JPH0224859Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0224859Y2
JPH0224859Y2 JP1983019067U JP1906783U JPH0224859Y2 JP H0224859 Y2 JPH0224859 Y2 JP H0224859Y2 JP 1983019067 U JP1983019067 U JP 1983019067U JP 1906783 U JP1906783 U JP 1906783U JP H0224859 Y2 JPH0224859 Y2 JP H0224859Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
tuning
card
radio wave
tuned
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983019067U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59126061U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1906783U priority Critical patent/JPS59126061U/ja
Priority to US06/555,212 priority patent/US4605845A/en
Priority to GB08331837A priority patent/GB2133950B/en
Priority to DE19833344782 priority patent/DE3344782A1/de
Publication of JPS59126061U publication Critical patent/JPS59126061U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0224859Y2 publication Critical patent/JPH0224859Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
  • Credit Cards Or The Like (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本案は共振周波数の異なるn(2以上の整数)
個の同調回路ユニツトを内蔵し選択的同調機能を
有する電波感応カードを用いた入退出チエツク装
置に関する。
〔従来の技術〕
従来、一般のクレジツトカード大のサイズで磁
気を帯びたストリツプを備えたプラスチツク製の
カードがあり、読取り装置と共に、米国特許No.
4058839に開示されている。このようなカードの
システムへの応用としては、カードによつてのみ
ドアを開けることが出来るエントリー制御システ
ムが挙げられる。すなわち、同システムはカード
保有者がドアの内外に装着されたパスターミナル
に予め設定されたコードを有するカードを差し込
むと、ドアを開けることができ、通過するとドア
が自動的に閉じるように構成されていた。このド
アの開閉機構は、例えば周知の電動式のもので、
ドアを開閉するための動力用の電動機と、この電
動機にドア開閉用の駆動信号を供給するゲート駆
動回路等から構成されている。そして、このゲー
ト駆動回路はカードの読取りコードに基づくドア
を開く又は閉じるための指示信号によつて動作す
る。例えばゲート駆動回路はドアの開の指示信号
を受けると一時的にドアを開ける駆動信号を電動
機に供給してドアを一時的に開く。このドアが開
いている間にカード保有者は通過することができ
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、同システムではドアを開ける
時、そのたびにカードを取り出してパスターミナ
ルに差し込まなければならず、操作上煩しいなど
の課題があつた。
本考案は上記の如き従来のものの欠点を除去す
るためになされたもので、共振周波数の異なるn
個のLC同調閉回路ユニツトを内蔵する電波感応
カードを用いて、少なくとも1つ以上最大nの所
定共振周波数とそれぞれに対応する発振周波数と
の同調点を選択的に検知可能とした入退出チエツ
ク装置の構成により、上記カード携帯者が警備中
のゲートを入退出する際に、上記チエツク装置に
接近するだけで自動的に携帯された該カードを判
別チエツクし、その結果に基づく出力の選択動作
を行うことが出来る電波感応カードを用いた入退
出チエツク装置を提供することを目的としてい
る。
〔課題を解決するための手段〕
この考案の電波感応カードを用いた入退出チエ
ツク装置は、同調周波数の異なるLC同調閉回路
ユニツトを有する電波感応カードと、その全ての
同調周波数を含む帯域で発振周波数を掃引発振す
る掃引信号発生回路と、同調周波数と発振周波数
との同調点を検知して、LC同調閉回路ユニツト
の同調状態に応じた2値の選択コードを出力する
コード出力回路と、ゲート駆動回路に選択コード
に基づいてゲート開閉の指示信号を出力する選択
回路を設けたものである。
〔作用〕
この考案における電波感応カードを用いた入退
出チエツク装置は、LC同調閉回路ユニツトを選
択コードのビツト位置の特定値に対応させてある
のでコード出力回路が電波感応カードのLC同調
閉回路ユニツトの同調を検知して、LC同調閉回
路ユニツトの同調状態に応じた選択コードを出力
し、この選択コードが予め設定されたコードなら
ば選択回路がゲート開の指示信号を出力し、それ
以外は閉の指示信号を出力する。
〔実施例〕
以下に、本考案の一実施例を図面を参照して説
明する。
第1図は本考案の一実施例を示すものであつ
て、図中、1は電波感応カード、2は上記電波感
応カード1の所定の厚さ及び誘電率を有するシー
ト基板で、本出願人の考案になるカード状検知子
(実願昭57−187941号)の構成において開示され
たLC同調回路ユニツトと同一の構成を有するn
個のLC同調回路ユニツト、本実施例では、例え
ば互いに左右対称の2組のLC同調回路ユニツト
が、一方を表裏反転、180度回転された状態にプ
リント配線されている。このシート基板1は例え
ば50μ程度の厚さのポリエステル樹脂又はポリイ
ミド樹脂から成り、その表面及び裏面には、フオ
トエツチングなどにより該基板1を介在させて互
いに対向位置に中央部主電極X1、中央部対電極
X2及び周辺部主電極Y1、周辺部対電極Y2を形成
し、上記基板1裏面の中央部主電極X1と周辺部
主電極Y1を、上記基板1表面の中央部対電極X2
と周辺部対電極Y2をそれぞれ直線状及び渦巻状
にプリント配線してLC同調回路を構成している。
また、上記各電極X1,X2,Y1,Y2は上記基板
1の外表面からの突出部高さが、例えば18μ程度
に形成されている。
第2図は第1図の構成を備えた上記シート基板
1に形成された同調回路ユニツトの等価回路を示
すものであつて、図中、CPX,CPYはそれぞれ中央
部主電極X1及び対電極X2、周辺部主電極Y1及び
対電極Y2の間に形成される各等価コンデンサの
静電容量であり、互いに直列接続されている。従
つて、該等価回路全体での等価コンデンサの静電
容量CPEは次式によつて与えられる。
1/CPE=1/CPX+1/CPY なお、B−B線は上記シート基板2の平面方向
の中心線を示す。
以上の如きシート基板2は、更に、本出願人の
考案(実公昭54−14259号公報記載)によつて成
る薄物カバー、すなわちポリエステル樹脂から成
る外層フイルムにエチレンと酢酸ビニールの共重
合体から成る内層フイルムを積層したもので完全
密封状態にラミネートされて、本実施例による電
波感応カード1を構成する。
次に、第3図は上述の電波感応カード1を用い
た入退出チエツク装置の概要を示すものであつ
て、図中、1a,1b,1cは3ビツトを示す3
個のLC同調回路ユニツトで、それぞれ等価コン
デンサCPE1,CPE2,CPE3及びインダクタンスL1
L2,L3を有している。なお、n1,n2,n3は上記各
LC同調回路の電極近傍のコイル端子で、n1,n3
は閉じた状態、n2は開いた状態を示す。3は入退
出チエツク装置で、以下に示す4〜8のもので構
成されている。4は掃引信号発生回路で、上記
LC同調回路ユニツト1a,1b,1cの同調周
波数に対応した帯域内の3つの発振周波数を掃引
発振する。5は同調点検知回路で、いわゆるデイ
ツプメーターの動作原理に基づいて動作する。す
なわち、上記掃引発振回路4の発振周波数と上記
電波感応カード1のLC同調回路ユニツト1a,
1b,1cの共振周波数が一致すると、発振エネ
ルギーが相手の回路に吸収されるため同調点で発
振が弱くなることから、該同調点検知回路5は上
記各LC同調回路ユニツト1a,1b,1cのそ
れぞれの同調周波数に対応する同調点Ta,Tb,
Tcを検知して、パルス検知信号、すなわち同調
点有りの場合“H”信号、無しの場合は“L”信
号を次段のレジスタ回路6に並列状に送出する。
このレジスタ回路6では、3ビツトの2進数コー
ドを10進数コードに変換し、次段の選択回路7で
は7通りの組合せ動作を選択可能に、或いは7通
りの身分判定項目のチエツク可能に構成されてい
る。8は上記選択回路7の出力によつて表示機能
を動作させる表示器である。なお、9は上記入退
出チエツク装置3の出力に基づいて図示しない入
退出ゲートの開・閉手段を電気的に駆動させるゲ
ート駆動回路である。
なお、同調点検知回路5とレジスタ回路6とで
コード出力回路を構成している。
以上の構成に基づき、本考案の一実施例の動作
について説明する。
まず、携帯されるべき電波感応カード1に内蔵
されたLC同調回路ユニツト1a,1b,1cの
うち、1a及び1cは閉回路を形成し、1bは開
回路となつているので、該カード1は2進数コー
ドで(101)を構成している。そこで、この種カ
ード1を携帯して入退出チエツク装置3に接近す
ると、掃引信号発生回路4より掃引発振されてい
る発振周波数のうち、上記LC同調回路ユニツト
1a,1cの同調周波数と一致するので、これら
同調点Ta,Tcが同調点検知回路5によつて検知
され、検知信号(“H”,“L”,“H”)が次段のレ
ジスタ回路6に送出される。そこで、選択回路7
が上記検知信号(“H”,“L”,“H”)を2進数の
(101)から10進数の5に変換し、予め設定された
「5」に対応した出力を選択するか、或いは5に
対応したグループに属する身分判定項目のチエツ
クを行う。そして、この出力は表示器8に「通行
可」のサインを表示させ、ゲート駆動回路9を動
作させてゲート(図示せず)を「開」の状態とす
る。
次に、もし所定の電波感応カード1を携帯しな
いで、ゲートを通過しようとした場合には、チエ
ツク装置3の同調点検知回路5は同調点を全く検
知しないので、検知信号(“L”,“L”,“L”)が
次段のレジスタ回路6に送出される。そこで、選
択回路7が上記検知信号(“L”,“L”,“L”)を
2進数の(000)から10進数の0に変換して、予
め設定された「0」に対応した出力を選択する
か、或いは「0」に対応したグループに属する身
分判定項目のチエツクを行い、表示器8に「通行
不可」のサインを表示させ、ゲート駆動回路9を
動作させて上記ゲートを「閉」の状態とする。従
つて本考案の一実施例によれば、カード操作をし
たり、カードの存在を第3者に見られることな
く、全く自動的に所定の電波感応カードの携帯者
をチエツクし入退出ゲートの通過を可能とするこ
とが出来る。
なお、上記実施例による電波感応カードは周辺
部電極の面積を切断縮小することにより、任意の
静電容量のものを得ることができ、これにより構
成されたLC同調回路ユニツト1a,1b,1c
の等価コンデンサCPE1,CPE2、CPE3を容易に可変
設定できるので、該カードの量産上の作業性、コ
ストなどの面で極めて大なる実用的効果が得られ
る。又、上記実施例において、ゲートについて説
明したが、このゲートはドアを含む意味の広いも
のである。
〔考案の効果〕
以上説明した通り、本考案によれば掃引発振周
波数から電波感応カードのLC同調閉回路ユニツ
トの同調状態を検知し、この検知結果に応じた2
値の選択コードを出力し、この選択コードに基づ
いてゲート開閉用の指示信号をゲート駆動回路に
出力するように構成したので、カード携帯者が警
備中のゲートを入退出する際に特にその身分証明
書を指示したり、装置にカードを挿入したりする
ことなく、チエツク装置に接近するだけで自動的
に携帯された電波感応カードを判別チエツクし、
その結果に基づく出力の選択動作を行うことがで
き、或いは上記電波感応カードに記録されたグル
ープ別身分判定項目のチエツクを行うことがで
き、入退出に係るカード媒体とそのチエツク装置
の多機能で安価な実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す電波感応カー
ドの構成図、第2図は第1図に示すLC同調回路
ユニツトの等価回路図、第3図は本考案の一実施
例を示す上記電波感応カードと入退出チエツク装
置のブロツク構成図である。 1……電波感応カード、1a,1b,1c……
LC同調回路ユニツト、2……シート基板、3…
…入退出チエツク装置、4……掃引信号発生回
路、5……同調点検知回路、6……レジスタ回
路、7……選択回路、5,6……コード出力回
路。なお、図中、同一符号は同一部分又は相当部
分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 所定の誘電率を有する絶縁性のシート基板の表
    裏にプリント配線を施こしてN個のLC同調閉回
    路ユニツトを設け、前記Nが複数の場合には、前
    記LC同調閉回路ユニツトの同調周波数を互いに
    異ならしめた電波感応カードと、 前記LC同調閉回路ユニツトの全ての同調周波
    数を含む帯域で発振周波数を掃引発振する掃引信
    号発生回路と、 前記電波感応カードのLC同調閉回路ユニツト
    の同調周波数と前記掃引信号発生回路の発振周波
    数との同調点を検知して、前記LC同調閉回路ユ
    ニツトの同調状態に応じた2値の選択コードを前
    記Nの最大値以上の所定ビツト数で出力するコー
    ド出力回路と、 入退出用のゲートを開閉駆動するための駆動信
    号を出力するゲート駆動回路に前記コード出力回
    路からの前記選択コードに基づいて前記ゲートの
    開閉を選択的に指示する信号を出力する選択回路
    とを備えた電波感応カードを用いた入退出チエツ
    ク装置。
JP1906783U 1982-12-14 1983-02-14 電波感応カ−ドを用いた入退出チエツク装置 Granted JPS59126061U (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1906783U JPS59126061U (ja) 1983-02-14 1983-02-14 電波感応カ−ドを用いた入退出チエツク装置
US06/555,212 US4605845A (en) 1982-12-14 1983-11-22 Detectable card and entry and departure checking apparatus utilizing the same
GB08331837A GB2133950B (en) 1982-12-14 1983-11-29 Electronic surveillance sytems
DE19833344782 DE3344782A1 (de) 1982-12-14 1983-12-10 Kartenfoermiger detektor und eintritt- und austritt-kontrollanlage mit einem derartigen detektor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1906783U JPS59126061U (ja) 1983-02-14 1983-02-14 電波感応カ−ドを用いた入退出チエツク装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59126061U JPS59126061U (ja) 1984-08-24
JPH0224859Y2 true JPH0224859Y2 (ja) 1990-07-09

Family

ID=30150222

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1906783U Granted JPS59126061U (ja) 1982-12-14 1983-02-14 電波感応カ−ドを用いた入退出チエツク装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59126061U (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6290294A (ja) * 1985-10-16 1987-04-24 大信機器株式会社 識別カ−ド
FR2601462B1 (fr) * 1986-07-10 1988-08-05 Dissuavol Sarl Procede de controle du deplacement d'objets, en particulier de vehicules automobiles
JP2714563B2 (ja) * 1989-01-25 1998-02-16 東海アルミ箔株式会社 識別標識

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5999589A (ja) * 1982-11-30 1984-06-08 Comput Services Corp 通信機能を持つ情報カ−ド

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5999589A (ja) * 1982-11-30 1984-06-08 Comput Services Corp 通信機能を持つ情報カ−ド

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59126061U (ja) 1984-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4605845A (en) Detectable card and entry and departure checking apparatus utilizing the same
CA1294043C (en) Process and an apparatus for the non-contact transmission of information
US4818855A (en) Identification system
US5124535A (en) Control station for data carriers
US4134538A (en) Process and apparatus for identification of objects
US5218189A (en) Binary encoded multiple frequency rf indentification tag
JP3526928B2 (ja) 非接触icカードシステム
US6208235B1 (en) Apparatus for magnetically decoupling an RFID tag
US5871075A (en) Coin sorting machine
EP0609453A1 (en) Mobile object identification device
US3440633A (en) Interrogator-responder identification system
JPS60153589A (ja) 代用貨幣及び代用貨幣取扱い装置
JPH0224859Y2 (ja)
JPS60179891A (ja) 複合icカ−ド
RU2293372C1 (ru) Система контроля подлинности детектируемого изделия с резонансным защитным средством
US4210900A (en) Surface acoustic wave code reader
CN205540966U (zh) 电子装置
US20060009288A1 (en) Conveying information to an interrogator using resonant and parasitic radio frequency circuits
JP2001291080A (ja) 非接触型icカード
US5877706A (en) Ferromagnetic object detector
JP2000137873A (ja) 金属ケース内の物品の識別装置
NL8304247A (nl) Kaartvormige detector en binnenkomst- en vertrekcontrole-inrichting voor het toepassen daarvan.
JPH0512598A (ja) 車両誘導装置
JP4002741B2 (ja) 非接触式自動改札機
JPS61198387A (ja) Icカ−ド