JPH02254855A - 画像読取装置および画像読取方法 - Google Patents

画像読取装置および画像読取方法

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JPH02254855A
JPH02254855A JP1074903A JP7490389A JPH02254855A JP H02254855 A JPH02254855 A JP H02254855A JP 1074903 A JP1074903 A JP 1074903A JP 7490389 A JP7490389 A JP 7490389A JP H02254855 A JPH02254855 A JP H02254855A
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JP1074903A
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Hiroshi Itagaki
浩 板垣
Nobuo Matsuoka
松岡 伸夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [a業上の利用分野] 本発明は、複数の光電変換素子を用いて画像の読取りを
行なう画像読取装置および画像読取方法に開するもので
ある。
[従来の技術1 従来より、高速画像読取りに使用されるイメージセンサ
−として、主走査方向に複数チップで構成されたイメー
ジセンサ−上にストライプタイプのフィルタを構成して
、色分解信号を時分割に点順次で読み出す方式のものが
ある。
ここで、上記色分解信号を得るために使用される色フィ
ルタの分光感度特性およびイメージセンサ−自身の分光
感度特性により、低波長域は高波長域と比較して分光感
度特性が悪くなる。従って標準白色板等の基準画像を読
み取った時のイメージセンサ−出力信号は点順次にカラ
ーバランスのとれたビデオ信号とはならない。
そこで、色分解信号のダイナミックレンジ(S/N比)
を充分に確保するためにビデオ信号処理回路において、
それぞれの色信号に対して増幅等を行ない、標準白色板
を読み取った時の各色分解信号のレベル合わせをしてカ
ラーバランス調整を行ない、またそれぞれの色信号に対
して直流レベル調整回路を持ち、イメージセンサ−で読
み取った黒レベル信号の直流レベルをシフトすることに
より、複数本で構成されたイメージセンサ−の各チャン
ネル間のレベルを合わせチャンネルつなぎを行っていた
[発明が解決しようとする課題1 しかしながら、上記従来例ではイメージセンサ−を高速
駆動した際に、各チップの転送特性の違いにより特に低
照度光信号として高濃度原稿を読み取った時に各センサ
ー出力信号の直線性の違いとなり、単一の標準黒色板を
読み取って直流レベル調整回路により、黒レベル信号の
直流レベルを調整して各センサーの出力信号レベルを合
わせたとしても、必ずしも各チャンネル間の濃度レベル
が合わないといった欠点があった。
よって本発明の目的は上述の点に鑑み、各チャンネル間
の濃度レベルを適切に合わせ得るように構成した画像読
取装置および画像読取方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 未発明に係る画像読取装置は、画像情報を有する記録媒
体を照明用光源により照射し、第1走査方向に配列され
た複数チップの光電変換素子から画像信号を出力する画
像読取装置において、第2走査方向に複数の濃度を有す
る標準反射原稿と、ml記標準反射原稿の各濃度に相当
する部分を読取らせるための第2走査方向移動手段と、
前記8動手段の作動に応答して前記各光電変換素子の出
力信号レベル差が最小になるように制御する制御手段と
を備え、画像信号処理回路の直流レベル可変手段を用い
て前記制御動作を少なくとも1回行なうものである。
本発明に係る画像読取方法は、画像情報を有する記録媒
体を照明用光源により照射し、主走査方向に配列された
複数チップの光電変換素子から電気信号を出力する画像
読取方法において、副走査方向に複数の濃度を有する標
準反射原稿を用い、副走査方向移動手段により各濃度に
相当する部分を読み取った時の主走査方向各光電変換出
力信号レベル差が最小になるように、信号処理回路の直
流レベル可変手段を用いてこれらの動作を少なくとも1
回行うものである。
[作 用] 本発明によれば、第2走査方向(または副走査方向)に
複数の濃度を有する標準反射原稿を用いることにより、
第2走査方向く副走査方向)8動手段でもって各濃度に
相当する部分を読取った時の主走査方向各センサー出力
信号レベル差が最小になるように、信号処理回路の直流
レベル可変手段を用いて、黒レベル信号の直流レベルシ
フトを行なうというこれら一連の動作を少なくとも1回
行なうことにより、各チャンネル間の濃度レベルを合わ
せ、チャンネルつなぎを行なうようにしたものである。
[実施例J 以下、図面を参照して本発明に係わるカラー画像読取装
置について詳細に説明する。
第1図にカラー画像読取装置の信号処理ブロックの一例
を示す。原稿は、まず露光ランプにより照射され、反射
光は原稿走査ユニット3内のカラー読み取りセンサー6
により画像ごとに色分解されて読み取られ、増幅回路(
プリアンプ)8で所定レベルに増幅される。7はカラー
読み取りセンサーを駆動する為のパルス信号を供給する
CCDドライバーであり、必要なパルス源はシステムコ
ントロールパルスジェネレータ16で生成される。
第2図(a) 、 (b)にカラー読み取りセンサーお
よび駆動パルスを示す。第2図(a)は本実施例で使用
されるカラー読み取りセンサーであり、主走査方向を5
分割して読み取るべく 62.5μm(1/15mm)
を1画素として、976画素、即ち図のごとく1画素を
主走査方向にG、B、Rで3分割しているので、トータ
ル1024x 3 =3072の有効画素数を有する。
一方、各チップ18〜22は同一セラミック基板上に形
成され、センナの1.3.5番目(18,20゜22)
は同一ラインLA上に、2.4番目(19゜21)はL
Aとは4ライン分(62,5μm x 4 =250μ
m)だけ離れたラインLB上に配置され、原稿読み取り
時は矢印AL力方向走査される。各5つのCODは、1
,3.5番目は駆動パルス群0DRV  501ニ、2
.4番目はEDRV502により、それぞれ独立にかつ
同期して駆動される。0DRV501に含まれるOφI
A、0φ2A、OR3とEDRV502&:含まれるE
φIA、Eφ2A、ER3はそれぞれ各センサ内での電
荷転送りロック。
電荷リセットパルスであり、1,3.5番目と2.4番
目との相互干渉やノイズ制限のため、お互いにジッタの
ない様に全く同期して生成される。この為これらパルス
は1つの基準発振源05C17(第1図)から生成され
る。
第3図(a)は0DRV 501. EDRV 502
ヲ生成する回路ブロック、第3図(b)はタイミングチ
ャートであり、第1図のシステムコントロールパルスジ
ェネレータ16に含まれる。単一の08c17より発生
される原クロックCLKφを分周したクロックにφ54
6は0DRVとEDRV17)発生タイミングを決める
基準信号5YNC2,5YNC3を生成するクロックで
あり、5YNC2゜5YNC3はCPLIバスに接続さ
れた信号線550により設定されるプリセッタブルカウ
ンタ24.25の設定値に応じて出力タイミングが決定
され、5YNC2,5YNC3は分周器26.27およ
び駆動パルス生成部28.29を初期化する。即ち本ブ
ロックに人力されるH5YNC544を基準とし、全て
1つの発振源O3Cより出力されるCLKφおよび全て
同期して発生されている分周クロックにより生成されて
いるので、0DRV501とEDRV502のそれぞれ
のパルス群は全てシックのない同期した信号として得ら
れ、センサ間の干渉にょる信号の乱れを防止できる。
ここで互いに同期して得られたセンサ駆動パルス0DR
V501は1,3.5番目のセンサに、EDRV502
は2.4番目のセンサに供給され、各センサ18.19
.20.21.22からは駆動パルスに同期してビデオ
信号V1〜■5が独立に出力され、第1図に示される各
チャンネル毎に独立の増幅回路(プリアンプ)8で所定
の電圧値に増幅され、同軸ケーブル508〜512を通
して第2図(b)の00S538のタイミングでVl、
V3.V5(7)信号が、EOS543(7)タイミン
グでV2.V4(7)信号が送出され、ビデオ処理ユニ
ット4に人力される。
ビデオ処理ユニット4に入力された原稿を主走査方向に
5分割して読み取って得られたカラー画像信号は、各チ
ャンネルごとに第1図のアナログ信号処理回路9にそれ
ぞれ入力される。各チャンネルに対応する信号処理回路
は同一回路であるので、チャンネル1 (chi)の回
路に関し、第7図の処理ブロック図に従い、第8図のタ
イミングチャートとともに説明する。
人力されるアナログカラー画像信号は第7図5iGAの
ごとく、G→B−Rの順であり、かつ、3072画素の
有効画素以外に有効画素前に12画素のカラーセンサー
のホトダイオードと接続されていない空転送部、次に2
4画素のホトダイオード上にAnで遮蔽した暗出力部(
オプティカルブラック)、36画素のダミー画素、およ
び有効画素後に24画素の合計3156画素から構成さ
れるコンポジット信号である(第4図)。
アナログカラー画像信号5iGAは、バッファ30に入
力されインピーダンス変換される。次に、バッファ30
の出力信号はS/H(サンプル/ホールド)回路31に
よりS/Hパルスに従ってコンポジット信号のリセット
部が除去され、高速駆動した場合の波形歪が取り除かれ
たS/H出力信号となる(第8図77)S/H0UT)
 、サンプル/ホールドされた点順次カラー信号にはサ
ンプリングパルスの周波数で不要成分が含まれているの
で、これを除去するために、次にローパスフィルタ(L
P F)32に入る。
不要サンプリング周波数成分が除去された点順次カラー
信号は増幅器33に人力され、規定の信号出力まで増幅
されると同時にAC的にDCレベルが変動するアナログ
カラー信号のDCレベル変動を除去し、増幅器33の最
適動作点に画像信号のDCレベルを固定するためにフィ
ードバッククランプ回路34によって零レベルクランプ
される。
フィードバッククランプ回路はS/H回路34aと比較
増幅器346より構成されており、増幅器33より出力
されるアナログカラー信号の暗出力部(オプティカル・
ブラック)の出力レベルをS/H回路34aによって検
出し、比較増幅器34bのマイナス入力に入力されるG
NDレベルと比較され、その差分が増幅器33にフィー
ドバックされ、増幅器33の出力の暗出力部は常にGN
Dに固定される。
ここでOK信号はアナログカラー信号の暗出力部の区間
を示す信号であり、S/H回路34aに供給することに
よりアナログカラー信号の暗出力部のDCレベルを水平
走査期間(I H)に1回検出する。またこのτクラン
プ回路は次に入る振幅コントロール回路で振幅可変時の
入力オフセットを除去する目的をも有している。
アナログカラー信号の暗出力部が零クランプされた信号
は、次に振幅コントロール回路に入力される。ここでは
CPU制御により、点順次色信号共通にゲイン調整が行
なわれる。
37はD/A変換器であり、CPUのデータバス533
を介してデータがセットされ、D/A変換器出力Vou
tは Vout= −Vrefl/N     O< N <
 1となる。Nは人力ゲイジタルコードのバイナリ−分
数値である。
36は電圧制御抵抗器であり、デュアルゲートFET等
で構成され、D/A出力電圧によりその抵抗値が変化す
る。D/A変換器37には前もって初期データがセット
されており、この時のD/A出力により電圧制御抵抗器
36の抵抗値(RVCR)はある決まった値になってい
る。この時の増幅器35のゲインは A、−1+Rf/RvcR となる。ここでRfは増幅器35の帰還抵抗を示す。
D/A変換器37のセットデータとゲインとの関係を第
9図に示す。原稿走査ユニット3が均一白色板を読み取
った時A/D変換出力データ(R。
G、B)があらかじめ決められた値になるようにD/A
変換器37のデータをcpuデータバス533より設定
し、後述する点順次直流レベルコントロール回路におけ
る各カラー信号の振幅可変手段との併用により、点順次
カラー信号の各R,G。
B信号レベル合わせな行ない、カラーバランスをとる。
レベル制御された点甲次カラー信号は次に増幅器38に
入力され、所定レベルまで増幅されると同時にフィード
バッククランプ回路39により;レベルクランプされる
。このフィードバッククランプ系は前段のフィードバッ
ククランプ回路34と全く同一の構成をとっているため
、ここではその動作説明は詳述しないが、これはその前
段のD/A変換器37による振幅コントロール回路での
ゲイン可変により生じた出力オフセットを取り除いて、
アナログカラー信号の暗出力部をτレベルに固定するた
めのものである。
再生写レベルにクランプされたアナログカラー信号は次
に点順次直流レベルコントロール回路に入力される。こ
こでは点順次信号の各R,G、B信号レベル合しせを行
なうと共に、CPU制御により各R,G、Bごとに点順
次でDCレベル調整が行なわれる。これは後述のチャン
ネルつなぎ補正において読み取った黒レベル画像信号の
DCレベルをシフトさせることが目的である。
42a〜42cはアナログスイッチでFET等により構
成され、ゲート信号GSEL 、  BSEL 、 B
SELが論理“H”の時導通状態となりアナログスイッ
チは低インピーダンスとなり、論理“L″の時、非導通
状態となり、アナログスイッチは高インピーダンスとな
る。43a〜43cは乗算器で第10図(a) に示す
様にマルチプライングD/A変換器550とオペアンプ
552.556および抵抗値Rの抵抗554、抵抗値2
Rの抵抗553および抵抗R3555゜R4557より
構成された全4象限モードの乗算器であり、CPUから
セットされた8ビツトのディジタルデータに従フて、第
1θ図(b)の様に両極性の電圧を出力する。
R1,Rb、Rcは点順次カラー信号のカラーバランス
をとるために増幅器40のゲインを各G。
B、Rで可変させるための抵抗で、G SEL信号が論
理”H”の時G信号に対するゲインは1  + R1/
 (R2+Ro、+Ra)−八。
となる。ここでR8Nはアナログスイッチ42a〜42
cの導通時の抵抗値を示す。他のカラー信号B、Rにつ
いても同様で各ゲート信号BSEL。
BSELが論理“H”の時ゲインはそれぞれ1 + R
1/ (R2+RoN”Rb) −Aal +81/(
R2+RON+RC)−^7となる。今、イメージセン
サ−の点順次カラー信号の各色比率がG:B:R=に:
1:1であるとすると、カラーバランスをとるためには
各G。
B、R信号に対する増幅器40のゲインをAa : A
a : AR= 1/k : 1 : 1/J2となる
ように前記抵抗R,,Rb、Rcを選択してやれば良い
ここで各G、B、R信号に対するゲインが変わるため、
乗算器43a〜43cのCPUセットデータ値に対して
増幅器40のDC出力電圧を各G、B。
R信号について同じにしてやるためには、第1θ図(a
) 、 (b)で示す抵抗R3の値を例えばG信号につ
いて (R3/2R)  X [R1/(R2+RoN”Ra
)]= 1となる関係式より R3= (2R/R1)  X (R2+R8,+Ra
)のように選び、他のカラー信号B、Rについても各R
3の値を R3= (2R/R1) X (R2+Ro、+Rb)
R3=(2R/R1) X (R2+RoN”RC)と
なるように選んでやれば、乗算器43a〜43cのCP
Uセットデータ値に対して、増幅器40のDC出力電圧
が各G、B、R信号について同じになリ、ゲインを変え
たことによりDCレベルの変化割合が各G、B、Rにつ
いて異なるというようなことはなくなる。
このようにして、点順次直流レベルコントロール回路に
より、各色信号のカラーバランスがとられ、かつ、点順
次カラー信号のDCレベルがCPUセットデータにより
時系列に制御される。
バッファ41はA/D変換器44の大力バッファであり
、その出力インピーダンスが、A/D変換器の直線性精
度を保証するA/D内部コンパレータの基準抵抗値以下
になるように、低出力インピーダンスで、且つ、高速な
バッファとして構成される。
さて、所定の白レベル、黒レベルに増幅およびDCクラ
ンプされた点順次カラー信号はA/D変換器43に入力
され、デジタルデータA/DO1lTとなり、次にデジ
タル信号処理回路とのタイミング合わせと確実なデジタ
ルデータ送信のためのラッチ回路44に入る。0LAC
H(:LKでラッチされたラッチ出力データは、次のデ
ィジタル信号処理回路で0L八TCHCLにと逆極性の
ラッチクロ・ンクによりう・ンチされることにより確実
なタイミングでディジタルデータの受イ言をすることが
できる。チャンネル2〜5のアナログ信号処理回路に関
しても上と同様である。
次に、デジタル変換された各チャンネルの点順次カラー
信号513〜517はデジタル信号処理回路IOに人り
、FiFOメモリ11によりチャンネル間の画像つなぎ
が行なわれ、各チャンネルの点順次カラー信号はR,G
、B三色のパラレル信号となる(518〜520〕。次
にR,G、B各デジタルカラー信号は、黒補正/白補正
回路13に入る。
先ず黒補正回路について説明する。チャンネル1〜5の
黒レベル出力はセンサーに入力する光量が微小の時、チ
ップ間画素間のバラツキが大きい。これをそのまま出力
し画像を出力すると、画像のデータ部にスジやムラが生
じる。そこでこの黒部の出力バラツキを補正する必要が
有る。コピー動作に先立ち、原稿走査ユニット3を原稿
台先端部の非画像領域に配置された均一濃度を有する黒
色板の位置へ移動し、ハロゲンランプを点灯して黒レベ
ル画像信号を本回路に人力する。この画像データの1ラ
イン分が黒レベルメモリに格納され、黒基準値となる。
(以上、黒基準値取込モード) 黒レベルデータD K (i)のデータ数iは例えば、
主走査方向A4長手方向の幅を有するとすれば16pe
l/mmで16 x 297mm−4752画素/各色
であるが、6その長さをカバーするため、6.li+m
のCCDチップを5木並べて1ラインとすると、16X
61mmX 5−4880画素/各色に対応するi=1
〜4880の値を取り得る。
画像読み込み時には、黒レベルデータD K (i)に
対し、例えばブルー信号の場合Bin(i)D K (
i) = B out(f)として黒補正出力が得られ
る(黒補正モード)。同様にグリーンG in、 レッ
ドR4nも同様の制御が行なわれ、黒補正出力Gout
Routとなる。
次に副走査方向に複数の濃度を有した標準反射原稿20
(第5図、第6図参照)の読取りモードに入る。この標
準反射原稿20の濃度は標準黒色板(1度よりも低く設
定されている。まず原稿走査ユニット3は標準反射属f
iA20の濃度Aの領域までステッピングモータ等の副
走査方向8勤手段により移動し、ハロゲンランプを点灯
し、濃度Aレベル画像信号がアナログ信号処理回路9に
人力する。ここで、R,G、B各色について5チヤンネ
ルのデジタルビデオ信号レベル差が最小になるように、
CPU制御により点順次直流レベルコントロール回路で
もって、DCレベルシフトが行なわれる。
次に原稿走査ユニット3は標準反射原稿20の濃度Bの
領域まで移動し、上記と同じ信号処理が行なわれる。
このようにして、標準反射原稿20の複数濃度を読み取
った時のR,G、B各色について5チヤンネルのデジタ
ルビデオ信号レベル差が最小になるようにCPUにより
制御され、これら一連の動作が少なくとも1回行なわれ
る。
次に白レベル補正(シェーディング補正)回路を説明す
る。
白レベル補正は原稿走査ユニット3を均一な白色板の位
置に8動して照射した時の白色データに基づき、照明系
、光学系やセンサーの感度バラツキの補正を行なう。基
本的な回路構成は黒補正回路と同一であるが、黒補正で
は減算器にて補正を行なフていたのに対し、白補正では
乗算器を用いる点が異なる。内袖正時に、まず原稿走査
ユニット3が均一白色板の位置(ホームポジション)に
ある時、即ち複写動作または読み取り動作に先立ち、露
光ランプを点灯させ、均−白レベルの画像データを1ラ
イン分の白レベルメモリに格納する。
例えば主走査方向A4長手方向の幅を有するとすれば1
6pel/mmでf6x 297mm−4752画素で
あるが、CCDIチップの画像データを976画素(1
6pel/mmx 61mm)ずつで構成すると978
 x 5 =48804880画素即ち少なくとも白レ
ベルメモリの容量は4880バイトあり、i画素目の白
色板データをW (i) とするとi=1〜4880と
なる。
一方、W(i)に対し、i画素目の画素の通常画素の読
み取り値Din(i)に対して補正後の画像データは Dout(i)=Din(i)  x F FH/W(
i)となり、グリーン(G)、ブルー(B)、レッド(
R)各色について白補正が行なわれる。
黒補正および白補正が行なわれた3色の画像13号(5
21〜523)は次に画像処理回路14に入り、腫度デ
ータと濃度データに変換する対数変換回路。
CCDセンサーの色分解フィルタの分光特性補正、およ
び、カラープリンタ2において転写紙に転写される色ト
ナー(Y、M、C)の不要吸収特性の補正を行なう色補
正回路(入力マスキング。
出力マスキング)、また各色成分画像データYi、Mi
、CiによりMi n (Yi、Mi。
C1)(Yi、Mi、Ciのうちの最小値)を算出し、
これをスミ(黒)として後に黒トナーを加えるスミ入れ
回路と、加えた黒成分に応じて各色材の加える量を減じ
る下色除去(UCR)回路を通って画像処理される(第
1図524)。
次に3色の画像信号はプリンターインターフェース15
に入る。インターフェース信号は、デジタルビデオ信号
以外に画像送り方向(副走査方向の同期信号(ITOP
)、1ラスタースキヤンに1回発生するラスタースキャ
ン方向(主走査方向)の同期信号(BD)、デジタルビ
デオ信号をカラープリンタ部2に送出するための同期ク
ロック(VCLK)、BD信号をもとにジッターのない
VCLKと同期して生成される同期信号(HSYNC)
および半二重の双方向シリアル通信のための信号(SR
COM)から成る。
これら信号ラインを通してリーダ部からプリンタ部へ画
像情報と指示が送られ、プリンタ部からはプリンタ部の
状態情報、例えばジャム、紙なし、ウェイト等の情報の
相互やりとりが行なわれる。
他の実施例 上記実施例においては、複数濃度を有する標準反射原稿
を別途用意し、原稿台ガラス上に置くようにして説明し
たが、標準白色板、黒色板と同様に、原稿台先端部の非
画像領域に配置することによっても同様の結果が得られ
、また人間の手を介する工程が減るという良い結果とな
る。
また、上記実施例の説明においては電子写真を用いたカ
ラー画像形成装置を例にしたが、電子写真に限らず、イ
ンクジェット記録、ザーマル転写記録等の種々の記録法
を適用することも可能である。
さらに複写装置として読取部と像形成部が近接して配置
された例を説明したが、離隔させて通信線路により画像
情報を伝達する形式でも、勿論本発明を通用できる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、副走査方向に複数
濃度を有する標準反射原稿を用い、各濃度を読み取った
時の各センサー出力信号の直流レベルを調整し、R,G
、B各色について複数チャンネル間の信号レベル差が最
小となるように制御してやることにより、各センサー特
性違いによる濃度レベル差は最小となり、チャンネルつ
なぎの自動調整が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用したデジタルカラー複写機におけ
るリーダ部のビデオ信号処理ユニットを示すブロック図
、 第2図(a)はカラーCCDセンサーの配置図、第2図
(b)は第2図(a)に示した各部の信号タイミング図
、 第3図(a)はCCD駆動信号生成回路(システムコン
トロールパルスジエネレータ16内回路)を示す図、 第3図(b)は第3図(a)の動作を示すダイミング図
、 第4図はCCDの駆動タイミング図、 第5図は本発明の一実施例であるデジタルカラー複写機
におけるリーダ部の外観図、 第6図は複数濃度を有する標準反射原稿を示す図、 第7図は第1図に示したアナログ信号幻埋回路9の1チ
ャンネル用回路を示すブロック図、第8図は第7図の各
部の信号タイミング図、第9図は電圧制御型増幅回路の
特性図、第10図(a) は第7図に示した乗算器43
a〜43c回路図、 第1O図(b)はそのコード表を示す図である。 2・・・カラーレーザビームプリンタ、3・・・原稿走
査ユニット、 4・・・ビデオ処理ユニット、 5・・・コントロールユニット、 9・・・アナログ信号処理回路、 lO・・・デジタル信号処理回路、 20・・・標準反射原稿。 第5図 第6図 第9図 第10図(σ) 第10図Cb>

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)画像情報を有する記録媒体を照明用光源により照射
    し、第1走査方向に配列された複数チップの光電変換素
    子から画像信号を出力する画像読取装置において、 第2走査方向に複数の濃度を有する標準反射原稿と、 前記標準反射原稿の各濃度に相当する部分を読取らせる
    ための第2走査方向移動手段と、前記移動手段の作動に
    応答して前記光電変換素子各チップの出力信号レベル差
    が最小になるように制御する制御手段と を備え、画像信号処理回路の直流レベル可変手段を用い
    て前記制御動作を少なくとも1回行なうことを特徴とす
    る画像読取装置。 2)請求項第1項記載の画像読取装置において、 複数濃度を有する前記標準反射原稿を読取った時の各チ
    ップの光電変換出力信号レベルが同一になる様に、前記
    直流レベル可変手段により制御動作を行なった後、所定
    位置に設けられた前記標準白色板を読取り、シェーディ
    ング補正手段を付勢することを特徴とする画像読取装置
    。 3)画像情報を有する記録媒体を照明用光源により照射
    し、主走査方向に配列された複数チップの光電変換素子
    から電気信号を出力する画像読取方法において、 副走査方向に複数の濃度を有する標準反射原稿を用い、
    副走査方向移動手段により各濃度に相当する部分を読み
    取った時の主走査方向各チップの光電変換出力信号レベ
    ル差が最小になるように、信号処理回路の直流レベル可
    変手段を用いてこれらの動作を少なくとも1回行うこと
    を特徴とする画像読取方法。 4)請求項第1項記載の画像読取方法において、複数濃
    度を有する標準反射原稿を読取った時の各変換出力信号
    レベルが同一になるように直流レベル可変手段により行
    った後に所定位置に設けられた標準白色板を読取り、シ
    ェーディング補正手段を通すといったこれら一連の動作
    を少なくとも1回行うことを特徴とする画像読取方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7236265B2 (en) 2001-11-27 2007-06-26 Canon Kabushiki Kaisha Image reading apparatus, image forming system, image reading method, and program therefor

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