JPH02254001A - 自動車用車輪及びその製造方法 - Google Patents

自動車用車輪及びその製造方法

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JPH02254001A
JPH02254001A JP7585189A JP7585189A JPH02254001A JP H02254001 A JPH02254001 A JP H02254001A JP 7585189 A JP7585189 A JP 7585189A JP 7585189 A JP7585189 A JP 7585189A JP H02254001 A JPH02254001 A JP H02254001A
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JP
Japan
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nut seat
bolt hole
flat surface
disc
nut
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Pending
Application number
JP7585189A
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English (en)
Inventor
Shigeyuki Nishikawa
西川 繁行
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は乗用車、バス、トラック等の自動束に使用され
る自動車用車輪及びその製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来この種の自動車用車輪は、@4図に示すようにボル
ト穴の下穴加工工程においてディスクα優の取付面αQ
に、取付面α勾より隆起したポルト穴膨出部α枠と、そ
の中央にボルト大川下穴αカがあらかじめ形成され、上
記下穴α力を第5図、(イ)及び(ロ)に示すように円
柱状のボルト穴加工部(支)及びテーパー状のナツト座
加工部(2)あるいは球面状のナツト座加工部(イ)を
有するパンチ(ロ)と、ダイス(財)とによりプレス成
形してナツト座(2)が形成されていた。
ここでパンチ(ハ)の下降限は所要のナツト座径Aが?
与られるように設定され、ナツト座高さHについては、
下穴加工工程におけるポルト穴膨山部α輪の高さを最適
に設計することによって決められるものであった。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが上記従来の技術では次のような問題点があった
■主としてディスク素材板厚のバラツキに起因す、る下
穴加工工程でのポルト穴膨出部αQの高さのバラツキが
、そのままナツト座高さH及びナツト座径Aに影響し、
仕上り寸法が不安定であった。
■第6図に示すように、成形されたナツト座カニ θ〜の上端部に左べり顛が発生することがあり、その結
果ナツトの適正な締付状態が得られず、)行中にナツト
が緩み、ハブドラムや車輪の様々な故障の原因となって
いた。
カニ ■左ペリ0嗜は鋭利なため、塗膜が付着しにくく、この
部分が起点となって塗装の剥離が生じることがあった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり
、円柱状のボルト穴加工部と、ボルト穴加工部に連続し
、テーパー状あるいは球面状で所要のナツト座径と等し
い最大径を有するナツト座加工部と、ナツト座加工部に
連続し、上記ボルト穴加工部と垂直な面をなす平坦面加
工部を有するパンチとダイスによってプレス成形 整することにより、ディスクに設けられたナット座上端
部の周囲に平坦面を形成した自動車用車輪を提供するも
のである。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の異なる自動車用車輪の一実施例を示す
要部断面図である。
第1図(イ)に示すように(1)はディスクであり、デ
ィスク(1)のハブドラムへの取付面(2)より隆起し
たボルト穴膨出部(3)にはボルト穴(4)およびテー
パーナツト座(5)が設けられている。
上記テーパーナツト座(5)の上端部の周囲に平坦面(
7)を形成する。
上記のように形成されたディスク(1)とリムとを一体
的に固着することにより自動車用車輪を構成する。
なり1上記デイスク(1)におけるナツト座(5)と平
坦面(7)とは、明確な墳界線かでさるように角でつな
ぐことがナツト座径測定のためIこは好ましいが、小さ
な曲面でつないでも得られる効果は同等である。また、
ボルト穴(4)の内周面と平坦面(7)とはほぼ垂直と
なるように構成することが好ましい。
さらに、第1図(ロ)に示すように球面ナツト座(6)
を形成した自動車用車輪の場合も、上記実施例と同様に
形成されている。
次に本発明の自動車用車輪の製造方法の一実施例を図面
に基づいて説明する。
第2図に示すように、金属板であるディスク素材をポン
チとダイス間で所定のディスク形状に絞り成形(好まし
くは3〜4回程度行う)を行い、ディスク部材を形成す
る工程と、ディスク形状に加工されたディスク部材にポ
ンチとダイスを用いてハブ穴、ボルト穴の下穴抜き加工
をする工程と、必要に応じて上記F穴状°さ加工により
抜かれたハブ穴を車輪の軸方向に曲げるハブ穴曲げ加工
をする工程と、下穴抜き加工により抜かれたボルト穴を
コイニング加工してナラφ ト座を形成すると同時にボルト穴を仕上げるナト座コイ
ニング加工をする工程と、飾り穴を抜く工程とによりデ
ィスクを形成し、上記ディスクとあらかじめ作製された
リムとを組み付は溶接して一体化する工程と、検査およ
び塗装工程とを順次通す事によって自動車用車輪を製造
するものである。
なお、上記工程においてリムの組み付けは飾り穴を抜い
た後で行ったが、車輪の種類、構成によっては絞り成形
を行った後でディスクとリムとの組み付けを行うことも
ある。
上記自動車用車輪の製造工程におけるナツト座コイニン
グ加工工程について説明する。
第3図(イ)に示すように、上下一対のパンチ(9)及
びダイスαΦにおいて、パンチ(9)は円柱状のボルト
穴加工部αυと、ボルト穴加工部αυに連続するテーパ
ー状のナツト座加より曲と、ナツト座加工部@に連続し
、ボルト穴加工部αυと垂直な面をなす平坦面加工部Q
3とを有している。ナツト座加工部@の最大径すなわち
平坦面加工部0罎との境界部の直径Aは、成形しようと
するナツト座径と同一である。
上記のように構成した金型において、下穴抜き加工工程
でボルト穴膨出部(3)とボルト入用下穴(8)が形成
されたディスク部材(la)をダイス頭上に載置し、第
3図(ロ)に示すようIこ、パンチ(9)の下降限を所
要のナツト座高さHに一致させてプレス成形を行う。
下穴抜さ加工工程でのボルト穴膨出部(3)の高さBを
ナツト座高さHよりやや高くし、またダイスQCjの最
上部の高さを、パンチ(9)の下降限における平坦面加
工部α■との間隔Cがディスク素材の板厚tよりやや小
さくなるようにしておくことにより、必要な平坦面が得
られる。
なJi、球面ナツト座を成形する場合には、上記テーパ
ー状のナツト座加工部(2)を′R力面状ナツト座加工
部としたパンチを使用すれば良く、その他の構成は上記
実施例と同様である。
〔発明の効果〕
本発明の自動車用車輪は上記構成であるため、ナツト座
から平坦部へかけての角度が大きくなることにより剛性
が増し、車輪の強度が向上する。
また、ボルト穴膨出部の高さにバラツキがあっても、仕
上り寸法が安定し、ナツト座径が一定となる。しかもナ
ツト座上端部にカエリが発生しないので全箇所均一なナ
ツトの締付状態が得られ、ナツトの緩みがなく、安全性
が大巾に向上する。
さらにナット座上端部にカエリが発生しないので塗装の
塗膜が付着しやすく、塗装の剥離が生じないので防錆力
も向上する。
また、本発明の自動車用車輪の製造方法は、パンチの下
降限を適正位置に一度設定するだけで、前工程や素材板
厚の変動にまったく影響されず、常に一定のナツト座径
とナツト座高さを得ることかでさる。
その結果、製品の品質が安定し、生産性も向トするとい
う優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)及び(ロ)は夫々本発明の自動車用車輪の
一実施例を示し、(イ)はテーパーナツト座を何する自
動車用車輪の要部断面図、(ロ)は球面ナツト座を有す
る自動車用車輪の要部断面図、第2図は本発明の自動車
用車輪の製造工程の一実施例を示すプロ7り図、第3図
(イ)及び(ロ)は第2図におけるナツト座コイニング
加工の一実施例を示し、(イ)は成形前の状態の要部断
面図、(ロ)は成形状態の要部断面図、第4図は下穴抜
さ加工工程により得られたディスク形状を示す要部断面
図、第5図は従来の自動車用車輪の製造方法を示し、(
イ)はテーパーナツト座の成形状態を示す要部断面図、
(ロ)は球面ナツト座の成形状態を示す要部断面図、第
6図は従来の自動車用車輪のディスクの要部断面図であ
る。 (1)、α優・・・ディスク    (2)、αQ・・
・取付部(3)、αυ・・・ポルト穴膨出部 (4)・
・・ボルト穴(5)、(6)、α〜・・・ナツト座  
(7)・・・平坦面(8)、α力・・・ボルト大川下穴 (9)、(至)・・・パンチ     αφ、(2)・
・・ダイスαυ、(支)・・・ボルト穴加工部 @、+21)1(2)・・・ナツト座加工部(2)・・
・平坦面加工部    α傷・・・カエリ(イ) 第 図 z′J 図 (ロ) 錫 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)リムとディスクから成り、テーパーナット又は球
    面ナットを使用して自動車のハブドラムに取付られる車
    輪において、ディスクに設けられたナット座上端部の周
    囲に平坦面を形成したことを特徴とする自動車用車輪。
  2. (2)円柱状のボルト穴加工部と、ボルト穴加工部に連
    続し、テーパー状あるいは球面状で、所要のナット座径
    と等しい最大径を有するナット座加工部と、ナット座加
    工部に連続し、上記ボルト穴加工部と垂直な面をなす平
    坦面加工部とからなるパンチとダイスにより、ボルト穴
    、ナット座及びナット座上端部周囲の平坦面をプレス成
    形することを特徴とする自動車用車輪の製造方法。
JP7585189A 1989-03-28 1989-03-28 自動車用車輪及びその製造方法 Pending JPH02254001A (ja)

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JP7585189A JPH02254001A (ja) 1989-03-28 1989-03-28 自動車用車輪及びその製造方法

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JP (1) JPH02254001A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005343230A (ja) * 2004-06-01 2005-12-15 Rintekkusu Kk 自動車用車輪
US7778443B2 (en) 2002-03-08 2010-08-17 Nec Corporation Image focusing device with motor

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