JPH02247414A

JPH02247414A - 煙道清掃装置

Info

Publication number: JPH02247414A
Application number: JP6752989A
Authority: JP
Inventors: Joji Ichinari; 市成　讓二; Shozo Kaneko; 祥三金子; Makoto Ichikawa; 誠市川; Hiroshi Fujimura; 藤村　浩史; Katsu Kodama; 克児玉
Original assignee: Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Current assignee: Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date: 1989-03-22
Filing date: 1989-03-22
Publication date: 1990-10-03

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、事業用・自家発電用ボイラ等の傾斜煙道内壁
を清掃する装置に関する。

〔従来の技術〕

ボイラの運転中に発生する燃焼灰は、脱塵装置によって
集塵される以外は、ボイラ各部および煙道内壁に付着す
る。灰が付着すると、内壁が腐食するばかりでなく１通
風性が悪くなるので、定期検査の時に清掃除去する必要
がある。

従来は、煙道内で鋼管製足場材をやぐら状に組立て、こ
の上に作業員が乗り、清掃用工具等でかき落していた。

そして煙道の水平部では、やぐら底部に取付けられた車
輪を利用し、人力等でやぐらを移動させながら、全表に
わたって清掃する。

一方煙道傾斜部では、やぐらに取付けられたアイプレー
トに昇降用ワイヤーを取付け、煙道内壁に取付けたアイ
プレートの間を電動ウィンチ等を利用してやぐらを移動
させながら、清掃していた。

〔発明が解決しようとする課題〕

前記従来の煙道的清掃は入力作業のため、次の様な解決
すべき問題があった。

（１）作業員が高所かつ暗部（必要最少限の照明の下）
で行なう作業であるから、安全のための十（１゜（３）人力作業なので清掃残が生じ易い。

（４）環境が悪いため、衛生上も問題がある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、前記従来の課題を解決するためＫ、曲がり部
のある円形断面の傾斜煙道内を清掃するものにおいて、
４個の車輪を有する特装車と、上記臼がり部に左右対に
なって設置され、上記特装車の車輪をガイドする車輪ガ
イドと、上記特装車または煙道に装着されたウィンチと
、一端が上記ウィンチのドラムに、他端が上記煙道また
は特装車にそれぞれ固定されたワイヤと１両端が上記左
右の車輪ガイドに接触し、中央部に上記ワイヤの通る穴
を有するワイヤガイド９と、上記特装車に搭載され、伸
縮自在かつ回転可能で先端にブラシを有する回転アーム
とを具備したことを特徴とする煙道清掃装置を提案する
ものである。

〔作　用〕

特装車に搭載された回転アームを回転させ、その先端の
ブラシで煙道内壁面に付着堆積した燃焼灰を掻き落とし
ながら、ウィンチとワイヤにより特装車を煙道に沿って
移動させ、煙道全体にわたって清掃する。煙道曲がり部
およびその前後では、車輪ガイドおよびワイヤガイド９
によって、特装車およびワイヤが煙道中心を通る鉛直面
上に保持される。

〔実施例〕

第１図は本発明の一実施例を示す斜視図、第２図（ａ）
　、　（１：＋）は本実施例が適用される煙道の一例を
示す平面図および側面図、第３図（ａ）　、　（ｂ）　
、　（ｃ）は同じ（煙道全体の清掃状況を示す斜視図で
ある。第４図は特装車の車輪部を示す斜視図、第５図は
同じく正面図である。第６図は車輪ガイｒおよびワイヤ
ガイ、ドを示す正面図、第７図は第６図の■−■断面拡
大図である。

１は円形断面の煙道であって、第２図および第３図に示
されるように１曲がり部１ａおよび傾斜部１ｂを有する
。２は４輪の特装車であって、清掃装置３を搭載してい
る。４は上記特装車２の車輪ガイドでありて、上記煙道
の曲がり部ｔａＶＣ左右対（ライ）Ｋなって設置されて
おり、その間隔は上記特装車２の車輪の幅よりも若干広
くなっている。５はウィンチであって、上記特装車２の
前部に装着されている。６はアイプレートであって。

煙道１の一端（煙突側）の断面内下部中央に固着されて
いる。７はワイヤであって１両端が上記ウィンチ５のド
ラムと上記アイプレー）Ｋそれぞれ固定されている。８
は棒状のワイヤガイド９であって、上記車輪ガイド４の
位置に着脱自在に各複数本配置され、両端が上記左右の
車輪ガイド４に接触している。そしてこのワイヤガイド
８の中央部に固着されたアイプレート８ａに、上記ワイ
ヤ７の通る貫通穴が開けられている。

上記清掃装ｆ３は、第１図図示のように、リフタ３ａ１
回転駆動部３ｂ、回転アーム３ｃ、アーム伸縮部３ｄ、
およびワイヤブラシ３ｅから構成されている。リフタ３
ａは、特装車２上に設置されて回転駆動部３ｂを持上げ
、これが煙道内の中心になるように、上下動可能になっ
ている。回転駆動部３ｂは、固定部分かりフタ３ａで支
えられ、回転部分は回転アーム３Ｃの根元を支持して、
煙道中心線方向の軸線まわりに回転する。回転アーム３
Ｃは、その先端に清掃用工具であるワイヤブラシ３ｅが
取付けられている。そしてアーム伸縮部３ｄによって伸
縮自在になっている。これは煙道内壁の変形に対して追
随したり、任意の位置でアームを引戻したりするためで
ある。

このような装置による清掃作業について以下説明する。

まず、特装車２を煙道１のボイラ側の端に搬入し、搭載
されたウィンチ５の１ラムと煙道他端に固着されたアイ
プレート６とをワイヤ７で連結する。煙道曲がり部１ａ
の車輪ガイド４には、所定数のワイヤガイド９８をセッ
トし、アイプレート８ａの貫通穴に上記ワイヤ７を通し
てお（。

その後清掃装置３０回転アーム３Ｃを回転させながら、
第３図（、）のように特装車２を移動させて、煙道１の
内壁面を清掃する。特装車２の移動は。

煙道１の傾斜部１ｂではウィンチ５によるが、水平部で
は特装車の車輪を駆動して行なってもよい。

煙道１０曲がり部１ａでは、車輪ガイ）”４１Ｃセツト
されたワイヤガイド８たよって、ワイヤはその前後の直
線煙道の中心を通る鉛直面内に保持される。したがって
特装車２も、その位置が常に煙道１の中央に保持され、
第３図（ｂ）ＶＣ示されるように、煙道曲がり部１ａで
は車輪ガイド４により車輪が誘導されて、スムーズに方
向変換する。この時ワイヤガイド９８は、特装車２に拾
われ、ウィンチ５の前方の所定の位置に収納されて、特
装車と共に移動する。

こうして第３図（Ｃ）図示のよう忙煙道終端まで清掃が
完了したら、特装車２を上記と逆の千贋で最初の位置ま
で戻し、清掃装置３を落灰回収装置と取替えた後、上記
と同様な手順で走行させ、落灰を吸引して煙道外へ搬出
・回収する。

なお、上記実施例では特装車２にウィンチ５を。

−１＝を設けるようにしてもよい。

〔発明の効果〕

本発明によれば次の効果が得られる。

（１）遠隔操作による無人作業のため、安全かつ衛生的
な作業ができる。

（２）連続運転できるので１作業能率が高い。

（３）回転アームを伸縮することにより、異径煙道にも
対応できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す斜視図、第２図（ａ）
　、　（１））は本実施例が適用される煙道の一例を示
す平面図および側面図、第３図（ａ）　、　（ｂ）　＃
　（Ｃ）は同じく煙道全体の清掃状況を示す斜視図であ
る。第４図は特装車の車輪部を示す斜視図、第５図は同
じく正面図である。第６図は車輪ガイドおよびワイヤガ
イｒを示す正面図、第７図は第６図の■−■断面拡大図
である。１・・・煙道　　　　　　１ａ・・・曲がり部１ｂ・・
・傾斜部　　　　２・・・特装車３・・・清掃装置　　
　　３ａ・・・リフタ３ｂ・・・回転駆動部３ｄ・・・アーム伸縮部４・・・車輪ガイドロ・・・アイプレート８・・・ワイヤガイド３Ｃ・・・回転アーム３ｅ・・・ワイヤブラシ５・・・ウィンチ７・・・ワイヤ８ａ・・・アイプレート第１図

Claims

【特許請求の範囲】

曲がり部のある円形断面の傾斜煙道内を清掃するものに
おいて、４個の車輪を有する特装車と、上記曲がり部に
左右対になつて設置され、上記特装車の車輪をガイドす
る車輪ガイドと、上記特装車または煙道に装着されたウ
インチと、一端が上記ウインチのドラムに、他端が上記
煙道または特装車にそれぞれ固定されたワイヤと、両端
が上記左右の車輪ガイドに接触し、中央部に上記ワイヤ
の通る穴を有するワイヤガイドと、上記特装車に搭載さ
れ、伸縮自在かつ回転可能で先端にブラシを有する回転
アームとを具備したことを特徴とする煙道清掃装置。