JPH02250976A - 成膜方法、エッチング方法及びプラズマ装置 - Google Patents

成膜方法、エッチング方法及びプラズマ装置

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JPH02250976A
JPH02250976A JP7278489A JP7278489A JPH02250976A JP H02250976 A JPH02250976 A JP H02250976A JP 7278489 A JP7278489 A JP 7278489A JP 7278489 A JP7278489 A JP 7278489A JP H02250976 A JPH02250976 A JP H02250976A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序に従って本発明を説明する。 A、産業上の利用分野 B0発明の概要 C0背景技術【第11図1 D1発明が解決しようとする問題点 E1問題点を解決するための手段 F1作用 G、実施例[第1図乃至第1θ図] a、第1の実施例【第1図乃至第3図]b、第2の実施
例[第4図乃至第9図]C1第3の実施例【第10図】 H0発明の効果 (A、産業上の利用分野) 本発明はプラズマ装置、特に電子サイクロトロン共鳴を
利用してプラズマを発生させるプラズマ生成室のプラズ
マ引出窓に面して試料の支持部材を備える試料室を設け
たプラズマ装置に関する。 (B、発明の概要) 本発明は、上記のプラズマ装置において、形成する膜の
膜厚の均一性あるいはエツチングする深さの均一性を高
めることができるようにするため、 プラズマ引出窓の大きさを可変にするか、あるいはプラ
ズマ生成室内で発生した光(プラズマ光)を試料室内の
試料の一部分へ導(ようにしたものである。 (C,背景技術)[第11図1 電子サイクロトロン共鳴を利用してプラズマを発生させ
るプラズマ生成室のプラズマ引出窓に面して試料の支持
部材を備える試料室を設けたプラズマ装置は、低ガス圧
で活性度の高いプラズマを生成することができ、イオン
エネルギの広範囲な選択が可能であり、また大きなイオ
ン電流を得ることができるという利点を有している(特
開昭62−276823号公報)、そして、かかるプラ
ズマ装置は絶縁膜等のCVDに好適であるので半導体装
置の製造に用いる装置の一つとして注目されている。 第11図はプラズマ装置を示す模式的縦断面図である1
図面において、lはプラズマ生成室、2は冷却水の通流
室、3はプラズマ生成室lの上部を閉塞する石英ガラス
板、4はプラズマ生成室1の上側に設けられたマイクロ
波導波管、5はプラズマ生成室1の底部に形成されたプ
ラズマ引出窓で、図示しない引出用の電極を有している
。 6はプラズマ生成室1の周囲に配置された励磁コイル、
7はプラズマ生成室1の下側に配置された試料室で、こ
の内部の上記プラズマ引出窓5の下側に当たる部分に試
料を支持する支持台8が配置され、該支持台8上に試料
、例えば半導体ウェハ9が支持されている。 このプラズマ装置は、プラズマ生成室l、試料室7ヘガ
ス(l)、ガス(2)を供給し、励磁コイル6によって
磁界を形成しつつマイクロ波を導入することによりプラ
ズマ生成室1内にガス(1)のプラズマを生成し、生成
されたプラズマイオンを上記図示しない引出用の電極の
作用と、励磁コイル6が作る発散磁界によって上記試料
室7内の半導体基板9上に投射し、該試料室7内に供給
された原料ガス(2)の気相反応によって半導体ウェハ
9の表面に成膜を行うようになっている。 CD、発明が解決しようとする問題点)ところで、プラ
ズマ装置においては、励磁コイル6によって形成した発
散磁界を利用してプラズマイオンを下側へ投射するよう
にするので、プラズマ流lOは第11図に示すように発
散した流れとなる。その結果、試料例えば半導体ウェハ
9表面におけるプラズマ流10の密度が不均一になり、
延いてはCVDにより形成される膜の厚さが不均一にな
るという問題があった。具体的には、プラズマ流10の
密度はプラズマ流の中心軸で最も高(1周辺に行く程薄
くなるので膜成長速度もプラズマ流の中心軸に当たる部
分で速く、周辺に行く程遅くなる。従って、CVD膜の
膜厚には半導体ウェハ9の中央部で厚く、周囲に行く程
薄くなるという半導体ウニ八半径方向における不均一性
が生じる。 また、プラズマ装置をエツチングに用いた場合にはエツ
チング深さに半導体ウニ八半径方向における不均一性が
生じることになる。即ち、半導体ウェハ9の周辺に行く
程反応が緩慢になるのでエツチング深さが浅(なること
になる。 勿論、磁界が発散磁界にならないように試料室7の周辺
にも励磁コイルを設けることにより磁界のどこをとって
も磁束密度が一定になり、延いてはプラズマ流の密度が
半導体ウェハ9表面上において均一になるようにするこ
とも考えられなくはない。しかしながら、このよう、に
すると装置の複雑化、大型化を招き、延いては高価格化
を招くので現実的ではない。 そこで、本発明は、形成する膜の膜厚の均一性あるいは
エツチング深さの均一性を高めることを目的とする。 (E、問題点を解決するための手段) 本発明プラズマ装置は上記問題点を解決するため、プラ
ズマ引出窓の大きさを可変にするか、あるいはプラズマ
生成室内で発生した光(プラズマ光)を試料室内の試料
の一部分へ導くようにしたことを特徴とする。 (F、作用) 本発明プラズマ装置によれば、プラズマ引出窓の大きさ
を可変にした場合には、例えば最初プラズマ引出窓を広
くして成膜あるいはエツチングをし、その後プラズマ引
出窓を狭くして厚い試料の中央部に対してエツチングあ
るいは成膜をするというようにして膜厚の均一性、エツ
チング深さの均一性の向上を図ることができる。 また、プラズマ生成室内で発生したプラズマ光を試料の
一部分へ導くようにした場合には、プラズマ流密度の低
い部分にプラズマ光を導(ことにより低プラズマ流密度
によるエネルギー不足を補い、膜厚の均一性あるいはエ
ツチング深さの均一性の向上を図ることができる。 (G、実施例)【第1図乃至第10図】以下、本発明プ
ラズマ装置を図示実施例に従って詳細に説明する。 (a、第1の実施例) 【第1図乃至第3図】第1図乃
至第3rI!iは本発明プラズマ装置の第1の実施例を
説明するためのもので、第1図は模式的縦断面図、第2
図は支持部材の断面図である。 本プラズマ装置はプラ
ズマ引出窓5の大きさが可変である点と支持部材(サセ
プタ)8が噴出ガスにより無接触で試料を支持するよう
になっている点で第11図に示したプラズマ装置と異な
っているが、それ以外の点では共通しており。 その共通点については第11図において用いたと同じ符
号を付して図示するに留め、説明は省略する。 本プラズマ装置のプラズマ引出窓5は径が例えば2段階
で変化させることができるようになっている。 また、支持部材であるサセプタ8は冷却ガスを噴出する
ことにより半導体ウニ八〇を搬送支持するようになって
いる。11は外部から冷却ガスを導入するガス導入孔、
12.12、・・・は該ガス導入孔11によってサセプ
タ8内に導入された冷却ガスをサセプタ8の表面から上
方へ噴出するガス噴出孔、13.13はサセプタ13の
表面に突出形成されたところの半導体ウェハ9を案内す
るガイドである。このように冷却ガスを噴出することに
より半導体ウェハ9を支持すると単に半導体ウェハ9を
非接触で支持してゴミの発生を少なくすることができる
だけでなく、半導体ウェハ9のイオン衝撃による温度上
昇を冷却ガスによる冷却効果により防止することができ
る。 第3図(A)、(B)はプラズマ装置による成膜方法の
一例を示す断面図である。 (A)先ず、同図(A)に示すようにプラズマ引出窓5
の径を大きくしてECR−CVD法、特に、バイアスE
CR−CVD法により例えばS、 i 0 s膜を形成
する。すると、前述のとおり半導体ウェハ9の中央部で
厚(周辺部で薄いSIO自腹ができる。 (B)次に、反応ガスの供給を停止しプラズマ引出窓5
の径を第3図(B)に示すように小さくし、その状態で
アルゴンArのみによりスパッタエツチングを行う、す
ると、S i O*膜の膜厚が厚(なっている半導体ウ
ェハ9中央部表面がエツチングされるのでStem膜の
膜厚が均一化する。そして、膜厚が均一化したところで
エツチングを停止する。 従って、本プラズマ装置によれば膜厚が均一なS i 
Os膜を形成することができる。 尚、本プラズマ装置により例えば絶縁膜等のエツチング
を行う場合には、先ずプラズマ引出窓5の径を大きくし
てエツチングを行い、次にプラズマ引出窓5の径を小さ
くして絶縁膜等の成膜を行うことによりエツチング深さ
の均一性を向上させることができる。というのは、最初
プラズマ引出窓5を太き(してエツチングを行うと半導
体つエバ9の中央部でエツチング深さが深くなるが、そ
の後プラズマ引出窓5を小さくして絶縁膜を成膜するの
で半導体ウェハ9のエツチング深さが深すぎた中央部に
絶縁膜が成膜し、エツチング深さが均一化する。 このように、本プラズマ装置によれば、CVD膜を形成
する場合には該CVD膜の膜厚の均一性を高めることが
でき、エツチングする場合にはエツチング深さの均一性
を高めることができる。 (b、第2の実施例)【第4図乃至第9図】第4図乃至
第6図は本発明プラズマ装置の第2の実施例を説明する
ためのものであり、第4図はプラズマ装置の模式的縦断
面図、第5図は支持部材の断面図である。 本プラズマ装置は半導体ウェハを、その周辺部を石英ク
ランプで押えることによりサセプタによって支持してい
る点と、サセプタを所定温度に加熱するサーボ系を有し
ている点で第1図、第2図に示したプラズマ装置と異な
っているいるが、それ以外の点では全く共通しており、
勿論プラズマ引出窓5の径を変化させることができるよ
うになっている点でも共通している。 14はサセプタ8の上面に設けられた石英クランプで、
該石英クランプ14によって半導体ウェハ9の周辺部を
押えることによって半導体ウェハ9をサセプタ8上に支
持した状態を保つようになっている。 15はサセプタ8の内部に形成されたガス通路で、該ガ
ス通路15にはガス導入バイブ16を通じて例えばアル
ゴンArガスが供給され、そして、そのガスは排気バイ
ブ16°を通じて排出される。17はサセプタ8の上部
の温度を検出する温度検知器、18は該温度検知器17
の検出温度と設定温度を比較し、比較結果に基づいてヒ
ーター制御信号を作るサーボ回路、19は該回路18か
らのヒーター制御信号に応じてヒーター20の加熱電流
を変化させる駆動回路である。該ヒーター20はガス導
入パイプ16に巻回されている。ヒーター20はサセプ
タ8内部のガス通路15に供給されるガスをガス導入パ
イプ16において加熱し、加熱したガスを介してサセプ
タ8を間接的に加熱する。そして、温度を一定にするサ
ーボの働きによってサセプタ8は所定の温度に保たれる
ようになっている。このようにサセプタ8を所定温度に
加熱するのは膜質な良くするためである。 即ち、低温成長(無加熱成長)では耐エツチングレート
等が低い等CVD膜の膜質が良好でない場合があり、こ
のような場合にはサセプタを加熱することにより半導体
ウェハな所定の温度に高めることが好ましい、従って、
サーボ系によってその要請に応えようとするのである。 そして、ヒーターで直接サセプタを加熱するのではなく
、ヒーターでガスを加熱しそのガスでサセプタを加熱す
るのは、熱容量を太き(し、オーバーヒートの虞れをな
くすためである。 第6図(A)、(B)は第4図及び第5図に示したプラ
ズマ装置による成膜方法の一例を順に示す断面図である
。 (A)先ず、同図(A)に示すようにプラズマ弓出窓5
を狭くシ(具体的には石英クランプ14よりも内側にプ
ラズマ流があたるようにする。)でSiH4+01+ 
 (+Ar)ガスを供給してバイアXECR−CVDに
よりSi Os膜の形成を行う、この場合、プラズマ流
は絞られているから5ins膜の膜成長速度は速いが、
半導体ウェハ9の中央部で厚く、周辺部に行く程薄(な
るという膜厚の不均一性がある。 (B)次に、同図(B)に示すようにプラズマ引出窓5
を広(シ(具体的にはプラズマ流が石英クランプ14に
も充分にあたるように広くする)その状態でS I H
4+Oi +Arガスを供給したバイアスECR−CV
DによりSiOx膜の形成を続ける。すると、アルゴン
Arイオンにより石英クランプ14がスパッタされ、そ
れを構成する5i02の粒子が生じ、該粒子が半導体ウ
ェハ9の周辺部に付着する。 従って、半導体ウェハ9の周辺部において膜厚が薄くな
ろうとする傾向をな(し膜厚)均一性ヲ高めることがで
きる。 第7図は支持部材の加熱手段の変形例を示す。 のである。 本変形例は、サセプタにガスArを導入1611路を2
つにし、一方の経路leaは加熱せず、他方の経路16
bをヒーター20によって常に一定の加熱電流によって
加熱し、経路16a及び16bのバルブ21.21.2
1.21の開閉をサーボ回路(第7図では図示せず)に
より制御することによりサセプタ8の温度を制御するも
のである。このようにすれば、熱応答特性が非常に良(
することができる、特に、アルゴンイオンの衝撃による
急激な温度上昇が起きたときに対する対応が迅速にでき
、温度の安定性を高めることができる。 尚、ガスの加熱をヒーターにより行うのではなくマイク
ロ波電源や導波管で発生する熱を利用することにより行
うようにしても良い、というのは、このようにすれば、
マイクロ波電源や導波管の冷却が不要になるからである
。即ち、サセプタ8の加熱と、マイクロ波電源や導波管
の冷却とを兼ねることができ、−石二鳥となるのである
。 第8図は本発明プラズマ装置の試料室へのガス導入手段
の第1の変形例を示す模式的縦断面図である0本変形例
はガス導入バイブ22を上下方向に移動可能にしたもの
である。 即ち、普通のプラズマ装置は試料室7のサセプタ8より
も相当に高いところに(プラズマ引出窓5のすぐ下側)
に反応ガス(2)が供給され、反応ガスの供給されると
ころは位置が固定されている。しかし、これだと反応ガ
スの流れに起因して半導体ウェハ9中央部で膜厚が厚(
、周辺部で薄くなる膜厚不均一性が生じる。そこで、ガ
ス導入バイブ22を下側に移動できるようにするのであ
る。というのは、ガス導入バイブ22を半導体ウェハ9
と同程度の高さまで下げると、逆に半導体ウェハ9の周
辺部の方が中央部よりも膜成長速度が速くなるので、ガ
ス導入バイブ22を上側に位置させてCVDを行い、あ
る時間経過したらガス導入バイブ20を降下させてCV
Dを行うことにより膜厚の均一性を高めることができる
からである。・ 尚、ガス導入バイブ22はガス噴出部がリング状に形成
されリング状ガス噴出部から内側へガスが噴出されるよ
うになっている。ちなみに、第1図、第4図に示したプ
ラズマ装置においても試料室l内に反応ガス(2)を供
給するガス導入バイブの内端なそのようなリング状にし
ても良い。 尚、本プラズマ装置による成膜は、必要な膜厚の80%
位までをガス導入バイブ22を高いところに位置させた
状態で行い、残りの20%の成膜なガス導入バイブ22
を半導体ウェハ9と同程度に低くした状態で行うと最も
膜厚の均一性を高めることができろことが確認されてい
る。 また、CVD中ガス導入バイブ22を上から下へあるい
は下から上へ徐々に移動させることとし、その移動速度
を適宜コントロールすることにより成膜を行うようにし
ても良い。 また更に、1つの導ガス導入バイブ22を上下方向に移
動するのではな(、試料室7の上部に反応ガスを導入す
る高位置のガス導入バイブ22と、サセプタ8と略と同
じ高さのところに反応ガスを導入する低位置のガス導入
バイブ22とを設け、反応ガス(2)を両方のバイブ2
2.22から供給するようにしても良い。 第9図は本発明プラズマ装置の試料室へのガス導入手段
の第2の変形例を示す模式的縦断面図である。 本プラズマ装置は、ガス導入バイブ22の数を4個(2
28〜22d)にしてより膜厚の均一性を高めるように
したものである。 本プラズマ装置によりSiO□膜の成膜な行う方法の一
例を述べると、プラズマ生成室1ヘガスCl iとして
酸素ガスを40cc導入し、ガス導入バイブ22aから
S i H4を24CC導入し、マイクロ波電力800
W、圧力10−”Torrで所望の膜厚の80%程度を
成膜し、その後残りの20%を上記状態で更にガス導入
バイブ22dからもS i H<を2cc導入すること
により行う。 これによって非常に高い膜厚の均一性が得られることが
確認されている。 次に、別の例を述べると、プラズマ生成室1へ駿素ガス
を40cc導入し、ガス導入バイブ22aからSiH,
を24cc導入し、そして、ガス導入バイブ22bまた
は22cからはオゾン0、を導入し、そして、ガス導入
バイブ22dからはStH,を導入する方法もある。オ
ゾンO@を試料室7内に導入するのはプラズマ流の下流
で活性種が失活する割合が多くなるので、失活分を活性
なオゾンO3によって補うためである。これにより成膜
速度が速くなる 更に別の例として、プラズマ引出窓lへはN。 0を導入し、ガス導入バイブ22aからはS i OH
<を導入してSin、膜を形成する場合について述べる
。この場合もガス導入バイブ22bまたは22cからは
オゾンOnを導入し、そして、ガス導入バイブ22dか
らはSiH,を導入する。このようにN1をプラズマの
形成に用いるのは、SiH,−01系を用いた場合に生
じる気相での反応が充分に行われてダストが発生したり
カバレッジが悪くなるという問題を回避することができ
るからである。そして、とのNsOガス系を用いた場合
には膜成長速度はS I H。 −〇系の場合よりも低下するが、オゾン03によりその
成長速度の低下分をカバーすることができる。 (c、第3の実施例)【第1O図】 第3図は本発明プラズマ装置の第3の実施例を示す模式
的縦断面図である。 本実施例は第11図に示した従来のプラズマ装置とはプ
ラズマ生成室で発生したプラズマ光を試料である半導体
ウェハの一部(周辺部)へ導く導光手段を有している点
で異なっているが、それ以外の点では共通しており、共
通している点については説明を省略する。 23はプラズマ生成室1の側壁に設けたプラズマ光取り
出し窓、24.24、・・・は該窓23を経て外側に出
射されたプラズマ生成室l内からのプラズマ光を試料室
7内の半導体ウェハ9の周辺部へ導く光ファイバである
。 本プラズマ装置は、マイクロ波電力とこのマイクロ波の
周波数とで決まる電子サイクロトロン共鳴条件を満たす
磁場条件以上の磁場を印加してプラズマを形成し、この
プラズマの光エネルギーを上記プラズマ光取り出し窓2
3から光ファイバー24.241・・・によって半導体
ウェハ9の周辺部上に導いて該周辺部上に光CVDが行
われるようにしたものである。このようにすれば、半導
体ウェハ9の周辺部でCVD膜の膜成長速度が低下する
分を光VDにより補うことができ、従って成膜速度の均
一化を図ることができるのでCVD膜の膜厚の均一性を
高めることができるのである。 尚、本プラズマ装置において、プラズマ光取り出し窓に
プラズマ光の波長や光量を制御する装置を設けることに
より膜厚の均一性をより高めるようにしても良い、また
、サセプタ8を回転させることにより膜厚の均一性を高
めることも有益である。更に、光ファイバー24.24
、・・・の先端に光を集光するシステムを設けてプラズ
マ光の有効利用を図るようにしても良い。 このように、本発明プラズマ装置は種々の態様で実施す
ることができ、また種々のバリエーションが考えられる
。 (H,発明の効果) 以上に述べたように、本発明プラズマ装置は、プラズマ
引出窓の大きさを可変にするか、あるいはプラズマ生成
室内で発生した光(プラズマ光)を試料室内の試料の一
部分へ導くようにしたことを特徴とする。 従って、本発明プラズマ装置によれば、プラズマ引出窓
の大きさを可変にした場合には、例えば最初プラズマ引
出窓を広くして成膜あるいはエツチングをし、その後プ
ラズマ引出窓を狭くして厚い試料の中央部に対してエツ
チングあるいは成膜をするようにして膜厚の均一性、エ
ツチング深さの均一性の向上を図ると−とができる。 また、プラズマ生成室内で発生したプラズマ光を試料の
一部分へ導くようにした場合には、プラズマ流密度の低
い部分にプラズマ光を導くことにより低プラズマ流密度
によるエネルギー不足を補い、膜厚の均一性あるいはエ
ツチング深さの均一性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明プラズマ装置の第1の実施例
を説明するためのもので、第1図はプラズマ装置の模式
的縦断面図、第2図は支持部材の断面図、第3図(A)
、(B)は成膜方法を示す断面図、第4図乃至第6図は
本発明プラズマ装置の第2の実施例を説明するためのも
ので、第4図はプラズマ装置の模式的縦断面図、第5図
は支持部材の断面図、第6図(A)、(B)は成膜方法
を示す断面図、第7図は支持部材の加熱手段の変形例を
示す構成図、第8図はガス導入手段の第1の変形例を示
す模式的縦断面図、第9図は同じく第2の変形例を示す
模式的縦断面図、第10図は本発明プラズマ装置の第3
の実施例な示す模式的縦断面図、第11図は背景技術を
示す模式的縦断面図である。 符号の説明 l・・・プラズマ生成室、 5・・・プラズマ引出窓、8・・・支持部材、9・・・
試料、24・・・導光手段。 出  願  人    ソ ニ 第7図 ガス導入手段のyF51の 変形例を示す模式的縦断面図 第8図 背景液#r亡示す断面図 第11図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電子サイクロトロン共鳴を利用してプラズマを発
    生させるプラズマ生成室のプラズマ引出窓に面して試料
    の支持部材を備える試料室を設けたプラズマ装置におい
    て、 上記プラズマ引出窓の大きさを可変にしてなることを特
    徴とするプラズマ装置
  2. (2)電子サイクロトロン共鳴を利用してプラズマを発
    生させるプラズマ生成室のプラズマ引出窓に面して試料
    の支持部材を備える試料室を設けたプラズマ装置におい
    て、 上記プラズマ生成室内で発生した光を上記試料室内の試
    料の一部分へ導く導光手段を設けたことを特徴とするプ
    ラズマ装置
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