JPH02250833A - 足部白癬症治療用パッド - Google Patents

足部白癬症治療用パッド

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Publication number
JPH02250833A
JPH02250833A JP7297589A JP7297589A JPH02250833A JP H02250833 A JPH02250833 A JP H02250833A JP 7297589 A JP7297589 A JP 7297589A JP 7297589 A JP7297589 A JP 7297589A JP H02250833 A JPH02250833 A JP H02250833A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pad
mineral powder
porous mineral
tobacco filter
silica gel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7297589A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitohiro Sekiya
関谷 仁宏
Ryoichi Masuda
亮一 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YAMAGUCHI YAKUHIN SHOKAI KK
YAMANI YAKUHIN KK
Original Assignee
YAMAGUCHI YAKUHIN SHOKAI KK
YAMANI YAKUHIN KK
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Publication date
Application filed by YAMAGUCHI YAKUHIN SHOKAI KK, YAMANI YAKUHIN KK filed Critical YAMAGUCHI YAKUHIN SHOKAI KK
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Publication of JPH02250833A publication Critical patent/JPH02250833A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本生皿q!景 足部白癬症、いわゆる「みすむし」は白瑠菌の感染によ
って発生し、治癒が困難であることは良く知られている
。近年すぐれた抗真菌剤が開発され、使用されているが
、その剤形はクリーム、液剤等の外用塗布剤形に限られ
、たびたび塗布しなければならないほか、衣服を汚染す
る等の不便がある。またみずむしの治療には患部を清浄
化し、乾燥状態に保つことが重要であるが、患部が足指
の間や指のつけ根にある場合にはそれが難しい。
そこで本発明は、患部に当てたままソックス等によって
固定し、患部を乾燥状態に保って治療を促進することを
目的とし、あわせて脱臭作用をも発揮する足部白癬症治
療用パッドを提供する。
工1旦坐回示 本発明は、タバコフィルター用繊維束をパッドの材料に
用いる。タバコフィルターのみでもある程度の吸水能力
はあるが、本発明はさらに吸水能力を高めるため、該繊
維間にシリカゲルのような多孔質鉱物粉末を混入して用
いる。シリカゲルは食品や医薬品等の包装に乾燥剤とし
て用いられており、その混入により一層乾燥作用が高ま
る。シリカゲルのほか、天然もしくは合成ゼオライト、
鹿沼石、軽石等吸湿作用のある多孔質鉱物の粉末も同じ
目的に使用することができる。
本発明のパッドは、市販の外用抗真菌剤と併用して用い
るとき、患部の分泌物を吸収し、患部を清浄化し、乾燥
状態に保つことにより治癒を促進する作用を発揮するが
、パッド自体に抗真菌作用を持たせることもできる。こ
のためシリカゲル等の多孔質鉱物粉末を市販の外用抗真
菌剤、例えばビフォナゾール溶液で含浸して抗真菌剤を
担持させたものを用いることができる。このように抗真
菌剤を担持した多孔質鉱物粉末ば徐放性となり、持続性
抗真菌作用を発揮する。
本発明のパッドは適当の寸法にあらかじめ成形したもの
を用意するかまたは使用時適当な寸法に切断し、足指の
間や指のつけ根にはさんでその上からソックスで固定し
て使用する。吸水能力が大きいので小寸法のものでも1
日2〜3回の交換で患部を十分に乾燥状態に保って治癒
を促進することができ、かつ圧縮性に富むため歩行の障
害にはならない。
罫lじa1邊 タバコフィルターの素材にはセルロースアセテートおよ
びレーヨンが用いられているが、本発明はそのいずれを
使用しても良い。これらの繊維は成形性を良好にするた
め可塑剤、例えばトリアセチルグリセリンで処理される
。本発明の場合数%。
例えば繊維重量の4〜8%の可塑剤を含有していること
が好ましい。タバコフィルター繊維に混入する多孔質鉱
物粒子は、40〜80メツシュ程度の粒度のものを用い
るのが好ましい。あまり小さい粒子は繊維間に保持する
のが難しく、反対にあまり大きい粒子は使用時違和感が
あるためである。
抗真菌剤はビフォナゾールに限らない。白麿菌に対して
抗菌作用があることが要件である。含浸方法は、抗真菌
剤を適当な溶媒に溶解し、必要ならば溶媒を蒸発させて
用いることができる。
タバコフィルター用繊維に混入すべき多孔質鉱物粒子の
量は、乾燥効果を高めるためできるだけ多い方がよいが
、ざらつき感や加工時の脱落を考慮して繊維重量の約7
0%程度まで混入することができる。
鉱物粒子を混合した繊維は、タバコフィルター巻上装置
を使用してタバコフィルターと同様な形状に成形するこ
とができる。成形した棒状物はあらかじめ適宜の寸法に
切断するか、または使用時必要な長さに切断して用いる
ことが、できるように約10C11程度の長さとし、製
品とすることができる。
使用にあたっては、足指の間にはさんだり、または指の
つけ根にはさみ、ソックスを着用して固定する。製品は
弾力性があり、圧縮されるので歩行に不便はない。
実施例 粒子径40〜80メツシユのシリカゲル(富士デビソン
化学製)を精製水にて数回洗浄し、風乾させた後、18
0°Cで5時間乾燥した。これを乳鉢に秤取し、あらか
じめビフォナゾール1gをメタノール3oId中に40
°Cにおいて加温溶解させた溶液を徐々に加え、スパー
チルを用いて十分にかくはんし、全量0.5gに対して
ビフォナゾール10■の割合で含浸させた。
次にタバコフィルター用セルロースアセテート繊維75
0■あたり80■の割合で可塑剤としてトリアセチルグ
リセリンを添加し、このもの830■に対し前記ビフォ
ナゾール含浸シリカゲル500■の割合で混合し、タバ
コフィルター巻上装置を用いて径8mmの棒状に成型し
、長さ100(ト)(10■)に切断した。
対照として、前記可塑化セルロースアセテート繊維単独
を同様にタバコフィルターに成形し、使用した。
このようにして得られた本発明品および対照について、
以下のように吸湿試験および脱臭効果のテストを行った
吸闘跋腋 あらかじめ健康成人8名について靴の中の相対湿度を測
定したところ、約70%であることが判明したので、硝
酸ナトリウム飽和水溶液を入れたデシケータ−を温度3
7″±3°Cに調整した恒温器に入れ、デシケータ−内
の相対湿度を約70%に設定し、これに本発明品および
対照品を入れて経時的に重量変化を測定した。サンプル
は80℃で1時間乾燥したものを用い、乾燥直後の重量
に対する吸湿後の増加重量の比を吸湿率とした。結果を
第1図のグラフに示す。
第1図から、本発明品は対照に比べて全体的に高い吸湿
率を示し、また対照品は4時間後吸湿率が約4%となり
、それ以上吸湿しないのに対し、本発明品はその後も高
い吸湿率を示し、24時間後10%をこえた。これはビ
フォナゾール含浸シリカゲルの吸湿によるものと推測さ
れ、シリカゲルの混入が患部の乾燥に役立つことを示唆
する。
皿皇苅且 局方アンモニア水をデシケータ−中に入れ、これを温度
37’±3℃に調整した恒温器に入れ、二〇デシケータ
ー中へ本発明品および対照を入れ、経時的に重量を測定
し、アンモニア吸着率を求めた。その結果を第2図のグ
ラフに示す。
第2図から、本発明品は対照に比べ、はじめは高いアン
モニア吸着率を示す傾向にあるが、24時間後では対照
の方が高いアンモニア吸着率を示した。しかしながら本
発明品は1日2〜3回交換して使用することを考慮する
と、6〜8時間までのアンモニア吸着率が対照より大き
いことは本発明品のすぐれた脱臭効果を示唆している。
ビフォ ゾールの 試験管中にメタノールl0I11および水10M&をと
り、十分に混和し、この中へlc菖相当の本発明品を投
入し、静置させた。そして経時的にIIdづつサンプリ
ングし、採取液中のビフオナゾールの濃度をHPLC法
を用いて測定し、ビフオナゾールの放出率を求めた。そ
の結果を第3図のグラフに示す。
ビフォナゾールはほぼ直線的に放出され、試験開始60
分後では全量の約50%が放出されることが認められた
■床跋脹 右足第4指間に白面症を有する35才の男性に、上の実
施例による本発明品を1日3回交換して7日間使用した
ところ、患部が徐々に正常な状態に戻りつつあることが
認められた。またカユミ、ならびに不快臭が軽減され、
患者の使用感も良好であった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明品の吸湿率のグラフ、第2図はそのアン
モニア吸着率のグラフ、第3図はビフオナゾールの放出
率のグラフである。 第1図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)タバコフィルター用繊維束中に、多孔質鉱物粉末
    を混入してなる足部白癬症治療用パッド。
  2. (2)前記多孔質鉱物粉末が外用抗真菌剤を含浸担持し
    ている第1項の足部白癬症治療用パッド。
  3. (3)前記多孔質鉱物粉末がシリカゲル、天然もしくは
    合成ゼオライト、鹿沼石、軽石から選ばれる第1項また
    は第2項の足部白癬症治療用パッド。
  4. (4)タバコフィルター用繊維束がセルロースアセテー
    トまたはビスコースレーヨン製である第1項ないし第3
    項のいずれかの足部白癬症治療用パッド。
JP7297589A 1989-03-24 1989-03-24 足部白癬症治療用パッド Pending JPH02250833A (ja)

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JP7297589A JPH02250833A (ja) 1989-03-24 1989-03-24 足部白癬症治療用パッド

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JP (1) JPH02250833A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995012397A1 (de) * 1993-11-06 1995-05-11 Bayer Aktiengesellschaft Pflaster zur behandlung von nagelmykosen
EP0832649A4 (en) * 1995-06-07 1998-08-26 Taisho Pharmaceutical Co Ltd FUNGICIDE
US7029706B2 (en) * 2001-10-04 2006-04-18 Carlos Alberto Marrodan Composition for the treatment of cutaneous mycosis

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1995012397A1 (de) * 1993-11-06 1995-05-11 Bayer Aktiengesellschaft Pflaster zur behandlung von nagelmykosen
EP0832649A4 (en) * 1995-06-07 1998-08-26 Taisho Pharmaceutical Co Ltd FUNGICIDE
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