JPH022521Y2 - - Google Patents

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JPH022521Y2
JPH022521Y2 JP9415183U JP9415183U JPH022521Y2 JP H022521 Y2 JPH022521 Y2 JP H022521Y2 JP 9415183 U JP9415183 U JP 9415183U JP 9415183 U JP9415183 U JP 9415183U JP H022521 Y2 JPH022521 Y2 JP H022521Y2
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mold
oscillation
transmission shaft
casting
continuous casting
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、鋳型、サポートロールセグメント、
ガイドロールセグメント、セグメント架台および
ピンチロールからなる連続鋳造機のうち、交換し
て使用する鋳型およびサポートロールセグメント
を要部とする鋳造スタンドにおける鋳型のオシレ
ーシヨンテストをオフラインで行う装置に関す
る。
連続鋳造機においては、鋳片厚みの変更毎に鋳
型およびその直下のサポートロールセグメントを
交換(特開昭52−114424号公報参照)しており、
一方ガイドロールセグメントはガイドロールの間
隔を変更して鋳片の厚み変更に対処している。そ
のため鋳型およびサポートロールセグメントを専
用体(または第1次冷却帯)と呼称し、同様にガ
イドロールセグメントを共用体(または第2次冷
却帯)と呼称している。
連続鋳造機による鋳造工程は、通常、次のとお
りである。溶鋼は取鍋よりタンデイツシユを通
り、鋳造スタンドの頭部フレームに取付けられた
鋳型に入り次いでサポートロール群を通る第1次
冷却帯にて、徐々に抜熱されながら鋳片として下
方に引抜かれる。このとき、鋳型壁と溶鋼との間
に焼付きが起きないように鋳型を振動させる(こ
れをオシレーシヨンと称する)。その後、鋳型内
で表面のみが凝固した鋼にスプレー状の水を吹き
付けて、その内部の凝固を促進させる第二次冷却
がガイドロールセグメントで行われ、凝固鋳片が
得られる。
これらのうち、鋳型のオシレーシヨン運動は連
続鋳造において重要な役割を果たすものであつ
て、その適否は鋳造作業並びに鋳片の品質に大き
な影響を及ぼすものである。そのため、前記オシ
レーシヨンの鋳型での振動精度を検査する必要が
ある。
しかし、従来、その検査はオンラインで、即
ち、連続鋳造機本体に新たな鋳造スタンドを装着
した状態で行つていたため、鋳片厚み変更毎に鋳
造スタンドの交換を必要とし、その度毎に前述の
検査を行わなければならず、また、その結果、問
題が発生した場合には、更にオンラインにて鋳造
スタンドの修理或いは再交換をしなければならな
いため、運転休止時間が長くなり、これは、高稼
動率下におかれている連続鋳造機にあつては、生
産性の低下という大きな問題となつていた。
本考案は、かゝる問題点を解決し、連続鋳造機
の生産性を一層向上せせしめるべく、従来オンラ
インで行つていた鋳造スタンドにおける鋳型のオ
シレーシヨンテストをオフラインで、行うことを
可能にし、更には複数の被テスト体を連続的、自
動的、かつ、迅速に実機のオンラインでの振動発
生装置と同等の精度で検査することを可能とする
ものである。
即ち、本考案の要旨とするところは、連続鋳造
機において鋳片厚み変更毎に交換する、鋳型およ
びサポートロールセグメントが要部となる鋳造ス
タンドについて、鋳造スタンドの連続鋳造機への
組込みに先立ち、鋳型と連結したオシレーシヨン
伝達軸を介して鋳型にオシレーシヨンを与え、鋳
型の運動における振幅および振れを測定する装置
であつて、鋳造スタンドを複数載置する架台に設
けたレールを可動の走行台車上に、上記オシレー
シヨン伝達軸に対応するクランパーを先端に設け
たロツドおよびこのロツドの駆動装置を搭載した
オシレーシヨン発生装置と、鋳型の振幅および鋳
型内壁部の振れを測定する検出端子をそなえるオ
シレーシヨン測定装置と、の対になる連続鋳造機
用オシレーシヨンテスト装置にある。
以下、本考案を実施例に基づいて詳細に説明す
る。
実施例は、連続鋳造機(図示せず)に新たに装
着すべき鋳造スタンド10台について、そこに取付
けられている各鋳型をオシレーシヨンする装置の
例である。
第1図に示すように、オシレーシヨンテスト装
置のオシレーシヨン発生装置1は、メンテナンス
ヤード(通常、連続鋳造機の近くに設ける。)と
して同時に何台もの鋳造スタンドを載置可能な構
造の架台100に、移動可能に設けられている
〔同図ロ参照〕。本実施例の場合、鋳造スタンドが
10台載置することが可能で、各鋳造スタンドは架
台100の挿入口30に載置される。また、2は
オシレーシヨン測定装置であつて、検査すべき鋳
造スタンド6に位置決めされたオシレーシヨン発
生装置1の上方の位置に、クレーン等で移動さ
れ、架台100の上部にセツトされる。なお、3
は連絡台車であつて、挿入口30が複数列ある場
合は、一の系列から別の系列へオシレーシヨン発
生装置1を移動走行せしめるためのもので、上部
にレールを有している。
第2図は、架台100の挿入口に鋳造スタンド
6が載置されている状態と、これにオシレーシヨ
ン発生装置1がセツトされた状態を概略的に示し
ている。
まず、鋳造スタンド6の上部に配置した鋳型5
には、振動させるための伝達ビーム7を介して伝
達軸8が設けられている。なお、9は鋳造スタン
ド6の配管を集中化したオートジヨイントであ
る。このように、鋳型5にはオシレーシヨンの伝
達軸8が予め設置され、この状態で鋳造スタンド
6が架台100に載置される。
次に、オシレーシヨン発生装置1は、概略的に
は、走行台車15と、鋳造スタンド6の伝達軸8
に検査に先立つて連結すべきロツド13とを有し
ていて、架台100の垂直方向略中間に設けた中
間デツキ4のレール16上を走行可能である。
オシレーシヨン発生装置1は、詳細には、第3
図に示す如く、まず、走行台車15を有してい
る。この走行台車は、走行駆動装置と微動調整装
置を有する走行装置14により走行せしめられ、
検査すべき所定の位置で停止し、微動芯出し後、
レールクランパー16′によりレール16に係止
される。走行台車15上には、可変速モータ10
と減速機11からなる駆動装置で駆動されるオシ
レーシヨン発生機12が搭載されていて、このオ
シレーシヨン発生機にはロツド13とその先端に
クランパー17が設けられている。ロツド13
は、鋳造スタンドの伝達軸8に位置合わせして連
結しやすいように、その高さを調整可能であつ
て、位置合わせ後、クランパー17で伝達軸8に
連結されて鋳型へのオシレーシヨン付与が可能と
なる。
また、オシレーシヨン測定装置2は、第4図に
示す如く、鋳型5内壁部の振れを測定する検出端
子40を有する検出ホルダー41と、鋳型5の上
端に当接させて鋳型の振幅を測定する検出端子4
2を有する検出ホルダー43と、各検出ホルダー
の昇降装置44,45とを有し、各昇降装置は取
付基台46に取付けられている。このオシレーシ
ヨン測定装置2は、前述のとおり、クレーン等で
移動可能である。
次に、本実施例に係るオシレーシヨンテスト測
定装置の作用、即ち、オシレーシヨンテストの態
様について説明する。
まず、オシレーシヨン測定装置2を移動し、検
査すべき鋳造スタンド6の鋳型5の上方に位置す
るように、架台100の上部に載置する。各昇降
装置44,45を調整して各検出端子40,42
を鋳型5に対しセツトする。
一方、オシレーシヨン発生装置1も、検査すべ
き鋳造スタンド6の下方に走行移動せしめ、所定
の位置に停止する。次いで、ロツド13を鋳造ス
タンド6の伝達軸8に位置合わせし、クランパー
17によつて伝達軸8と連結した後、レールクラ
ンパー16′により走行台車15をレール16に
係止する。
しかる後、可変速モータ10の操作盤のスイツ
チを入れ、オシレーシヨン発生機12を始動させ
て、鋳型5のオシレーシヨンテストが開始され
る。この鋳型の運動は、検出端子40,42によ
つて検出され、振幅及び振れ(主に横ブレ)が測
定される。
一の鋳造スタンドの鋳型のオシレーシヨンテス
トが終了すると、オシレーシヨンテスト装置を次
の任意の鋳造スタンドの位置まで移動せしめる。
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、既述の従来技術が有する欠点を完全に解消す
るこができる。
【図面の簡単な説明】
各図は本考案の実施例を示すものであつて、第
1図イはメンテナンスヤードの平面図、第1図ロ
は同側面図、第2図は第1図のA−A線に沿つた
概略断面図、第3図はオシレーシヨン発生装置の
機構図、第4図はオシレーシヨン測定装置の機構
図である。 1……オシレーシヨン発生装置、2……オシレ
ーシヨン測定装置、5……鋳型、6……鋳造スタ
ンド、7……伝達ビーム、8……伝達軸、12…
…オシレーシヨン発生機、13……ロツド、14
……走行装置、15……走行台車、16……レー
ル、16′……レールクランパー、17……クラ
ンパー、30……鋳造スタンドの挿入口、100
……架台。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 連続鋳造機において鋳片厚み変更毎に交換す
    る、鋳型およびサポートロールセグメントが要部
    となる鋳造スタンドについて、鋳造スタンドの連
    続鋳造機への組込みに先立ち、鋳型と連結したオ
    シレーシヨン伝達軸を介して鋳型にオシレーシヨ
    ンを与え、鋳型の運動における振幅および振れを
    測定する装置であつて、 鋳造スタンドを複数載置する架台に設けたレー
    ルを可動の走行台車上に、上記オシレーシヨン伝
    達軸に対応するクランパーを先端に設けたロツド
    およびこのロツドの駆動装置を搭載したオシレー
    シヨン発生装置と、 鋳型の振幅および鋳型内壁部の振れを測定する
    検出端子をそなえるオシレーシヨン測定装置と、 の対になる連続鋳造機用オシレーシヨンテスト装
    置。
JP9415183U 1983-06-21 1983-06-21 連続鋳造機用オシレ−シヨンテスト装置 Granted JPS605756U (ja)

Priority Applications (1)

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JP9415183U JPS605756U (ja) 1983-06-21 1983-06-21 連続鋳造機用オシレ−シヨンテスト装置

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JP9415183U JPS605756U (ja) 1983-06-21 1983-06-21 連続鋳造機用オシレ−シヨンテスト装置

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Publication Number Publication Date
JPS605756U JPS605756U (ja) 1985-01-16
JPH022521Y2 true JPH022521Y2 (ja) 1990-01-22

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JP9415183U Granted JPS605756U (ja) 1983-06-21 1983-06-21 連続鋳造機用オシレ−シヨンテスト装置

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US6002213A (en) * 1995-10-05 1999-12-14 International Rectifier Corporation MOS gate driver circuit with analog input and variable dead time band

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JPS605756U (ja) 1985-01-16

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