JPH022526A - 新規なエレクトロクロミツク装置 - Google Patents

新規なエレクトロクロミツク装置

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JPH022526A
JPH022526A JP63324693A JP32469388A JPH022526A JP H022526 A JPH022526 A JP H022526A JP 63324693 A JP63324693 A JP 63324693A JP 32469388 A JP32469388 A JP 32469388A JP H022526 A JPH022526 A JP H022526A
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JP
Japan
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electrochromic
particles
bulk material
ecm
ion
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JP63324693A
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Hulya Demiryont
フルヤ デミルヨント
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Ford Motor Co
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Ford Motor Co
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/15Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on an electrochromic effect
    • G02F1/1514Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on an electrochromic effect characterised by the electrochromic material, e.g. by the electrodeposited material
    • G02F1/1523Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on an electrochromic effect characterised by the electrochromic material, e.g. by the electrodeposited material comprising inorganic material
    • G02F1/1524Transition metal compounds

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発m且 本発明は新規なエレクトロクロミック装置に関する。
本発明をより良く理解するため、まずエレクトロクロミ
ック材料におけるエレクトロクロミック現象の一般的説
明を試みる。エレクトロクロミズムは、ある種の材料が
電場内に置かれたときその材料に見られる発色現象であ
る。そのような材料は、1呪が存在しないときは通常無
色であるが、電場がその周囲にかけられると着色状態へ
と変化する。
そのような可逆的な色の変化を示′1J材料はエレクト
ロクロミック装置(ECM)として知られている。この
電場に依存する無色状態から着色状態への転移現象はオ
プチカルスイッチング(色変換)と呼ばれる。もしその
ようなECMの薄に被覆がガラス支持体の上にかけられ
るならば、その全体の仕掛けはスイッヂャブル・rフィ
ンドウ(色変換窓)としで知られでいる。電場がECM
上にかけられないときは、それは無色かつ透明なので、
その窓を透して見ることができる。他方で、電場がEC
Mの上にかけられると、それによりECMは着色して窓
を透過する光の量を減する。光透過率の減少は部分的ま
たは仝体内であり、それにより窓を通過する光の吊を減
少させるかまたはそれを全く無くさびる。
ある種の遷移金属酸化物がエレクトロクロミズムを示す
ことで知られている。例えば、酸化タングステン、酸化
モリブデン、および酸化バナジウムのような物質がエレ
クトロクロミック材料として知られている。
エレクトロクロミック材料はECM作用の態様により2
つの部類に分ける口とができる。ECMは陰極性ECM
であるかまたは陽極性ECMであり19る。これら2つ
の型のECMの作用は第1図と第2図を参照することに
より理解されるであろう。
第1図には、陰極性ECMが略図により説明されている
。陰極性の場合には、陰I4i型のエレクトロクロミッ
ク材料は、例えば、ガラス支持体の上に置かれた陰極に
一番近く物理的に配置される。
陽電荷の軽いイオン、例えば、リヂウムイオン、を生成
する高速イオン伝導体材料がエレクトロクロミック材料
と陽極(これらまたガラス支持体の上に置かれることが
ある)との間に配置される。
陰極性の場合に、エレクトロタ1コミツク材料は、?f
i場がそれにかけられると、電子の減少または増加をさ
せられる。電場の適用は陽極において示されている多数
の十印と陰極に示されている多数のmmによって表現さ
れている。適当な強度と符号の陽極と陰極との間にかけ
られた電場の適用の結果として、正の軽イオンが高速イ
オン゛;七導体からエレクトロクロミック材料の中へ追
いやられて、電子が陰極からエレクトロクロミック材料
に供給される。
陽重鎖を帯びる軽いイオンと陰電荷を帯びる電子はエレ
クトロクロミック材料と協力してその材料をそれにより
基底状態から還元状態へ追い込む。
基底状態では、エレクトロクロミック材料は無色である
が、しかしその還元状態では着色される。
電場が除去されると、エレクトロクロミック材料はその
基底状態、すなわち、その無色の状態に戻るであろう。
この材料がその無色の状態に戻るために要する時間は材
料から材料へ変り、そして一般にECMのメモリーと呼
ばれている。ある材料は比較的短いメモリーを有し、ま
た他の材料は長いメモリーを有する。
陰極材料の作用が軽い陽イオンと陰電子のエレクトロク
ロミック材料中への包含によって説明されたが、その陰
極の作用はまたエレクトロクロミック材料からそれぞれ
高速イオン伝導体と陰極への軽い陰イオンと陽孔の抽出
によっても起ることがある。
陽極性ECMの作用は略図により第2図に説明されてい
る。この場合に、エレクトロクロミック材料は陽極のす
ぐ近くに、そして高速イオン伝導体はエレクトロクロミ
ック材料と陰極との間に配置されている。陽極の作用で
は、ECMの酸化が起る。すなわら、エレクトロクロミ
ズムはECMが電子を失うときに引き起される。この場
合における電子の損失は、陽極における多数の1および
陰極における多数の−により表わされる゛4場の適用に
より説明されている。
陽極性ECMの場合に、゛市場が適当な強度と符号の陽
極と陰極の間にかけられると、軽い陰イオン(例えば、
ヒドロキシルイオン)が高速イオン電導体からECMの
中へ動き、そして陽孔が陽極からECMの中へ動く。こ
の移OJの結果として、ECMは電子を失い、それによ
りその基底または無色状態から着色へと酸化される。再
び、陽極の材料は、電場がはずされるとその基底状態に
戻る。
その無色の状態へ戻る@ 1.’tlはまたECMのメ
モリーに関係する。
陽極性ECMはまたFCMから軽い陽イオンと陰電子を
それぞれ高速イオン伝導体と陽極へ引き扱くことにより
作用することもある。この場合に6またE CM G、
を着色状態に酸化される。
一般に陰極ECMかまたは陽極ECMのいずれにおいて
も、その材料の着色はECMに電場をかけてそれを基底
状態から非基底状態へと移すことにより生成する電気化
学的現象である。ECMにおける活性を引き起すために
要する強さと方向を有する電場の適用により、全体のエ
レクトし】クロミック装置の中に分極が生ずる。そのよ
うな分極に際して、イオンの解離が高速イオン伝導体中
に起って必要な電荷のTI離の軽いイオンを造り出す。
これら軽いイオンは′WitiのためにECMの中へ移
動する。ひとたびECMに入ると、それらはECMの分
子と結合する。
上述したように、結合するイオンの電荷とそれに関連し
た電子または円孔に関係して、ECMの酸化または還元
が起る。これらのECM材料は普通に多原子価状態の物
質であって、いろいろな酸化状態に対応するいろいろな
光の吸収および分数スペク1−ルを示す。これらのEC
Mにつき、これらのいろいろな酸化および還元状態は適
当な電場条件の下ですべて安定である。
基底のECMl、:おいて、金属の原子価状態は一般に
最大値にあり、それによりそのような金属の酸化物はそ
の基底状態において最低の光吸収を示す。それらは一般
に高いエネルギーギセツブを有する良い絶縁体であり、
そのような条件において光学的に透明か゛つ無色である
。他方において、酸素欠損した酸化物並びに電場の適用
の結果として造り出される還元された酸化物は基底の酸
化物よりも高い光吸収を示す。酸素が欠損していると、
E、CMはそれらが他の酸化状態の1つにあるときの選
択吸収を承り。異なるECMは、その特定の酸素欠掃の
金f1酸化物の選択吸収帯のスペクトル位置に応じて、
異なる色を示づ。
これまでに述べられた陰極性および陽極性IECMにつ
いての上記の説明は出願人の最善の説明である。この出
願人の理論を゛電気化学方程式にまとめることが可能で
ある。その方程式では、陰極材料として動く基底状態の
ECMは軽い陽イオンと陰電子のECM中への包含によ
り、または軽い陰イオンと円孔のECMからそれぞれ高
速イオン伝導体および陰極への抽出により還元を受けて
その陰極性ECMはその着色状態に還元されることにな
ろう。
同様な方法で、電気化学方程式を陽極性ECMのために
同じく書くことができよう。この場合に、軽い陰イオン
と円孔のECM中への包含または軽い陽イオンと陰電子
の高速イオン伝導体および陽極への抽出は陽極材料を着
色状態へ酸化するため十分である。
☆     ☆     ☆ 出願人は個人的に米国特許商標局においてこの明II 
1の主題について調査を行った。その調査の結果として
、出願人は本発明として教示されるべき主題と僅かなが
ら関係のあると思われる特許を2注だけ発見した。それ
らの特許は米国特許用4゜298.448号および米国
特許用4.652゜090号であった。
米国特許用4.298.448号は「′Fi気泳動表示
」について1981年11月3日に発行された。この特
許は2枚の、間隔を置かれかつ少なくとも区域上電極を
提供している板を有する゛4池を含む電気泳動表示装置
を開示している。少なくと61枚の板と観察者に対面す
る組合けられた電極は透明である。その電池は、不活性
な誘電体液相と分散固定相(その少なくとも一部は光学
的に識別される電気泳動粒子である)から成る懸濁液を
含む。個々の電気泳動粒子はそれぞれ実際上液相と同じ
密度である。少なくとも若干の電気泳動粒子は有機材料
の被膜を与えられており、そしてその被膜は電池の作用
温度では固体であるが、より高い温度では融解するもの
である。この被膜は少なくとも1種の電荷制御剤、好ま
しくは2価の金属またはそれより高い原子価の金属のそ
して有機酸の塩、を含み、その電荷制御剤は良く規定さ
れた、均一な表面電荷と良く規定された、均一な表面ポ
テンシアルを粒子に与える。本質的に、この特許は調製
することが非常に難かしい電気泳動表示を教示している
米国特許用4,652.090号は゛分散されたイリジ
ウムに基づ(補足的エレクト]コクロミツク装置″につ
いて198フイF、 3 /]24日に発行されている
。この特許は、1つの電極層、陰極として着色するエレ
クトロクロミック層、(もし要すれば)イオン伝導層、
可逆的酸化層および他の1つの電極層を含むエレクトロ
クロミック装置を開示している。陰極として着色するエ
レクトロクロミック層、イオン伝i#層および可逆的酸
化層のうら少なくとも1つはプロトンを含むかまたは電
圧がかけられるとプロトンを放出するためのプロトン源
を含むように適合させられている。可逆的酸化層は、薄
膜vJ造方法の真空薄膜形成技術により作られる透明分
散層を含み、そしてイリジウム金属、酸化イリジウムま
たは水酸化イリジウムの分散相および透明な固体分散媒
とから成る。その代りとして、可逆的酸化相と他の電極
は単独の透明な伝導性分散材料層に取り替えられ、後者
の層は厚膜形成技術または厚膜製造方法の真空薄膜形成
技術により作られ、そして金属イリジウム、酸化イリジ
ウムまたは水酸化インジウムの分散相および透明な固体
分散媒を含む。
本発明の目的は新規なエレクトロクロミック装置を提供
することである。
本発明の特徴は、エレクトロクロミック粒子とイオン生
成粒子の両者とら同じマトリックスに支持されている新
規なエレクト1]クロミツク装置が提供されることであ
る。
本発明の利点は、エレクトロクロミック粒子とイオン生
成粒子の両者とも同じマトリックスに保持されている新
規なエレクトロクロミック装置が提供されることである
本発明の他の1つの目的はエレクトロクロミック層を作
る方法を提供することである。
本発明の他の1つの特徴は、エレクトロクロミック粒子
とイオン生成粒子の両者とも同じマトリックスに保持さ
れているエレクトロクロミック層を作る方法を提供する
ことである。
本発明の伯の1つの利点は、エレクI−ロクロミツク粒
子とイオン生成粒子の両者とも同じントリックスに保持
されているエレクトロクロミック層を作るために1つの
方法が提供されることである。
発明の開示 本発明は新規なエレクトロクロミック装置に向けられて
いる。本発明によればその装置は第1と第2の電極を有
する。第1と第2の電極の間にエレクトロクロミック層
が位置する。エレクトロクロミック層はエレクトロクロ
ミック粒子およびイオン生成粒子を、その中に固定され
ているが通常(よ分散されている位置に保持する無機物
を基にするバルク材料から成る。バルク材料は第1と第
2の電極の間に電圧の変化があるとイオン生成粒子によ
り生成したイオンがエレクトロクロミック粒子の方へお
よびその反対方向へ移動することを許す。バルク材料は
また第1電極と第2電極との間に電圧がかけられるとき
電子の通過を1l111hL、それにより電場が第1と
第2の電極の間に蓄積されて、それがイオンの移動を引
き起す。
本発明の好ましいi様の詳細によれば、電極の片方また
は両方共透明な電極である。好ましくは無機物を基にす
るバルク材料は酸化アルミニウム、酸化タンタル、また
は酸化ケイ素、あるいはこれらの化合物の2秒以上の混
合物を含む。エレクトロクロミック粒子は陽極エレクト
ロクロミック粒子または陰極エレクトロクロミック粒子
、あるいは前記2秤のエレクトロクロミック粒子の混合
物であってさえよい。好ましくは、すべての陽極性また
は陰極性エレクトロクロミック粒子は同じものである。
また本発明によれば、エレクトロクロミック層を形成η
ることのできる材料を作る方法が教示される。その方法
は次の段階を有する。無機物を基にする材料、エレクト
ロクロミック粒子およびイオン生成粒子を混合し、それ
から電極の−hにその混合物を約10’t−ルの真空中
で熱蒸弁することにより塗布する。その混合物は被覆さ
れるべき電極から約10cmの距離をへだてられる。無
機物を基にする材料はそれを通過するイオンの移動を許
すが、電子の通過を阻止する。そのようにして無機のバ
ルク材料はエレクトロクロミック粒子およびイオン生成
粒子を、その中に固定されているが通常は分散されてい
る位置に保持しており、それによりエレクトロクロミッ
ク装置が調製される。
本発明の好ましい態様の詳細によれば、無機物を基にす
るバルク材料は酸化アルミニウム、または酸化タンタル
、または酸化ケイ素、あるいはこれらの化合物の2種以
上の混合物を含む。エレクトロクロミック粒子は陽極性
エレクトロクロミック粒子または陰極性エレクトロクロ
ミック粒子、あるいは前記2種のエレクトロクロミック
粒子の混合物でさえあってよい。好ましくは、すべての
陽極性または陰極性エレクトロクロミック粒子は同じも
のである。
好ましい実施態様の説明 本発明の好ましい態様と考えられるものを次に説明する
。次の説明はまた本発明のエレクトロクロミック装置の
ために最善の構造H!Xであると出願人が現在考えてい
るものを述べる。この説明は本発明のより広い原理の上
にある制限を置くことを意図するものではない。
第3〜5図は本発明のエレクトロクロミック装置を略図
により説明している。第4図は電場の存在しないときの
マトリックス材料を説明し、そして第5図は電場の存在
するときのマトリックス材料を説明づる。エレクトロク
ロミック装置は陽極エレクトロクロミック特性をまたは
陰極エレクトロクロミック特性を、あるいは両者を有す
るよう望み通りに製造されることができる。
金策3図を参照する。この好ましい実施態様において、
陽極性ECMS間示されている。第1のガラスシートは
その上に陽極を有し、そして第2のガラスシートはその
上に陰極を有する。両者の場合に、本発明の好ましい実
流態様によると、ガラスシートは1/8インヂの厚さを
有し、そして電極は約2000オンゲス1−ロームの厚
さを有する。その好ましい実IIi態様の教示に従うと
、陽極ど113 +の両茜共にフッ素でドーピングされ
た酸化スズから形成される。そのような被膜は当業界に
おいて公知の熱分解方法により加工されることができる
。もらろ/V、明らかにその他の電14祠料、も使用さ
れてもよいし、また曲の材料、例えば、6英、プラスチ
ックなど、がガラスシートに代替されてもJ、い。一般
に、電極支持体の片方または両方共、エレクトロクロミ
ック材料中に発生した色が見えるように透明でなければ
ならない。
第3図に示されるように好ましい実施態様において、マ
トリックス材料はその中に細分されたイオン生成粒子お
よび細分されたエレクトロクロミック材料の両者を陰極
と陽極の間に保持している。
その中に細分されたイオン生成粒子と細分されたエレク
トロクロミック材料の両者を保持するマトリックス材料
の製造の1例をF記に述べる。
実施例 マトリックス材料が容積に基づいて1%のLIC,i!
(イオン生成材料)、60%のAl2O3(無機物を基
にするバルク材Fl) 、(+3よび39%のWO3(
エレクトロクロミック材料)を混合することにより調製
された。この混合物をタンタルのボートに載せて、それ
を蒸発温度以下の温度に半時間加熱して、混合物を形成
する化合物がそれらの基底状態にあることを確実にする
混合物の温度を次にその蒸発温度へ上げ、その熱蒸発を
約10−4トルの真空圧で行う。混合物は被覆されるべ
き電極から約10cml1lシて置かれた。
この方法で、エレクトロクロミック粒子およびイオン生
成粒子を、その中に固定されているが通常は分散された
位置に保持する無機物を基にするバルク材料が電極に加
工された。この調製の後に、第2の電極が露出された無
機物を基にするバルク材料に加工されてエレクトロクロ
ミック装置を形成した。
上記のように、前記混合物に添加された細分化エレクl
−1コクロミツク材料はWO3であった。混合物に添加
されたWO3の量は1つの゛1甘極の上に4000人の
厚さを有する層を生成するに必要となるWOの量である
。WO3添加の範囲は3000人〜5000人の範囲内
の厚さを有する層を生成するに十分なWO3であろう。
Tレフ1−ロクロミツクWO3は陰極性エレクトロクロ
ミック材料である。
その中に細分されたイオン生成材料と細分されたエレク
トロクロミック材料を固定されているが通常は分散され
た位置に保持している無機物を基にするバルクマトリッ
クス材料は@3図に示すようにその際2つの1ffiの
間に配置されている。マトリックス材料は使用される材
料の種類およびそれに添加される材料の種類に関連する
厚さを有する。好ましい場合には、マトリックスは約6
000人のIりさをaする。WO2は陰極性材料である
ので、負の5ボルトが陽極と陰極の間にかけられると、
青色がエレクトロクロミック装置に結果として生じる。
青色の生成は第4図と第5図の助けにより説明されるこ
とができよう。第4図は細分されたイオン生成材料と細
分されたエレクトロクロミック材料を含み、第3図のル
り1−ロクロミツク装置のr4A極と陰極に電圧がかり
られてない条件にある71−ワックスの略図を示す。こ
の場合にエレクトロクロミック粒子はそれに結びつりら
れた電荷を有せず、そしてイオンは、正と負両方共、ラ
ンダムに位置している。
電圧がエレクトロクロミック装置に上記のようにしてか
けられると、エレクトロクロミック粒子はそのとき、第
5図においてエレクトロクロミック粒子の上の十と−の
記号により示されているように、それに結合した電荷(
分極現象)をもつ。
この電荷が生じると、かけられた電場に従って移動する
正の軽イオンはエレクトロクロミック粒子の負の末端に
引っばられ、そして負の軽イオンはエレクトロクロミッ
ク粒子の正の末端へ引っばられる。この行動はエレクト
ロクロミックWO3の還元を引き起し、ぞして結果とし
て青色を生成させる。
本発明の教示によれば、いろいろな材料を無機バルク材
料を作るために使用することができる。
例えば、酸化アルミニウム、酸化タンタル、または酸化
ケイ素、または他の公知の固体イオン伝導体、あるいは
これらの化合物の2種以上の混合物を使用することがで
きる。エレクトロクロミック粒子はすべての適当なエレ
クトロクロミック材料またはそのような材料の混合物か
ら作られることができる。イオン生成粒子もまた所望の
イオンを生成するずべての材料から選択されることがで
きる。マトリックスエレク1−ロクロミツク層を製造す
るために前記に例示した熱蒸発技術以外の析出技術を使
うことができる。例えば、スパッタリング、スプレー、
ゾル−ゲル、CVDのような技術、またはその他の公知
技術をマトリックスエレク1〜ロクロミックスを形成づ
るために使用することができる。
☆     ☆     ☆ 上記の実施例はマトリックス中に埋め込まれた陰極性エ
レクトロクロミック粒子の使用を示すが、陽極性および
陰極性の粒子を71へワックス中に同時に埋め込むこと
も可能である。もしこれがなされるとすれば、2種の粒
子がそれらの無色と有色の状態の間にほぼ同じスイッチ
ング時間有することが好ましい。また全く陽極性または
陰極性粒子が使用されることになれば、それらの粒子は
いろいろな種類の陽極性または陰極性粒子の混合物であ
ってもよい。その場合もまた、それらいろいろな種類の
粒子がその無色と有色状態の間にほぼ同じスイッチング
時間を有することが好ましい。
本発明の特定の実施態様が例示されかつ説明されたが、
本発明から逸脱することなくいろいろな変更や修正がな
され得ることは当業者には明らかであろう。また添付の
特許請求の範囲の中にすべてそのような修正おJ:び相
当物を本発明の真の精神と範囲の中に入るように包含す
ることが悪因されている。
図面の簡単な説明 第1図および第2図は、前記に述べたように、それぞれ
陰極性エレクトロクロミック装置および陽極性エレクト
ロクロミック装置の作用の略図による説明である。
第3図は本発明のエレクトロクロミック装置の作用態様
の略図による説明である。
第4図および第5図は、第3図のエレクトロクロミック
装置に使用される7トリツクス材料の拡大概要図であっ
て、第4図では電場がそれにかけられていないときの7
1−ワックス材料を示し、そして第5図では電場がそれ
にかけられたときのマトリックス材料を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1電極、第2電極および前記第1と第2の電極
    の間のエレクトロクロミック層から成るエレクトロクロ
    ミック装置であつて、前記エレクトロクロミック層が、
    エレクトロクロミック粒子およびイオン生成粒子を、そ
    の中に固定されているが通常は分散された位置に保持す
    る無機物を基にするバルク材料から成り、前記バルク材
    料は第1と第2の電極の間に電圧の変化があるとイオン
    生成粒子により生成したイオンがエレクトロクロミック
    粒子の方へおよびその反対方向に移動することを許し、
    また前記バルク材料は第1電極と第2電極との間に電圧
    がかけられるとき電子の通過を阻止し、それにより電場
    が第1と第2の電極の間に蓄積されて、それが前記イオ
    ンの移動を引き起すことを特徴とする前記のエレクトロ
    クロミック装置。
JP63324693A 1987-12-24 1988-12-22 新規なエレクトロクロミツク装置 Pending JPH022526A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/137,630 US4837592A (en) 1987-12-24 1987-12-24 Method of making an electrochromic layer and new electrochromic device made therefrom
US137630 1987-12-24

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH022526A true JPH022526A (ja) 1990-01-08

Family

ID=22478340

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63324693A Pending JPH022526A (ja) 1987-12-24 1988-12-22 新規なエレクトロクロミツク装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4837592A (ja)
EP (1) EP0323007B1 (ja)
JP (1) JPH022526A (ja)
CA (1) CA1295719C (ja)
DE (1) DE3887673T2 (ja)

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