JPH0224782Y2 - - Google Patents

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JPH0224782Y2
JPH0224782Y2 JP17518484U JP17518484U JPH0224782Y2 JP H0224782 Y2 JPH0224782 Y2 JP H0224782Y2 JP 17518484 U JP17518484 U JP 17518484U JP 17518484 U JP17518484 U JP 17518484U JP H0224782 Y2 JPH0224782 Y2 JP H0224782Y2
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JP
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plastic film
cheese
small
film
gas
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JP17518484U
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Packages (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本案はチーズの包装体、詳しくはナチユラルチ
ーズの包装体に関するものである。
(従来の技術) 従来チーズはガスバリヤー性のあるプラスチツ
クフイルムやワツクス等で密封包装している。と
くにナチユラルチーズにおける微生物上のシエル
ライフの延長化をはかるために、プラスチツクフ
イルムの場合は包装袋内部に不活性ガスの窒素と
炭酸ガスの混合ガスを封入したり、真空密着包装
を施している。
(考案が解決しようとする課題) 一般に、ナチユラルチーズを小型サイズに切断
して、その複数個をマルチパツクした場合、チー
ズの裸包装ではデンマーク産サムソン、ニユージ
ーランド産チエダー、フインランド産エダム、オ
ランダ産ゴーダ、国産ゴーダ等のチーズは、物性
上から切断面のブロツキング(再付着)が発生す
る。
(課題を解決するための手段) したがつて、本案の技術的課題は微生物の生育
を抑制するものでありながら、チーズ面同志のブ
ロツキング現象を防止することのでき、消費者の
便利性を考慮した小型サイズチーズの包装体を提
供しようとするものである。
この技術的課題を解決する本案の技術的手段は
多数の小さな孔のあるプラスチツクフイルムで個
包装した小型サイズの複数個のチーズを、一緒に
ガスバリヤー性のある外装プラスチツクフイルム
でガス置換包装したものである。
(考案の効果) この技術的手段によれば、個包装のプラスチツ
クフイルムに小さな孔が多数あるので、上包包装
するとき、個包装のプラスチツクフイルム内の空
気が除去され、フイルムとチーズとがよく密着
し、したがつてきれいな上包包装ができる。
しかして、個包装のプラスチツクフイルムの小
さな孔を通して不活性ガスが個包装のプラスチツ
クフイルム内に封入されて不活性ガスはよくチー
ズ表面と接触し、したがつて、炭酸ガスはチーズ
中の水分と反応し、弱い炭酸溶液がチーズ表面に
形成されて微生物の静菌効果が発揮できる。
更に、本案のものによればチーズを小型サイズ
に切断した個包装し、この個包装された小型サイ
ズのチーズの複数個を一緒に外装のプラスチツク
フイルムで上包包装するものであるから、小型チ
ーズ面同志のブロツキング現象を個包装のプラス
チツクフイルムで防ぐことができる。
(実施例) 1は小型サイズに定型、定量化したコーナー部
のあるチーズで、これは小さな孔2が多数あるプ
ラスチツクフイルム3で個包装される。図示のも
のはフイルム全面に孔2があけられているが、一
部でもよい。
この個包装のプラスチツクフイルム3の材料
は、チーズ表面に密着し、きれいに折込みができ
るような材料が選ばれる。
すなわち、腰の柔かいセロフアンフイルム又は
ポリプロピレン等のプラスチツクフイルムや不織
布である。
個包装のプラスチツクフイルム3の両面には、
上包包装の形態でシールができるように安全、衛
生性を配慮し、塩化ビニリデン樹脂又は塩化ビニ
ール樹脂を1〜5μコーテイングする。又個包装
プラスチツクフイルム3の孔は、その径もしくは
長さ、又は間隔が0.1〜1.0mm程の円状又は楕円、
線状の形状で例えば5〜100個/cm2程度均一に設
ける。
個包装のプラスチツクフイルム3には、又易開
封性の機能をもたせるためにカツトテープ4を設
ける。
カツトテープ4は、ヒートシールができ安全に
して衛生的な塩化ビニリデン樹脂又は塩化ビニー
ル樹脂等を1〜5μの厚みで、両面にコーテイン
グしたセロフアンフイルム、又はポリプロピレン
フイルムが用いられる。
カツトテープ4の位置は、例えば長辺側3aの
フイルムを開封し、食べた後短辺側3bのチーズ
を指で押すことによつてチーズを押出し、手を汚
さずに食べられるような位置に設ける。
以上のように個包装されたチーズは、1〜100
個程の単位で、第2図のようにガスバリヤー性の
あるプラスチツクフイルム5でマルチパツクす
る。マルチパツクする際不活性ガスの窒素と炭酸
ガスの混合ガスが外装プラスチツクフイルム5内
に封入される。
混合ガスの比率は、炭酸ガスが50〜90%、残り
は窒素ガスとする。外装プラスチツクフイルム5
内の残存酸素量は1%以下にする。
なお、6は外装プラスチツクフイルム5のシー
ル部を示す。
又ガスバリヤー性のある外装プラスチツクフイ
ルム5の材料としては、塩化ビニリデン樹脂をコ
ートしたポリプロピレン、塩化ビニリデン樹脂を
コートしたポリエステル、塩化ビニリデン樹脂を
コートしたナイロンフイルム、塩化ビニリデン樹
脂をコートしたエチレンビニルアルコール共重合
物等である。
以上何れにしても、本案のものは微生物の生育
を抑制し、かつチーズ面同志のブロツキングが防
止でき、消費者の使用に便利な小型サイズチーズ
の包装体を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は個包装された小型サイズチーズの斜面
図、第2図は小型サイズチーズがマルチパツクさ
れた包装体の斜面図である。 1……小型サイズチーズ、2……小さな孔、3
……プラスチツクフイルム、4……カツトテー
プ、5……ガスバリヤー性のある外装プラスチツ
クフイルム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多数の小さな孔のあるプラスチツクフイルムで
    個包装した小型サイズの複数個のチーズを一緒
    に、ガスバリヤー性のある外装プラスチツクフイ
    ルムでガス置換包装したことを特徴とするチーズ
    の包装体。
JP17518484U 1984-11-19 1984-11-19 Expired JPH0224782Y2 (ja)

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JP17518484U JPH0224782Y2 (ja) 1984-11-19 1984-11-19

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JP17518484U JPH0224782Y2 (ja) 1984-11-19 1984-11-19

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JPS6191581U JPS6191581U (ja) 1986-06-13
JPH0224782Y2 true JPH0224782Y2 (ja) 1990-07-06

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0728141Y2 (ja) * 1989-11-24 1995-06-28 雪印乳業株式会社 高水分含有チーズからの離水分を吸水する包装体
JP6309201B2 (ja) * 2013-03-28 2018-04-11 雪印メグミルク株式会社 チーズ包装体

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JPS6191581U (ja) 1986-06-13

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