JP2019047035A - プラズマ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プラズマ処理の形状制御性を向上させる。【解決手段】真空処理室102に設けられ、かつシャワープレート106によって仕切られたガス溜め107と、真空処理室102に導入される複数の処理ガスの流量をそれぞれに調整可能な複数のガス制御装置113と、複数のガス制御装置113からガス導入経路を介して複数の処理ガスを真空処理室102に供給するガス供給ユニット104と、を有するプラズマ処理装置100である。そして、配管135の長さは、複数の処理ガスからなる混合ガスが配管135を通過するのに要する第1時間と、上記混合ガスが配管135の半径に相当する距離まで拡散するのに要する第2時間と、が等しくなる長さである。【選択図】図1

Description

本発明は、プラズマエッチングなどのプラズマ処理を行うプラズマ処理装置に関する。
近年、半導体デバイスは微細化が進んでおり、加工寸法は10nm以下の領域に至っている。また半導体デバイスの構造も、プレーナ型の構造から3次元構造へと変化している。このような変化を受け、近年の半導体デバイスの形状加工においては原子レベルの制御が要求されている。例えば、基板や基板上に成膜された材料を垂直方向にエッチングする工程では、エッチングが水平方向に進むことによるアンダーエッチを抑えつつ、エッチ深さと開口幅の比であるアスペクト比が大きく、エッチングにより形成される壁が垂直かつ滑らかであることが、原子レベルのスケールで求められる。
このような微細加工を実現するため、使用するガス種(ガス種類)・流量・処理室内圧力・処理時間といった処理条件の組み合わせ(ステップ)を複数用意し、それら異なる特性を持つステップを周期的に処理することで、被エッチング側壁への保護膜形成とエッチングの進行などを各々独立に制御する、サイクルエッチという手法が用いられる場合がある。サイクルエッチではエッチングで形成される垂直方向の壁に周期的な凹凸(スキャロッピング)が見られる場合があるが、各ステップの時間短縮が実現可能であれば、一般にスキャロッピング振幅は低減できる。
一方、ステップの切り替え直後においては、処理室内に所望の種類のガスが導入されておらず、また圧力などの条件も一時的に不安定になる遷移時間が存在する場合があり、原子レベルの精密な形状加工性を求めて各ステップ時間を短縮する場合、プラズマ処理全体に占めるこの遷移時間の割合が大きいためその影響が特に顕著に現れる虞がある。以下にこの遷移時間による課題を述べる。
この遷移時間の間は処理条件が不安定でありエッチングの再現性を低下させる要因となり得る。あるステップが終了したら一度プラズマ放電を中断し、その状態で次のステップのガスを処理室に導入し、処理室内の圧力などの条件が整定されてからプラズマを再び放電するという手法を用いることも可能である。しかしながら、ステップ切り替えのたびにプラズマ放電を中断すると、放電を中断している間エッチングが行われないことによるスループットの低下に加え、放電中にシースにトラップされていたパーティクルがウェハ上に落下し、パーティクルの下部がエッチングされないことによる加工不良を起こしてしまうという問題があった。
このような問題を回避するため、プラズマを維持したままステップを切り替える手法が用いられることがある。しかし、上述したようにステップ切り替えに伴う遷移状態は、エッチングの再現性の低下に加えて、所望のレートでエッチングされないことによるスループットの低下を招く。
以上に述べたような遷移時間の課題は、原子レベルの精密な形状加工性を求めて各ステップ時間を短縮する場合、プラズマ処理全体に占める遷移時間の割合が大きいが故に特に顕著に現れる。そのため、ステップ切り替え後に処理室内の条件が整定されるまでの時間を短縮することで、この遷移時間の影響を抑えることが要求されている。
ステップ切り替えに伴う遷移時間を短縮する手法としては、例えば特許文献1(特開2008−91651号公報)がある。上記特許文献1には、処理室内にガスを導入するために用いられるマスフローコントローラの遅延を解消する手法が記載されている。処理室内へのガスの導入では、マスフローコントローラによるガス流量の制御が広く行われているが、マスフローコントローラに、所望の流量のガスを流すよう指示してから実際に流量がその値になるまでには時間差がある。この立ち上がりの時間差によって処理室に導入されるガス流量が一時的に不安定になり、処理室内の条件の不安定化につながる。そこで次のステップに用いるマスフローコントローラを予め立ち上げて次のステップのガスを排気ラインに流し、ステップが切り替わった瞬間に排気ラインに流していたガスを処理室に流すように切り替えることで、マスフローコントローラの立ち上がり遅延を解消する。
特開2008−91651号公報
以上に述べたように、複数のステップを切り替えながらプラズマ処理を行う時、ステップ切り替え直後の不安定な遷移時間を短縮することは、特に原子層レベルのエッチングが求められる技術において、高精度な加工形状の制御ために重要である。
このステップ切り替えに時間を要する原因のひとつは、マスフローコントローラから処理室までの配管の距離である。配管が長いと、マスフローコントローラによって制御されたガスが処理室に到達するまでに時間を要するため、ステップ切り替えによる遷移時間が長くなってしまう。
また、複数のガス種を混合する場合、混合の手法によってはガス種ごとに真空処理室までの距離が異なることがある。この場合、ガス種ごとにガスの真空処理室までの到達時間が異なることになり、処理室内の条件の整定における不安定要因となることが課題である。
本発明の目的は、プラズマ処理においてステップ切り替えから処理室内の条件が安定するまでの時間を短縮させて、プラズマ処理における被処理材の形状制御性を向上させることができる技術を提供することにある。
本発明の前記の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される実施の形態のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
一実施の形態におけるプラズマ処理装置は、プラズマ処理が行われる処理室と、上記処理室に設けられ、シャワープレートによって仕切られたガス溜めと、上記処理室に導入される複数の処理ガスの流量をそれぞれに調整可能な複数のガス制御部と、上記複数のガス制御部からガス導入経路を介して上記複数の処理ガスのそれぞれを上記処理室に供給するガス供給機構と、を有する。さらに、上記ガス導入経路は、一端が上記処理室に連通するガス導入口と接続されたガス混合用の第1配管と、上記第1配管の他端に接続され、かつ上記第1配管の他端との接続箇所から放射状に配置された複数の第2配管と、を有する。さらに、上記複数の第2配管は、上記複数のガス制御部と同数設けられ、かつ上記複数の第2配管のそれぞれは上記複数のガス制御部と連通し、上記第1配管の長さは、上記複数の処理ガスからなる混合ガスが上記第1配管を通過するのに要する第1時間と、上記混合ガスが上記第1配管の半径に相当する距離まで拡散するのに要する第2時間と、が等しくなる長さである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
ステップ切り替えから処理室内の条件が安定するまでに要する時間を短縮することができる。その結果、サイクルエッチの短周期化に伴うスループット低下を抑制することができ、プラズマ処理における形状制御性を向上させることができる。
本発明の実施の形態に係わるプラズマ処理装置の模式的な構造の一例を示す概略図である。 図1に示すプラズマ処理装置をガス溜めにおいて上方から眺めた構造の一例を示す平面図である。 図1に示すプラズマ処理装置におけるガス供給ユニット(ガス供給機構)の内部の部品の配置の一例を示す斜視図である。 図1に示すプラズマ処理装置におけるガス配管の直径とガス導入時間との関係の一例を示すグラフ図である。 図1に示すプラズマ処理装置における複数のガス配管とバルブの配置構造の一例を示す部分側面図である。 本発明者が検討したガス導入口の設置箇所が1箇所の場合のガス溜めにおけるガスの圧力分布を示す平面図である。
以下、本実施の形態を、図1を用いて説明する。図1は本発明の実施の形態に係わるプラズマ処理装置の模式的な構造の一例を示す概略図である。図1に示すプラズマ処理装置100は、その一例であるマイクロ波ECR(Electron Cyclotron Resonance)プラズマエッチング装置である。ここでは、真空処理室102の内部に設置された電極、真空処理室102の外部に設置された電界、磁界の供給装置、および電源などが模式的に示されている。
図1に示す本実施の形態のプラズマ処理装置100の概略について説明すると、プラズマ処理装置100は、被処理材であるシリコンウェハ(以降、単にウェハ101ともいう)に対してプラズマエッチング処理が行われ、かつ上部が開放された真空処理室(処理室)102を備えている。この真空処理室102の開放上部には、エッチングガスを導入するための複数の細孔132が形成された円板形状のシャワープレート106および誘電体窓105が設置されている。すなわち、プラズマエッチングを実施する際の処理ガスはシャワープレート106に設けられた複数の細孔132を介して導入される。
また、真空処理室102の上部に設けられた誘電体窓105によって真空処理室102内は気密に封止されている。さらに、真空処理室102内には、シャワープレート106に対向して、試料台である下部電極103が設置されている。そして、下部電極103の上にロボットアームなどの搬送装置(図示せず)により、プラズマエッチング処理されるウェハ101が搬送される。
次に、プラズマ処理装置100について詳細に説明する。プラズマソース用電源、例えばマイクロ波源119から発振されたマイクロ波は、方形導波管121、方形円形導波管変換機129、円形導波管130を介して真空処理室102に導入される。そして、自動整合器120により反射波を自動的に抑制することができる。マイクロ波源119としては、例えば、発振周波数2.45GHzのマグネトロンを用いた。
円形導波管130は、空洞共振部111に接続される。空洞共振部111は、マイクロ波電磁界分布をプラズマ処理に適した分布に調整する働きを持つ。
空洞共振部111の下部には、マイクロ波導入窓である誘電体窓105やシャワープレート106を介して、真空処理室102が設けられている。つまり、空洞共振部111と真空処理室102との間にシャワープレート106が設けられ、さらにシャワープレート106によって仕切られたガス溜め107が設けられている。そして、真空処理室102に導入されたマイクロ波と、ソレノイドコイル122、123、124によって形成される磁界による電子サイクロトロン共鳴(以下ECRともいう)とによって、真空処理室102内に反応性ガスのプラズマが形成される。
なお、ECRとは、ソレノイドコイル122、123、124が生成する磁界の磁力線に沿って電子が回転しながら移動するところに、その回転周期に対応した周波数のマイクロ波がプラズマに入射することで電子を選択的に加熱することを言い、プラズマの効果的な加熱方法である。また、静磁界を用いる他の利点として、静磁界の分布を変化させることでECRが発生する位置を制御することができ、プラズマ発生領域を制御することができる。静磁界の分布は、3つのソレノイドコイルに流す電流を変えることで制御することができる。さらにプラズマは磁力線に対して垂直な方向に拡散が抑制されることが知られており、プラズマの拡散を制御し、プラズマの損失を低減することができる。これらの効果により、プラズマの分布を制御することができ、したがって、プラズマ処理の均一性を高めることができる。
また、真空処理室102の外部には、真空処理室102に導入される複数の処理ガスの流量をそれぞれに調整可能な複数のガス制御装置(ガス制御部)113が設けられている。詳細には、複数のガス源114から供給される反応性ガス(処理ガス)は、ガス制御装置113内でそれぞれ流量が制御され、真空処理室102に連通する配管(第1配管)135および配管(第2配管)112を介して、さらに試料台である下部電極103に対向する面に設置されたシャワープレート106を介して真空処理室102に導入される。また、真空処理室102内のガスは、排気装置であるターボ分子ポンプ(以降、TMP)108から排気される。また、TMP108の上流部に設けられた排気コンダクタンス調整弁109は、圧力計128の測定値が所望の値となるようにフィードバック制御され、その開度が調整される。
また、プラズマ処理装置100には、複数のガス制御装置113からガス導入経路を介して複数の処理ガスのそれぞれを真空処理室102に供給するガス供給ユニット(ガス供給機構)104が設けられている。
なお、被処理材であるウェハ101は、静電吸着によって下部電極103に吸着保持可能である。そして、下部電極103に、高周波電源126よりプラズマソース用電源の周波数より低い、例えば周波数400kHzの高周波が整合器を介して印加されることにより処理性能の制御を向上できるとともに処理速度の向上を図ることができる。
また、真空処理室102、下部電極103およびTMP108は、それぞれ略円筒形であり、その円筒の軸が同一となっている。下部電極103は、真空処理室102内で梁によって支持されている。
以上の構成は、すべて制御用コンピュータに接続され、適切なシーケンスで動作するようそのタイミング、動作量がコントロールされている。動作シーケンスの詳細パラメータはレシピと呼ばれ、予め設定されたレシピに基づいた動作がなされる。
レシピは通常、複数のステップから構成されている。ステップ毎にガス種・ガス流量をはじめとする処理条件が設定されており、各ステップは予め設定された時間、順番に実行される。またステップ切り替えの際には、プラズマ形成を中断する方式とプラズマを維持する方式がある。
次に、本実施の形態のプラズマ処理装置100のガス供給系について説明する。
本実施の形態では、特にステップ間でプラズマを維持しながら処理ガスを切り替える場合において、真空処理室102内の処理ガスを高速に置換可能とする、最適な装置構成の例を、図1、図2および図3を用いて説明する。既に説明した図1に示されたものと同一の符号を付された構成と、同一の機能を有する部分については、説明を省略する。図2は図1に示すプラズマ処理装置をガス溜めにおいて上方から眺めた構造の一例を示す平面図、図3は図1に示すプラズマ処理装置におけるガス供給ユニットの内部の部品の配置の一例を示す斜視図である。
図2に示すように、ガス供給ユニット(ガス供給機構)104は、同一構成のものが2台、略円筒形のコイルケース127の外周側に密接し、かつ真空処理室102の中心軸に対して略対称になるように配置されている。
各ガス供給ユニット104内には、ガス種毎にガス制御装置113とこのガス制御装置113に接続された配管112とが、配管135の、ガス流れに対する上流側(以下、入口という)の端(図3のS部)を中心として図3に示すように略放射状に配置されている。さらに、図1に示す真空処理室102とガス制御装置113とは、誘電体窓105およびシャワープレート106によって構成されるガス溜め107と略同一平面内に配置される図2に示すガス導入口110と、配管135および配管112並びにガス供給の開始・停止を制御するためのバルブ(第1バルブ)115とを介して連通されている。
また、図2に示すように、各ガス供給ユニット104と連通する各ガス導入口110は、ガス溜め107内において対向するように配置される。さらに、図1に示すように、配管135は、ソレノイドコイル123とソレノイドコイル124の間を通り、真空処理室102の周囲に沿って配置され、図2に示すガス導入口110と連通されている。そして、図1に示すように、コイルケース127は、ソレノイドコイル123とソレノイドコイル124の間で上下に分離できるようになっている。
また、真空処理室102に処理ガスを導入するガス導入経路は、一端が真空処理室102に連通するガス導入口110と接続されたガス混合用の配管(第1配管)135と、配管135の他端に接続され、かつ配管135の上記他端との接続箇所S(図3参照)から放射状に配置された複数の配管(第2配管)112と、を有している。そして、これら複数の配管112は、図3に示すように、複数のガス制御装置113と同数設けられ、かつ複数の配管112のそれぞれはガス制御装置113と連通している。
ここで、図2に示す配管135の最適な長さL1は、後述するように、エッチング処理で用いるガスの流量をQ、配管135内の平均圧力、平均自由行程、ガス分子の速度をそれぞれp、λ、vで表すとき、L1=3Q/(πpλv)で表される。そして、エッチング処理に用いる処理条件が複数あるときは、上記のL1が最も大きくなる処理条件を用いて計算した値が配管135の最適な長さである。
また、配管135の最適な直径d1は、後述するように、配管112の直径、長さ、および内部のガス圧力をそれぞれd2、L2、p2とするとき、(3d1 2/λv+p2πd2 22/4Q)が最小になるようなd1である。エッチング処理に用いる処理条件が複数あるときは、上記のd1が最も小さくなる処理条件を用いて計算した値が配管135の最適な直径である。
一方、後述する図5に示す配管112の最適な長さL2は、ガス種によって異なる。図5に示すバルブ115における図5に示した寸法wと、ガス種の数Nを用いて、L2=w/2tan(360°/2N)のように表される。
そして、プラズマ処理装置100では、図2に示すように、複数の配管112のそれぞれの長さは、配管135の長さより短い(L2<L1)。
以上の構成により各々のガス制御装置113は、真空処理室102の極近傍に配置され、各々のガス制御装置113とガス溜め107とを接続する部分(配管135と配管112)の容積およびある同一ガスの流量に対するコンダクタンスを等しくし、かつガスを混合させるという条件下で配管長を最小にすることが可能である。
また、それぞれの配管112には、図1に示すように、粗引きポンプ(排気装置)118に連通するガスの配管117と、ガスの経路を選択するためのバルブ(第2バルブ)116とが備えられており、ガス制御装置113の動作開始に伴う応答遅れがガス置換の応答性に影響しないように動作させることが可能である。その動作手順については後述する。
つまり、図1および図2に示すように、複数のガス制御装置113のそれぞれは、ガス溜め107に連通する第1経路137から分岐して粗引きポンプ118に連通する第2経路138に繋がっており、第1経路137と第2経路138の分岐箇所Tと、配管135のガス導入口110と接続されていない他方の端(接続箇所S)と、の間にはバルブ(第1バルブ)115が配置されている。さらに、分岐箇所Tと粗引きポンプ118との間、すなわち第2経路138にはバルブ(第2バルブ)116が配置されている。なお、粗引きポンプ118と連通する第2経路138は、バルブ125を介してTMP(排気装置)108とも連通している。
次に、配管135の長さおよび直径、並びに配管112の長さについて説明する。一般に、円形断面のガス配管をガスが通過するのに必要な時間Tは、流量をQ、配管長をL、配管の直径をd、配管内の圧力をpとすれば、T=pπd2L/4Qと表される。ここで典型的な値、例えばQ=100ccm、p=3kPa、d=4.35mmを用いた場合、配管1mにつきガスの導入が0.26s遅れる。このことから、ガス制御装置113より、バルブ115、配管112および配管135、さらにガス導入口110を介してガス溜め107まで通じる経路のガス配管を短くすれば、ガス導入時間を短縮できることが分かる。
その一方で、同一のウェハ内において加工形状が一様になるようにするには、ガス導入時にガス溜め107の内部において各ガス種が均一に混合されていることが求められる。それには、ガス溜め107より上流に一定長さの配管を配置し、その中でガスを混合する必要がある。ガス配管の内部では数千Pa程度と低圧となるため、レイノルズ数が50〜200程度と小さい、すなわちガス流れは層流である。そのため、混合は主に気体の熱運動に伴う拡散に依るところとなる。そして、平均自由行程をλ、気体分子の平均速度をvとすると、拡散における速度を表す拡散定数Dは、D=λv/3で表され、気体が長さxだけ離れた場所まで拡散するのに必要な時間はTD=x2/Dと表される。ガス混合用のガス配管を設ける場合、その内部をガスが通過する時間と、ガスが配管の直径方向に十分拡散する時間と、が等しい時にガスの配管長さが最短となり,ガスを混合しつつガス導入時間を短縮することができる。言い換えると、配管135の長さは、複数の処理ガスからなる混合ガスが配管135を通過するのに要する第1時間と、上記混合ガスが配管135の半径に相当する距離まで拡散するのに要する第2時間と、が等しくなる長さである。
上述のことを考慮すると、上記TDの式のxをガス配管の半径としたとき、配管135の最短の長さL1minは、先に記した通りL1min=3Q/(πpλv)となる。例えば常温のアルゴン分子を用いる場合は、λ=0.007/p〔m〕、v=432m/sなので、Qの単位をccmとすれば、L1min=0.053Q〔cm〕となるから、例えば比較的大流量となるアルゴン500ccmのプロセスではL1minが約30cmとなる。すなわち、配管135の長さは、30cm以下であることが好ましい。
ただし、一般的にプラズマ処理装置は複数の処理条件を用いるため、これら処理条件によってL1minの長さが異なる。そのため、配管135の最適な長さL1は、使用する処理条件の中から最もL1minが長くなるものを選び、そのときのL1minの値をL1とする。
一方、配管135の直径について考えると、直径が小さければ小さいほど、ガスの拡散にかかる時間が短くなるため、配管135の中をガスが通過するのに費やす時間は短くて済む。しかしながら、配管135の直径を小さくするとコンダクタンスが小さくなるため、配管入口の圧力が大きくなってしまう。配管135の入口の圧力が大きくなるとそれに接続されている配管112の内部の圧力も大きくなるが、先に述べたようにガス配管を通過するのに必要な時間Tは圧力に比例するため、配管112をガスが通過するのに必要な時間はかえって長くなってしまう。
そして、配管135と配管112にガスを導入する時間は、先に述べたTDおよびTの和である(3d1 2/λv+p2πd2 22/4Q)によって計算でき、例えば図4に示すような、配管135の直径とガス導入時間のグラフをプロットすることができる。ここからガス導入に必要な時間が最も短くなる配管135の直径の最適値を求めることが可能である。なお、図4から分かるように、ガス配管の直径が最適な直径より小さくなるとガス導入時間が急激に伸びるが、直径が大きくなる場合にはガス導入時間はそれほど変化しない。よって、複数のエッチング処理条件を用いる場合は、配管135の直径の最適値が最も小さくなる処理条件を見つけ、その処理条件で計算される最適値を直径とすればよい。
ガス導入時間を短縮するには、配管135の入口からガス制御装置113までの経路についても配管長さを最小にすることが求められる。どのガス種についても配管の長さを同じように短くするには、配管135の入口から各ガス種のバルブ115までの配管を放射状に配置すればよい。このとき各ガス種のバルブ115が互いに干渉せず、かつ配管112の長さが最小になるようにするには、図5に示すように配管112の長さを半径とする円と外接するようにバルブ115を配置すればよい。ここで、図5は、図1に示すプラズマ処理装置における複数のガス配管とバルブの配置構造の一例を示す部分側面図である。なお、図3に示すように、バルブ(第1バルブ)115は、ガス制御装置113の設置数に対応して複数配置されている。そして、複数のバルブ115のそれぞれは、図2に示す配管135のガス導入口110と接続されていない他方の端(接続箇所S)を中心として形成される図5に示す仮想円136に外接するように配置されており、その際、仮想円136の直径は、仮想円136と外接する複数のバルブ115のそれぞれが互いに重ならないように配置される最小の直径である。
また、図5に示すように、複数のバルブ115のそれぞれの仮想円136に外接する辺の長さをwとし、ガス種の数をNとすると、バルブ115は一辺の長さがwの正N角形を形成することから、配管112の長さL2は、L2=w/2tan(360°/2N)で表される。そして、放射状に設置された複数の配管112のそれぞれの長さは、お互いに等しくなっている。
なお、図2に示すガス溜め107においては、すべてのガス種が均一に混合しているだけではなく、混合したガスの圧力分布が均一であることも求められる。なぜなら、ガス溜め107の内部の圧力分布が均一でないと、場所によってシャワープレート106の細孔132から流出するガスの流量が異なり、図1に示すウェハ101の加工形状の均一性に影響が出るためである。仮に、図2に示すガス導入口110がガス溜め107に一箇所しか設置されていない場合、図6に示すようにガス導入口110から離れるほどガスの圧力が小さくなるという分布になってしまう。ここで、図6は、本発明者が検討したガス導入口の設置箇所が1箇所の場合のガス溜めにおけるガスの圧力分布を示す平面図である。したがって、本実施の形態のプラズマ処理装置100では、ガス溜め107において、ガス導入口110が2箇所に設置されている。すなわち、平面視でガス溜め107において、お互いに対向する位置にガス導入口110が配置されている。このようにすることで、ガス溜め107におけるガスの圧力分布を均一にすることが可能になる。
また、図1に示すガス制御装置113、バルブ115およびバルブ116は、以下に示す手順で動作を行う。その動作手順を説明すると、処理前は、すべてのガス制御装置113がその流量は0に設定され、また、バルブ115およびバルブ116は共に閉じている。
次に、処理が開始され、あるガス種が次のステップで必要になると、制御コンピュータは次のステップで設定された流量でガスを流すようにそのガスに対応するガス制御装置113に要求を送る。同時にそのガスに対応するバルブ116を開き、もう一方のバルブ115は閉じることで、ガス制御装置113と排気ポンプであるTMP108を連通させる(バルブ125も開ける)。そして次のステップに切り替わると、バルブ116を閉じ、もう一方のバルブ115を開くことで、真空処理室102にガスを供給する。
本来、ガス制御装置113は、ある流量でガスを流すよう要求してから実際にその流量で流れるようになるまでに時間がかかる。その結果、ステップが切り替わってから実際に真空処理室102に所望のガスが所望の流量で導入されるまでには時間差が生じる。しかし、本実施の形態のプラズマ処理装置100では、上述のようなバルブ115およびバルブ116の動作によって事前にガス制御装置113に次のステップの準備させることができ、これにより、処理ステップが切り替わってから短時間で真空処理室102に所望のガスを所望の流量で導入することが可能になる。
以上の構成により、ステップを切り替えてからガスが導入されるまでの時間を短縮することができ、プラズマ処理装置100の被処理材の形状制御性を向上することができる。つまり、配管135および配管112からなるガス配管の短縮化およびガス種ごとの配管長さの統一化により、ステップ切り替えから真空処理室102内の処理条件が安定するまでに要する時間を短縮化することができる。その結果、サイクルエッチの短周期化に伴うスループット低下を抑制することができ、プラズマ処理における被処理材の形状制御性を向上させることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
また、ある実施の形態の構成の一部を他の実施の形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施の形態の構成に他の実施の形態の構成を加えることも可能である。また、各実施の形態の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることが可能である。なお、図面に記載した各部材や相対的なサイズは、本発明を分かりやすく説明するため簡素化・理想化しており、実装上はより複雑な形状となる。
なお、上記実施の形態で説明した構造や方法については、上記実施の形態のものに限定されるものではなく、様々な応用例が含まれる。例えば、上記実施の形態では、プラズマ処理装置の一例として、電子サイクロトロン共鳴プラズマエッチング装置(ECR)に関して説明したが、誘導結合型プラズマ(ICP:Inductively Coupled Plasma)や容量結合型プラズマ(CCP:Capacitively Coupled Plasma)等のプラズマ処理装置においても同様の効果を得ることができる。
100 プラズマエッチング処理装置(プラズマ処理装置)
101 ウェハ
102 真空処理室(処理室)
103 下部電極
104 ガス供給ユニット(ガス供給ユニット)
105 誘電体窓
106 シャワープレート
107 ガス溜め
108 TMP(排気装置)
109 排気コンダクタンス調整弁
110 ガス導入口
111 空洞共振部
112 配管(第2配管)
113 ガス制御装置(ガス制御部)
114 ガス源
115 バルブ(第1バルブ)
116 バルブ(第2バルブ)
117 配管
118 粗引きポンプ(排気装置)
119 マイクロ波源
120 自動整合器
121 方形導波管
122、123、124 ソレノイドコイル
125 バルブ
126 高周波電源
127 コイルケース
128 圧力計
129 方形円形導波管変換機
130 円形導波管
132 細孔
135 配管(第1配管)
136 仮想円
137 第1経路
138 第2経路

Claims (10)

  1. プラズマ処理が行われる処理室と、
    前記処理室に設けられ、シャワープレートによって仕切られたガス溜めと、
    前記処理室に導入される複数の処理ガスの流量をそれぞれに調整可能な複数のガス制御部と、
    前記複数のガス制御部からガス導入経路を介して前記複数の処理ガスのそれぞれを前記処理室に供給するガス供給機構と、
    を有し、
    前記ガス導入経路は、一端が前記処理室に連通するガス導入口と接続されたガス混合用の第1配管と、前記第1配管の他端に接続され、かつ前記第1配管の前記他端との接続箇所から放射状に配置された複数の第2配管と、を有し、
    前記複数の第2配管は、前記複数のガス制御部と同数設けられ、かつ前記複数の第2配管のそれぞれは前記複数のガス制御部と連通し、
    前記第1配管の長さは、前記複数の処理ガスからなる混合ガスが前記第1配管を通過するのに要する第1時間と、前記混合ガスが前記第1配管の半径に相当する距離まで拡散するのに要する第2時間と、が等しくなる長さである、プラズマ処理装置。
  2. 請求項1に記載のプラズマ処理装置において、
    前記第1配管の長さは、30cm以下である、プラズマ処理装置。
  3. 請求項1に記載のプラズマ処理装置において、
    前記第1配管の長さは、前記プラズマ処理で前記処理室に導入される処理ガスの流量をQ、前記処理ガスの前記第1配管内での平均圧力、平均自由行程、ガス分子の速度をそれぞれp、λ、vとすると、3Q/(πpλv)で表される、プラズマ処理装置。
  4. 請求項3に記載のプラズマ処理装置において、
    前記プラズマ処理に用いる前記処理ガスの流量および種類による処理条件が複数ある場合に、前記3Q/(πpλv)の値が最も大きくなる処理条件の時の前記値が前記第1配管の長さである、プラズマ処理装置。
  5. 請求項1、2、3または4に記載のプラズマ処理装置において、
    前記プラズマ処理で前記処理室に導入される処理ガスの流量をQ、前記処理ガスの前記第1配管内での平均自由行程およびガス分子の速度をそれぞれλ、vとし、さらに前記第1配管の直径をd1とし、前記第2配管の直径、長さおよび内部のガス圧力をそれぞれd2、L2、p2とすると、前記プラズマ処理の処理条件は、(3d1 2/λv+p2πd2 22/4Q)の値が最小になるように設定される、プラズマ処理装置。
  6. 請求項5に記載のプラズマ処理装置において、
    前記プラズマ処理に用いる処理ガスの流量および種類による前記処理条件が複数ある場合に、前記(3d1 2/λv+p2πd2 22/4Q)におけるd1が最も小さくなる前記処理条件の時の前記d1が、前記第1配管の直径である、プラズマ処理装置。
  7. 請求項1に記載のプラズマ処理装置において、
    前記複数のガス制御部のそれぞれは、前記ガス溜めに連通する第1経路から分岐して排気装置に連通する第2経路に繋がっており、前記第1経路から前記第2経路に分岐する分岐箇所と、前記第1配管の前記ガス導入口と接続されていない前記他端との間には第1バルブが配置され、かつ前記分岐箇所と、前記排気装置との間には第2バルブが配置されている、プラズマ処理装置。
  8. 請求項7に記載のプラズマ処理装置において、
    前記第1バルブは、複数配置されており、
    前記複数の第1バルブは、前記第1配管の前記ガス導入口と接続されていない前記他端を中心として形成される仮想円に外接するように配置され、
    前記仮想円の直径は、前記仮想円と外接する前記複数の第1バルブが互いに重ならないように配置される最小の直径である、プラズマ処理装置。
  9. 請求項1に記載のプラズマ処理装置において、
    平面視で、前記ガス溜めにおいて、お互いに対向する位置に前記ガス導入口が配置されている、プラズマ処理装置。
  10. 請求項8に記載のプラズマ処理装置において、
    前記第2配管の長さをL2とし、側面視における前記第1バルブの幅をWとし、ガス種類数をNとすると、前記第2配管の長さは、L2=W/2tan(360°/2N)で表される、プラズマ処理装置。
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