JPH02249530A - 生体活動電流表示法 - Google Patents
生体活動電流表示法Info
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- JPH02249530A JPH02249530A JP1072148A JP7214889A JPH02249530A JP H02249530 A JPH02249530 A JP H02249530A JP 1072148 A JP1072148 A JP 1072148A JP 7214889 A JP7214889 A JP 7214889A JP H02249530 A JPH02249530 A JP H02249530A
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- 230000004071 biological effect Effects 0.000 claims description 24
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- 241000238366 Cephalopoda Species 0.000 abstract 2
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
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Landscapes
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
- Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)
- Measuring Magnetic Variables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A、産業上の利用分野
この発明は、MRr装置(核磁気共鳴映像袋UやX*C
T装置等によって得た断層像に生体活動電流に係る電流
双極子を重畳表示する方法に関すB、従来技術 生体に刺激を与えると、細胞膜を挟んで形成されている
分極がこわれ生体活動電流が流れる。この生体活動電流
は、脳や心臓において現れ、脳波。
T装置等によって得た断層像に生体活動電流に係る電流
双極子を重畳表示する方法に関すB、従来技術 生体に刺激を与えると、細胞膜を挟んで形成されている
分極がこわれ生体活動電流が流れる。この生体活動電流
は、脳や心臓において現れ、脳波。
心電図として記録される。また、生体活動電流によって
生じる磁界は、脳磁図、心磁図として記録される。
生じる磁界は、脳磁図、心磁図として記録される。
近年、生体内の微小な磁界を計測する装置として、5Q
UID(超電導量子干渉計)を用いたセンサが開発され
た。
UID(超電導量子干渉計)を用いたセンサが開発され
た。
このセンサを頭部の外側に置き、脳内に生じた生体活動
電流による微小磁界をそのセンサで無侵襲に計測するこ
とができる。このような計測を多数の測定点で行い、得
られたデータとその補間データとを頭部表面の展開図上
にプロットすると、第7図に示すような等磁界地図が得
られる。なお、電位計測の場合には同様な等電位地図が
得られる。
電流による微小磁界をそのセンサで無侵襲に計測するこ
とができる。このような計測を多数の測定点で行い、得
られたデータとその補間データとを頭部表面の展開図上
にプロットすると、第7図に示すような等磁界地図が得
られる。なお、電位計測の場合には同様な等電位地図が
得られる。
第7図の等磁界地図は、磁界強度の最高レベル(実線で
示す山部)と最低レベル(破線で示す谷部)とが1つず
つ現れたもので、これは電流双極子が単一の場合に相当
する。このように電流双極子が単一である場合には、脳
内の電流双極子の位置、方向、大きさを推定するに当た
ってビオ・サバールの法則が適用でき、同図で矢印で示
すように電流双極子を局在化することができる。
示す山部)と最低レベル(破線で示す谷部)とが1つず
つ現れたもので、これは電流双極子が単一の場合に相当
する。このように電流双極子が単一である場合には、脳
内の電流双極子の位置、方向、大きさを推定するに当た
ってビオ・サバールの法則が適用でき、同図で矢印で示
すように電流双極子を局在化することができる。
C3発明が解決しようとする課題
しかし、多くの場合において、等磁界地図や等電位地図
のパターンは複雑で、最高レベルと最低レベルの組みが
幾つも現れるため、ビオ・サノイールの法則が適用でき
ない。すなわち、等磁界地図や等電位地図では、磁界や
電位の分布についての全体的な大まかな傾向を把握する
ことはできても、電流双極子の発生部位を局在化するこ
とができないのが実情である。
のパターンは複雑で、最高レベルと最低レベルの組みが
幾つも現れるため、ビオ・サノイールの法則が適用でき
ない。すなわち、等磁界地図や等電位地図では、磁界や
電位の分布についての全体的な大まかな傾向を把握する
ことはできても、電流双極子の発生部位を局在化するこ
とができないのが実情である。
また、第7図の場合のように電流双極子を局在化できた
としても、それはあ(まで等磁界地図や等電位地図の上
での相対的位置関係を知ることができるに過ぎず、脳内
での実際的な位置を視覚的に直接的に把握することがで
きないという問題があった。
としても、それはあ(まで等磁界地図や等電位地図の上
での相対的位置関係を知ることができるに過ぎず、脳内
での実際的な位置を視覚的に直接的に把握することがで
きないという問題があった。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであ
って、ビオ・サバールの法則が適用できないような条件
下であっても、生体活動電流に係る電流双極子を局在化
することができるとともに、生体内での実際的な位置を
視覚的に直接的に把握できるようにすることを目的とす
る。
って、ビオ・サバールの法則が適用できないような条件
下であっても、生体活動電流に係る電流双極子を局在化
することができるとともに、生体内での実際的な位置を
視覚的に直接的に把握できるようにすることを目的とす
る。
08課題を解決するための手段
この発明は、このような目的を達成するために、次のよ
うな構成をとる。
うな構成をとる。
すなわち、この発明の生体活動電流表示法は、生体内で
仮想した任意の位置の生体活動電流についての磁界また
は電位の分布の多数のシミュレーションデータを予め収
集しておき、被検体について実際に計測した磁界または
電位の分布の実測データと前記価々のシミュレーション
データとの二乗平均誤差を算出し、これらそ数の二乗平
均誤差のうち最小の二乗平均誤差を求め、この最小二乗
平均誤差に対応した1つのシミュレーションデータがも
つ位置において断層像に重畳させた状態で生体活動電流
を示゛すマークを表示することを特徴とするものである
。
仮想した任意の位置の生体活動電流についての磁界また
は電位の分布の多数のシミュレーションデータを予め収
集しておき、被検体について実際に計測した磁界または
電位の分布の実測データと前記価々のシミュレーション
データとの二乗平均誤差を算出し、これらそ数の二乗平
均誤差のうち最小の二乗平均誤差を求め、この最小二乗
平均誤差に対応した1つのシミュレーションデータがも
つ位置において断層像に重畳させた状態で生体活動電流
を示゛すマークを表示することを特徴とするものである
。
88作用
この発明の構成による作用は、次のとおりである。
すなわち、多数のシミュレーションデータと実測データ
との二乗平均誤差の最小値に対応した1つのシミュレー
ションデータは、実測データに対応した生体活動電流の
発生部位に最も近い位置のデータを有しているから、ビ
オ・サバールの法則が適用できないような条件下にあっ
ても、生体活動電流に係る電流双極子の局在化が可能と
なる。
との二乗平均誤差の最小値に対応した1つのシミュレー
ションデータは、実測データに対応した生体活動電流の
発生部位に最も近い位置のデータを有しているから、ビ
オ・サバールの法則が適用できないような条件下にあっ
ても、生体活動電流に係る電流双極子の局在化が可能と
なる。
そして、二乗平均誤差最小値のシミュレーションデータ
がもつ位置において断層像に重畳して生体活動電流を示
すマークを表示するから、生体内での電流双極子の実際
的な位置の視覚的、直接的な把握が可能となる。
がもつ位置において断層像に重畳して生体活動電流を示
すマークを表示するから、生体内での電流双極子の実際
的な位置の視覚的、直接的な把握が可能となる。
F、実施例
以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
■ 生体内微小磁界を同時に複数点で計測できるマルチ
チャンネル5QtJIDセンサを用いて、脳内に想定し
た仮想の電流双極子によって形成される磁界分布のデー
タを予め収集しておく。その収集は次のように行う。
チャンネル5QtJIDセンサを用いて、脳内に想定し
た仮想の電流双極子によって形成される磁界分布のデー
タを予め収集しておく。その収集は次のように行う。
第1図に示すように、直交座標系で表される任意の位置
Pi (X+、)’i+ Zr )に、任意の大き
さIj、任意の方向φヶの仮想の電流双極子M、Jkを
想定する。
Pi (X+、)’i+ Zr )に、任意の大き
さIj、任意の方向φヶの仮想の電流双極子M、Jkを
想定する。
マルチチャンネル5QUIDセンサ1のチャンネル数を
nとして、電流双極子MiJkによる磁界を各チャンネ
ルごとに計測したデータをBljjk。
nとして、電流双極子MiJkによる磁界を各チャンネ
ルごとに計測したデータをBljjk。
B□jk+ B□0・・・・B aijkとし、この
磁界分布のシミュレーションデータをσ!Jkとして第
2図のようにファイル2に格納しておく。
磁界分布のシミュレーションデータをσ!Jkとして第
2図のようにファイル2に格納しておく。
このシミュレーションデータσinkをより詳しく説明
すると、 ■ 位置Ptおよび大きさT、が同一で、k(=1.2
・・・・W)をパラメータとして、方向φ、がφ1.φ
2・・・・φ、のように異なるすべてのシミュレーショ
ンデータ、 ■ 位置P、および方向φアが同一で、j (=1.2
・・・・V)をパラメータとして、大きさI。
すると、 ■ 位置Ptおよび大きさT、が同一で、k(=1.2
・・・・W)をパラメータとして、方向φ、がφ1.φ
2・・・・φ、のように異なるすべてのシミュレーショ
ンデータ、 ■ 位置P、および方向φアが同一で、j (=1.2
・・・・V)をパラメータとして、大きさI。
がT+、It・・・・Ivのように異なるすべてのシミ
ュレーションデータ、 ■ 大きさIjおよび方向φ、が同一で、1(−1,2
・・・・U)をパラメータとして、位置P1がPl、P
l・・・・P、のように異なるすべてのシミュレーショ
ンデータ の群からなっている。
ュレーションデータ、 ■ 大きさIjおよび方向φ、が同一で、1(−1,2
・・・・U)をパラメータとして、位置P1がPl、P
l・・・・P、のように異なるすべてのシミュレーショ
ンデータ の群からなっている。
このシミュレーションデータσjjkは、iのパラメー
タ数u、jのパラメータ数v、にのパラメータ数Wを掛
は算した数(uXvXk)個だけある。
タ数u、jのパラメータ数v、にのパラメータ数Wを掛
は算した数(uXvXk)個だけある。
■ 第3図に示すように、被検者の頭部における3つの
特徴点(鼻根、耳介前方切痕、外後頭隆起点)に付けた
小コイル3a、3b、3cに電流を流すことによって生
じた磁界をマルチチャンネル5QUIDセンサ1で検出
し、このセンサlを基準とする座標系における小コイル
3a、3b。
特徴点(鼻根、耳介前方切痕、外後頭隆起点)に付けた
小コイル3a、3b、3cに電流を流すことによって生
じた磁界をマルチチャンネル5QUIDセンサ1で検出
し、このセンサlを基準とする座標系における小コイル
3a、3b。
3cの位置データを得る。
一方、MRI装置またはX 41 CT装置によって得
た頭部の正面断層像と側面断層像とに対して、ビデオカ
メラで撮影した小コイルを含む状態の正面撮影像と側面
撮影像とを、大きさを揃えて重ね合わせる。これによっ
て、断層像上での小コイルの位置データが得られる。
た頭部の正面断層像と側面断層像とに対して、ビデオカ
メラで撮影した小コイルを含む状態の正面撮影像と側面
撮影像とを、大きさを揃えて重ね合わせる。これによっ
て、断層像上での小コイルの位置データが得られる。
そして、センサ1で得られた小コイルの位置データと断
層像上での小コイルの位置データとが一致するように位
置データ相互間の謂整を行う。これにより、センサ1を
基準とした座標系における頭部の位置を把握できる状態
となる(本出願人による昭和63年9月30日付は特許
願(3)「マルチチャンネル5QUIDセンサと被検体
との位置関係測定法1参照)。
層像上での小コイルの位置データとが一致するように位
置データ相互間の謂整を行う。これにより、センサ1を
基準とした座標系における頭部の位置を把握できる状態
となる(本出願人による昭和63年9月30日付は特許
願(3)「マルチチャンネル5QUIDセンサと被検体
との位置関係測定法1参照)。
■ nチャンネルの5QUIDセンサ1によって磁界分
布データB、、 Bx、B、・・・・B7を実測し、第
4図のようにファイル4に格納する。
布データB、、 Bx、B、・・・・B7を実測し、第
4図のようにファイル4に格納する。
そして、この実測データB+ 、Bz 、By・・・・
B、lと、1つずつのシミュレーションデータσ1jk
(=B目1.82目1.B、目、・・・・B ++1j
k)との二乗平均誤差Δ五、を算出する。
B、lと、1つずつのシミュレーションデータσ1jk
(=B目1.82目1.B、目、・・・・B ++1j
k)との二乗平均誤差Δ五、を算出する。
Σ(Ba+3m Bar ) ”
Δijk =
Σ B、!
この二乗平均誤差Δ1.3も、(uXvXk)個だけあ
る。
る。
次に、この(uXvXk)個の二乗平均誤差Δ正、1の
うちの最小値Δ1j□、I0)を求め、(uXvXk)
個あるシミュレーションデータσ目つのうち最小値Δム
Jk(+ai1に対応するシミュレーションデータσ1
nk(。kjlを割り出す。
うちの最小値Δ1j□、I0)を求め、(uXvXk)
個あるシミュレーションデータσ目つのうち最小値Δム
Jk(+ai1に対応するシミュレーションデータσ1
nk(。kjlを割り出す。
前述したように個々のシミュレーションデータσ直□に
は、仮想の電流双極子M 1 jkの位置PL(x+、
y五12り、大きさIJ、方向φつが1対1で対応して
いるから、二乗平均誤差の最小値Δ1k(、、R1に対
応したシミュレーションデータσ1.□。、1.にも、
電流双極子についての唯一の位置Pi(。、j、(χ、
。bjl+yi(。kJl+ Z□。、j、)、唯一
の大きさr j fobjl、唯一の方向φ1゜bj)
が対応する。
は、仮想の電流双極子M 1 jkの位置PL(x+、
y五12り、大きさIJ、方向φつが1対1で対応して
いるから、二乗平均誤差の最小値Δ1k(、、R1に対
応したシミュレーションデータσ1.□。、1.にも、
電流双極子についての唯一の位置Pi(。、j、(χ、
。bjl+yi(。kJl+ Z□。、j、)、唯一
の大きさr j fobjl、唯一の方向φ1゜bj)
が対応する。
この位I P + (。5ハにおいて大きさIj(。b
jl、方向φk(・IJIをもつ電流双極子MB、(。
jl、方向φk(・IJIをもつ電流双極子MB、(。
bj)が、計測された磁界分布データに対応した電流双
極子である。
極子である。
■ MRI装置またはX線CT装置によって得られた断
層像をデイスプレィに表示し、その断層像に重畳させる
状態で、前記の位W P 1 (。あわ、大きさIJ(
。bJl、方向φ□。bj)の条件を満たす生体活動電
流に係る電流双極子M、jk(。bjlを示すマークを
表示する。
層像をデイスプレィに表示し、その断層像に重畳させる
状態で、前記の位W P 1 (。あわ、大きさIJ(
。bJl、方向φ□。bj)の条件を満たす生体活動電
流に係る電流双極子M、jk(。bjlを示すマークを
表示する。
この電流双極子を示すマークの表示の仕方として、次の
ようなものがある。
ようなものがある。
(a) スライス断層像上への表示
スライス面がx−y平面に沿ったものであるとする。第
5図に示すように、2方向での複数のスライス面のうち
、Zl(。5、)に対応するスライス面を選択し、その
スライス断層像5をデイスプレィに表示する。
5図に示すように、2方向での複数のスライス面のうち
、Zl(。5、)に対応するスライス面を選択し、その
スライス断層像5をデイスプレィに表示する。
そして、x−y平面において座標値(X2.。、4.。
yHobjl )の位置に・ ■j (abJ)をx−
y平面に投影した大きさ、および、方向φ、。bi>で
、電流双極子M + jk(0bjlを示す矢印のマー
ク6をスライス断層像5に重畳して表示する。なお、マ
ーク6に特定の色を付けて強調表示してもよい。
y平面に投影した大きさ、および、方向φ、。bi>で
、電流双極子M + jk(0bjlを示す矢印のマー
ク6をスライス断層像5に重畳して表示する。なお、マ
ーク6に特定の色を付けて強調表示してもよい。
Φ)三次元断層像上への表示
第6図に示すように、頭蓋の三次元表面表示における切
削表示された三次元断層像7a、7b。
削表示された三次元断層像7a、7b。
7Cにおいて・座標値(X l jobハ+ 7 i
(objl +2直(。、J、)の位置に、大きさI
。objl、および、方向φ5(。、ハで矢印のマーク
6を重畳表示してもよい。
(objl +2直(。、J、)の位置に、大きさI
。objl、および、方向φ5(。、ハで矢印のマーク
6を重畳表示してもよい。
以上のように、生体活動電流に係る電流双極子を断層像
上に重畳した状態で局在化することができ、生体活動電
流を視覚的に直接的に把握できるため、診断の正確さ、
治療1手術の安全を期することができる。特に、焦点性
てんかんの患部把握に有効である。
上に重畳した状態で局在化することができ、生体活動電
流を視覚的に直接的に把握できるため、診断の正確さ、
治療1手術の安全を期することができる。特に、焦点性
てんかんの患部把握に有効である。
また、脳機能の研究分野において、身体の各部と脳のど
の部位とが対応しているかの研究や、心理学の分野にお
いて、α波が脳内のどの部位に発生しやすいかの研究等
にも有効である。
の部位とが対応しているかの研究や、心理学の分野にお
いて、α波が脳内のどの部位に発生しやすいかの研究等
にも有効である。
なお、電流双極子の位置だけ判ればよくて大きさ、方向
まで示す必要のないときは、マーク6としては、矢印に
代えて点表示としてもよい。
まで示す必要のないときは、マーク6としては、矢印に
代えて点表示としてもよい。
また、頭蓋表面から電流双極子までの距離やその他の数
値を重畳表示するようにすれば、−層患部位置の把握を
行いやすい。
値を重畳表示するようにすれば、−層患部位置の把握を
行いやすい。
上記実施例では、マルチチャンネル5QUIDセンサに
よって生体活動電流で生じる磁界を計測したが、これに
代えて、電位計測によって直接的に生体活動電流を計測
してもよい。
よって生体活動電流で生じる磁界を計測したが、これに
代えて、電位計測によって直接的に生体活動電流を計測
してもよい。
G1発明の効果
この発明によれば、次の効果が発揮される。
すなわち、生体内の任意の位置で仮想した生体活動電流
について収集した多数のシミュレーションデータと実測
データとの二乗平均誤差の最小値を求め、その最小値に
対応した1つのシミュレーションデータがもつ位置にお
いて断層像に重畳させて生体活動電流を示すマークを表
示するもので、前記の最小値に対応したシミュレーショ
ンデータは、実測データに対応した生体活動電流の発生
部位に最も近い位置のデータを有しているから、ビオ・
サバールの法則が適用できないような条件下にあっても
、生体活動電流を局在化することができるとともに、断
層像に対する重畳表示によって、生体内での生体活動電
流の実際的な位置を視覚的に直接的に把握することがで
き、その結果として、診断の正確さ、治療2手術の安全
を期することができる。
について収集した多数のシミュレーションデータと実測
データとの二乗平均誤差の最小値を求め、その最小値に
対応した1つのシミュレーションデータがもつ位置にお
いて断層像に重畳させて生体活動電流を示すマークを表
示するもので、前記の最小値に対応したシミュレーショ
ンデータは、実測データに対応した生体活動電流の発生
部位に最も近い位置のデータを有しているから、ビオ・
サバールの法則が適用できないような条件下にあっても
、生体活動電流を局在化することができるとともに、断
層像に対する重畳表示によって、生体内での生体活動電
流の実際的な位置を視覚的に直接的に把握することがで
き、その結果として、診断の正確さ、治療2手術の安全
を期することができる。
第1図ないし第6図はこの発明の実施例に係り、第1図
は仮想の電流双極子をマルチチャンネル5QtJIDセ
ンサで計測する様子を示す図、第2図は得られたシミュ
レーションデータを格納したファイルを示す図、第3図
はマルチチャンネル5QUIDセンサに係る位置と断層
像に係る位置との整合性をとることを示す図、第4図は
実測データを格納したファイルの図、第5図はスライス
断層像上へのマークの重畳表示の状態の説明図、第6図
は三次元断層像上へのマークの重畳表示の状態の説明図
である。また、第7図は従来例に係る等磁界地図を示す
図である。 M、j、・・・仮想の電流双極子 σijk・・・シミュレーションデータΔ、ハ・・・二
乗平均誤差 Δ1jk(sln+・・・二乗平均誤差の最小値5・・
・スライス断層像 6・・・生体活動電流を示すマーク ?a、7b、7c・・・三次元断層像 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 (a) (b)
は仮想の電流双極子をマルチチャンネル5QtJIDセ
ンサで計測する様子を示す図、第2図は得られたシミュ
レーションデータを格納したファイルを示す図、第3図
はマルチチャンネル5QUIDセンサに係る位置と断層
像に係る位置との整合性をとることを示す図、第4図は
実測データを格納したファイルの図、第5図はスライス
断層像上へのマークの重畳表示の状態の説明図、第6図
は三次元断層像上へのマークの重畳表示の状態の説明図
である。また、第7図は従来例に係る等磁界地図を示す
図である。 M、j、・・・仮想の電流双極子 σijk・・・シミュレーションデータΔ、ハ・・・二
乗平均誤差 Δ1jk(sln+・・・二乗平均誤差の最小値5・・
・スライス断層像 6・・・生体活動電流を示すマーク ?a、7b、7c・・・三次元断層像 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 (a) (b)
Claims (1)
- (1)生体内で仮想した任意の位置の生体活動電流につ
いての磁界または電位の分布の多数のシミュレーション
データを予め収集しておき、被検体について実際に計測
した磁界または電位の分布の実測データと前記個々のシ
ミュレーションデータとの二乗平均誤差を算出し、これ
ら多数の二乗平均誤差のうち最小の二乗平均誤差を求め
、この最小二乗平均誤差に対応した1つのシミュレーシ
ョンデータがもつ位置において断層像に重畳させた状態
で生体活動電流を示すマークを表示することを特徴とす
る生体活動電流表示法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1072148A JPH02249530A (ja) | 1989-03-24 | 1989-03-24 | 生体活動電流表示法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1072148A JPH02249530A (ja) | 1989-03-24 | 1989-03-24 | 生体活動電流表示法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02249530A true JPH02249530A (ja) | 1990-10-05 |
Family
ID=13480890
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1072148A Pending JPH02249530A (ja) | 1989-03-24 | 1989-03-24 | 生体活動電流表示法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02249530A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6230037B1 (en) | 1997-03-07 | 2001-05-08 | Hitachi, Ltd. | Biomagnetic field measuring method and apparatus |
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