JPH0224877Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0224877Y2 JPH0224877Y2 JP17607184U JP17607184U JPH0224877Y2 JP H0224877 Y2 JPH0224877 Y2 JP H0224877Y2 JP 17607184 U JP17607184 U JP 17607184U JP 17607184 U JP17607184 U JP 17607184U JP H0224877 Y2 JPH0224877 Y2 JP H0224877Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- window
- state
- sunshade sheet
- arm body
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 9
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Building Awnings And Sunshades (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、住宅等の建造物の窓に取付ける窓用
日除けシートに関するものである。
日除けシートに関するものである。
従来、この種窓に設ける日除けシートは、単に
軒下に固定したり、吊り下げたりしていたにすぎ
ないため、太陽の照射角度によつて日除けシート
の張り具合や張り角度を調節することが難しいう
えに、日除けシートによつて窓を完全に蔽つてし
まつた場合には、逆に通風が妨げられてしまうな
どの欠点があり、実用上問題があつた。
軒下に固定したり、吊り下げたりしていたにすぎ
ないため、太陽の照射角度によつて日除けシート
の張り具合や張り角度を調節することが難しいう
えに、日除けシートによつて窓を完全に蔽つてし
まつた場合には、逆に通風が妨げられてしまうな
どの欠点があり、実用上問題があつた。
本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点
を一掃することができる窓用日除けシートを提供
することを目的として創案されたものであつて、
窓の上側に日除けシートを巻取るべく蓄勢された
巻胴からなる巻取り機構を設け、日除けシートの
先端部が取付けられた横管に先端部が一体的に固
定せしめられた腕体の基端部を、窓の左右両側中
間位置に設けられたラチエツト機構を有する軸承
部を介して揺動自在に軸支すると共に、前記ラチ
エツト機構を、腕体の下方揺動のみを許容する状
態と、上方揺動のみを許容する状態とに切換え可
能に構成してあることを特徴とするものである。
を一掃することができる窓用日除けシートを提供
することを目的として創案されたものであつて、
窓の上側に日除けシートを巻取るべく蓄勢された
巻胴からなる巻取り機構を設け、日除けシートの
先端部が取付けられた横管に先端部が一体的に固
定せしめられた腕体の基端部を、窓の左右両側中
間位置に設けられたラチエツト機構を有する軸承
部を介して揺動自在に軸支すると共に、前記ラチ
エツト機構を、腕体の下方揺動のみを許容する状
態と、上方揺動のみを許容する状態とに切換え可
能に構成してあることを特徴とするものである。
そして本考案は、この構成によつて、日除けシ
ートを、窓の左右両側中間部に設けた軸承部によ
つて、任意の角度で張出した状態から全閉状態に
まで自由に調節することができるようにしたもの
である。
ートを、窓の左右両側中間部に設けた軸承部によ
つて、任意の角度で張出した状態から全閉状態に
まで自由に調節することができるようにしたもの
である。
次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。図面において、１は住宅等の建造物に設け
られた窓、１ａ，１ｂ，１ｃはその上桟、下桟、
縦桟であり、また２はサツシ枠、３は庇である。
する。図面において、１は住宅等の建造物に設け
られた窓、１ａ，１ｂ，１ｃはその上桟、下桟、
縦桟であり、また２はサツシ枠、３は庇である。
４は前記上桟１ａの左右両端部から外側方に突
設せしめられたブラケツトであつて、該ブラケツ
ト４間には固定軸５が軸承せしめられている。こ
の固定軸５には、一端部が固定軸５に固着された
コイル弾機６によつて蓄勢せしめられた巻胴７が
回動自在に軸承せしめられているが、この巻胴７
に一端部が止着せしめられた日除けシート８は、
前記コイル弾機６の蓄勢力によつて巻胴７に常時
巻取られるようになつており、これらによつて本
考案の巻取り機構が構成されている。
設せしめられたブラケツトであつて、該ブラケツ
ト４間には固定軸５が軸承せしめられている。こ
の固定軸５には、一端部が固定軸５に固着された
コイル弾機６によつて蓄勢せしめられた巻胴７が
回動自在に軸承せしめられているが、この巻胴７
に一端部が止着せしめられた日除けシート８は、
前記コイル弾機６の蓄勢力によつて巻胴７に常時
巻取られるようになつており、これらによつて本
考案の巻取り機構が構成されている。
９は日除けシート８の先端部が止着せしめられ
た横管であつて、該横管９の左右両端部には腕体
１０の先端部が一体的に固定されている。腕体１
０の基端部は、前記縦桟１ｃに装着された固定杆
１１の縦桟１ｃの略中間位置に位置する上端部
に、ラチエツト機構１３を内装した軸承部１２を
介して揺動自在に軸支せしめられている。ラチエ
ツト機構１３は、切換えレバー１３ａの切換えに
よつて、腕体１０が下方揺動のみが許容される状
態と、上方揺動のみが許容される状態とに自在に
切換えられるように構成されている。
た横管であつて、該横管９の左右両端部には腕体
１０の先端部が一体的に固定されている。腕体１
０の基端部は、前記縦桟１ｃに装着された固定杆
１１の縦桟１ｃの略中間位置に位置する上端部
に、ラチエツト機構１３を内装した軸承部１２を
介して揺動自在に軸支せしめられている。ラチエ
ツト機構１３は、切換えレバー１３ａの切換えに
よつて、腕体１０が下方揺動のみが許容される状
態と、上方揺動のみが許容される状態とに自在に
切換えられるように構成されている。
叙述の如く構成された本考案の実施例におい
て、いま日除けシート８で窓１を蔽うには、前記
ラチエツト機構１３のレバー１３ａを、下方揺動
のみが許容される状態に切り換えてから、横管９
あるいは腕体１０を把持して日除けシート８をコ
イル弾機６に抗して所望する任意の位置まで引き
出せばよい。そして、コイル弾機６による蓄勢力
による日除けシート８の巻取り力が、横管９、腕
体１０、並びに繰り出された日除けシート８等の
重さによつて下降しようとする力よりも大きい比
較的上側位置ではレバー１３ａはそのまま下方揺
動のみを許容する状態としておき、逆に小さい比
較的下側位置ではレバー１３ａを上方揺動を許容
する状態に切換えておけば、日除けシート８は、
所望する任意の張り出し角度で窓１を蔽うことと
なる。そして必要に応じて日除けシート８の張り
出し角度を全開状態から全閉状態に自由に調節す
ることができ、快適な居住環境をうることができ
ることとなる。
て、いま日除けシート８で窓１を蔽うには、前記
ラチエツト機構１３のレバー１３ａを、下方揺動
のみが許容される状態に切り換えてから、横管９
あるいは腕体１０を把持して日除けシート８をコ
イル弾機６に抗して所望する任意の位置まで引き
出せばよい。そして、コイル弾機６による蓄勢力
による日除けシート８の巻取り力が、横管９、腕
体１０、並びに繰り出された日除けシート８等の
重さによつて下降しようとする力よりも大きい比
較的上側位置ではレバー１３ａはそのまま下方揺
動のみを許容する状態としておき、逆に小さい比
較的下側位置ではレバー１３ａを上方揺動を許容
する状態に切換えておけば、日除けシート８は、
所望する任意の張り出し角度で窓１を蔽うことと
なる。そして必要に応じて日除けシート８の張り
出し角度を全開状態から全閉状態に自由に調節す
ることができ、快適な居住環境をうることができ
ることとなる。
以上要するに、本考案は、叙述の如く構成した
ものであるから、ラチエツト機構を、下方揺動の
みを許容する状態と上方揺動のみを許容する状態
と下方揺動のみを許容する状態とに適宜切り換え
た状態で日除けシートの張り出し角度を自由に調
節することができる。しかも日除けシートは、単
にラチエツト機構を備えた軸承部によつて腕体を
軸承するのみの極めて簡単な構造によつて構成す
ることができるものである。
ものであるから、ラチエツト機構を、下方揺動の
みを許容する状態と上方揺動のみを許容する状態
と下方揺動のみを許容する状態とに適宜切り換え
た状態で日除けシートの張り出し角度を自由に調
節することができる。しかも日除けシートは、単
にラチエツト機構を備えた軸承部によつて腕体を
軸承するのみの極めて簡単な構造によつて構成す
ることができるものである。
図面は、本考案に係る窓用日除けシートの一実
施例を示したものであつて、第１図は日除けシー
トの縦断面図、第２図は平面図である。 図中、１は窓、２はサツシ枠、３は庇、４はブ
ラケツト、５は固定軸、６はコイル弾機、７は巻
胴、８は日除けシート、９は横管、１０は腕体、
１１は固定体、１２は軸承部、１３はラチエツト
機構である。
施例を示したものであつて、第１図は日除けシー
トの縦断面図、第２図は平面図である。 図中、１は窓、２はサツシ枠、３は庇、４はブ
ラケツト、５は固定軸、６はコイル弾機、７は巻
胴、８は日除けシート、９は横管、１０は腕体、
１１は固定体、１２は軸承部、１３はラチエツト
機構である。
Claims (1)
- 窓の上側に日除けシートを巻取るべく蓄勢され
た巻胴からなる巻取り機構を設け、日除けシート
の先端部が取付けられた横管に先端部が一体的に
固定せしめられた腕体の基端部を、窓の左右両側
中間位置に設けられたラチエツト機構を有する軸
承部を介して揺動自在に軸支すると共に、前記ラ
チエツト機構を、腕体の下方揺動のみを許容する
状態と、上方揺動のみを許容する状態とに切換え
可能に構成してあることを特徴とする窓用日除け
シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17607184U JPH0224877Y2 (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17607184U JPH0224877Y2 (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6190989U JPS6190989U (ja) | 1986-06-13 |
| JPH0224877Y2 true JPH0224877Y2 (ja) | 1990-07-09 |
Family
ID=30733670
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17607184U Expired JPH0224877Y2 (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0224877Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-11-20 JP JP17607184U patent/JPH0224877Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6190989U (ja) | 1986-06-13 |
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