時間が経過したら、前述したと同様に、この鋳塊S1を
外部に抽出して前述した工程を繰返す。
前述したように本実施例によれば、鋳塊Sの装入時、加
熱ゾーン15Fからの排気管28Fのみを同として加熱
ゾーン15Aから加熱ゾーン15F方向への空気の流れ
を形成し、予備加熱を行なう加熱ゾーン15A、15B
内の燃焼ガスを露点温度の低い外気に置換するとともに
、加熱ゾーン15A、15Bを水蒸気恐の増大しないラ
ジアントデユープのような固接式バーナ27により加熱
して各鋳塊Sの予錫加熱を行なうようにしているので、
各鋳塊Sを結露を生ずることなく加熱することができる
また、両加熱ゾーン15A、15[3内の各循環)7ン
25を回転駆動するモータ26をインバータ1111w
シて、残留熱1がかなり残されている直火式バーナ23
を消火した直侵の循環ファン25の回転数を少なく制a
するとともに、ある程1立の時間が経過して、両加熱ゾ
ーン15A、15B内の残留熱量が少なくなったら、固
接式バーナ27を着火したうえで循環ファン25の回転
数を多くなるようにII tillして間接式バーナ2
7による熱漬を迅速に各鋳塊Sに伝達するようになって
いるので、両加熱ゾーン15A、15B内の各循環ファ
ン25を回転駆動するモータ26を効率よく駆動して、
鋳塊Sの効率のよい加熱を行なうとともに、省エネに寄
与することができる。さらに、残留熱量がかなり残され
ている時点から間接式バーブ27に着火して効率よく加
熱することも可能である。
なお、前述した熱交換器29において燃焼ガスと熱交換
を行なったI!I温空気を供給する高温空気供給管30
をラジアントチューブのような固接式バーナ27と併用
して各鋳塊Sを加熱してもよいし、あるいは、間接式バ
ーナ27を用いずにこの8m空気供給管30のみを設け
るようにしてもよい。
また、第4図は直火式バーナ23の燃焼による熱量を良
好に蓄熱し得るようにした加熱ゾーン15A、15Bの
構成を示すものであり、本実施例においては、炉本体2
の両側!!18.18と、内周119の両側壁22.2
2との間に、図示しない多数の耐火レンガを千鳥状に組
み上げてなる1対の蓄熱構造部33.33が形成されて
いる。
このように両加熱ゾーン15A、15B内に各1対の蓄
熱構造部33.33を配設すれば、直火式バーナ23の
燃焼時に熱mを各蓄熱構造部33に備えておくことによ
り、固接式バーナ27、^温空気供給管30を設けるこ
となく各訪鳴S4i:露点温度以上にまで予備加熱する
ことができるし、また、間接式パーツ°27および高温
空気供給管30の少なくとも一方と併用すれば、より効
率よく各鋳塊Sを予備加熱することができる。
なJ5、本発明は、前述した実施例に限定されるbので
はなく、必要に応じて種々の変更が可能である。例えば
、第4図の実施例における蓄熱構造部33に代えて炉本
体2自体を蓄熱mの大きな材料により形成してもよい。
また、排気管28の本数をひとつのみにして抽出口8側
に設Gするようにしてもよい。さらに、装入切用ゾーン
15A。
15Bに直火式バーナ23を設けず、他の加熱ゾーン1
5C〜15fのみに直火式パーツ″23を設けるように
してもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明に係る鋳塊連続加熱炉によれ
ば、鋳塊を効率よくしかも炉本体内の露点温度を低下さ
せることにより結露を生じさせることなく加熱すること
ができるし、また、格別高価な設備が不要なので設備コ
ストを低くすることができるし、さらには、無駄な燃焼
や無駄な循環ファンの駆動を行なわないので省エネにも
寄与できるという(饗れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図1.i本発明に係る鋳塊連続加熱炉の実施例を示
す縦断面正面図、第2図は第1図の相当部分の縦断面図
、第3図A、B、C,D、Eは第1図および第2図の鋳
塊連続加熱炉の作用を示1戦略図、第4図は本発明の他
の実施例を示す第2図に相当する図である。 1・・・鋳塊連続加熱炉、2・・・炉本体、4・・・装
入扉、5・・・装入口、7・・・抽出ffl、8・・・
抽出口、13・・・ガイドレール、14・・・隔壁、1
5.15A、15[3゜15C,15D、15E、15
F・・・加熱ゾーン、19・・・内周壁、23・・・直
火式バーナ、25・・・循環ファン、26・・・モータ
、27・・・間接式バーナ、28.28B、28D、2
8F・・・排気管、29・・・熱交換器、30・・・高
温空気供給管、31・・・ちょう形弁、33・・・蓄熱
構造部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)炉本体の一端に開閉可能な鋳塊の装入口を形成する
    とともに、炉本体の他端に開閉可能な鋳塊の抽出口を形
    成し、炉本体内を複数のゾーンに区画し、各ゾーンに循
    環ファンを配設するとともに、少なくともひとつのゾー
    ンに、装入口から装入され抽出口方向に間歇搬送される
    鋳塊を燃焼ガスにより加熱する直接加熱装置を配設して
    なる鋳塊連続加熱炉において、装入初期ゾーンに間接加
    熱装置を配設するとともに、炉本体からの排気を行なう
    排気口を装入初期ゾーンから抽出口側の加熱ゾーン方向
    への燃焼ガスの流れが生じ得るように形成し、前記排気
    口に連通するように配設された排気管に排気口における
    排気量を調節し得る排気用バルブを配設したことを特徴
    とする鋳塊連続加熱炉。 2)炉本体の一端に開閉可能な鋳塊の装入口を形成する
    とともに、炉本体の他端に開閉可能な鋳塊の抽出口を形
    成し、炉本体内を複数のゾーンに区画し、各ゾーンに循
    環ファンを配設するとともに、少なくともひとつのゾー
    ンに、装入口から装入され抽出口方向に間歇搬送される
    鋳塊を燃焼ガスにより加熱する直接加熱装置を配設して
    なる鋳塊連続加熱炉において、装入初期ゾーン外周に蓄
    熱量の大きな材料を配設するとともに、炉本体からの排
    気を行なう排気口を装入初期ゾーンから抽出口側の加熱
    ゾーン方向への燃焼ガスの流れが生じ得るように形成し
    、前記排気口に連通するように配設された排気管に排気
    口における排気量を調節し得る排気用バルブを配設した
    ことを特徴とする鋳塊連続加熱炉。 3)炉本体の一端に開閉可能な鋳塊の装入口を形成する
    とともに、炉本体の他端に開閉可能な鋳塊の抽出口を形
    成し、炉本体内を複数のゾーンに区画し、各ゾーンに循
    環ファンを配設するとともに、少なくともひとつのゾー
    ンに、装入口から装入され抽出口方向に間歇搬送される
    鋳塊を燃焼ガスにより加熱する直接加熱装置を配設して
    なる鋳塊連続加熱炉において、装入初期ゾーンに高温の
    空気を供給するために燃焼ガスと熱交換する熱交換器を
    装入初期ゾーンと連通するように配設するとともに、炉
    本体からの排気を行なう排気口を装入初期ゾーンから抽
    出口側の加熱ゾーン方向への燃焼ガスの流れが生じ得る
    ように形成し、前記排気口に連通するように配設された
    排気管に排気口における排気量を調節し得る排気用バル
    ブを配設したことを特徴とする鋳塊通続加熱炉。 4)炉本体の一端に開閉可能な鋳塊の装入口を形成する
    とともに、炉本体の他端に開閉可能な鋳塊の抽出口を形
    成し、炉本体内を複数のゾーンに区画し、各ゾーンに循
    環ファンを配設するとともに、少なくともひとつのゾー
    ンに、装入口から装入され抽出口方向に間歇搬送される
    鋳塊を燃焼ガスにより加熱する直接加熱装置を配設して
    なる鋳塊連続加熱炉において、装入初期ゾーンに間接加
    熱装置を配設するとともに、装入初期ゾーン外周に蓄熱
    量の大きな材料を配設し、かつ、炉本体からの排気を行
    なう排気口を装入初期ゾーンから抽出口側の加熱ゾーン
    方向への燃焼ガスの流れが生じ得るように形成し、前記
    排気口に連通するように配設された排気管に排気口にお
    ける排気量を調節し得る排気用バルブを配設したことを
    特徴とする鋳塊連続加熱炉。 5)炉本体の一端に開閉可能な鋳塊の装入口を形成する
    とともに、炉本体の他端に開閉可能な鋳塊の抽出口を形
    成し、炉本体内を複数のゾーンに区画し、各ゾーンに循
    環ファンを配設するとともに、少なくともひとつのゾー
    ンに、装入口から装入され抽出口方向に間歇搬送される
    鋳塊を燃焼ガスにより加熱する直接加熱装置を配設して
    なる鋳塊連続加熱炉において、装入初期ゾーン外周に蓄
    熱量の大きな材料を配設するとともに、装入初期ゾーン
    に高温の空気を供給するために燃焼ガスと熱交換する熱
    交換器を装入初期ゾーンと連通するように配設し、かつ
    、炉本体からの排気を行なう排気口を装入初期ゾーンか
    ら抽出口側の加熱ゾーン方向への燃焼ガスの流れが生じ
    得るように形成し、前記排気口に連通するように配設さ
    れた排気管に排気口における排気量を調節し得る排気用
    バルブを配設したことを特徴とする鋳塊連続加熱炉。 6)炉本体の一端に開閉可能な鋳塊の装入口を形成する
    とともに、炉本体の他端に開閉可能な鋳塊の抽出口を形
    成し、炉本体内を複数のゾーンに区画し、各ゾーンに循
    環ファンを配設するとともに、少なくともひとつのゾー
    ンに、装入口から装入され抽出口方向に間歇搬送される
    鋳塊を燃焼ガスにより加熱する直接加熱装置を配設して
    なる鋳塊連続加熱炉において、装入初期ゾーンに間接加
    熱装置を配設するとともに、装入初期ゾーンに高温の空
    気を供給するために燃焼ガスと熱交換する熱交換器を装
    入初期ゾーンと連通するように配設し、かつ、炉本体か
    らの排気を行なう排気口を装入初期ゾーンから抽出口側
    の加熱ゾーン方向への燃焼ガスの流れが生じ得るように
    形成し、前記排気口に連通するように配設された排気管
    に排気口における排気量を調節し得る排気用バルブを配
    設したことを特徴とする鋳塊連続加熱炉。 7)炉本体の一端に開閉可能な鋳塊の装入口を形成する
    とともに、炉本体の他端に開閉可能な鋳塊の抽出口を形
    成し、炉本体内を複数のゾーンに区画し、各ゾーンに循
    環ファンを配設するとともに、少なくともひとつのゾー
    ンに、装入口から装入され抽出口方向に間歇搬送される
    鋳塊を燃焼ガスにより加熱する直接加熱装置を配設して
    なる鋳塊連続加熱炉において、装入初期ゾーンに間接加
    熱装置を配設し、装入初期ゾーン外周に蓄熱量の大きな
    材料を配設するとともに、装入初期ゾーンに高温の空気
    を供給するために燃焼ガスと熱交換する熱交換器を装入
    初期ゾーンと連通するように配設し、かつ、炉本体から
    の排気を行なう排気口を装入初期ゾーンから抽出口側の
    加熱ゾーン方向への燃焼ガスの流れが生じ得るように形
    成し、前記排気口に連通するように配設された排気管に
    排気口における排気量を調節し得る排気用バルブを配設
    したことを特徴とする鋳塊連続加熱炉。 8)前記装入初期ゾーンに配設した循環ファンに、この
    循環ファンの回転数を制御する回転数制御装置を配設し
    たことを特徴とする請求項第1項ないし第7項のいずれ
    か1項に記載の鋳塊連続加熱炉。
JP17655888A 1988-07-15 1988-07-15 鋳塊連続加熱炉 Pending JPH0225549A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0498464A (ja) * 1990-08-10 1992-03-31 Fujitsu Ltd 化学構造のデータ表現方式
JP2006110153A (ja) * 2004-10-15 2006-04-27 Olympus Corp 内視鏡用可撓管の製造装置
US9586375B2 (en) 2013-07-03 2017-03-07 Aida Engineering, Ltd. Press machine controller
WO2020244274A1 (zh) * 2019-06-05 2020-12-10 南京长江工业炉科技集团有限公司 一种汽车稳定杆防超温加热炉

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