JPH0225001B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0225001B2 JPH0225001B2 JP23907784A JP23907784A JPH0225001B2 JP H0225001 B2 JPH0225001 B2 JP H0225001B2 JP 23907784 A JP23907784 A JP 23907784A JP 23907784 A JP23907784 A JP 23907784A JP H0225001 B2 JPH0225001 B2 JP H0225001B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- orbiting scroll
- scroll
- casing
- bearing
- crankshaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 4
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 101100434846 Caenorhabditis elegans lap-1 gene Proteins 0.000 description 1
- 101100216020 Mus musculus Anpep gene Proteins 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000004519 grease Substances 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 230000001404 mediated effect Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01C—ROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
- F01C17/00—Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing
- F01C17/06—Arrangements for drive of co-operating members, e.g. for rotary piston and casing using cranks, universal joints or similar elements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、スクロール形流体機械、特に旋回ス
クロールの自転防止兼スラスト荷重支持装置に関
するものである。
クロールの自転防止兼スラスト荷重支持装置に関
するものである。
従来、スクロール形流体機械における旋回スク
ロールの自転防止およびスラスト荷重の支持手段
としては、例えば特開昭59−150993号公報に示さ
れる如きものがあつた。
ロールの自転防止およびスラスト荷重の支持手段
としては、例えば特開昭59−150993号公報に示さ
れる如きものがあつた。
即ち、第3図に示す如く、固定スクロール10
1と係合する旋回スクロール102は、ケーシン
グ103に軸受104,105を介し支承された
クランク軸106a付回転軸106により、可回
転に支承されている。そして、ケーシング103
には内側に向つてフランジ103aを突出させて
あり、該フランジ103aとその上方に位置する
旋回スクロール102の基板102aとの間に
は、自転防止用のオルダムピン107とスラスト
軸受108a,108bとを別々に介在させてあ
る。
1と係合する旋回スクロール102は、ケーシン
グ103に軸受104,105を介し支承された
クランク軸106a付回転軸106により、可回
転に支承されている。そして、ケーシング103
には内側に向つてフランジ103aを突出させて
あり、該フランジ103aとその上方に位置する
旋回スクロール102の基板102aとの間に
は、自転防止用のオルダムピン107とスラスト
軸受108a,108bとを別々に介在させてあ
る。
スラスト軸受108a,108bの摺動座側、
即ち基板102aとフランジ103aの摩耗対策
が難しく、またスラスト軸受108a,bを摺動
座と共に独立したものとすれば、大径であること
より特殊となつてコスト面で問題となる。
即ち基板102aとフランジ103aの摩耗対策
が難しく、またスラスト軸受108a,bを摺動
座と共に独立したものとすれば、大径であること
より特殊となつてコスト面で問題となる。
また、使用面等からオイルフリー化を行おうと
した場合は、同図に示される如くラビリンス10
9および高圧ガス送給路110等を設けなけれ
ば、オルダムピン107やスラスト軸受108
a,bの潤滑を行うことができない。本発明は、
市販に部品を用いて旋回スクロールの自転防止と
スラスト荷重の支持を兼用的に行わせ、併せて必
要に応じオイルフリー化をも容易に可能ならしめ
たスクロール形回転機械の提供を目的とするもの
である。
した場合は、同図に示される如くラビリンス10
9および高圧ガス送給路110等を設けなけれ
ば、オルダムピン107やスラスト軸受108
a,bの潤滑を行うことができない。本発明は、
市販に部品を用いて旋回スクロールの自転防止と
スラスト荷重の支持を兼用的に行わせ、併せて必
要に応じオイルフリー化をも容易に可能ならしめ
たスクロール形回転機械の提供を目的とするもの
である。
旋回スクロールはクランク軸上に回転且つ軸方
向移動可能に支承し、該旋回スクロールは基板下
面とケーシングとの間における複数個所に、前記
クランク軸と同じ偏心量をもつた鍔付ピンクラン
クを配置し、該ピンクランクは旋回スクロール側
およびケーシング側とも市販のラジアル軸受スラ
スト軸受により支承する如くして、スラスト軸受
部をもつて旋回スクロールの自転防止作用をも兼
用させた。
向移動可能に支承し、該旋回スクロールは基板下
面とケーシングとの間における複数個所に、前記
クランク軸と同じ偏心量をもつた鍔付ピンクラン
クを配置し、該ピンクランクは旋回スクロール側
およびケーシング側とも市販のラジアル軸受スラ
スト軸受により支承する如くして、スラスト軸受
部をもつて旋回スクロールの自転防止作用をも兼
用させた。
両側にラジアル軸受付スラスト軸受をもつた複
数個所のピンクランクにより旋回スクロールの自
転が防止され、併せて旋回スクロールのスラスト
荷重はピンクランクとケーシングで支持される。
この場合のラジアル軸受付スラスト軸受はそれ自
体は市販の小径のものを使用するにも拘らず、設
置位置を旋回スクロールの外周近くの大径部とす
ることができるので、2個所以上をもつて安定し
たスラスト軸受となし得るものである。
数個所のピンクランクにより旋回スクロールの自
転が防止され、併せて旋回スクロールのスラスト
荷重はピンクランクとケーシングで支持される。
この場合のラジアル軸受付スラスト軸受はそれ自
体は市販の小径のものを使用するにも拘らず、設
置位置を旋回スクロールの外周近くの大径部とす
ることができるので、2個所以上をもつて安定し
たスラスト軸受となし得るものである。
以下、本発明の一実施例を第1,2図に基づき
説明する。図において1は上部カバーを兼ねた固
定スクロールで、外周部に吸込口1a、また中心
部に吐出口1bを備えている。
説明する。図において1は上部カバーを兼ねた固
定スクロールで、外周部に吸込口1a、また中心
部に吐出口1bを備えている。
2は前記固定スクロール1の下部に連結したケ
ーシングで、中心部に軸受3,4によりクランク
軸5a付回転軸5を可回転に支承してある。
ーシングで、中心部に軸受3,4によりクランク
軸5a付回転軸5を可回転に支承してある。
6は前記クランク軸5aにニードル軸受7によ
り回転且つ軸方向移動自在に嵌挿した旋回スクロ
ールで、軸受7の入口部にはオイルシール8を設
けて軸受内の保油を可能としてある。
り回転且つ軸方向移動自在に嵌挿した旋回スクロ
ールで、軸受7の入口部にはオイルシール8を設
けて軸受内の保油を可能としてある。
9は前記旋回スクロール6の基板6a外周近傍
の下面とケーシング内壁間の複数個所に対向配置
した鍔付ピンクランクで、前記クランク軸5aと
同じ偏心量をもち、鍔部両面にそれぞれラジアル
軸受付スラスト軸受10を設けてあり、10aは
スラスト軸受用グリス密封環である。
の下面とケーシング内壁間の複数個所に対向配置
した鍔付ピンクランクで、前記クランク軸5aと
同じ偏心量をもち、鍔部両面にそれぞれラジアル
軸受付スラスト軸受10を設けてあり、10aは
スラスト軸受用グリス密封環である。
尚、11は下部カバー、12はバランスウエイ
ト、13は逆止弁であり、図示は省略したが、軸
受3の上部にはメカニカルシールを介在させて、
ケーシング2内の圧力が軸受3,4等を漏洩しな
いようにした点は従来公知のものと同様構成とな
つている。
ト、13は逆止弁であり、図示は省略したが、軸
受3の上部にはメカニカルシールを介在させて、
ケーシング2内の圧力が軸受3,4等を漏洩しな
いようにした点は従来公知のものと同様構成とな
つている。
しかして、運転を開始すると旋回スクロール6
は回転軸5の回りに旋回運動を行い、これにより
固定スクロール1と旋回スクロール6のラツプ1
c,6bの作用をもつて吸入・圧縮が行われる。
この場合、複数個所に対向配置し、それぞれ上・
下面にラジアル軸受付スラスト軸受10を設けた
鍔付ピンクランク9の存在により、旋回スクロー
ル6の自転作用は防止され、併せてスラスト荷重
も両スラスト軸受を介しケーシング2によつて保
持される。さらに、連続運転等により回転軸5が
熱膨張で伸びても、軸受7部分が軸方向にフリー
となつているため旋回スクロール6を突上げるこ
とはなく、前述ピンクランク9部分におけるスラ
スト軸受作用と相俟つて、固定スクロール1と旋
回スクロール6のラツプ1c,6b端部における
〓間を所定の値に保持するものである。
は回転軸5の回りに旋回運動を行い、これにより
固定スクロール1と旋回スクロール6のラツプ1
c,6bの作用をもつて吸入・圧縮が行われる。
この場合、複数個所に対向配置し、それぞれ上・
下面にラジアル軸受付スラスト軸受10を設けた
鍔付ピンクランク9の存在により、旋回スクロー
ル6の自転作用は防止され、併せてスラスト荷重
も両スラスト軸受を介しケーシング2によつて保
持される。さらに、連続運転等により回転軸5が
熱膨張で伸びても、軸受7部分が軸方向にフリー
となつているため旋回スクロール6を突上げるこ
とはなく、前述ピンクランク9部分におけるスラ
スト軸受作用と相俟つて、固定スクロール1と旋
回スクロール6のラツプ1c,6b端部における
〓間を所定の値に保持するものである。
尚、必要によりオイルフリー化を行おうとする
場合は、各軸受をゲリス密封形とすることにより
容易に実施可能である。
場合は、各軸受をゲリス密封形とすることにより
容易に実施可能である。
本発明は、スクロール形回転機械における旋回
スクロールの自転防止用オルダムピンや特殊構成
のスラスト軸受装置を用いることなく、旋回スク
ロール基板とケーシング間の複数個所に配置した
ラジアル軸受付スラスト軸受を上下に備えた鍔付
ピンクランクにより、旋回スクロールの自転防止
とスラスト荷重を支持させたものである。
スクロールの自転防止用オルダムピンや特殊構成
のスラスト軸受装置を用いることなく、旋回スク
ロール基板とケーシング間の複数個所に配置した
ラジアル軸受付スラスト軸受を上下に備えた鍔付
ピンクランクにより、旋回スクロールの自転防止
とスラスト荷重を支持させたものである。
したがつて、簡単な構成をもつて安価な市販品
のみを使用して、各スクロールのラツプ先端の隙
間を所定値に保持し得るものである。
のみを使用して、各スクロールのラツプ先端の隙
間を所定値に保持し得るものである。
また、必要に応じオイルフリー化を望む場合
は、各軸受部をグリス密封式とすることにより、
容易に実施可能となるものである。
は、各軸受部をグリス密封式とすることにより、
容易に実施可能となるものである。
第1図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第
2図は第1図におけるピンクランク部の拡大詳細
図、第3図は従来構成のスクロール形流体機械の
一例を示す縦断面図である。 図において、1は固定スクロール、2はケーシ
ング、3,4は軸受、5は回転軸、5aはクラン
ク軸、6は旋回スクロール、6aは基板、9は鍔
付ピンクランク、10はラジアル軸受付スラスト
軸受を示す。
2図は第1図におけるピンクランク部の拡大詳細
図、第3図は従来構成のスクロール形流体機械の
一例を示す縦断面図である。 図において、1は固定スクロール、2はケーシ
ング、3,4は軸受、5は回転軸、5aはクラン
ク軸、6は旋回スクロール、6aは基板、9は鍔
付ピンクランク、10はラジアル軸受付スラスト
軸受を示す。
Claims (1)
- 1 固定スクロール、旋回スクロール、クランク
軸付回転軸、該回転軸用軸受、およびケーシング
より成るものにおいて、旋回スクロールはクラン
ク軸上に回転且つ軸方向移動可能に支承し、該旋
回スクロールは基板下面とケーシングとの間にお
ける複数個所に前記クランク軸と同じ偏心量をも
つた鍔付ピンクランクを配置し、該ピンクランク
は旋回スクロール側およびケーシング側ともラジ
アル軸受付スラスト軸受により支承して、旋回ス
クロールのスラスト荷重をピンクランクおよびケ
ーシングにより支持させる如くしたことを特徴と
する、スクロール形流体機械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23907784A JPS61116001A (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 | スクロ−ル形流体機械 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23907784A JPS61116001A (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 | スクロ−ル形流体機械 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61116001A JPS61116001A (ja) | 1986-06-03 |
JPH0225001B2 true JPH0225001B2 (ja) | 1990-05-31 |
Family
ID=17039496
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23907784A Granted JPS61116001A (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 | スクロ−ル形流体機械 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61116001A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0219675A (ja) * | 1988-07-06 | 1990-01-23 | Ebara Corp | スクロール圧縮機用スラスト軸受機構 |
JPH03138472A (ja) * | 1989-10-20 | 1991-06-12 | Tokico Ltd | スクロール式流体機械 |
US5466134A (en) * | 1994-04-05 | 1995-11-14 | Puritan Bennett Corporation | Scroll compressor having idler cranks and strengthening and heat dissipating ribs |
US6302664B1 (en) * | 2000-05-31 | 2001-10-16 | Westinghouse Air Brake Company | Oilers rotary scroll air compressor axial loading support for orbiting member |
US6283737B1 (en) * | 2000-06-01 | 2001-09-04 | Westinghouse Air Brake Technologies Corporation | Oiless rotary scroll air compressor antirotation assembly |
US6309196B1 (en) * | 2000-06-01 | 2001-10-30 | Westinghouse Air Brake Technologies Corporation | Oiless rotary scroll air compressor antirotation lubrication mechanism |
-
1984
- 1984-11-12 JP JP23907784A patent/JPS61116001A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61116001A (ja) | 1986-06-03 |
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