JPH02253997A - カード状記録媒体 - Google Patents

カード状記録媒体

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JPH02253997A
JPH02253997A JP1077858A JP7785889A JPH02253997A JP H02253997 A JPH02253997 A JP H02253997A JP 1077858 A JP1077858 A JP 1077858A JP 7785889 A JP7785889 A JP 7785889A JP H02253997 A JPH02253997 A JP H02253997A
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magnetic
card
recording medium
stainless steel
transformation
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Shuji Tanabe
田辺 修司
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Glory Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的; (産業上の利用分野) この発明は、プリペイドカード、クレジットカード、 
ICカード等のように、必要な情報が記録され又は読出
されるようになっているカード状記録媒体に関する。
(従来の技術) 従来、カード状記録媒体に記録、される情報、例えば残
額、使用回数等は通常媒体に設けられた磁気ストライブ
に磁気記録されることが多かりた。
また、磁性物を記録媒体に埋込んでその表面を不可視の
部材で覆い、記録媒体の使用の都度埋設された磁性物を
打抜くようにしたものがあった(例えば特公昭48−1
6595号公報)。
(発明が解決しようとするam> しかしながら、上記記録媒体に記録された情報はいずれ
も容易に改ざんされる恐れがあった。すなわち、磁気ス
トライブに記録する場合は、記録情報を多数の媒体から
収集して分析すれば記録情報を解読することができ、従
って価値のない媒体に価値を与えることは容易である。
また、特公昭1−16595号公報に記載されたような
記1il1体では、打抜かれて穴のあいた部分に磁性物
を埋込んで糊づけすれば容易に価値を回復できる。さら
に、ICカードは現時点では安全性が高いと言われてい
る、必ずしも完全ではないことは明らかである。
この発明は上述のような点に鑑みなされたもので、この
発明の目的は、機械的変形にょフて非磁性から強磁性に
磁性変態を生じる金属を用いるようにして、容易に改ざ
んできないカード状記録媒体を提供することにある。
発明の構成; (課題を解決するための手段) この発明はカード状記録媒体に関するもので、この発明
の上記目的は、機械的変形によって非磁性から強磁性に
磁性変態を生じる金属を具備することによって達成され
る。
(作用゛) 鋼をオーステナイト域から臨界冷却速度以上で焼入れす
ると、マルテンサイトが得られる。このマルテンサイト
の発生温度をM1点といい、鋼の化学成分に依存する。
しかし、マルテンサイトは不安定なオーステナイトを加
工しても誘発されることがあり、加工度によってその発
生温度はM5点より高温にずれるが、M1点より余り高
くなると、加工によるマルテンサイト化が生じなくなる
。この点を6点といい、加工によって生じるマルテンサ
イト化を加工誘発変態という。この場合、オーステナイ
トを加工するために応力が負荷されていて、この加工ひ
ずみによってマルテンサイト変態が誘発・進行する。マ
ルテンサイト変態の進行に伴って大きな塑性が生じるが
、これは変態誘起塑性(transformation
−ir+dueed plasticity、略称TR
IP) と名付けられており、この変態誘起塑性は超塑
性の一種である。すなわち、加工によってオーステナイ
ト−マルテンサイト変態が発生し、加工8発変態の起因
となった応力集中が変態の発生によって緩和され、かな
り大きい延性を示すことになる。
この発明は上述のような加工8発変態があり、機械的変
形によって非磁性から強磁性に磁性変態を生じる金属を
カード又はカードの一部として用いるものである。
ところで、ステンレス鋼は次の表1のように分類される
また、オーステナイトステンレスは301.304.3
16 。
321の如く種々に分かれており、この発明に用いるス
テンレスは準安定なオーステナイト相を室温で有するス
テンレス鋼、つまりMd点は室温以上であり、1点は室
温以下のオーステナイトステンレス鋼である。そして、
室温において圧延、エンボス、パンチ穴等の機械的変形
を上記オーステナイトステンレス鋼に与えることにより
、非磁性のオーステナイトが強磁性のマルテンサイトに
変態が生じるが、数nt以上に加熱しない限り非可逆性
である。カーボン含有量により400 ’l:〜l00
0’C程度で非磁性に戻る。
第3図(^)はエンボスによってオーステナイトステン
レス鋼1の凹部2が強磁性化された様子を示しており、
同図(B)はパンチ穴3によって穴が開けられた周辺が
強磁性化された様子を示している。このようにしてカー
ド上の任意の部分に強磁・柱部分を形成することにより
磁気記録を行なうが、更に強磁性化した部分は保磁力2
00〜300[Oe] を有しているので、この強磁性
化部分に対して磁気的な記録を行なったり、また磁気的
な記録の続出をすることによってデータ処理を行なうこ
ともできる。
(実施例) 第1図はこの発明のカード状記録媒体10の外観を示し
ており、全体は磁気カード等と同様に矩形状のカード構
造となっており、磁気ストライプ11及びオーステナイ
トステンレス鋼で成る情報記録部12が設けられている
。A−A断面は第2図に示すようになっており、PUT
 、紙等で成るカード支持体13の上に上述したような
準安定なオーステナイト相を室温で有するオーステナイ
トステンレス鋼の薄板14が層設されている。したがっ
て、情報記録部12に圧延やエンボスやパンチ穴、或い
はワイヤドツト等による刻印等の機械的変形を与えるこ
とによって、上面の薄板111の機械的変形を加えられ
た部分が第3図(^) 、 (B)で示したように強磁
性体化されるので、この磁性変態を磁気ヘッドや磁気抵
抗素子等で磁気的に読取ることができる。第1図は、情
報記録部12の複数個所に機械的変形を加え、複数の強
磁性化部15が形成されている様子を示している。この
ような強磁性化部15の位置や数を制御して記録し、こ
れを読取ることによって残額や使用回数等を検出するこ
とができる。
第7図は磁気コア21に1次コイル22及び2次コイル
23を巻回された磁気ヘッド20の例を示しており、磁
気ヘッド20の読取部が強磁性化部15に在る場合と、
他の個所に在る場合とで2次コイル23の出力VOUr
が異なるので、これによって情報を読取ることができる
。また、第8図は磁石32で強磁性化部15を着磁して
後、記録媒体10を搬送して出力コイル31が巻回され
た磁気ヘッド30で読取る例を示している。この場合、
強磁性化部15は磁石32で着磁されて磁性化されてい
るので、強磁性化部15が磁気ヘッド30位置に来たと
きの出力コイル31の出力電圧νoutが変化し、これ
によって強磁性化部!5を検出することができる。
第9図(八)〜(C)は磁気抵抗素子(MR素子)を用
いた検出装置例を示しており、同図(^)は検出用MR
素子70及びキャンセル用MR素子を電磁石72の磁界
中に置いて検出するようになっており、同図CB>は1
つのMR素子73を電磁石74の磁界中に置き、抵抗7
5を介して駆動している。また、第9図(C)の例は2
つのMR素子76及び77を電磁石78を介して分離し
ている例である。
第4図(A) 、 (B)〜第6図(八) 、 (B)
はそれぞれこの発明の他の実施例を示しており、第4図
(A)。
(8)の記録媒体40は磁気ストライプ4!を有すると
共に、カード価値を付加するときに変形されて金額情報
を記録するための第1トラツク42と、付与された価値
を等分してその使用回数を記録するための第2トラツク
43とを具備している。第4図(B)は同図(^)のト
5断面構造図である。この例ではカードに5000円の
価値を付与するために、第1トラツク42の5000円
を示す位置にパンチ穴を開けており、使用度数はl/1
0の価値である500円を使用する毎に第2トラツク4
3にパンチ穴を開けるようになっており、ここでは使用
度数3 (1500円使用)を示している。また、第5
図の記録媒体5Gは磁気ストライプ51を有しているが
、1つのトラックに金額情報を記録する金額部52と使
用度数情報を記録する使用度数部53とを有している。
この例では記録媒体50に5000円の価値が付与され
ており、使用度数は%で表示するようになっている。さ
らに、第6図(^) 、 (B)に示す記録媒体60は
磁気ストライプ61を有していると共に、カード支持体
62の上にオーステナイトステンレス鋼層63を層設し
ており、更にその表面全体を外部から目視不可能にPE
Tフィルム64で美観的にコーティングしている。第6
図(8)は同図(A)のC−C断面構造図であり、オー
ステナイトステンレス鋼層63に予め金額情報65を記
録して後、PETフィルム64でコーティングして美観
を保持するようにする。この場合も、記録媒体60を使
用すれば該当個所に使用度数情報66が記録され、外部
から確認できる。
なお、上述の実施例ではいずれもカードの一部にオース
テナイトステンレス鋼層を設けるようにしているが、カ
ードの全面に設けるようにしても良く、又ある程度の厚
さを維持できればカード支持体なしにオーステナイトス
テンレス鋼のみでカード化することも可能である。
また、価値を増やそうとして、仮に強磁性の部分をなく
す為に穴をあけた場合にも穴の周辺に磁性変態が生ずる
ので、強磁性の部分をなくすことは不可能であり、また
プリペイドカード等として使用するときには、発行時に
価値に相当する情報を磁性変態して記録した例を述べた
が、場合によっては発行価値の磁性変態記録を省略して
も良い。さらに、第10図に示すように使用残額を数字
として刻印するようにしても良い。すなわち、第10図
は磁気ストライプ82を有するオーステナイトステンレ
ス83のカードを示しており、発行時の価値80が“3
000円”と刻印され、使用残額81が“1500円“
と刻印されている。
発明の効果; 以上のようにこの発明のカード状記録媒体によれば、−
旦強磁性に変態したステンレスは数百℃以上に加熱しな
いと元の非磁性の状態には戻らず、このような加熱では
記録媒体自身の破壊につながる為改ざんは不可能である
。磁性変態は外部から見ても分らず、コピーすることも
不可能であるから、極めて安全性の高いカード状記録媒
体を得ることかできる。
じた様子を示す図、第4図(A) 、 (B) 、第5
図及び第6図(^) 、 (B)はそれぞれこの発明の
他の実施例を示す平面図及び断面図、第7図及び第8図
はそれぞれ磁気ヘッドの構造例を示す図、第9図(A)
〜(C)はそれぞれ磁気抵抗素子を用いた検出装置の例
を示す図、第10図はこの発明の更に別の実施例を示す
図である。
1・・・オーステナイトステンレス鋼、10,40,5
0゜60・・・カード状記録媒体、11,41,51.
61・・・磁気ストライプ、13.62・・・カード支
持体、20.30・・・磁気ヘッド。
【図面の簡単な説明】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、機械的変形によって非磁性から強磁性に磁性変態を
    生じる金属を有して成ることを特徴とするカード状記録
    媒体。 2、前記金属が薄板状にカード基板の全面又は1部に層
    設されている請求項1に記載のカード状記録媒体。 3、前記金属の表面の1部又は全部が外部より見えない
    ようになっている請求項2に記載のカード状記録媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6310837B1 (en) 1997-02-12 2001-10-30 Tdk Corporation Magnetic recording medium

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60133935A (ja) * 1983-12-23 1985-07-17 Matsushita Electric Works Ltd 孔明き金属板の製造方法

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