JPH02255251A - 鉛蓄電池用格子体の連続鋳造装置 - Google Patents

鉛蓄電池用格子体の連続鋳造装置

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JPH02255251A
JPH02255251A JP7755489A JP7755489A JPH02255251A JP H02255251 A JPH02255251 A JP H02255251A JP 7755489 A JP7755489 A JP 7755489A JP 7755489 A JP7755489 A JP 7755489A JP H02255251 A JPH02255251 A JP H02255251A
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JP
Japan
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mold
molds
rotating drum
lattice
molten metal
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Pending
Application number
JP7755489A
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English (en)
Inventor
Akio Tokunaga
徳永 昭夫
Shigeharu Osumi
重治 大角
Takao Omae
孝夫 大前
Teruo Ito
輝雄 伊藤
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Japan Storage Battery Co Ltd
Original Assignee
Japan Storage Battery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分舅 本発明は鉛蓄電池用格子体の連続鋳造装置に関するもの
である。
従来の技術とその課題 鉛蓄電池用格子体は鋳造法または機械加工法によって製
造されているが、いずれも一長一短がある。
鋳造法は格子の形状を彫込んだ一対の合わせ鋳型に溶湯
を流し込んで、第12図にし示すような格子体を1枚ず
つ製造する方法である。この方法では格子体の製造がバ
ッチ式であるために能率が悪く、あと工程であるペース
ト充填工程とのつながりを連続にできない欠点がある。
そのため近年従来の鋳造法による格子体の製造に代わっ
て機械加工法が採用されるようになった。この機械加工
法の代表的なものにエキスバンド方式による格子体の製
造方法がある。この方式によって製造された格子体は第
13図に示すような形状であって、3!%続的な製造に
よってあと工程とのつながりも能率的である半面、次の
ような欠点があった。まず、エキスバンド格子を製造す
るには鉛合金の地金を圧延などの方法によってシート状
にしなければならない、ついでこのシートをエキスバン
ド機にかけて展開するわけであるが、非常に大掛かりな
装置を必要とする上に、この方式で製造できる格子体は
主に釦−カルシウム系合金に限られ、通常鉛蓄電池によ
く用いられる鉛−アンチモン系合金に適用するのはむず
かしい、さらに致命的な欠点は、第13図の格子形状か
られかるように格子体には縦の親桟がないために電圧特
性が悪く、特に正極板に用いた場合には格子体が伸びや
すく、負極ストラップとショートして寿命の短い鉛蓄電
池しか得られないことである。
そこで、RJ遺法によって連続的に格子体を製造できる
連続鋳造装置が考案され、これまでにも種々の提案がさ
れている0例えば米国特許第4.349゜067号によ
れば、格子体の形状を彫込んだドラムにシューと称する
溶湯供給部を当接し、該ドラムとシューとの間に形成さ
れた鋳型の溝を溶湯で満たして連続的にn遣格子を製造
する装置が記載されている。ところがこの方式で製造さ
れる格子体は、鋳型がドラム外周だけであるため第11
図に示すようにシュー面側は平らな断面形状となり、こ
の形状から明らかなごとくペーストを充填した極板は振
動によって簡単にペーストが脱落するという欠点があっ
た。さらに、溶湯供給部であるシューは固定されている
ために、ドラムはシューに対して摺動しながら回転する
事になり、製造された格子体のシュー面側には多数の鋳
巣が生じ、特に正極板に使用した場合には格子の腐食が
著しく寿命性能のよい鉛蓄電池は得られない。また、上
記の連続鋳造法では比較的凝固範囲の狭い鉛合金、例え
ば鉛−カルシウム系鉛合金しか使えないし、格子体の厚
みも大きい鋳物は製造できないという欠点もある。
課題を解決するための手段 本発明は上述した従来の鉛蓄電池用格子体製造法の欠点
を全て解消する連続鋳造装置を提供するもので、外周面
に格子体の形状を彫込んだ回転ドラム鋳型の外周の一部
に、短冊状鋳型を蝶番構造で環状に可動接続した一連の
鋳型の一部が円弧状に圧接されて一対の鋳型が形成され
、該一連の短冊状鋳型を摺動することなく回転ドラム鋳
型と共に移動させることによって優れた特性の鉛N電池
用格子体を連続的に鋳造することを可能にしたものであ
る。
実施例 以下、本発明を一実施例に基き詳述する。
第1図は本発明による連続鋳造装置の概略を示す上面図
、第2図はその側面図である9図において1は回転ドラ
ム鋳型であって、その外周面には格子体形状の彫込み2
があり、その上部に設けた多数の溶湯流火消3につなが
っている。tた、格子体形状の彫込み2の上部および下
部には多数のビン穴4.4′があり、回転ドラム鋳型1
の外周上端5は斜めに切削しである。この回転ドラム鋳
型1は駆動モータ6により矢印の方向に回転する。
7は回転ドラム鋳型の加熱装置である。また、第1図お
よび第2図において、8は断面形状が円弧状の短冊状鋳
型であって、その凹面側には格子体を分割した状態の形
状が彫込んであり、溶湯の流入溝10につながっている
。格子体を分割した状態の形状の彫込み部9の上部およ
び下部にはビン11.11′が設けてあり、上記回転ド
ラム鋳型1の周囲のビン穴4,4′とT度嵌合するよう
になっている。さらに短冊状鋳型8の凹面側上@12は
斜めに切肖りしてあり、個々の短冊状鋳型は蝶番′!l
J造13によって相互に可動結合され、図に示すように
環状になっている。この可動結合して環状にした短冊状
鋳型は一対の滑車14.14’の周囲を矢印の方向に回
転し、第1図で斜線で示した部分は回転ドラム鋳型1に
圧接しながら移動する。なお、15は回転ドラム鋳型1
に短冊状鋳型8を圧接するW4楕、16は短冊状鋳型の
加熱装置である。
以上が本発明による鉛蓄電池用格子体の連続鋳造装置の
概要であるが、鋳型部分についてさらに説明を加える。
第3図は回転ドラム8型1の一部を拡大して図示したも
ので、2は格子体形状の彫込みである。ただし、図を簡
単にするなめに格子桟の本数を少なくしである。第4図
および第5図はそれぞれ短冊状鋳型8の左側面斜視図お
よび右側面斜視図を示す6図において17は鋳型背面両
端の切削部である。この鋳型背面両端の切削部は第6図
および第7図に示すように蝶番部13が短冊状鋳型を結
合した際に表面に現われないようにするためであって、
回転ドラム鋳型に圧接している部分では第6図に示すよ
うな状態になり、第1図に示した一対の滑TL14.1
4′の周囲を回転する際は第7図のように相隣る切削部
17は密接することになる。このように蝶番部を表面に
現われないようにすることによって、短冊状鋳型の圧接
m楕14や一対の滑車13.13’の動きがスムースに
なる。
つぎに本発明による鉛蓄電池用格子体の連続鋳造装置を
用いて鉛−アンチモン系合金の格子体を鋳造した実施例
を説明する。まず、モータ6のスイッチを入れて回転ド
ラム鋳型を可動させる。そうすると短冊状鋳型のビン1
1.11′は回転ドラム鋳型のビン穴4,4′に基金し
ながら一連の可動結合した短冊状鋳型は第1図の斜線部
で回転ドラム鋳型に圧接しながら移動する。ついで鋳型
の加熱装置7および16で溶湯の供給部Aを200〜2
10°Cに昇温し、両方の鋳型にだ型剤を吹き付けて鋳
型の表面にM型剤の薄い層を形成させた後、430〜4
50℃に加熱した溶湯を第1図のA部から鋳型に流し込
んだ。この時溶湯は第8図に示した両鋳型の断面図から
れかるように、回転ドラム鋳型1の外周上端の切削部5
と短冊状鋳型8の凹面側上端の切削部12によって形成
される■字形溝から溶湯の流入溝を通って格子体の彫込
みに流れ込む。
回転ドラム鋳型1および一連に可動結合した短冊状鋳型
8は第1図の矢印の方向に移動しているので、格子体の
形状を彫り込んだ溝は順次溶湯で満たされ、第1図のB
、B′部を冷風等により冷却凝固させた後、湯口などの
余分な部分を切断して第9図に示すような形状の格子体
が連続的に得られる。この格子体の断面は第10図に示
す形状であって、第11図に示す従来の31続鋳造法に
よる格子体のように片面が平らな形状でないから、ペー
ストの充填性が良好で耐震性の優れた極板が得られるだ
けでなく、IjJMが生じないため耐食性もよい格子体
が製造できた。
発明の効果 本発明による鉛蓄電池用格子体の連続@造装置によれば
次のような効果が得られる。
イ、任意の形状の格子体が連続的に能率よ(製造でき、
あと工程とのつながりも連続的になり、極板製造工程を
大幅に自動化できる。
口lt’用できる合金種に制限がなく、鉛−カルシウム
系でも鉛−アンチモン系でも鋳造が可能で、格子体の厚
みも自由に変えることができる。
ハ8本発明の連続鋳造装置には摺動部分がないので、格
子体の仕上がりが良好で、従来の連続gJ造格子のよう
に藺巣が生じることもないので、正極格子として充分に
使用できる。
二1本発明による連続S造装置で鋳造した格子体にペー
ストを充填した極板は活物質の脱落が起こりに<<、耐
振性が良好である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による鉛蓄電池用連続n遺装置の上面図
、第2図はその側面図、第3図は回転ドラム鋳型の一部
の側面図、第4図は断面円弧状のMIII)状鋪型の左
側面斜視図、第5図は断面円弧状の′M府状状鋳型右側
面斜視図、第6図および第7図は短冊状鋳型を蝶番m遣
によって可動結合した状態を示す上面図、第8図は回転
ドラム鋳型と短冊状鋳型を圧接した状態での断面図、第
9図は本発明装置で製造した格子体の一例を示した図、
第10図はその断面形状を示す図、第11図は従来の連
続鋳造装置で製造しな格子体の断面図、第12図は従来
の鋳造法で製造した格子体をしめす図、第13図はエキ
スバンド法により製造した格子体を示す図である。 1・・・回転ドラム鋳型、2.9・・・彫込み、3.1
0・・・溶湯の流入溝、4,4′・・・ビン穴、8・・
・短冊状鋳型、11.11′・・・ビン、13・・・蝶
番横遣才 区 オ 丙 オ 乙 囚 ケ 医 lλ 大 図 オ 因 オ フ 囚 オ !3 万

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、外周表面に格子体の形状を彫込んだ回転ドラム鋳型
    と、断面が円弧状であつてその凹面側に格子体の形状を
    彫込んだ多数の短冊状鋳型の複数個を蝶番機構により一
    連に可動結合して環状とした鋳型とからなり、上記回転
    ドラム鋳型の回転に伴って上記短冊状鋳型が移動し、上
    記一連に可動結合した短冊状鋳型の少なくとも複数個は
    常に上記回転ドラム鋳型の外周の一部に圧接されて一対
    の鋳型が形成されるようにしてなる鉛蓄電池用格子体の
    連続鋳造装置。
JP7755489A 1989-03-28 1989-03-28 鉛蓄電池用格子体の連続鋳造装置 Pending JPH02255251A (ja)

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JP7755489A JPH02255251A (ja) 1989-03-28 1989-03-28 鉛蓄電池用格子体の連続鋳造装置

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JP7755489A JPH02255251A (ja) 1989-03-28 1989-03-28 鉛蓄電池用格子体の連続鋳造装置

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JPH02255251A true JPH02255251A (ja) 1990-10-16

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