JPH02249525A - 内視鏡のアングルリングの製造方法 - Google Patents

内視鏡のアングルリングの製造方法

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JPH02249525A
JPH02249525A JP8970690A JP7069089A JPH02249525A JP H02249525 A JPH02249525 A JP H02249525A JP 8970690 A JP8970690 A JP 8970690A JP 7069089 A JP7069089 A JP 7069089A JP H02249525 A JPH02249525 A JP H02249525A
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Mitsuo Kondo
光夫 近藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】 本発明は、内視鏡の挿入部におけるアングル部の節輪構
造体を形成するアングルリングの製造方法に関するもの
である。 [従来の技術] 一般に、内視鏡は、本体操作部に挿入部を連設すること
により構成され、この挿入部を患者の体内等に挿入して
、その検査1診断等を行うために用いられるものである
。挿入部は、本体操作部への連設側から大半の部分は軟
性構造となった軟性部で形成され、この軟性部の先端に
はアングル部が、また該アングル部の先端には先端硬質
部が順次連設されている。ここで、先端硬質部には、照
明窓や観察窓が設けられ、アングル部は、この先端硬質
部を所望の方向に向けるために上下または上下左右に湾
曲させることができるように構成されている。 アングル部lは、第6図に示したように、多数のアング
ルリング2をピン3を用いて順次枢着することにより構
成される節輪構造体4を有し、この節輪構造体4に保護
ネット5を被着させると共に、さらにこの保護ネット5
に外皮チューブ8を外装することにより構成される。そ
して、この節輪構造体4の内部には、周知のように、ラ
イトガイド、イメージガイド(電子内視鏡の場合には信
号ケーブル)や、鉗子等の処置具を挿通するための処置
具挿通チャンネル、観察窓や照明窓等を洗浄するための
送気送水管その他の部材が挿通されると共に、このアン
グル部1を湾曲させるためのアングル操作ワイヤが挿通
されるようになっている。このアングル操作ワイヤは、
通常、ビン3に挿通されており、該アングル操作ワイヤ
を押引操作することによって、同図に仮想線で示したよ
うに、アングル部1を湾曲させて、先端硬質部7を所望
の方向に向けることができるようになされている。 このように構成されるアングル部lは、先端硬質部の方
向を自由に変えることができるようにするためのもので
あるから、90°以上の大きな角度に曲げることができ
るようになされている。そして、このように大きな角度
でアングル操作したときにおいて、アングル部1の内蔵
物が圧迫されないように保持するために、節輪構造体4
が変形しないようにする必要がある。このために、通常
は節輪構造体4を構成するアングルリング2は金属リン
グ等の強度の良好な部材で形成され、しかもこのアング
ルリング2はある程度の厚みを必要とする。然るに、ア
ングル部1は患者の体内等に挿入される関係から、可及
的に細径となっていなければならない、このために、ア
ングルリング2の厚肉化には限度がある。 ここで、アングルリングは相隣接するもの同士を相互に
ビンを用いて枢着するようにしているから、アングルリ
ングにおけるこの連結部は相互に重ね合せられる。従っ
て、該アングルリングの連結部はリング部分のほぼ半分
の厚みとなっていなければ、アングル部の内面に段差が
生じてアングル操作時等に内蔵物が段差部分に当接して
損傷を来たす等の不都合があるだけでなく、該アングル
部の内部に狭窄部が形成されて、内蔵物の収納が困難に
なる。 そこで、アングルリングにおける連結部の薄肉化を図る
ために、第7図に示したように、内側リング10と外側
リング11との2重リングを用いてアングルリング2を
形成し、外側リング11に前述した連結部11aを形成
するようにしたものが従来から用いられている。このよ
うに構成することにより、節輪構造体4はほぼ均一な厚
みとなって内部空間を広く取ることができる。 而して、前述したように、アングルリングを内側リング
10と外側リング11とからなる2重リングで形成する
に当っては、まずプレス手段によりパイプを切断するこ
とにより内側リング10と外側リング11とを形成し、
これら両リング10.11を嵌合させた状態でスポット
溶接等の手段により相互に固着するようにしていた。 〔発明が解決しようとする課題] ところで、内側リング及び外側リングをプレス加工で切
断するには、l工程で行うことができず、それぞれ形状
の異なるプレス加工機を用いて複数のプレス工程を経る
ことにより形成されるが、これら各プレス工程において
は、ワークを正確に位置決めしなければならず、この位
置決めを行う作業は極めて面倒であり、しかもそれを完
全に自動化することは、著しく困難である。 また、形状及び直径が異なるリングを加工する場合には
、それぞれプレス型が異なるために、アングルリングの
寸法、形状等に応じて適宜プレス型を交換するか、それ
ぞれのアングルリングに専用のプレス加工機を用いなけ
ればならず、このためにアングルリングの製造コストが
高くなるという欠点もある。 さらに、前述のようにプレス加工により形成した内側リ
ングと外側リングとを組み合せて、両リング間を固着し
なければならないが、この作業は著しく面倒であり、こ
の両リングの固着時に内側リングと外側リングとの間に
位置ずれを生じるおそれもある。 然るに、相隣接するアングルリングは、その連結部に設
けたピンを中心として相互に回動可能となっており、最
大限にアングル操作を行ったときには、アングルリング
の端面が当接することになる。従って、このアングルリ
ング端面形状が精度良く仕上げられていなければ、円滑
なアングル操作を行うことができないことになるが、前
述した如く、両リングに位置ずれが生じていると、たと
えそれが僅かなものであったとしても、アングルリング
の端面形状が不揃いになって、アングル操作を円滑に行
うことができないばかりか、この端部を変形させたり、
損傷させたりするおそれかある。 そこで、両リングの位置ずれを防止するために、第8図
に示したように、内側リング10′を外側リング11よ
り幅狭に形成して、限度までアングル操作を行ったとき
には、常に外側リング11だけが当接するようにしたも
のも知られているが、このように構成した場合には、相
隣接゛するアングルリング同士の当接面積が少くなくな
るので、端面部が脆弱となるという問題点もある。 本発明は叙上の点に鑑みてなされたものであって、その
目的とするところは、2重リングからなるアングルリン
グを容易に製造することができ、しかもその端面形状を
精度良く成形することができるようにした内視鏡のアン
グルリングの製造方法を提供することにある。 [課題を解決するための手段] 前述した目的を達成するために、本発明は、外側パイプ
と内側パイプとのいずれかに一方に前記連結部の逃げ用
透孔を設けると共に、外側パイプ内に内側パイプを挿嵌
することにより2重パイプを形成し、この2重パイプな
レーザ加工機を用いて溶断することによって、内側リン
グと外側リングとからなる2重リングを形成することに
より、内側リングと外側リングとをその溶断線に沿って
熱溶着させるようにしたことをその特徴とするものであ
る。 [作用] 而して、レーザ加工機を用いてパイプを切断することに
よりアングルリングを形成しているので、このアングル
リングの製造工程の自動化を容易に行うことができるよ
うになる。しかも、内側パイプと外側パイプとの2重パ
イプを溶断するようにしているので、両パイプを同時に
切断することができると共に、溶断時に両パイプが熱溶
着することになり、その固着を行うために、スポット溶
接等の工程を必要としない、また、この溶断によりアン
グルリングの端面を精度良く加工することができ、この
端面部分に凹凸等が生じるおそれはない、従って、アン
グル操作を行ったときには、相隣接するアングルリング
の接触面が大きくなり、該アングルリングの保護を図る
ことができるようになる。 [実施例1 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。 まず、第1図にアングルリングの製造を行うための装置
の概略構成を示す。 同図から明らかなように、レーザ加工機20を用い、該
レーザ加工機20によりパイプ21を溶断することによ
ってアングルリングが形成される。このレーザ加工機2
0により溶断するに当っては、パイプ21はチャック手
段22によりチャックされ、該チャック手段22はチャ
ック駆動手段23により制御されて、前後動及び回転駆
動されるように構成されている。このように、パイプを
前後及び回転方向に駆動する間に、レーザ加工機20か
らパイプ21に向けてレーザビームを照射することによ
って、該パイプ21をアングルリングの外形線に沿うよ
うに溶断するようになされている。 パイプ21は、第2図(a)及び(b)に示した如く、
それぞれ長尺の内側パイプ30及び外側パイプ31を有
し、内側バイブ31には、予めリング形成部のピッチ間
隔をもって連結部の逃げ用透孔32゜32.32.  
 −が開設されている。この透孔32は、プレス加工や
レーザ加工等の手段により形成することができる。 前述したパイプ21を用いて、第3図に示したように、
ビン挿通孔40を有する連結部41 、42を延設した
外側リング43と、該連結部41 、42の逃げ用の切
り欠き44.45を有する内側リング48とからなり、
この外側リング43と内側リング48とを相互に固着し
てなるアングルリング50が形成される。 そこで、前述したパイプ21からアングルリング50を
形成するには、まず、第4図(L)に示した如く、内側
バイブ30を外側パイプ31に挿嵌することによって2
重のパイプ21を形成し、このパイプ21をチャック手
段22によりチャックさせる。そして、第4図(b)に
示したように、チャック駆動手段23によって、該パイ
プ21を回転及び前後動させながら、レーザ加工機20
からのレーザビームBをこのパイプ21に向けて照射し
て、アングルリング50の外形線りに沿ってパイプ21
の切断を行う。 然る後に、外側リング43に延在させて設けた連結部4
1.42にビン挿通孔40を設けると共に、第5図(a
)、(b)に示したように、この連結部41゜42の部
分が平坦になるように成形することによって、アングル
リング50が形成される。 このレーザ加工機20を固定しておき、パイプ21を動
かしながら切断を行うようにしているから、このパイプ
21を駆動するチャック駆動手段23を正確に制御する
ことにより、自動的に、しかも形状の揃った高品質のア
ングルリング50を容易かつ連続的に製造することがで
きる。 しかも、レーザビームBを照射して溶断するようにして
いるので、この溶断時における熱溶着により溶断線に沿
って内側、外側の両リング43 、45が相互に結着す
ることになるので、リング43 、45間を固着する工
程を省略することができるようになり、また両リング間
に位置ずれが生じるおそれもなく、両リング43 、4
5の端面が正確に揃うようになる。従って、このアング
ルリング50を相互にビンを用いて連結してアングル部
を構成したときに、該アングル部のアングル操作を円滑
に行うことができるようになると共に、最大アングル角
で操作したときに、相隣接するアングルリングの畠接面
が大きくなるので、強度も向上する。さらに、レーザ加
工機20から照射されるレーザビームは、その光路に光
学系を介在させることにより極めて細いスポットとなる
ように絞ることができるものであるから、切断面を平滑
化することも可詣となる。 さらに、チャック駆動手段23をマイクロコンピュータ
を用いたNC制御により駆動するように構成し、このマ
イクロコンピュータに複数種類のアングルリングの形状
9寸法に関するデータを記録させておくようにすれば、
単一の装置を用いて複数種類のアングルリングを形成す
ることができるようになる。 なお、前述の実施例においては、外側リングに連結部を
形成するようにしたものを示したが、この連結部は内側
リングに形成してもよい。 〔発明の効果1 以上説明したように、本発明は、外側パイプ内に内側バ
イブを挿嵌することにより2重バイブを形成して、レー
ザ加工機から照射されるレーザビームによりこの2重パ
イプを溶断することによって、2重リングを形成すると
共に、内側リングと外側リングとをその溶断線に沿って
熱溶着させるようにしたので、アングルリングの製造を
極めて容易に、しかも自動的に行うことができるように
なり、しかもこの両リングの端面に段差等を生じること
がなくなるので、アングル部を構成したときに、そのア
ングル操作を極めて円滑に行わせることができるように
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図はアングルリングの製造装置の構成説明図、第2図
(a)及び(b)はそれぞれ内側パイプ及び外側パイプ
の断面図、第3図はアングルリングの断面図、第4図(
a)及び(b)はアングルリングの製造工程を示す説明
図、第5図(a)及び(b)はアングルリングの左右の
側面図、第6図はアングル部の構成説明図、第7図は従
来技術の方法により製造されるアングルリングを分解し
て示す正面図、第8図は他の従来技術の方法で製造され
るアングルリングの断面図である。 20:レーザ加工機、21:パイプ、22:チャック手
段、23:チャック駆動手段、30:内側パイプ、31
:外側パイプ、32:透孔、41 、42 :連結部、
43:外側リング、44 、45 :切り欠き、46:
内側リング、50:アングルリング。 第1図 第3図 第4図 (a) (b) 粥 図 b 第 図 粥 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 内側リングと外側リングとの2重リングからなり、該外
    側リングまたは内側リングに連結部を延在させたアング
    ルリングを製造する方法において、外側パイプと内側パ
    イプとのいずれかに一方に前記連結部の逃げ用透孔を設
    けると共に、外側パイプ内に内側パイプを挿嵌すること
    により2重パイプを形成し、この2重パイプをレーザ加
    工機を用いて溶断することによって、内側リングと外側
    リングとからなる2重リングを形成することにより、内
    側リングと外側リングとをその溶断線に沿って熱溶着さ
    せるようにしたことを特徴とする内視鏡のアングルリン
    グの製造方法。
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