JPH0224867B2 - - Google Patents

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JPH0224867B2
JPH0224867B2 JP55174814A JP17481480A JPH0224867B2 JP H0224867 B2 JPH0224867 B2 JP H0224867B2 JP 55174814 A JP55174814 A JP 55174814A JP 17481480 A JP17481480 A JP 17481480A JP H0224867 B2 JPH0224867 B2 JP H0224867B2
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JP
Japan
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formula
compound
compounds
phenyl ring
optical brightener
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JP55174814A
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JPS5692962A (en
Inventor
Gyukuriirumetsutei Reonaado
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Novartis AG
Original Assignee
Ciba Geigy AG
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Filing date
Publication date
Application filed by Ciba Geigy AG filed Critical Ciba Geigy AG
Publication of JPS5692962A publication Critical patent/JPS5692962A/ja
Publication of JPH0224867B2 publication Critical patent/JPH0224867B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06LDRY-CLEANING, WASHING OR BLEACHING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR MADE-UP FIBROUS GOODS; BLEACHING LEATHER OR FURS
    • D06L4/00Bleaching fibres, filaments, threads, yarns, fabrics, feathers or made-up fibrous goods; Bleaching leather or furs
    • D06L4/60Optical bleaching or brightening
    • D06L4/65Optical bleaching or brightening with mixtures of optical brighteners

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Coloring (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は2つのビスースチリルベンゼン化合物
よりなる蛍光増白剤、その製造方法とその方法に
おいて得られる新規な中間体、この種の蛍光増白
剤を含有する剤および有機高分子材料の蛍光増白
化のためのこれらの蛍光増白剤の使用ないしは該
化合物を含有する剤の使用に関する。 多数のビス−スチリルベンゼン化合物ならびに
各種基材のための蛍光増白剤としてのそれらの使
用は文献に開示されている。例えばスイス特許第
366512号、第382709号、第388294号、第388929
号、第389585号、第411329号、第416078号および
第465548号等が参照される。たとえば、1,4−
ビス− (2−,3−または4−シアノスチリ
ル)−ベンゼンまたは1,4−ビス− (4−メ
トキシカルボニルスチリル)ベンゼンのごとき本
発明にかかる蛍光増白剤組成物中に含有される各
個の成分のいくつかは上記刊行物に開示されてい
る。またかかる化合物のいくつかは市場で入手可
能である。さらにまた、3成分からなる1,4−
ビス−スチリルベンゼン化合物の混合物、すなわ
ち非対称的に置換された1種のビス−スチリルベ
ンゼン化合物約50%と、2種の異なる対称的に置
換されたビス−スチリルベンゼン化合物をそれぞ
れ約25%を含有する混合物が開示されている。か
かる混合物は、テレフタルアルデヒドの1モルを
2種の置換または非置換ベンジルホスホナートの
各1モルの混合物と反応させた際に全く統計学的
に形成される混合物である。 さらにまた、純粋な対称化合物を単に混合して
得られるような2種またはそれ以上の対称的に置
換されたビス−スチリルベンゼンからなる混合物
も公知である。 かかる混合物を各種有機基質特にポリエステル
基材蛍光増白剤として使用することも同じく開示
されている。たとえば、スイス特許第366512号、
第382709号、第416078号、第465548号等に記載が
ある。 さらに3種のビス−スチリルベンゼン化合物か
らなる混合物もスイス特許第366512号および第
382709号に開示されている。かかる混合物はテレ
フタルアルデヒドを、第1の置換ベンジルホスホ
ナート50〜98%、特に80〜87%と第1のものとは
相違する第2の置換ベンジルスルホナート50〜2
%、特に20〜3%との混合物と同時に反応させる
ことによつて得られる。 しかし上記した公知の3成分系混合物はその製
造法の故にせいぜい約50%の特定の非対称置換ビ
ス−スチリルベンゼン化合物を含有しうるにすぎ
ない。 ここに本発明によつて誠に驚くべきことには非
対称的に置換された1,4−ビス−スチリルベン
ゼン化合物51〜99%、好適には80〜99%、特に好
適には90〜99%と対称的に置換された1,4−ビ
ス−スチリルベンゼン化合物49〜1%、好適には
20〜1%、特に好適には10〜1%とよりなる蛍光
増白剤が公知の対応する各個の化合物および上述
した混合物よりもはるかに高い増白効果を与える
ことが発見された。 さらに、この組成の蛍光増白剤は本発明の新規
な方法によつてきわめて良好に製造されることが
できる。 本発明の蛍光増白剤は式 (式中、RとR1とは同種または異種であつて、
互に独立的にCNまたはカルボン酸低級アルキル
エステル基であり、RとR1とが同種の場合には
R1が結合しているフエニル環内でのその結合位
置はRが結合しているフエニル環内でのRの結合
位置とは相違していなければならない)の非対称
的に置換された化合物51〜99%と、式 (式中、Rは上記の定義のとおりでありそして
2つのRはそれぞれのフエニル環内で同じ結合位
置にある)の対称的に置換された化合物49〜1%
とよりなる。 すなわち、式(1)のビス−スチリルベンゼン化合
物はいかなる場合にも非対称的に置換されていな
ければならない。2つの置換基RとR1とはそれ
らが同種であるか異種であるかにかかわらず各フ
エニル環内での結合位置が相違していることが好
ましい。式(2)の化合物は置換基Rの点からも、ま
たその結合位置の点からも対称である。 好適なカルボン酸エステル基は式−COOYで
あり、ここでYは、1乃至6個の炭素原子を有す
るアルキルである。 本発明による蛍光増白剤において各成分中のR
とR1とが同種であつてそれぞれがCNである蛍光
増白剤は特にすぐれた特性を示す。 実用上特に興味のある蛍光増白剤は下記の2つ
の蛍光増白剤である。すなわち、式 の化合物51〜99%と、式 の化合物49〜1%からなる蛍光増白剤。 および式 の化合物51〜99%と、式 の化合物49〜1%とからなる蛍光増白剤。 本発明の蛍光増白剤は、それらが非対称的に置
換された化合物たとえば式(1)または式(3)の化合物
70〜99%、特に80〜99%、なかんずく90〜99%
と、対称的に置換された化合物たとえば式(2)、(4)
または(6)の化合物30〜1%、特に20〜1%、なか
んずく10〜1%とからなる時に格別に価値のある
特性を示す。 したがつて、式(3)の化合物90〜99%と式(4)の化
合物10〜1%とからなる蛍光増白剤および式(3)の
化合物90〜99%と式(6)の化合物10〜1%とからな
る蛍光増白剤が特に好適である。 なお本願明細書におけるすべてのパーセントは
別途記載のないかぎりすべて重量パーセントであ
る。 本発明の蛍光増白剤は新規方法によつて製造さ
れ、その製造法も同様に本発明の主題である。 公知のビススチリルベンゼンおよびそれらの公
知混合物について前述した際に、それら混合物
(3成分の統計学的混合物)を与える製造法につ
いてもすでに言及した。さらに、ドイツ特許公開
公報2647179号は本発明の方法において中間物と
して生じる2′−シアノスチルベン−4−アルデヒ
ドが多段階合成によつて純粋に得られることを開
示している。すなわち、該公開明細書25頁最下段
から27頁最上段までの出発化合物(3)の製造を参照
せよ。 ここに誠に驚くべきことには、本発明の蛍光増
白剤が2つの個々の成分からきわめて簡単な合成
法によつて製造できることが発見された。 この本発明の方法は、テレフタルアルデヒドを
の化合物と反応させて式 と、式 との化合物の混合物を生成させ、そしてこの混合
物をさらに式 の化合物と反応させて化合物(1)と(2)とからなる蛍
光増白剤を得ることを特徴とする。上記各式にお
いて、RとR1とは式(1)および(2)において定義し
た通りであり且つフエニル環内の結合位置に関し
てそれらの式における条件を満足し、XとYとは
同種または異種であり互に独立的に下記式の基で
ある: または
【式】 テレフタルアルデヒドと式(7)の化合物との比
は、最終的混合物中における非対称置換ビス−ス
チリルベンゼンと対称置換ビス−スチリルベンゼ
ンとの間の所望比に依存する。従つて、モノアル
デヒド(8)とこれと反応する式(9)の化合物との間の
比を適当な値に調整することができる。この方法
によつて出発物質における比を選択することによ
つて、特許請求の範囲第1項に記載の任意の比に
調整することが容易に可能である。反応混合物中
のモノアルデヒド(8)の含有率は分析により簡単に
測定できる。 XとYとがそれぞれ式(10)〜(13)の基、特に式
(12)の基である式(7)および式(9)の化合物を用いて反
応を行なうのが好適である。式(10)〜(13)におい
て、アルキルは好適には炭素原子1乃至6個の非
置換アルキル基あるいはベンジル基であり、そし
てアリールは好適には非置換フエニル、または塩
素、メチルまたはメトキシによつて置換されてい
るフエニルである。 本発明の製造方法の範囲における好適な反応
は、テレフタルアルデヒドを、式 または と反応させて、式 と式(4)との化合物の混合物または式 と式(6)との化合物の混合物を得、次に得られた
個々の混合物を次に式 または の化合物と反応させて式(3)と(4)との化合物または
式(3)と(6)との化合物からなる本発明による蛍光増
白剤を得ることを特徴とする。 Xが(10)〜(13)の基である式(7)の化合物または
式(14)または式(15)の化合物とテレフタルア
ルデヒドとの反応(第一工程)は好適には電子受
容体として働くアルカリ性縮合剤の存在で行なわ
れる。この種の適当な縮合剤は無機または有機塩
基たとえばアルカリ金属またはアルカリ土類金属
の水酸化物、水素化物、アルコキシドおよびアミ
ド、モノマーまたはポリマーの強塩基性アミンお
よびOH−系のイオン交換樹脂である。水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウムおよびナトリウムメチ
ラートが実用上特に重要である。各種塩基の混合
物も使用できる。縮合剤の使用量は広い範囲で変
る。等量の使用が有利であるが、過剰に使用する
こともできる。第二工程(モノアルデヒドと対称
ビス−スチリルベンゼン化合物との混合物の反
応)も第一工程について述べたと同じ縮合剤の存
在で実施するのが好適である。 本発明の方法は、反応条件下で不活性な溶剤中
で行なうのが有利である。かかる溶剤は無極性お
よび極性非プロトンおよびプロトン溶媒、たとえ
ば、ヘキサン、オクタン、シクロヘキサン、トル
エン、キシレン、クロルベンゼン等、ホルムアミ
ド、ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリド
ン、アセトニトリル、ジメチルスルホキシド等;
メタノール、エタノール、イソプロパノール、ヘ
キサノール等である。また本発明の方法を水また
は水を含む混合物中において相間移動触媒の存在
または不存在で実施することもできる。 第一工程は、生成される式(8)または(16)およ
び(17)のモノアルデヒドがそれに対して低溶解
度を有している溶剤たとえばメタノール、エタノ
ール、ヘキサンまたはトルエン中で行なわれるの
が好適である。生じたアルデヒドは、反応中に式
(2)ないしは(4)および(6)の対称化合物と一緒に沈殿
してきて、過によつて単離することができ、あ
るいは単離することなくさらに反応させることも
できる。後者が好ましく、もし混合物を単離した
場合には、精製することなく次の工程に使用する
のが好適である。 対称化合物式(2)または(4)および(6)との混合物と
して式(8)または(6)および(17)のモノアルデヒド
と式(9)または(15)または(14)の化合物との反
応(第二工程)は、モノアルデヒドが部分的また
は完全に可溶である溶剤中で行なうのが好適であ
る。かかる溶剤は非プロトン極性溶媒たとえばジ
メチルホルムアミド、ジエチルホルムアミド、ジ
メチルスルホキシドである。 反応温度は選択された溶剤の種類に応じて広い
範囲で変り、予備実験により容易に決められる。
第一工程は0乃至50℃、好適には20乃至30℃の温
度で行なうのが有利である。第二工程に適する温
度は20乃至100℃、好適には30乃至50℃の範囲で
ある。 出発物質として使用される式(7)および(9)の化合
物は公知であるかまたは公知方法 (たとえばド
イツ公開公報第1921466号、英国特許第920988号
および第929436号参照)と同様にまたは後記の実
施例14(出発物質の製造)によつて製造すること
ができる。 また本発明の化合物は中間物として生じる式
(17)と302との新規化合物、特に4′−シアノスチ
ルベン−4−アルデヒドと3′−シアノスチルベン
−4−アルデヒド、および下記式のエステルアル
デヒドを経由して製造される。 式中、R2はカルボン酸エステル基、特に式−
COOYのカルボン酸エステル基〔式中、Yは低
級アルキル基である〕である。この方法は、テレ
フタルアルデヒドを、式
【式】
【式】 または
【式】 (式中、X′は下記式の基である:
【式】
【式】
【式】
【式】また は
【式】 の化合物と反応させ、そして得られた混合物から
場合により数回の再結晶またはクロマトグラフイ
ーによつて対応するアルデヒドを分離できる。 あるいはまた、式 (式中、X′は上記の定義のとおりである)の
化合物を式
【式】
【式】または
【式】 のアルデヒドと反応させることもできる。 テレフタルアルデヒドと式(18)、(19)および
(24)との反応のための製造条件は本発明の増白
剤混合物の製造法の第一工程について前記した条
件と同様である。得られたアルデヒドの精製分離
はクロマトグラフイーたとえばカラムクロマトグ
ラフイーにより都合よく実施され、または多数回
の再結晶が必要な場合には必要に応じて活性炭ま
たは漂白用土類を加えて再結晶することにより好
適に実施される。再結晶のための溶剤としてはジ
オキサンが好適である。 式(23)の新規なエステルアルデヒドのうち好
適であるのはR2が式一COOY1(式中、Y1は1乃
至4個の炭素原子を有するアルキルである)であ
るエステルアルデヒドである。 本発明による蛍
光増白剤は各種の広範囲の合成、半合成または天
然有機材料の蛍光増白に使用される。 蛍光増白されうる有機材料の例を以下に挙げる
が、以下の分類によるいかなる限定も含まれるも
のではない: 合成有機高分子材料: a 少なくとも1つの重合可能な炭素−炭素二重
結合を含む有機化合物に基づく重合生成物、す
なわちそれらのホモ重合体、共重合体ならびに
それらの後処理生成物たとえば架橋−、グラフ
ト−または分解生成物、ポリマーブレンドまた
は反応性基の変性によつて得られる生成物、た
とえばα,β−不飽和カルボン酸またはかかる
カルボン酸の誘導体、特にアクリル化合物(た
とえばアクリラート、アクリル酸、アクリロニ
トリル、アクリルアミドおよびそれらの誘導体
あるいはそれらのメタクリル類似体)オレフイ
ン炭化水素(たとえばエチレン、プロピレン、
スチレンまたはジエン、およびABS−重合体)
に基づく重合体、ビニル−およびビニリデン化
合物(たとえば塩化ビニル、ビニルアルコー
ル、塩化ビニリデン)に基づく重合体、 b 環の開環によつて得られる重合生成物たとえ
ばポリカプロラクタム型のポリアミド、さら
に、重付加ないしは重縮合によつて得られる重
合体たとえばポリエーテルまたはポリアセター
ル、 c 縮合可能な基を有する2または多官能性化合
物に基づく重縮合生成物またはプレ縮合生成
物、それらのホモ縮合生成物および共縮合生成
物ならびに後処理生成物、たええばポリエステ
ル、特に飽和ポリエステル(たとえばエチレン
グリコール/テレフタル酸のポリエステル)ま
たは不飽和ポリエステル(たとえばマレイン
酸/ジアルコール重縮合物およびその共重合可
能なビニルモノマーとの架橋生成物)、非分枝
または分枝状ポリエステル(また多価アルコー
ルに基づくポリエステルたとえばアルキツド樹
脂を含む)、ポリアミド(たとえばヘキサメチ
レンジアミン−アジペート)、マレイン酸樹脂、
メラミン樹脂、それらのプレ縮合物および類似
体、ポリカーボネート、シリコーン、 d ポリウレタン(架橋したものおよび未架橋の
もの)、エポキシド樹脂のごとき重付加生成物。 半合成有機材料たとえば各種エステル化度の
セルロースエステル(いわゆる21/2アセテー
ト、トリアセテート)またはセルロースエーテ
ル、再生セルロース(ビスコース、銅アンモニ
アセルロース)あるいはそれらの後処理生成物
およびカゼインプラスチツク。 動物起源または植物起源の天然有機材料たと
えば木綿、羊毛、亜麻、絹、天然ラツカー樹
脂、でんぷんおよびカゼインの如きセルロース
または蛋白質に基づく天然有機材料、 蛍光増白処理を受ける有機材料は大抵の各種の
加工段階(原料、半製品または完成品)に属しう
る。他方、それら有機材料は大抵の各種の形状の
構造でありうる、たとえばシート、プロフイール
(造形物)、射出成形品、各種機械部品、チツプ、
顆粒または泡体のごとき主として三次元的に広が
つた構造物、またフイルム、箔、ラツカー、カバ
ー、含浸層および被覆物のごとき主として二次元
的構造物またはフイラメント、繊維、フロツク、
ワイヤーのごとく主として一次元的なものであつ
てもよい。また一方、上記有機材料は大抵の各種
の均質または不均質分散状態の不定形物、たとえ
ば、粉末、溶液、エマルジヨン、分散物、ラテツ
クス、ペーストまたはワツクスの形態であつても
よい。 繊維材料は、例えば無端フイラメント(延伸し
たもの又は未延伸のもの)、ステープルフアイバ
ー、フロツク、かせ、紡績フイラメント、ヤー
ン、スレツド、不織布、フエルト、つめ綿、フロ
ツク製品、あるいは織物または繊維結合布、編物
および紙、厚紙、紙パイプの形状であり得る。 本発明によつて使用される蛍光増白剤は特に有
機性の繊維材料とりわけ織布の処理のために重要
である。繊維が本発明によつて蛍光増白される場
合には、その繊維がステープルフアイバーまたは
無端フイラメントの形状であれ、またかせ、織
布、編物、不織布、フロツク製品または結合布の
形状であれば、この処理を水性版質中で、すなわ
ち本化合物がその中に微分散された形状(懸濁
液、いわゆるミクロ分散液、または所望によつて
は溶液)で存在する水性媒質中で有利に実施され
る。処理の際には所望により、分散剤、安定剤、
湿潤剤およびその他助剤を添加することができ
る。 本発明の化合物は中性、アルカリ性または酸性
染中で使用可能である。処理は通常、約20乃至
140℃の温度、例えば浴の沸点またはその近辺の
温度(約90℃)で実施される。 本発明に従つて、有機溶剤中の溶液またはエマ
ルジヨンは所謂溶剤染色(プリント−サーモ染色
または染色機による連続染色)によつて染色工業
において用いられている如く織物の仕上げに用い
ることもできる。 本発明による蛍光増白剤は成形の前またはその
間に被処理材料に添加または混合することができ
る。すなわち、例えばフイルム、シート(たとえ
ば高温においてポリ塩化ビニル中へロールによつ
て混合される)または成形物の製造の際に、その
圧縮成形材料または射出成形材料に添加すること
ができる。 紡糸法によつて、或いは紡糸溶液/溶融物から
全合成または半合成有機材料の成形がなされる場
合には本蛍光増白剤は下記方法により適用するこ
とができる: 出発物質(たとえばモノマー)または中間体
(たとえばプレ縮合物、プレポリマー)に添加す
る、すなわち重合、重縮合または重付加の前ある
いはその間に添加する; 紡糸溶液/溶融物用の重合体チツプまたは顆粒
にふりかける; 紡糸溶液/溶融物用の重合体チツプまたは顆粒
を浴染色する; 紡糸液(溶液または溶融物)に配分添加する; 延伸前の紡積糸に付与する。 本発明による蛍光増白剤はまた、たとえば下記
の使用形態で使用することができる: a 染料(シエーデイング用)または顔料(着色
顔料または特に白色顔料)との混合物として、
或いは染色浴、捺染のり、抜染のりまたは防染
のりへの添加物として、または染色、捺染また
は抜染の後処理用の添加物として。 b キヤリヤー、湿潤剤、柔軟剤、膨潤剤、酸化
防止剤、紫外線防止剤、熱安定化剤、化学漂白
剤(亜塩素酸漂白剤、漂白浴添加物)との混合
物として。 c 架橋剤、仕上げ剤(たとえば糊または合成仕
上げ剤)との混合物として、および各種の繊維
仕上げ法、特に合成樹脂仕上げ加工(たとえば
“ウオシユ−アンド−ウエア”、“パーマネント
プレス”、“ノーアイロン”の如き防しわ加工)
ならびに難燃加工、柔軟加工、防汚加工あるい
は静電防止加工または防虫加工と組合わせて。 d 織物、不織布、紙、レザー用のたとえば塗布
剤、含浸剤またはバインダ中に使用するために
溶解あるいは分散した形態(溶液、分散液およ
びエマルジヨン)の重合体キヤリヤー(重合生
成物、重縮合生成物、重付加生成物)に本蛍光
増白剤を混合する。 e 各種工業製品に対してその市場価値を向上さ
せるため(たとえば、石けん、洗剤、顔料の外
観の向上)の添加剤として。 f 紡糸浴の調製、すなわち、合成繊維の以後の
加工作業のために潤滑性を向上させるために用
いられる紡糸浴の添加物として或いは糸の延伸
前の特定浴への添加物として使用する。 g 前記した組成の高分子有機材料の蛍光増白剤
の中に使用する。その剤は所望により常用の配
合添加物および/または所望により別の系統の
増白剤に属するさらに他の蛍光増白剤を含有す
ることができる。 h 写真技術の各種目的のため、たとえば電子写
真複写および超増感のためのシンチレータとし
て。 i 置換基の種類によつてはレーザー染料とし
て。 本発明の蛍光増白剤を含有するこの種の剤も同
じく本発明の主題の1つである。 慣用の配合添加物は各種の助剤および増量剤で
ある。たとえば無水硫水ナトリウム、硫酸ナトリ
ウム+水塩、塩化ナトリウム、炭酸ナトリウム、
アルカリ金属のリン酸塩たとえば正リン酸ナトリ
ウム、正リン酸カリウム、ピロリン酸ナトリウ
ム、ピロリン酸カリウム、トリポリリン酸ナトリ
ウム、トリポリリン酸カリウムあるいはアルカリ
金属ケイ塩酸である。さらに水性調合物も本発明
による剤に包含される、たとえば紡織繊維が蛍光
増白される塗布溶液および常用の添加物を含んで
いる塗布液。 本発明の蛍光増白剤を用いて特に好適に増白さ
れる基材は、ポリエステル製のもの、特にポリエ
ステル繊維材料である。 本発明の増白処理法を各種の繊維処理または仕
上げ加工と組合わせる場合には、所望の増白効果
を達成するだけの濃度で蛍光増白剤を含有する適
当な安定調合剤によつて多くの場合都合よく実施
することができる。 場合によつては、本発明による蛍光増白剤は後
処理により完全な効果を発揮する。たとえばかか
る後処理は化学的処理(たとえば酸処理)、熱処
理あるいは両者の組合わせでありうる。たとえ
ば、本発明の蛍光増白剤を用いて多数の繊維基
材、たとえばポリエステル繊維を増白処理する場
合には、次の操作を行なうのが適切である。すな
わち、これらの繊維を75℃以下の温度たとえば室
温において本蛍光増白剤の水性分散物(所望によ
つては溶液)で含浸させる。ついで100℃以上の
温度で乾燥熱処理を行なう。この際、その繊維材
料を予め温和に高められた温度たとえば少なくと
も60℃以上約130℃以下の温度で乾燥状態にして
おくのが一般に望ましい。乾燥状態での熱処理は
好ましくは120乃至225℃の温度で都合よく実施さ
れる。この熱処理は例えば乾燥室中での加熱、特
定の温度範囲でのアイロンがけ、あるいはまた乾
燥過熱水蒸気による処理によつて実施される。乾
燥および乾燥熱処理は順次相前後して実施するこ
ともできるし、単一の工程に組み合せることもで
きる。 本発明により使用される蛍光増白剤の使用量は
被処理材料に対して広範囲に変りうる。ある場合
には、非常に少量たとえば0.001重量パーセント
においてさえ明白且つ持続性のある効果を得るこ
とができる。しかしまた約0.8重量パーセントま
で、必要に応じては約2重量パーセントまで使用
することもできる。多くの実用上の目的のために
は、0.01乃至0.5重量パーセントの範囲で使用す
るのが好適である。 以下の実施例において、特に断らない限り部は
重量部であり、パーセントは重量パーセントであ
る。 実施例 1 テレフタルアルデヒド53.6gを無水エタノール
300mlに懸濁し、そして20乃至25℃で窒素雰囲気
下、撹拌しながら15分間で144gの30%メタノー
ル性ナトリウムメチラート溶液を添加する。ほと
んど透明な溶液となり、この溶液に窒素雰囲気下
20乃至25℃で撹拌しながら下記式のホスホナート
102gを20分間かけて添加する。 添加後直ちに反応生成物が結晶として沈殿して
くる。生じたこの濃厚結晶性反応スラリーを窒素
雰囲気下20乃至25℃でさらに6時間撹拌し、次に
吸引過し、結晶物を約50mlの無水エタノールで
洗い、定量となるまで50℃で真空乾燥する。融点
144乃至149℃の淡黄色結晶粉末60.06g(理論値
の約64.4%)を得る。この結晶はガスクロマトグ
ラフイー分析により、下記式(16)の化合物87.8
%と式(4)の化合物11.3%とからなる混合物である
と同定された。 出発物質として使用された式(14)のホスホナ
ートはドイツ公開特許明細書第1921466号の実施
例1に準じて製造され、そして蒸留により精製し
た(沸点0.35:136〜138℃)。 上記により得られた式(16)と(4)との化合物の
混合物23.3gと、下記式(15)のホスホナート
25.3gとをジメチルホルムアミド200ml中に懸濁
し、 窒素雰囲気下撹拌しながら30℃で30%のメタノ
ール性ナトリウムメチラート溶液19.0gを30分間
で添加する。この際反応温度が40℃に上昇する。
最初にほとんど透明な溶液が生じ、そしてナトリ
ウムメチラート溶液の添加の終り頃にはこの溶液
から濃厚な結晶性スラリーとして反応生成物が沈
殿してくる。この反応混合物をさらに4時間窒素
雰囲気下30℃で撹拌し、次に20℃で200mlの水で
希釈し、そして氷酢酸約1mlを加えて中和する。
反応生成物を吸引過し、ジメチルホルムアミ
ド/水(1:1)約100mlで洗い、次にメタノー
ル約100mlで洗い、重量一定となるまで100℃で真
空乾燥する。しかして融点188〜233℃の淡黄色結
晶粉末28.9g(理論値の約86.9%)を得る。ガス
クロマトグラフイーで分析し、この生体物が下記
式(3)の化合物91.2%と式(4)の化合物7.7%とより
なる混合物であることが判つた。 出発物質として使用された式(15)のホスホナ
ートはドイツ公開特許明細書第1921466号の実施
例1によつて製造された。 実施例 2 テレフタルアルデヒド67gを無水メタノール
300mlに懸濁し、そして窒素雰囲気下20乃至25℃
で撹拌しながら30%メタノール性ナトリウムメチ
ラート溶液180gを15分間で添加する。ほとんど
透明な溶液となり、この溶液に20〜25℃で撹拌し
ながら窒素雰囲気下で無水メタノール100ml中に
式(15)のホスホナート126.6gを溶解した溶液
を20分間かけて添加する。この反応生成物が直ち
に結晶として沈殿してくる。得られた結晶反応混
合物を実施例1と同様にさらに処理する。融点
198〜205℃の淡黄色結晶粉末106.1g(理論値の
約91.0%)を得る。分析の結果、この粉末生成物
は下記式(17)の化合物92.3%と式(6)の化合物
7.1%とからなる混合物であることが判つた。 活性炭を用いてジオキサンから3回再結晶して
長い汰黄色針状の形態で式(17)のアルデヒド
40.6gを得た。融色207〜210℃。 上記により得られた式(17)と(6)との混合物
23.3gと式(14)のホスホナート25.3gとをジメ
チルホルムアミド200ml中に懸濁し、そして30℃
で窒素雰囲気下撹拌しながら30%のメタノール性
ナトリウムメチラート溶液19gを20分間かけて添
加する。この際反応温度が40℃まで上昇する。ま
ずほとんど透明な溶液が生じ、そしてナトリウム
メチラート溶液の添加の終り頃にはこの溶液から
反応生成物が濃厚な結晶質スラリーとして沈殿し
てくる。この反応混合物を実施例1と同様にさら
に処理する。しかして融点200〜230℃の淡黄色結
晶粉末30.56g(理論値の約91.9%)を得る。実
施例と同様な方法の分析により、この生成物は前
記式(3)の化合物95.7%と式(6)の化合物3.2%とか
らなる混合物であることが判明した。 実施例 3 テレフタルアルデヒド26.8gを無水メタノール
100mlに懸濁しそして撹拌しながら窒素雰囲気下
20〜25℃の温度で30%メタノール性ナトリウムメ
チラート溶液72gを15分間に亘つて添加する。ま
ずほとんど透明な溶液が生じ、この溶液に20〜25
℃で撹拌しながら窒素雰囲気下で無水メタノール
60ml中に下記式301のホスホナート50.6gを溶し
た溶液を20分かけて添加する。 反応生成物がゆつくりと結晶として沈殿してく
る。得られた結晶性反応混合物を窒素雰囲気下20
〜25℃で24時間さらに撹拌し0℃まで冷却し、次
に吸引過し、結晶性物質を約50mlの無水エタノ
ールで洗い、一定重量となるまで50℃で真空乾燥
する。融点117〜192℃の淡黄色結晶粉末32.0g
(理論値の約68.7%)を得る。分析によりこの結
晶生成物は下記式302の化合物81.5%と式303の化
合物17.2%とからなる混合物であることが判つ
た。 アルコールから2回再結晶してアルコール不溶
性の式303の化合物を除去して、融点117〜119℃
の淡黄色針状形成で式302のアルデヒド14.5が得
られた。 出発物質として使用された式301のホスホナー
トは英国特許第920988号明細書の実施例2によつ
て製造された。 上記により得られた式302と303との化合物の混
合物23.3gと、式(15)のホスホナート25.3gと
をジメチルホルムアミド200ml中に懸濁し、そし
て窒素雰囲気下30℃で撹拌しながら30%%メタノ
ール性ナトリウムメチラート溶液19gを15分間に
亘つて添加する。まずほぼ透明な溶液が生じ、そ
して添加の終期にはこの溶液から反応生成物が濃
厚結晶性スラリーの形で沈殿してくる。この際に
反応温度が40℃まで上昇する。この反応混合物を
窒素雰囲気下30℃でさらに4時間撹拌し、次に0
℃において200mlの水で希釈し、そして氷酢酸1
mlで中和する。反応生成物を吸引過し、ジメチ
ルホルムアミド/水(1:1)約100mlで、次に
エタノール約80mlで洗い、そして重量が一定とな
るまで100℃で真空乾燥する。融点199〜217℃の
淡黄色結晶粉末28.55g(理論値の約85.9%)を
得る。実施例1と同様な方法の分析により、この
生成物は下記式304の化合物88.3%と式303の化合
物10.9%とよりなる混合物であることが判つた。 実施例 4 実施例2によつて得られた化合物(17)と(6)と
の混合物23.3gと式301のホスホナート25.3gと
を実施例3と同様に反応させた。融点204〜220℃
の淡黄色結晶粉末29.4g(理論値の約88.5%)が
得られた。この生成物は実施例1と同様な方法の
分析により式304の化合物95.7%と式(6)の化合物
3.8%との混合物からなることが判明した。 実施例 5 実施例3によつて得られた化合物303と303との
混合物23.3gと式(14)のホスホナート25.3gと
をジメチルホルムアミド100ml中で実施例3と同
様に反応させた。融点174〜183℃の淡黄色結晶粉
末23.5g(理論値の約70%)を得た。この生成物
は実施例1と同様な方法の分析の結果、下記式
501の化合物85.1%と式303の化合物13.8%とより
なる混合物であることが判つた。 実施例 6 実施例1によつて得られた化合物16と4との混
合物23.3gと式301のホスホナート25.3gとをジ
メチルホルムアミド100ml中で実施例3と同様に
して反応させた。融点176〜188℃の淡黄色結晶粉
末24.5g(理論値の約73.5%)を得た。この生成
物は実施例1と同様な方法の分析の結果式501の
化合物91.6%と式(4)の化合物7.1%とからなる混
合物であることが判つた。 実施例 7 実施例1により得られた化合物16と4との混合
物7gと下記式701のホスホナート7.8gとをジメ
チルホルムアミド80ml中で実施例3と同様に反応
させた。 融点187〜205℃の黄色結晶性生成物9.5g(理
論値の約87%)を得た。この生成物は実施例1と
同様な方法の分析の結果下記式702の化合物93.3
%と式(4)の化合物5.6%とよりなる混合物である
ことが判つた。 出発物質として使用された式701のホスホナー
トは英国特許第929436号明細書実施例2によつて
製造された。 実施例 8 実施例1によつて得られた化合物16と4との化
合物9.3gと下記式801のホスホナート12gとをジ
メチルホルムアミド120mlに懸濁する。 窒素雰囲気下で撹拌しながら30℃でエタノール
性2Mナトリウムエチラート溶液22mlを15分間に
わたつて添加する。この反応混合物を実施例3と
同様にして操作を行なう。融点178〜181℃の黄色
結晶性生成物13g(理論値の86%)を得る。この
生成物は実施例1と同様な方法の分析の結果下記
式802の化合物95.3%と式4の化合物3.9%とから
なる混合物であることが判つた。 出発物質として使用された式801のホスホナー
トは英国特許第929436号明細書の実施例2によつ
て製造され、そして蒸留により精製された(沸点
0.25:181〜185℃)。 実施例 9 テレフタルアルデヒド40gを無水エタノール
100ml中に懸濁し、窒素雰囲気下20〜25℃で撹拌
しながらエタノール性2Mナトリウムエチラート
溶液300mlを15分間にわたつて添加する。ほとん
ど透明な溶液が生じ、20〜25℃で窒素雰囲気下撹
拌しながら式801のホスホナート90gを20分間に
亘つて添加する。反応生成物が直ちに結晶として
沈殿してくる。生じた濃厚結晶性反応スラリーを
窒素雰囲気下室温でさらに16時間撹拌し、ついで
吸引過し、結晶性生成物を50mlの無水エタノー
ルで洗い、そして重量一定となるまで50℃で真空
乾燥する。融点102〜169℃の淡黄色結晶粉末64g
(理論値の約76%)を得る。実施例1と同様な方
法の分析によりこの生成物を下記式901の化合物
89.5%と式902の化合物9.1%とよりなる混合物と
同定することが出来た。 エタノールから2回再結晶してエタノールに不
溶性の式902の化合物を除去して融点103〜105℃
の淡黄色針状の形で式901のアルデヒド32gを得
た。 実施例 10 実施例3により得られた化合物302と303との混
合物8gと式701のホスホナート9gとを実施例
3に記載したようにジメチルホルムアミド80ml中
で反応させ、融点228〜236℃の淡黄色結晶粉末10
g(理論値の約78%)が得られた。この結晶生成
物は実施例1と同様な方法の分析により下記式
1001の化合物93.4%と式303の化合物5.5%とから
なる混合物であることが判つた。 実施例 11 実施例3により得られた化合物302と303との混
合物9.3gと式801のホスホナート12gとをジメチ
ルホルムアミド120ml中に懸濁し、窒素雰囲気下
30℃で撹拌しながらエタノール性2Mナトリウム
エチラート溶液22mlを15分間にわたつて添加す
る。この反応混合物を実施例3と同様に処理す
る。融点194〜197℃の黄色結晶性生成物12.5g
(理論値の約82%)を得る。この生成物は実施例
1と同様な方法の分析により下記式1101の化合物
92.6%と式303の化合物6.5%とよりなる混合物で
あることが判つた。 実施例 12 実施例2によつて得られた化合物17と6との混
合物11.7gと式701のホスホナート13gとを100ml
のジメチルホルムアミド中で実施例3と同様に反
応させた。融点219〜225℃の黄色結晶性粉末16g
(理論値の約87%)を得た。この生成物は実施例
1と同様な方法の分析により下記式1201の化合物
97.2%と式6の化合物2.6%とよりなる混合物で
あることが判つた。 実施例 13 実施例2によつて得られた化合物17と6との混
合物9.3gと式801のホスホナート12gとをジメチ
ルホルムアミド120mlに懸濁し、そして窒素雰囲
気下30℃で撹拌しながらエタノール性2Mナトリ
ウムエチラート溶液22mlを15分間で添加した。こ
の反応混合物を実施例3と同様に操作して、融点
219〜221℃の黄色結晶性粉末13.5g(理論値の約
89%)を得た。この生成物は実施例1と同様な方
法の分析により下記式1301の化合物95.5%と式6
の化合物3.4%とからなる混合物であることが判
つた。 実施例 14 実施例2によつて得られた化合物17と6との混
合物18.6gと下記式1401のホスホナート24gを60
mlのジメチルホルムアミド中に懸濁し、 窒素雰囲気下30℃で撹拌しながらエタノール性
2.5Mナトリウムエチラート溶液35mlを15分間で
添加する。実施例3と同様に反応操作を行なう。
融点143〜169℃の黄色結晶性粉末11.5g(理論値
の約38%)を得る。この生成物は実施例1と同様
な方法の分析により下記式1401の化合物90.6%と
式6の化合物8.3%とよりなる混合物であること
が判つた。 出発物質として使用される式1401のホスホナー
トは以下のごとくして製造された。 トルエン360ml中にナトリウム55.2gを入れて
トルエンを還流温度に加熱する。溶融したナトリ
ウムを振動撹拌器を用いて微粉末にしながら急冷
する。得られたトルエン中ナトリウムの懸濁物に
振動撹拌器で激しく混合しながら60℃の温度で最
初に無水エタノール5mlを、次にジエチルホスフ
イツト331gを1時間かけて滴下すると、ナトリ
ウムが急速に溶解する。60℃でさらに1時間後ナ
トリウムが完全に溶解して透明な溶液ができる。
このジエチルホスフイツトのナトリウム塩の溶液
に振動撹拌器で混合しながら60℃の温度において
下記式1403の化合物600gを1時間で滴下し 臭化ナトリウムが沈殿してくる。得られた懸濁
物を振動撹拌器を用いて20時間60℃にて混合し、
次いで室温まで冷却してからメチレンクロリド中
に取りあげ、2N炭酸ナトリウム溶液で、次に水
で中性となるまで洗う。硫酸ナトリウムで乾燥
し、回転蒸発器で真空濃縮、乾燥する。黄褐色の
油696gが得られ、これを蒸留して黄色油状(沸
点0.08:158〜160℃)の式1401のホスホナート
503g(理論値の70%)を得る。 式1403の2−ブロムメチル−安息香酸エチルエ
ステルはJ.Chem.Soc.121、2202〜2215(1922年)
に記載された方法によつて製造される。 実施例 15 実施例9によつて得られた化合物901と902との
混合物19.6gと式1401のホスホナート21gとをジ
メチルホルムアミド60ml中に懸濁し、そして窒素
雰囲気30℃で撹拌しながらエタノール性2.5Mナ
トリウムエチラート溶液31mlを15分間で添加す
る。この反応混合物を実施例3と同様に処理す
る。融点125〜250℃の淡黄色結晶性粉末11g(理
論値の約37%)を得る。実施例1と同様な方法の
分析によりこの生成物は下記式1501の化合物87.5
%式902の化合物12.1%とからなる混合物である
ことが判つた。 実施例 16 実施例9によつて得られた化合物901と902との
混合物19.6gと下記式1601のホスホナート21gと
をジメチルホルムアミド50ml中に懸濁し、 窒素雰囲気下30℃で撹拌しながらエタノール性
2.5Mナトリウムエチラート溶液31mlを15分間で
添加する。この反応混合物を実施例3と同様に操
作処理する。融点183〜250℃の淡黄色結晶性粉末
23g(理論値の約74%)を得る。この生成物は実
施例1と同様な方法の分析により下記式1602の化
合物94.7%と式902の化合物5.4%とからなる混合
物であることが判つた。 出発物質として使用される式1601のホスホナー
トは英国特許第929436号明細書の実施例2によつ
て製造され、そして蒸留によつて精製された(沸
点0.3:183〜185℃)。 実施例 17 式3の化合物91.2%と式4の化合物7.7%とか
ら蛍光増白剤1gを水1000ml中に分散した。この
分散液7.5mlに、脂肪族アルコールポリグリコー
ルエーテル0.1gを含有している水100mlを添加し
た。この増白剤分散液を60℃まで温めて、これに
重さ15gのポリエステル布を入れた。15〜20分間
で温度を120℃まで上げ、この温度に30分間保持
した。ついで10〜15分間で60℃まで冷却した。次
に布を冷流水で2分間すすぎ洗いし、そして60℃
で20分間乾燥した。 以上のごとく処理された布は耐光堅牢度の良好
な強力な増白効果を示した。 上記蛍光増白剤の代りに式3の化合物95.7%と
式6の化合物3.3%とからなる蛍光増白剤あるい
は式304の化合物88.3%と式303の化合物10.9%と
からなる蛍光増白剤を用いで同じ操作をくり返し
たところ上記と同様なすぐれた光沢効果が得られ
た。 実施例 18 1中に、式3の化合物91.2%と式4の化合物
7.7%とからなる蛍光増白剤0.5gおよびp−tert
−オクチルフエノール1モルと酸化エチレン約8
モルとの付加生成物1gを含有する水性分散液に
ポリエステル布を室温でパツドした。溶液のピツ
クアツプは60乃至70%であつた。この布を100℃
で乾燥し、そして次に180℃に15秒間加熱した。 このようにして処理された布は耐光堅牢度の強
力な増白効果を示した。 上記の蛍光増白剤の代りに式3の化合物95.7%
と式6の化合物3.2%とよりなる蛍光増白剤ある
いは式304の化合物88.3%と式303の化合物10.9%
とよりなる蛍光増白剤を用いて上記操作をくり返
したところ同様に良好な増白効果が得られた。 下記の2成分蛍光増白剤を用いて実施例17と18
とに記載した2つの実験方法により上記と同様な
増白効果が達成された。すなわち、 式304の化合物95.7%と式6の化合物3.8%とよ
りなる蛍光増白剤; 式501の化合物85.1%と式303の化合物13.8%と
よりなる蛍光増白剤; 式501の化合物91.6%と式4の化合物7.1%とよ
りなる蛍光増白剤; 式702の化合物93.3%と式4の化合物5.6%とよ
りなる蛍光増白剤; 式802の化合物95.3%と式4の化合物3.9%とよ
りなる蛍光増白剤; 式1001の化合物93.4%と式303の化合物5.5%と
よりなる蛍光増白剤; 式1101の化合物92.6%と式303の化合物6.5%と
よりなる蛍光増白剤; 式1201の化合物97.2%と式6の化合物2.6%と
よりなる蛍光増白剤; 式1301の化合物95.5%と式6の化合物3.4%と
よりなる蛍光増白剤; 式1402の化合物90.6%と式6の化合物8.3%と
よりなる蛍光増白剤; 式1501の化合物87.5%と式902の化合物12.1と
よりなる蛍光増白剤; 式1602の化合物94.7%と式902の化合物5.4%と
よりなる蛍光増白剤。 実施例 19 式3の化合物91.2%と式4の化合物7.7%とよ
りなる蛍光増白剤1gを1000mlの水に分散させ
た。この分散液の3mlにアルキルポリグリコール
エーテル0.06gが含有されている水100mlに加え
た。60℃に温めたこの蛍光増白剤分散液に、重さ
3gのポリアミド布(ポリアミド6または66)を
入れた。温度を10〜15分間で95乃至97℃まで上
げ、そして30分間この温度に保持した。ついでこ
の布を2分間冷流水ですすぎ洗い、そして60℃で
20分間乾燥した。 このようにして処理された布は耐光堅牢度の良
好なすぐれた増白効果を示した。 上記の蛍光増白剤の代りに式3の化合物95.7%
と式6の化合物3.2%とからなる蛍光増白剤ある
いは式304の化合物88.3%と式303の化合物10.9%
とからなる蛍光増白剤を用いて上記と同様な操作
を行なつたところ同様に良好な増白効果が得られ
た。 化合物3と6とからなる蛍光増白剤を実施例
1、3〜8および10〜16によつて得られる2成分
系蛍光増白剤の任意の他のもので置き換えること
もできる。 染色比較例 軟水1リツトル当たり、増白されるポリエステ
ル材料を基準として、0.1又は0.2重量%の蛍光増
白剤混合物A(比較混合物)B、C、D又はE(本
発明蛍光増白剤混合物)及び1gの脂肪族アルコ
ールポリグリコールエーテルを含む染浴を調整し
た。 1:20の浴比でポリエステル織物(テリレン
540)を40℃で通常のHT染色装置中の染浴に浸
した。染浴は30分間で120℃に上げ、30分間保持
した。15分間で40℃に下げた。染色織物は30秒間
軟水ですすぎ洗いし、乾燥した。 白度はCiba−Geigyホワイトスケール(Ciba−
Geigyレビユー1973/1、第10ff頁参照)法に従
つて、Zeiss社製FRC3分光光度計で測定された。
結果を第表に示す。
【表】 本発明の蛍光増白剤混合物は比較混合物よりも
白度が高い。 染色比較例 1リツトル当たり、1又は2重量%の蛍光増白
剤混合物及び1mlのアルキルフエノールポリグリ
コールエーテルを含む水性分散浴にポリエステル
織物(テリレン540)を室温でパツドした。絞り
率は65%であつた。染色織物は30分間80℃で乾燥
し、ついで160℃で30秒間熱固着した。 白度はCiba−Geigyホワイトスケール(Ciba−
Geigyレビユー1973/1、第10ff頁参照)法に従
つて、Zeiss社製FRC3分光光度計で測定された。
結果を第表に示す。
【表】 本発明の蛍光増白剤混合物は比較混合物よりも
白度が高い。 染色比較例及びで使用された蛍光増白剤混
合物に使用した化合物及び混合率:
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 (式中、RとR1とは同種または異種であつて
    互いに独立的にCNまたはカルボン酸低級アルキ
    ルエステル基であり、RとR1とが同種である場
    合にはR1が結合しているフエニル環内の結合位
    置はRが結合しているフエニル環内の結合位置と
    は異なつていなければならない)の非対称的に置
    換された化合物51乃至99%と、式 (式中、Rは上記の定義のとおりであり、2個
    のRはそれぞれそれらが結合しているフエニル環
    内で同じ結合位置にある)の対称的に置換された
    化合物49乃至1%とよりなる蛍光増白剤。 2 式 (式中、RとR1とは同種または異種であつて、
    互いに独立的にCNまたはカルボン酸低級アルキ
    ルエステル基であり、R1が結合しているフエニ
    ル環内の結合位置はRが結合しているフエニル環
    内の結合位置とは異なつていなければならない)
    の非対称的に置換された化合物51乃至99%と、式 (式中、Rは上記の定義のとおりであり、2個
    のRはそれぞれそれらが結合しているフエニル環
    内で同じ結合位置にある)の対称的に置換された
    化合物49乃至1%とを含む特許請求の範囲第1項
    に記載の蛍光増白剤。 3 RとR1とが互いに独立的に−CNまたは−
    COOY′(Y′は1乃至4個の炭素原子を有するアル
    キル基である)であることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項または第2項に記載の蛍光増白剤。 4 RとR1とが同種であつて共にCNであること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項
    に記載の蛍光増白剤。 5 式 の化合物51乃至99%と、式 の化合物49乃至1%とよりなる特許請求の範囲第
    4項に記載の蛍光増白剤。 6 式 の化合物51乃至99%と、式 の化合物49乃至1%よりなる特許請求の範囲第4
    項に記載の蛍光増白剤。 7 非対称的に置換された特に式(1)または(3)の化
    合物70乃至99%と、対称的に置換された特に式
    (2)、(4)または(6)の化合物30乃至1%とよりなる特
    許請求の範囲第1項乃至第6項のいずれかに記載
    の蛍光増白剤。 8 非対称的に置換された特に式(1)または(3)の化
    合物80乃至99%と、対称的に置換された特に式
    (2)、(4)または(6)の化合物20乃至1%とよりなる特
    許請求の範囲第7項に記載の蛍光増白剤。 9 非対称的に置換された特に式(1)または(3)の化
    合物90乃至99%と、対称的に置換された特に式
    (2)、(4)または(6)の化合物10乃至1%とよりなる特
    許請求の範囲第8項に記載の蛍光増白剤。 10 式 (式中、RとR1とは同種または異種であつて
    互いに独立的にCNまたはカルボン酸低級アルキ
    ルエステル基であり、RとR1とが同種である場
    合にはR1が結合しているフエニル環内の結合位
    置はRが結合しているフエニル環内の結合位置と
    は異なつていなければならない)の非対称的に置
    換された化合物51乃至99%と、式 (式中、Rは上記の定義のとおりであり、2個
    のRはそれぞれそれらが結合しているフエニル環
    内で同じ結合位置にある)の対称的に置換された
    化合物49乃至1%とよりなる蛍光増白剤を製造す
    る方法に於いて、テレフタルアルデヒドを式 の化合物と反応させて下記式 との化合物の混合物を得、この混合物をさらに式 〔上記各式において、RとR1とは前記定義の
    とおりであり且つフエニル環内での結合位置に関
    して前記記載の条件を満足しなければならない、
    またXとYとは同種または異種であり互いに独立
    的に次式の基である 【式】【式】 【式】【式】 または【式】〕の化合物と反応 させ蛍光増白剤を製造する方法。 11 式 (式中、RとR1とは同種または異種であつて、
    互いに独立的にCNまたはカルボン酸低級アルキ
    ルエステル基であり、R1が結合しているフエニ
    ル環内の結合位置はRが結合しているフエニル環
    内の結合位置とは異なつていなければならない)
    の非対称的に置換された化合物51及至99%と、式 (式中、Rは上記の定義のとおりであり、2個
    のRはそれぞれそれらが結合しているフエニル環
    内で同じ結合位置にある)の対称的に置換された
    化合物49乃至1%とを含む特許請求の範囲第10
    項に記載の蛍光増白剤の製造方法。 12 XとYとが式【式】の基で あることを特徴とする特許請求の範囲第10項ま
    たは第11項に記載の方法。 13 テレフタルアルデヒドを式 または の化合物と反応させて式 と式(4)との化合物の混合物または式 と式(6)との化合物の混合物を得、次にそれぞれ得
    られた混合物を式 または の化合物と反応させて式 の化合物51乃至99%と、式 の化合物49乃至1%とよりなる蛍光増白剤または
    の化合物51乃至99%と、式 の化合物49乃至1%よりなる蛍光増白剤を得るこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第12項に記載の
    方法。 14 テレフタルアルデヒドと式 の化合物との反応を得られるモノアルデヒドがそ
    れに対しわずかに可溶でありそれから晶析する溶
    剤または溶剤混合物中に行なうことを特徴とする
    特許請求の範囲第11項乃至第13項のいずれか
    に記載の方法。 15 テレフダルアルデヒドと式 との反応をアルカリ性縮合剤好ましくはアルカリ
    金属アルコラートの存在において0乃至50℃、好
    適には20乃至30℃の温度で行なうことを特徴とす
    る特許請求の範囲第12項乃至第14項のいずれ
    かに記載の方法。 16 第一工程において得られたモノアルデヒド
    含有混合物を単離することなく次の反応を行なう
    ことを特徴とする特許請求の範囲第11項乃至第
    15項のいずれかに記載の方法。 17 第一工程において得られたモノアルデヒド
    含有混合物を単離し、そして、好ましくは精製す
    ることなく該モノアルデヒドが可溶である溶剤中
    で以後の反応を行なうことを特徴とする特許請求
    の範囲第11乃至第15項のいずれかに記載の方
    法。 18 第一工程で得られた混合物と式 の化合物との反応を、アルカリ性縮合剤好適には
    アルカリ金属アルコラートの存在下、20乃至100
    ℃好適には30乃至50℃の温度で行なうことを特徴
    とする特許請求の範囲第17項に記載の方法。 19 特許請求の範囲第1項において定義された
    蛍光増白剤の1つおよび所望の場合には慣用の配
    合添加物を含有することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載の蛍光増白剤。 20 式 (式中、RとR1とは同種または異種であつて
    互いに独立的にCNまたはカルボン酸低級アルキ
    ルエステル基であり、RとR1とが同種である場
    合にはR1が結合しているフエニル環内の結合位
    置はRが結合しているフエニル環内の結合位置と
    は異なつていなければならない)の非対称的に置
    換された化合物51乃至99%と、式 (式中、Rは上記の定義のとおりであり、2個
    のRはそれぞれそれらが結合しているフエニル環
    内で同じ結合位置にある)の対称的に置換された
    化合物49乃至1%とよりなる蛍光増白剤を、天
    然、半合成または合成の高分子有機基材特に紡績
    繊維に配合するか、または上記蛍光増白剤または
    剤を上記基材、好適には紡績繊維上に付与するこ
    とを特徴とする上記基材の蛍光増白方法。 21 式 (式中、RとR1とは同種または異種であつて、
    互いに独立的にCNまたはカルボン酸低級アルキ
    ルエステル基であり、R1が結合しているフエニ
    ル環内の結合位置はRが結合しているフエニル環
    内の結合位置とは異なつていなければならない)
    の非対称的に置換された化合物51乃至99%と、式 (式中、Rは上記の定義のとおりであり、2個
    のRはそれぞれそれらが結合しているフエニル環
    内で同じ結合位置にある)の対称的に置換された
    化合物49乃至1%とを含む蛍光増白剤を使用する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第20項に記載
    の蛍光増白方法。 22 RとR1とが互いに独立的に−CNまたは−
    COOY′ (Y′は1乃至4個の炭素原子を有する
    アルキル基である)である蛍光増白剤を使用する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第20項に記載
    の蛍光増白方法。 23 RとR1とが同種であつて共にCNである蛍
    光増白剤を使用することを特徴とする特許請求の
    範囲第20項に記載の蛍光増白方法。 24 式 の化合物51乃至99%と、式 の化合物49乃至1%とよりなる蛍光増白剤を使用
    することを特徴とする特許請求の範囲第20項に
    記載の蛍光増白方法。 25 式 の化合物51乃至99%と、式 の化合物49乃至1%よりなる蛍光増白剤を使用す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第20項に記
    載の蛍光増白方法。 26 非対称的に置換された特に式(1)または(3)の
    化合物70乃至99%と、対称的に置換された特に式
    (2)、(4)または(6)の化合物30乃至1%とよりなる蛍
    光増白剤を使用することを特徴とする特許請求の
    範囲第20項に記載の蛍光増白方法。 27 非対称的に置換された特に式(1)または(3)の
    化合物80乃至99%と、対称的に置換された特に式
    (2)、(4)または(6)の化合物20乃至1%とよりなる蛍
    光増白剤を使用することを特徴とする特許請求の
    範囲第20項に記載の蛍光増白方法。 28 非対称的に置換された特に式(1)または(3)の
    化合物90乃至99%と、対称的に置換された特に式
    (2)、(4)または(6)の化合物10乃至1%とよりなる蛍
    光増白剤を使用することを特徴とする特許請求の
    範囲第20項に記載の蛍光増白方法。 29 特許請求の範囲第20項において定義され
    た蛍光増白剤の1つおよび所望の場合には慣用の
    配合添加物を含有することを特徴とする特許請求
    の範囲第20項に記載の蛍光増白方法。
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