JPH107179A - 食肉小パック用トレー - Google Patents
食肉小パック用トレーInfo
- Publication number
- JPH107179A JPH107179A JP18145496A JP18145496A JPH107179A JP H107179 A JPH107179 A JP H107179A JP 18145496 A JP18145496 A JP 18145496A JP 18145496 A JP18145496 A JP 18145496A JP H107179 A JPH107179 A JP H107179A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- meat
- tray
- small
- pack
- view
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 食肉小パック製品に好適で、取り扱いが容易
になり、衛生的で、解凍時の肉汁が外部にたれ流さない
トレーを提供することを目的とする。 【解決手段】 50〜100 gの食肉を小形トレーに載せ、
その状態でフィルム包装した食肉小パック製品における
前記小形のトレー2であって、合成樹脂フィルム製であ
り、一辺が50〜100mm の四角形または長方形の底部10
と、底部10の各辺から立上る高さ5〜20mmの側壁11とか
らなり、底部10に溝12が形成されており、底部10の上面
に複数個の突起14が形成されている。また、底部10に吸
収シート15を載置してもよい。
になり、衛生的で、解凍時の肉汁が外部にたれ流さない
トレーを提供することを目的とする。 【解決手段】 50〜100 gの食肉を小形トレーに載せ、
その状態でフィルム包装した食肉小パック製品における
前記小形のトレー2であって、合成樹脂フィルム製であ
り、一辺が50〜100mm の四角形または長方形の底部10
と、底部10の各辺から立上る高さ5〜20mmの側壁11とか
らなり、底部10に溝12が形成されており、底部10の上面
に複数個の突起14が形成されている。また、底部10に吸
収シート15を載置してもよい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は食肉小パック用トレ
ーに関する。さらに詳しくは、これまでになかった概念
によって小さくパックした食肉製品に使用する小形トレ
ーに関する。
ーに関する。さらに詳しくは、これまでになかった概念
によって小さくパックした食肉製品に使用する小形トレ
ーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭の主婦が食肉を購入する際
は、店頭で計り売りの食肉を必要量買うか、トレーに包
装した食肉を買っていたが、通常これらの食肉の量は40
0 g〜1kgで売買されている。なぜならば、余り小量だ
と計り売りにしてもパック売りにしても手間や包装コス
トがかかり採算が合わないと認識されていたことによ
る。
は、店頭で計り売りの食肉を必要量買うか、トレーに包
装した食肉を買っていたが、通常これらの食肉の量は40
0 g〜1kgで売買されている。なぜならば、余り小量だ
と計り売りにしてもパック売りにしても手間や包装コス
トがかかり採算が合わないと認識されていたことによ
る。
【0003】しかるに、核家族化が進んだ今日では、40
0 g以上の食肉を買っても一度に食べきれない場合があ
るし、食生活をバラエティ化させる点からは食肉以外の
食品を加えて献立を作るのが普通であるため、使用量が
少なくてよい場合もあり、結果として、余ることが多
い。余った場合、冷蔵庫で冷凍保管することになるが、
一般的にいって、つぎに使用するとき、食品の品質が低
下したり、解凍しにくかったり、種々の不都合を生じて
しまう。
0 g以上の食肉を買っても一度に食べきれない場合があ
るし、食生活をバラエティ化させる点からは食肉以外の
食品を加えて献立を作るのが普通であるため、使用量が
少なくてよい場合もあり、結果として、余ることが多
い。余った場合、冷蔵庫で冷凍保管することになるが、
一般的にいって、つぎに使用するとき、食品の品質が低
下したり、解凍しにくかったり、種々の不都合を生じて
しまう。
【0004】本発明者はかかる事情に鑑み、必要な時に
必要な量だけ使え、全部使い切るまで無駄なく使え、冷
凍しても品質を最高の条件で保持でき、解凍時に取り出
しやすく、冷凍庫に収納しやすく、急に料理する場合も
簡単に解凍でき、1個1個の分量が決っているため必要
量の取出しが簡単で、健康管理にも役立てることができ
る食肉小パック製品を特願平7−323927号および
平成8年6月12日付特許願で提案している。
必要な量だけ使え、全部使い切るまで無駄なく使え、冷
凍しても品質を最高の条件で保持でき、解凍時に取り出
しやすく、冷凍庫に収納しやすく、急に料理する場合も
簡単に解凍でき、1個1個の分量が決っているため必要
量の取出しが簡単で、健康管理にも役立てることができ
る食肉小パック製品を特願平7−323927号および
平成8年6月12日付特許願で提案している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記食肉小パ
ック製品に好適で、取り扱いが容易になり、衛生的で、
解凍時の肉汁が外部にたれ流さないトレーを提供するこ
とを目的とする。
ック製品に好適で、取り扱いが容易になり、衛生的で、
解凍時の肉汁が外部にたれ流さないトレーを提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の食肉小パック
用トレーは、50〜100 gの食肉を小形トレーに載せ、そ
の状態でフィルム包装した食肉小パック製品における前
記小形の食肉小パック用トレーであることを特徴とす
る。請求項2の食肉小パック用トレーは、前記食肉小パ
ック用トレーが合成樹脂フィルム製であることを特徴と
する。請求項3の食肉小パック用トレーは、前記食肉小
パック用トレーが、一辺が50〜100mm の四角形または長
方形の底部と、該底部の各辺から立上る高さ5〜20mmの
側壁とからなることを特徴とする。請求項4の食肉小パ
ック用トレーは、前記底部に溝が形成されていることを
特徴とする。請求項5の食肉小パック用トレーは、前記
底部の上面に複数個の突起が形成されていることを特徴
とする。請求項6の食肉小パック用トレーは、前記突起
が、高さ2〜5mmで、先端が尖っていることを特徴とす
る。請求項7の食肉小パック用トレーは、前記底部に吸
収シートを載置したことを特徴とする。請求項8の食肉
小パック用トレーは、前記底部および側壁に、リブが形
成されていることを特徴とする。
用トレーは、50〜100 gの食肉を小形トレーに載せ、そ
の状態でフィルム包装した食肉小パック製品における前
記小形の食肉小パック用トレーであることを特徴とす
る。請求項2の食肉小パック用トレーは、前記食肉小パ
ック用トレーが合成樹脂フィルム製であることを特徴と
する。請求項3の食肉小パック用トレーは、前記食肉小
パック用トレーが、一辺が50〜100mm の四角形または長
方形の底部と、該底部の各辺から立上る高さ5〜20mmの
側壁とからなることを特徴とする。請求項4の食肉小パ
ック用トレーは、前記底部に溝が形成されていることを
特徴とする。請求項5の食肉小パック用トレーは、前記
底部の上面に複数個の突起が形成されていることを特徴
とする。請求項6の食肉小パック用トレーは、前記突起
が、高さ2〜5mmで、先端が尖っていることを特徴とす
る。請求項7の食肉小パック用トレーは、前記底部に吸
収シートを載置したことを特徴とする。請求項8の食肉
小パック用トレーは、前記底部および側壁に、リブが形
成されていることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施形態を図面
に基づき説明する。まず、本発明の食肉小パック用トレ
ー(以下、小形トレーという)が用いられる食肉小パッ
ク製品の概念を説明する。図11は食肉小パック製品の
断面図、図12は複数の食肉小パックを大形トレーに包
装した状態の斜視図、図13は食肉小パック製品の包装
方法の説明図である。
に基づき説明する。まず、本発明の食肉小パック用トレ
ー(以下、小形トレーという)が用いられる食肉小パッ
ク製品の概念を説明する。図11は食肉小パック製品の
断面図、図12は複数の食肉小パックを大形トレーに包
装した状態の斜視図、図13は食肉小パック製品の包装
方法の説明図である。
【0008】図11に基づき上記食肉小パック製品の概
念を説明すると、食肉小パック製品1(以下、小パック
製品1という)は、50〜100 gの食肉mを小形トレー2
に載せて、その状態でフィルム3で包装したものであ
る。
念を説明すると、食肉小パック製品1(以下、小パック
製品1という)は、50〜100 gの食肉mを小形トレー2
に載せて、その状態でフィルム3で包装したものであ
る。
【0009】食肉mは50〜100 gの分量でパックした点
に特徴があるが、これは、1人分の1回分の分量を目安
とし、かつ種々の調理の仕方にも過不足なく適合する分
量を、数々の実験や調理方法の研究等により求めたもの
で、とくに、60〜80gが好ましく、とりわけ約70gが最
も好適な範囲である。食肉mの種類は、とくに制限な
く、また形状も制限されない。
に特徴があるが、これは、1人分の1回分の分量を目安
とし、かつ種々の調理の仕方にも過不足なく適合する分
量を、数々の実験や調理方法の研究等により求めたもの
で、とくに、60〜80gが好ましく、とりわけ約70gが最
も好適な範囲である。食肉mの種類は、とくに制限な
く、また形状も制限されない。
【0010】つぎに、本発明の小形トレー2に食肉mを
載せ、フィルム3で包装しているが、こうすることよ
り、小形トレー2と食肉mを一体に扱えるパック製品と
して取り扱え、収納しやすく、手でつまんでも衛生的で
あり大きなトレーや紙箱への詰め合せが容易になるとい
う利点が生ずる。
載せ、フィルム3で包装しているが、こうすることよ
り、小形トレー2と食肉mを一体に扱えるパック製品と
して取り扱え、収納しやすく、手でつまんでも衛生的で
あり大きなトレーや紙箱への詰め合せが容易になるとい
う利点が生ずる。
【0011】上記フィルム包装も、例えば真空包装など
であれば、開封するのがやっかいで家庭では扱いにくい
が、本発明では、つぎのような包装方法を採用し、扱い
やすくしている。すなわち、図13(A)〜(D)に示
すように、小形トレー2上に食肉mを載せ、その上面に
四角形の包装フィルム3の中央部を配置し(A図参
照)、包装フィルム3の各四隅を下方に折り曲げ(B図
参照)、各四隅3aを小形トレー2の底部裏面に沿って
順次折り畳み(C図参照)、折り畳んで重ねられた各隅
3aを部分的にヒートシールしたものである(D図参
照)。D図において、4はヒートシール部であり、図示
のように数個所の点状であってもよく、線状であっても
よい。とにかく、ある程度はしっかりと接着し、しかし
人手によって破りやすくなるよう部分接着をしなければ
ならない。
であれば、開封するのがやっかいで家庭では扱いにくい
が、本発明では、つぎのような包装方法を採用し、扱い
やすくしている。すなわち、図13(A)〜(D)に示
すように、小形トレー2上に食肉mを載せ、その上面に
四角形の包装フィルム3の中央部を配置し(A図参
照)、包装フィルム3の各四隅を下方に折り曲げ(B図
参照)、各四隅3aを小形トレー2の底部裏面に沿って
順次折り畳み(C図参照)、折り畳んで重ねられた各隅
3aを部分的にヒートシールしたものである(D図参
照)。D図において、4はヒートシール部であり、図示
のように数個所の点状であってもよく、線状であっても
よい。とにかく、ある程度はしっかりと接着し、しかし
人手によって破りやすくなるよう部分接着をしなければ
ならない。
【0012】上記のようにフィルム包装した場合、ゴミ
等は入らず衛生的である点は十分であり、しかも解凍後
にフィルム3を剥がすときは、手で隅部3aをめくれ
ば、簡単にヒートシール部4が剥がれるので、開封が容
易であるという利点がある。
等は入らず衛生的である点は十分であり、しかも解凍後
にフィルム3を剥がすときは、手で隅部3aをめくれ
ば、簡単にヒートシール部4が剥がれるので、開封が容
易であるという利点がある。
【0013】上記の小パック製品1は、それを店頭でバ
ラ売りすることもでき、図12のように大形のトレー5
に数個分(例えば4〜20個など、その数は任意)を詰め
合せ、さらに外装フィルム6で包装して販売してもよ
く、ケーキショップのような紙箱や、紙袋に、種々の肉
の小パック製品1を詰め合せて販売することができる。
ラ売りすることもでき、図12のように大形のトレー5
に数個分(例えば4〜20個など、その数は任意)を詰め
合せ、さらに外装フィルム6で包装して販売してもよ
く、ケーキショップのような紙箱や、紙袋に、種々の肉
の小パック製品1を詰め合せて販売することができる。
【0014】本発明における小形トレー2は、上記の食
肉小パック製品に用いられるものであり、つぎにその好
ましい実施形態を説明する。図1は本発明の一実施形態
に係る小形トレー2の平面図、図2は同小形トレー2の
側面図、図3は図1における III−III 線断面図、図4
は側壁の断面図である。
肉小パック製品に用いられるものであり、つぎにその好
ましい実施形態を説明する。図1は本発明の一実施形態
に係る小形トレー2の平面図、図2は同小形トレー2の
側面図、図3は図1における III−III 線断面図、図4
は側壁の断面図である。
【0015】図1〜2に示す小形トレー2は、50〜100
gの食肉を載せるに適した大きさであり、底10と四周の
側壁11から構成されている。この小形トレー2の材料や
製法はとくに制限はないが、合成樹脂フィルムで成型し
た場合は、冷凍した場合もトレーが割れることがなく食
肉の間にはさまったりしないので衛生的であり、また低
コストで大量生産できるので好ましい。
gの食肉を載せるに適した大きさであり、底10と四周の
側壁11から構成されている。この小形トレー2の材料や
製法はとくに制限はないが、合成樹脂フィルムで成型し
た場合は、冷凍した場合もトレーが割れることがなく食
肉の間にはさまったりしないので衛生的であり、また低
コストで大量生産できるので好ましい。
【0016】大きさは、50〜100 gの食肉を載せる都合
に合わせて、一辺が50〜100mm 、とくに60〜70mmの四角
形または長方形の底部10と、底部10の4辺から立上る高
さ5〜20mm、とくに8〜13mmの側壁11が好ましい。
に合わせて、一辺が50〜100mm 、とくに60〜70mmの四角
形または長方形の底部10と、底部10の4辺から立上る高
さ5〜20mm、とくに8〜13mmの側壁11が好ましい。
【0017】底部10には数本の溝12を形成するのが好ま
しい。この溝12は、解凍時に食肉から出てくる肉汁を貯
め、食肉の底面が濡れないようにすることができる。ま
た、底部10の強度を高めることができる。底部10と側壁
11にはリブ13が多数形成されている。このリブ13も底部
10と側壁11の強度を高め、トレー2の形状を保つ効果が
ある。
しい。この溝12は、解凍時に食肉から出てくる肉汁を貯
め、食肉の底面が濡れないようにすることができる。ま
た、底部10の強度を高めることができる。底部10と側壁
11にはリブ13が多数形成されている。このリブ13も底部
10と側壁11の強度を高め、トレー2の形状を保つ効果が
ある。
【0018】底部10には、複数個の突起14が形成されて
いる。図面に示す実施形態では底部10の中心に1個の突
起14と、その周囲の4個の突起14の4個が形成されてい
るが、数には制限がない。この突起14は高さが2〜5m
m、とくに3mm程度が好ましく、先端は尖っているのが
好ましい。
いる。図面に示す実施形態では底部10の中心に1個の突
起14と、その周囲の4個の突起14の4個が形成されてい
るが、数には制限がない。この突起14は高さが2〜5m
m、とくに3mm程度が好ましく、先端は尖っているのが
好ましい。
【0019】図10に示すように、この突起14があるこ
とによって、食肉mを載せたとき、簡単に動いたりズレ
ないので、包装工程で食肉mが小形トレー2からずれお
ちたり、購入後家庭で調理するときに思わず食肉を落と
してしまうような不都合が避けやすくなる。
とによって、食肉mを載せたとき、簡単に動いたりズレ
ないので、包装工程で食肉mが小形トレー2からずれお
ちたり、購入後家庭で調理するときに思わず食肉を落と
してしまうような不都合が避けやすくなる。
【0020】つぎに、本発明の他の実施形態を説明す
る。図5は本発明の他の実施形態に係る小形トレー2の
平面図、図6は同小形トレー2の側面図である。この小
形トレー2は、図1〜2の小形トレー2と大きさや、材
質、底部10と側壁11とからなる構造は同じであるが、突
起14を形成してない点で相違する。
る。図5は本発明の他の実施形態に係る小形トレー2の
平面図、図6は同小形トレー2の側面図である。この小
形トレー2は、図1〜2の小形トレー2と大きさや、材
質、底部10と側壁11とからなる構造は同じであるが、突
起14を形成してない点で相違する。
【0021】底部10に形成した溝12は図示のように、十
字に交差するように形成してもよく、図1の例のように
1方向に並列に形成してもよい。この小形トレー2でも
側壁11があることによって、食肉mが簡単にズリ落ちる
ことはなく、調理時に小形トレー2を手で支えることに
よって、衛生的に、かつ簡便に取り扱いやすくなる。
字に交差するように形成してもよく、図1の例のように
1方向に並列に形成してもよい。この小形トレー2でも
側壁11があることによって、食肉mが簡単にズリ落ちる
ことはなく、調理時に小形トレー2を手で支えることに
よって、衛生的に、かつ簡便に取り扱いやすくなる。
【0022】図7は本発明のさらに他の実施形態に係る
小形トレー2の平面図、図8は同トレーの縦断面図、図
9は吸収シート15の斜視図である。この実施形態におい
て、底部10の上面には吸収シート15が載せられている。
吸収シート15は図7に示すような円形でもよく、図9に
示すような四角形、長方形でもよく、その形状は任意で
ある。
小形トレー2の平面図、図8は同トレーの縦断面図、図
9は吸収シート15の斜視図である。この実施形態におい
て、底部10の上面には吸収シート15が載せられている。
吸収シート15は図7に示すような円形でもよく、図9に
示すような四角形、長方形でもよく、その形状は任意で
ある。
【0023】吸収シート15の上面はポリプロピレンやポ
リエチレンなどの合成樹脂フィルム16で、下面は紙や不
織布の吸収材17である。この吸収シート15を合成樹脂フ
ィルム16を上面にし、吸収材17を下面にして小形トレー
2上に載せておくと、解凍時などに生じた肉汁が吸収シ
ート15に吸収されるので、食肉が傷まないという利点が
ある。なお、吸収シート15は中央に孔をあけて、突起14
に差し込んでおけば、簡単に動かないという利点があ
る。
リエチレンなどの合成樹脂フィルム16で、下面は紙や不
織布の吸収材17である。この吸収シート15を合成樹脂フ
ィルム16を上面にし、吸収材17を下面にして小形トレー
2上に載せておくと、解凍時などに生じた肉汁が吸収シ
ート15に吸収されるので、食肉が傷まないという利点が
ある。なお、吸収シート15は中央に孔をあけて、突起14
に差し込んでおけば、簡単に動かないという利点があ
る。
【0024】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、収納しやす
く、形崩れせず、解凍時や調理時に手で小形トレーを持
つことによって、食肉mに直接手を触れないでよくなる
ので、衛生的であるという利点がある。請求項2の発明
によれば、食肉小パック用トレーを安価に大量生産する
ことができる。請求項3の発明によれば、50〜100 gの
食肉をパックするのに最適の大きさであり、取り扱いが
便利となる。請求項4の発明によれば、食肉を解凍する
際に出てくるドリップをためて、食肉に余分なドリップ
が残らないようにすることができる。請求項5の発明に
よれば、食肉が突起に引掛ってズレにくくなるので、包
装工程で食肉がズレたりせず、確実に包装することがで
き、調理時にフィルムを剥がしとったときにも不意に肉
が落ちないので使いやすい。請求項6の発明によれば、
突起が食肉によく喰い込むので、食肉の落下、動きが効
果的に防止できる。請求項7の発明によれば、食肉の解
凍時にでてくる肉汁を吸収シートで吸収し、トレーから
肉汁がこぼれ落ちるのを防止し、食肉に余分な肉汁が残
らないようにすることができる。請求項8の発明によれ
ば、リブによって剛性が高められるので、薄い材料で使
ってもトレーの形状が保たれる。
く、形崩れせず、解凍時や調理時に手で小形トレーを持
つことによって、食肉mに直接手を触れないでよくなる
ので、衛生的であるという利点がある。請求項2の発明
によれば、食肉小パック用トレーを安価に大量生産する
ことができる。請求項3の発明によれば、50〜100 gの
食肉をパックするのに最適の大きさであり、取り扱いが
便利となる。請求項4の発明によれば、食肉を解凍する
際に出てくるドリップをためて、食肉に余分なドリップ
が残らないようにすることができる。請求項5の発明に
よれば、食肉が突起に引掛ってズレにくくなるので、包
装工程で食肉がズレたりせず、確実に包装することがで
き、調理時にフィルムを剥がしとったときにも不意に肉
が落ちないので使いやすい。請求項6の発明によれば、
突起が食肉によく喰い込むので、食肉の落下、動きが効
果的に防止できる。請求項7の発明によれば、食肉の解
凍時にでてくる肉汁を吸収シートで吸収し、トレーから
肉汁がこぼれ落ちるのを防止し、食肉に余分な肉汁が残
らないようにすることができる。請求項8の発明によれ
ば、リブによって剛性が高められるので、薄い材料で使
ってもトレーの形状が保たれる。
【図1】本発明の一実施形態に係る小形トレー2の平面
図である。
図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る小形トレー2の側面
図である。
図である。
【図3】図1における III−III 線断面図である。
【図4】側壁の断面図である。
【図5】本発明の他の実施例に係る小形トレー2の平面
図である。
図である。
【図6】小形トレー2の側面図である。
【図7】本発明のさらに他の実施形態に係る小形トレー
2の平面図である。
2の平面図である。
【図8】本発明のさらに他の実施形態に係る小形トレー
2の縦断面図である。
2の縦断面図である。
【図9】吸収シート15の斜視図である。
【図10】図1〜2の実施形態の小形トレー2上に食肉
を載せた状態の説明図である。
を載せた状態の説明図である。
【図11】食肉小パック製品の断面図である。
【図12】複数の食肉小パックを大形トレーに包装した
状態の斜視図である。
状態の斜視図である。
【図13】食肉小パック製品の包装方法の説明図であ
る。
る。
1 小パック製品 2 小形トレー 3 フィルム 10 底部 11 側壁 12 溝 14 突起 15 吸収シート
Claims (8)
- 【請求項1】50〜100 gの食肉を小形トレーに載せ、そ
の状態でフィルム包装した食肉小パック製品における前
記小形の食肉小パック用トレー。 - 【請求項2】前記食肉小パック用トレーが合成樹脂フィ
ルム製である請求項1記載の食肉小パック用トレー。 - 【請求項3】前記食肉小パック用トレーが、一辺が50〜
100mm の四角形または長方形の底部と、該底部の各辺か
ら立上る高さ5〜20mmの側壁とからなる請求項1または
2記載の食肉小パック用トレー。 - 【請求項4】前記底部に溝が形成されていることをを特
徴とする請求項1、2または3記載の食肉小パック用ト
レー。 - 【請求項5】前記底部の上面に複数個の突起が形成され
ていることを特徴とする請求項1、2、3または4記載
の食肉小パック用トレー。 - 【請求項6】前記突起が、高さ2〜5mmで、先端が尖っ
ていることを特徴とする請求項5記載の食肉小パック用
トレー。 - 【請求項7】前記底部に吸収シートを載置したことを特
徴とする請求項1、2、3または4記載の食肉小パック
用トレー。 - 【請求項8】前記底部および側壁に、リブが形成されて
いることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6ま
たは7記載の食肉小パック用トレー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18145496A JPH107179A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 食肉小パック用トレー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18145496A JPH107179A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 食肉小パック用トレー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH107179A true JPH107179A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=16101049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18145496A Pending JPH107179A (ja) | 1996-06-21 | 1996-06-21 | 食肉小パック用トレー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH107179A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100337931B1 (ko) * | 1999-09-15 | 2002-05-24 | 김활홍 | 육류 포장방법, 육류 포장용 틀 및 육류의 포장체 |
KR101053869B1 (ko) | 2008-12-18 | 2011-08-03 | 이생테크노팩 주식회사 | 육가공 식품 포장용기 |
GB2526691A (en) * | 2014-05-21 | 2015-12-02 | Icelandic Group Uk Ltd | Improvements in or relating to the packaging of food |
-
1996
- 1996-06-21 JP JP18145496A patent/JPH107179A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100337931B1 (ko) * | 1999-09-15 | 2002-05-24 | 김활홍 | 육류 포장방법, 육류 포장용 틀 및 육류의 포장체 |
KR101053869B1 (ko) | 2008-12-18 | 2011-08-03 | 이생테크노팩 주식회사 | 육가공 식품 포장용기 |
GB2526691A (en) * | 2014-05-21 | 2015-12-02 | Icelandic Group Uk Ltd | Improvements in or relating to the packaging of food |
GB2526691B (en) * | 2014-05-21 | 2017-07-26 | Icelandic Group Uk Ltd | Improvements in or relating to the packaging of food |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1325869A2 (en) | Tray for sauces, products containing same and methods | |
US6938793B2 (en) | Thermal preservation insert for food storage container | |
US6602528B1 (en) | Food packaging device for multilayer food items in separate layers | |
WO2006067413A1 (en) | Packaging tray | |
US20060127540A1 (en) | Package for storing omelet ingredients | |
JPH107179A (ja) | 食肉小パック用トレー | |
JP4169227B2 (ja) | 簡単に小分けできる食品用トレー | |
JP3598249B2 (ja) | 冷凍庫用容器 | |
JPH092447A (ja) | 弁当用容器 | |
JP2535714Y2 (ja) | 食品用容器 | |
JP3004252U (ja) | いなり寿司用包装袋及びいなり寿司包装体 | |
US20040202753A1 (en) | Dipping cups having increased structural rigidity and arcuate corners | |
WO2001064528A1 (en) | Packaging system for frozen muffin batter pucks | |
JPH078448Y2 (ja) | 串付食品用包装容器 | |
JP3033504U (ja) | 食肉小パック製品 | |
JP3002970B2 (ja) | 海苔付餅食品 | |
US4496044A (en) | Flexible covering support bracket | |
JPH0725322Y2 (ja) | 容 器 | |
JP2571395Y2 (ja) | 食品用のピック付き包装容器 | |
JPH0350714Y2 (ja) | ||
JPH0826360A (ja) | 生鮮蟹類専用包装体 | |
JP3107783U (ja) | 紙製包装容器 | |
KR101269980B1 (ko) | 식품 박스용 냉매 고정장치 | |
JPH0621856Y2 (ja) | 防湿材のポケットを有する包装容器 | |
JP2502490Y2 (ja) | 食品用容器 |