JP3032870U - 温室の天窓開閉装置 - Google Patents

温室の天窓開閉装置

Info

Publication number
JP3032870U
JP3032870U JP1996006834U JP683496U JP3032870U JP 3032870 U JP3032870 U JP 3032870U JP 1996006834 U JP1996006834 U JP 1996006834U JP 683496 U JP683496 U JP 683496U JP 3032870 U JP3032870 U JP 3032870U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skylight
rod
rods
push
window frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1996006834U
Other languages
English (en)
Inventor
仙之助 富田
Original Assignee
株式会社富田鐵工所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社富田鐵工所 filed Critical 株式会社富田鐵工所
Priority to JP1996006834U priority Critical patent/JP3032870U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3032870U publication Critical patent/JP3032870U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

Landscapes

  • Greenhouses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 天窓開放時に、強風による天窓のひねりを抑
止するとともに、天窓の開閉操作を容易に行うことので
きる天窓開閉装置を提供する。 【解決手段】 天窓4の上部窓枠5aから一対の支え杆
8により操作杆7を吊下げ、複数の押上杆9により操作
杆7の支え杆8の取付け位置Aと、天窓4の下部窓枠5
bの複数の位置を連結し、梁6の上に設けた横送り装置
10により操作杆7を左右に移動して天窓4の開閉を行
い、これらの押上杆9を横断して一体に連結する補強杆
16を配設し、強風による天窓4のひねりを抑止した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、野菜・花卉等の栽培に使用される温室の天窓開閉装置に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
野菜・花卉等の温室栽培において、温室内の温度の上がり過ぎを避けるために 、必要に応じて温室の天窓をあけて、室内の暖い空気を放出し新鮮な空気を取り 込むようにし、野菜・花卉等の成育をコントロールしている。 通常、温室の天窓は、建物の棟木から屋根の一方の傾斜に沿って開口を設け、 、開口上部で棟木に蝶番により天窓の一側を回転自在に取付け、他側を開口下部 で母屋により支えて天窓を閉じ、天窓の下部窓枠を複数の押上杆により押上げて 、天窓が均等に開くようにし、複数の押上杆を引き下げることにより、天窓を閉 じるようにしている。 連棟式の大規模な温室においては、図4に示すように、連棟式温室を横断し複 数の天窓の下方に操作杆を設け、それぞれの天窓の上部窓枠から一対の支え杆を 回転自在に吊下げ、一対の支え杆の他端を操作杆の所定位置に回転自在に固定し て、操作杆を長手方向に揺動自在に吊下げる。ついで、操作杆の支え杆取付点か ら複数の押上杆を下部窓枠に向け均等にわたし、回転自在に固定する。 この状態で操作杆を長手方向(天窓開放方向)に横送りすると、押上杆により 下部窓枠を押上げて天窓を開放し、操作杆を反対方向に横送りして、天窓を閉じ るようにしている。操作杆の横送り操作により、連棟式温室の操作杆に連なる複 数の天窓を同時に開閉することができる。 しかしながら、天窓を開放した状態で強風によりあおられると、特に天窓か大 きいと窓枠だけでは風圧に耐えられず、天窓がひねられて窓ガラスを破損する事 故が発生している。この場合、窓枠の強度を増して、ある程度対応することが出 来るが、そのため天窓の重量が増し、温室の柱や梁等にかかる負荷が増えるばか りでなく、天窓の開閉に余分な力がかかり、適切な対策ではなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記の問題点に鑑み、本考案では、天窓開放時に、強風による天窓のひねりを 抑止するとともに、天窓の開閉操作を容易に行うことのできる天窓開閉装置を提 供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決する手段】
上記目的を達成するため本考案では、複数の押上杆に横断して一体に連結する 補強杆を配設した。
【0005】
【考案の実施の形態】
本考案の実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。 図1は、連棟式温室の天窓開閉装置の構成を示す側面図で、連棟式温室1の屋 根の同一方向傾斜面に、棟木2に沿ってそれぞれ開口3を設け、この開口3の上 部棟木側に天窓4を蝶番(図示せず)により回転自在に固定し、開口3の下部で 母屋により天窓4の下部窓枠5bを支えて天窓4を閉じた状態に保つ。 連棟式温室1の梁6の下方に、室内を横切って伸びる操作杆7を設け、天窓4 の上部窓枠5aから、間隔をあけて一対の支え杆8を回転自在に吊下げ、一対の 支え杆8の他端をまとめて操作杆7の所定位置(支え杆8取付位置A)に回転自 在に固定する。さらに、支え杆8取付位置Aに複数の押上杆9の一端を回動自在 に取付け、他端を天窓4の下部窓枠5bの所定位置に回転自在に取付ける。 各棟の操作杆7に対向する複数の天窓4についても同様に、それぞれ一対の支 え杆8により操作杆7を吊下げ、複数の押上杆9を操作杆7の支え杆8取付位置 Aから天窓4の下部窓枠5bの所定位置に連結して、操作杆7を長手方向に揺動 自在に保持する。 さらに、連棟式温室1のいずれか一つの棟の梁6の上に、操作杆7の横送り装 置10を設ける。
【0006】 図2は天窓開閉装置の要部構成を示す側面図で、図3は室内側から天窓を見上 げた本考案の斜視図である。 操作杆7の横送り装置10は、梁6の上に操作杆7と平行に摺動杆11を摺動 自在に保持し、摺動杆11の一側にラック12を形成し、回転軸にラック12と 噛合するピニオン歯車13を装着した電動機14を設ける。 さらに、摺動杆11の一端に連結杆15を回転自在に取付け、連結杆15の他 端を操作杆7に回転自在に固定する。 操作杆7の支え杆8取付位置Aから天窓4の下部窓枠5bに連結する複数の押 上杆9は、図3に示すように、中央の押上杆9aは天窓4の下部窓枠5bに向か って直角に、左右の押上杆9bも下部窓枠5bに向かって直角になるように途中 折曲げて形成し、天窓4の下部窓枠5bを均一に押上げる。 さらに、押上杆9aと左右の押上杆9bの間に、押上杆9aと左右の押上杆9 bを横切って補強杆14を設け、それぞれ押上杆9aと押上杆9bに溶接等によ り一体に固定する。
【0007】 以上のように構成することにより、複数の天窓4の中心線の下方に、天窓4の 上部窓枠5aから伸びる一対の支え杆8により操作杆7を吊下げ、支え杆8取付 位置Aと天窓4の下部窓枠5bとの間に複数の押上杆9をわたして連結し、さら に連結杆15により、横送り装置10の摺動杆11と連結する。 横送り装置10の電動機14を駆動して、ピニオン歯車13と噛合する摺動杆 11のラック12により摺動杆11を横送りし、連結杆15を介して操作杆7を 横送りする。 この時、操作杆7は天窓4の上部窓枠5aの支え杆8取付位置Bを中心として 円弧状の軌跡を取つて上下に揺動して横送りする。 この上下の揺動は連結杆15の傾斜によって吸収され、横送り装置10の摺動 杆11の横送りには影響しない。
【0008】 天窓4を開いた状態で強風が吹き、天窓4が押下げられたり、天窓4があおら れると、中央の押上杆9aを軸として天窓4を捻る力が加わる。 この時、左右の押上杆9bはこの天窓4を捻る力に対抗するが、押上杆9bが 途中で折曲げられているため、捻りに対してその強度が低下する。 天窓4を捻る力がその強度を上回ると変形して、左右の押上杆9bの折曲げ角 度が変り、天窓4の下部窓枠5bを直角に押上げなくなり、押上杆9bと下部窓 枠5bとの連結部で円滑に回転しなくなり、天窓4の開閉を阻害する。 押上杆9aと押上杆9bを補強杆16で連結することにより、左右の押上杆9 bの変形を防ぎ、押上杆9aと押上杆9bが一体でこの捻りに対抗することによ り、窓枠5のひねりを抑え、天窓4の開閉を円滑にするとともに、窓枠5のひね りによる天窓4のガラスの破損を防ぐことができる。
【0009】
【考案の効果】
以上のように、本考案では、複数の押上杆を横切って、それぞれを一体に連結 する補強杆を取付けることにより、天窓開放時に強風による天窓の窓枠のひねり を抑え、天窓のガラスの破損を防ぐことができる。また、天窓の開閉の際に、複 数の押上杆を一体に押し上げ、天窓の開閉を円滑に操作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の連棟式温室の天窓開閉装置を示す側面
図である。
【図2】天窓開閉装置の要部構成を示す側面図である。
【図3】室内側から天窓を見上げた本考案の天窓開閉装
置の斜視図である。
【図4】室内側から天窓を見上げた従来の天窓開閉装置
の斜視図である。
【符号の説明】
A 支え杆8取付位置 1 連棟式温室 2 棟木 3 開口 4 天窓 5 窓枠 5a 上部窓枠 5b 下部窓枠 6 梁 7 操作杆 8 支え杆 9 押上杆 10 横送り装置 11 摺動杆 12 ラック 13 ピニオン歯車 14 電動機 15 連結杆 16 補強杆

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連棟式温室のそれぞれの棟木から、同一
    方向傾斜面に沿って開口を設け、それぞれの開口に棟木
    側を支点として開閉する天窓を設け、 前記複数の天窓の下方に連棟式温室を横断して操作杆を
    設け、それぞれの天窓の上部窓枠から一対の支え杆によ
    り、操作杆を長手方向に揺動自在に吊下げ、同操作杆の
    支え杆取付位置に複数の押上杆の一端を回動自在に固定
    し、その他端をそれぞれ天窓の下部窓枠の所定位置に回
    動自在に固定し、操作杆を長手方向に移動して天窓を開
    閉する天窓開閉装置において、 前記複数の押上杆に横断して一体に連結する補強杆を配
    設してなることを特徴とする温室の天窓開閉装置。
JP1996006834U 1996-06-26 1996-06-26 温室の天窓開閉装置 Expired - Lifetime JP3032870U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996006834U JP3032870U (ja) 1996-06-26 1996-06-26 温室の天窓開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1996006834U JP3032870U (ja) 1996-06-26 1996-06-26 温室の天窓開閉装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3032870U true JP3032870U (ja) 1997-01-17

Family

ID=43167772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1996006834U Expired - Lifetime JP3032870U (ja) 1996-06-26 1996-06-26 温室の天窓開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3032870U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107278719A (zh) * 2017-07-24 2017-10-24 青岛蓝天温室有限公司 一种宽、窄连栋温室其左、右顶窗同角度撑开装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107278719A (zh) * 2017-07-24 2017-10-24 青岛蓝天温室有限公司 一种宽、窄连栋温室其左、右顶窗同角度撑开装置
CN107278719B (zh) * 2017-07-24 2022-08-23 青岛蓝天温室有限公司 一种宽、窄连栋温室其左、右顶窗同角度撑开装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101716693B1 (ko) 용마루를 갖는 온실하우스 지붕 개폐용 연결장치
JP4541198B2 (ja) 温室の換気装置
JP3467007B2 (ja) 温室用保温カーテンの開閉昇降装置
CN102484974A (zh) 用于双向开启和关闭温室屋顶的通风窗口的设备
JP3032870U (ja) 温室の天窓開閉装置
WO2007129459A1 (ja) 農業・園芸ハウスの構築に用いるユニットおよび該ユニットによる建築物
JP2010018954A (ja) 防風フェンス
CN2405420Y (zh) 双向式调温塑料大棚
KR200200073Y1 (ko) 비닐하우스의 천창비닐 개폐구조
KR102038002B1 (ko) 초대형 비닐하우스의 환기창 개폐장치
CN209457821U (zh) 一种铝型材百叶窗
JP4745785B2 (ja) 回動カバーの開閉操作機構と両下がりカバーの開閉装置
US4120341A (en) Greenhouse door assembly
KR100687141B1 (ko) 온실 천정창의 개폐기구 및 온실
JP3467006B2 (ja) 温室用保温カーテンの移動装置
CN211982909U (zh) 一种温室用卷膜天窗结构
JPH0417699Y2 (ja)
CN219628490U (zh) 一种便于散热通风的种植大棚
JPS591487Y2 (ja) オンシツ ニ オケル テンマドカイヘイソウチ
KR102026061B1 (ko) 비닐하우스 측창 환기장치
CN219555806U (zh) 一种日光温室顶部连续开窗通风装置
JPH0224877Y2 (ja)
CN216477057U (zh) 饲养舍防风窗结构
JP3081599U (ja) 天窓用防虫網
CN211523827U (zh) 一种遥控电动开启的透光雨篷