JPH02253763A - ファクシミリコントローラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野） 本発明は１．例えばコンピュータ内の文字４図形等の各
種のデータを直接ファクシミリ伝送するのに用いられる
ファクシミリコントローラに関する。

〔従来の技術〕

一般に、ファクシミリ装置は、用紙に書込まれた文章１
図形等をイメージスキャナ装置で一度読込み、相手のフ
ァクシミリ装置に電話回線を介して伝送し、当該相手の
ファクシミリ装置のプリンタで所定の用紙に印字するよ
うになっていた。このため、印字された小さな文字や細
い線等がかすれてしまい、鮮明な印字を行なうことがで
きないという問題点がある。

このような問題点を改良するために、コンビコータ内の
各種データを直接印字イメージデータに変換し、この印
字イメージデータな送信イメージバッファ部で送信イメ
ージとして展開記憶し、この送信イメージを回線制御装
置から、電話回線を介して相手のファクシミリ装置に直
接伝送し、当該相手ファクシミリ装置で印字させるよう
に構成したものも知られている。このように構成するこ
とにより、相手ファクシミリ装置のプリンタがあたかも
リモートプリンタとして作動し、コンピュータ側のプリ
ンタで直接印字したものと同等の印字品質が確保される
。そして、このような目的で商品化されたファクシミリ
コントローラは、ファクシミリアダプタ装置としてすで
に開発され、ワープロ文書を伝送したり、専用ソフトウ
ェアの制御の下にデータ伝送するために用いられている
。

〔発明が解決しようとする課題〕 然るに、一般にファクシミリ装置に用いる用紙は、縦長
方向に抽出しながら文字１図形等を印字する構成となっ
ている。

ところが、コンピュータのプリンタから出力される帳票
は、殆どが横長の用紙が使用され、当該用紙の横方向に
印字されるようになっている。

従って、コンピュータの印字フオームデータをそのまま
使用し、従来のファクシミリコントローラを用いて、相
手のファクシミリ装置に伝送し、印字させた場合、当該
相手ファクシミリ装置は横長のデータを縦長に印字する
ために、印字された文書は左、右の端が欠けてしまうと
いう問題点がある。

この結果、従来技術においては、コンピュータからのデ
ータを相手ファクシミリ装置に伝送するには、フオーム
オーバレイ付きの用紙をプリンタで一度印字し、これを
Ａ４サイズに縮小した後、ファクシミリ装置に縦長にセ
ットし、人手を介して相手ファクシミリ装置に伝送して
いるのが実情であり、作業能率に劣るという未解決な問
題点がある。

一方、相手ファクシミリ装置がロールタイプの用紙を用
いている場合には、送ったデータ量によって印字後にカ
ットされる用紙の長さが不定となってしまい、ファイリ
ングする場合、帳票を作成するとき等に、用紙が不揃に
なってしまうという問題点もある。

本発明はこのような従来技術の問題点に鑑みなされたも
ので、横長にフォーマットされたコンピュータからの各
種データを縦長に変換して、相手ファクシミリ装置に伝
送しつるようにしたファクシミリコントローラを提供す
ることを目的とする。

他の目的はデータ量に関係なく、相手ファクシミリ装置
では所定サイズに用紙がカットされるようにしたファク
シミリコントローラを提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段Ｊ 上記目的を達成するために、第１の発明は、フオームデ
ータと外部から入力される各種データに基づいて印字イ
メージデータを作成する印字イメージデータ作成部と、
該印字イメージデータ作成部で作成した印字イメージデ
ータな送信するのに必要な送信イメージとして展開して
記憶する送信イメージバッファ部とを備え、該送信イメ
ージバッファ部に記憶した送信イメージを回線料ｉ卸装
置から電話回線を介してファクシミリ装置に伝送するよ
うにしたファクシミリコントローラにおいて、前記印字
イメージデータ作成部と送信イメージバッファ部との間
には、該送信イメージバッファ部に印字イメージデータ
を展開して記憶させるときに、該印字イメージデータを
９０度回転した状態で展開して記憶させるイメージデー
タ回転制御部を設けたことを特徴とする。

第２の発明は、送信イメージバッファ部は記憶領域の全
周に実際に印字されないダミーデータを予め書込んでお
くダミーデータ領域を設け、該ダミーデータ領域内に印
字イメージデータを展開して記憶するデータ記憶領域を
設ける構成としたことにある。

１作用） 二のように構成することにより、横長の印字イメージデ
ータを、イメージデータ回転制御部によって縦長のイメ
ージデータに変換させた後、送信イメージバッファ部に
送信イメージとして記憶させることができ、相手ファク
シミリ装置は縦長の用紙に横方向に印字することができ
る。

また、第２の発明によれば、送信イメージバッファ部に
印字されないダミーデータ領域が設けられているから、
相手ファクシミリ装置ではデータ量に関係なく常に所定
サイズの長さに揃えて用紙のカットを行なわせることが
できる。

【実施例］ 以下、本発明の実施例を添付図面を参照しつつ詳細に説
明する。

まず、第１図において、１は本実施例のファクシミリコ
ントローラで、該ファクシミリコントローラ１は印字イ
メージデータ作成部２、イメージデータ回転制御部３、
送信イメージバッファ部４、およびイメージ圧縮部５等
から構成されている。

６は従来から公知のホストコンピュータで、該ホストコ
ンピュータ６は命令に基づいて演算処理を行ない、信号
ライン７を介して印字イメージデータ作成部２に各種の
文字１図形等からなる印字用のデータ（以下、これを「
テキストデータ」という）を出力すると共に、該テキス
トデータの文字の配列が縦長であるか横長であるかを判
定し、横長である場合にのみ信号ライン８を介してイメ
ージデータ回転制御部３に回転指示信号を出力するよう
になっている。

９はファクシミリコントローラ１に対して外付けで設け
られる回線制御装置で、該回線制御装置９の入力側はイ
メージ圧縮部５と接続され、出力側は電話回線１０．１
０．・・・、１０を介して遠隔地のファクシミリ装置１
１，１１．・・・、１１と接続されている。そして、前
記回線制御装置９は相手方のファ・クシミリ装置１１の
ファクシミリ番号が指定されることにより、イメージ圧
縮部５で圧縮された送信イメージを当該相手方ファクシ
ミリ装置１１に伝送するものである。

ここで、前述したファクシミリコントローラ１の具体的
構成について述べる。

まず、印字イメージデータ作成部２は予め記憶されてい
るファクシミリ伝送に必要なフオームデータと、信号ラ
イン７を介してホストコンピュータ６から入力される印
字用のテキストデータとを合成し、印字イメージデータ
な作成するものである。そして、１行分の印字イメージ
データは、第２図に示すように構成され、例えば縦３バ
イト、横Ｎドツト、具体的にはＮ＝２１６０ドツトとな
っており、データエリアＤＩ、Ｄ２．Ｄ３．．・・・０
３Ｎは図示のように番地指定されている。

また、送信イメージバッファ部４のアドレス空間（記憶
エリア）は第３図の符合１２として示すように構成され
ており、当該アドレス空間１２は、横方向にはＭ行分、
具体的にはＭ＝６６行であれば、１９８バイトの記憶エ
リアを有し、縦方向にはＮドツト分、具体的にはＮ＝２
１６０ドツト分の記憶エリアを有し、全体として、３Ｍ
Ｎバイトの記憶エリアを有している。そして、前記アド
レス空間１２は、第３図に示すように、左から右に、上
から下に順番に１．２，３．・・・　３ＭＮと番地指定
されている。

一方、イメージデータ圧縮部５は送信イメージバッファ
部４からの送信イメージを回線制御装置９に出力すると
き、白紙に該当する部分が存在するとき、即ちアドレス
空間１２の記憶エリアにデータが存在しないときには、
その部分の送信イメージを圧縮し、送信速度を高めるよ
うになっている。

さらに、イメージデータ回転制御部３は、ホストコンピ
ュータ６から信号ライン８を介して回転指示信号が入力
されたときには、送信イメージバッファ部４に印字イメ
ージデータな９０度回転した状態で展開記憶せしめるも
のである。即ち、前記送信イメージバッファ部４のアド
レス空間１２は、第３図に示すように、左から右に、上
から下に向は番地指定されているものを、回転指示信号
が入力された場合には、アドレス空間１２を第４図のア
ドレス空間１２′にアドレス変換されるものである、こ
こで、第４図に示すアドレス空間１２′は左から右に３
バイトずつでＭ＝６６行となるように行指定すると共に
、上から下にＮ＝２１６０ドツトの列指定を行ない、全
体として図示のように３ＭＮバイトの番地が指定される
ように構成され、印字イメージデータは第４図の指定番
地に９０度回転した状態で、送信イメージとして展開記
憶されるようになっている。

本実施例はこのように構成されるが次にその作用につい
て述べる。

まず、ホストコンピュータ６から回転指示信号が出力さ
れない、通常時の作用について述べる。

この場合には、ホストコンピュータ６から出力されるテ
キストデータは横長ではなく、通常通りでファクシミリ
伝送可能な縦長のテキストデータであり、該ホストコン
ピュータ６からは回転指示信号が出力されることはない
。

かくして、前記ホストコンピュータ６からテキストデー
タが出力されると、印字イメージデータ作成部２は所定
のフオームデータと合成して印字イメージデータを作成
し、この印字イメージデータを送信イメージバッファ部
４に出力し、該送信イメージバッファ部４では第３図に
示す構成のアドレス空間１２にデータを展開記憶する。

そして、イメージ圧縮部５では、送信イメージの内容か
ら白紙の部分があるか否か判定し、白紙に該当する部分
があるときには、送信データの圧縮を行なう。この結果
、回線制御装置９はイメージ圧縮部５で圧縮された送信
データをスキャンニングし、予めコールした所定のファ
クシミリ番号に該当するファクシミリ装ｆｆ１ｔｌｌに
対し、送信を行なう。なお、前述の作用は従来技術のも
のと変わるところがない。

次に、ホストコンピュータ６から回転指示信号が出力さ
れた場合の作用について、第５図ないし第７図を参照し
つつ述べる。

この場合には、ホストコンピュータ６から出力されるテ
キストデータは横長であり、例えばＡ４サイズの用紙を
横方向に印字するようなデータであり、これをそのまま
ファクシミリ伝送したときには、相手方のファクシミリ
装置でプリントしたときに左、右の端が欠けてしまう恐
れがある。従って、この場合には、ホストコンピュータ
６から回転指示信号が出力されることになる。

而して、ホストコンピュータ６から印字イメージデータ
作成部２にテキストデータが出力されると、該印字イメ
ージデータ作成部２は、フオームデータと合成して第５
図に示す如く横長の印字イメージデータ１３を作成する
。

次にイメージデータ回転制御部３には回転指示信号・が
入力されるから、該イメージデータ回転制御部３は送信
イメージバッファ部４に対して印字イメージデータ１３
を９０度回転した状態で、即ち第６図に示す如（縦長の
送信イメージ１４として展開記憶せしめる。この際、送
信イメージバッファ部４は第４図のようなアドレス空間
１２”　として構成されるから、当該アドレス空間１２
′に展開記憶されるイメージデータ１４は鏡像となる。

一方、イメージデータ圧縮部５が第６図の送信イメージ
１４をスキャンニングし、回線制御装置９を介して相手
方のファクシミリ装置１１に伝送するときには、第６図
中の矢印Ａのように右から左に、矢印Ｂのように上から
下にスキャンニングを行ないつつファクシミリ伝送を行
なう。

さらに、相手先のファクシミリ装置１１のプリンタは、
第７図に示すように、用紙１５に対して矢印Ｃのように
左から右に印字し、かつ当該用紙１５は矢印りのように
排出されるから、前記ファクシミリ装置１１で印字され
た用紙１５は、第５図の印字イメージデータ１３と同一
の状態に復元されることになる。

このように、本実施例によれば、第５図に示す横長の印
字イメージデータ１３を、第６図に示す送信イメージ１
４として送信イメージバッファ部４に記憶せしめ、この
送信イメージ１４を相手方のファクシミリ装置１１では
第７図に示すように用紙１５に文字等をプリントアウト
することができる。従って、ホストコンピューター゛６
から出力されるテキストデータが横長のデータであって
も、これを縦長に９０度回転させた状態で伝送するから
、既存のネットワーク外にある相手方のファクシミリ装
置１１を、あたかもリモートプリンタとして使用するこ
とができ、横長のＡ４サイズ用紙に対しても、確実なフ
ァクシミリ伝送を可能とする。かくして、コンピュータ
から出力される帳票はほとんど横長で使用されているこ
とに伴う、ファクシミリ伝送時の問題点を解決し、完全
自動化を図ることができる。

次に１．第８図は本発明の第２の実施例を示し、本実施
例の特徴は相手方ファクシミリ装置で印字された用紙の
大きさを、印字される文字数に関係な（、常に所定サイ
ズにカットしつるようにしたことにある。

第８図において、２１は送信イメージバッファ部４のア
ドレス空間の構成を示し、本実施例のアドレス空間２１
はその周囲に位置し、実際に印字されないダミーデータ
を書込んでおくダミーデータ領域２ＬＡと、実際に印字
すべく印字イメージデータを展開記憶するように、該ダ
ミーデータ領域２１Ａの内部に位置するデータ記憶領域
２１Ｂとから構成される。

ここで、相手先ファクシミリ装置の用紙の大きさがＡ４
サイズの場合、アドレス空間２１のダミーデータ領域２
ＬＡは、用紙の排出方向Ｅに対して、左側、右側、上側
に６４ドツトずつ、下側に８０ドツトずつのダミーデー
タが格納され、データ記憶領域２１Ｂは左、右に２１６
０ドツト、上、下に１５８４ドツトとして構成される。

本実施例はこのように構成されるが、送信イメージバッ
ファ部４のアドレス空間２１に、第８図中の斜線部分か
らなるダミーデータ領域２１Ｂを設けておくことにより
データ記憶領域２１Ｂ内のイメージデータが１文字分だ
けであっても、相手方ファクシミリ装置では、排出され
る用紙の大きさを常にＡ４サイズに揃えてカットするこ
とができ、文章、帳票としてファイリングするのに至便
である。

［発明の効果］ 本発明に係るファクシミリコントローラは以上詳細に述
べた如くであって１．外部から入力される各種データの
横方向長さに応じて、印字イメージデータ作成部から送
信イメージバッファ部に展開記憶するときに、９０度回
転させて記憶させることができるから、横長の印字イメ
ージデータであっても、既存のネットワーク外にある相
手方ファ・クシミリ装置をあたかもリモートプリンタと
して使用することができ、ファクシミリ伝送の完全自動
化を可能とすることができる。

また、送信イメージバッファ部に実際に印字されないダ
ミーデータ領域を設けておくことにより、送信されるデ
ータ量に関係なく、相手方ファクシミリ装置では用紙の
大きさを常に一定サイズに揃えてカットすることができ
るから、データ編集機能、ファイリング機能を高めるこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第７図は本発明の第１の実施例に係り、第
１図は本実施例の全体構成を示すブロック図、第２図は
１行分のイメージデータの構成を示す説明図、第３図は
送信イメージバッファ部の記憶領域の構造を示す説明図
、第４図はイメージデータ回転制御部を介して送信イメ
ージバッファ部にイメージデータを展開記憶するときに
構成される記憶領域の構造を示す説明図、第５図は印字
イメージデータ作成部で展開される印字イメージデータ
の展開例を示す説明図、第６図は送信イメージバッファ
部に第５図の印字イメージデータを９０度回転して展開
記憶した状態を示す説明図、第７図は第６図に示す送信
イメージをファクシミリ装置で印刷した結果を示す説明
図、第８図は本発明の第２の実施例にして、本実施例に
より実現される送信イメージバッファ部の構成を示す説
明図である。 １・・・ファクシミリコントローラ、２・・・印字イメ
ージデータ作成部、３・・・イメージデータ回転制御部
、４・・・送信イメージバッファ部、５・・・イメージ
圧縮部、６・・・ホストコンピュータ、７．８・・・１
８号ライン、９・・・回線制御装置、１０・・・電話回
線、１１・・・ファクシミリ装置、１２．２１・・・ア
ドレス空°間、 １Ａ・・・ダミーデータ領域、 Ｂ・・・デー タ記憶領域。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）フォームデータと外部から入力される各種データ
   に基づいて印字イメージデータを作成する印字イメージ
   データ作成部と、該印字イメージデータ作成部で作成し
   た印字イメージデータを送信するのに必要な送信イメー
   ジとして展開し、記憶する送信イメージバッファ部とを
   備え、該送信イメージバッファ部に記憶した送信イメー
   ジを回線制御装置から電話回線を介してファクシミリ装
   置に伝送するようにしたファクシミリコントローラにお
   いて、前記印字イメージデータ作成部と送信イメージバ
   ッファ部との間には、該送信イメージバッファ部に印字
   イメージデータを展開して記憶させるときに、該印字イ
   メージデータを９０度回転した状態で展開して記憶させ
   るイメージデータ回転制御部を設けたことを特徴とする
   ファクシミリコントローラ。
2. （２）前記送信イメージバッファ部は、その記憶領域の
   全周に実際に印字されないダミーデータを予め書込んで
   おくダミーデータ領域を設け、該ダミーデータ領域内に
   印字イメージデータを展開して記憶するデータ記憶領域
   を設けてなる特許請求の範囲（１）項記載のファクシミ
   リコントローラ。