JPH02254220A - バーナの燃焼制御方法 - Google Patents

バーナの燃焼制御方法

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JPH02254220A
JPH02254220A JP7620689A JP7620689A JPH02254220A JP H02254220 A JPH02254220 A JP H02254220A JP 7620689 A JP7620689 A JP 7620689A JP 7620689 A JP7620689 A JP 7620689A JP H02254220 A JPH02254220 A JP H02254220A
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JP
Japan
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burner
dust
nitrogen oxides
combustion
amount
Prior art date
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Pending
Application number
JP7620689A
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English (en)
Inventor
Hideto Hashimoto
橋本 英人
Shigehiro Miyamae
宮前 茂広
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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  • Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Control Of Combustion (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はバーナの燃焼制御方法に関するものである。
[従来の技術] 一般にボイラは複数のバーナ全体を同時に制御していた
しかし、複数のバーナ全体を同時に制御した場合、個々
のバーナには特性に夫々差があるため、各バーナを全て
最適な状態で燃焼させることは困難であった。
そのため、従来は、バーナ全体の制御が済んだ後に、作
業員が自己の経験により個々のバーナの燃焼状態を手動
で再調整していた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来の作業員による個々のバーナに
対する燃焼状態の手動調整作業では、各作業員毎に調整
の基準が異なるため、各バーナを常に最適な状態で燃焼
させることができなかった。
このため、バーナ全体の燃焼効率は充分に高くならず、
又バーナの燃焼により発生する排ガスの中の大気汚染物
質例えば窒素酸化物やばいじんの濃度を低く抑えること
ができなかった。
本発明は上述の実情に鑑み、バーナ全体の制御後に個々
のバ〜すを効率良く燃焼させることができるようにして
、燃焼効率の向上や大気汚染物質の低減を図れるように
したバーナの燃焼制御方法を提供することを目的とする
ものである。
[課題を解決するための手段] 本発明はバーナの火炎を分光器で分光し、分光器で分光
された光を光電変換器で信号に変換して演算制御装置に
入力し、演算制御装置で前記信号からバーナの火炎温度
を演算して該火炎温度から発生した窒素酸化物の量を導
き出すと共に、前記信号から炭素分02発生度を演算し
て該Cz発生度から発生したばいじんの量を導き出し、
更に演算制御装置で、導き出された窒素酸化物及びばい
じんの量と、窒素酸化物設定器及びばいじん設定器に設
定されたバーナが最適燃焼状態のときの窒素酸化物とば
いじんの発生量の標準値とを夫々比較し、比較により得
られた偏差に基づきバ〜す調整装置でバーナの燃焼用空
気を調整することを特徴とするバーナの燃焼制御方法に
かかるものである。
[作   用〕 発生した窒素酸化物の量及びばいじんの量を夫々標準値
に近付けるようにバーナに供給する燃焼用空気を調整す
ると、各バーナは最適な燃焼状態となる。
[実 施 例] 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は本発明の方法を実施する装置の一例であり、図
中1は図示しないボイラに取付けられた複数のバーナ(
2基のみ図示している)、2は各バーナ1の火炎に向け
て配設された光ファイバー2“の先端にレンズを皐付け
て成る光検出端、3は複数の光検出端2からのバーナI
の火炎の光を集めて1つずつ順番に取り出す光スキヤナ
−,4は光スキヤナ−3から出力されたバーナ1の火炎
の光を回折格子で分光する分光器、5は分光器4で分光
された光を電気信号に変換する光電変換器、6は光電変
換器5からの電気信号に基づきバーナ1が燃焼により発
生する窒素酸化物(NOx)の量とばいじんの量を導き
出し、導き出した窒素酸化物の量とばいじんの量を、夫
々窒素酸化物設定器7とばいじん設定器8からの後述す
る窒素酸化物の量とばいじんの量の標準値とを比較する
演算制御装置、9は演算制御装置6での比較の結果を表
示する表示装置、lOは演算制御装置6からの比較の結
果に基づきバーナlに供給する燃焼用空気の量や流速成
いは燃焼用空気に与える旋回力の増減を制御するバーナ
調整装置を示す。
次に作動について説明する。
バーナl全体の制御が終了した後に、本発明によるバー
ナlの燃焼制御方法が個々のバーナlに対して行われる
先ず光スキヤナ−3は、全ての光検出端2から光ファイ
バー2を介して入力された各バーナ1の火炎の光を順番
に取り出して分光器4へ出力し、分光器4は光スキヤナ
−3から順番に入力される各バーナlの火炎の光を内部
の回折格子で分光し、光電変換器5は分光器4で分光し
た各バーナlの火炎の光を電気信号に変換して演算制御
装置6へ出力する。
光電変換器5からの各バーナ1の火炎の状態を示す電気
信号に基づき、演算制御袋ft6は以下に記すようにし
て各バーナlの燃焼により発生する窒素酸化物の量及び
ばいじんの量を導き出す。
各バーナ1が発生する窒素酸化物の量は、光電変換器5
からの電気信号によりて得られる各バーナlの火炎の波
長から従来公知の方法で火炎の温度を求めた後、火炎温
度と窒素酸化物の関係を表わす第2図に示すような曲線
に基づいて導き出される。
一般に火炎の温度が高くなると窒素N2は酸素02と結
合し易くなって、−酸化窒素NOや二酸化、窒素N O
2の如き窒素酸化物NOxの発生量が増加するため、火
炎温度が高くなると窒素酸化物の量が増加して第2図に
見られるような右上がりの曲線となることが知られてお
り、この曲線は予め求めることができる。
又、各バーナlが発生、するばいじんの量は、各バーナ
1の火炎のうちばいじん中の煤の成分である炭素分C2
が燃焼するときに発生する光の波長の強さである炭素分
02発生度を求め、02発生度から炭素分02発生度と
ばいじんの関係を表わす第3図に示すような曲線に基づ
いて導き出される。
一般にばいじんが多くなるとばいじん中の煤の成分であ
る炭素分C2の量も増加するので、これに応じて02発
生度が多くなるとばいじんの量が増加して第3図に見ら
れるような右上がりの曲線となることが知られており、
この曲線は予め求めることができる。
尚、燃焼が盛んになると、火炎の温度が高くなるので窒
素酸化物の量は増加して、未燃分であるばいじんの量は
減少し、反対に燃焼が衰えると、窒素酸化物の量は減少
して、ばいじんの量は増加する関係にあることが知られ
ている。
次に演算制御装置6は発生した窒素酸化物の量及びばい
じんの量を、窒素酸化物設定器7及びばいじん設定器8
からの各バーナ1に固有の窒素酸化物の量及びばいじん
の量の標準値と夫々比較する。
各バーナ1に固有の窒素酸化物の量の標準値は、各バー
ナlが最適の状態で燃焼しているとき(全てのバーナl
からの排ガス中の窒素酸化物とばいじんの量が共に最も
少なくなった状態のとき)の全てのバーナ1からの排ガ
ス中に含まれる窒素酸化物の総量を実際に測定し、測定
した窒素酸化物の総量を、測定を行なったときの各バー
ナ1の火炎温度の割合に分配した量とし、予め求めてお
く。
又、各バーナlに固有のばいじんの量の標準値は、各バ
ーナlが最適の状態で燃焼したときの全てのバーナ1か
らの排ガス中に含まれるばいじんの総量を実際に?IP
+定し、M1定したばいじんの総量を、測定を行なった
ときの各バーナlの炭素分02発生度の割合に分配しま
た量とし、予め求めておく。
導き出された窒素酸化物及びばいじんの量と窒素酸化物
設定器7及びばいじん設定器8からの標準値を各バーナ
lごとに比較したら演算制御装置Bは表示装置9へ信号
を出力し、表示装置F9はその結果を、例えば棒グラフ
として、各バーナl毎の窒素酸化物の量(第4図の斜線
入り)及びばいじんの量(第5図の斜線入り)を夫々標
準値(白抜き)と対照できるよう表示し、同時に演算制
御装置6がバーナ調整装置10に指令信号を出力し、バ
ーナ調整装置lOが個々のバーナ1に対し、窒素酸化物
及びばいじんの量が共に標準値と等しく或いは標準値に
最も近付くよう、バーナlに供給する燃焼用空気の量や
流速成いは燃焼用空気に与える旋回力を、窒素酸化物が
多い場合には減少j7.62発生度が多い場合には増加
させて制御する。
具体的には、窒素酸化物とばいじんは一方か多い時は、
他方か少ないという関係にあるので、例えば窒素酸化物
の量がその標準値を上回っているときはばいじんの量は
その標準値を下回っており、この場合には、バーナ1に
供給する燃焼用空気の量或いは流速成いは旋回力を減少
し、バーナlの火炎温度を下げると共に炭素分02発生
度を上げて、窒素酸化物の量を減少させると共にばいじ
んの量を増加させ、両者を夫々の標準値に最も近付けれ
ば或いは一致させれば、個々のバーナ1が常に最適な燃
焼状態に保たれ、全体としてバーナ1の燃焼効率が向上
し、排ガス中の大気汚染物質の濃度が減少する。
反対に窒素酸化物の量がその標準値を下回ってばいじん
の量がその標準値を上回っている場合には、バーナlに
供給する燃焼用空気の量或いは流速成いは旋回力を増加
し、バーナの火炎温度を上げると共に炭素分C2発生度
を下げて、窒素酸化物の量を増加させると共にばいじん
の量を減少させ、両者を夫々の標準値に最も近付ければ
或いは一致させれば、個々のバーナIが常に最適な燃焼
状態となり、全体としてバーナlの燃焼効率が向」ニし
、排ガス中の大気汚染物質の1度が減少する。
尚、バーナ調整装置10を設けなくとも表示装置9には
各バーナ1に対する具体的な窒素酸化物とばいじんの調
整の目安が表示されるので、作業員は表示装置9を見る
ことにより常に個々のバーナlを最適な燃焼状態となる
よう調整することが可能である。
尚、本発明のバーナの燃焼制御方法は、上述の実施例に
のみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である
[発明の効果〕 以上説明したように、本発明のバーナの燃焼制御方法に
よれば、下記の如き種々の優れた効果を奏し得る。
■ バーナ全体を制御した後、個々のバーナを常に最適
の状態で燃焼させることができる。
■ ■から、バーナ全体の燃焼効率を向上することがで
き、燃費を良くすることができる。
■ ■からバーナの燃焼により発生した排ガスの中の大
気汚染物質の濃度を低くすることができ、厳しい排ガス
基準が設けられても充分1こ文1応することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施する装置の一例を示すブロ
ック図、第2図は火炎温度と窒素酸化物の発生量の関係
を示す線図、第3図は02発生度とばいじんの発生量の
関係を示す線図、第4図は各バーナ毎に窒素酸化物の標
準値と発生値を対照する線図、第5図は各バーナ毎にば
いじんの標準値と発生値を対照する線図である。 図中1はバーナ、4は分光器、5は光電変換器、6は演
算制御装置、lOはバーナ調整装置を示す。 ハ゛−す(4−,を) 八“−す(本数)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)バーナの火炎を分光器で分光し、分光器で分光され
    た光を光電変換器で信号に変換して演算制御装置に入力
    し、演算制御装置で前記信号からバーナの火炎温度を演
    算して該火炎温度から発生した窒素酸化物の量を導き出
    すと共に、前記信号から炭素分C_2発生度を演算して
    該C_2発生度から発生したばいじんの量を導き出し、
    更に演算制御装置で、導き出された窒素酸化物及びばい
    じんの量と、窒素酸化物設定器及びばいじん設定器に設
    定されたバーナが最適燃焼状態のときの窒素酸化物とば
    いじんの発生量の標準値とを夫々比較し、比較により得
    られた偏差に基づきバーナ調整装置でバーナの燃焼用空
    気を調整することを特徴とするバーナの燃焼制御方法。
JP7620689A 1989-03-28 1989-03-28 バーナの燃焼制御方法 Pending JPH02254220A (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60129524A (ja) * 1983-12-14 1985-07-10 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 火炎温度制御装置
JPS60159515A (ja) * 1984-01-27 1985-08-21 Hitachi Ltd 火炉システム
JPS61138022A (ja) * 1984-12-06 1986-06-25 Tokyo Electric Power Co Inc:The 燃焼状態診断方法
JPS62276421A (ja) * 1986-05-24 1987-12-01 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 燃焼診断装置

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