JPH03221261A - 鉛蓄電池用格子体の連続鋳造装置 - Google Patents

鉛蓄電池用格子体の連続鋳造装置

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JPH03221261A
JPH03221261A JP1648290A JP1648290A JPH03221261A JP H03221261 A JPH03221261 A JP H03221261A JP 1648290 A JP1648290 A JP 1648290A JP 1648290 A JP1648290 A JP 1648290A JP H03221261 A JPH03221261 A JP H03221261A
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JP
Japan
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molds
mold
molten metal
lattice
grid
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Pending
Application number
JP1648290A
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English (en)
Inventor
Masahiko Onari
小齊 雅彦
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Japan Storage Battery Co Ltd
Original Assignee
Japan Storage Battery Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH03221261A publication Critical patent/JPH03221261A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は鉛蓄電池用格子体の連続鋳造装置に関するもの
である。
従来の技術とその課題 鉛蓄電池用格子体は鋳造法またはm械加工法によって製
造されているが、いずれも一長一短がある。
鋳造法は格子の形状を彫込んだ一対の合わせ鋳型に溶湯
を流し込んで、第6図に示すような格子体を1枚ずつ製
造する方法である。この方法では格子体の製造がバッチ
式であるために能率が悪く、あと工程であるペースト充
填工程とのつながりを連続にできない欠点がある。その
ため近年従来の鋳造法による格子体の製造に代わってl
l械加工法が採用されるようになった。この機械加工法
の代表的なものにエキスバンド方式による格子体の製造
方法がある。この方式によって製造された格子体は第7
図に示すような形状であって、連続的な製造によってあ
と工程とのつながりは能率的である半面、次のような欠
点があった。まず、エキスバンド格子を製造するには鉛
合金の地金を圧延などの方法によってシート状にしなけ
ればならない。
ついでこのシートをエキスバンド機にかけて展開するわ
けであるが、非常に大掛かりな装置を必要とする上に、
この方式で製造できる格子体は主に鉛−カルシウム系合
金に限られ、通常鉛蓄電池によく用いられる鉛−アンチ
モン系合金に適用するのはむずかしい。さらに致命的な
欠点は、第7図の格子形状かられかるように格子体には
縦の親桟がないために電圧特性が悪く、特に正極板に用
いた場合には格子体が伸びやすく、負極ストラップとシ
ョートして寿命の短い鉛蓄電池しが得られないことであ
る。
そこで、功過法によって連続的に格子体を製造できる連
続鋳造装置が考案され、これまでにも種々の提案がされ
ている0例えば米国特許第4,349゜067号によれ
ば、格子体の形状を彫込んたドラムにシューと称する溶
湯供給部を当接し、該ドラムとシューとの間に形成され
た鋳型の湧を溶湯で満たして連続的にfijJ造格子を
製造する装置が記載されている。ところがこの方式でg
jI!造される格子体は、鋳型がドラム外周だけである
ため第5図に示すようにシュー面側は平らな断面形状と
なり、この形状から明らかなごとくペーストを充填した
極板は振動によって簡単にペーストが脱落するという欠
点があった。さらに、溶湯供給部であるシューは固定さ
れているために、ドラムはシューに対して摺動しながら
回転する事になり、製造された格子体のシュー面側には
多数の鋳巣が生じ、特に正極板に使用した場合には格子
の腐食が著しく寿命性能のよい鉛蓄電池は得られない。
また、上記の連続鋳造法では比較的凝固範囲の狭い鉛合
金、例えば銘−カルシウム系鉛合金しか使えないし、格
子体の厚みも大きいB物は製造できないという欠点もあ
る。
課題を解決するための手段 本発明は上述した従来の鉛8rjh池用格子体製造法の
欠点を全て解消する連続鋳造装置を提供するもので、一
平面に格子体を分割した形状の彫込みを有する短冊状鋳
型の多数を蝶番R横によって環状に可動結合した一対の
鋳型を対向して循環するように配置すると共に、対向す
る短冊状鋳型の少なくとも複数組は常に相互に圧接され
てそれぞれ一対の合わせ鋳型が形成されるように構成す
ることにより、上述した従来のバッチ式合わせ鋳型でt
R造できる格子体と同じ断面形状の格子体を連続的に8
造することを可能にしたものである。
実施例 以下、本発明を一実施例に基き詳述する。
第1図は本発明による鉛蓄電池用格子体の連続鋳造装置
本体の上面図である0図において1は短冊状の鋳型であ
ってその一面には格子体を分割した形状の彫込みが設け
てあり、その背面は隣接する池の短冊状鋳型と蝶番機構
により可動結合するためのチェーンの1コマ2に結合し
ており、これによって多数の短冊状鋳型が相互に連なっ
て環状の鋳型Aを形成している。3および4もそれぞれ
同じ構成の短冊状鋳型およびチェーンの1コマであって
、環状鋳型Aと対になる環状鋳型Bを形成している。一
対の環状鋳型AおよびBはそれぞれ一対のスプロケット
5.5′問および6.6′間を循環するように配置し、
上記一対のスプロケット間の鋳型の直線部分7において
環状鋳型AおよびBは相互に圧接せしめることにより合
わせ鋳型を構成している。そこで短1Tl)状鋳型1お
よび3を第1図C−C断面の形状を明らかにすることに
よってさらに説明すれば、第2図において一対の短冊状
鋳型1および3はその一平面に格子体を分割した形状の
彫込み8および9を有しており、短冊状鋳型1と3を圧
接した状態では鋳型の合わせ面上部まで彫込みがある。
21はこの合わせ面上部に当接して駐止した溶湯槽で鋳
型彫込み部に溶湯供給のための間隙22が設けられてい
る。短冊状鋳型1および3の彫込み内下部にはそれぞれ
ビン穴12およびピン13が設けてあり、これらを嵌合
することによって鋳型1および3を固定するようになっ
ている。また、鋳型の背面の上部および下部のコ字状凹
部にはV字形の四部を有する滑車14.14’および1
5.15’が取り付けてあり、鋳型1は固定板16のV
字形レール16′上を鋳型3はエアーシリンダ17を介
して固定板18に取付けた可動板19の■字形レール1
9′上を滑らかに移動する。なお、2゜2′は短冊状鋳
型】および3の上、下に取付けたチェーンの1コマであ
り、20は鋳型を加熱するための装置である。この鋳型
加熱装置20は第1図における環状鋳型AおよびBの圧
接部分全体に設けないで、溶湯の供給部分近傍を加熱で
きる程度のものとする。ここで上述した溶湯槽21につ
いてさらに説明ずれば、元炉から輸送ポンプにより溶湯
供給管25を繰出して該部内に一定量の:M湯が供給保
持されるi造となっている。
つき°に上述した構造の本発明による連続鋳造装置を用
いて釦−アンチモン系合金の格子体を8 mした実施例
を説明する。
まず、スプロケット5に接続した駆動装置(図面には記
入なし)を作動させるとスプロケットの歯に噛合ってチ
ェーンが移動し、それと共にチェーンに接続した短冊状
鋳型も移動する。その際短冊状!8を】および3が合体
する位置にくると彫込み面に設けたビン13かビン穴1
2に嵌合し、相互に鋳型が固定される。そこで鋳型の加
熱装置20(本実施例ではカスバーナーを用いた)を作
動させて各々の麩型温度か100°C以上に達したとこ
ろで鋳型の彫込み面に離型剤を塗布する。
) ついでエアーシリンダ17を作動させて環状鋳型AとB
を適度に圧接し、430〜450℃に加熱した溶湯をノ
ズル21から合体した鋳型に圧入すれば溶湯は彫込み溝
の隅々まで行き渡り、やがて鋳型の移動と共に順次凝固
して第4図に示す形状の連続した格子体が得られた。
ここで、溶湯槽21は該温度の溶湯を供給するために内
蔵された電熱器で常時保温を行った。此の帯状の格子体
にペーストを充#A後切断すれば極板が能率良く生産で
きた。ここで@遺した格子体の断面形状は第4図に示す
ように、従来の合わせ鋳型いわゆるブックモールドで鋳
造したものと同じであって、第5図に示す従来の連続鋳
造機で製造した格子体のように片面が偏平でないから、
ペーストの充填性が良好で耐振性の潰れた極板が得られ
るだけでなく、摺動部分がないので鋳巣が生じることも
なく耐食性もよい格子体が製造できた。
発明の効果 本発明による鉛蓄電池用格子体の連Il!鋳造装置によ
れば次のような効果が得られる。
\ イ、任意の形状の格子体が連続的に能率よく製造でき、
あと工程とのつながりも連続的になり、極板製造上程を
大幅に自動化できる。
口 特に本発明の連続鋳造装置では、従来のブックモー
ルドの湯口に相当する部分か溶湯槽21となり、格子凝
同時の収縮を補ういわゆる押し湯を行うことかできる。
さらに、従来では湯[1の溶湯心よ格子部と共に凝固さ
せて鋳型から取り出し切断、回収していたが、本発明に
よればこの必要かないので一層効十良く格子体の製造が
できる。また、従来では湯口部で比較的多量の溶湯を凝
固させるため、該部の温度上昇が大きいので、鋳型黒度
の調整が困難となったり、鋳型表面に通常塗布される離
型剤の寿命が特に該部で短寿命となる傾向があったか本
発明ではその問題ら解消した。
ハ3本実施例で示した連afijJ造装置を並列に並べ
ることによって帯状の格f#が同時に何枚も製造できる
。例えは本実施例の連続鋳造格子を2台用意ずれは、帯
状の格子体が同時に3枚製造でき、格子体の製造能率が
さらに向上する。
二、使用できる合金種に制限がなく、鉛−カルシウム系
でも釦−アンチモン系でも鋳造が可能で、格子体の厚み
も自由に変えることができる。
ホ1本発明の連続MJ造装置鋳型面には摺動部分がない
ので、格子体の仕上がりが良好で、従来の連続鋳造格子
のようにS巣が生じることもないので、正極格子として
充分に使用できる。
へ1本発明による連続鋳造装置で鋳造した格子体にペー
ストを充填した極板は活物質の脱落が起こりにくく、耐
振性が良好である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による鉛′TI電池用格子体の連続S造
装置本体の上面図、第2図は第1図のC−C切断面にお
ける短冊状鋳型の断面図、第3図は本発明による格子体
の一例を示す図、第4図は本発明による格子体の断面図
、第5図は従来の連続鋳造機で製造された格子体の断面
図、第6図は従来のバッチ式B造機で製造した格子体を
示す図、第7図はエキスバンド法により製造した格子体
を示す図である。 1.3・・・短羽状鋳型、2.4・・・チェーンの1コ
マ、5.5′、6.6′・・・スプロケット、8.9・
・・格子体形状の彫込み、 10、11・・・斜めの切削部、12・・・ピン六、1
3・・・ピン、14、14′、 15.15’・・・滑
車、16.18・・・固定板、19・・・可動板、17
・・・エアーシリンダー21・・・溶湯槽、25・・・
溶湯供給管第 因 才 2丁 才 囚 ヤ 牛 呂 バ 医 π 国 石 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、一平面に格子体を分割した形状の彫込みを有する短
    冊状鋳型の多数を蝶番機構によって環状に可動結合した
    一対の鋳型を対向して循環するように配置すると共に、
    対向する短冊状鋳型の少なくとも複数組は常に相互に圧
    接されてそれぞれ一対の合わせ鋳型が形成されるように
    構成してなる連続鋳造装置において、上記一対の合わせ
    鋳型の格子体形状彫込み面上部に、下部に間隙を設けた
    溶湯槽を当接して駐止し、該間隙より溶湯を鋳型内に注
    入することを特徴とする鉛蓄電池用格子体の連続鋳造装
    置。
JP1648290A 1990-01-26 1990-01-26 鉛蓄電池用格子体の連続鋳造装置 Pending JPH03221261A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102335737A (zh) * 2011-11-14 2012-02-01 江苏先特能源装备有限公司 一种铸板机双开模机构
CN102489688A (zh) * 2011-12-21 2012-06-13 卧龙电气集团股份有限公司 一种表面变形可调式铸板模具

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102335737A (zh) * 2011-11-14 2012-02-01 江苏先特能源装备有限公司 一种铸板机双开模机构
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