JPH02254941A - 回転電機 - Google Patents

回転電機

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Publication number
JPH02254941A
JPH02254941A JP7260589A JP7260589A JPH02254941A JP H02254941 A JPH02254941 A JP H02254941A JP 7260589 A JP7260589 A JP 7260589A JP 7260589 A JP7260589 A JP 7260589A JP H02254941 A JPH02254941 A JP H02254941A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
core
wedge
rotor core
liquid
Prior art date
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Pending
Application number
JP7260589A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoyuki Yamashita
山下 清幸
Kazuhide Yamada
山田 一秀
Masahiro Ikeda
雅博 池田
Tokuji Ando
安東 徳治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP7260589A priority Critical patent/JPH02254941A/ja
Publication of JPH02254941A publication Critical patent/JPH02254941A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、冷媒冷却回転電機の液カットによる固定子
巻線の損傷を防止する装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第15図は従来の回転電機を示す正面断面図、第16図
は第15図の固定子コイルスロット出口部の断面拡大図
である。第15図、第16図において、1は固定子鉄心
、2は固定子巻線、3は回転子軸、3aは軸穴、4は回
転子鉄心、4aはダクト、5はエンドリング、6は保護
リング、7はしばり紐、8は詰物である。
このようなものにおいては、回転電機を冷却する目的で
、冷媒が外部より軸3の穴3aを通ってのち、回転子鉄
心4の中央部に設けられたダクト部4aを通じ噴射され
て固定子鉄心1の内周部に当たり、空隙部gより固定子
鉄心1の両端へ流れていく、一方、回転電機の回転子は
磁気作用により回転しているため、上記空隙部を流れる
冷媒は、エンドリング5の外周部で遠心力の作用により
外側へ吹き飛ばされ、これが固定子コイル2のスロット
出口の直線部に当たってコイルの絶縁物が液カット作用
により劣化するものであった。
そこで従来からこの液カットを防ぐ目的で、この部分に
第16図に示す如く、保護リング6を設けているが、こ
の保護リングの構造が充分でないと、冷媒が直接絶縁物
に吹き付けられて液カット現象を起こし、接地事故等の
重大事故へと発展する恐れがあった。そのため保護リン
グ6は固定子鉄心1との間に隙間が生じないようにする
ため下方に詰物8を敷いて固定子鉄心との隙間を塞ぎ、
更にこのリング6を固定子コイルに固定するなめ、第1
75ilの如く予めリングに小穴6aを多数設けておき
、この穴にしばり紐7を通して固定子コイルに巻回し固
定している。
また第18図、第19図、第20図に示す従来例のもの
は、固定子鉄心1側に挿入している楔9と保護リング6
とを突き合せて装着したものであるが、その突き合せ部
は、それぞれの材料の変形、加工精度、又は固定子鉄心
の変形等により若干の隙間が生じることがあり、その隙
間に冷媒が噴射され、いわゆる液カットが発生するとい
う不具合があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが従来の前者の装置は、固定子鉄心1と保護リン
グ6の間に隙間が生じないよう下方に詰物8を敷き、し
かも保護リング6を固定子コイル2の内周側に固定する
ため、リングに穴6aを加工し、しばり紐7で固定子コ
イルに固定する必要があり、限られたスペース内で実施
するため、多大の時間を要するとともに保護リングの成
形が困難であるという問題があった。
また後者のものについては、楔9と保護リング6の突き
合せに細心の注意と多大の時間が掛かり、又液カットに
よる固定子巻線2端部の損傷が発生する等の問題があっ
た。
この発明は上記の課題を解消するためになされたもので
、簡単な構成にて固定子巻線端部を液カットより防ぐと
ともに、取付作業が短時間で容易にできる回転電機を得
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る回転電機は、固定子巻線の絶縁を保護し
液カット現象を起こすのを防止する保護リングを、固定
子巻線を固定するためにスロット内に挿入される楔と一
体化して形成したものである。
請求項2の発明は、上記楔と保護リングの突き合せ部を
傾斜してカットし、互いの隙間をなくすようにしたもの
である。
請求項3の発明は、回転子鉄心の外周両端部に液切板を
設けたものである。
請求項4の発明は、回転子鉄心の外周面に液切溝を設け
たものである。
請求1iI5の発明は、回転子鉄心を固定子鉄心より短
く設定したものである。
〔作用〕
この発明における回転電機は、従来から使用されている
模と保護装置とを兼用させることにより、材料の節減と
、作業困難なスペース内でも簡単に取付けられるように
したものである。
請求項2のものでは、楔と保護リングをテーパ状に突き
合せたので、ラジアル方向の隙間が生ぜず、液カットを
防止する。
また請求項3と4のものでは、保護リングやしばり紐を
用いないで簡単がっ短時間に液カット対策をうつことが
できる。
次に請求項5のものでは、冷媒液が回転子端面で振り切
られて飛び出しても、直接コイルエンド部に当たらない
〔実施例〕
以下この発明の実施例を図について説明する。
第1図〜第3図において、1は固定子鉄心、2aは固定
子コイルエンド、9は固定子コイルをスロッ)1aに固
定するための丁字形の楔である。即ち、従来の楔は単に
短冊形のものを使用し、これを固定子鉄心のスロットに
打込んでいたが、本実施例では楔を丁字形にすることで
保護リングと兼用せしめたことを特徴としている。
従来の楔と保護リングはそれぞれ別個の部品より構成さ
れているので、保護リングをコイル内周に固定するため
の作業が困難であったが、上記実施例では、楔の形状を
丁字形に成形したものを用いて保護リングと一体化する
ことで、上記の欠点が解消される。
なお上記実施例では、丁字形楔を示しているが、その形
状は他のものであってもよい。
次に第4図、第5図、第6図は他の実施例を示すもので
、1は固定子鉄心、2はこの固定子鉄心内に設けられた
固定子鉄心巻線であり、10は固定子巻線2の端部を保
護するためと、固定子巻線2を固定子鉄心1に固定する
ために、従来の保護リングと楔を兼用し一体化したリン
グ状楔である。
なおこのリング状の楔lOは1台当たり2個必要で、各
々1個ずつ左右より固定子鉄心に打込み、その先端10
aで突き合わせるものとする。
また請求項2の発明に係る第7図、第8図、第9図のも
のにおいては、保護リング6と楔9の両端をある角度で
切断し突き合せるようにしたもので、これによって、そ
れぞれの製作誤差、組立誤差を吸収し、回転子側より噴
射される冷媒に対して有害な隙間を解消することができ
る。
また請求項3の発明に係る第10図、第11図のものに
おいては、回転子鉄心4の両端の外周に液切板11を設
けたものである。
また請求項4の発明に係る第12図、第13図のものに
おいては、回転子鉄心4の外周面に液切溝12を設けた
ものである。なお本例では液切溝を回転子鉄心4の両端
に1個ずつ設けたものを示したが、それ以上設けてもよ
く、またその形状も種々のものが考えられる。
以上、請求項3及び4のものにおいては、軸穴3a及び
ダクト4aを通ってきた冷媒は、固定子と回転子間の空
隙部gを通っていくが、このとき、エンドリング5に到
達する直前に回転子鉄心の両端に設けられた液切板11
または液切溝12によって振り切られることにより、固
定子巻線2端部への影響を少なくすることができる。な
お固定子鉄心1部分では、固定子巻線2は楔等により保
護されており、冷媒の噴射によるダメージはない。
次に請求項5に係る第14図に示す発明においては、回
転子鉄心4の軸方向の長さを固定子鉄心2のそれより短
く設定したものである。
このようなものにおいては、回転子端部まで来た冷媒液
は、端部で振り切られるが、固定子コアに当たり、固定
子コイルエンドを傷つけることはなく、液カット現象は
起こらない。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明は、楔と保護リング(液カット部
材ンとを兼用することによって、保護に置か安価にでき
、構造も簡単で、耐液カットが容易にできる上に高い作
業効率が得られる効果がある。
また請求項2の発明によれば、楔墓保護リングをテーパ
ー状に突き合わせるようにしたので、ラジアル方向の隙
間を生じることなく、液カットによる不具合がなくなる
効果がある。
次に請求項3と4の発明によれば、回転子鉄心に単に液
切板また液切溝を設けるだけで、他の液カット対策が不
要になる効果がある。
請求項5の発明によれば、回転子鉄心の寸法を固定子鉄
心の寸法より短くすることにより、固定子コイルエンド
の液カット現象を防止することができ、従来必要であっ
た固定子コイル保護カバーが不要となり、信頼性の高い
装置を安価に供給することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る回転電機の固定子コイル液カッ
ト保護装置の一実施例を示す平面図、第2図はその楔の
平面図、第3図は第1図の1−1線における断面拡大図
、第4図はこの発明の他の実施例を示す要部の拡大図、
第5図、第6図はそのリング状楔の平面図と正面図であ
る。第7図、第8図、第9図は請求項2の発明に係る実
施例を示すもので、第7図は要部の拡大図、第8図(A
)(B)は楔の正面図と側面図、第9図(A) (B)
は保護リングの正面図と側面図である。第10図と第1
1図は請求項3の発明に係る実施例を示すもので、第1
0図は正面図、第11図はその要部の拡大図である。 第12図と第13図は請求項4の発明に係る実施例を示
すもので、第12図は正面図、第13図はその要部の拡
大図である。第14図は請求項5の発明に係る断面図で
ある。第15図は従来の回転電機の固定子コイル液カッ
ト保護装置を示す正面断面図、第16図はその保護装置
部の断面拡大図、第17図は保護装置のリングの拡大平
面図である。第18図、第19図、第20図は他のtt
mを示すもので、第18図は要部の断面図、第19図(
A) (B)はその楔を示す平面図と正面図、第20図
(^)(B)はその保護リングを示す正面図と断面図で
ある。 図中、1は固定子鉄心、2は固定子巻線、2aは固定子
コイルエンド、3は回転軸、4は回転子鉄心、6は保護
リング、9.10は楔、11は液切板、12は液切溝で
ある。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)固定子鉄心のスロットに挿入された固定子巻線を
    固定する楔と、上記固定子巻線端部に液カット現象から
    保護する目的で装着される保護リングとを一体化し、楔
    と保護リングとを兼用せしめたことを特徴とする回転電
    機。
  2. (2)固定子鉄心のスロットに挿入された固定子巻線を
    固定する楔と、上記固定子巻線端部に液カット現象から
    保護する目的で装着される保護リングとの両端突き合せ
    端辺を互いに斜めにカットし、密着性を増大せしめたこ
    とを特徴とする回転電機。
  3. (3)回転軸に搭載された回転子鉄心、この回転子鉄心
    の周りに空隙を介して配置された固定子鉄心、この固定
    子鉄心のスロット内に挿入された固定子巻線を有するも
    のにおいて、上記回転子鉄心の外周両端に液切板を設け
    たことを特徴とする回転電機。
  4. (4)回転軸に搭載された回転子鉄心、この回転子鉄心
    の周りに空隙を介して配置された固定子鉄心、この固定
    子鉄心のスロット内に挿入された固定子巻線を有するも
    のにおいて、上記回転子鉄心の外周面に液切溝を設けた
    ことを特徴とする回転電機。
  5. (5)回転軸に搭載された回転子鉄心、この回転子鉄心
    の周りに空隙を介して配置された固定子鉄心、この固定
    子鉄心のスロット内に挿入された固定子巻線を有するも
    のにおいて、上記回転子鉄心を上記固定子鉄心よりも短
    く設定したことを特徴とする回転電機。
JP7260589A 1989-03-24 1989-03-24 回転電機 Pending JPH02254941A (ja)

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JP7260589A JPH02254941A (ja) 1989-03-24 1989-03-24 回転電機

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JP7260589A JPH02254941A (ja) 1989-03-24 1989-03-24 回転電機

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JPH02254941A true JPH02254941A (ja) 1990-10-15

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ID=13494193

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JP7260589A Pending JPH02254941A (ja) 1989-03-24 1989-03-24 回転電機

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JP (1) JPH02254941A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0913909A1 (en) * 1997-10-29 1999-05-06 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Reluctance motor and compressor-driving reluctance motor
CN105393433A (zh) * 2013-07-29 2016-03-09 雷米技术有限公司 电机的绝缘部件及组装方法

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EP0913909A1 (en) * 1997-10-29 1999-05-06 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Reluctance motor and compressor-driving reluctance motor
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