JPH0225058B2 - - Google Patents
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- JPH0225058B2 JPH0225058B2 JP55000959A JP95980A JPH0225058B2 JP H0225058 B2 JPH0225058 B2 JP H0225058B2 JP 55000959 A JP55000959 A JP 55000959A JP 95980 A JP95980 A JP 95980A JP H0225058 B2 JPH0225058 B2 JP H0225058B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint
- freewheel
- shaft
- drive
- clutch teeth
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 39
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 39
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- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims description 22
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 238000013461 design Methods 0.000 description 2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D23/00—Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
- F16D23/02—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches
- F16D23/10—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches automatically producing the engagement of the clutch when the clutch members are moving at the same speed; Indicating synchronisation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D41/00—Freewheels or freewheel clutches
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D41/00—Freewheels or freewheel clutches
- F16D41/18—Freewheels or freewheel clutches with non-hinged detent
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D41/00—Freewheels or freewheel clutches
- F16D41/22—Freewheels or freewheel clutches with clutching ring or disc axially shifted as a result of lost motion between actuating members
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
- One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はフリーホイール継手に関するもの
で、特にそれに限るものではないが、ヘリコプタ
の伝動装置に用いるそのような継手に関するもの
である。
で、特にそれに限るものではないが、ヘリコプタ
の伝動装置に用いるそのような継手に関するもの
である。
伝統的に、フリーホイール継手は発動機からの
駆動軸とロータ装置に接続された被駆動軸との間
に一方向の回転運動を伝達しかつ被駆動軸の回転
速度が駆動軸の回転速度より速くなつた時過走
(オーバラン)するようにヘリコプタの伝動系統
に使用されている。これらの継手は通常内側レー
スと外側レースとの間にケイジによつて位置され
る多数のローラ軸受を備え、レースの一方がロー
ラの数と同数の傾斜面を具え、それで駆動軸の回
転がローラをそれぞれの傾斜面を昇るように動か
して駆動装置と係合し、過走の間にはローラが傾
斜面を下るように戻つて継手を不係合にするよう
になつている。
駆動軸とロータ装置に接続された被駆動軸との間
に一方向の回転運動を伝達しかつ被駆動軸の回転
速度が駆動軸の回転速度より速くなつた時過走
(オーバラン)するようにヘリコプタの伝動系統
に使用されている。これらの継手は通常内側レー
スと外側レースとの間にケイジによつて位置され
る多数のローラ軸受を備え、レースの一方がロー
ラの数と同数の傾斜面を具え、それで駆動軸の回
転がローラをそれぞれの傾斜面を昇るように動か
して駆動装置と係合し、過走の間にはローラが傾
斜面を下るように戻つて継手を不係合にするよう
になつている。
このような継手はローラの表面と傾斜面と間の
接触面積に依存して必要なトルクを伝えるのに充
分な摩擦を得、この考慮が継手の大きさを決定す
るので、継手は望ましいものよりは大きく重いも
のになる。更に、ローラは回転の間に遠心力を受
けることは明かで、これはヘリコプタ伝動装置の
ような特に高速度の応用において非常に大きい負
荷を生ずる結果となり、これは又高い負荷に耐え
るような充分な強さを確保する著しく大きい寸法
と重量とを継手に要求することになる。
接触面積に依存して必要なトルクを伝えるのに充
分な摩擦を得、この考慮が継手の大きさを決定す
るので、継手は望ましいものよりは大きく重いも
のになる。更に、ローラは回転の間に遠心力を受
けることは明かで、これはヘリコプタ伝動装置の
ような特に高速度の応用において非常に大きい負
荷を生ずる結果となり、これは又高い負荷に耐え
るような充分な強さを確保する著しく大きい寸法
と重量とを継手に要求することになる。
多発動機ヘリコプタにおいては、発動機の1つ
からの駆動において、フリーホイール継手が不係
合位置に積極的に操作可能にされるのが常であ
る。これはケイジに組合わされた装置によつて行
われ、その装置は不係合位置におけるローラを保
持するように作用して、駆動軸の回転によつてロ
ーラが傾斜面を昇るように動くのを阻止する。こ
のような操作可能なフリーホイール継手は始動の
場合にそのそれぞれの発動機をロータから絶縁す
るのに使用され、それでそのような発動機(エン
ジン)は補助の歯車箱を駆動しうる。ロータは他
の発動機で始動される。ロータがその発動機速度
に達した時、操作可能なフリーホイールを駆動し
ている発動機が減速され、継手が操作され、発動
機の速度が増大されて、それで発動機がロータ駆
動に参加してロータを回転するのにそれぞれの分
担の動力を与えるようになつている。
からの駆動において、フリーホイール継手が不係
合位置に積極的に操作可能にされるのが常であ
る。これはケイジに組合わされた装置によつて行
われ、その装置は不係合位置におけるローラを保
持するように作用して、駆動軸の回転によつてロ
ーラが傾斜面を昇るように動くのを阻止する。こ
のような操作可能なフリーホイール継手は始動の
場合にそのそれぞれの発動機をロータから絶縁す
るのに使用され、それでそのような発動機(エン
ジン)は補助の歯車箱を駆動しうる。ロータは他
の発動機で始動される。ロータがその発動機速度
に達した時、操作可能なフリーホイールを駆動し
ている発動機が減速され、継手が操作され、発動
機の速度が増大されて、それで発動機がロータ駆
動に参加してロータを回転するのにそれぞれの分
担の動力を与えるようになつている。
操作可能なフリーホイールの係合は微妙な操作
であつて、それは所望の作動特性が支配的である
時に遂行されなければならず、さもないと、駆動
装置と係合した時継手の容量が不利に超過される
ことになり、これは継手の故障を起す結果にな
り、修理に時間と経費とを必要とすることにな
る。
であつて、それは所望の作動特性が支配的である
時に遂行されなければならず、さもないと、駆動
装置と係合した時継手の容量が不利に超過される
ことになり、これは継手の故障を起す結果にな
り、修理に時間と経費とを必要とすることにな
る。
従つて、この発明の一態様においては、回転の
一方向回転は伝達するが被駆動軸の回転速度が駆
動軸の回転速度超えた時過走するように共軸の駆
動及び被駆動軸を駆動的に接続するようになつて
いる駆動装置と、駆動及び被駆動軸の回転速度が
実質的に同じにされている時以外は前記駆動装置
の係合を阻止するようになつている阻止装置とを
備えるフリーホイール継手が提供されている。
一方向回転は伝達するが被駆動軸の回転速度が駆
動軸の回転速度超えた時過走するように共軸の駆
動及び被駆動軸を駆動的に接続するようになつて
いる駆動装置と、駆動及び被駆動軸の回転速度が
実質的に同じにされている時以外は前記駆動装置
の係合を阻止するようになつている阻止装置とを
備えるフリーホイール継手が提供されている。
前記阻止装置は内側及び外側レースと、等間隔
関係に保持されかつ内側及び外側レースの対向す
る周面に形成された円周走路内を転動するように
配置された多数のボールからなるボールレース
と、ボールの数と同数で前記走路の一つの内に開
く開口端から横に延長しボールがスロツト内に動
くことによつて内側及び外側レースの軸方向相対
運動を許す多数の等間隔のスロツトとを具える球
軸受を備えうる。なるべくスロツトは走路の中心
線に関して角度を持つて位置し、実質的に走路と
同じ幅及び深さであるのがよい。1実施例におい
て前記角度は約28゜である。
関係に保持されかつ内側及び外側レースの対向す
る周面に形成された円周走路内を転動するように
配置された多数のボールからなるボールレース
と、ボールの数と同数で前記走路の一つの内に開
く開口端から横に延長しボールがスロツト内に動
くことによつて内側及び外側レースの軸方向相対
運動を許す多数の等間隔のスロツトとを具える球
軸受を備えうる。なるべくスロツトは走路の中心
線に関して角度を持つて位置し、実質的に走路と
同じ幅及び深さであるのがよい。1実施例におい
て前記角度は約28゜である。
便宜には、内側及び外側レースはそれぞれ回転
軸に関し共心に位置する第1及び第2継手部分の
半径方向に間隔を保つた部分に回転的に固着され
得、継手部分はそれぞれ駆動軸及び被駆動軸に回
転的に固着され、継手部分の一つはそれに組合わ
された軸に関して軸方向相対運動可能である。
軸に関し共心に位置する第1及び第2継手部分の
半径方向に間隔を保つた部分に回転的に固着され
得、継手部分はそれぞれ駆動軸及び被駆動軸に回
転的に固着され、継手部分の一つはそれに組合わ
された軸に関して軸方向相対運動可能である。
なるべく、駆動装置は第1及び第2継手部分上
にそれぞれ形成された軸方向に対向し半径方向に
延長するクラツチ歯の互に係合可能な組を具えて
いるとよい。便宜には、クラツチ歯の前縁は駆動
が駆動軸から被駆動軸に行われている時クラツチ
歯が完全係合になる傾向を持つように角度を持つ
ているとよい。前縁の歯の角度は約18゜であるの
がよい。
にそれぞれ形成された軸方向に対向し半径方向に
延長するクラツチ歯の互に係合可能な組を具えて
いるとよい。便宜には、クラツチ歯の前縁は駆動
が駆動軸から被駆動軸に行われている時クラツチ
歯が完全係合になる傾向を持つように角度を持つ
ているとよい。前縁の歯の角度は約18゜であるの
がよい。
クラツチ歯の後縁は被駆動軸の回転速度が駆動
軸の回転速度を超えた時、歯の組を不係合状態に
強制するように互に作用する角度にされていると
よい。なるべく、角度を付けた後縁は歯の組が完
全係合状態にある時間隔を置いた関係にあるとよ
い。
軸の回転速度を超えた時、歯の組を不係合状態に
強制するように互に作用する角度にされていると
よい。なるべく、角度を付けた後縁は歯の組が完
全係合状態にある時間隔を置いた関係にあるとよ
い。
なるべく、ばね装置が軸方向に可動な継手部分
と組合わされ、それでこの継手部分のクラツチ歯
の組を他の継手部分の歯の組と係合するように強
制するようになつているとよい。
と組合わされ、それでこの継手部分のクラツチ歯
の組を他の継手部分の歯の組と係合するように強
制するようになつているとよい。
操作装置が軸方向に可動な継手部分と作動的に
組合わされていて、ばね装置の力に抗してこの継
手部分を選択的に不係合位置に保持する。便宜
に、操作装置は軸方向に可動な継手部分に跨がる
ようなU形の枢架されたレバーを具えているとよ
く、U形レバーの各脚は前記継手部分の外面にあ
る円周溝に係合するローラを具えている。
組合わされていて、ばね装置の力に抗してこの継
手部分を選択的に不係合位置に保持する。便宜
に、操作装置は軸方向に可動な継手部分に跨がる
ようなU形の枢架されたレバーを具えているとよ
く、U形レバーの各脚は前記継手部分の外面にあ
る円周溝に係合するローラを具えている。
この発明の他の実施態様においては、共軸関係
にある駆動軸と被駆動軸とを連結するためのフリ
ーホイール継手が提供され、それは軸の一方と回
転的に固定されかつ軸に対し軸方向には滑動可能
な第1継手部分と、他方の軸に固着された第2継
手部分とを備え、両継手部分は一方向の回転を伝
達するが被駆動軸の回転速度が駆動軸の回転速度
を超えた時は過走するように配置された互に係合
するクラツチ歯の組をそれぞれ備え、継手部分を
係合状態になるように押すばね装置を備え、継手
部分の一方は球軸受の内側レースを装架しかつ他
方の継手部分は球軸受の外側レースによつて支持
され、内側レースと外側レースとを分離し内側レ
ースと外側レースの対向する周面に形成された内
周走路内を転動するようにケイジによつて等間隔
に支持された多数のボールを有するボールレース
を具え、円周走路の一つはボールレースのボール
の数と同数でこの円周走路に開いた多数の等間隔
のスロツトを有し、スロツトは他方のレースとそ
れに組合わされた継手部分が他の継手部分に対し
て軸方向に動くのを許しそれによつてクラツチ歯
の係合及び不係合を許すように円周走路から延長
している。
にある駆動軸と被駆動軸とを連結するためのフリ
ーホイール継手が提供され、それは軸の一方と回
転的に固定されかつ軸に対し軸方向には滑動可能
な第1継手部分と、他方の軸に固着された第2継
手部分とを備え、両継手部分は一方向の回転を伝
達するが被駆動軸の回転速度が駆動軸の回転速度
を超えた時は過走するように配置された互に係合
するクラツチ歯の組をそれぞれ備え、継手部分を
係合状態になるように押すばね装置を備え、継手
部分の一方は球軸受の内側レースを装架しかつ他
方の継手部分は球軸受の外側レースによつて支持
され、内側レースと外側レースとを分離し内側レ
ースと外側レースの対向する周面に形成された内
周走路内を転動するようにケイジによつて等間隔
に支持された多数のボールを有するボールレース
を具え、円周走路の一つはボールレースのボール
の数と同数でこの円周走路に開いた多数の等間隔
のスロツトを有し、スロツトは他方のレースとそ
れに組合わされた継手部分が他の継手部分に対し
て軸方向に動くのを許しそれによつてクラツチ歯
の係合及び不係合を許すように円周走路から延長
している。
更に他の態様においては、この発明はロータを
駆動するように配置された少くとも2つの発動機
を有すヘリコプタにおいて、あるいはそのような
ヘリコプタ用としてフリーホイル継手を提供し、
その継手は発動機の一つと連結された駆動軸及び
ロータに連結された被駆動軸を互に接続してい
て、一つの発動機からロータへ一方向の回転を伝
達し、かつ被駆動軸の回転速度が駆動軸の回転速
度を超えた時過走するようになつており、この継
手は駆動及び被駆動軸の回転速度が実質的に等し
くされた時以外は駆動的係合を阻止する阻止装置
を備えている。
駆動するように配置された少くとも2つの発動機
を有すヘリコプタにおいて、あるいはそのような
ヘリコプタ用としてフリーホイル継手を提供し、
その継手は発動機の一つと連結された駆動軸及び
ロータに連結された被駆動軸を互に接続してい
て、一つの発動機からロータへ一方向の回転を伝
達し、かつ被駆動軸の回転速度が駆動軸の回転速
度を超えた時過走するようになつており、この継
手は駆動及び被駆動軸の回転速度が実質的に等し
くされた時以外は駆動的係合を阻止する阻止装置
を備えている。
なるべく、阻止装置は第1継手部分内に位置し
駆動又は被駆動軸の一方に回転的に固定されかつ
その軸と軸方向に滑動可能な外側レースと、第2
継手部分内に位置し他方の軸と回転的に固定され
ている内側レースと、ケイジによつて等間隔関係
に支持され内側及び外側レースの対向する周面に
形成された円周走路内を転動する多数のボールか
らなるボールレースとを備える球軸受を有し、第
1継手部分及び第2継手部分は軸方向に対向し半
径方向に延長しボールレースが円周走路内に位置
する時不係合であるように配置された互に噛合い
うるクラツチ歯の組を具え、クラツチ歯を係合状
態に強制するばね装置を備え、ボールレースのボ
ールの数と等しい数で円周走路の一つに開いてお
りかつ外側レースとこれと組合わされた継手部分
の他の継手部分に関する軸方向運動を許しそれに
よつてクラツチ歯の係合及び不係合を許すように
円周走路から延長している多数の等間隔に位置す
るスロツトを備えている。
駆動又は被駆動軸の一方に回転的に固定されかつ
その軸と軸方向に滑動可能な外側レースと、第2
継手部分内に位置し他方の軸と回転的に固定され
ている内側レースと、ケイジによつて等間隔関係
に支持され内側及び外側レースの対向する周面に
形成された円周走路内を転動する多数のボールか
らなるボールレースとを備える球軸受を有し、第
1継手部分及び第2継手部分は軸方向に対向し半
径方向に延長しボールレースが円周走路内に位置
する時不係合であるように配置された互に噛合い
うるクラツチ歯の組を具え、クラツチ歯を係合状
態に強制するばね装置を備え、ボールレースのボ
ールの数と等しい数で円周走路の一つに開いてお
りかつ外側レースとこれと組合わされた継手部分
の他の継手部分に関する軸方向運動を許しそれに
よつてクラツチ歯の係合及び不係合を許すように
円周走路から延長している多数の等間隔に位置す
るスロツトを備えている。
継手はなるべく、ばね装置の力に抗して継手部
分とこれに伴なわれたクラツチ歯の組とを不係合
位置に保持するように選択的に作動可能な操作装
置を備えているとよい。
分とこれに伴なわれたクラツチ歯の組とを不係合
位置に保持するように選択的に作動可能な操作装
置を備えているとよい。
この発明の例示の目的だけで、その実施例を示
している添附図面に関して以下に記載する。
している添附図面に関して以下に記載する。
第1図において、駆動軸11はヘリコプタ伝動
歯車箱の一部をなすハウジング13内の球軸受1
2によつて支持され、その縦軸のまわりに回転す
るように原動機(図示せず)に連結されている。
歯車箱の一部をなすハウジング13内の球軸受1
2によつて支持され、その縦軸のまわりに回転す
るように原動機(図示せず)に連結されている。
駆動軸11の内端は管状被駆動14内に同心に
位置し、相互に相対回転可能なようにローラ軸受
15によつて支持されている。被駆動軸14もま
た球軸受16によつてハウジング13内に支持さ
れ、ヘリコプタのロータ装置(図示せず)に連結
されている。
位置し、相互に相対回転可能なようにローラ軸受
15によつて支持されている。被駆動軸14もま
た球軸受16によつてハウジング13内に支持さ
れ、ヘリコプタのロータ装置(図示せず)に連結
されている。
駆動軸11及び被駆動軸14は全体を符号17
で示すフリーホイール継手で互に連結され、継手
は駆動軸11から被駆動軸14に1方向だけの回
転運動を伝えるように配置され、もし被駆動軸1
4のその方向の回転の速さが駆動軸11のそれよ
り大きくなつたら過走(オーバラン)するような
装置になつている。
で示すフリーホイール継手で互に連結され、継手
は駆動軸11から被駆動軸14に1方向だけの回
転運動を伝えるように配置され、もし被駆動軸1
4のその方向の回転の速さが駆動軸11のそれよ
り大きくなつたら過走(オーバラン)するような
装置になつている。
第1図の上半部は継手17が不係合すなわち外
れ位置にある状態を示し、下半部は継手が係合状
態すなわち駆動状態にあるのを示している。
れ位置にある状態を示し、下半部は継手が係合状
態すなわち駆動状態にあるのを示している。
フリーホイール継手17は現状の第1及び第2
継手部分18,19を具え、各部分はそれぞれ軸
方向に対向し半径方向に延長する互に係合しうる
相応する組のクラツチ歯18a,19aを具えて
いる。
継手部分18,19を具え、各部分はそれぞれ軸
方向に対向し半径方向に延長する互に係合しうる
相応する組のクラツチ歯18a,19aを具えて
いる。
第1継手部分18はハウジング21の一端に形
成された軸方向スプライン20上に位置し、ハウ
ジング21とこの第1継手部分18との間の相対
軸方向運動を許す環状止め部材22によつて保持
されている、ハウジング21の外端は内側軸方向
延長スプラインを具えこのスプラインは駆動軸1
1の外周に形成したスプライン38と噛合い、駆
動軸との軸方向相対摺動可能になつている。ばね
23が駆動軸11と共心に支持され、ハウジング
21に係合し、このハウジング21と第1継手部
18とを第2継手部19に向つて押付けている。
成された軸方向スプライン20上に位置し、ハウ
ジング21とこの第1継手部分18との間の相対
軸方向運動を許す環状止め部材22によつて保持
されている、ハウジング21の外端は内側軸方向
延長スプラインを具えこのスプラインは駆動軸1
1の外周に形成したスプライン38と噛合い、駆
動軸との軸方向相対摺動可能になつている。ばね
23が駆動軸11と共心に支持され、ハウジング
21に係合し、このハウジング21と第1継手部
18とを第2継手部19に向つて押付けている。
第2継手部分19は第1継手部分18の内面と
間隔を保つて共心関係に位置する環状フランジ部
24を有し、被駆動軸14の外周に形成された軸
方向に延長するスプライン25上に位置し、軸1
4に螺合するナツト26によつて保持されてい
る。
間隔を保つて共心関係に位置する環状フランジ部
24を有し、被駆動軸14の外周に形成された軸
方向に延長するスプライン25上に位置し、軸1
4に螺合するナツト26によつて保持されてい
る。
全体を符号27で示している球軸受が第1及び
第2継手部分18及び19間にあつて、第2継手
部分19上にある内側レース28と、第1継手部
分18を支持している外側レース29を有してい
る。ボールレース30が内側レース28と外側レ
ース29とを分離している。ボールレース30は
それぞれ内側レース及び外側レースに形成された
円周走路31,32を走り、ボールケイジ37
(第2図)によつて等間隔に保持された6個のボ
ールからなつている。6個の等間隔スロツト33
(第1及び2図)が内側レース28に設けられて
いる。スロツト33は内側レース28の円周走路
31内に開く開口から走路31の中心線とθの角
度をなすように横に延長し、走路31と実質的に
同じ幅及び同じ深さである。図示実施例では角度
θは28゜である。
第2継手部分18及び19間にあつて、第2継手
部分19上にある内側レース28と、第1継手部
分18を支持している外側レース29を有してい
る。ボールレース30が内側レース28と外側レ
ース29とを分離している。ボールレース30は
それぞれ内側レース及び外側レースに形成された
円周走路31,32を走り、ボールケイジ37
(第2図)によつて等間隔に保持された6個のボ
ールからなつている。6個の等間隔スロツト33
(第1及び2図)が内側レース28に設けられて
いる。スロツト33は内側レース28の円周走路
31内に開く開口から走路31の中心線とθの角
度をなすように横に延長し、走路31と実質的に
同じ幅及び同じ深さである。図示実施例では角度
θは28゜である。
第3図は第1図の矢印B方向に見てそれぞれ継
手部分18,19に設けられたクラツチ歯18a
及び19aの形状の詳細を係合位置で示してい
る。
手部分18,19に設けられたクラツチ歯18a
及び19aの形状の詳細を係合位置で示してい
る。
クラツチ歯18a,19aは各々0.75mm歯半径
で回転軸を含む半径方向面と角度α18゜をなす前縁
を持つている。クラツチ歯の後縁は対応する傾斜
面18b,19bを具え、回転軸に直角な面と角
度βで配置され、第3図に示す歯18aと19a
とが完全係合の場合間隔を保つようになつてい
る。角度βは31゜である。
で回転軸を含む半径方向面と角度α18゜をなす前縁
を持つている。クラツチ歯の後縁は対応する傾斜
面18b,19bを具え、回転軸に直角な面と角
度βで配置され、第3図に示す歯18aと19a
とが完全係合の場合間隔を保つようになつてい
る。角度βは31゜である。
図示実施例では、第1図のフリーホイール継手
17はこれを選択的に外れ位置と係合位置との間
で作動する作動装置を具えている。U形操作レバ
ー34(第1図)がハウジング13に枢架され、
操作機構(図示せず)によつて、横枢軸35のま
わりに枢動し、操作レバー34の自由端が点線に
示す運動範囲で動きうるようになつている。
17はこれを選択的に外れ位置と係合位置との間
で作動する作動装置を具えている。U形操作レバ
ー34(第1図)がハウジング13に枢架され、
操作機構(図示せず)によつて、横枢軸35のま
わりに枢動し、操作レバー34の自由端が点線に
示す運動範囲で動きうるようになつている。
U形操作レバー34の端はハウジング21に跨
がるように配置され、ハウジング21に形成され
た円周溝36内に位置する直径上反対側にあるロ
ーラ(図示せず)を装架している。以下に記載さ
れる作動状態が満足されるまで、継手17を係合
状態に押圧する傾向の操作レバー34の運動を行
なうばね箱(図示せず)のような装置を操作機構
は具えている。
がるように配置され、ハウジング21に形成され
た円周溝36内に位置する直径上反対側にあるロ
ーラ(図示せず)を装架している。以下に記載さ
れる作動状態が満足されるまで、継手17を係合
状態に押圧する傾向の操作レバー34の運動を行
なうばね箱(図示せず)のような装置を操作機構
は具えている。
図示実施例の作動可能なフリーホイール継手1
7の作用を図面に関して述べ、双発ヘリコプタの
第1発動機からの駆動において使用される態様を
記載する。
7の作用を図面に関して述べ、双発ヘリコプタの
第1発動機からの駆動において使用される態様を
記載する。
第1発動機を始動する前に、操作レバー34が
軸35のまわりに時計方向に回動されて、ばね2
3の力に抗してハウジング21及び第1継手部分
18を第1図の上半に示す不係合位置に保持す
る。この位置において、0.5mmの隙間Aが歯18
aと19aとの対向面間に存在する。第1発動機
はここで始動され得、被駆動軸14に、従つてロ
ータ装置にトルクを伝達することなく、例えば補
助歯車箱を駆動する。
軸35のまわりに時計方向に回動されて、ばね2
3の力に抗してハウジング21及び第1継手部分
18を第1図の上半に示す不係合位置に保持す
る。この位置において、0.5mmの隙間Aが歯18
aと19aとの対向面間に存在する。第1発動機
はここで始動され得、被駆動軸14に、従つてロ
ータ装置にトルクを伝達することなく、例えば補
助歯車箱を駆動する。
しかし、第2発動機が始動すると、ロータ装置
の回転が起こり、被駆動軸14を回転する。被駆
動軸14は第2継手部分19をスプライン25を
介して回転させ、かつ球軸受27の内側レース2
8を矢印C(第2図)方向に回転させる。もしこ
の時第1発動機が駆動軸11を回転させるように
運転されていないと、この被駆動軸14の回転は
ボールレース30を同じ方向に内側レース28よ
り遅い速度で回転させる結果となるが、操作レバ
ーの位置によつて、ボールレースは円周走路3
1,32内を転動するよう、すなわち第1図の上
半に示す位置に拘束される。
の回転が起こり、被駆動軸14を回転する。被駆
動軸14は第2継手部分19をスプライン25を
介して回転させ、かつ球軸受27の内側レース2
8を矢印C(第2図)方向に回転させる。もしこ
の時第1発動機が駆動軸11を回転させるように
運転されていないと、この被駆動軸14の回転は
ボールレース30を同じ方向に内側レース28よ
り遅い速度で回転させる結果となるが、操作レバ
ーの位置によつて、ボールレースは円周走路3
1,32内を転動するよう、すなわち第1図の上
半に示す位置に拘束される。
しかし、第1発動機が運転され、駆動軸11を
被駆動軸14と同じ方向に回転させると、ハウジ
ング21、第1継手部分18及び軸受27の外側
レース29もまた同じ方向に回転される。
被駆動軸14と同じ方向に回転させると、ハウジ
ング21、第1継手部分18及び軸受27の外側
レース29もまた同じ方向に回転される。
内側レース28及び外側レース29の同方向で
はあるが異つた速度の同時の回転は結果としてボ
ールレースの同じ方向ではあるが内側及び外側レ
ース28,29の中間の速度の回転を生ずる。
はあるが異つた速度の同時の回転は結果としてボ
ールレースの同じ方向ではあるが内側及び外側レ
ース28,29の中間の速度の回転を生ずる。
このように、ボールレース30の回転速度は軸
受27の内側及び外側レース28,29のそれぞ
れの回転速度に従つて駆動軸及び被駆動軸11,
14のそれぞれの回転速度に応ずるもので、内側
及び外側レースが同じ速度で回転する時は外側及
び内側レースのそれと同じである。
受27の内側及び外側レース28,29のそれぞ
れの回転速度に従つて駆動軸及び被駆動軸11,
14のそれぞれの回転速度に応ずるもので、内側
及び外側レースが同じ速度で回転する時は外側及
び内側レースのそれと同じである。
第1発動機から被駆動軸14にトルクを伝える
ために継手を係合させるには、駆動軸及び被駆動
軸11,14は同じ方向に回転され、被駆動軸1
4はロータ装置によつて動力を与えられ、駆動軸
11より速く回転していて、操作レバー34は軸
35のまわりに反時計方向に回動されている。軸
受27の内側レース28の回転速度は予定した量
以上にボールレース33の回転速度より速く、内
側レース28のスロツト33はボールレース30
のボールを連続的に通過するように駆動され、そ
れによつてボールレース30を円周走路31内に
保持して、ばね23の力に抗して歯18a,19
aを噛合わない状態に保持する。この状態では、
操作レバー34の動きはばね箱(図示せず)によ
つて阻止され、継手17に変化が起らない。
ために継手を係合させるには、駆動軸及び被駆動
軸11,14は同じ方向に回転され、被駆動軸1
4はロータ装置によつて動力を与えられ、駆動軸
11より速く回転していて、操作レバー34は軸
35のまわりに反時計方向に回動されている。軸
受27の内側レース28の回転速度は予定した量
以上にボールレース33の回転速度より速く、内
側レース28のスロツト33はボールレース30
のボールを連続的に通過するように駆動され、そ
れによつてボールレース30を円周走路31内に
保持して、ばね23の力に抗して歯18a,19
aを噛合わない状態に保持する。この状態では、
操作レバー34の動きはばね箱(図示せず)によ
つて阻止され、継手17に変化が起らない。
駆動軸11、従つて外側レース29の速度は次
いで次第に増加し、ボールレース30の回転速度
を従つて増加させる。ボールレース30の回転速
度が内側レース28のそれに近付くにつれ、ボー
ルはよりゆつくりとスロツト33の開口端を矢印
D方向(第2図)に通過し、ばね23の影響の下
でスロツト33内に落下する傾向になる。しかし
過走状態が存在する間は(すなわち内側レース2
8が外側レース29よりなお速く回転している間
は)ボールレース30の球を走路31内に押返す
作用をする後縁傾斜面18b,19bの相互作用
によつて継手17の係合は阻止されている。スロ
ツト33の方向、角度θ(=28゜)及び角度β(=
31゜)はボールレース30のボールがスロツト3
3に詰まることなく走路31内に滑かに戻り動く
ように互に関係付けられている。
いで次第に増加し、ボールレース30の回転速度
を従つて増加させる。ボールレース30の回転速
度が内側レース28のそれに近付くにつれ、ボー
ルはよりゆつくりとスロツト33の開口端を矢印
D方向(第2図)に通過し、ばね23の影響の下
でスロツト33内に落下する傾向になる。しかし
過走状態が存在する間は(すなわち内側レース2
8が外側レース29よりなお速く回転している間
は)ボールレース30の球を走路31内に押返す
作用をする後縁傾斜面18b,19bの相互作用
によつて継手17の係合は阻止されている。スロ
ツト33の方向、角度θ(=28゜)及び角度β(=
31゜)はボールレース30のボールがスロツト3
3に詰まることなく走路31内に滑かに戻り動く
ように互に関係付けられている。
ボールレース30の速度が内側レース28の速
度により近いように増加するにつれ、球は走路3
1に戻る前に段々深くスロツト33内に動き得、
ボールレース30の速度が内側レース28の速度
と同じになると、その動きは隙間Aと歯半径39
との和に相当する量で歯18a,19aの噛合を
許すようになり、その後歯の角度αの結果として
の歯の間の反作用は歯が完全係合するまで第1継
手部分18を第2継手部分19に向つて押すのに
役立つ。この状態で、駆動軸11は被駆動軸14
を矢印R(第3図)方向に駆動し、第1発動機に
よりロータ装置を駆動するのに要するトルクが伝
達されるように連結される。
度により近いように増加するにつれ、球は走路3
1に戻る前に段々深くスロツト33内に動き得、
ボールレース30の速度が内側レース28の速度
と同じになると、その動きは隙間Aと歯半径39
との和に相当する量で歯18a,19aの噛合を
許すようになり、その後歯の角度αの結果として
の歯の間の反作用は歯が完全係合するまで第1継
手部分18を第2継手部分19に向つて押すのに
役立つ。この状態で、駆動軸11は被駆動軸14
を矢印R(第3図)方向に駆動し、第1発動機に
よりロータ装置を駆動するのに要するトルクが伝
達されるように連結される。
今や、第1図の下半部に示しているように、ボ
ールレース30のボールがスロツト33の端に動
いていて、継手17によつて駆動力が伝達されい
る時はいつでもその位置に保たれているのが明か
であろう。それ故、スロツト33の長さは歯が係
合し始めるために要する運動を行うのに必要な量
(すなわち2×半径39+A=2×0.75mm+0.5mm=
2.0mm)と歯18aが歯19aに完全係合するよ
うに動きうる充分な寸法との和に等しい。
ールレース30のボールがスロツト33の端に動
いていて、継手17によつて駆動力が伝達されい
る時はいつでもその位置に保たれているのが明か
であろう。それ故、スロツト33の長さは歯が係
合し始めるために要する運動を行うのに必要な量
(すなわち2×半径39+A=2×0.75mm+0.5mm=
2.0mm)と歯18aが歯19aに完全係合するよ
うに動きうる充分な寸法との和に等しい。
歯の角度α(図示実施例では18゜)は駆動軸11
上のスプライン38とハウジング21との間の摩
擦に打克つ充分な反作用力を与えるように計算さ
れる。
上のスプライン38とハウジング21との間の摩
擦に打克つ充分な反作用力を与えるように計算さ
れる。
運転中、もし被駆動軸の速度の増大又は駆動軸
の速度の減少かのいずれかで、被駆動軸14の回
転速度が駆動軸11の回転速度より大きくなろう
とすると、後縁の傾斜面18bと19bとが接触
するようになつて、自動的に歯18a,19aを
離し、継手17を不係合にする。これは軸受27
の外側レース29の軸方向運動を起こし、その結
果ボールレース30のボールが走路31内に戻
る。内側レース28の回転速度のこれに応じた相
対的の増加はスロツト33の開口端がボールレー
ス30のボールを通過するようにさせ、それでボ
ールレース30は走路31内に自動的に保持さ
れ、継手17を不係合位置に保持する。
の速度の減少かのいずれかで、被駆動軸14の回
転速度が駆動軸11の回転速度より大きくなろう
とすると、後縁の傾斜面18bと19bとが接触
するようになつて、自動的に歯18a,19aを
離し、継手17を不係合にする。これは軸受27
の外側レース29の軸方向運動を起こし、その結
果ボールレース30のボールが走路31内に戻
る。内側レース28の回転速度のこれに応じた相
対的の増加はスロツト33の開口端がボールレー
ス30のボールを通過するようにさせ、それでボ
ールレース30は走路31内に自動的に保持さ
れ、継手17を不係合位置に保持する。
過走状態から駆動軸の速度の減少によつて起る
継手17の再係合は継手の最初の係合に関して先
に記載したのと同様である。被駆動軸の速度の増
加によつて起る過走状態の場合、内側レース28
とボールレース30との間の相対速度の所要の関
係は被駆動軸14の速度の減少によつて自動的に
達成される。
継手17の再係合は継手の最初の係合に関して先
に記載したのと同様である。被駆動軸の速度の増
加によつて起る過走状態の場合、内側レース28
とボールレース30との間の相対速度の所要の関
係は被駆動軸14の速度の減少によつて自動的に
達成される。
この発明はまた先に記載した継手と類似である
が操作レバー34及び附随する操作機構を具えな
いような不操作型の継手にも拡張できることが理
解されるであろう。このような継手は双発ヘリコ
プタにおける第2発動機からの駆動装置に組込む
ことができる。
が操作レバー34及び附随する操作機構を具えな
いような不操作型の継手にも拡張できることが理
解されるであろう。このような継手は双発ヘリコ
プタにおける第2発動機からの駆動装置に組込む
ことができる。
このような不操作型の継手の作用は過走状態に
おいて、内側レース28とボールレース30との
相対回転速度がばね23による係合を許すように
同期する時点までは再係合が自動的に阻止される
先に記載したのと同様である。もし発動機始動の
間に不操作型継手が不係合位置にあると、駆動軸
11の初期の回転はボールレース30がばね23
の影響の下でスロツト33内に動いて、継手の瞬
時の係合を行うようになるのを確実にする。
おいて、内側レース28とボールレース30との
相対回転速度がばね23による係合を許すように
同期する時点までは再係合が自動的に阻止される
先に記載したのと同様である。もし発動機始動の
間に不操作型継手が不係合位置にあると、駆動軸
11の初期の回転はボールレース30がばね23
の影響の下でスロツト33内に動いて、継手の瞬
時の係合を行うようになるのを確実にする。
このようにして、この発明は積極的な駆動装置
が組合わされ、共軸の駆動軸と被駆動軸との係合
がこれらの軸の速度が同じになるまで自動的に阻
止されているフリーホイール継手を提供してい
る。
が組合わされ、共軸の駆動軸と被駆動軸との係合
がこれらの軸の速度が同じになるまで自動的に阻
止されているフリーホイール継手を提供してい
る。
駆動クラツチ歯の係合及び不係合が球軸受27
内のスロツト33によつて行われ、この軸受は内
側レース28と外側レース29との軸方向相対運
動を許し、それ故これらに装架されている継手部
分18,19の相対運動を許し、スロツト33が
形成されている内側レース28の速度とボールレ
ース30の回転速度が実質的に等しくなつた時に
のみ継手部分の係合が許され、これは内側レース
28と外側レース29の回転速度が同じか又は同
じに近くなつた時にのみ起る。
内のスロツト33によつて行われ、この軸受は内
側レース28と外側レース29との軸方向相対運
動を許し、それ故これらに装架されている継手部
分18,19の相対運動を許し、スロツト33が
形成されている内側レース28の速度とボールレ
ース30の回転速度が実質的に等しくなつた時に
のみ継手部分の係合が許され、これは内側レース
28と外側レース29の回転速度が同じか又は同
じに近くなつた時にのみ起る。
積極的な駆動は係合しうるクラツチ歯によつて
与えられ、ある従来技術において問題になるよう
なローラ上に作用する遠心力によつて生ずる負荷
を無くすことは、この発明による継手の大きさ及
び重量をいかなる特殊な応用に対しても最小にし
うることによつて確保される。これは小寸法及び
軽重量が設計上第1に考慮される航空機の分野に
おいて特に重要なことである。更にこの発明によ
る継手は操作可能な継手において過負荷の偶然に
起こることを自動的に防止していて、それによつ
て滑らかな駆動のための係合、永い寿命及び安価
な保修費用が得られる結果となつている。
与えられ、ある従来技術において問題になるよう
なローラ上に作用する遠心力によつて生ずる負荷
を無くすことは、この発明による継手の大きさ及
び重量をいかなる特殊な応用に対しても最小にし
うることによつて確保される。これは小寸法及び
軽重量が設計上第1に考慮される航空機の分野に
おいて特に重要なことである。更にこの発明によ
る継手は操作可能な継手において過負荷の偶然に
起こることを自動的に防止していて、それによつ
て滑らかな駆動のための係合、永い寿命及び安価
な保修費用が得られる結果となつている。
特殊な設備においては、ハウジング13が継手
17を完全に取囲んでいて、継手17及び球軸受
27の潤滑を行なう適宜な装置を装架しているこ
とが望ましい。この発明をそれがヘリコプタの伝
動系統に組込まれたものに関して記載したが、継
手は同様な便利さの要求される他の任意の多くの
分野にその応用を見出しうることが理解されるで
あろう。
17を完全に取囲んでいて、継手17及び球軸受
27の潤滑を行なう適宜な装置を装架しているこ
とが望ましい。この発明をそれがヘリコプタの伝
動系統に組込まれたものに関して記載したが、継
手は同様な便利さの要求される他の任意の多くの
分野にその応用を見出しうることが理解されるで
あろう。
この発明による継手の作動速度は勿論その特定
の応用に応じて定められるべきであるが例えば、
ヘリコプタの伝動装置における一つの応用におい
ては作動速度が12890r.p.mである。同様に、歯が
同期速度において完全係合する以前にボールがス
ロツトに出入運動し始める駆動軸及び被駆動軸間
の相対速度は、噛合つているスプライン間の摩
擦、歯及びスロツトの相対的角度及びばねの強さ
のような詳細な設計上の特性に関係するものであ
る。しかし、上記した応用においては、駆動軸及
び被駆動軸間の速度の差が2.5パーセントより小
さい時にのみボールがスロツト内に動く傾向が生
ずるように継手が設計されていて、継手の効率の
よい作用及び最小の摩耗を確保するには、この範
囲が通常約3.0パーセントを越えないのがよいと
考えられる。
の応用に応じて定められるべきであるが例えば、
ヘリコプタの伝動装置における一つの応用におい
ては作動速度が12890r.p.mである。同様に、歯が
同期速度において完全係合する以前にボールがス
ロツトに出入運動し始める駆動軸及び被駆動軸間
の相対速度は、噛合つているスプライン間の摩
擦、歯及びスロツトの相対的角度及びばねの強さ
のような詳細な設計上の特性に関係するものであ
る。しかし、上記した応用においては、駆動軸及
び被駆動軸間の速度の差が2.5パーセントより小
さい時にのみボールがスロツト内に動く傾向が生
ずるように継手が設計されていて、継手の効率の
よい作用及び最小の摩耗を確保するには、この範
囲が通常約3.0パーセントを越えないのがよいと
考えられる。
この発明の1実施例を図示し記載したが、この
発明の範囲を逸脱せずに多くの変形、変更を行い
うることが理解されるであろう。例えば互に噛合
うクラツチ歯18a,19aは他の適宜な形にす
ることができる。またスロツト33は球軸受27
の内側レース28に設ける代わりに、外側レース
29に設けてもよい。
発明の範囲を逸脱せずに多くの変形、変更を行い
うることが理解されるであろう。例えば互に噛合
うクラツチ歯18a,19aは他の適宜な形にす
ることができる。またスロツト33は球軸受27
の内側レース28に設ける代わりに、外側レース
29に設けてもよい。
第1図はこの発明のフリーホイール継手のヘリ
コプタ伝動装置に組込んだ1実施例の不係合状態
を上半に係合状態を下半に示す部分断面図、第2
図は第1図の継手の軸受部分の展開図、第3図は
第1図の矢印B方向に見たクラツチ歯の部分詳細
図である。 11……駆動軸、12……球軸受、13……ハ
ウジング、14……被駆動軸、15……ローラ軸
受、16……球軸受、17……フリーホイール継
手、18……第1継手部分、19……第2継手部
分、18a,19a……クラツチ歯、18b,1
9b……傾斜面、20……軸方向スプライン、2
1……ハウジング、22……環状止め部材、23
……ばね、24……環状フランジ部、25……ス
プライン、26……ナツト、27……球軸受、2
8……内側レース、29……外側レース、30…
…ボールレース、31,32……円周走路、33
……スロツト、34……操作レバー、35……横
枢軸、36……円周溝、37……ボールケイジ、
38……スプライン、39……歯半径。
コプタ伝動装置に組込んだ1実施例の不係合状態
を上半に係合状態を下半に示す部分断面図、第2
図は第1図の継手の軸受部分の展開図、第3図は
第1図の矢印B方向に見たクラツチ歯の部分詳細
図である。 11……駆動軸、12……球軸受、13……ハ
ウジング、14……被駆動軸、15……ローラ軸
受、16……球軸受、17……フリーホイール継
手、18……第1継手部分、19……第2継手部
分、18a,19a……クラツチ歯、18b,1
9b……傾斜面、20……軸方向スプライン、2
1……ハウジング、22……環状止め部材、23
……ばね、24……環状フランジ部、25……ス
プライン、26……ナツト、27……球軸受、2
8……内側レース、29……外側レース、30…
…ボールレース、31,32……円周走路、33
……スロツト、34……操作レバー、35……横
枢軸、36……円周溝、37……ボールケイジ、
38……スプライン、39……歯半径。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一方向回転において回転を伝えるように且つ
被駆動軸の回転速度が駆動軸の回転速度を超えた
時に過走するように同軸の駆動軸および被駆動軸
に駆動的に連結されている互に噛合う歯車組から
成る駆動装置、および前記駆動軸と被駆動軸との
回転速度が実質的に同じにされている時以外は前
記駆動装置の係合を阻止するようになつている阻
止装置を備えるフリーホイール継手において、阻
止装置は内側および外側レースを有する球軸受
と、等間隔に保持され且つ内側および外側レース
の対向面に形成された円周走路内を転動するよう
に配置された多数のボールから成るボールレース
と、ボールの数と同数で走路の1つから横に延長
しボールがスロツト内に動くことによつて内側お
よび外側レースの軸方向相対運動を許す多数の等
間隔のスロツトとを備えることを特徴とするフリ
ーホイール継手。 2 スロツトが円周走路の中心線に関し角度θで
位置し、円周走路と実質的に等しい幅と深さであ
る特許請求の範囲第1項記載のフリーホイール継
手。 3 角度θが28゜である特許請求の範囲第2項記
載のフリーホイール継手。 4 内側および外側レースが回転軸に関し同心に
位置する第1および第2継手部分の半径方向に間
隔を保つた部分にそれぞれ回転的に固着され、第
1および第2継手部分が駆動軸および被駆動軸に
それぞれ回転的に固定され、継手部分の1つがそ
れに関する軸に関して軸方向相対運動可能である
特許請求の範囲第1乃至3項いずれか1項記載の
フリーホイール継手。 5 互に噛合う歯車組が、第1および第2継手部
分上にそれぞれ形成されている軸方向に対向し且
つ半径方向に延長するクラツチ歯から成つている
特許請求の範囲第4項記載のフリーホイール継
手。 6 クラツチ歯の前縁は駆動が駆動軸から被駆動
軸に行われている時クラツチ歯が完全係合になる
傾向を持つように角度が付けられている特許請求
の範囲第1乃至5項いずれか1項記載のフリーホ
イール継手。 7 クラツチ歯の前縁の歯の角度が約18゜である
特許請求の範囲第6項記載のフリーホイール継
手。 8 クラツチ歯の後縁は被駆動軸の回転速度が駆
動軸の回転速度を超えた時、歯の組を不係合状態
に強制するように互いに作用するようなす角度に
されている特許請求の範囲第1乃至7項いずれか
1項記載のフリーホイール継手。 9 角度を付けたクラツチ歯の後縁はクラツチ歯
の組が完全係合状態にある時間隔を保つて位置し
ている特許請求の範囲第8項記載のフリーホイー
ル継手。 10 後縁の角度が約31゜である特許請求の範囲
第8、9項いずれか記載のフリーホイール継手。 11 軸方向に可動な継手部分と作動的に組合わ
されこの継手部分のクラツチ歯の組を他の継手部
分のクラツチ歯の組と係合するように押すばね装
置を備えている特許請求の範囲第1乃至10項い
ずれか1項記載のフリーホイール継手。 12 継手部分をばね装置の力に抗して不係合位
置に選択的に保持する操作装置を備える特許請求
の範囲第1乃至11項いずれか1項記載のフリー
ホイール継手。 13 操作装置は軸方向に可動な継手部分に跨が
るようにU形の枢架されたレバーを具え、U形レ
バーの各脚が前記継手部分の外面にある円周溝と
係合するローラを具えている特許請求の範囲第1
2項記載のフリーホイール継手。 14 ロータを駆動するように配置された少なく
とも2個の発動機を有するヘリコプタにおいて、
或はヘリコプタ用で、一方向回転において回転を
伝えるように且つ被駆動軸の回転速度が駆動軸の
回転速度を超えた時に過走するように発動機の一
つに連結された駆動軸とロータに連結された被駆
動軸とを互に接続する駆動装置を有するフリーホ
イール継手において、駆動軸および被駆動軸の回
転速度が実質的に等しくされた時以外は駆動装置
の係合を阻止する阻止装置を備え、該阻止装置は
内側および外側レースを有する球軸受と、等間隔
に保持され且つ内側および外側レースの対向面に
形成された円周走路内を転動するように配置され
た多数のボールから成るボールレースと、ボール
の数と同数で走路の1つから横に延長しボールが
スロツト内に動くことによつて内側および外側レ
ースの軸方向相対運動を許す多数の等間隔のスロ
ツトとを有していることを特徴とするフリーホイ
ール継手。 15 外側レースは、駆動または被駆動軸の一方
に回転的に固定され且つ該軸と軸方向に滑動可能
な第1継手部分内に配置され、内側レースは他方
の軸と回転的に固定された第2継手部分内に配置
され、第1継手部分および第2継手部分は、軸方
向に対向すると共に半径方向に延長し且つボール
レースが円周走路内に位置する時に係合しないよ
うに配置された互に噛合うクラツチ歯の組を有
し、クラツチ歯を係合状態に押圧するばね装置を
具備し、これによつて内側および外側レースの相
対的軸方向運動が、クラツチ歯の係合離脱を許す
べく関連した一方の継手部分を他方の継手部分に
対して軸方向に動かすように出来ることを特徴と
する特許請求の範囲第14項記載のフリーホイー
ル継手。 16 ばね装置の力に抗して継手部分とこれに伴
われたクラツチ歯の組とを不係合位置に保持する
ように選択的に作動可能な操作装置を備える特許
請求の範囲第14、15項いずれか記載のフリー
ホイール継手。 17 駆動軸および被駆動軸の相対回転速度が3
パーセント以内である時だけ駆動的係合が許され
る特許請求の範囲第14乃至16項いずれか1項
記載のフリーホイール継手。
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